JPH06117602A - 圧力制御装置 - Google Patents
圧力制御装置Info
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- JPH06117602A JPH06117602A JP26153292A JP26153292A JPH06117602A JP H06117602 A JPH06117602 A JP H06117602A JP 26153292 A JP26153292 A JP 26153292A JP 26153292 A JP26153292 A JP 26153292A JP H06117602 A JPH06117602 A JP H06117602A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】2次側出口圧力調節弁を操作するPI制御回路
におけるゲイン設定を蒸気発生器の1次側入力温度か
ら、各種プラント状態に対応した2次側出口圧力の応答
特性により可変とした圧力制御装置を提供する。 【構成】圧力制御装置34は蒸気発生器1の2次側配管3
から流出する流体を一部分岐して2次側出口圧力調節弁
17を介し起動バイパス系統へ回収するラインを備えて前
記蒸気発生器1の2次側出口圧力を前記2次側出口圧力
調節弁17の操作により一定制御する圧力制御装置におい
て、前記蒸気発生器1の1次側入口温度および2次側出
口圧力と2次側出口圧力設定値26との偏差を入力して前
記蒸気発生器1の1次側入口温度に対応して前記2次側
出口圧力と2次側出口圧力設定値との偏差に乗じるゲイ
ンを設定する関数発生器32を備えたことを特徴とする。
におけるゲイン設定を蒸気発生器の1次側入力温度か
ら、各種プラント状態に対応した2次側出口圧力の応答
特性により可変とした圧力制御装置を提供する。 【構成】圧力制御装置34は蒸気発生器1の2次側配管3
から流出する流体を一部分岐して2次側出口圧力調節弁
17を介し起動バイパス系統へ回収するラインを備えて前
記蒸気発生器1の2次側出口圧力を前記2次側出口圧力
調節弁17の操作により一定制御する圧力制御装置におい
て、前記蒸気発生器1の1次側入口温度および2次側出
口圧力と2次側出口圧力設定値26との偏差を入力して前
記蒸気発生器1の1次側入口温度に対応して前記2次側
出口圧力と2次側出口圧力設定値との偏差に乗じるゲイ
ンを設定する関数発生器32を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速増殖炉発電プラン
トの主蒸気、給水系の制御に係り、特に起動時等プラン
ト状態の変化に対応した蒸気発生器2次側出口の圧力制
御を行う圧力制御装置に関する。
トの主蒸気、給水系の制御に係り、特に起動時等プラン
ト状態の変化に対応した蒸気発生器2次側出口の圧力制
御を行う圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速増殖炉による発電プラントにおける
主蒸気、給水系においては、通常、図3の系統構成図に
示すように図示しない高速増殖炉の発熱による熱エネル
ギーはナトリウム系統である蒸気発生器1の1次側配管
2から金属液体ナトリウム流により伝達され、蒸気発生
器1において主蒸気系である2次側配管3の上流に設け
た給水調節弁4を介して流される給水と熱交換し、給水
は高温の過熱蒸気となる。
主蒸気、給水系においては、通常、図3の系統構成図に
示すように図示しない高速増殖炉の発熱による熱エネル
ギーはナトリウム系統である蒸気発生器1の1次側配管
2から金属液体ナトリウム流により伝達され、蒸気発生
器1において主蒸気系である2次側配管3の上流に設け
た給水調節弁4を介して流される給水と熱交換し、給水
は高温の過熱蒸気となる。
【0003】この過熱蒸気は、蒸気加減弁5を経由して
蒸気タービン6において発電機7を駆動して電気エネル
ギーに転換されて復水器8に至る。また前記蒸気加減弁
5の入口側よりタービンバイパス弁9が復水器8に接続
されている。復水器8では蒸気タービン6で仕事をした
蒸気が冷却、凝縮されて復水となり、復水ポンプ10,脱
気器11,低圧給水加熱器12,給水ポンプ13,および高圧
給水加熱器14を経由して給水となり、前記給水調節弁4
を経て蒸気発生器1に還流されるように構成されてい
る。
蒸気タービン6において発電機7を駆動して電気エネル
ギーに転換されて復水器8に至る。また前記蒸気加減弁
5の入口側よりタービンバイパス弁9が復水器8に接続
されている。復水器8では蒸気タービン6で仕事をした
蒸気が冷却、凝縮されて復水となり、復水ポンプ10,脱
気器11,低圧給水加熱器12,給水ポンプ13,および高圧
給水加熱器14を経由して給水となり、前記給水調節弁4
を経て蒸気発生器1に還流されるように構成されてい
る。
【0004】また1次側配管2で蒸気発生器1の入口に
は1次側入口温度検出器15が設けられており、2次側配
管3で蒸気発生器1の出口には2次側出口温度検出器16
が設置されていて、この温度信号により前記給水調節弁
4が操作される。さらに、蒸気発生器1の2次側配管3
の出口側には2次側出口圧力調節弁17が分岐されてい
て、起動バイパス系統に接続している。
は1次側入口温度検出器15が設けられており、2次側配
管3で蒸気発生器1の出口には2次側出口温度検出器16
が設置されていて、この温度信号により前記給水調節弁
4が操作される。さらに、蒸気発生器1の2次側配管3
の出口側には2次側出口圧力調節弁17が分岐されてい
て、起動バイパス系統に接続している。
【0005】同じく蒸気発生器1の2次側配管3の出口
側には2次側出口圧力検出器18が設置されており、前記
2次側出口圧力調節弁17は2次側出口圧力検出器18から
の圧力信号を入力する圧力制御装置19により操作され
る。なお、前記蒸気加減弁5の下流には主蒸気圧力検出
器20が取付けてあり、この圧力信号により前記蒸気加減
弁5およびタービンバイパス弁9の操作を行うようにな
っている。
側には2次側出口圧力検出器18が設置されており、前記
2次側出口圧力調節弁17は2次側出口圧力検出器18から
の圧力信号を入力する圧力制御装置19により操作され
る。なお、前記蒸気加減弁5の下流には主蒸気圧力検出
器20が取付けてあり、この圧力信号により前記蒸気加減
弁5およびタービンバイパス弁9の操作を行うようにな
っている。
【0006】従来、発電プラントの定格運転時において
は、給水が給水調節弁4を介して蒸気発生器1に流入
し、1次側配管2のナトリウム系統と熱交換して蒸気と
なり高温の過熱蒸気となる。この過熱蒸気は蒸気加減弁
5を介して蒸気タービン6を回転させ、発電機7を駆動
して発電させる。蒸気タービン6の回転に供された蒸気
は復水器8において復水となり、復水ポンプ10,低圧給
水加熱器11,脱気器12,給水ポンプ13,高圧給水加熱器
14を経て、給水として蒸気発生器1へ還流する。
は、給水が給水調節弁4を介して蒸気発生器1に流入
し、1次側配管2のナトリウム系統と熱交換して蒸気と
なり高温の過熱蒸気となる。この過熱蒸気は蒸気加減弁
5を介して蒸気タービン6を回転させ、発電機7を駆動
して発電させる。蒸気タービン6の回転に供された蒸気
は復水器8において復水となり、復水ポンプ10,低圧給
水加熱器11,脱気器12,給水ポンプ13,高圧給水加熱器
14を経て、給水として蒸気発生器1へ還流する。
【0007】一方、発電プラントの起動過程において
は、蒸気発生器1からの流体は2次側出口圧力調節弁17
を介して、図示しない起動バイパス系統に送り込まれ、
起動バイパス系統においては送り込まれた流体の熱回収
あるいは余剰ドレンの回収が行われる。
は、蒸気発生器1からの流体は2次側出口圧力調節弁17
を介して、図示しない起動バイパス系統に送り込まれ、
起動バイパス系統においては送り込まれた流体の熱回収
あるいは余剰ドレンの回収が行われる。
【0008】蒸気発生器1への給水流量は、2次側出口
温度検出器16からの温度信号を図示しない制御回路に入
力して、プラント起動過程における初期段階では給水調
節弁4を操作することで給水流量フィードバック制御が
行われ、さらに蒸気発生器1の流動不安定現象を回避す
るために、蒸気発生器1から蒸気が発生する前に所定の
値まで増大される。
温度検出器16からの温度信号を図示しない制御回路に入
力して、プラント起動過程における初期段階では給水調
節弁4を操作することで給水流量フィードバック制御が
行われ、さらに蒸気発生器1の流動不安定現象を回避す
るために、蒸気発生器1から蒸気が発生する前に所定の
値まで増大される。
【0009】蒸気発生器1の2次側出口温度がある値に
上昇してからは、同様に給水調節弁4を操作すること
で、蒸気発生器1の2次側出口温度をフィードバックし
た一定制御に移行する。蒸気発生器1の2次側出口圧力
は、蒸気タービン6側に蒸気を通気するまでは、2次側
出口圧力検出器18からの圧力信号を圧力制御装置19を介
してフィードバックし、2次側出口圧力調節弁17を操作
することで一定制御が行われる。
上昇してからは、同様に給水調節弁4を操作すること
で、蒸気発生器1の2次側出口温度をフィードバックし
た一定制御に移行する。蒸気発生器1の2次側出口圧力
は、蒸気タービン6側に蒸気を通気するまでは、2次側
出口圧力検出器18からの圧力信号を圧力制御装置19を介
してフィードバックし、2次側出口圧力調節弁17を操作
することで一定制御が行われる。
【0010】さらに、蒸気タービン6側への蒸気通気以
降は、2次側出口圧力調節弁17による蒸気発生器1の2
次側出口圧力制御は停止して、図示しないタービン制御
装置により主蒸気圧力検出器20からの圧力信号をフィー
ドバックして、蒸気加減弁5あるいはタービンバイパス
弁9を操作させることで主蒸気圧力一定制御を開始す
る。
降は、2次側出口圧力調節弁17による蒸気発生器1の2
次側出口圧力制御は停止して、図示しないタービン制御
装置により主蒸気圧力検出器20からの圧力信号をフィー
ドバックして、蒸気加減弁5あるいはタービンバイパス
弁9を操作させることで主蒸気圧力一定制御を開始す
る。
【0011】次に、蒸気タービン6側への蒸気通気前、
すなわち、2次側出口圧力調節弁17による蒸気発生器1
の2次側出口圧力制御実施時期におけるプラントパラメ
ータの推移を図4の推移特性図を参照して説明する。な
お、図4(a)は蒸気発生器1の2次側出口圧力制御実
施時期21(横軸)における流量(縦軸)を示し、実線22
は1次側配管2のナトリウム流量、点線23は2次側配管
3の給水流量を示す。
すなわち、2次側出口圧力調節弁17による蒸気発生器1
の2次側出口圧力制御実施時期におけるプラントパラメ
ータの推移を図4の推移特性図を参照して説明する。な
お、図4(a)は蒸気発生器1の2次側出口圧力制御実
施時期21(横軸)における流量(縦軸)を示し、実線22
は1次側配管2のナトリウム流量、点線23は2次側配管
3の給水流量を示す。
【0012】また図4(b)は2次側出口圧力制御実施
時期21(横軸)における温度(縦軸)で、実線24は蒸気
発生器1の1次側入口温度、点線25は2次側出口温度を
示している。
時期21(横軸)における温度(縦軸)で、実線24は蒸気
発生器1の1次側入口温度、点線25は2次側出口温度を
示している。
【0013】図4(a)の実線22に示すように1次側配
管2のナトリウム流量は、蒸気発生器1の2次側出口圧
力制御開始前において、図示しない1次側ナトリウム系
統のポンプが起動されるために、これ以降は一定流量に
保持される。しかしながら、2次側出口圧力制御開始後
は、原子炉核加熱を開始するためにナトリウム系統であ
る蒸気発生器1の1次側入口温度は、図4(b)の実線
24に示すように一定の変化率で上昇する。この時に1次
側配管2の圧力は一定の状態にあると考えて良い。
管2のナトリウム流量は、蒸気発生器1の2次側出口圧
力制御開始前において、図示しない1次側ナトリウム系
統のポンプが起動されるために、これ以降は一定流量に
保持される。しかしながら、2次側出口圧力制御開始後
は、原子炉核加熱を開始するためにナトリウム系統であ
る蒸気発生器1の1次側入口温度は、図4(b)の実線
24に示すように一定の変化率で上昇する。この時に1次
側配管2の圧力は一定の状態にあると考えて良い。
【0014】一方、2次側配管3の主蒸気、給水系統で
は蒸気発生器1により1次側配管2との熱交換が行われ
るが、給水流量は前述したように制御回路の働きによ
り、図4(a)の点線23で示すように、蒸気発生器1の
2次側出口温度の上昇に伴い増大制御が行われ、その後
一定値に制御される。
は蒸気発生器1により1次側配管2との熱交換が行われ
るが、給水流量は前述したように制御回路の働きによ
り、図4(a)の点線23で示すように、蒸気発生器1の
2次側出口温度の上昇に伴い増大制御が行われ、その後
一定値に制御される。
【0015】従って、蒸気発生器1の2次側出口温度
は、図4(b)の点線25で示すように、蒸気発生器1の
1次側入口温度(実線24)の上昇に伴い飽和温度までは
上昇するが、その後は一定温度の期間を経て再度過熱蒸
気となって上昇している。なお、一定温度の期間では、
蒸気発生器1の2次側出口の流体はクオリティが増加し
て、その状態が圧縮水〜2相流〜蒸気へと変化している
ことがわかる。
は、図4(b)の点線25で示すように、蒸気発生器1の
1次側入口温度(実線24)の上昇に伴い飽和温度までは
上昇するが、その後は一定温度の期間を経て再度過熱蒸
気となって上昇している。なお、一定温度の期間では、
蒸気発生器1の2次側出口の流体はクオリティが増加し
て、その状態が圧縮水〜2相流〜蒸気へと変化している
ことがわかる。
【0016】蒸気発生器1の2次側出口圧力制御実施時
期21における2次側出口圧力調節弁17の開度変更に対す
る本パラメータの応答特性を図5の応答特性図により説
明する。この図5は、蒸気発生器1の2次側出口におけ
る圧力制御装置19を手動モードとして自動制御から切り
離した状態で、2次側出口圧力調節弁17の操作出力のス
テップ変更を行った際の、2次側出口圧力の応答波形を
表したものである。
期21における2次側出口圧力調節弁17の開度変更に対す
る本パラメータの応答特性を図5の応答特性図により説
明する。この図5は、蒸気発生器1の2次側出口におけ
る圧力制御装置19を手動モードとして自動制御から切り
離した状態で、2次側出口圧力調節弁17の操作出力のス
テップ変更を行った際の、2次側出口圧力の応答波形を
表したものである。
【0017】図5(a)は給水流量増大前,(b)は給
水流量増大後の場合で、いずれも2次側出口流体が圧縮
水の状態であるが、給水流量が異なるために2次側出口
圧力調節弁17の同一の開度変更幅に対し、本弁での差圧
一定時における弁開度と流量の関係を示すCV値の変化
量が異なる。この結果、図5(b)に示す給水流量増大
後の方が、CV値の変化量が大きいために圧力の上昇率
も大きい。
水流量増大後の場合で、いずれも2次側出口流体が圧縮
水の状態であるが、給水流量が異なるために2次側出口
圧力調節弁17の同一の開度変更幅に対し、本弁での差圧
一定時における弁開度と流量の関係を示すCV値の変化
量が異なる。この結果、図5(b)に示す給水流量増大
後の方が、CV値の変化量が大きいために圧力の上昇率
も大きい。
【0018】一方、給水流量増大後で、2次側出口流体
が図5(c)に示す2相流、あるいは図5(d)に示す
蒸気となっているケースでは、2次側出口圧力調節弁17
の同一の開度変更幅に対して流体の特性が圧縮水の状態
に比較して著しく変化しているために、いずれも圧力上
昇率は小さいものとなっていることがわかる。
が図5(c)に示す2相流、あるいは図5(d)に示す
蒸気となっているケースでは、2次側出口圧力調節弁17
の同一の開度変更幅に対して流体の特性が圧縮水の状態
に比較して著しく変化しているために、いずれも圧力上
昇率は小さいものとなっていることがわかる。
【0019】図6のブロック構成図は、従来例の2次側
出口圧力調節弁17を開閉操作して2次側配管3の圧力を
制御する圧力制御装置19を示す。この圧力制御装置19
は、自動モードにおいて2次側出口圧力検出器18からの
圧力信号と2次側出口圧力設定器26の設定値との偏差信
号を、ゲイン設定器27および積分器28で構成されるPI
演算回路29に入力して、制御演算された信号により手動
/自動切替器30を介して2次側出口圧力調節弁17を操作
させる構成で、さらに、手動モードのための手動設定器
31からの信号が前記手動/自動切替器30で切替えられて
2次側出口圧力調節弁17に出力されるようになってい
る。
出口圧力調節弁17を開閉操作して2次側配管3の圧力を
制御する圧力制御装置19を示す。この圧力制御装置19
は、自動モードにおいて2次側出口圧力検出器18からの
圧力信号と2次側出口圧力設定器26の設定値との偏差信
号を、ゲイン設定器27および積分器28で構成されるPI
演算回路29に入力して、制御演算された信号により手動
/自動切替器30を介して2次側出口圧力調節弁17を操作
させる構成で、さらに、手動モードのための手動設定器
31からの信号が前記手動/自動切替器30で切替えられて
2次側出口圧力調節弁17に出力されるようになってい
る。
【0020】この従来の圧力制御装置19による2次側出
口圧力調節弁17の操作は、自動モードにおいては2次側
出口圧力検出器18からの圧力信号と、2次側出口圧力設
定器26の設定値との偏差に対して、前述した種々のプラ
ント状態によって異なるパラメータの応答特性に関係な
く2次側出口圧力調節弁17の制御動作が常時一定とな
る。
口圧力調節弁17の操作は、自動モードにおいては2次側
出口圧力検出器18からの圧力信号と、2次側出口圧力設
定器26の設定値との偏差に対して、前述した種々のプラ
ント状態によって異なるパラメータの応答特性に関係な
く2次側出口圧力調節弁17の制御動作が常時一定とな
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】圧力制御装置19による
蒸気発生器1の2次側出口における圧力制御では、プラ
ント状態によって異なるパラメータの応答特性に関係な
く2次側出口圧力調節弁17を常時一定の制御動作させる
ため、特定のプラント状態では最適な制御特性が得られ
ても、このパラメータの応答特性が変化した他のプラン
ト状態でも同様に適切な制御特性を得ることは極めて困
難となる。
蒸気発生器1の2次側出口における圧力制御では、プラ
ント状態によって異なるパラメータの応答特性に関係な
く2次側出口圧力調節弁17を常時一定の制御動作させる
ため、特定のプラント状態では最適な制御特性が得られ
ても、このパラメータの応答特性が変化した他のプラン
ト状態でも同様に適切な制御特性を得ることは極めて困
難となる。
【0022】この対策としては圧力制御装置19のPI制
御回路29のゲイン設定を、蒸気発生器1の2次側出口圧
力の応答特性により可変にすることが必要となるが、蒸
気発生器1の2次側出口における流体の状態変化、およ
び2次側出口圧力調節弁17の開度によるCV値変化量等
を検出してゲイン設定を可変化すること等は、夫々の検
出方法や制御回路が複雑となる支障がある。
御回路29のゲイン設定を、蒸気発生器1の2次側出口圧
力の応答特性により可変にすることが必要となるが、蒸
気発生器1の2次側出口における流体の状態変化、およ
び2次側出口圧力調節弁17の開度によるCV値変化量等
を検出してゲイン設定を可変化すること等は、夫々の検
出方法や制御回路が複雑となる支障がある。
【0023】本発明の目的とするところは、2次側出口
圧力調節弁を操作するPI制御回路におけるゲイン設定
を蒸気発生器の1次側入力温度から、各種プラント状態
に対応した2次側出口圧力の応答特性により可変とした
圧力制御装置を提供することにある。
圧力調節弁を操作するPI制御回路におけるゲイン設定
を蒸気発生器の1次側入力温度から、各種プラント状態
に対応した2次側出口圧力の応答特性により可変とした
圧力制御装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】蒸気発生器の2次側から
流出する流体を一部分岐して2次側出口圧力調節弁を介
し起動バイパス系統へ回収するラインを備えて前記蒸気
発生器の2次側出口圧力を前記2次側出口圧力調節弁の
操作により一定制御する圧力制御装置において、前記蒸
気発生器の1次側入口温度および2次側出口圧力と2次
側出口圧力設定値との偏差を入力して前記蒸気発生器の
1次側入口温度に対応して前記2次側出口圧力と2次側
出口圧力設定値との偏差に乗じるゲインを設定する関数
発生器を備えたことを特徴とする。
流出する流体を一部分岐して2次側出口圧力調節弁を介
し起動バイパス系統へ回収するラインを備えて前記蒸気
発生器の2次側出口圧力を前記2次側出口圧力調節弁の
操作により一定制御する圧力制御装置において、前記蒸
気発生器の1次側入口温度および2次側出口圧力と2次
側出口圧力設定値との偏差を入力して前記蒸気発生器の
1次側入口温度に対応して前記2次側出口圧力と2次側
出口圧力設定値との偏差に乗じるゲインを設定する関数
発生器を備えたことを特徴とする。
【0025】
【作用】原子炉起動時等のプラント状態で、蒸気発生器
の2次側出口における流体の状態等が異なるが、圧力制
御装置における関数発生器は、蒸気発生器の1次側入口
温度からプラント状態を判別して、夫々の応答特性に対
応したゲイン設定を行う。これにより2次側出口圧力調
節弁に対して、圧力制御装置から常時、いずれのプラン
ト状態の場合にも最適な制御信号が出力されて、蒸気発
生器の2次側出口圧力が適切に制御される。
の2次側出口における流体の状態等が異なるが、圧力制
御装置における関数発生器は、蒸気発生器の1次側入口
温度からプラント状態を判別して、夫々の応答特性に対
応したゲイン設定を行う。これにより2次側出口圧力調
節弁に対して、圧力制御装置から常時、いずれのプラン
ト状態の場合にも最適な制御信号が出力されて、蒸気発
生器の2次側出口圧力が適切に制御される。
【0026】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。なお、上記した従来技術と同じ構成部分については
同一符号を付して詳細な説明を省略する。図1のブロッ
ク構成図に示すように圧力制御装置34は、2次側出口圧
力検出器18からの圧力信号と2次側出口圧力設定器26の
設定値との偏差信号と共に、蒸気発生器1の1次側入口
温度検出器15からの温度信号を入力して、この温度信号
に対応して前記偏差信号に乗じるゲインを設定する関数
発生器32と積分器28からなるPI演算回路33を具備す
る。
る。なお、上記した従来技術と同じ構成部分については
同一符号を付して詳細な説明を省略する。図1のブロッ
ク構成図に示すように圧力制御装置34は、2次側出口圧
力検出器18からの圧力信号と2次側出口圧力設定器26の
設定値との偏差信号と共に、蒸気発生器1の1次側入口
温度検出器15からの温度信号を入力して、この温度信号
に対応して前記偏差信号に乗じるゲインを設定する関数
発生器32と積分器28からなるPI演算回路33を具備す
る。
【0027】さらに、手動モードのための手動設定器31
および、この手動設定器31からの信号と前記PI演算回
路33から出力される自動モードの信号を切替えて、2次
側出口圧力調節弁17に開閉操作信号を出力する手動/自
動切替器30により構成されている。
および、この手動設定器31からの信号と前記PI演算回
路33から出力される自動モードの信号を切替えて、2次
側出口圧力調節弁17に開閉操作信号を出力する手動/自
動切替器30により構成されている。
【0028】すなわち、自動モードにおいては、蒸気発
生器1の2次側配管3の圧力信号と圧力設定値との偏差
信号、および1次側配管2の蒸気発生器1の入口温度信
号を、関数発生器32と積分器28で構成されるPI演算回
路33に入力される。
生器1の2次側配管3の圧力信号と圧力設定値との偏差
信号、および1次側配管2の蒸気発生器1の入口温度信
号を、関数発生器32と積分器28で構成されるPI演算回
路33に入力される。
【0029】このPI演算回路33で演算された制御信号
により手動/自動切替器30を介して2次側出口圧力調節
弁17を操作させるもので、さらに手動モードの場合に
は、手動設定器31からの信号が前記手動/自動切替器30
で切替えられて、手動設定器31で設定した信号により2
次側出口圧力調節弁17を操作する。なお、この圧力制御
装置34が適用される高速増殖炉の主蒸気、給水系は、上
記図3の系統構成図に示すものと同様である。
により手動/自動切替器30を介して2次側出口圧力調節
弁17を操作させるもので、さらに手動モードの場合に
は、手動設定器31からの信号が前記手動/自動切替器30
で切替えられて、手動設定器31で設定した信号により2
次側出口圧力調節弁17を操作する。なお、この圧力制御
装置34が適用される高速増殖炉の主蒸気、給水系は、上
記図3の系統構成図に示すものと同様である。
【0030】次に、上記構成による作用について説明す
る。圧力制御装置34のPI演算回路33におけるゲイン設
定が、蒸気発生器1の1次側入口温度により可変とされ
るため、蒸気発生器1の1次側入口温度の推移によって
2次側出口圧力調節弁17の制御動作が変化する。
る。圧力制御装置34のPI演算回路33におけるゲイン設
定が、蒸気発生器1の1次側入口温度により可変とされ
るため、蒸気発生器1の1次側入口温度の推移によって
2次側出口圧力調節弁17の制御動作が変化する。
【0031】前述のように2次側出口圧力調節弁17の制
御時期においては、ナトリウム系統である1次側配管2
の蒸気発生器1の入口温度は、図4(b)の実線24で示
すように原子炉出力の上昇に伴い常に一定の変化率で上
昇しており、2次側配管3における蒸気発生器1の出口
流体の状態(図4(b)点線25)は、流量変化を含めて
蒸気発生器1の1次側入口温度に対応して一意的に定め
られるものである。
御時期においては、ナトリウム系統である1次側配管2
の蒸気発生器1の入口温度は、図4(b)の実線24で示
すように原子炉出力の上昇に伴い常に一定の変化率で上
昇しており、2次側配管3における蒸気発生器1の出口
流体の状態(図4(b)点線25)は、流量変化を含めて
蒸気発生器1の1次側入口温度に対応して一意的に定め
られるものである。
【0032】さらに、2次側出口圧力調節弁17の操作に
よる蒸気発生器2次側出口圧力の応答特性は、同じく前
述した図5に示すように蒸気発生器1の2次側出口流体
の状態および流量に支配されている。すなわち、蒸気発
生器1次側入口温度により圧力制御装置34のゲイン設定
を可変設定することは、蒸気発生器1の2次側出口圧力
の応答特性に対応してPI演算回路33のゲイン設定を可
変設定とすることと同等となる。
よる蒸気発生器2次側出口圧力の応答特性は、同じく前
述した図5に示すように蒸気発生器1の2次側出口流体
の状態および流量に支配されている。すなわち、蒸気発
生器1次側入口温度により圧力制御装置34のゲイン設定
を可変設定することは、蒸気発生器1の2次側出口圧力
の応答特性に対応してPI演算回路33のゲイン設定を可
変設定とすることと同等となる。
【0033】図2の設定特性図は、圧力制御装置34の関
数発生器32において設定する関数の一実施例を示し、給
水流量増大前および給水流量増大後(圧縮水,蒸気)の
蒸気発生器1次側入口温度T1 〜T3 を横軸に、ゲイン
設定K1 〜K3 を縦軸としている。
数発生器32において設定する関数の一実施例を示し、給
水流量増大前および給水流量増大後(圧縮水,蒸気)の
蒸気発生器1次側入口温度T1 〜T3 を横軸に、ゲイン
設定K1 〜K3 を縦軸としている。
【0034】これにより、夫々のプラント状態における
2次側出口圧力調節弁17の制御動作による蒸気発生器1
の2次側出口圧力の応答特性は、前述のように(図5)
種々のケースがあるが、応答特性が速いプラント状態で
はゲイン設定を小さくし、逆の場合で応答特性が鈍いプ
ラント状態では、ゲイン設定を大きく設定して、いずれ
の場合にも適切な設定を行うことにより、夫々のプラン
ト状態において常時最適な2次側出口圧力の制御特性を
得ることができる。
2次側出口圧力調節弁17の制御動作による蒸気発生器1
の2次側出口圧力の応答特性は、前述のように(図5)
種々のケースがあるが、応答特性が速いプラント状態で
はゲイン設定を小さくし、逆の場合で応答特性が鈍いプ
ラント状態では、ゲイン設定を大きく設定して、いずれ
の場合にも適切な設定を行うことにより、夫々のプラン
ト状態において常時最適な2次側出口圧力の制御特性を
得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上本発明によれば、プラント状態によ
って異なる蒸気発生器2次側出口圧力の応答特性の変化
をナトリウム系統の蒸気発生器1次側入口温度によって
判断し、この上記応答特性に対応した制御回路のゲイン
を任意に関数設定することができる。
って異なる蒸気発生器2次側出口圧力の応答特性の変化
をナトリウム系統の蒸気発生器1次側入口温度によって
判断し、この上記応答特性に対応した制御回路のゲイン
を任意に関数設定することができる。
【0036】従って、蒸気発生器1次側入口の温度信号
によりゲイン設定器を本パラメータによって可変設定可
能な関数発生器に置換える簡易な構成により、2次側出
口圧力の応答特性に応じて2次側出口圧力調節弁の制御
動作を変化させる常時最適な制御特性が得られる。
によりゲイン設定器を本パラメータによって可変設定可
能な関数発生器に置換える簡易な構成により、2次側出
口圧力の応答特性に応じて2次側出口圧力調節弁の制御
動作を変化させる常時最適な制御特性が得られる。
【0037】これにより、原子炉起動時や系統外乱等に
対しても主蒸気系の圧力を容易に一定に保持することが
でき、高速増殖炉発電プラント運転の信頼性向上に大き
く寄与する効果がある。
対しても主蒸気系の圧力を容易に一定に保持することが
でき、高速増殖炉発電プラント運転の信頼性向上に大き
く寄与する効果がある。
【図1】本発明に係る一実施例の圧力制御装置のブロッ
ク構成図。
ク構成図。
【図2】本発明に係る一実施例の関数発生器の設定特性
図。
図。
【図3】従来の高速増殖炉発電プラントの主蒸気、給水
系統構成図。
系統構成図。
【図4】2次側出口圧力制御時期における発電プラント
のパラメータ推移特性図((a)は流量、(b)は温度
を示す)。
のパラメータ推移特性図((a)は流量、(b)は温度
を示す)。
【図5】各プラント状態における2次側出口圧力の応答
特性図((a)は給水流量増大前で圧縮水、(b)は給
水流量増大後で圧縮水、(c)は給水流量増大後で2相
流、(d)は給水流量増大後で蒸気の場合を示す)。
特性図((a)は給水流量増大前で圧縮水、(b)は給
水流量増大後で圧縮水、(c)は給水流量増大後で2相
流、(d)は給水流量増大後で蒸気の場合を示す)。
【図6】従来の圧力制御装置のブロック構成図。
1…蒸気発生器、2…1次側配管、3…2次側配管、4
…給水調節弁、5…蒸気加減弁、6…蒸気タービン、7
…発電機、8…復水器、9…タービンバイパス弁、10…
復水ポンプ、11…脱気器、12…低圧給水加熱器、13…給
水ポンプ、14…高圧給水加熱器、15…1次側入口温度検
出器、16…2次側出口温度検出器、17…2次側出口圧力
調節弁、18…2次側出口圧力検出器、19,34…圧力制御
装置、20…主蒸気圧力検出器、21…2次側出口圧力制御
実施時期、22…実線(1次側のナトリウム流量)、23…
点線(2次側の給水流量)、24…実線(1次側入口温
度)、25…点線(2次側出口温度)、26…2次側出口圧
力設定器、27…ゲイン設定器、28…積分器、29,33…P
I演算回路、30…手動/自動切替器、31…手動設定器、
32…関数発生器。
…給水調節弁、5…蒸気加減弁、6…蒸気タービン、7
…発電機、8…復水器、9…タービンバイパス弁、10…
復水ポンプ、11…脱気器、12…低圧給水加熱器、13…給
水ポンプ、14…高圧給水加熱器、15…1次側入口温度検
出器、16…2次側出口温度検出器、17…2次側出口圧力
調節弁、18…2次側出口圧力検出器、19,34…圧力制御
装置、20…主蒸気圧力検出器、21…2次側出口圧力制御
実施時期、22…実線(1次側のナトリウム流量)、23…
点線(2次側の給水流量)、24…実線(1次側入口温
度)、25…点線(2次側出口温度)、26…2次側出口圧
力設定器、27…ゲイン設定器、28…積分器、29,33…P
I演算回路、30…手動/自動切替器、31…手動設定器、
32…関数発生器。
Claims (1)
- 【請求項1】 蒸気発生器の2次側から流出する流体を
一部分岐して2次側出口圧力調節弁を介し起動バイパス
系統へ回収するラインを備えて前記蒸気発生器の2次側
出口圧力を前記2次側出口圧力調節弁の操作により一定
制御する圧力制御装置において、前記蒸気発生器の1次
側入口温度および2次側出口圧力と2次側出口圧力設定
値との偏差を入力して前記蒸気発生器の1次側入口温度
に対応して前記2次側出口圧力と2次側出口圧力設定値
との偏差に乗じるゲインを設定する関数発生器を備えた
ことを特徴とする圧力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04261532A JP3112579B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 圧力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04261532A JP3112579B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 圧力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06117602A true JPH06117602A (ja) | 1994-04-28 |
JP3112579B2 JP3112579B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=17363208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04261532A Expired - Fee Related JP3112579B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 圧力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112579B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006004948A (ja) * | 2004-06-19 | 2006-01-05 | Robert Bosch Gmbh | 燃料電池装置 |
JP2014125892A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Hitachi Ltd | 蒸気タービンプラント |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP04261532A patent/JP3112579B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006004948A (ja) * | 2004-06-19 | 2006-01-05 | Robert Bosch Gmbh | 燃料電池装置 |
JP2014125892A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Hitachi Ltd | 蒸気タービンプラント |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3112579B2 (ja) | 2000-11-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |