JPH10286338A - 電子式ゴルフ用グローブのゴルフ練習用器具 - Google Patents

電子式ゴルフ用グローブのゴルフ練習用器具

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JPH10286338A
JPH10286338A JP11013497A JP11013497A JPH10286338A JP H10286338 A JPH10286338 A JP H10286338A JP 11013497 A JP11013497 A JP 11013497A JP 11013497 A JP11013497 A JP 11013497A JP H10286338 A JPH10286338 A JP H10286338A
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glove
golf
sensor
golfer
hand
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JP11013497A
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C Cozza Frank
シー.コッザ フランク
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ゴルフのスウィング中にクラブの不正確なグリ
ップにたいして、知覚可能な信号を発する練習用グロー
ブに関する。 【解決手段】手の挿入用開口部及び複数個の指サックを
有するゴルフ用グローブに類似し、親指の裏側に相当す
る領域に、及び/又は手のひらと中指、薬指及び小指と
の交差部の回りの部分に相当する領域に、センサー2
2,26を配置する。センサーの一つがセンサーに対す
る圧力の不在を検知すると、電子的に知覚可能な信号を
発生する。信号は各センサーの異なる特性を持つ音信号
であるのが好ましい。センサーは感圧性、キャパシタン
ス性又は接近性のスイッチである。電子要素及び信号要
素は、グローブ裏側のポケットに収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に、従来のゴ
ルフ用グローブ(glove)と同様にして使用される
ゴルフ用グローブに関する。本発明のグローブは、ゴル
フをする人(ゴルファー)がゴルフのスウィング中にゴ
ルフクラブ(club)を不適当にゆるめた際に、音信
号を発生する電子的機構を包含する。
【0002】
【従来の技術および問題点】ゴルフのプレイにおいてバ
ックスウィング、ダウンスウィングおよびフォロースル
ー中に、ゴルフクラブのグリップをしっかりと維持すべ
きであることは昔から知られている。しかし多くのゴル
ファーは、ゴルフボールを打つ前のゴルフスウィング中
にある時点にてゴルフクラブのグリップをゆるめるかま
たはグリップを変える傾向がある。スウィング中にゴル
フクラブのグリップをゆるめ、放し、そしてグリップし
なおす動作は望ましくなく、そして種々の問題点または
該問題の組合わせを生ずることになる。グリップをゆる
めまたは解放する場合にスウィング中にゴルフクラブが
ゴルファーの手の中で僅かに回転する傾向が上記の問題
点に含まれており、意図される飛行線に対してゴルフク
ラブの打面が不適当な位置を取る原因となる。上記の誤
位置によってゴルフクラブがボールに望ましくないスピ
ンを与えることになり、直線状の飛行ではなくフックま
たはスライスが生ずる原因となる。またスウィング中の
グリップのゆるみまたは解放は、不適当なリズムおよび
タイミングを発生させることになる。スウィング中のゴ
ルファーの手の離れは、特にバックスウィング中におい
てスウィングの長さの不調和およびオーバースウィング
の傾向をもたらす。これらの問題点は個々にまたは複合
して生起し、一般的に不調和または望ましくない結果を
もたらす。
【0003】未熟練者がスウィング中にゴルフクラブの
グリップをゆるめる最も普通の場合の一つは、グローブ
をしたリードする手(lead hand)[右ききの
ゴルファーの場合は左手]の小指、薬指および中指がス
ウィング中に僅かに開くことである。これによってゴル
フクラブのグリップ部分がグローブをした手(親指に対
向する)の手のひらの中央部にある部所において、ゴル
フクラブのグリップがゆるめられる。これらの三本の指
のこのようなグリップのゆるみまたは解放は、バックス
ウィングの頂部においてクラブのヘッドがドロップする
原因となり、オーバースウィングを生起しそしてゴルフ
ァーのグリップにおいてクラブを僅かにシフトさせる。
このようなシフトによって打たれるボールは不適当およ
び不調和となる。
【0004】未熟練者がスウィング中にゴルフクラブの
グリップをゆるめる他の共通のケースは、通常はグロー
ブをしてない追従する手(trailing han
d)[右ききのゴルファーの場合は右手]がバックスウ
ィング中にグローブをした手から離れるようになること
である。通常はグローブをしていない手の手のひらおよ
び親指の基部(付け根)がグローブをしたリードする手
の親指基部上にある場合に、この現象が生起する。手の
このような離れは、スウィングの頂部におけるそしてダ
ウンスウィング中における追従する腕の不適当な位置
(“フライング エルボー”として知られている)に一
般に原因する。ゴルファーの手中のクラブのシフトによ
って、打たれるボールが不適当および不調和(非一貫
性)となる。大部分のゴルファーは三種類の異なるグリ
ップの形式(styles)、すなわちシングルインタ
ーロック、ダブルインターロックおよびシングルオーバ
ーラップの中のいずれか一つを採用している。ゴルフク
ラブのしっかりしたグリップを不適当に保持する問題
は、すべてのグリップの形式に共通である。従ってスウ
ィングの間中にクラブのグリップを維持するように、ゴ
ルファーを訓練する簡単かつ効果的な方法が必要であ
る。大部分のゴルファーはスウィング中のグリップに注
意を集中することが困難であるので、この訓練は複雑で
ある。従って大部分のゴルファーは、ゴルフスウィング
中にゴルフクラブのグリップを調節することが不可能で
あり、そしてゴルファーがスウィング中にクラブをゆる
めたり、放したりまたは再グリップしているかを認識し
ていない。その結果としてゴルフのプレイが不調和とな
り、そしてこの問題を補正することが一般的に不可能で
ある。ゴルフのスウィング中にゴルファーの両手を適当
なゴルフのグリップに保持するために、種々の器具が開
発されてきた。オスボーン(Osborn)による米国
特許3,508,280号には、テープ状のファスナー
材料でロックされる一対のゴルフ用のグローブが開示さ
れている。スコウロン(Skouron)による米国特
許3,559,212号には、リードする手の端の三本
の指を適所に保持する部材をつけた単一のグローブが開
示されている。オドム(Odom)による米国特許4,
665,565号には、商標名Velcroとして発売
されている種類のフック/ロック式のファスナーによっ
て相互にロックされる一対のゴルフ用グローブが開示さ
れている。フレイヤー(Freyer)による米国特許
5,028,050号およびストル(Suttle)に
よる米国特許5,184,827号には、分離する際に
分離音を発生するフック/ループ材によって相互にロッ
クされている一対のゴルフ用グローブが教示されてい
る。マイアーズ(Myers)による米国特許5,03
3,120号には、グローブをした後方の二本の指を保
持する複数個の付属品が記述されている。これらの各特
許は少なくとも一点においてグリップの離れまたはゆる
みの問題を防止して該ゆるみまたは離れを克服しようと
しているが、ゴルフのスウィング中に適切なグリップを
維持することによって、ゴルファーが本来の能力を用い
て該問題を克服することを教示していない。
【0005】ムリイ(Murry)による米国特許4,
488,726号には、柄がグリップされているスポー
ツ用のグローブが記述されている。各指先の内側および
手のひらの端部に、通常は閉じている感圧性のスイッチ
が設置されている。ハンドル上のグリップがこれらの個
所のいずれかで十分きつくないと、アラームが鳴る。グ
ローブをしているリード用の手に連続的に加圧しなけれ
ばならないグローブをしていない追従用の手のグリップ
の離れ、ゆるみまたはグリップの変化を検出するには、
このグローブは有用ではない。更にこの配置は、手の種
々の部分によるしっかりしたグリップを維持する誤りを
区別することができない。
【0006】ゴルファーの手を相互にまたはゴルフクラ
ブにロックすることを意図する従来の器具は、取扱いに
くい上に一般に使用上不快である。プレイ中にクラブを
かえる際に、上記のストラップおよび付属品を多くの場
合に他者の助力によって取り外しおよび再着する必要が
ある。これらの配置は、各種のグリップを採用するゴル
ファーには不適当である。該ストラップおよび他の部品
は経時的に伸びたりそして消耗し、一貫性のある使用は
困難であり得る。なおゴルファーの手を特定の位置にロ
ックするこれらの器具は、該器具を使用せずにゴルファ
ーに適切なグリップを実際的に教示しないことが多い。
むしろゴルファーは実際に該器具に依存し、そしてプレ
イ中に従来のグローブを用いる場合に適当なグリップを
採用する可能性が少ない。
【0007】従って種々のゴルフのスウィング中にグリ
ップの解放、ゆるみまたは再グリップを検出し、そして
ゴルフのスウィング中にゴルファーが適切なグリップを
維持することを教示し、そして使用し易く且つ好都合で
ある、改善された方法および手段の需要が存続してい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点等は本発明
により、ゴルフのスウィング中にゴルフクラブのグリッ
プを正しく維持するようにゴルファーの能力および努力
に関してゴルファーを訓練するためのゴルフ用グローブ
により克服される。本発明によるゴルフ用グローブは、
ゴルフのスウィングの重要点において一種類以上の音信
号を発生し、ゴルフクラブのゴルファーのグリップがこ
れらの時点にて適切でないことを指示する。基本的に本
発明は、ゴルファーのリードする手(右ききの手のゴル
ファーの場合は左手)に適合するように形成された、手
を挿入する開口部および従来の指サック(figer
stall)を有するグローブ、ゴルファーの手のひら
ならびに中指、薬指および小指の交差点に相当する領域
および/または第一(すなわち先端)の関節に達しない
ゴルファーの親指裏面に相当する領域に配置された少な
くとも一個の感圧性センサー、およびセンサー上の圧力
が開放される際に音信号を放出する電気的手段を含む。
【0009】二個のセンサーを上記の各位置に設備する
場合、各センサーは圧力の開放によって異なる音信号を
発生し得る。通常は開いている適当な感圧性の電気的ス
イッチが使用し得る。好ましくは該スイッチは、機械的
感圧(タッチ式)スイッチ、接近(proximit
y)スイッチおよびキャパシタンススイッチからなる群
から選択される。グリップをする際にグリップおよびに
ぎりの動作の複合によってスイッチが閉じられるので、
上記のような手のひら上に設置されたセンサーの機械的
感圧性スイッチを用いて最善の結果が達成し得る。該ス
イッチが開かれる際に音信号が発生される。
【0010】特に好ましい態様において、該スイッチは
二個の隣接する導電体領域を有する可撓性プラスチック
シートの形状であり得る。代表的にプラスチックである
電気絶縁性材料のドット状等の小領域は、一つの導電体
を横切って分離されている。該シートは折たたまれて、
二つの導電体を面対面の関係にしている。該導電体集成
体上に加圧されない際は、該絶縁領域が導電体を僅かに
分離しているので、スイッチは開かれている。圧力が適
用されると、接触が生じそして音信号は発生されない。
【0011】電子的要素および音発生要素は、グローブ
の裏面上のポケット中に包入されているのが好ましい。
最適の態様においては、グローブのフラップ閉止物の外
側上のポケット中にこれらの要素が包入されている。
【0012】好ましい態様において、音信号を発生する
電気的手段は、ゴルファーが(ヒット用スタンスを取っ
た後に)両手でゴルフクラブをグリップしたときに感知
しそしてセンサーのスイッチを閉じる。所定の時間(例
えば3秒)後、識別される音信号そして代表的には一つ
のまたは連続した警報音がなり、そしてゴルファーがバ
ックスウィングを開始してもよいことそして電子回路が
作動したことを示す。これによってゴルファーに、スウ
ィング前に停止およびリラックスし、そしてボールの方
へステップして直ちにスウィングしないようにさせる。
ゴルファーがこの信号をきかない場合は、ゴルファーが
適当なグリップをしていない場合であり、そして信号が
きこえるまでグリップを再調節することが必要である。
【0013】代表的には電子系の傾斜スイッチの形状の
連動装置が提供可能であり、これによってバックスウィ
ング中にフラグが水平位置を通過するまでグリップのゆ
るみ信号が発生されない。これによって、ゴルファーが
スタンスを調節しそしてゴルフクラブのグリップをグリ
ップしそしてゆるめる間は信号が発生しないであろう。
グローブのセンサーのいずれもが活動しない所定の時間
の後に、例えば30〜60秒間(代表的にはスウィング
の後にそしてゴルファーがボールの位置に歩く時間の
間)、ゴルファーがクラブをグリップして再び活動化さ
れるまで該回路が「スリープ」モードに入りそしてエネ
ルギーが保全される。
【0014】本発明のグローブは、ゴルファーのグリッ
プが特定の形または位置に保持されることを強制する、
余分な附属品またはロック機構に依存しない。本発明の
グローブは従来のグローブと同様に練習または非トーナ
メントのプレイに使用できる。このグローブは、すべて
の種類および個々の形式のゴルフグリップを許容するも
のであり、そして使用が簡単かつ容易である。本発明の
グローブはロック用器具または余分な附属品に依存しな
いので、ゴルファーは正確なグリップを保持するのに該
器具等に依存することなく、そして音信号の発生を回避
する自己の努力および能力によってグリップの適切な保
持を学ぶ筈である。
【0015】
【好ましい態様の詳しい記述】図1および図2の正面図
および背面図に見られるように、基本的なグローブ10
は本質的には標準的なゴルフグローブである。該グロー
ブは布および/又は柔軟な薄い天然又は合成皮革、典型
的には二層の材料、から作られる。該グローブは多数個
の通気孔12、手を滑り込ませるための開口部14、お
よび該開口部からグローブに沿って延びて、該開口部が
手の上を滑り易くなるように拡がるスリット16を有す
る。
【0016】タブ18(好ましくは以下に記載するよう
にポケットカバー20の延長部)はスリット16の一方
側に縫製などによって固定され、スリットを越えて他方
の側まで延びる。協働するフックおよびループ材料(図
示されていない、図5中のタブ18上に示される)がタ
ブ18およびスリット16の他方側に通常の方法で取付
けられているので、タブは一点で固定することができ
て、グローブは快適に心地良く適合する。
【0017】切欠き領域24が図示された第1のセンサ
ー22は、一般にゴルファーの親指の背部に対応する領
域に沿った内側グローブ層上に、親指の先端に接近し
て、親指の付け根(基部)に達しない領域内に設けられ
る。電気回路をオン又はオフに切換えることができるあ
らゆる適当なセンサー22が使用できる。典型的なセン
サーには感圧性スイッチ、接近センサー、およびキャパ
シタンスセンサーが含まれる。ワイヤー25は、グロー
ブ層とポケットカバー20の後の電子回路との間で延び
ている。センサー22の寸法および形状は、適正にゴル
フが握られた場合に追従する手によって押される親指の
領域内にある限り、変え得る。
【0018】第2のセンサーは、手のひらに一般に対応
する領域内のグローブ層と、ゴルファーの手のひら、中
指、薬指および小指の交差部との間に配置される。セン
サ26は、典型的には図1(A)に示されるように(切
欠き領域24内に顕わされている)、基本的には手のひ
らと小指の交差点、又は図1(B)に示されたような、
基本的には手のひらと中指および薬指の交差部との間の
領域を覆う位置、又はこれらの間のあらゆる位置に置く
ことができる。センサー26は、図1(A)および
(B)の26および28で示された領域の周りの全領域
よりも大きくそして該全領域を覆うようにすることもで
きる。
【0019】図2に示されるように、センサー27は手
の裏側と小指との交差部に対応する領域内に、小指を図
4に示したようにクラブ32の周りに正しく曲げた時に
該センサーを作動状態にして(通常開いたスイッチを閉
じて)設けられる。
【0020】所望により、グローブは第1センサー22
のみを有していても、或いは第2のセンサー26のみを
有していても、或いは最適な性能のためにはセンサー2
2および26の両方を有してもよい。
【0021】ワイヤ30は以下に詳述するように、グロ
ーブ層の間(又は所望によりグローブの内側又は外側表
面の上)のセンサー26から、ポケットカバー20の後
の電気要素まで延びている。
【0022】図3はゴルフクラブ32を握った使用状態
のグローブ10を示し、グリップを典型的にはバックス
ウィングの頂点でゆるめた状態を示す。リードする手3
4(右ききのゴルファーの場合は左手)にグローブ10
を着用している。追従する手36はクラブ32をつかん
でおりそして通常の重ねグリップの態様でリードする手
34と重なっている。図示されるように、バックスウィ
ングの時に右肘を上げて(いわゆる“フライング エル
ボー”)、右手(追従する手)をクラブから離すように
引いた場合にしばしば起きるように、追従する手のグリ
ップがゆるめられる。これは、切欠き領域24に見られ
るように、センサー22内の接触を解き、電子回路が前
もって選定した4対の警報音のような音信号を作動させ
る。こうしてゴルファーは、次のスウィングの間に右肘
を正しい位置に保つように努めなければならないことに
気づく。肘が正しい位置になると、リードする手34の
親指上のグリップの位置は正しく(きつく)なり、信号
が鳴らなくなるのであろう。
【0023】図4は、典型的にはバックスウィングの頂
点で、グリップをゆるめてゴルフクラブ32を握った使
用状態のグローブ10の背部斜視図を示す。ゴルファー
がバックスウィングでクラブを非常に大きく後にもって
いくと、オーバースウィングになるので、リードする手
の握りをゆるめ、リードする手の手のひらとゴルフクラ
ブ32の周りの第2のセンサー26との間の圧力を解放
又はゆるめる。次に電子回路は前もって選定した音信
号、例えば4つの警報音、を発生させるであろう。
【0024】二つのセンサー22および26の一方のみ
を追従するグローブ10に使用すると、グリップの対応
する領域をゆるめるか又は解放した場合、一つの聴音信
号が発生するであろう。両方のセンサーを使用すると、
ゴルファーは一つの信号又は“さえずるような(war
bling)”結合音を聞き、スウィングエラーの一つ
又は両方が生じたことを示す。ゴルファーが信号を開か
ないと、グリップはスウィング全体を通して正しかった
ことになる。
【0025】電子要素および音発生要素用の好ましい容
器が図5に示される。ここで、ポケットはパネル40と
カバー20との間に形成される。“Velcro”の商
標で市販されている種類のフックおよびループ材料がパ
ネル40とカバー20の係合縁部の周りに取付けられて
おり、使用時にポケットを確実に閉鎖するが、容易に開
けられるようにしている。上述したように、タブ18
は、ポケットカバー20を越えて延び、そして図2およ
び図3に見られるように、スリット16に隣接する、フ
ックおよびループ材料に対応する材料と協動するフック
およびループ材料の層を有する。
【0026】小さい回路46は音発生器48、典型的に
はプロジェクト アンリミテッド社(Projects
Unlimited,Inc.)からのモデルAT−
150のような圧電気ホーン、および図6の回路図に示
される電子要素50を支える。弾性ひも54がボード4
6を横切って延びてグローブにその反対側で結ばれて、
該ボードをポケットの中央に保持する。開口52をポケ
ットカバー20に設けて、音発生器48から音波が出る
ようにするのが好ましい。ワイヤ25および30がボー
ド46からセンサー22および26に延びている。典型
的には、センサーがプラスチック基板上の印刷回路層の
形体である場合、従来のびょうを使用して可撓性のワイ
ヤを回路ストリップに結合することができる。
【0027】センサーおよびアラーム系を操作するのに
使用する典型的な回路は図6に示される。回路は小さい
3V電池56、典型的にはパナソニックからのBR12
25−IHC電池、により電力を与えられる。従来の方
法でプログラムされたマイクロプロセッサー58、典型
的にはミクロチップテクノロジー社からのPIC16C
54Aが該系を制御しそして警報音数および周波数、並
びに所望のその他の信号を設定する。使用されるその他
の要素には39kΩ抵抗60および62、100kΩ抵
抗64、3.3kΩ抵抗66、0.1μFキャパシタ6
8、15PFキャパシタ69、および711N4148
ダイオード70および72、2N3904トランジスタ
74、15.0mHzインダクタ76、およびDigi
keyからのSE2405CT−NDのような32kH
z表面マウント結晶が含まれる。
【0028】所望によりマイクロプロセッサー58を従
来の方法でその他の特徴と共にプログラムし得る。例え
ばゴルファーがティーの方へ歩みそしてゴルフクラブを
握ると、初期のグリッピングおよびセンサー22,26
の押圧がタイムシーケンスを開始し、選定した時間間
隔、例えば3秒の後に一つの警報音を発生する。これは
ゴルファーにスタンスをとり次にバックスウィングを始
める前に約3秒待つように教えるであろう。この短い遅
れはゴルファーをリラックスさせ、集中させそして急い
だショットを避けるのに役立つであろう。同様に、各セ
ンサーの解放毎に発生する警報音のパターンを変えるこ
とができる。所望により、その他のいくつかの警告信号
を、聴きとれる警報音の代りに使用できる。例えば、グ
ローブの内側の皮膚と接触した小さい振動器がスウィン
グが正しくない時に皮膚を振動させるか、或いはグロー
ブ内に穏やかな電気ショックを与えるようにすることが
できる。また、音信号は従来のボイスプロム(voic
e prom)により発生させた合成音信号であること
もできる。
【0029】感圧性スイッチ集成体の好ましい態様を図
7に示す。この集成体は第1センサー22と第2センサ
ー26を作り上げる部品を含む。第1センサー22は、
間隔をおいた導電体81の一連のパターンを薄い可撓性
の電気絶縁性基板上に有する第1パネルを含む。ライン
82に入る電流は、パネル80内の2組の導電体領域8
1の間の小さいスペース材により、外に出るライン84
から離される。スイッチ22は、ライン82に接続され
た導電体領域81とライン84に接続された導電体領域
81との間に電導経路が与えられるまで開いている。
【0030】間隔をおいた導電性領域86のパターンが
パネル82上に設けられている。基板がライン88に沿
って折り畳まれると、各領域86はパネル80上の一組
の導電性領域81の表面をおおう。複数個の電気絶縁材
料のドット90が導電性領域86上に設けられて、二つ
のパネル内の導電体の接触を防止する。しかし、二つの
パネルをきつく押しつけると、パネル80上の内部導電
体領域を通して接触が起きて、回路を閉じるであろう。
【0031】同様に、第2のセンサー26は、それぞれ
導電体96および共通の導電体82に接続された、離れ
た多数の導電性領域92および94を有する一つのパネ
ル91、および多数個の絶縁ドット100を有する第2
の導電体パネル98を有する。前のように、集成体をラ
イン88に沿って折り畳むと、圧縮力をかけるまでは導
電体パネル98とパネル91上の領域とは接触しないで
あろう。
【0032】図1〜4に示すように別々のセンサー22
および26を使用する場合、各センサーは典型的には図
7に示した領域の一つと類似する個々の形状を有すであ
ろう。製造および組立ての便利さから、図7に示す一つ
の集成体が好ましい。センサー22と26の間の間隔は
所望するセンサーの正確な配置に依存するであろう。図
示したように、センサー22には9対の導電体領域があ
り、大きいグローブに適合するであろう。例えば小さい
グローブに使用するために、もっと少ない対の導電体領
域が所望の場合は、末端の対を切り取ることができる。
導電体ライン82,84および96は電子要素46まで
延びていても、或いはセンサー26に隣接して従来のび
ょう様の連結具のような適当な連結具により可撓性ワイ
ヤに結合してもよい。
【0033】特定の関係、材料およびその他のパラメー
タを好ましい態様の記載で詳述したが、適当な場合はこ
れらを変えても同様の結果が得られる。
【0034】本願開示を読むと当業者は、本発明の他の
適用、変更および展開をするであろうが、これらは本発
明の範囲内の含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1(A)は本発明のゴルフ練習用のグローブの
正面斜視図である。1(B)はセンサー28の他の配置
を示す、図1(A)のゴルフ練習用グローブ正面斜視図
である。
【図2】該グローブの背面の斜視図である。
【図3】ゴルフクラブをグリップするのに使用している
該グローブの背面の斜視図である。
【図4】ゴルフクラブをグリップするのに使用している
該グローブの正面斜視図である。
【図5】電子要素を収容する開いたポケットの斜視図で
ある。
【図6】電子要素の回路図である。
【図7】グリップ用のスイッチ集成体の一態様を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 グローブ 20 ポケットカバー 22,26 センサー 30 ワイヤ 32 ゴルフクラブ 34 リードする手 36 追従する手 40 パネル 48 音発生器 81,86 導電体領域 90,100 ドット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルファーがゴルフのスウィング中にゴ
    ルフクラブの正確なグリップの維持に失敗したのに応答
    して、識別性の物理的に知覚可能な信号を発生するゴル
    フ練習用グローブであり、該グローブは下記の部材を含
    むことを特徴とする:スウィング中にゴルフクラブをグ
    リップするゴルファーのリードする手に適合する形状で
    ある、手を挿入する開口部および複数個の指用の仕切り
    部を有するグローブ;クラブをグリップする際に曲がる
    ように、ゴルファーの手の裏側と小指との交差部に相当
    する領域に一般的に配置された該グローブ上の第1のセ
    ンサー手段;ゴルファーが初めてゴルフクラブを正確に
    グリップした後の所定の時間、物理的に知覚可能な信号
    を発生するための活動信号手段;および上記の曲がりが
    不在の場合に物理的に知覚可能な信号を発生する上記の
    第1のセンサーに連結された該グローブ上にある第1の
    電気的手段。
  2. 【請求項2】 上記第1のセンサーが機械的感圧性スイ
    ッチ、接近スイッチおよびキャパシタンススイッチから
    なる群から選ばれる、通常は開いているスイッチを含
    む、請求項1のゴルフ練習用グローブ。
  3. 【請求項3】 上記センサーが二つの近接する電気的コ
    ンダクターパターンを有するプラスチックのシートを含
    む感圧性スイッチであり、少なくとも一つのコンダクタ
    ーパターンは複数個の電気絶縁性領域を含み、該コンダ
    クターパターンを分離している該絶縁性領域に関して該
    コンダクターパターンは面対面の関係にあるように該シ
    ートが折り畳まれており、このため該シート上に加えら
    れる圧力によって二つの該コンダクターパターンが接触
    される、請求項1のゴルフ練習用グローブ。
  4. 【請求項4】 手の裏側にそった手挿入用開口部に近接
    してフックおよびループ式の閉止手段を有するポケット
    を更に含み、該ポケットは該電気的手段を取り外し可能
    に収容する、請求項1のゴルフ練習用グローブ。
  5. 【請求項5】 クラブをグリップする際に追従する手に
    よって加圧される最端部の関節に達しないゴルファーの
    親指の裏側に相当する領域に一般的に配置された該グロ
    ーブ上の第2のセンサーを更に含み;そして該第2のセ
    ンサーが加圧の不在を検知する場合に識別性の音信号を
    発生する手段を該電気的手段が更に含む、請求項1のゴ
    ルフ練習用グローブ。
  6. 【請求項6】 クラブをグリップする際にクラブを加圧
    するゴルファーの中指、薬指および小指に相当する領域
    に一般的に配置されたグローブ上の第3のセンサー手段
    を更に含み;そして該第3のセンサーが加圧の不在を検
    知する場合に識別性の音信号を発生する手段を該電気的
    手段が更に含む、請求項1のゴルフ練習用グローブ。
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