JPS6236857A - 光集積素子およびその製造方法 - Google Patents
光集積素子およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS6236857A JPS6236857A JP60175826A JP17582685A JPS6236857A JP S6236857 A JPS6236857 A JP S6236857A JP 60175826 A JP60175826 A JP 60175826A JP 17582685 A JP17582685 A JP 17582685A JP S6236857 A JPS6236857 A JP S6236857A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side electrode
- photodiode
- layer
- electrode
- type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はフォトダイオードと電界効果型トランジスタと
をモノリシックに作製した光集積素子に係り、特にフォ
トダイオードの作製に好適な光集積素子およびその製造
法に関する。
をモノリシックに作製した光集積素子に係り、特にフォ
トダイオードの作製に好適な光集積素子およびその製造
法に関する。
従来、フォトダイオードと電界効果型トランジスタ(F
ET)とをモノリシックに作製した光集積素子では、フ
ォトダイオードのp型電極作製にZnの熱拡散が用いら
れたために、拡散プロファイルの制御が難しく、性能お
よび再現性が得られなかった。その上、拡散層を設ける
ために、フォトダイオード部とFET部との段差が数μ
mも生ずるため、配線歩留りが悪かった。この種の装置
は三浦他、アイ・イー・イー・イー・エレクトロン・デ
バイス・レター、第E D L −4、第251頁。
ET)とをモノリシックに作製した光集積素子では、フ
ォトダイオードのp型電極作製にZnの熱拡散が用いら
れたために、拡散プロファイルの制御が難しく、性能お
よび再現性が得られなかった。その上、拡散層を設ける
ために、フォトダイオード部とFET部との段差が数μ
mも生ずるため、配線歩留りが悪かった。この種の装置
は三浦他、アイ・イー・イー・イー・エレクトロン・デ
バイス・レター、第E D L −4、第251頁。
1983年(S、 Miura at al、 THE
RE HlsctronDevjce Letters
Vol Er)L−4,p、 25 ]−。
RE HlsctronDevjce Letters
Vol Er)L−4,p、 25 ]−。
1983)に示されている。
本発明の目的はフォトダイオード部と電子回路部との段
差を低減し、性能および再現性のよい光集積素子および
その製造法を提供することにある。
差を低減し、性能および再現性のよい光集積素子および
その製造法を提供することにある。
フォトダイオードと電子回路とをモノリシックに集積し
た光集積素子において、フォトダイオード部のp@電極
の作製は7. nの熱拡散が行われてきた。しかしこの
場合にはZnの拡散フロントの制御が難しく、その十で
Zn熱拡散がアンプル中で行われたので、量産性は勿論
性能および再現性が乏しかった。しかもこの場合には7
. n熱拡散領域を必要とするので、フォトダイオード
部と電子回路との段差が大きくなるために、フォトダイ
オード部と電子回路部との配線が段差により切断された
。またその上にZn熱拡散は横方向拡散があるので、接
合面積が制御できない欠点もあった。
た光集積素子において、フォトダイオード部のp@電極
の作製は7. nの熱拡散が行われてきた。しかしこの
場合にはZnの拡散フロントの制御が難しく、その十で
Zn熱拡散がアンプル中で行われたので、量産性は勿論
性能および再現性が乏しかった。しかもこの場合には7
. n熱拡散領域を必要とするので、フォトダイオード
部と電子回路との段差が大きくなるために、フォトダイ
オード部と電子回路部との配線が段差により切断された
。またその上にZn熱拡散は横方向拡散があるので、接
合面積が制御できない欠点もあった。
したがって、光集積素子を実用化するためには、Zn熱
拡散の代わりに、イオン打ち込みを導入すれば、段差の
低減と接合面積の制御性が向上するはずである。
拡散の代わりに、イオン打ち込みを導入すれば、段差の
低減と接合面積の制御性が向上するはずである。
第1図に本発明に光集積素子の断面図を示す。
これによると、フォトダイオード部はn側電極用のn
”1EaAs層2とアンドープのGaAs層3との二層
からなっている。したがってZn熱拡散を用いる場合に
は拡散層が必要となるのに対して、本発明では上記の二
層のみである。このように’In熱拡散を用いる場合よ
りも本発明は1〜2μm段差を低減することができる。
”1EaAs層2とアンドープのGaAs層3との二層
からなっている。したがってZn熱拡散を用いる場合に
は拡散層が必要となるのに対して、本発明では上記の二
層のみである。このように’In熱拡散を用いる場合よ
りも本発明は1〜2μm段差を低減することができる。
またP側電極6川のp。
層にイオン打ち込みを用いているので、p側電極面積4
を精度よく制御することができる。この場合半絶縁性G
aAs基板1Fに電界効果型トランジスタ(FET)が
作製できるので、寄生容祉を低減することができる。(
8,9はソース、ドレイン電極、10はゲート電極であ
る)なお11はn打ち込み層、12はn1打ち込み層で
、7は配線メタル、5はpinpDのnfi極である。
を精度よく制御することができる。この場合半絶縁性G
aAs基板1Fに電界効果型トランジスタ(FET)が
作製できるので、寄生容祉を低減することができる。(
8,9はソース、ドレイン電極、10はゲート電極であ
る)なお11はn打ち込み層、12はn1打ち込み層で
、7は配線メタル、5はpinpDのnfi極である。
一方フオドダイオード部とF E T部との段差が低減
されているため配線メタル7が切断されない利点もある
。
されているため配線メタル7が切断されない利点もある
。
〔発明の実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
まずpinフォトダイオードと電界効果型トランジスタ
とを結合した受信OETC(Optoelectric
Integrated Cjrcuit)の作製につい
て説明する。
とを結合した受信OETC(Optoelectric
Integrated Cjrcuit)の作製につい
て説明する。
受信0FIC(Opto−electronic IC
)はpinフォトダイオード部と電界効果型トランジス
タ部(FET)とから構成されている。この構成におい
てρinフォトダイオード部は縦型構造であるのに対し
てトランジスタ部は横型構造である。したがって両者の
間に数μmの段差が生じてくるために、リソグラフィを
難しくしている。またこの場合pin フォトダイオー
ドのp側電極にはZn熱拡散を用いているが、拡散フロ
ントの制御性が乏しい上に、拡散面の汚染(例えばAs
の化合物atC)が生ずる。これを解決するためにpi
nフォトダイオード部のP側電極の作製にイオン打ち込
みを用いた。
)はpinフォトダイオード部と電界効果型トランジス
タ部(FET)とから構成されている。この構成におい
てρinフォトダイオード部は縦型構造であるのに対し
てトランジスタ部は横型構造である。したがって両者の
間に数μmの段差が生じてくるために、リソグラフィを
難しくしている。またこの場合pin フォトダイオー
ドのp側電極にはZn熱拡散を用いているが、拡散フロ
ントの制御性が乏しい上に、拡散面の汚染(例えばAs
の化合物atC)が生ずる。これを解決するためにpi
nフォトダイオード部のP側電極の作製にイオン打ち込
みを用いた。
Crドープまたはアンドープの半絶縁性Ga^8基板に
ホトレジストを用いて深さ4〜5μmのストライブ状の
溝13をりん酸系マツチング液で作製した。ついで液相
成長により約2μmのn型(iaAs(キャリア濃度1
017〜10”m−”)を成長させ、エツチングにより
第2図すに示すようにストライプ状の溝部分13のみに
n+GaAS14を残した。
ホトレジストを用いて深さ4〜5μmのストライブ状の
溝13をりん酸系マツチング液で作製した。ついで液相
成長により約2μmのn型(iaAs(キャリア濃度1
017〜10”m−”)を成長させ、エツチングにより
第2図すに示すようにストライプ状の溝部分13のみに
n+GaAS14を残した。
この−Hに液相成長により約2μmの4層15&成長さ
せ、エツチングを施こした場合が第2図Cである。第2
図Cの状態からホトレジおよびcvnS i O2をマ
スクとしてP側電極用の打ち込み(打ち込み条件:加速
エネルギー70KeV、ドーズ量1 X 1015an
−”、イオン種Mg”)を行った。(第2図のdのイオ
ン打ち込み層16)ついでFETのソースおよびドレイ
ン電極用イオン打ち込み(打ち込み条件:加速エネルギ
ー150KeV、ドーズ量2 X 101aas−”)
を行ったノチ、能動層のイオン打ち込み(打ち込み条件
;加速エネルギー75KeV、 ドーズ量4 X 10
12cm−”。
せ、エツチングを施こした場合が第2図Cである。第2
図Cの状態からホトレジおよびcvnS i O2をマ
スクとしてP側電極用の打ち込み(打ち込み条件:加速
エネルギー70KeV、ドーズ量1 X 1015an
−”、イオン種Mg”)を行った。(第2図のdのイオ
ン打ち込み層16)ついでFETのソースおよびドレイ
ン電極用イオン打ち込み(打ち込み条件:加速エネルギ
ー150KeV、ドーズ量2 X 101aas−”)
を行ったノチ、能動層のイオン打ち込み(打ち込み条件
;加速エネルギー75KeV、 ドーズ量4 X 10
12cm−”。
イオン種Si”)を行った(第2図e)。イオン打ち込
み後5in2キヤツプアニールによって。
み後5in2キヤツプアニールによって。
打ち込み層の活性化を行った。活性化後にソース19、
ドレイン電極20、フォトダイオードのn側電極22お
よびp側電極21、さらにゲート電極23を真空蒸着に
より形成する。なおソース。
ドレイン電極20、フォトダイオードのn側電極22お
よびp側電極21、さらにゲート電極23を真空蒸着に
より形成する。なおソース。
ドレインおよびn側電極にはAu Ge/Ni/Au
、p側電極にはT i / p ” / A uまたは
Zn−A u 、 A u −G e / N j /
A uが、ゲート電極には” j/ p” /A 1
1が用いられる。ついで配線メタルで中側電極とゲート
電極とを連結したのが第1図である。
、p側電極にはT i / p ” / A uまたは
Zn−A u 、 A u −G e / N j /
A uが、ゲート電極には” j/ p” /A 1
1が用いられる。ついで配線メタルで中側電極とゲート
電極とを連結したのが第1図である。
このように作製した光集積素子はi G TI z以り
の高速動作要可能であるばかりかZn熱拡散の代わりに
イオン打ち込みを用いているために、面内での特性がよ
く、かつ均一性がよいことが確此された。
の高速動作要可能であるばかりかZn熱拡散の代わりに
イオン打ち込みを用いているために、面内での特性がよ
く、かつ均一性がよいことが確此された。
本発明によれば、フ第1・ダイオード部と電子回路部と
の段差を低減することができる一ヒに、フォトダイオー
ド部のp側電極殻イオン打ち込みで形成できるので、面
内での均一性および再現性さらに性能が向−ヒする効果
がある。
の段差を低減することができる一ヒに、フォトダイオー
ド部のp側電極殻イオン打ち込みで形成できるので、面
内での均一性および再現性さらに性能が向−ヒする効果
がある。
図面のffi’l’4tな説明
第1図は本発明による光集積素子の断面図である。第2
図は実施例説明のための光集積素子のプロセスフローで
ある。
図は実施例説明のための光集積素子のプロセスフローで
ある。
1・・半絶縁性GaAs基板、2・・n”GaAs層、
3・・・アンドープfiaAs層(i層)、4・・・p
+イオン打ち込み層、5・・・n (1111電極、6
・・・p側電極、7・・・配線メタル、8,9・・・ソ
ースおよびドレイン電極、10・・・ゲート電極、11
・・・n打ち込み層、12・・・n+打ち込み層、13
・・・ストラインプ溝形状の断面図、14− n ”
GaAs層(2と同じ)、15−・・アンドープGaA
s層(3と同じ)、16・・・p+イオン打ち込み層、
17・・・n1打ち込み層、18・・・n打ち込み層、
19・・・ソース電極(8と同じ)、20・・・ドレイ
ン電極(9と同じ)、21・・・p側電極(6と同じ)
、22・・・n側電極(5と同じ)、23・・ゲート電
極、24・・・S i O2膜。
3・・・アンドープfiaAs層(i層)、4・・・p
+イオン打ち込み層、5・・・n (1111電極、6
・・・p側電極、7・・・配線メタル、8,9・・・ソ
ースおよびドレイン電極、10・・・ゲート電極、11
・・・n打ち込み層、12・・・n+打ち込み層、13
・・・ストラインプ溝形状の断面図、14− n ”
GaAs層(2と同じ)、15−・・アンドープGaA
s層(3と同じ)、16・・・p+イオン打ち込み層、
17・・・n1打ち込み層、18・・・n打ち込み層、
19・・・ソース電極(8と同じ)、20・・・ドレイ
ン電極(9と同じ)、21・・・p側電極(6と同じ)
、22・・・n側電極(5と同じ)、23・・ゲート電
極、24・・・S i O2膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、pinフォトダイオードと電界効果型トランジスタ
との組み合わせによるモノリシック化した光集積素子に
おいて、pinフォトダイオード部のp側電極をMgイ
オンのイオン打ち込みにより形成されていることを特徴
とした光集積素子。 2、pinフォトダイオードと電界効果型トランジスタ
との組み合わせによるモノリシック化した光集積素子の
製造方法において、pinフォトダイオード部のp側電
極をMgイオンこのイオン打ち込みにより形成する工程
を有することを特徴とした光集積素 子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60175826A JPS6236857A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 光集積素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60175826A JPS6236857A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 光集積素子およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236857A true JPS6236857A (ja) | 1987-02-17 |
Family
ID=16002894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60175826A Pending JPS6236857A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 光集積素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6236857A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63276279A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
JPH021994A (ja) * | 1987-11-20 | 1990-01-08 | Philips Gloeilampenfab:Nv | 赤外線検出用集積回路の製造方法 |
CN108701738A (zh) * | 2016-02-09 | 2018-10-23 | 阿聚尔斯佩西太阳能有限责任公司 | 接收器模块 |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP60175826A patent/JPS6236857A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63276279A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
JPH021994A (ja) * | 1987-11-20 | 1990-01-08 | Philips Gloeilampenfab:Nv | 赤外線検出用集積回路の製造方法 |
CN108701738A (zh) * | 2016-02-09 | 2018-10-23 | 阿聚尔斯佩西太阳能有限责任公司 | 接收器模块 |
JP2019509630A (ja) * | 2016-02-09 | 2019-04-04 | アズール スペース ソーラー パワー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAZUR SPACE Solar Power GmbH | 受信機モジュール |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61147571A (ja) | ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタの製造方法 | |
JPH0212968A (ja) | 集積された多量子井戸光子及び電子デバイス | |
JPS6236857A (ja) | 光集積素子およびその製造方法 | |
JPH02252267A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS62160785A (ja) | モノリシツク半導体構造およびその製造方法 | |
JPH04162689A (ja) | 半導体発光装置の製造方法 | |
US5100833A (en) | Method of producing a semiconductor light emitting device disposed in an insulating substrate | |
US5275968A (en) | Method of producing a semiconductor light emitting device disposed in an insulating substrate | |
US5073895A (en) | Semiconductor laser | |
US5194399A (en) | Method of producing a semiconductor light emitting device disposed in an insulating substrate | |
JPS62190756A (ja) | 光電子集積化素子とその製造方法 | |
JPS63222489A (ja) | 半導体レ−ザの製造方法 | |
JPS6237906B2 (ja) | ||
JPS59202676A (ja) | プレ−ナ型発光素子 | |
JPS60211972A (ja) | 光集積回路 | |
JPS61201463A (ja) | 光集積素子およびその製法 | |
JPS5951585A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0770758B2 (ja) | 発光半導体装置 | |
JPS6164183A (ja) | 半導体発光素子の製造方法 | |
JPS59222988A (ja) | 化合物半導体素子およびその製造方法 | |
KR960002646B1 (ko) | 화합물 반도체 소자 및 그 제조방법 | |
JPH0644614B2 (ja) | 光電子集積回路の製造方法 | |
KR860000477B1 (ko) | 레이저 트라이오우드의 제작방법 | |
JPH0644617B2 (ja) | 集積回路の製造方法 | |
JPS63182850A (ja) | 光半導体装置の製造方法 |