JPS6238033B2 - - Google Patents

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JPS6238033B2
JPS6238033B2 JP59501371A JP50137184A JPS6238033B2 JP S6238033 B2 JPS6238033 B2 JP S6238033B2 JP 59501371 A JP59501371 A JP 59501371A JP 50137184 A JP50137184 A JP 50137184A JP S6238033 B2 JPS6238033 B2 JP S6238033B2
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JP
Japan
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blade
support beam
doctor
pressing force
doctor support
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JP59501371A
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JPS60500943A (ja
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Aruberuto Ueerure
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JM Voith GmbH
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JM Voith GmbH
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Publication date
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Publication of JPS6238033B2 publication Critical patent/JPS6238033B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H25/00After-treatment of paper not provided for in groups D21H17/00 - D21H23/00
    • D21H25/08Rearranging applied substances, e.g. metering, smoothing; Removing excess material
    • D21H25/10Rearranging applied substances, e.g. metering, smoothing; Removing excess material with blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • B05C11/04Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades
    • B05C11/041Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades characterised by means for positioning, loading, or deforming the blades
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H5/00Special paper or cardboard not otherwise provided for
    • D21H5/0005Processes or apparatus specially adapted for applying liquids or other fluent materials to finished paper or board, e.g. impregnating, coating
    • D21H5/006Controlling or regulating
    • D21H5/0062Regulating the amount or the distribution, e.g. smoothing, of essentially fluent material already applied to the paper; Recirculating excess coating material applied to paper
    • D21H5/0065Regulating the amount or the distribution, e.g. smoothing, of essentially fluent material already applied to the paper; Recirculating excess coating material applied to paper with blades

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

請求の範囲 1 固定手段8によりドクター支持ビーム5に固
着された弾性ブレード6と、通常弾性ブレードに
当接せしめられていてドクター支持ビーム5に固
着されているドクター支持部材7と、フレーム
と、ドクター支持ビームを枢支していて塗布され
るべきウエブを支持するロールCの両端近傍に配
設された二つの支柱20によりドクター支持ビー
ムをフレーム内に保持する第一及び第二の軸受装
置とを含む、進行するコーテイング材を塗布した
材料ウエブから過剰のコーテイング材を掻取るた
めの装置において、 a 第一の軸受装置2は、各支柱20に枢支され
ていてウエブ即ちロールCへの弾性ブレードの
当接線と軸線が一致する第一の枢軸Aを有し、 b 第二の軸受装置3,4は、第一の枢軸Aに対
し偏心した位置に第一の枢軸に装架された支持
要素11を介して配設されていてドクター支持
ビームを枢支する第二枢軸Zを有し、且つこの
第二の枢軸は、反つていない状態にある弾性ブ
レード6を含む平面Bと上記当接線を含む接平
面Tとの間に配置されており、 c ドクター支持ビーム5には、ウエブ即ちロー
ルCに対してドクター支持ビーム5を旋回させ
るため、第一の駆動装置12,14,30,3
1,32,33,34,35が連結されてお
り、 d 支持要素11には、第一の駆動装置により生
ぜしめられたドクター支持ビーム5の旋回運動
に対し予め調定された回転比で第二の枢軸を第
一の枢軸の周りに旋回せしめ得る第一の駆動装
置10,23,38,39,40,46,49
が連結されている、 ことを特徴とする掻取装置。
2 固定手段8によりドクター支持ビーム5に固
着された弾性ブレード6と、通常弾性ブレードに
当接せしめられていてドクター支持ビーム5に固
着されているドクター支持部材7と、フレーム
と、ドクター支持ビームを枢支していて塗布され
るべきウエブを支持するロールCの両端近傍に配
設された二つの支柱20によりドクター支持ビー
ムをフレーム内に保持する第一及び第二の軸受装
置とを含む、進行するコーテイング材を塗布した
材料ウエブから過剰のコーテイング材を掻取るた
めの装置において、 a 第一の軸受装置2は、各支柱20に枢支され
ていてウエブ即ちロールCへの弾性ブレードの
当接線と軸線が一致する第一の枢軸Aを有し、 b 第二の軸受装置3,4は、第一の枢軸Aに対
し偏心した位置に第一の枢軸に装架された支持
要素11を介して配設されていてドクター支持
ビームを枢支する第二の枢軸Zを有し、且つこ
の第二の枢軸は、反つていない状態にある弾性
ブレード6を含む平面Bと上記当接線を含む接
平面Tとの間に配置されており、 c ドクター支持ビーム5には、ウエブ即ちロー
ルCに対してドクター支持ビーム5を旋回させ
るため、第一の駆動装置12,14,30,3
1,32,33,34,35が連結されてお
り、 d 支持要素11には、、第一の駆動装置により
生ぜしめられたドクター支持ビーム5の旋回運
動に対し予め調定された回転比で第二の枢軸を
第一の枢軸の周りに旋回せしめ得る第二の駆動
装置10,23,38,39,40,46,4
9が連結されており、 e 第一の枢軸Aと支持要素11に対する第二の
駆動装置の作用点29との間の距離を変え得る
手段24,25,50,51を有している、 ことを特徴とする掻取装置。
3 第二の駆動装置が、クラツチ継手36を介し
て第一の駆動装置に接続されていることを特徴と
する、請求の範囲1又は2による装置。
4 第一及び第二の駆動装置のために、第一の駆
動装置に単一の駆動モータ30が接続されている
ことを特徴とする、請求の範囲3による装置。
5 第一の駆動装置と第二の駆動装置のために、
各々一つの別個の駆動モータが備えられているこ
とを特徴とする、請求の範囲1から3の何れかに
よる装置。
6 a 第一の駆動装置が、ドクター支持ビーム
5の中央領域に配設されていて且つモータ30
により駆動可能なネジスピンドル12を有して
いて、 b 該ネジスピンドル12は、支柱20に旋回可
能に枢着されたナツト14に螺合されていて、
且つスラスト軸受35によりドクター支持ビー
ム5に枢着されている伝動装置ハウジング38
に枢支されており、 c 伝動装置ハウジング38は、クラツチ継手3
6と、クラツチ継手から第二駆動装置までの伝
導要素39,41とを包含している、 ことを特徴とする請求の範囲3から5の何れかに
よる装置。
7 a 第二の駆動装置は、支持要素11に枢着
されたナツト23に螺合するネジスピンドル1
0を含んでおり、 b 該ネジスピンドル10がカルダン継手49と
スラスト軸受45とを介してドクター支持ビー
ム5に支持されている、 ことを特徴とする請求の範囲2から6の何れかに
よる装置。
8 ネジスピンドル10は、ネジスピンドル10
のための駆動要素47,48を包含している、ド
クター支持ビーム5に固着された伝動装置ハウジ
ング46を介して、支持されていることを特徴と
する請求の範囲7による装置。
技術分野 本発明は、請求の範囲1の前文に示された特徴
を備えた掻取装置に関する。それによれば、進行
していて且つコーテイング材を塗布した材料ウエ
ブ例えば紙ウエブから過剰のコーテイング材を掻
取るための装置が問題になつている。掻取りは弾
性ブレードを有するドクターにより行なわれる。
このドクターは二つの異なる形態で構成され得
る:一つにはそれは弾性ブレードのみから構成さ
れている。この場合ブレード自体はその自由端が
材料ウエブに押付けられる。いま一つにはドクタ
ーはブレードと該ブレードの自由端に固着された
メーターリングロールとから構成されている。こ
の場合、該メーターリングロールが材料ウエブに
押付けられる。何れの場合にも、ブレードは材料
ウエブへの押付けの際に多かれ少なかれ変形せし
められる。
このような掻取装置の目的は、材料ウエブにコ
ーテイング材を塗布する際にできるだけ一様なコ
ーテイング厚を達成することである。その際、コ
ーテイング厚は、例えばドクターが材料ウエブに
押付けられる力の変更により調整可能であるべき
である。
材料ウエブは、過剰なコーテイング材が掻取ら
れる場所で、回転可能なロール上または固定した
支持装置上を進行する。あるいは、材料ウエブ
は、それが前以て同時に両面でコーテイングされ
るならば、二つの対称に配設された掻取装置の間
を通つて進行する。
背景技術 1 「ヴオツヘンブラツト、フユール、パピエル
フアブリカチオーン(Wochenblatt fur
Papierfabrikat−ion」)1980年781頁乃至783
頁; 2 「パルプ、アンド、ペイパー、インターナシ
ヨナル(Pulp & Paper International)」
1976年4月67頁乃至69頁; 3 ドイツ特許明細書第2435527号=イギリス特
許明細書第1424150号; 4 「ヴオツヘンブラツト、フユール、パピエル
フアブリカチオーン1980年271頁乃至276頁; 5 ドイツ特許明細書第2825907号=アメリカ特
許明細書第4220113号; 6 ドイツ公開明細書第3017274号=アメリカ特
許明細書第4375202号; 7 アメリカ特許明細書第4309960号; 8 ドイツ特許明細書第2931800号=アメリカ特
許明細書第4335675号 印刷物1の第3図から次のことがわかる:押圧
力の下で変形せしめられるブレードはその先端が
材料ウエブと所謂ブレード作動角を構成してい
る。ここで話に出ている種類のすべての掻取装置
に関して、押圧力を変えたときにこのブレード作
動角が変化しないことが要求される。これは以下
の理由、即ち a ブレード自体が材料ウエブに押付けられるな
らば、ブレードはその先端に斜めに研いだブレ
ード掻取面を有している。印刷物1の第6図か
ら、このブレード掻取面は常にウエブ表面に対
して平行でなければならないことが明らかであ
る。即ちブレードがその縁部のみで進行するウ
エブに対して押付けられると、コーテイングの
質が低下する。
b ブレードがその先端にメーターリングロール
を有している場合には、該メーターリングロー
ルのロツドが公知の如くドクターベツド内に位
置していることが顧慮されるべきである。従つ
て、ブレード作動角が押圧力の変更の際に変化
すると、ドクターベツドが進行するウエブに接
触する危険が在る。
という理由から重要である。
種々の上述の印刷物から公知の構成はすべて、
ドクター支持ビームが、ウエブ進行方向に対して
横向きに材料ウエブへのドクターの作用線にでき
るだけ近接して延びている第一の旋回軸の周りに
旋回せしめられ得るという共通の特徴を有してい
る。この旋回可能性は、異なるウエブの種類、コ
ーテイング材または種々のドクター構造への適合
の目的で、ドクターの基本調整を変更し得るため
に必要である。かくして上述のブレード作動角
は、この基本調整からそして加えられる押圧力か
ら生じる。
ブレード作動角を押圧力の変更の際に不変に保
持するという上述の要求は、公知の構成において
は全く異なる処置により種々の成功を伴つて満た
される。
印刷物1乃至3による公知の装置においては、
ドクター支持ビームは−断面で見て−進行するウ
エブへのドクターの作用点とブレードへの支持板
の作用点との間に追加の旋回軸Dを有している。
(該支持板はそこではブレード固定装置の延長部
に配設されている。)ドクター支持ビームがこの
追加の旋回軸の周りに旋回せしめられると、(ブ
レードの変形の下に)押圧力が変化し、ブレード
作動角は一定のままである。しかしながら、この
望ましい効果は、−ブレードのみによる即ちメー
ターリングロールのない作動の際に−ブレードが
摩耗しないかまたは僅かしか摩耗しない限りは存
続している。ブレードの摩耗はすべてのブレード
掻取装置において不可避である;ブレードの寿命
は一般に約1時間及至10時間になる。かくして、
印刷物1乃至3から公知の装置は、ブレードの所
定の摩耗の後に押圧力の変更の際にブレード作動
角の一定保持がもはや所望通りにはうまくいかな
いという欠点を有している。従つて、摩耗したブ
レードを新しいブレードにそれ自体必要であるよ
りも早く交換することが強いられる。この公知の
装置の他の欠点は以下のことにある:ブレードが
既に或る程度まで摩耗していると、−所定量だけ
押圧力を高めるために−ドクター支持ビームが
(前述の追加の旋回軸Dの周りに)新しいブレー
ドの場合よりも大きな角度に旋回されなければな
らない。換言すれば、押圧力の調整範囲が上記の
場合には小さすぎる。
印刷物2から、公知の装置の構成形態がわか
る:ドクター支持ビームは両端が偏心板に枢着さ
れている。この枢着の軸は上述の追加の旋回軸D
である。偏心板の各々は支柱に枢着されている。
この枢着の軸は、材料ウエブへのドクターの作用
線にできるだけ近接して位置する冒頭に述べた第
一の旋回軸である。
印刷物4及び5による他の公知の構成において
は、支持板はドクター支持ビームに固着されてお
り、ブレードのための固定装置として、ドクター
支持ビーム内に移動可能に配設されている追加の
ビームが備えられている。移動面と無負荷のブレ
ードにより決定される面とは鋭角をなしている。
印刷物4の273頁の第8図及び第9b図から以下
のことが明らかである:このようなブレード固定
装置の移動の際に、押圧力がかなり大きな範囲で
調整され得るという利点がある。しかしながら、
欠点はブレード作動角が正確には同じではないと
いうことである。少なくとも押圧力の大きな変更
の場合に、ブレード作動角の或る変化も生じる。
後者は別の印刷物6から公知の構成にも当ては
まる;第1図参照。ブレード固定装置はそこでは
面に沿つて移動可能ではなく追加の軸の周りに旋
回可能である。
印刷物7による公知の構成においては、支持板
6は、ドクター支持ビーム上に旋回可能に固着さ
れている追加のビーム8上に配設されている。そ
こでは押圧力の変更は支持板の旋回とそれに関連
したブレードの形状変化により行なわれる。この
ような押圧力の変更の際にブレード作動角が同じ
であるように、そこでは以下の処理がなされてい
る:ドクター支持ビームの旋回装置のための駆動
装置は制御装置によりブレードの形状変化に基づ
いて、而もブレード作動角が変わらないように、
運転される。この構成は上述の要求(押圧力の変
更の際のブレード作動角の一定保持)を原則的に
満たす。しかしながら時には、ブレードの形状変
化に対するドクター支持ビームの追従旋回が所定
の遅延を伴つて行なわれることが不利である。
印刷物8による最後の公知の構成においては、
押圧力の変更のために、ドクター支持ビーム6全
体をその両側の支柱9と共に少しだけ対向ロール
に対して調整するようになつている。この場合、
支柱9はブレードから大きく離れている旋回軸1
0の周りに旋回せしめられる。この構成の欠点
は、この場合材料ウエブへのドクターの作用線に
できるだけ近接しているべきドクター支持ビーム
の冒頭に述べた第一の旋回軸も調整されるという
ことである。この最後に述べた要求は印刷物8に
よる構成の場合には継続的には満たされ得ない。
押圧力の変更の際のブレード作動角の一定保持の
ための装置もない。(このために上述の印刷物7
から公知の制御装置を使用することもできる。) 発明による解決原理の説明 本発明は、−支持板もブレード固定装置もドク
ター支持ビームに固定的に固着されているという
特徴を保持しながら−押圧力が非常に大きな範囲
で変更されるときにもブレードが既に比較的強く
摩耗しているときにも、押圧力の変更の際のブレ
ード作動角のできるだけ正確で且つ延遅のない一
定保持を許す、請求の範囲1の前文の特徴を備え
た掻取装置を提供するという課題に基づいてい
る。換言すれば、本発明の課題は、以下の要求、
即ち 1 ブレード作動角が押圧力の変更の際にできる
だけ正確に一定に保持されるべきである。
2 (メーターリングロールなしの)ブレードの
みによる作動の場合に、運転が既に強く摩耗し
たブレードによつても可能である即ちブレード
の使用時間ができるだけ長くあるべきである。
3 押圧力が既に摩耗したブレードの場合にもで
きるだけ大きな範囲で変更可能であるべきであ
る。
4 固定的に固着された支持板とブレード固定装
置とを備えた公知のドクター支持ビームの簡単
な構成が維持されるべきである。
という要求が同時に共通に満たされるということ
である。付加的な要求はさらに以下に説明され
る。
提示された課題は請求の範囲1の特徴部分に記
載された構成により解決される。
ドクター支持ビームの移動可能性は、ウエブへ
のドクターの押圧力を変更することを許す。その
限りでは、印刷物8による公知の構成との類似性
が在る。しかしながら、これとは異なり、本発明
においては、前述のドクター支持ビームの移動は
支柱の旋回なしに行なわれる、即ちドクター作用
線とできるだけ正確に重なるドクター支持ビーム
の第一の旋回軸は動かない。
提示された課題を解決するために必要な他の段
階は、前記第一の旋回軸の周りでのドクター支持
ビームの旋回のための旋回駆動装置の接続と、ド
クター支持ビームの調整のための調整駆動装置で
ある。この接続は(これが好ましいが)必ずしも
機械的な方法である必要はない。むしろ、二つの
別々の駆動モータの電気的接続も考えられる。
(進行するウエブへのドクターの)押圧力の変更
の際に双方の駆動装置が、ドクター支持ビームが
(双方の駆動装置により引起こされる)組合せ運
動を行なうように、協働することのみが重要であ
る。
正確に決められた量だけの押圧力の変更が正確
に決められた角度だけのドクター支持ビームの旋
回と連合せしめられるように、双方の個別運動の
速度を互いに適合せしめることだけが必要であ
る。換言すれば、双方の個別運動は、押圧力の変
更時にブレード作動角が完全に不変のままである
ように、互いに合わせられる。
既に述べたように、ドクター支持ビームの第一
の旋回軸は、如何なる押圧力が調整されているか
に関係なく常に静止したままである。これによ
り、各調整された押圧力において−必要な場合に
は押圧力が変化することなく(該第一の旋回軸の
周りでのドクター支持ビームの旋回により)ブレ
ード作動角を変更し得るという印刷物1乃至3か
ら公知の構成の利点が保持されている。
印刷物1乃至3から公知の構成の重要な特徴
は、同時にはドクター支持ビームの二つの可能な
旋回運動即ち第一のドクター作用線上に在る旋回
軸または前述の追加の旋回軸Dの周りの旋回運動
の一方のみが行なわれ得るということである。本
発明によりその代りに備えられる二つの同時の個
別運動から合成される運動は、二つの個別運動の
速度比を好ましくは(メーターリングロールなし
で作動せしめられている場合には)ブレードの摩
耗度に基づいて変化させることを許す。これによ
つて、ブレードの新しい状態だけでなく著しく摩
耗した状態においても押圧力の変更の際にブレー
ド作動角の一定保持の利点を利用することが可能
である。この非常に有利な特徴を(本出願人の知
識によれば)多数の公知の構成の何れも有してい
ない。
本発明は、印刷物1乃至3と比較して他の利点
を示す:請求の範囲1の上述した特徴により押圧
力の調整範囲は、ブレードが著しく摩耗している
ときにもかなり大きい。
印刷物4乃至7から公知の構成と比較して、本
発明による構成は特に、支柱もブレード固定装置
もドクター支持ビームに対して可動に構成される
必要はなく、(押圧力の調整の際の)ブレード作
動角の一定保持がより高い精度で且つ付加的な遅
延なしに行なわれるという利点を有している。
前述の解決原理の他の本発明による形態は図面
による実施例に基づき如何に説明される。
【図面の簡単な説明】
第1図は掻取装置の斜視図を示す。第2a図,
第2b図及び第2c図は押圧力の調整の際のドク
ター支持ビームの運動経過の概略側面図を示す。
第3図はスピンドル上昇装置のための駆動装置の
概略図を示す。第4図は第1図の拡大詳細図を示
す。第5図は第4図に示された詳細図の概略側面
図を示す。
発明を実施するための手段 本発明による掻取装置の重要な個々の部品は第
1図及び第2a図から明白である。二つの支柱2
0は連結管21により互いに固定的に連結されて
いて且つ旋回軸Xの周りに旋回可能に軸受台22
に枢着されている。運転位置において、該支柱2
0は上に向つてほゞ垂直に立つている。その上端
にそれは各々軸受ジヤーナル2を有しているかま
たはより一般的に伝えば旋回軸受2を有してい
る。それにドクター支持ビーム5が、後で詳しく
説明されるように支持されている。
第2a図において、ハツチングを備えた線Cに
より、対向ロールの外面の一部が示されている。
このロールは第1図では省略されている;それは
矢印P(第2a図)の方向に回転し且つこの場
合、その下面にコーテイング材が塗布されている
紙ウエブを下から上に向つて斜めにガイドする。
ドクター例えば弾性ブレード6により、過剰のコ
ーテイング材が紙ウエブから掻取られる。断面で
見て(第2a図)、紙ウエブへのブレードの作用
点は旋回軸受2の軸にできるだけ近接している
(この軸は以下「第一の旋回軸A」と呼ばれる)。
この旋回軸Aが対向ロールの外面Cに常に不変に
位置するように、支柱20は本装置の運転準備状
態において各々一つの固定ストツパ60に当接し
ている。オーバーホール作業のために、装置全体
は軸Xの周りに、第2a図の場合左方に、旋回さ
れ得る。ブレード6は−第2a図の断面で見て−
その下端がドクター支持ビームに直接的に固着さ
れている。このために、第2a図においては図式
的にのみ示されている固定板8が備えられ得る。
ドクター支持ビーム5には第2a図によれば、さ
らに、ブレード6を固定装置と紙ウエブに作用す
る先端との間に領域で支持する支持板7が固着さ
れている。コーテイングの断面形状を一様にする
ために役立つ支持板7を微調整するための通常の
装置は省略されている。
ブレード6の代りに、前述の装置において、そ
の自由端にメーターリングロールが固着されてい
るブレード状弾性ホルダーを用いることにより、
公知の如くメーターリングロールを使用すること
もできる。
ドクター支持ビーム5は、両端に各々一つの第
一の旋回軸Aの領域に延びている支持アーム3を
有している。そこで支持アーム3の各々は旋回軸
受または軸受ジヤーナル4を有している。その軸
は第一の旋回軸Aに対して偏心して配設されてい
て且つ以下「第二の旋回軸Z」と呼ばれる。二つ
の軸受ジヤーナル4によりドクター支持ビーム5
は、好ましくは中間レバーとして構成されている
各々一つの支持要素11に旋回可能に支持されて
いる。各中間レバー11は側面で既に述べた旋回
軸受2により隣接する支柱20に枢着されてい
る。各中間レバー11の自由端はスピンドル上昇
装置10によりドクター支持ビーム5と連結され
ている。ドクター支持ビーム自体は別のスピンド
ル上昇装置12を介して上述した連結管21に固
着されている軸受台13に支持されている。該ス
ピンドル上昇装置12は、ドクター支持ビーム5
のための旋回駆動装置を構成している、即ちスピ
ンドル上昇装置12の運転によりドクター支持ビ
ーム5は中間レバー11と共に第一の旋回軸Aの
周りに旋回せしめられる(第2b図及び第2c図
参照)。これによつて、特にブレードと紙ウエブ
との間の角度の基本調整が行なわれ得る。第2a
図,第2b図及び第2c図においては、スピンド
ル上昇装置10及び12の中心線のみが示されて
いる。
二つのスピンドル上昇装置10の調整により、
二つの中間レバー11は第一の旋回軸Aの周りに
旋回せしめられる。これによつて、第二の旋回軸
Zの位置が第一の旋回軸Aに対して調整される
(第2a図及び第2b図参照)。それだけで考慮す
れば、この中間レバー11の旋回は、ドクター支
持ビームが−断面で見て−ブレード固定装置8及
び支持板7と共に対向ロールにより近接せしめら
れまたはこれから離反せしめられるという結果に
なる。これによつてブレードの変形の下での紙ウ
エブへのブレード6の押圧力が変更せしめられ
る。
さらに以下に詳しく説明されているように、本
発明によれば、二つの常には回転しないように相
互に連結されたスピンドル上昇装置10は、クラ
ツチ継手36によりスピンドル上昇装置12に接
続されている。かくして、第2a図,第2b図及
び第2c図に個々に示された旋回運動は、互いに
重ねられ得る。換言すれば、実際には、第2a図
による位置から第2c図による位置への移行は直
接的に、そして第2b図に示されている中間位置
を介さずに行なわれる。
第2a図において、ブレード6は無負荷の変形
されない状態で示されている。この場合、紙ウエ
ブへのブレードの押圧力はほゞ零である。ブレー
ドの先端にこれは斜めに研いだブレード掻取面を
有しており、該面は第一の旋回軸A内で対向ロー
ルの外面Cに接する想像上の接平面Tに対して正
確に平行に延びている。ブレード6及び接平面T
は互いにブレード作動角kを形成する。(第2a
図において、ブレード6が支柱に対して平行に延
びているのは単なる偶然である。当然のことなが
ら、他の最初の位置も可能である。) ブレード押圧力をブレード6の変形の下に高め
ることを望むならば、前述のブレード作動角kが
不変のままであることが重要である。なぜなら
ば、前述の斜めに研いだブレード掻取面が接平面
Tに対して平行であるべきだからである。理論的
に、ブレード押圧力の増大はスピンドル上昇装置
10の単独運転により行なわれ得る;第2b図参
照。しかしながら、その場合ブレード作動角は差
の角度dだけ減少せしめられ値k′になる。その結
果、ブレード6はブレード掻取面の縁部によつて
のみ紙ウエブに当接することになる。これは冒頭
に述べた理由から回避されなければならない。そ
のために、ブレード押圧力の増大と同時に、ドク
ター支持ビーム5が中間レバー11と共に差の角
度dだけ第一の旋回軸Aの周りに揺動せしめられ
なければならない(第2c図)。これによりブレ
ード作動角kは再び第2a図において有している
最初の値をとることがわかる。既に述べたよう
に、第2a図乃至第2c図に理論的に示された個
別運動は実際には互いに重ねられる。かくして、
ブレード作動角kはドクター支持ビーム5の組合
せ運動の全期間で不変のままである。従つて、掻
取装置の連続運転時に、ブレード作動角kが変わ
ることなく(残つているコーテイングの厚さを変
化させるために)ブレード押圧力を増大させまた
は減少させることができる。これにより、コーテ
イングの一様な高い品質が保証され得る。
第2a図から以下のことが明らかである;ドク
ター支持ビーム5が固着されている中間レバー1
1の軸受ジヤーナル4は、第二の旋回軸Zが無負
荷のブレード6により決定される平面Bの近傍に
在るように、配設されている。好ましくは、旋回
軸Zは対向ロールCに当接する紙ウエブの裏面の
領域に配設されている。最も良いのは、第二の旋
回軸Zが−ブレード6の無負荷状態において−前
記平面Bと接平面Tの間に在ることを配慮するこ
とである。この場合、第二の旋回軸Zは−スピン
ドル上昇装置10の運転により、−前記平面Bに
対して横向きに移動する。
第二の旋回軸Zの前述した配置と異なり、以下
のものも可能である:第二の旋回軸Zをブレード
6への支持板7の作用線の近傍にも配設すること
ができる。この場合、中間レバー11の旋回方向
は上述の配置に対して逆にされなければならな
い。
第1図及び第2a図乃至第2c図とは全く異な
る構成が以下のように形成され得る:中間レバー
11の代わりに、各支柱で旋回軸受2に、スライ
ドガイド内にドクター支持ビーム5の支持アーム
3を有する円板が枢着され得る。その際、スライ
ドガイドは、ドクター支持ビーム5が第2a図及
び第2b図に示されていると同様に再び前述の平
面Bに対して横向きに即ちブレード6の延長部の
方向にたいして横向きに調整可能であるようにし
なければならない。ドクター支持ビーム5のこの
移動のために、再び継手を介して旋回駆動装置1
2に接続可能である駆動装置が備えられなければ
ならない。
第3図から、上述のスピンドル上昇装置10及
び12とそれに関連する駆動部分の主要な部分が
明らかである。スピンドルまたはネジ棒12はナ
ツト14に係合している。このナツト二つの軸受
ジヤーナル15を有していて、該軸受ジヤーナル
によりそれは上述の連結管21に固着されている
軸受台13により支持されている。スピンドル1
2の駆動は、電動機30,軸31及び(伝動装置
ハウジング32を備えた)かさ歯車33及び34
により行なわれる。スピンドル12は、クラツチ
継手36を介してかさ歯車動力分配装置39/4
1の入力軸37を駆動する。この分配装置は伝動
装置ハウジング38とドクター支持ビーム5に沿
つて延びている二つの出力軸40とを有してい
る。ドクター支持ビーム5の各端部には、カルダ
ン継手49を介してスピンドルまたはネジ棒10
を駆動するかさ歯車−直角伝動装置46,47,
48が配設されている。該スピンドルまたはネジ
棒はリンク式に中間レバー11と連結されている
フオークナツト23に係合している。
ドクター支持ビーム5には軸受台43,44が
備えられている。伝動装置ハウジング46は軸受
台44に固定的に固着されている。それに対して
動力分配装置39/41のハウジング38は軸受
台43に旋回可能に枢着されている。スピンドル
12は、かさ歯車34とスラスト軸受35とを介
して伝動装置ハウジング38に支持されていて且
つこれは軸受台43を介してドクター支持ビーム
5に支持されている。従つて、上述したようなス
ピンドル12の回動は、結果としてドクター支持
ビーム5の軸Aの周りの旋回を生ぜしめる。スピ
ンドル10は、カルダン継手49及びスラスト軸
受45さらに伝動装置ハウジング46と軸受台4
4を介してドクター支持ビーム5に支持されてい
る。従つて、二つのスピンドル10(第3図には
このスピンドルの一つだけが見えている)の回転
は、中間レバー11の軸Aの周りの旋回を生ぜし
める。これは、クラツチ継手36が噛み合つてい
る場合にスピンドル12の回転により行なわれ
る。
第3図に示された上昇装置の主要部分は、幾つ
かの重要でない細部が第1図及び第3図において
異なつて示されているが、第1図におけると同じ
符号を備えている。
第4図は、第1図乃至第3図には示されていな
い本発明の重要な他の形態、即ち中間レバー11
への上昇スピンドル10の可変枢着を示してい
る。再び、上昇スピンドルまたはネジ棒10が係
合するフオークナツト23がみられる。中間レバ
ー11は、その旋回軸Aから離れた端部にスライ
ドガイドとして構成された長方形の切欠部51を
有しており、該切欠部内にスライドブロツク50
が移動可能に配設されている。このスライドブロ
ツク50と、フオークナツト23はリンク式に連
結されている(リンピン29)。中間レバー11
には、スライドブロツク50に係合し且つハンド
ル車25により回動され得るネジ棒24が回動可
能に枢着されている。この装置により、第一の旋
回軸Aとリンクピン29の軸との間の間隔を変更
することが可能である。
この装置の作動方法は、第5図に基づいて説明
される。リンクピン29の位置29a及び29b
は、スピンドル10の行程sにより第2a図及び
第2b図における中間レバー11の二つの位置を
表わしている。
中間レバー11のこの旋回により、調整行程v
だけの(断面で見て)ブレード6の延長部に対し
て横向きのドクター支持ビーム5の調整が生じ
る。同時に、前述のように、ドクター支持ビーム
5は差の角度dだけ旋回せしめられる(第2c図
参照)。調整行程v及び差の角度dは、上記のよ
うに組合わせ調整運動の際にブレード作動角kが
一定のままであるように、互いに合わせられる。
このような調整の際に、特にブレード6における
寸法a及びbが考慮されなければならない(第2
a図参照)。
aはブレード先端から支持板7の作用点までの
距離であり、bはそこからブレード固定装置8ま
での距離である。
比a/bは、ブレード先端の摩耗により、また
は支持板7の作用点を例えば支持板を他のものに
交換することにより故意に、変更され得る。
このような比a/bの変更は、例えば位置29
aから位置29a′へのリンクピン29の移動によ
り寸法比d/vの新たな調整を必要とする。スピ
ンドル10の同じ行程sが生ぜしめられると、リ
ンクピン29は位置29b′へ移動する。これによ
りドクター支持ビームの調整行程が値v′に高めら
れる。
中間レバー11の有効長のこの変更は、−ブレ
ード6の寸法比a/bの前記変更にも拘らず−ブ
レード押圧力の変更の際にブレード作動角kが一
定のままであるという結果になる。
以下に第4図及び第5図による装置の他の使用
可能性が第3図に関連して説明される。先づ述べ
るべきことは、公知の如く、所定寸法(例えば1
mm)のブレードの摩耗が押圧力の所定の減少を生
ぜしめるということである。そのために、紙ウエ
ブ上のコーテイング厚の望ましくない増大が生じ
る。従つて、公知の掻取装置の場合と同様に、押
圧力の各々の減少を出来るだけ早く再び解消せし
めることが試みられている。この目的のために、
モータ30が短時間だけオンされ、これがスピン
ドル12をそして、−噛み合わせた継手36によ
り−二つのスピンドル10を、ドクター支持ビー
ムがブレード6の摩耗に対応する量だけ追従せし
められるように駆動する。このために、コーテイ
ング厚に対する測定装置と連結されていて且つ該
モータ30を、コーテイング厚が各々許容の限界
値内にあるように、制御する制御装置が備えられ
得る。該制御装置はモータ30を所定の時間間隔
でオンオフし得る。しかしながら、モータが常時
非常に低い速度で動くならば、該制御装置が常に
モータの回転数を制御することも可能である。何
れの場合にも、ドクター支持ビーム5の段階的ま
たは連続的な前述した過程は、ブレードが完全に
摩耗するまで進行する。
本発明によれば、前述した追従過程の際に、以
下のことが実行され得る:ハンドル車25によ
り、中間レバー11の有効長(即ち第一の旋回軸
Aとリンクピン29との間の間隔)を、ブレード
作動角kがブレードの使用期間中にできるだけ正
確に一定に保持されるように、選定され得る。換
言すれば、中間レバー11の有効長は各々使用さ
れるブレードの経験上の寿命に基づき調整され
る。
ブレードの継続する摩耗にも拘らずブレード押
圧力を一定に保持する他の可能性は、以下に説明
される:軸40の一つに(第3図に点線で示され
ているように)追加の駆動モータ30aを接続す
る。このモータは、継手36が開放されている
(スピンドル12が静止している)場合に、二つ
の中間レバー11のみを軸Aの周りに旋回せしめ
るために、該二つのスピンドル10を駆動し得
る。これにより、再びドクター支持ビーム5の追
従が、それを実際に同時に軸Aの周りに旋回せし
めることなく、行なわれる。即ち、第2a図及び
第2b図から明らかであるように、ドクター支持
ビームの徐々の調整が行なわれる。概略的には、
これは対向ロールCの方向へのドクター支持ビー
ム5の平行移動である。しかしながら、第2a図
及び第2c図に示されているようにブレード押圧
力は増大せしめられない。むしろこの移動の目的
は継続するブレード摩耗を考慮してブレード押圧
力を一定に保持することにある。この種のドクタ
ー支持ビームの追従の利点は、ブレード作動角k
が変化しないということにあると考えられる。即
ちブレード作動角の一定保持のために特別の処置
は不要である。特に、第4図及び第5図に示され
た中間レバー11の有効長の調整可能性は必要で
はない。
スピンドル10のみを駆動する可能性は、完全
に他の目的のために利用され得る:これにより、
ブレード作動角がほゞ零であるように、即ちブレ
ード作動角が第2b図に示された角度k′より実質
的に小さくなるようにドクター支持ビーム5が対
向ロールCの方向に近接して移動され得る。この
状態における掻取装置の運転は、「ベントブレー
ド」運転法の名称の下で公知でもある、所謂屈曲
運転法である;印刷物7,第4図参照。本発明に
よる構成は、「ベントブレード」運転法において
ブレード押圧力を非常に細かく調整し且つその際
に非常に小さいブレード作動角を精確に一定に保
持することを許す。このために、第2a図乃至第
2c図に基づき上述した方法が使用される。しか
しながら、(継手36が開放されている場合に)
特にブレード作動角が完全に零に等しく調整され
るならば、スピンドル10の単独の回転によりブ
レード押圧力を変更することもできる。上述の追
加の駆動モータ30aは、「ベントブレード」運
転法に対しては一般に必要ではない。むしろ、そ
の代りにハンドル車で十分である。
JP59501371A 1983-04-02 1984-03-29 掻取装置 Granted JPS60500943A (ja)

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