JPS6237675Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6237675Y2 JPS6237675Y2 JP1982142224U JP14222482U JPS6237675Y2 JP S6237675 Y2 JPS6237675 Y2 JP S6237675Y2 JP 1982142224 U JP1982142224 U JP 1982142224U JP 14222482 U JP14222482 U JP 14222482U JP S6237675 Y2 JPS6237675 Y2 JP S6237675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worm wheel
- meat
- shaft
- worm
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 claims description 37
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、食肉スライサーの肉箱駆動装置の改
良に関するものである。
良に関するものである。
第1図ないし第3図は従来の食肉スライサーの
肉箱駆動装置のウオームホイールの偏摩耗の説明
図を示し、第1図、第2図はそれぞれ肉箱の走行
ストロークの両端位置のウオームホイールとウオ
ーム軸との噛合説明図、第3図は第2図のウオー
ム軸及びウオームホイール噛み合い部縦断面図で
ある。図において、1はテーブルで、テーブル1
上には丸刃2を回動自在に支持した丸刃ベース1
4が植立され、また、上面に固定されたレール3
上にはウオームホイール軸18に固定されたクラ
ンクアーム16及びコネクテングロツド17を介
し駆動される肉箱4が走行自在に取り付けられて
いる。肉箱4内には丸刃2に切断される肉が載置
されるようになつている。ウオームホイール軸1
8は第3図に示す如くモータ(図示せず)に駆動
されるウオーム軸13に噛み合うウオームホイー
ル12が嵌合固定されている。ウオーム軸13及
びウオームホイール12によつて減速機7が形成
されている。
肉箱駆動装置のウオームホイールの偏摩耗の説明
図を示し、第1図、第2図はそれぞれ肉箱の走行
ストロークの両端位置のウオームホイールとウオ
ーム軸との噛合説明図、第3図は第2図のウオー
ム軸及びウオームホイール噛み合い部縦断面図で
ある。図において、1はテーブルで、テーブル1
上には丸刃2を回動自在に支持した丸刃ベース1
4が植立され、また、上面に固定されたレール3
上にはウオームホイール軸18に固定されたクラ
ンクアーム16及びコネクテングロツド17を介
し駆動される肉箱4が走行自在に取り付けられて
いる。肉箱4内には丸刃2に切断される肉が載置
されるようになつている。ウオームホイール軸1
8は第3図に示す如くモータ(図示せず)に駆動
されるウオーム軸13に噛み合うウオームホイー
ル12が嵌合固定されている。ウオーム軸13及
びウオームホイール12によつて減速機7が形成
されている。
上記従来の構造においては、第3図に示す如く
ウオームホイール軸18にクランクアーム16を
固着しているため、ウオームホイール軸18が1
回転する毎に肉箱4が1往復する構造となつてい
る。そして、クランクアーム16とコネクテング
ロツド17とからなるクランク装置8による肉箱
4の往復運動は、肉箱4の慣性により行き戻りの
往復行程の2個所でウオームホイール12の歯面
に加わる方の方向が変わるために、ウオームホイ
ール12の歯面において、図に示す斜線のA部及
びB部の2個所の周辺のみが摩耗し、A・B部以
外は摩耗しないという現象が生じる。このA・B
部の摩耗により往復動している肉箱4の衝撃が大
きくなり、特に肉箱4に肉を満載した時など食肉
スライサー本体が大きな振動を生じる欠点があ
る。
ウオームホイール軸18にクランクアーム16を
固着しているため、ウオームホイール軸18が1
回転する毎に肉箱4が1往復する構造となつてい
る。そして、クランクアーム16とコネクテング
ロツド17とからなるクランク装置8による肉箱
4の往復運動は、肉箱4の慣性により行き戻りの
往復行程の2個所でウオームホイール12の歯面
に加わる方の方向が変わるために、ウオームホイ
ール12の歯面において、図に示す斜線のA部及
びB部の2個所の周辺のみが摩耗し、A・B部以
外は摩耗しないという現象が生じる。このA・B
部の摩耗により往復動している肉箱4の衝撃が大
きくなり、特に肉箱4に肉を満載した時など食肉
スライサー本体が大きな振動を生じる欠点があ
る。
一方、本考案の実施例の第5図の如く、減速機
7をケーシング22、カバー20,21に内蔵
し、ウオームホイール軸18を軸支しているカバ
ー20,21に対しウオーム軸13を軸支してい
るケーシング22を矢印C方向に移動固定する心
間調整可能な減速機があるが、上記の如くウオー
ムホイール12の歯面の摩耗が不均一なため、心
間調整が行なえないという欠点を有している。
7をケーシング22、カバー20,21に内蔵
し、ウオームホイール軸18を軸支しているカバ
ー20,21に対しウオーム軸13を軸支してい
るケーシング22を矢印C方向に移動固定する心
間調整可能な減速機があるが、上記の如くウオー
ムホイール12の歯面の摩耗が不均一なため、心
間調整が行なえないという欠点を有している。
本考案は上記の状況に鑑みなされたものであ
り、ウオームホイールの局部摩耗を防止し均等に
摩耗させ、歯面の隙間調整を可能にし振動を減少
できる食肉スライサーの肉箱駆動装置を提供する
ことを目的としたものである。
り、ウオームホイールの局部摩耗を防止し均等に
摩耗させ、歯面の隙間調整を可能にし振動を減少
できる食肉スライサーの肉箱駆動装置を提供する
ことを目的としたものである。
本考案の食肉スライサーの肉箱駆動装置は、テ
ーブル上に取り付けられ回転駆動される丸刃と、
該丸刃に切断される肉が載置され上記テーブル上
面のレール上をウオームホイール軸に駆動される
クランクアームを介し走行駆動される肉箱と、モ
ータに駆動されるウオーム軸及び上記ウオームホ
イール軸に固定され上記ウオーム軸に噛み合うウ
オームホイールからなる上記クランクアームを駆
動する減速機とを設けてなり、上記ウオームホイ
ール軸と、上記クランクアームを駆動するクラン
ク軸との間に、上記ウオームホイール軸からの動
力を変速比が非整数比で変速し伝達する手段を設
けたものである。
ーブル上に取り付けられ回転駆動される丸刃と、
該丸刃に切断される肉が載置され上記テーブル上
面のレール上をウオームホイール軸に駆動される
クランクアームを介し走行駆動される肉箱と、モ
ータに駆動されるウオーム軸及び上記ウオームホ
イール軸に固定され上記ウオーム軸に噛み合うウ
オームホイールからなる上記クランクアームを駆
動する減速機とを設けてなり、上記ウオームホイ
ール軸と、上記クランクアームを駆動するクラン
ク軸との間に、上記ウオームホイール軸からの動
力を変速比が非整数比で変速し伝達する手段を設
けたものである。
以下本考案の食肉スライサーの肉箱駆動装置の
一実施例を従来と同部品は同符号で示し同部分の
構造の説明は省略し第4図、第5図により説明す
る。20,21はカバーでありウオームホイール
軸18を軸支しケーシング22にボルトを介し固
着され、また、カバー20はテーブル1の下面に
ボルトにより固着されている。テーブル1に固定
されたモータ5とケーシング22内のウオーム軸
13に固着されたプーリ19はVベルト6により
動力が伝達されるように形成されている。減速機
7のウオームホイール軸18にはスプロケツト1
0が固着され、テーブル1に軸支されたクランク
軸15にはスプロケツト10と歯数の異なる変速
比が非整数となるスプロケツト9が固着され、ス
プロケツト9,10間にチエン11が懸架されて
いる。また、クランク装置8のクランクアーム6
はクランク軸15に一端を固定されている。
一実施例を従来と同部品は同符号で示し同部分の
構造の説明は省略し第4図、第5図により説明す
る。20,21はカバーでありウオームホイール
軸18を軸支しケーシング22にボルトを介し固
着され、また、カバー20はテーブル1の下面に
ボルトにより固着されている。テーブル1に固定
されたモータ5とケーシング22内のウオーム軸
13に固着されたプーリ19はVベルト6により
動力が伝達されるように形成されている。減速機
7のウオームホイール軸18にはスプロケツト1
0が固着され、テーブル1に軸支されたクランク
軸15にはスプロケツト10と歯数の異なる変速
比が非整数となるスプロケツト9が固着され、ス
プロケツト9,10間にチエン11が懸架されて
いる。また、クランク装置8のクランクアーム6
はクランク軸15に一端を固定されている。
上記の構造においてモータ5の回転は、Vベル
ト6を介しウオームホイール軸18のスプロケツ
ト10を回転駆動する。スプロケツト10の回転
はチエン11、スプロケツト9を介しクランク軸
15を回転駆動し、クランク装置8を駆動しレー
ル3上に肉箱を往復走行させる。この場合は、肉
箱4の往復運動からクランク装置8より受ける力
は、最終的にウオーム軸13とウオームホイール
12の歯面にかかる。この場合、ウオームホイー
ル軸18の回転数は、スプロケツト10,9の変
速比が非整数比であるため、クランク軸15の回
転数とは異なり、ウオームホイール12の歯面の
摩耗は順次別の歯面に移つてゆき均等な歯面の摩
耗となる。一方、カバー20及び21に対し、ケ
ーシング22を矢印C方向に移動することにより
ウオーム軸13とウオームホイール12との歯面
の隙間を、均等な摩耗が生じるようにしたことに
よつて減少させることができる。
ト6を介しウオームホイール軸18のスプロケツ
ト10を回転駆動する。スプロケツト10の回転
はチエン11、スプロケツト9を介しクランク軸
15を回転駆動し、クランク装置8を駆動しレー
ル3上に肉箱を往復走行させる。この場合は、肉
箱4の往復運動からクランク装置8より受ける力
は、最終的にウオーム軸13とウオームホイール
12の歯面にかかる。この場合、ウオームホイー
ル軸18の回転数は、スプロケツト10,9の変
速比が非整数比であるため、クランク軸15の回
転数とは異なり、ウオームホイール12の歯面の
摩耗は順次別の歯面に移つてゆき均等な歯面の摩
耗となる。一方、カバー20及び21に対し、ケ
ーシング22を矢印C方向に移動することにより
ウオーム軸13とウオームホイール12との歯面
の隙間を、均等な摩耗が生じるようにしたことに
よつて減少させることができる。
このように本実施例の食肉スライサーの肉箱駆
動装置は、減速装置の出力軸のウオームホイール
軸とクランク装置のクランク軸を別体とし、ウオ
ームホイール軸とクランク軸とのそれぞれの回転
数を異ならせたことにより、ウオーム減速機の歯
面の局部摩耗を防止し均等に摩耗させ歯面の隙間
調整を可能にし振動を減少できる。
動装置は、減速装置の出力軸のウオームホイール
軸とクランク装置のクランク軸を別体とし、ウオ
ームホイール軸とクランク軸とのそれぞれの回転
数を異ならせたことにより、ウオーム減速機の歯
面の局部摩耗を防止し均等に摩耗させ歯面の隙間
調整を可能にし振動を減少できる。
以上記述した如く本考案の食肉スライサーの肉
箱駆動装置は、ウオームホイールの局部摩耗を防
止して均等に摩耗させ歯面の隙間調整を可能にし
振動を減少できる効果を有するものである。
箱駆動装置は、ウオームホイールの局部摩耗を防
止して均等に摩耗させ歯面の隙間調整を可能にし
振動を減少できる効果を有するものである。
第1図、第2図はそれぞれ従来の肉箱駆動装置
の肉箱の走行ストロークの両端位置のウオームホ
イールとウオーム軸との噛み合い説明図、第3図
は第2図のウオーム軸及びウオームホイール噛み
合い部断面図、第4図は本考案の食肉スライサー
の肉箱駆動装置の実施例の一部を断面で示した要
部の正面図、第5図は第4図のD部断面詳細図で
ある。 1……テーブル、2……丸刃、3……レール、
4……肉箱、5……モータ、7……減速機、9,
10……スプロケツト、11……チエン、12…
…ウオームホイール、13……クランク軸、16
……クランクアーム、18……ウオームホイール
軸。
の肉箱の走行ストロークの両端位置のウオームホ
イールとウオーム軸との噛み合い説明図、第3図
は第2図のウオーム軸及びウオームホイール噛み
合い部断面図、第4図は本考案の食肉スライサー
の肉箱駆動装置の実施例の一部を断面で示した要
部の正面図、第5図は第4図のD部断面詳細図で
ある。 1……テーブル、2……丸刃、3……レール、
4……肉箱、5……モータ、7……減速機、9,
10……スプロケツト、11……チエン、12…
…ウオームホイール、13……クランク軸、16
……クランクアーム、18……ウオームホイール
軸。
Claims (1)
- テーブル上に取り付けられ回転駆動される丸刃
と、該丸刃に切断される肉が載置され上記テーブ
ル上面のレール上をウオームホイール軸に駆動さ
れるクランクアームを介し走行駆動される肉箱
と、モータに駆動されるウオーム軸及び上記ウオ
ームホイール軸に固定され上記ウオーム軸に噛み
合うウオームホイールからなる上記クランクアー
ムを駆動する減速機とを設けたものにおいて、上
記ウオームホイール軸と、上記クランクアームを
駆動するクランク軸との間に、上記ウオームホイ
ール軸からの動力を変速比が非整数比で変速し伝
達する手段を設けたことを特徴とする食肉スライ
サーの肉箱駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14222482U JPS5946698U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 食肉スライサ−の肉箱駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14222482U JPS5946698U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 食肉スライサ−の肉箱駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5946698U JPS5946698U (ja) | 1984-03-28 |
JPS6237675Y2 true JPS6237675Y2 (ja) | 1987-09-25 |
Family
ID=30317856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14222482U Granted JPS5946698U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | 食肉スライサ−の肉箱駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5946698U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1103721C (zh) * | 1997-09-08 | 2003-03-26 | 丝花公司 | 盖装置 |
JP3746901B2 (ja) * | 1997-10-15 | 2006-02-22 | ユニ・チャーム株式会社 | 開閉自在容器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6113270Y2 (ja) * | 1981-02-12 | 1986-04-24 |
-
1982
- 1982-09-18 JP JP14222482U patent/JPS5946698U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5946698U (ja) | 1984-03-28 |
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