JPS6237155B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6237155B2
JPS6237155B2 JP57229183A JP22918382A JPS6237155B2 JP S6237155 B2 JPS6237155 B2 JP S6237155B2 JP 57229183 A JP57229183 A JP 57229183A JP 22918382 A JP22918382 A JP 22918382A JP S6237155 B2 JPS6237155 B2 JP S6237155B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granules
layer
resin
transparent
coating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57229183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59122604A (ja
Inventor
Shigeaki Yoshikawa
Isamu Niwa
Kunio Kishimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Linoleum Co Ltd
Original Assignee
Toyo Linoleum Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Linoleum Co Ltd filed Critical Toyo Linoleum Co Ltd
Priority to JP22918382A priority Critical patent/JPS59122604A/ja
Publication of JPS59122604A publication Critical patent/JPS59122604A/ja
Publication of JPS6237155B2 publication Critical patent/JPS6237155B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は歩行感の優れたノンスリツプ床材を提
供する。 従来より平滑な表面と発泡体とを構成要件とす
る床材は公知であり、この種の床材は歩行感がモ
ルタル下地等を歩く場合より改良されているが、
滑り易い難点がある。 一方、ノンスリツプ性が具備された床材がある
が、この種の床材は特開昭57−143058号に開示さ
れているように表面に粒状体を固着させて粗面に
するか、機械的にエンボスを設けるなどして歩行
時の床面での摩擦低抗を大きくする構成になつて
いる。しかしこれらの床材はとくに粒状体を表面
に固着させた場合、非常に歩行感が悪い。このよ
うに滑り止め性と歩行感は相反する性質である。 また、従来のノンスリツプ床材は鉄輪等の重量
物の通過により粒状体が離脱し、鉄輪にも傷がつ
く欠点をも有していた。 本発明の目的は発泡体層と粗面構造を組合せる
ことにより歩行感が快適なノンスリツプ床材を得
ることにあり、発泡層上全面に印刷部分と印刷部
分と同調したエンボス模様が形成され、エンボス
模様上に透明接着剤層を介して粒度0.1〜3.0mmの
粒状体が均一に固着されており、該粒状体を含む
面上に透明または半透明合成樹脂からなる被覆層
が形成され、かつ該粒状体が該被覆層より露出し
て表面に粗面構造が形成されていることを特徴と
するノンスリツプ床材、をその要旨とする。 そして、得られた上記のノンスリツプ床材の表
面にエンボス模様を付与することにより装飾性と
なお一層のノンスリツプ性が得られる。 以下本発明について詳細に説明する。 第1図は本発明工程図である。1は基材、2は
発泡性樹脂である。基材1はアスベスト紙、ガラ
ス繊維、ロツクウール等の不織布、あるいはプラ
スチツクシートである。また耐熱性の離型シート
であつても良い。 発泡性樹脂2はポリ塩化ビニル(以下PVCと
略す)、ポリウレタン等の液状またはペースト状
樹脂であり、発泡剤を使用する等の公知の化学発
泡方法や予め機械発泡を行つてフロスを作成する
方法が可能である。 基材1上に形成された上記発泡性樹脂はヒータ
ー3によつて加熱され半ゲル化される。 得られた発泡性層4の上全面に接着剤5を塗布
し接着剤層6を形成し、ホツパー7から粒状体8
が透明模様剤層6上に均一に落下し、シートは次
いでヒーター9下に送られて接着剤層上に粒状物
8は固着される。透明模様剤層6形成に使用され
る樹脂はPVCペースト樹脂、二液硬化型ウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂および
紫外線硬化樹脂、電子線硬化樹脂等の液状もしく
はペースト状樹脂が適用される。 後に最終商品の模様を透視するため接着層は透
明である。 本発明粒状体8は無機質粒状体としては約5〜
10のモース硬度を有する比較的硬度の高いものが
好ましく、例えば珪砂粒、シリカゲル、珪酸化合
物粒子、ガラス粉もしくは粒、セトモノ粉砕粒、
鉄、カーボランダム(炭化珪素)、アランダム
(γ.アルミナ)等の無機質粒子等が使用でき
る。その粒度は約0.1〜3.0mm、好ましくは約0.2〜
1.0mm程度が良く、それらの粒子に顔料や着色剤
をもつて表面コート着色し、更に模様をつけるこ
とも可能である。また無機質粒状体の接着剤層と
の固着性を向上するためにシランカツプリング剤
を用いることも有効である。シランカツプリング
剤としては例えばビニルトリエトキシシラン、γ
−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラ
ン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン等を挙げることができる。
シランカツプリング剤は接着剤層形成樹脂100部
中に通常約0.2〜5部添加しても良く、或いは無
機質粒状体の重量に対して約0.1〜2重量%用い
て、これを該粒状体表面を被覆して用いても良
い。別段0.1〜3.0mmの粒度を有する硬質ボリエス
テル、硬質PVC、メラミン樹脂等の硬質プラス
チツクも使用可能である。 固着された粒状体を含む面上に液状合成樹脂1
0を適用する。これらの合成樹脂はPVCペース
ト樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂、の他紫外線硬化樹脂、電子線硬化
樹脂液状またはペースト状がロールコーター等の
塗布手段11で塗布される。塗布手段としては他
にフローコーターが適用できる。これら樹脂は
熱、紫外線、電子線等の硬化手段12で硬化され
る。硬化された液状樹脂は透明または半透明の被
覆層13を形成する。 得られた製品は巻取りロール14により巻取ら
れる。 粒状体は被覆層より露出しており、表面に粗面
構造が形成されている。 被覆層13が固化されると同時、またはその後
に加熱され発泡性樹脂層またはフロスが加熱発泡
ないしゲル化される。 上記工程によりシートが得られた後、基材が離
型シートの場合はこれを剥離する。 第2図は本発明ノンスリツプ床材断面図であ
る。15は発泡層である。発泡層は前記の方法で
得られる他、発泡剤を含有したPVO、ポリウレ
タン、ポリオレフイン等のシートを加熱発泡させ
る方法が良い。 発泡層の発泡倍率および厚さは、発泡倍率が
1.5〜10倍、好ましくは1.8〜6倍、厚さが0.5〜5
mmが望ましい。 これ以外の数値でももちろん本発明は実施可能
であるが、発泡倍率・厚さとも数値が低いと歩行
感が悪く、高すぎると圧縮弾性に低下をきたし好
ましくない。 透明模様剤層6はPVOペースト、ウレタン、
ポリエステル、エポキシ等の樹脂やその他の紫外
線硬化樹脂、電子線硬化樹脂が使用でき、発泡層
全面にわたつて粒状体8を均一に固着している。
接着剤層はとくに発泡体表面の模様を透視する時
は透明である方が望ましい。 粒状体8は粒径0.1〜3.0mmの粒度を有する無機
質または硬質プラスチツク粒状体で被覆層の表面
から露出しており表面に粗面構造が形成されて摩
擦係数を高めノンスリツプ性を付与する。 被覆層13は耐摩耗層の機能を兼ね、粒状体の
発泡層への接着を一層強固にする。かくて本発明
は発泡層と粒状体を有する表面との組合せにより
心地よい歩行感とノンスリツプ性を両立させるこ
とができるのである。 第2において、基材1上に発泡層15が形成さ
れる。発泡層15は発泡剤含有ペースト樹脂をプ
リゲル化するか、カレンダー、押出し等で発泡剤
含有シートを形成しこれらのシートに少なくとも
発泡抑制剤含有着色インキで印刷し被覆層13と
ともに加熱発泡することにより得られ、印刷模様
と同調したエンボスが発現される。16はインキ
に発泡抑制剤のない印刷部分17はインキに発泡
抑制剤が含有された印刷部分である。 第2図に示されるようにデザインと同調したエ
ンボス模様が得られ、このエンボス模様はノンス
リツプ床材表面に顕出し、粒状体8による粗面構
造に加えてエンボス模様が付加されることによ
り、さらに床材のノンスリツプ性が向上する。 また印刷部分16,17は透明な接着剤層6と
透明もしくは半透明の被覆層13を通して見るこ
とにより一段と優れた装飾性が得られ商品価値が
向上する。 以下実施例を示す。 実施例 アスベスト紙(厚さ0.5mm)に第1表の配合A
の発泡性樹脂層を0.3mmの厚さに塗布し、150℃の
オーブンにて1分間加熱プリゲルした。得られた
プリゲル化シートに第1表の配合Bの着色インキ
をロトグラビア印刷機にて約10μの厚さに印刷し
加熱乾燥する。さらに第1表の配合Cの接着性樹
脂層を印刷されたシート全面に0.3mmの厚さで塗
布し、その上にケイ砂(5号)を均一に付着させ
過剰の粒状体を取除いた。その後150℃のオーブ
ンで1分間加熱して接着剤層の固化を行い粒状体
を固着させ、さらに配合Cの合成樹脂をロールコ
ーターにて粒状体が樹脂層より露出する程度に塗
布し200℃のオーブンで4分間加熱し合成樹脂層
を硬化させて透明被覆層を形成するとともに1.2
mmに発泡性樹脂を発泡させた。 得られた床材は表面に印刷模様と同調したエン
ボス模様が形成されるとともに接着剤層、被覆層
が透明なので模様が透視でき快適な歩行感、ノン
スリツプ性とともに装飾性の具備された床材が得
られた。
【表】 単位は重量部である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明工程図、第2図は本発明床材断
面図、である。 6は接着剤層、8は粒状体、13は被覆層、1
5は発泡層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発泡層上全面に印刷部分と印刷部分と同調し
    たエンボス模様が形成され、エンボス模様上に透
    明接着剤層を介して粒度0.1〜3.0mmの粒状体が均
    一に固着されており、該粒状体を含む面上に透明
    または半透明合成樹脂からなる被覆層が形成さ
    れ、かつ該粒状体が該被覆層より露出して表面に
    粗面構造が形成されていることを特徴とするノン
    スリツプ床材。
JP22918382A 1982-12-27 1982-12-27 ノンスリツプ床材 Granted JPS59122604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22918382A JPS59122604A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 ノンスリツプ床材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22918382A JPS59122604A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 ノンスリツプ床材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59122604A JPS59122604A (ja) 1984-07-16
JPS6237155B2 true JPS6237155B2 (ja) 1987-08-11

Family

ID=16888097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22918382A Granted JPS59122604A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 ノンスリツプ床材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59122604A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154130U (ja) * 1986-03-24 1987-09-30
JPH0483055A (ja) * 1990-07-09 1992-03-17 Toli Corp Ltd ノンスリップ性床材
JP2616837B2 (ja) * 1990-09-12 1997-06-04 東リ 株式会社 ノンスリツプ床材
JP2545700Y2 (ja) * 1990-11-06 1997-08-25 東リ株式会社 ノンスリップ床材
JP2616863B2 (ja) * 1992-07-17 1997-06-04 東リ株式会社 防滑床材
GB9900577D0 (en) * 1999-01-13 1999-03-03 Altro Ltd Non stain flooring
GB0421823D0 (en) * 2004-10-01 2004-11-03 Altro Ltd Improvements in or relating to organic material
JP2010077740A (ja) * 2008-09-27 2010-04-08 Aica Kogyo Co Ltd 床仕上げ方法
CN105398233A (zh) * 2015-12-10 2016-03-16 中山市恒辉印花有限公司 立体发泡数码喷绘印花生产系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934132A (ja) * 1972-08-01 1974-03-29
JPS5626240B2 (ja) * 1975-04-18 1981-06-17

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53134424U (ja) * 1977-03-30 1978-10-24
JPS5626240U (ja) * 1979-08-07 1981-03-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934132A (ja) * 1972-08-01 1974-03-29
JPS5626240B2 (ja) * 1975-04-18 1981-06-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59122604A (ja) 1984-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2246898A (en) Nonslip wear-resistant tread
JPS58500113A (ja) 滑り防止マツトおよびその製造法
JPS6237155B2 (ja)
US3565661A (en) Floor coverings and the like
CA1250196A (en) Floor covering material
US4673596A (en) Process for producing decorative sheet
GB1569943A (en) Decorative sheet-type material containing chips and process for making same
JPH04176954A (ja) ノンスリップ床材及びその製造方法
JP2000006325A (ja) 耐摩耗性を有する化粧材
JP2549527B2 (ja) 耐摩耗性木質床板の製法
JPH045365A (ja) 装飾材の製造方法
JPH0483055A (ja) ノンスリップ性床材
CA1060282A (en) Decorative sheet material formed from plastic layer containing chips and blowing agent
JP2696685B2 (ja) 装飾材
JPS6315395B2 (ja)
JPS6228750B2 (ja)
JP2704410B2 (ja) ノンスリップ材とその製造方法
JPH04135847A (ja) 装飾用表面材及びその製造方法
JP6550853B2 (ja) 加飾成形品及びその製造方法
JPH0653251B2 (ja) 浴室用床材の製造方法
JPS5847982B2 (ja) エンボス化粧材の製造方法
US2490231A (en) Coated abrasive
JPS6240467B2 (ja)
JPS5930757A (ja) 吹付骨材及び壁紙
JPH0416346A (ja) 壁張地の製法