JPS6237210B2 - - Google Patents

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JPS6237210B2
JPS6237210B2 JP16567380A JP16567380A JPS6237210B2 JP S6237210 B2 JPS6237210 B2 JP S6237210B2 JP 16567380 A JP16567380 A JP 16567380A JP 16567380 A JP16567380 A JP 16567380A JP S6237210 B2 JPS6237210 B2 JP S6237210B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
medium
turbine
flow rate
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16567380A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5788210A (en
Inventor
Yoshiki Tomita
Nobuichi Okamoto
Tsuneo Mega
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kansai Denryoku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Kansai Denryoku KK filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16567380A priority Critical patent/JPS5788210A/ja
Publication of JPS5788210A publication Critical patent/JPS5788210A/ja
Publication of JPS6237210B2 publication Critical patent/JPS6237210B2/ja
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  • Control Of Turbines (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、LNG冷熱発電プラント等に用いる
タービン作動用媒体の過熱度制御方法に関する。
従来のLNG冷熱発電プラントにおける媒体ラ
ンキンサイクルの機器構成及び制御系構成を第1
図に示す。図中破線は制御系の信号経路を示す。
この媒体ランキンサイクルにおいて、媒体液管路
1を流れる媒体(プロパン、フロンなどの単成分
とする)は、熱交換器2の加熱用流体3により加
熱気化され、媒体蒸気管路4を通り、加減弁5を
経て発電機6に接続したタービン7を作動する。
次いで媒体は、凝縮器8の冷却用流体9により凝
縮し、媒体液管路1に設けた加圧ポンプ10及び
流量調整弁11を経て、上記熱交換器2に流入す
る。この媒体ランキンサイクルにおいて、凝縮器
8における媒体圧力は、大気圧に至近のより高い
一定の圧力に制御される必要があり、背圧検出器
12、背圧制御器13、加減弁5によつて背圧タ
ービンの「背圧制御」の方法で制御される。すな
わち背圧が上昇するときは、加減弁14を閉じる
方向に、下降するときは開く方向に操作して排気
側に流入する蒸気の流量を調節する。
一方管路4の蒸気圧力は、タービン出力を極力
大きく得るために背圧に対して十分高く定める必
要がある。従来の制御方法は、媒体蒸気管路4を
流れる媒体の温度TXを温度検出器15で検出
し、この温度TXにもとづいて第3図の折線aか
ら圧力設定値PS1を求める。この圧力設定値は飽
和圧力線bより所定圧低い値を用いる。これは蒸
気が「湿り域」に入つてタービンが損傷するのを
防止するためである。ついでこの圧力設定値PS1
と圧力検出器16で検出した圧力検出値との偏差
ΔPSを演算器17で求め、この偏差ΔPSを0と
するように制御器18で上記流量調整弁11を操
作して熱交換器2における媒体蒸発量を変化さ
せ、もつて蒸気圧力制御していた(以下これを過
熱度制御と定義する)。
なお、従来のものは媒体蒸気の飽和特性に基づ
いて後記する第3図の飽和圧力線bを先ず定め、
これに3℃の過熱度を見込んで折線aを設定した
もので、常識的な取扱いである。従つて、刊行物
名は特にない。
しかし、凝縮器8を流れる冷却用流体
(LNG)9の流量が急減するとタービン7の排気
の凝縮量が減少するため排気圧力が規定値よりも
高くなり、いわゆる「背圧制御」の作用によつて
加減弁5が絞られ、上流の圧力が高くなる。従来
のものでは、流量調整弁11への絞り込みが時間
的に遅れるため管路4への蒸気の流入が続き、圧
力も上昇を続けるため飽和圧力となつて蒸気条件
が「湿り域」に入る欠点があつた。
また、「湿り域」に入ると回復に時間を要し、
過熱度制御が逆効果的に動作し、制御系がハンチ
ングする欠点があつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、媒
体の圧力検出値、温度検出値に加えて凝縮器の冷
却用流体の流量検出値にもとづいて過熱度を制御
することにより、冷却用流体の流量が急減しても
上述した欠点がなくタービン入口過熱度を適正に
制御することができるタービン作動用媒体の過熱
度制御方法を得んとするものである。
すなわち本発明は、熱交換器での加熱気化、タ
ービンの作動及び凝縮器を流れる冷却用流体によ
る凝縮を順に繰返すタービン作動用媒体のタービ
ン入口における過熱度を制御する過熱度制御方法
において、媒体のタービン入口温度を検出して圧
力設定値に換算するとともに冷却用流体の流量を
検出して圧力設定値に換算し、これら圧力設定値
のうちいずれか小さい値と媒体のタービン入口圧
力の検出値との偏差を求め、この偏差値にもとづ
いて熱交換器に流れる媒体の流量を調整して媒体
の蒸気圧を制御することを特徴とするタービン作
動用媒体の過熱度制御方法である。
以下本発明を図面を参照して説明する。
第2図は本発明方法におけるLNG冷熱発電プ
ラントの媒体ランキンサイクルの機器構成及び制
御系構成を示したものである。この図において第
1図と異なる点は、冷却用流体9の流量検出器1
9の流量検出値を演算器20に入力していること
である。この図で他の構成は同一であるため、同
一符号を付けてその説明を省略する。
本発明方法は、媒体蒸気管路4内の温度TX
温度検出器15で検出し、又同部の圧力PXを圧
力検出器16で検出してそれぞれ演算器20に送
出する。一方凝縮器8に流れる冷却用流体9の流
量QXを流量検出器19で検出し、演算器20に
送出する。演算器20では、前記出力信号TX
X,QXを入力として、次の演算(1)〜(3)を行う。
(1) 温度検出値TXから第3図に示す関係にもと
づいて圧力設定値PS1を求め、また流量検出値
Xから第4図に示す関係にもとづいて圧力設
定値PS2を関数発生器で演算する。
(2) 演算されたPS1,PS2を比較器に入力し、比
較器ではこれらのうちいずれか小さい値を選択
し、それを圧力設定値PSとして出力する。
(3) 圧力設定値PSと前記圧力検出値PXを加算器
に入力し、両者の差を演算し、偏差信号ΔPと
して制御器18に送出する。
制御器18は比例積分形のもので、圧力検出値
Xが圧力設定値PSより大のとき、流量調整弁1
1を閉じる方向に操作する。
従つてこの方法によれば、タービン入口側管の
圧力を鋭敏に変化させる冷却用流体の流量変化を
検知し、この流量検出値と、媒体の圧力検出値、
温度検出値にもとづいて過熱度を制御するように
したので、冷却用流体の流量が急減したときにも
流量調整弁の絞り込みをスムーズにおこなうこと
ができ、圧力の上昇を防止して、「湿り域」に突
入することがなく、またタービンを損傷させる恐
れもない。以上の如く本発明によれば、媒体蒸気
の過熱度が目標を満足するよう適正に制御できる
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の過熱度制御方法を示す説明図、
第2図は本発明の過熱度制御方法の一例を示す説
明図、第3図は温度TXと圧力設定値PS1との関
係を示す図、第4図は流量QXと圧力設定値PS2
との関係を示す図である。 1…媒体液管路、2…熱交換器、3…加熱用流
体、4…媒体蒸気管路、5…加減弁、6…発電
機、7…タービン、8…凝縮器、9…冷却用流
体、10…加圧ポンプ、11…流量調整弁、12
…背圧検出器、13…背圧制御器、15…温度検
出器、16…圧力検出器、17…演算器、18…
制御器、19…流量検出器、20…演算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱交換器での加熱気化、タービンの作動及び
    凝縮器を流れる冷却用流体による凝縮を順に繰返
    すタービン作動用媒体のタービン入口における過
    熱度を制御する過熱度制御方法において、媒体の
    タービン入口温度を検出して圧力設定値に換算す
    るとともに冷却用流体の流量を検出して圧力設定
    値に換算し、これら圧力設定値のうちいずれか小
    さい値と媒体のタービン入口圧力の検出値との偏
    差を求め、この偏差値にもとづいて熱交換器に流
    れる媒体の流量を調整して媒体の蒸気圧を制御す
    ることを特徴とするタービン作動用媒体の過熱度
    制御方法。
JP16567380A 1980-11-25 1980-11-25 Controlling method of degree of superheat on working medium for turbine Granted JPS5788210A (en)

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JPS5788210A JPS5788210A (en) 1982-06-02
JPS6237210B2 true JPS6237210B2 (ja) 1987-08-11

Family

ID=15816847

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057913A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Ihi Corp ボイラ付着物除去装置の蒸気供給装置
WO2020255677A1 (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 ボッシュ株式会社 情報処理装置及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59122709A (ja) * 1982-12-29 1984-07-16 Toshiba Corp 冷熱利用ランキンサイクルの主蒸気圧力制御装置
ITBS20130184A1 (it) * 2013-12-19 2015-06-20 Turboden Srl Metodo di controllo di un ciclo rankine organico

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JPS5788210A (en) 1982-06-02

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