JPS6237138B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6237138B2
JPS6237138B2 JP56093726A JP9372681A JPS6237138B2 JP S6237138 B2 JPS6237138 B2 JP S6237138B2 JP 56093726 A JP56093726 A JP 56093726A JP 9372681 A JP9372681 A JP 9372681A JP S6237138 B2 JPS6237138 B2 JP S6237138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
resin
base fabric
yarn
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56093726A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57208586A (en
Inventor
Masaichi Suematsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP56093726A priority Critical patent/JPS57208586A/ja
Publication of JPS57208586A publication Critical patent/JPS57208586A/ja
Publication of JPS6237138B2 publication Critical patent/JPS6237138B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は容易に手で引き裂けるごとくしたプリ
ントネーム用基布に関する。 現在、背広その他の一般衣料、ふとんカバーな
どに種々のプリントネームが用いられている。プ
リントネームは取引業界において取扱上の注意を
促すため、商品素材等の特性を表示するために背
広その他の衣料、ふとんカバーなどに付与されて
いるものであるが、消費者にとつては特に必要な
ものではなく、むしろ、肌に接触して不快な感触
を与えるので、ない方が好ましい。 本発明はかかる要望に応えるべく案出されたも
のである。すなわち、本発明は使用済みのプリン
トネームを容易に手で引き裂けるごとくしたプリ
ントネーム用基布である。容易に手で引き裂ける
ごとくするためには、本発明におけるプリントネ
ーム用基布は、天然繊維あるいは合成繊維よりな
る平織織物であつて、該織物に用いる経糸の糸強
力が100〜350gの範囲にあり、かつ糸伸度が10〜
40%の範囲にあり、さらに該織物に付与せしめる
樹脂量(基布に対しy重量%)が基布となる織物
の目付(xg/m2)に対し、 y≦−1/3x+190/3、40≦x≦160 の関係を満することが必要であることを検討の結
果見出し、本発明に到つたものである。 本発明に用いる天然繊維としては、レーヨン
糸、綿糸あるいはそれらの混紡糸などを用いるこ
とができる。合成繊維としては、ポリエステル繊
維、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維などを
用いることができるが、天然繊維と複合せしめて
もよい。いずれにしろプリントネーム用として用
い得るものであれば、いかなる繊維でもよい。 平織織物に用いる経糸の糸強力は100〜350gの
範囲にある必要がある。糸強力が100g未満の場
合は製織工程、熱固定工程あるいは樹脂コーテイ
ング工程において、糸切れあるいは毛羽を生じる
ので好ましくない。糸強力が350gを越えると手
で引き裂くことが困難となる。 糸伸度は10〜40%の範囲にある必要がある。10
%未満では、糸強力の場合と同様、製織工程等に
おいて同様のトラブルを惹き起す。40%を越える
と手で引き裂く場合、基布が伸びすぎるので円滑
に引き裂くことがやはり困難となる。 また、容易に手で引き裂けるごとくするために
は目付量が低い場合、換言すれば、織密度が低い
場合には織布に樹脂を被覆せしめておくことが必
要であり、これはプリンテイングを容易にするた
めにも必要である。 しかし、樹脂を被覆せしめる場合は被覆せしめ
る樹脂量には適当な範囲がある。樹脂量が少なす
ぎると、基布の面上に均一に樹脂を被覆せしめる
ことが困難となる。樹脂量が多すぎると基布の強
力が増し、手で引き裂くことを困難にする。我々
は被覆せしめる樹脂量と織物目付との間に相関関
係があることを見出し、その相関関係について
種々検討の結果、織物に付与する樹脂量y重量%
と織物の目付xg/m2の関係は直線関係の関係式
で示される範囲内にあることが必要であることを
見出した。すなわち、 y≦−1/3x+190/3であり、かつ40≦x≦16
0 の範囲内にあることが必要である。この範囲を越
えると基布の強力が高くなりすぎ、手で引き裂く
ことが困難になる。 天然繊維または合成繊維よりなる織物は平織で
ある必要がある。綾織、畳織などの織物では手で
容易に引き裂くことができない。また、表面を平
滑にすることができない。平織織物に用いる経糸
あるいは緯糸は通常のマルチフイラメント糸を用
いることが多いが、モノフイラメント糸、紡績
糸、あるいはウーリー糸のごとき加工糸であつて
もよい。 織物に付与される樹脂は、ナイロン樹脂、ウレ
タン樹脂などを用いることができるが、これらの
樹脂を適当な溶剤に溶解してドープ状となし、ナ
イフコーテイング法などにより塗布するか、ある
いは浸漬法により付与せしめることもできる。樹
脂の塗布は基布の片面のみでも両面でもよい。 基布に用いる経糸の繊度は通常20〜80デニー
ル、フイラメント数は20〜40フイラメントのもの
を用いるのが好ましい。基布の繊密度は経糸が
100〜160本/インチ、緯糸が80〜120本/インチ
の範囲を選ぶのが望ましい。 以下に実施例により本発明を具体的に例示す
る。 なお、以下の実験において引裂性の評価はベン
ジユラムの試験法(JIS−L−1018)に従つて行
なつた。すなわち、装置としてエレメンドルフ型
引張試験機を用い、試験片として巾7.0cm、長さ
10cmの試験片3枚を採取した。 試験の操作方法は以下の方法に従つた。 試験片の両つかみの中央で、長辺のほぼ中央に
辺と直角に鋭利な刃によつて2cmの切れ目を入
れ、残りの4.5cmが引き裂かれたときに示す最大
荷重を計り、たて・よこ方向それぞれ3回の平均
値で表わす。(整数位10位まで) ばらつきは平均値との差が2%以下のこととす
る。 実施例 経糸として30デニール24フイラメント、強力
156g、伸度35%のナイロン糸、緯糸として70デ
ニール34フイラメントのナイロン糸を用い、通常
の方法で平織の基布を織成した。目付けは80g/
m2であつた。 一方、市販のナイロン樹脂(帝人(株)製)10gを
塩化カルシウム5g(可溶化助剤)、メタノール
100gに溶解してナイロンドープとした後ナイフ
コーテイング法により該ドープを基布の片面に塗
布し、100℃でテンターにより乾燥した。乾燥後
の基布の引裂性を測定したところ、100(g)で
あり充分手で引き裂くことができた(実施例
3)。同様の方法により、経糸、緯糸の繊度数を
表1のごとく変更して実験を繰返した。引裂性の
評価結果を同表に示した(比較例1〜2、実施例
2〜6)。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は基布の目付(g/m2)と基布に付着せ
しめる樹脂量との関係からみた最適樹脂量の範囲
を示す図であり、第2図はプリント用基布に用い
ることのできる経糸の糸強力と糸伸度の範囲を示
す図である。斜線を施した範囲が本発明のプリン
トネーム用基布に用いることのできる範囲であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平織織物であつて、該織物に用いる経糸の糸
    強力が100〜350g、糸伸度が10〜40%、かつ該織
    物に付与する樹脂量(y重量%)と織物目付(x
    g/m2)の関係がy≦−1/3x+190/3、40≦x≦ 160を満足することを特徴とするプリントネーム
    用基布。
JP56093726A 1981-06-19 1981-06-19 Base cloth for print name Granted JPS57208586A (en)

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JP56093726A JPS57208586A (en) 1981-06-19 1981-06-19 Base cloth for print name

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JP56093726A JPS57208586A (en) 1981-06-19 1981-06-19 Base cloth for print name

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Publication Number Publication Date
JPS57208586A JPS57208586A (en) 1982-12-21
JPS6237138B2 true JPS6237138B2 (ja) 1987-08-11

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ID=14090410

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JP56093726A Granted JPS57208586A (en) 1981-06-19 1981-06-19 Base cloth for print name

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01172233U (ja) * 1988-05-26 1989-12-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60246842A (ja) * 1984-05-17 1985-12-06 東洋紡績株式会社 シヤリ味の強い織物
JPS61120781U (ja) * 1985-01-17 1986-07-30

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JPH01172233U (ja) * 1988-05-26 1989-12-06

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JPS57208586A (en) 1982-12-21

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