JPS6237697A - 熱交換素子 - Google Patents
熱交換素子Info
- Publication number
- JPS6237697A JPS6237697A JP16388585A JP16388585A JPS6237697A JP S6237697 A JPS6237697 A JP S6237697A JP 16388585 A JP16388585 A JP 16388585A JP 16388585 A JP16388585 A JP 16388585A JP S6237697 A JPS6237697 A JP S6237697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat medium
- heat exchanging
- density
- exchanging element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高熱を他所へ伝達するための熱媒体を支持す
るための熱交換素子に関する。
るための熱交換素子に関する。
[従来の技術〕
熱交換素子としては、用途に応じて多数の種類ものがあ
り、例えば金属、セラミック、石綿、ガラス等が存する
。
り、例えば金属、セラミック、石綿、ガラス等が存する
。
また熱交換の方法も直接的か、間接的かの相違があり、
この方法の違いによって熱交換素子の種類が異なってく
る。
この方法の違いによって熱交換素子の種類が異なってく
る。
間接的なものとしては、熱媒体を基材に含浸させ、この
熱媒体に熱エネルギーを吸着させるものがあげられる。
熱媒体に熱エネルギーを吸着させるものがあげられる。
[発明が解決しようとする問題点コ
この場合基材としては、熱媒体をできるだけ多く保有で
きること(嵩比重が大であること)、熱媒体による化学
的劣化、あるいは熱劣化等の変化がないことが必要条件
となる。
きること(嵩比重が大であること)、熱媒体による化学
的劣化、あるいは熱劣化等の変化がないことが必要条件
となる。
本発明は、以上の諸条件に合致し、特に基材の単位重量
当りの熱媒体の保0吊が極めて良好である熱交換素子を
提供することを目的とする。
当りの熱媒体の保0吊が極めて良好である熱交換素子を
提供することを目的とする。
[間枦を解決するための手段]
本発明の熱交換素子のり材としてガラス繊維と燐酸エス
テル化した木材パルプtI雑を選択した。
テル化した木材パルプtI雑を選択した。
この燐酸エステル化木材パルプ(略称Eパルプ:特許第
657076号参照)の構造式は、■ ○H であり、セルロースのガ火温度に至っても、煙が多少出
るがそのま・堅い炭化物になる(難燃性)。
657076号参照)の構造式は、■ ○H であり、セルロースのガ火温度に至っても、煙が多少出
るがそのま・堅い炭化物になる(難燃性)。
また、ガラス繊維とEパルプが共存するとガラス繊維の
融点が著しく向上する。即ちガラス繊維生体では600
°C前後で融けるのに対し、Eパルプと共存することで
1,000°C以上にも耐えられるようになる。
融点が著しく向上する。即ちガラス繊維生体では600
°C前後で融けるのに対し、Eパルプと共存することで
1,000°C以上にも耐えられるようになる。
本発明の基材A、 B (組成ニガラスウール50%、
Eパル150%)の特性を表1に示す。
Eパル150%)の特性を表1に示す。
表1
BCD
米 坪g/m’ 114 201
49G 200厚 味m/m
O,350,f37 0.509 0.2密 度g
/am’ 0.33 0.30 0.95
1.1引 張kq/1.5m/m 2.5
5.9通気度 秒 0.8 1.1 Cはアスベスト紙、Dはセラミック紙である。
49G 200厚 味m/m
O,350,f37 0.509 0.2密 度g
/am’ 0.33 0.30 0.95
1.1引 張kq/1.5m/m 2.5
5.9通気度 秒 0.8 1.1 Cはアスベスト紙、Dはセラミック紙である。
以上の試験表から判るように密度がアスベスト紙(C)
およびセラミック紙(D)と比較し非常に低宮度である
。これは逆に嵩比重が大ということであり、それだ【ノ
熱媒体を多く保有できるので熱交換効率が高いことにな
る。
およびセラミック紙(D)と比較し非常に低宮度である
。これは逆に嵩比重が大ということであり、それだ【ノ
熱媒体を多く保有できるので熱交換効率が高いことにな
る。
[実旅例]
ガラスtd511t 50%と燐酸エステル化木材パル
プ楳Iff(Eパルプ) 50%を混合した素子にて、
第1図のような段ボール状板を幾重にも杏いた管状物あ
るいは、第2図のように段ボール状板を積層させたブロ
ック体を成型し、これを200°〜800°Cにて極く
短時間(5〜60分間)加熱する。温度が低い時は長時
間そして温度が高い時は短時間加熱する。加熱すると煙
を出し、そのま)加熱を続けると間もなくその煙の発生
が止むのでそれまで加熱する。熱交換素子は、組織構造
に変化は生じないが、炭化して黒色となる。こうして熱
処理された素子の耐熱性は1 、000℃まで向上する
。また素子の重邑は加熱の前後で10〜20%減少する
。これは、それだけさらに基材の密度が低下するわけで
あり、逆に熱媒体の保持能力がそれだけ増加したことに
なる。
プ楳Iff(Eパルプ) 50%を混合した素子にて、
第1図のような段ボール状板を幾重にも杏いた管状物あ
るいは、第2図のように段ボール状板を積層させたブロ
ック体を成型し、これを200°〜800°Cにて極く
短時間(5〜60分間)加熱する。温度が低い時は長時
間そして温度が高い時は短時間加熱する。加熱すると煙
を出し、そのま)加熱を続けると間もなくその煙の発生
が止むのでそれまで加熱する。熱交換素子は、組織構造
に変化は生じないが、炭化して黒色となる。こうして熱
処理された素子の耐熱性は1 、000℃まで向上する
。また素子の重邑は加熱の前後で10〜20%減少する
。これは、それだけさらに基材の密度が低下するわけで
あり、逆に熱媒体の保持能力がそれだけ増加したことに
なる。
ガラス繊維の比率をあまり大きくすると素材の強度が低
下するので、その率は70%〜30%が望ましい。
下するので、その率は70%〜30%が望ましい。
表1と同じ組成のものについて加熱結果を表2に示す。
表2
(加熱条件400℃ 30分間)
A B
加熱前 加熱後 加熱前 加熱後
米坪(J/m’ 114 → 93 201
→159厚味m/m O,35−+ 0.
33 0.67−+ 0.65密度G/CIl+’
0.33→0.27 0゜30→0.24表2
によれば密度が大幅に低下している。これは前記したよ
うに嵩比重が大となり、熱媒体の保持能力が増加したこ
とを意味する。そしてまた、熱処理による炭化後であっ
ても引張り強さがそれ程低下しない。
→159厚味m/m O,35−+ 0.
33 0.67−+ 0.65密度G/CIl+’
0.33→0.27 0゜30→0.24表2
によれば密度が大幅に低下している。これは前記したよ
うに嵩比重が大となり、熱媒体の保持能力が増加したこ
とを意味する。そしてまた、熱処理による炭化後であっ
ても引張り強さがそれ程低下しない。
[発明の効果]
本発明によれば、熱交換素子となる基材は、単位重量当
りの熱媒体の保有量が極めて良好であり、また熱媒体に
よる化学的劣化および熱劣化がないものである。
りの熱媒体の保有量が極めて良好であり、また熱媒体に
よる化学的劣化および熱劣化がないものである。
第1図および第2図は、それぞれ別の熱交換素子の構造
を示す。 特許出願人 山田ダンフスマ株式会社 外2代理人
弁理士 松 1) 省 躬第1図 第2図
を示す。 特許出願人 山田ダンフスマ株式会社 外2代理人
弁理士 松 1) 省 躬第1図 第2図
Claims (2)
- (1)ガラス繊維と燐酸エステル化木材パルプ繊維とを
混合してなる熱交換素子。 - (2)ガラス繊維と燐酸エステル化木材パルプ繊維を混
合したものを、加熱し、煙の発生が止まるまで加熱処理
して炭化させて成る熱交換素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16388585A JPS6237697A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 熱交換素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16388585A JPS6237697A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 熱交換素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6237697A true JPS6237697A (ja) | 1987-02-18 |
Family
ID=15782648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16388585A Pending JPS6237697A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 熱交換素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6237697A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5739438A (en) * | 1995-06-23 | 1998-04-14 | Nkk Corporation | Method for controlling a tension of a metal strip in a heat treatment furnace |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5596896A (en) * | 1979-01-17 | 1980-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | Total heat exchanger |
JPS5616878A (en) * | 1979-07-21 | 1981-02-18 | Dainichi Nippon Cables Ltd | Measuring method for cable accident point |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP16388585A patent/JPS6237697A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5596896A (en) * | 1979-01-17 | 1980-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | Total heat exchanger |
JPS5616878A (en) * | 1979-07-21 | 1981-02-18 | Dainichi Nippon Cables Ltd | Measuring method for cable accident point |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5739438A (en) * | 1995-06-23 | 1998-04-14 | Nkk Corporation | Method for controlling a tension of a metal strip in a heat treatment furnace |
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