JPS62373A

JPS62373A - ゴルフ用スイングフオ−ム習得器

Info

Publication number: JPS62373A
Application number: JP13881685A
Authority: JP
Inventors: 仁山崎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-06-24
Filing date: 1985-06-24
Publication date: 1987-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、ゴルフ練習者が自己のスイングフオームの良
し悪しをスイング途中で、即座に確認できるゴルフ用ス
イングフオーム習得器に関する。

〈発明が解決しようとする課題〉従来、ゴルフのスイング練習では、ゴルフ練習者が自己
のスイングフオームを見ることができないため、スイン
グフオームが適切であるかどうか判断することが困難で
あった。

本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ゴル
フスイング動作中の左手首と身体の相対的な位置関係に
着目し、ゴルフスイングフオームを決定するアドレス状
態及びトップスイング状態及びインパクトスイング状態
において、左手首と身体の相対的な位置関係が適切な位
置関係である時のみ報知音が鳴り、ゴルフスイングフオ
ームの良し悪しを確認できるゴルフ用スイングフオーム
習得器を提供しようとするものである。

〈課題を解決する為の手段〉本発明のゴルフ用スイングフオーム習得器は、ゴルフク
ラブを持つ手首に取り付けうる送受信装置と、身体の衣
服類の複数ケ所に取り付けうる複数個の中継装置により
構成され、前記送受信装置は、送信部、受信部、報知部
及びこれらを制御する制御部により構成され、前記中継
装置は、前記送受信装置よりの信号を受信する受信部と
その受信部へ返信する送信部により構成され、前記送受
信装置と中継装置の送信部と受信部の指向性の方向が互
に重なる時、前記報知部が駆動されるように構成したこ
とにより特徴づけられる。

スイングフオームを検知するため、送受信装置の送信部
と受信部の指向性の方向は手首に取り付けるバンドの長
さ方向に対し４５度前後の角度に傾斜し、且つ、バンド
面に対し上向きに２２度前後の角度に設定されることが
好ましい。

複数個の中継装置は、通常２個が用いられる。

その一つは練習者の腹部中央、例えばズボンのバンドに
、指向性の方向が身体正面の前方を向くよう取り付けら
れる。もう一つは右利き練習者の場合、右胸付近の衣服
上に、指向性の方向が右肩上空を向くように取り付けら
れる。送受信装置は右利き練習者の場合、左手首に取り
付けられる。

送受信装置と各中継装置はそれぞれ個別のケースに収容
され、互に独立した電池を内蔵し、電気回路として相互
に絶縁されている。中継信号の媒体として、遠赤外光が
好ましく、その他、超音波。

電磁波等を用いることができる。本発明の中継信号はデ
ジタル化されて送受信される。

電池の消耗を防ぐため、制御部は、中継信号を受信した
直後の所定時間のみデジタル信号の発生回数を増加させ
、中継信号の途絶えたときは発生回数を減少させるよう
構成することが好ましい。

〈実施例〉以下、練習者が右利きである場合の本発明の実施例を、
添付図面に従って詳細に説明する。

第１図（８１図は送受信装置１をバンド１３に取り付け
た状態の平面図を示し、第１図山）図は送受信装置１の
側面断面図を示す。

送受信装置１は扁平なケースに収容され、その一つの平
面１５に送信部１１と受信部１２が並設されている。送
信部１１と受信部１２の指向性の方向は、第１図（ａｌ
に示すようにバンド１３の長さ方向に対し４５度程度の
角度に設定され、第１図（ｂｌに示すように、送信部１
１と受信部１２の指向性の方向は、バンド１３の面に対
し２２度程度の角度に設定されている。指向性の方向を
バンドに対し、上記の角度に設定することにより、送受
信装置１を左手首に取り付けた時、アドレス状態におい
ては、送受信装置１の送信部１１と受信部１２０指向性
の方向は、身体の正面、中心部を向くことになる。同様
に、トップスイング状態においては、送受信装置１の送
信部１１と受信部１２の指向性の方向は、身体の右胸付
近を向くことになる。

一方、報知部１４はセラミック振動素子で構成されてい
る。

第２図は身体の正面に取り付けて使用する中継装置２の
外観図であって、図の止めピン２３でズボンのバンド又
はズボンの端に取り付けられ、図の送信部２１及び受信
部２２の指向性の方向が身体正面の前方を向くように取
り付けられる。

第３図は身体の右胸付近に取り付けて使用する中継装置
３の外観図であって、図の止めビン３３で、右腎付近の
シャツ或いはセータ等に取り付けられ、図の送信部３１
及び受信部３２の指向性の方向が右肩上空を向くように
取り付けられる。

第４図（ａ）にアドレス状態及びインパクトスイング状
態における送受信装置１と中継装置２の位置関係を示す
。図に示すように、アドレス状態及びインパクト・スイ
ング状態において、送受信装置１と中継装置２の送信部
１１．２１及び受信部１２゜２２の指向性の方向が重な
る。第４図山）にトップスイング状態における送受信装
置１と中継装置３の取り付は状態を示す。図に示すよう
に、トップスイング状態において、送受信装置１と中継
装置３の送信部１１．３１及び受信部１２．３２の指向
性の方向が重なる。指向性の方向が重なると、送受信装
置１の送信部１１より送信されたディジタル信号が中継
・装置の受信部２２又は３２で受信され、更に、送信部
２１又は３１より、ディジタル信号が返信されて、再度
、送受信装置１の受信部１２で受信することができる。

一方、指向性の方向が重ならない時は、送受信装置１の
送信部１１よりのディジタル信号を中継装置の受信部２
２又は３２で受信することができないので、結果として
、送受信装置１の受信部１２は、信号を受信することが
できない。

第５図はゴルフスイングにおける送受信装置１の受信可
能領域と受信不可能領域を示す図である。

図中、アドレス状態■、トップスイング状態■及びイン
パクトスイング状態■は送受信装置１の受信可能領域に
なり、バックスイング状態■及びダウンスイング状態■
及びフォロースルー状態■は送受信装置１の受信不可能
領域になる。一方、オーバスイング状態■が生じると、
受信不可能領域が追加された状態になり、結果として、
トップスイング状態■が２回検出されることになる。

第６図及び第７図は送受信装置１及び中継装置２又は３
のブロック構成図である。ディジタル信号発生部６１２
にて、ディジタル信号を発生し、送信部６２よりディジ
タル信号を送信する。送受信装置と中継装置の送信部６
２．７２及び受信部６３．７１の指向性の方向が重なっ
た時、中継装置の受信部７１にてディジタル信号を受信
し、送信部７２よりこのディジタル信号を返信する。送
受信装置の受信部６３でこのディジタル信号を受信する
と、信号照合部６１３にて、受信ディジタル信号とディ
ジタル信号発生部の送信ディジタル信号を照合し、同一
信号であれば、報知部６４より報知音を発生する。同時
に、タイマ一部６１１にて、１分間程度にタイマーを設
定する。更に、ディジタル信号発生部６１２に、これ以
降、ディジタル信号発生回数を増加し、１０ｍ５に１送
信度のディジタル信号を発生させ、スイングスピードに
対応させる。一方タイマ一部６１１は１分間程度を計時
するタイマーであり、１分間以上ディジタル信号を受信
しなければ、タイマーを解除して、ディジタル信号の発
生回数を１秒間に１送信度に減少させ、電池の消耗を防
ぐ。また、ディジタル信号発生部６１２は制御用プログ
ラムを記憶しており、これにより制御部６１全体を制御
しでている。

次に、第８図のフローチャートに従い動作を説明する。

電源スィッチをＯＮにすると、ステップ８１にて、ディ
ジタル信号を１秒に１回送信する。

次にステップ８２にて、受信信号を待つ。信号受信が無
ければ、ステップ８２とステップ８１の間を繰り返し実
行する。次にアドレス状態にゴルフクラブをセットする
と、ステップ８２にて、信号が受信され、受信信号が送
信信号と同一信号であれば、ステップ８３にて報知音を
発生し、アドレス状態が適切な位置であることを報知す
る。次にステップ８４にて１分間タイマーを設定し、更
に、ステップ８５にて、ディジタル信号の送信回数を１
０ｍｓ　１送信度まで増加し、スイング時間を１０ｍ５
単位で検知できる状態にする。次に受信信号があるかど
うかステップ８６にて確認する。アドレス状態が続いて
いる間、ステップ８６とステップ８４の間を繰り返し実
行する。次にバックスイング状態に移ると、ステップ８
６にて、信号を受信しないので次のステップ８７にて、
１０ｍｓ　１回の送信を行う。ステップ８８にて、信号
受信があるかどうかを確認し、更にバンクスイング継続
中であれば、信号受信がないため、次のステップ８９に
て、タイマーが１分間経過かどうか確認する。１分間経
過していなければ、ステップ８７にて信号を送信する。

バックスイング状態ではステップ８９とステップ８７の
間を繰り返し実行する。

次にトップスイング状態に入り、ステップ８８にて、信
号受信を確認すると、ステップ８３にて、報知音を発生
し、トップスイング状態が適切な位置であることを報知
する。トップスイング状態では、ステップ８６とステッ
プ８４の間を繰り返し実行する。次にダウンスイング状
態に移ると、ステップ８６にて、信号受信ができなくな
るので、次のステップ８７にて、１０ｍ５１回程度の送
信を行う。ダウンスイング状態では、ステップ８７とス
テップ８９の間を繰り返し実行する。次にインパクトス
イング状態に移ると、ステップ８８にて、受信信号を確
認して、ステップ８３にて、報知音を発生し、インパク
トスイング状態が適切な位置であることを報知する。イ
ンパクトスイング状態では、ステップ８６とステップ８
４の間を繰り返し実行する。次にフォロースルー状態に
移ると、ステップ８６にて、信号受信ができなくなるの
で、次のステップ８７にて、１０ｍ５１回の送信に移る
。フォロースルー状態では、ステップ８９とステップ８
７の間を繰り返し実行する。ここで、ゴルフスイング練
習をもう一度行う場合、アドレス状態にゴルフクラブを
セントすると、ステップ８−８にて、信号受信を確認し
て、ステップ８３にて報知音を発生し、上記の説明と同
様のことを実行スる。一方フォロースルー状態後、ゴル
フスイング練習を終えると、ステップ８９とステップ８
７の間を繰り返しながら１分間経過を待つ。１分間経過
すると、ステップ８９にて、１分間経過を検知し、ステ
ップ９０にて、１分間タイマーを解除し、再度ステップ
８１にて、送信回数を１秒間１回に減少させ、ステップ
８２とステップ８１の間を繰り返し実行しながらアドレ
ス状態での信号受信を待つことになる。

一方、トップスイング状態を過ぎ、オーバースイング状
態になると、受信信号のない状態であるステップ８９と
ステップ８７を繰り返し実行する。

再度トップスイング状態に戻るとステップ８８にて、信
号が受信されるので、ステップ８３にて報知音を発生す
る。従って、トップスイング状態で報知音が２回鳴るこ
とによりオーバースイング状態であることが確認できる
。

〈効果〉以上の説明から明らかなように、本発明に係ルゴルフ用
スイングフオーム習得器を使用すればアドレス状態及び
トップスイング状態及びインパクトスイング状態の所定
の位置で報知音が正常に鳴るようにスイングするだけで
、適切なゴルフスイングフオームを習得することができ
る。一方、ゴルフスイングフオームが悪くなった時、所
定の位置で、報知音が鳴らないか、又は、２度報知音が
鳴ることにより、スイングフオームのづれに気付くこと
ができる。

更に送受信装置は、腕時計と同じように手首に取り付け
られ、中継装置は、手軽に衣服又はバンドに取り付けら
れるので、装置を取り付ける時のわづられしさ、或いは
、装置を取り付けた時の違和感が全くなく、家庭での素
振り練習或いは、ゴルフ練習場での打球練習或いは、ゴ
ルフ場での練習ラウンドでのスイング確認等、どのよう
な場所でも手軽に使用できる。

更に、中継装置は信号を受信していない時は殆ど電流が
流れないので、電池の消耗が極・めて少なく、一方、送
受信装置も中継装置の中継した信号を受信した直後の約
１分間程度以外は、送信回数を減少させ、電池の消耗を
少なくしているため、内蔵電池により長期間使用が可能
である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例の一部をなす、送受信
装置のバンドに取り付けた状態を示す平面図、第１ｍｔ
）は（８１図のＡ−Ａ断面図である。第２図は本発明の
一実施例の一部をなす、身体正面に取り付けて用いる中
継装置の外観斜視図である。第３図は同実施例の一部を
なす、身体右胸付近に取り付けて用いる中継装置の外観
斜視図である。第４図（ａ）は本発明品の使用状態を示
す図であって、アドレス状態及びインパクトスイング状
態における送受信装置１と中継装置２の位置関係を示す
図、第４図（ｂ）はトップスイング状態における送受信
装置１と中継装置３の位置関係を示す図モある。第５図
は本発明品を使用してゴルフスイングを行うときの、送
受信装置の受信可能領域と、受信不可能領域を示す模式
図である。第６図は本発明の送受信装置の実施例の電気
的構成を示すブロック構成図、第７図は本発明の中継装
置の実施例の電気的構成を示すブロック構成図である。第８図は本発明実施例のプログラムを示すフローチャー
トである。１−・送受信装置２・−正面取り付は用中継装置３−右胸付近取り付は用中継装置４−・ゴルフクラブ、　　５−・左腕１１、　２１．　３１−・送信部１２．２２．３２・−・−・受信部！３−バンド２３．３３・−・止めピン１４−　報知部 ■−アドレス状態 ■−・−・バックスイング状態 ■−・−トップスイング状態 ■・−・ダウンスイング状態 ■・−・インパクトスイング状態 ■・−フォロースルー状態 ■・−オーバスイング状態

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ゴルフクラブを持つ手首に取り付けうる送受信装
置と、身体の衣服類の複数ケ所に取り付けうる複数個の
中継装置により構成され、前記送受信装置は、送信部、
受信部、報知部及びこれらを制御する制御部により構成
され、前記中継装置は、前記送受信装置よりの信号を受
信する受信部とその受信部へ返信する送信部により構成
され、前記送受信装置と中継装置の送信部と受信部の指
向性の方向が互に重なる時、前記報知部が駆動されるよ
うに構成したことを特徴とするゴルフ用スイングフォー
ム習得器。
（２）前記送受信装置及び中継装置の発信部と受信部は
、隣接して設置され、且つ指向性の方向が同一方向であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のゴルフ
用スイングフォーム習得器。
（３）前記送受信装置及び複数個の中継装置は、それぞ
れ個別のケースに収容され、それぞれ内蔵した電池によ
り駆動されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載のゴルフ用スイングフォーム習得器。
（４）前記送受信装置は、身体の手首に取り付けるバン
ドを付設していることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載のゴルフ用スイングフォーム習得器。
（５）前記送受信装置の送信部と受信部の指向性の方向
がバンドの長さ方向に対し４５度前後の角度に設定され
、且つ、バンド面に対し、２２度前後の角度に設定され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項及び第４
項記載のゴルフ用スイングフォーム習得器。
（６）前記中継装置は、身体の衣服又はズボンのバンド
に取り付けられる止めピンを付設していることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載のゴルフ用スイングフォ
ーム習得器。
（７）前記送受信装置と前記中継装置は、ゴルフスイン
グのアドレス状態、トップスイング状態及びインパクト
スイング状態において、送信部及び受信部の指向性の方
向が重なるように設置され、一方バックスイング状態、
ダウンスイング状態及びフォロースルー状態において、
送信部と受信部の指向性の方向が重ならないように設置
されることを特徴とする特許請求の範囲第１項、第４項
、第５項及び第６項記載のゴルフ用スイングフォーム習
得器。
（８）前記制御部は、送信部より送信したディジタル信
号と中継装置より受信したディジタル信号を照合するこ
とにより、信号受信を確認することを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のゴルフ用スイングフォーム習得器
。
（９）前記制御部は、送受信装置が中継装置で中継した
信号を受信した直後の所定時間のみ、ディジタル信号の
発生回数を増加させ、そのディジタル信号の発生回数の
増加後所定時間に信号を受信しなければ、再度ディジタ
ル信号の発生回数を減少させるように構成されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のゴルフ用ス
イングフォーム習得器。
（１０）前記報知部は、送受信装置が信号の受信不可能
な状態から受信可能な状態に移動した直後、１回だけ報
知音を発生するように構成され、オーバスイング時トッ
プスイング状態において報知音を２回発生することによ
り、オーバスイングを報知することを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のゴルフ用スイングフォーム習得器
。
（１１）前記送信部は発光素子で構成され、前記受信部
は受光素子で構成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載のゴルフ用スイングフォーム習得器。