JPH0738267Y2 - 物品搬送機構 - Google Patents

物品搬送機構

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JPH0738267Y2
JPH0738267Y2 JP1987071230U JP7123087U JPH0738267Y2 JP H0738267 Y2 JPH0738267 Y2 JP H0738267Y2 JP 1987071230 U JP1987071230 U JP 1987071230U JP 7123087 U JP7123087 U JP 7123087U JP H0738267 Y2 JPH0738267 Y2 JP H0738267Y2
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JP
Japan
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article
pin
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pushing lever
plate
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JP1987071230U
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JPS63180623U (ja
Inventor
雅典 ▲吉▼田
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和泉電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は、連続して順々に送り出されてくるIC等の物
品が複数個所定の位置に溜まったとき、物品押しレバー
で搬送方向に押し出し、パッケージ等に一度に収納する
物品搬送機構に関する。
(b)従来の技術 物品押しレバーによってIC等の物品を複数個まとめて搬
送方向に押し出す物品搬送機構は、第2図に示すように
所定の範囲LにIC等の物品2が一定の個数たまると、先
端に物品押し部1aが形成された物品押しレバー1を下方
に降ろし、そのまま矢印A方向に所定の長さだけ移動さ
せる。このとき範囲L内にある複数個の物品2はまとめ
てB方向に移動する。B方向にはパッケージ等が配置さ
れていて、物品押しレバー1によって押し出された物品
2はこのパッケージ内に収納される。物品押しレバー1
が矢印A方向に所定の長さ移動すると、物品押しレバー
1が再び上方に移動し、さらにC方向に移動して元の位
置にもどる。すなわち物品押しレバー1は図に示すよう
にホームポジションHPから下降→A方向への移動→上昇
→C方向への移動・・・を繰り返しながら、次々と複数
の物品2を矢印B方向に搬送する。
物品押しレバー1を上記のように移動させる従来の物品
搬送機構は、たとえば第3図に示すような構造を有して
いた。3,4はプーリで、このプーリ3,4間にワイヤ5が架
けられている。ワイヤ5の両端子は、プレート支持部材
6の下方に伸長したピン7,8に固定されている。プーリ
3は正逆転可能なモータ9に連結されている。プレート
支持部材6にはプレート10が取り付けられ、このプレー
ト10の端部に物品押しレバー11が形成されている。また
プレート支持部材6は軸12に摺動自在に支持され、軸12
はソレノイド13によってDまたはE方向に一定角度揺動
する。
以上の構成で、プレート10が図の位置にあるときにはソ
レノイド13がオフしてアクチュエータ13aをH方向に移
動させ(上昇させ)、軸12をE方向に揺動させる。する
と軸12に支持されているプレート支持部材6はE方向に
揺動し、プレート10および物品押しレバー11を下降させ
る。続いてモータ9が時計方向に回転し、ワイヤ5を矢
印F方向に移動させる。するとプレート支持部材6が軸
12を矢印F方向に移動し、プレート10および物品押しレ
バー11が図のJで示す軌跡で移動する。物品押しレバー
11が所定の長さ移動すると、ソレノイド13がオンする。
するとアクチュエータ13aがI方向に引っ張られ、軸12
が矢印D方向に揺動する。プレート支持部材6は軸12の
揺動によって元の水平な状態にもどり、プレート10およ
び物品押しレバー11を上昇させる。また続いてモータ9
が反時計に回転し、ワイヤ5を矢印G方向に移動させ
る。これによってプレート10および物品押しレバー11が
図のKの軌跡で移動する。
以上の動作で物品押しレバー11が図の矩形軌跡を移動
し、第2図に示すような移動軌跡となってIC等の物品2
を一定の数だけB方向に同時に移動させることができ
る。
(c)考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構造では、モータ9等の駆動
部を正逆運転する必要があるとともに、モータとは別に
ソレノイド等の駆動部が別に必要であり、しかもそれぞ
れのタイミング制御をとる必要がある等制御が複雑とな
り、且つ構造を複雑化する欠点があった。
この考案の目的は、動力としては一方向回転のモータだ
けでよく、しかも非常に簡単な構造で、物品押しレバー
の移動軌跡を上記のような矩形となるようにすることの
できる物品搬送機構を提供することにある。
(d)問題点を解決するための手段 この考案は、モータで駆動される2つの回転体間に架け
られて一対の直線部および一対の半円弧部を形成するル
ープ材と、 このループ材の一部に取り付けられるとともに、ピンを
突設したプレートと、 前記ループ材の直線部に対して平行に移動自在に支持さ
れ、ループ材の直線部に垂直な方向における一方の端部
が物品押し部を構成する物品押しレバーと、 前記物品押しレバーの一部に形成され、前記ピンが前記
突設方向に嵌入する嵌入孔であって、縁部の一部または
全部において、前記ループ材のプレートを取り付けた一
部が少なくとも一方の半円弧部を通過する際の前記ピン
の軌跡に一致する半円弧形状を呈する嵌入孔と、 前記物品押しレバーを前記ループ材の直線部に垂直な方
向における一方または他方に付勢する弾性材と、 を設けたことを特徴とする。
(e)作用 この考案に係る物品搬送機構においては、2つの回転体
間に架けられたループ材が、一対の直線部および一対の
半円弧部からなる軌跡で移動し、このループ材の一部に
取り付けられたプレートから突設するピンは、ループ材
の軌跡に相似した形状の軌跡で移動する。このピンが嵌
入する嵌入孔を有する物品押しレバーは、ループ材の直
線部に平行に移動自在にされているとともに、弾性材に
よりループ材の直線部に垂直な方向における一方または
他方に付勢されているため、物品押しレバーは、嵌入孔
においてピンから直線部に平行な方向の力を受けるとと
もに、弾性材から直線部に直な方向における一方向の付
勢力を受けている。このため、物品押しレバーの軌跡は
ピンの軌跡に一致し、ループ材の軌跡に相似した形状に
なる。
このとき、物品押しレバーにおいてピンが嵌入する嵌入
孔は、縁部の一部において、ループ材のプレートを取り
付けた一部が少なくとも一方の半円弧部を通過する際の
ピンの軌跡に一致する半円弧形状を呈するため、物品押
しレバーにはピンからの直線部に平行な方向の力は作用
せず、物品押しレバーは弾性材の付勢力によってループ
材の直線部に垂直な方向にのみ移動する。この結果、物
品押しレバーは、少なくとも一方の回転体の一において
矩形移動する。
(f)実施例 第1図(A),(B)はこの考案の実施例である物品搬
送機構の概略正面図、X−X断面図を示している。
20,21は回転体のスプロケットであり、一方のスプロケ
ット20にモータ22が連結されている。2つのスプロケッ
ト20,21間にはループ材としてのチェーン23が張架され
ている。チェーン23の一部にはチェーンの内側に向かっ
て伸びるプレート24が取り付けられ、その先端部付近に
ピン25が突設されている。またチェーン23の上方には、
このチェーン23に平行に物品押しレバーの案内レール28
が設けられている。この案内レール28は上下に伸びる長
片状の物品押しレバー27を支持し、2つのスプロケット
20,21間および上下方向(プレート24の取付方向)に移
動自在に支持する。物品押しレバー27の略中央部には半
月状の係合孔26が設けられ、この係合孔26に前記プレー
ト24に突設されているピン25が係合している。また物品
押しレバー27の一部と案内レール28に設けられたピン29
間にはスプリング30が架けられており、このスプリング
30によって物品押しレバー27を上方に付勢している。案
内レール28の外側には前記ピン29が横方向に移動できる
溝28aが形成してある。このため物品押しレバー27が横
方向に移動するときスプリング30もピン29とともに横方
向に移動する。
次に作用を説明する。
第1図(A)に実線で示す状態からモータ22が回転する
と、チェーン23の移動に応じてプレート24も左方向に移
動し、且つ物品押しレバー27も左方向に移動する。尚モ
ータ22の回転方向は反時計方向である。物品押しレバー
27が第1のスプロケット20の回転軸の直上位置にくると
プレート24は図のaで示すように回転しはじめる。これ
によってピン25も図に示すように回転しはじめ、物品押
しレバー27を下方に押し下げる。ピン25が最下点に達す
るとプレート24は今度は右方向に移動しはじめる。この
ときの物品押しレバー27は同図(A)に点線で示すよう
に下方に移動した姿勢となっている。物品押しレバー27
が右側のスプロケット21の位置に達すると、プレート24
は図のbで示す様に回転しはじめる。するとピン25も図
に示すように回転しはじめ物品押しレバー27を下方に押
下していた力を緩めていく。このとき物品押しレバー27
はスプリング30の復帰力によって上昇しはじめ、ピン25
が最上点に達した段階で図の実線で示す姿勢にもどる。
その後物品押しレバー27は再び左方向に移動しはじめ、
上述の動作を繰り返す。
以上の動作によってプレート24に設けられているピン25
の移動軌跡はP1のようになり、且つ物品押しレバー27の
先端部に形成されている物品押し部27aの移動軌跡はP2
のようになる。尚ピン25が係合する物品押しレバー27の
係合孔26の形状が半月状になっているために、物品押し
部27aの移動軌跡は、スプロケット21の位置では垂直に
上昇し、スプロケット20の位置では半円状となる。この
ようにすることによってスプロケット21の位置で物品押
し部27aを、物品をパッケージに収納後、パッケージに
接触させずに上昇させることができる。
なお、上述では係合孔26を半円状に形成した場合の説明
であるが、係合孔26を円状に形成すれば、物品押し部27
aの移動軌跡は、スプロケット21の位置では垂直に上昇
し、スプロケット20の位置では垂直に降下することにな
り、スプロケット20の位置で物品押し部27aを、搬送さ
れるべき物品間に正確に降下させることができる。
(g)考案の効果 この考案によれば、モータの回転が一方向でよくしかも
従来のような複数の動力系を必要としないためにタイミ
ング制御等が不要となる。即ちモータ22のオン・オフの
制御だけでよく、制御が極めて簡単になる利点がある。
また第3図に示すように従来の機構では、全体が3次元
の運動を行うが、この考案では2次元の運動となる。こ
のため、動作が安定し、しかも構造が非常に簡単になる
効果がある。また、物品押しレバーにおいてピンが嵌入
する嵌入孔の形状を、その縁の一部または全部におい
て、ループ材のプレートを取り付けた一部が少なくとも
一方の半円弧部を通過する際のピンの軌跡に一致する半
円弧形状とするとともに、物品押しレバーをループ材の
直線部に垂直な方向に付勢する弾性材を設けることによ
り、極めて簡単な構成で物品押しレバーを矩形移動させ
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)はこの考案の実施例である物品搬
送機構の概略正面図,X−X断面図を示す。第2図はこの
考案の前提である物品搬送機構の動作を説明する図、第
3図は従来の物品搬送機構の構造図である。 20,21……スプロケット、22……モータ、23……チェー
ン、24……プレート、25……ピン、26……係合孔、27…
…物品押しレバー、27a……物品押し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータで駆動される2つの回転体間に架け
    られて一対の直線部および一対の半円弧部を形成するル
    ープ材と、 このループ材の一部に取り付けられるとともに、ピンを
    突設したプレートと、 前記ループ材の直線部に対して平行に移動自在に支持さ
    れ、ループ材の直線部に垂直な方向における一方の端部
    が物品押し部を構成する物品押しレバーと、 前記物品押しレバーの一部に形成され、前記ピンが前記
    突設方向に嵌入する嵌入孔であって、縁部の一部または
    全部において、前記ループ材のプレートを取り付けた一
    部が少なくとも一方の半円弧部を通過する際の前記ピン
    の軌跡に一致する半円弧形状を呈する嵌入孔と、 前記物品押しレバーを前記ループ材の直線部に垂直な方
    向における一方または他方に付勢する弾性材と、 を設けたことを特徴とする物品搬送機構。
JP1987071230U 1987-05-13 1987-05-13 物品搬送機構 Expired - Lifetime JPH0738267Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987071230U JPH0738267Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13 物品搬送機構

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JP1987071230U JPH0738267Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13 物品搬送機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63180623U JPS63180623U (ja) 1988-11-22
JPH0738267Y2 true JPH0738267Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=30913600

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987071230U Expired - Lifetime JPH0738267Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13 物品搬送機構

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4735440U (ja) * 1971-05-13 1972-12-20
US3978992A (en) * 1975-07-02 1976-09-07 International Business Machines Corporation Positioning apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63180623U (ja) 1988-11-22

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