JPS6237430Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6237430Y2 JPS6237430Y2 JP15491882U JP15491882U JPS6237430Y2 JP S6237430 Y2 JPS6237430 Y2 JP S6237430Y2 JP 15491882 U JP15491882 U JP 15491882U JP 15491882 U JP15491882 U JP 15491882U JP S6237430 Y2 JPS6237430 Y2 JP S6237430Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- rotating body
- groove
- poles
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 8
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主としてオーデイオ用テープレコーダ
もしくはビデオ用テープレコーダに使用するマグ
ネツト付回転体に関する。
もしくはビデオ用テープレコーダに使用するマグ
ネツト付回転体に関する。
近年、オーデイオ用テープレコーダやビデオ用
テープレコーダは一般家庭にめざましく普及して
きており、日常生活に欠かせないものになつてい
る。ところで、このオーデイオ用テープレコーダ
やビデオ用テープレコーダには、リール台等の回
転検出のためあるいはテープの巻取りトルクやバ
ツクテンシヨン用トルクを得るためにマグネツト
クラツチが使用されている。そして、このマグネ
ツトクラツチのマグネツト付回転体としては、例
えば第１図に示すように、歯車本体１にリング状
のマグネツト２を圧入して固定したものがある。
しかしながら、マグネツト２を歯車本体１に圧入
すると、温度変化によつてマグネツトが外れた
り、圧入時にマグネツト２に割れやクラツクが発
生したりする不具合が生じる。また、第２図に示
すように、マグネツト歯車３を磁性材料で一体成
形したものも用いられているが歯車部３ａにゴミ
等が付着したり、歯車部３ａがもろくなつたりす
ると共に、軸受部３ｂにより摺動させるシヤフト
に傷がつくといつた不具合が発生する。
テープレコーダは一般家庭にめざましく普及して
きており、日常生活に欠かせないものになつてい
る。ところで、このオーデイオ用テープレコーダ
やビデオ用テープレコーダには、リール台等の回
転検出のためあるいはテープの巻取りトルクやバ
ツクテンシヨン用トルクを得るためにマグネツト
クラツチが使用されている。そして、このマグネ
ツトクラツチのマグネツト付回転体としては、例
えば第１図に示すように、歯車本体１にリング状
のマグネツト２を圧入して固定したものがある。
しかしながら、マグネツト２を歯車本体１に圧入
すると、温度変化によつてマグネツトが外れた
り、圧入時にマグネツト２に割れやクラツクが発
生したりする不具合が生じる。また、第２図に示
すように、マグネツト歯車３を磁性材料で一体成
形したものも用いられているが歯車部３ａにゴミ
等が付着したり、歯車部３ａがもろくなつたりす
ると共に、軸受部３ｂにより摺動させるシヤフト
に傷がつくといつた不具合が発生する。
上記二例の不具合を解消するものとして、第３
図に示すようにリング状のマグネツト４を歯車本
体５にインサート成形したものが知られている
が、これは、マグネツト４の抜け止め防止部５ａ
を歯車本体５に設けなければならないため、マグ
ネツト４の着磁面が有効に使用できないと共に、
歯車端面５ｂが成形収縮により二点鎖線のように
変形し精度が出せないという欠点がある。
図に示すようにリング状のマグネツト４を歯車本
体５にインサート成形したものが知られている
が、これは、マグネツト４の抜け止め防止部５ａ
を歯車本体５に設けなければならないため、マグ
ネツト４の着磁面が有効に使用できないと共に、
歯車端面５ｂが成形収縮により二点鎖線のように
変形し精度が出せないという欠点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、成形時の変形を抑えるこ
とができ、かつ着磁面を有効に使用することがで
きるマグネツト付回転体を提供することにある。
以下、図面を参照して本考案を具体的に説明す
る。
の目的とするところは、成形時の変形を抑えるこ
とができ、かつ着磁面を有効に使用することがで
きるマグネツト付回転体を提供することにある。
以下、図面を参照して本考案を具体的に説明す
る。
第４図ないし第７図は本考案の一実施例を示す
もので、１１は焼結マグネツトやプラスチツクマ
グネツト等でできているリング状のマグネツトで
あり、このマグネツト１１は回転周方向に沿つ
て、Ｎ極とＳ極を交互に配置して形成されてい
る。そして、この各磁極の間には溝部１１ａが設
けられている。また、１２は歯車本体（回転体本
体）であり、このプラスチツク製の歯車本体１２
に、マグネツト１１が、溝部１１ａが設けられた
外面１１ｂを歯車本体１２の表面１２ａに露出さ
せかつ歯車本体１２のリブ１２ｂを溝部１１ａに
入れて歯車本体１２とほぼ同心状にインサート成
形によつて埋設されている。なお、マグネツト１
１の着磁はマグネツト１１単体時に行なつても、
インサート成形後に行なつてもよい。
もので、１１は焼結マグネツトやプラスチツクマ
グネツト等でできているリング状のマグネツトで
あり、このマグネツト１１は回転周方向に沿つ
て、Ｎ極とＳ極を交互に配置して形成されてい
る。そして、この各磁極の間には溝部１１ａが設
けられている。また、１２は歯車本体（回転体本
体）であり、このプラスチツク製の歯車本体１２
に、マグネツト１１が、溝部１１ａが設けられた
外面１１ｂを歯車本体１２の表面１２ａに露出さ
せかつ歯車本体１２のリブ１２ｂを溝部１１ａに
入れて歯車本体１２とほぼ同心状にインサート成
形によつて埋設されている。なお、マグネツト１
１の着磁はマグネツト１１単体時に行なつても、
インサート成形後に行なつてもよい。
次に、上記のように構成されたマグネツト付回
転体をインサート成形すると、マグネツト１１の
溝部１１ａに歯車本体１２のリブ１２ｂを入れ
て、マグネツト１１が歯車本体１２に埋設されて
いるので、マグネツト１１の歯車本体１２からの
抜け落ちを防止できると共に、第３図に示すよう
な従来のインサート成形品に比べて、成形収縮に
よる変形を抑えることができ、高精度の製品を成
形することができる。また、マグネツト１１の溝
部１１ａが磁極間という比較的マグネツトとして
有用でない部分に設けられているので、従来のイ
ンサート成形品に比べて着磁面を有効に使用する
ことができる。
転体をインサート成形すると、マグネツト１１の
溝部１１ａに歯車本体１２のリブ１２ｂを入れ
て、マグネツト１１が歯車本体１２に埋設されて
いるので、マグネツト１１の歯車本体１２からの
抜け落ちを防止できると共に、第３図に示すよう
な従来のインサート成形品に比べて、成形収縮に
よる変形を抑えることができ、高精度の製品を成
形することができる。また、マグネツト１１の溝
部１１ａが磁極間という比較的マグネツトとして
有用でない部分に設けられているので、従来のイ
ンサート成形品に比べて着磁面を有効に使用する
ことができる。
なお、本実施例は、回転体本体として歯車本体
１２を用いて説明したが、プーリー等その他の回
転部材でもよい。
１２を用いて説明したが、プーリー等その他の回
転部材でもよい。
以上説明したように、本考案は回転周方向に沿
つてＮ極とＳ極が交互に設けられ、かつ上記磁極
間に溝部が設けられたリング状のマグネツトが、
プラスチツク製の回転体本体に、上記溝部が設け
られた外面を回転体本体の表面に露出させかつ回
転体本体のリブを上記溝部に入れて回転体本体と
ほぼ同心状にインサート成形によつて埋設されて
成るから、成形時の変形を抑えることができ、か
つ着磁面を有効に使用できるという優れた効果を
有する。
つてＮ極とＳ極が交互に設けられ、かつ上記磁極
間に溝部が設けられたリング状のマグネツトが、
プラスチツク製の回転体本体に、上記溝部が設け
られた外面を回転体本体の表面に露出させかつ回
転体本体のリブを上記溝部に入れて回転体本体と
ほぼ同心状にインサート成形によつて埋設されて
成るから、成形時の変形を抑えることができ、か
つ着磁面を有効に使用できるという優れた効果を
有する。
第１図ないし第３図は従来のマグネツト付回転
体の断面図、第４図ないし第７図は本考案の一実
施例を示すもので、第４図はマグネツト１１の平
面図、第５図はマグネツト１１の断面図、第６図
はマグネツト付回転体の平面図、第７図はマグネ
ツト付回転体の断面図である。 １１……マグネツト、１１ａ……溝部、１１ｂ
……外面、１２……歯車本体（回転体本体）、１
２ａ……表面、１２ｂ……リブ。
体の断面図、第４図ないし第７図は本考案の一実
施例を示すもので、第４図はマグネツト１１の平
面図、第５図はマグネツト１１の断面図、第６図
はマグネツト付回転体の平面図、第７図はマグネ
ツト付回転体の断面図である。 １１……マグネツト、１１ａ……溝部、１１ｂ
……外面、１２……歯車本体（回転体本体）、１
２ａ……表面、１２ｂ……リブ。
Claims (1)
- 回転周方向に沿つてＮ極とＳ極が交互に設けら
れ、かつ上記磁極間に溝部が設けられたリング状
マグネツトが、プラスチツク製の回転体本体に、
上記溝部が設けられた外面を上記回転体本体の表
面に露出させかつ上記回転体本体のリブを上記溝
部に入れて上記回転体本体とほぼ同心状にインサ
ート成形によつて埋設されて成ることを特徴とす
るマグネツト付回転体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15491882U JPS5960886U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | マグネツト付回転体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15491882U JPS5960886U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | マグネツト付回転体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5960886U JPS5960886U (ja) | 1984-04-20 |
| JPS6237430Y2 true JPS6237430Y2 (ja) | 1987-09-24 |
Family
ID=30342297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15491882U Granted JPS5960886U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | マグネツト付回転体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5960886U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5895425B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2016-03-30 | 日立金属株式会社 | カップリング装置およびカップリング装置の製造方法 |
| JP5915057B2 (ja) * | 2011-09-28 | 2016-05-11 | 日本精工株式会社 | ボールねじ用デフレクター |
-
1982
- 1982-10-13 JP JP15491882U patent/JPS5960886U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5960886U (ja) | 1984-04-20 |
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