JPH0653251B2 - 浴室用床材の製造方法 - Google Patents
浴室用床材の製造方法Info
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- JPH0653251B2 JPH0653251B2 JP62120221A JP12022187A JPH0653251B2 JP H0653251 B2 JPH0653251 B2 JP H0653251B2 JP 62120221 A JP62120221 A JP 62120221A JP 12022187 A JP12022187 A JP 12022187A JP H0653251 B2 JPH0653251 B2 JP H0653251B2
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- JP
- Japan
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- coating film
- bathroom
- reinforced plastic
- floor material
- floor
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/02—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing
- B29C59/022—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing characterised by the disposition or the configuration, e.g. dimensions, of the embossments or the shaping tools therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/02—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by mechanical means, e.g. pressing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/08—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by flame treatment ; using hot gases
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/10—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by electric discharge treatment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、滑り止め効果があり、かつ立体的で、意匠性
に優れた外観を有する浴室用床材の製造方法に関するも
のである。
に優れた外観を有する浴室用床材の製造方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕 従来、浴室における床部分は通常陶磁器タイルを貼付け
たり、強化プラスチック板を貼付けたりしていた。
たり、強化プラスチック板を貼付けたりしていた。
また最近では浴室施工工事を簡略化するため浴室と床と
を一体成形したユニット形式のものが多く採用されるよ
うになってきている。
を一体成形したユニット形式のものが多く採用されるよ
うになってきている。
この浴室ユニットは、通常浴槽と床部分が一体化された
雄型に離型剤を塗布し、着色されたゲルコートを施した
後、不飽和ポリエステル樹脂等の合成樹脂とガラス繊維
等の繊維状物からなる強化プラスチック材料をハンドレ
イアップ法やスプレーアップ法にて積層・補強し、硬化
後脱型することにより成型されている。
雄型に離型剤を塗布し、着色されたゲルコートを施した
後、不飽和ポリエステル樹脂等の合成樹脂とガラス繊維
等の繊維状物からなる強化プラスチック材料をハンドレ
イアップ法やスプレーアップ法にて積層・補強し、硬化
後脱型することにより成型されている。
ところで浴室ユニットの床表面は、材質がプラスチック
であるため、また浴室として清潔感を印象付ける目的か
ら表面がフラットであるため滑りやすく、転倒事故が発
生しやすい問題点があった。
であるため、また浴室として清潔感を印象付ける目的か
ら表面がフラットであるため滑りやすく、転倒事故が発
生しやすい問題点があった。
そのため滑りにくくする手段として床部分を形成する雄
型を凹凸にすることにより、得られた成形物の床部分を
凹凸状にする方法とか、床部分の表面に陶磁器タイルを
貼付ける方法が考えられていた。
型を凹凸にすることにより、得られた成形物の床部分を
凹凸状にする方法とか、床部分の表面に陶磁器タイルを
貼付ける方法が考えられていた。
しかしながら前者の方法は凹部と凸部の素材が同一の強
化プラスチックであるため凹部と凸部の摩擦力の差が同
一であり、かつ、シャープなエッジを有する凹凸に成形
することは困難である。それ故、滑り止め効果が十分発
揮出来ない欠点があった。
化プラスチックであるため凹部と凸部の摩擦力の差が同
一であり、かつ、シャープなエッジを有する凹凸に成形
することは困難である。それ故、滑り止め効果が十分発
揮出来ない欠点があった。
また後者の方法は滑り止め効果が得られるもののタイル
貼付工程において時間が長くかかり、材料費も高いとい
う欠点があった。
貼付工程において時間が長くかかり、材料費も高いとい
う欠点があった。
本発明者等は、このような現状に鑑み鋭意検討した結
果、簡単な手段により滑り止め効果があり、かつ立体的
で意匠性に優れた外観を有する浴室用床材の製造方法を
見出し、本発明に到ったものである。
果、簡単な手段により滑り止め効果があり、かつ立体的
で意匠性に優れた外観を有する浴室用床材の製造方法を
見出し、本発明に到ったものである。
すなわち、本発明の浴室用床材の製造方法は、凹凸模様
状に成形加工された強化プラスチック床材の前記凸部表
面に塗料印刷粘度１５０〜３５０ポイズの塗料を使用
し、スクリーン印刷法によってスクリーン印刷塗膜を部
分的に施すことを特徴とする。
状に成形加工された強化プラスチック床材の前記凸部表
面に塗料印刷粘度１５０〜３５０ポイズの塗料を使用
し、スクリーン印刷法によってスクリーン印刷塗膜を部
分的に施すことを特徴とする。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明における強化プラスチック床材としては床面に貼
付ける強化プラスチック板及び前記強化プラスチック製
浴室ユニットの床部分（但しゲルコート層は省略出来
る。）が挙げられる。
付ける強化プラスチック板及び前記強化プラスチック製
浴室ユニットの床部分（但しゲルコート層は省略出来
る。）が挙げられる。
該強化プラスチック床材の表面は凹凸模様状に成形加工
されており、凸部表面は、ほぼ平坦な状態である。その
凸部表面積と凹部表面積比は約（９５：５）〜（５０：
５０）程度のもので、凸部と凹部は、ほぼ均一に分布し
ているものが滑り止め効果の点から望ましい。また凹凸
高低差は約１〜５mm程度のものが好適である。
されており、凸部表面は、ほぼ平坦な状態である。その
凸部表面積と凹部表面積比は約（９５：５）〜（５０：
５０）程度のもので、凸部と凹部は、ほぼ均一に分布し
ているものが滑り止め効果の点から望ましい。また凹凸
高低差は約１〜５mm程度のものが好適である。
本発明はこのような強化プラスチック床材表面を必要に
応じ脱脂処理、研磨処理、フレーム処理、コロナ放電処
理、低温プラズマ処理等の下地処理を施した後あるいは
通常の塗料を塗布した後、スクリーン印刷法により塗料
を強化プラスチック床材の凸部表面に部分的に塗装する
ものである。
応じ脱脂処理、研磨処理、フレーム処理、コロナ放電処
理、低温プラズマ処理等の下地処理を施した後あるいは
通常の塗料を塗布した後、スクリーン印刷法により塗料
を強化プラスチック床材の凸部表面に部分的に塗装する
ものである。
スクリーン印刷法は適当なメッシュ数の紗に任意の模様
部分以外を樹脂等により隠蔽したスクリーン上をスケー
ジを用いて塗料を移動させ、隠蔽されてない模様部分の
紗の網の目にのみ塗料をすり込んだ後、スクリーンを上
げる方法であり、網の目を通過した塗料が強化プラスチ
ック床材の凸部表面に残り、強化プラスチック床材の凹
凸模様と対応した浮彫り模様の塗膜を形成するのであ
る。
部分以外を樹脂等により隠蔽したスクリーン上をスケー
ジを用いて塗料を移動させ、隠蔽されてない模様部分の
紗の網の目にのみ塗料をすり込んだ後、スクリーンを上
げる方法であり、網の目を通過した塗料が強化プラスチ
ック床材の凸部表面に残り、強化プラスチック床材の凹
凸模様と対応した浮彫り模様の塗膜を形成するのであ
る。
第１図は本発明の塗膜を施した床材の側断面図で、１は
強化プラスチック床材、２は塗膜、２′は紗目（スクリ
ーンの織の跡）である。
強化プラスチック床材、２は塗膜、２′は紗目（スクリ
ーンの織の跡）である。
本発明の如くスクリーン印刷法により得られた塗膜はエ
ッジ部がシャープとなること、また塗膜表面は紗目の凹
部が形成されること、床材の材質と塗膜の材質とが異な
るため両者の摩擦力の差が出ること、さらに床材表面が
凹凸であること、これらの相乗効果により床面が濡れて
いても足がよく引っ掛かり、滑り止め効果が十分に発揮
出来るのである。
ッジ部がシャープとなること、また塗膜表面は紗目の凹
部が形成されること、床材の材質と塗膜の材質とが異な
るため両者の摩擦力の差が出ること、さらに床材表面が
凹凸であること、これらの相乗効果により床面が濡れて
いても足がよく引っ掛かり、滑り止め効果が十分に発揮
出来るのである。
なお、強化プラスチック床材表面に塗料を部分的に塗装
する他の手段は多くあるが、いずれも塗膜のエッジ部が
シャープにならず、なだらかな傾斜を有するものとな
り、滑り止め効果が十分得られない。
する他の手段は多くあるが、いずれも塗膜のエッジ部が
シャープにならず、なだらかな傾斜を有するものとな
り、滑り止め効果が十分得られない。
本発明においてスクリーン印刷法により得られる塗膜の
膜厚は１０００μ以下が適当であり、これ以上に厚過ぎ
ると裸足で歩くのに違和感を覚えるため好ましくない。
膜厚の下限は特に制限ないが約５０μ程度迄が適当であ
る。
膜厚は１０００μ以下が適当であり、これ以上に厚過ぎ
ると裸足で歩くのに違和感を覚えるため好ましくない。
膜厚の下限は特に制限ないが約５０μ程度迄が適当であ
る。
なお膜厚はスクリーンのメッシュ、塗料固形分等を適度
に選択することにより調整出来る。
に選択することにより調整出来る。
通常スクリーンのメッシュは１５０〜２０メッシュ程度
が適当であり、この範囲より細いと塗膜エッジ部がシャ
ープになりにくく、また厚膜化出来ず、逆に太過ぎると
シャープな模様表現が出来にくくなるので、前記範囲の
メッシュを有するスクリーンを使用するのがよい。
が適当であり、この範囲より細いと塗膜エッジ部がシャ
ープになりにくく、また厚膜化出来ず、逆に太過ぎると
シャープな模様表現が出来にくくなるので、前記範囲の
メッシュを有するスクリーンを使用するのがよい。
また塗料印刷粘度はリヨン粘度計で１５０〜３５０ポイ
ズの範囲内であることが必要であり、この範囲内での
み、シャープなエッジ部を有する塗膜が得られる。また
塗料は若干レベリング不良の方が塗膜に紗目が残りやす
く、滑り止め効果が向上するので望ましい。
ズの範囲内であることが必要であり、この範囲内での
み、シャープなエッジ部を有する塗膜が得られる。また
塗料は若干レベリング不良の方が塗膜に紗目が残りやす
く、滑り止め効果が向上するので望ましい。
また本発明において基材凸部表面にスクリーン印刷法に
より施した塗膜の全表面積は床表面積の３０〜８０％が
適当である。
より施した塗膜の全表面積は床表面積の３０〜８０％が
適当である。
塗膜面積が前記範囲より少ないと、強化プラスチック床
材表面の露出面積が大きく、滑り止め効果が十分発揮出
来ず、逆に塗膜面積が広過ぎても足の引っ掛かりが悪く
なるので適当でない。
材表面の露出面積が大きく、滑り止め効果が十分発揮出
来ず、逆に塗膜面積が広過ぎても足の引っ掛かりが悪く
なるので適当でない。
本発明において使用する塗料としては、浴室床用として
耐水性、耐アルカリ性、耐摩耗性、密着性等のある塗料
であり、かつ自然乾燥、１００℃以下の強制乾燥もしく
は紫外線等の高エネルギー線照射により乾燥するタイプ
のものであれば、クリヤー、カラークリヤー、エナメル
など意匠に応じて特に制限なく、従来から公知の塗料が
使用可能である。
耐水性、耐アルカリ性、耐摩耗性、密着性等のある塗料
であり、かつ自然乾燥、１００℃以下の強制乾燥もしく
は紫外線等の高エネルギー線照射により乾燥するタイプ
のものであれば、クリヤー、カラークリヤー、エナメル
など意匠に応じて特に制限なく、従来から公知の塗料が
使用可能である。
しかしながら塗装後次工程への素早いハンドリングが可
能という点で高エネルギー線硬化型塗料が望ましく、特
に設備的に比較的適用し易い紫外線硬化型塗料が好適で
ある。
能という点で高エネルギー線硬化型塗料が望ましく、特
に設備的に比較的適用し易い紫外線硬化型塗料が好適で
ある。
紫外線硬化型塗料は紫外線重合性化合物、光重合開始剤
を必須成分とし、さらに必要に応じ着色顔料、体質顔
料、溶剤、添加剤等を配合せしめたものである。
を必須成分とし、さらに必要に応じ着色顔料、体質顔
料、溶剤、添加剤等を配合せしめたものである。
さらに詳しく説明すると、前記「紫外線重合性化合物」
としては、分子内にラジカル重合可能な不飽和二重結合
を有する化合物が用いられる。具体的には、比較的低分
子量のポリエステルアルキド樹脂、ポリエーテル、アク
リル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹
脂、ポリブタジエン、アクリル系オリゴマー又はプレポ
リマー及び２−エチルヘキシル（メタ）アクリレート、
２−ヒドロキシエチル（メタ）アクリレート、テトラヒ
ドロフルフリル（メタ）アクリレート、ジプロピレング
リコールモノ（メタ）アクリレート、（メタ）アクリル
アミド、Ｎ−ビニルピロリドン、トリエチレングリコー
ルジ（メタ）アクリレート、トリメチロールプロパント
リ（メタ）アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サ（メタ）アクリレート等の反応性モノマーの単独又は
混合物が代表的なものとして挙げられる。また紫外線重
合性化合物としてカチオン開環重合型のビニル−２−エ
チルヘキシルエーテル、ビニルデシルエーテル、1,2−
エポキシシクロヘキサン、ジシクロペンタジエンジオキ
サイド、ソルビトールポリグリシジルエーテル等も使用
出来る。また、「光重合開始剤」としてはベンゾイン、
ベンゾフェノンあるいはそれらのエステルなどのカルボ
ニル化合物、過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニ
トリル、ジフェニルジサルファイド、Ｎ−メチルジエタ
ノールアミン、2,5−ジエトキシ−４−（ｐ−トリルチ
オ）ベンゼンジアゾニウムヘキサフルオロホスフェート
等が代表的なものとして挙げられる。体質顔料としては
硅砂、硅酸塩、タルク、カオリン、硫酸バリウム、炭酸
カルシウム、粉末状、ファイバー状のガラス、ポリウレ
タン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン等の
樹脂粉末等が代表的なものとして挙げられる。さらに
「溶剤」としては、トルオール、キシロール、アセト
ン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、等が代表的なも
のとして挙げられる。
としては、分子内にラジカル重合可能な不飽和二重結合
を有する化合物が用いられる。具体的には、比較的低分
子量のポリエステルアルキド樹脂、ポリエーテル、アク
リル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹
脂、ポリブタジエン、アクリル系オリゴマー又はプレポ
リマー及び２−エチルヘキシル（メタ）アクリレート、
２−ヒドロキシエチル（メタ）アクリレート、テトラヒ
ドロフルフリル（メタ）アクリレート、ジプロピレング
リコールモノ（メタ）アクリレート、（メタ）アクリル
アミド、Ｎ−ビニルピロリドン、トリエチレングリコー
ルジ（メタ）アクリレート、トリメチロールプロパント
リ（メタ）アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サ（メタ）アクリレート等の反応性モノマーの単独又は
混合物が代表的なものとして挙げられる。また紫外線重
合性化合物としてカチオン開環重合型のビニル−２−エ
チルヘキシルエーテル、ビニルデシルエーテル、1,2−
エポキシシクロヘキサン、ジシクロペンタジエンジオキ
サイド、ソルビトールポリグリシジルエーテル等も使用
出来る。また、「光重合開始剤」としてはベンゾイン、
ベンゾフェノンあるいはそれらのエステルなどのカルボ
ニル化合物、過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチロニ
トリル、ジフェニルジサルファイド、Ｎ−メチルジエタ
ノールアミン、2,5−ジエトキシ−４−（ｐ−トリルチ
オ）ベンゼンジアゾニウムヘキサフルオロホスフェート
等が代表的なものとして挙げられる。体質顔料としては
硅砂、硅酸塩、タルク、カオリン、硫酸バリウム、炭酸
カルシウム、粉末状、ファイバー状のガラス、ポリウレ
タン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン等の
樹脂粉末等が代表的なものとして挙げられる。さらに
「溶剤」としては、トルオール、キシロール、アセト
ン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、等が代表的なも
のとして挙げられる。
以下、本発明を実施例に基いてさらに具体的に説明す
る。
る。
実施例１ 角タイル状凹凸模様表面（凸部表面積と凹部表面積比１
００：６，凹凸高低差２mm）を有するガラス繊維強化プ
ラスチック製浴室ユニットの床部分（0.9m2）の凸部表
面に下記組成からなる紫外線硬化型塗料〔粘度３００ポ
イズ／２０℃（リヨン粘度計）〕を、ストライプ模様を
形成した３０メッシュのスクリーンにて、硬度５５度の
合成ゴムスケージを用いてスクリーン印刷し、次いで紫
外線を照射（８０Ｗ／cm高圧水銀灯１灯，２ｍ／minの
ランプ移動速度）することにより、独立したストライプ
模様の膜厚２００μの硬化塗膜を形成させた。
００：６，凹凸高低差２mm）を有するガラス繊維強化プ
ラスチック製浴室ユニットの床部分（0.9m2）の凸部表
面に下記組成からなる紫外線硬化型塗料〔粘度３００ポ
イズ／２０℃（リヨン粘度計）〕を、ストライプ模様を
形成した３０メッシュのスクリーンにて、硬度５５度の
合成ゴムスケージを用いてスクリーン印刷し、次いで紫
外線を照射（８０Ｗ／cm高圧水銀灯１灯，２ｍ／minの
ランプ移動速度）することにより、独立したストライプ
模様の膜厚２００μの硬化塗膜を形成させた。
なお塗膜の全表面積は床材表面積の５５％であった。
＜紫外線硬化型塗料組成物＞ アクリルウレタンオリゴマー ５９ 重量部 ホワイトカーボン ８ 〃 炭酸カルシウム ２０ 〃 光増感剤 ３ 〃 カーボンブラック 0.03 〃 トリメチロールプロパン １０ 〃 トリアクリレート比較例１ 実施例１においてスクリーン印刷法の代りにハケにて塗
装する以外は、同様にしてほぼ同様なストライプ模様の
膜厚２００μの硬化塗膜を形成させた。得られた塗膜の
エッジ部は、なだらかであり、実施例１の塗膜のように
シャープに形成出来なかった。
装する以外は、同様にしてほぼ同様なストライプ模様の
膜厚２００μの硬化塗膜を形成させた。得られた塗膜の
エッジ部は、なだらかであり、実施例１の塗膜のように
シャープに形成出来なかった。
実施例１、比較例１にて得られた床材及び塗膜を施して
いない床材表面を水で濡らし、足を滑らせたところ、実
施例１の床材は他の床材よりも足の引っ掛かりが数段あ
り、スクリーン印刷法により塗膜を施した床材が十分な
る滑り止め効果があることが確認出来た。
いない床材表面を水で濡らし、足を滑らせたところ、実
施例１の床材は他の床材よりも足の引っ掛かりが数段あ
り、スクリーン印刷法により塗膜を施した床材が十分な
る滑り止め効果があることが確認出来た。
以上の通り、本発明の製造方法により得られた浴室用床
材は強化プラスチック床材表面が凹凸であり、またスク
リーン印刷法により塗膜を施しているため得られた塗膜
のエッジ部はシャープとなり、足の引っ掛かりがよく、
さらに床材の材質と塗膜の材質が違うことにより両者の
摩擦力の差が出て、これらの相乗効果により滑りにく
い、安全性の高い浴室用床材が得られる。
材は強化プラスチック床材表面が凹凸であり、またスク
リーン印刷法により塗膜を施しているため得られた塗膜
のエッジ部はシャープとなり、足の引っ掛かりがよく、
さらに床材の材質と塗膜の材質が違うことにより両者の
摩擦力の差が出て、これらの相乗効果により滑りにく
い、安全性の高い浴室用床材が得られる。
さらに床材表面は凹凸模様を形成しており、かつスクリ
ーン印刷法により塗膜を施しているため、該塗膜は任意
の模様塗膜を簡単に形成することが可能であり、それ故
立体的で、意匠性に優れた各種外観を有する浴室用床材
を高い生産性の下で簡単に製造することが出来る。
ーン印刷法により塗膜を施しているため、該塗膜は任意
の模様塗膜を簡単に形成することが可能であり、それ故
立体的で、意匠性に優れた各種外観を有する浴室用床材
を高い生産性の下で簡単に製造することが出来る。
第１図は、本発明の製造方法により塗膜を部分的に施し
た浴室用床材の一例を示す側断面図である。 １：強化プラスチック床材、１′：強化プラスチック床
材凹部、２：塗膜、２′：紗目。
た浴室用床材の一例を示す側断面図である。 １：強化プラスチック床材、１′：強化プラスチック床
材凹部、２：塗膜、２′：紗目。
フロントページの続き (72)発明者 馬場 眞 三重県名張市桔梗が丘四番町２街区86番地 (72)発明者 紀野 利明 京都府京都市北区小山下花ノ木町44−１ (72)発明者 松本 勝文 奈良県奈良市尼ケ辻北町２番15号 (56)参考文献 特開 昭60−168654（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】凹凸模様状に成形加工された強化プラスチ
ック床材の前記凸部表面に、塗料印刷粘度１５０〜３５
０ポイズの塗料を使用し、スクリーン印刷法によって塗
膜を部分的に施すことを特徴とする浴室用床材の製造方
法。 - 【請求項２】前記塗膜を強化プラスチック床材表面積の
３０〜８０％施す特許請求の範囲第（１）項記載の浴室
用床材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62120221A JPH0653251B2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | 浴室用床材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62120221A JPH0653251B2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | 浴室用床材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63287576A JPS63287576A (ja) | 1988-11-24 |
| JPH0653251B2 true JPH0653251B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=14780881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62120221A Expired - Lifetime JPH0653251B2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | 浴室用床材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653251B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9835070B2 (en) | 2011-09-06 | 2017-12-05 | Hino Motors, Ltd. | Breather hose for aqueous urea solution tank |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0511887U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-19 | 積水化学工業株式会社 | 浴 槽 |
| JP2599811Y2 (ja) * | 1992-06-30 | 1999-09-20 | セーレン株式会社 | 滑り止め養生シート |
| ES2125752B1 (es) * | 1995-04-21 | 1999-09-16 | Refractarios Asturianos Para L | Sistema antidesgaste para superficies de impacto. |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60168654A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-02 | 大倉工業株式会社 | タイル調化粧板の製造方法 |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP62120221A patent/JPH0653251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9835070B2 (en) | 2011-09-06 | 2017-12-05 | Hino Motors, Ltd. | Breather hose for aqueous urea solution tank |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63287576A (ja) | 1988-11-24 |
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