JPS6236613A

JPS6236613A - 光コネクタのロツク機構

Info

Publication number: JPS6236613A
Application number: JP17651785A
Authority: JP
Inventors: Mikio Abe; 阿部　幹夫; Yoichiro Katsuki; 香月　陽一郎; Akira Gonno; 権野　明; Zenji Kaiya; 海谷　善治
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1985-08-10
Filing date: 1985-08-10
Publication date: 1987-02-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、電子回路パッケージフルプラグイン接続タイ
プの光コ六りタのロック機構に関するものである。

（従来の技術）従来、光コネクタは常に安定した接続を得られるように
精密に加工された円筒スリーブ内を精密に加工された光
コネクタエレメントがそれぞれコイルバネに押されて、
円筒スリーブにより位置合わせが行われ、コイルバネに
より光コネクタエレメント端面同士を押し付けられるよ
うになっている。このためそのコイルバネのバネ力によ
りコネクタは互いに反発する方向、つまり、コネクタが
離脱する方向に力を受る。従って、コネクタ間の位置を
保つにはコネクタ間のロックが必要となる。

この種のコネクタロック機構としては種々のものがある
が、電子回路パッケージフルプラグイン接続タイプのも
のとしては構造上完全ロックは困難であり、ロックは不
完全にならざるを得す、信頬性上問題であった。

ここで、従来の電子回路パッケージフルプラグイン接続
タイプのうち乗り上げロック機構について説明する。

第３図は係る乗り上げロック機構を有する光コネクタの
斜視図である。

図中、ｌは第１の光コネクタであり、このコネクタには
第１の光コネクタエレメント２が内蔵されており、嵌合
面倒には嵌合する相手側の第２のコネクタとロックさせ
るためのロック用アーム４が突設されており、そのアー
ム４には係合穴４−１が設けられている。３は電子回路
パッケージであり、光コネクタ１はこの電子回路パッケ
ージ３にネジなどにて固定されている。５は第１の光コ
ネクタ１に嵌合する第２の光コネクタであり、第１の光
コネクタエレメント２と接続する第２の光コネクタエレ
メント６を内蔵している。７はロック用アーム４に形成
されている保合穴４−１と係止するための突起であり、
第３図（ｂ）に示されるように、その突起７にはテーパ
７−１が形成されており、そのテーパの角度θによりこ
の第１と第２の光コネクタ間の保持が行われることにな
る。

また、８はコネクタ取付体（図示なし）に取り付けるた
めの取付部である。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記構成の口、り機構によれば、光コネ
クタエレメント間に生じる反発力を常に前記したテーパ
を有する突起７で受けており、ロックが十分であるとは
いえない、特に、光コネクタエレメントの数が増加する
とそれに応じて反発力が増加し、前記したロック機構で
は対処できないといった問題があつた。

本発明は、上記問題点を除去し、常に安定したロック状
態を保持し、光コネクタエレメントの増加により光コネ
クタ間の離脱方向への反発力が増加しても完全な口７り
を行い得る光コネクタのロック機構を提供することを目
的としている。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記問題点を除去するために、第１の光コネ
クタには非嵌合時にはその一端が外側へ広がるロック用
アームと係止用突起とを設け、ロック用ハウジングには
この係止用突起に係止する第１及び第２の係止用凹所を
コネクタの接続方向に並設すると共にその端部は前記ロ
ック用アームに作用し、このアームを倒してその先端を
接続されるべき第２のコネクタのロック用凹溝にロック
させるようにしたものである。

（作用）本発明によれば、ロック用ハウジングの第１及び第２係
止用凹所においては第１の光コネクタの位置決めを行い
ロック用アームとこのアームが掛かり合うロック用凹溝
とによってロックを行い、このロック部によってコネク
タの離脱力に対抗するようにすることができる。

（実施例）以下、本発明の実施例について図面に基づいて詳細に説
明する。

第１図は本発明に係る光コネクタのロック機構の、論視
図であり、第２図は同光コネクタのロック機構の動作説
明図である。

図中、１１は第１の光コネクタエレメント１２を内蔵し
た第１の光コネクタであり、無負荷時は常に光コネクタ
の外側に開いているロック用アーム１４が付設されてい
る。この光コネクタ１１はロック用ハウジング１３に係
止されている。１５は電子回路パンケージであり、ロッ
ク用ハウジング１３はネジなどによりこの電子回路パッ
ケージ１５に固定される。

ロック用ハウジング１３には第１及び第２の係止用凹所
１８−１　、１８−２がコネクタの接続方向に並設され
る。また、端部１８ａはロック時にロック用アーム１４
に当接して第２の光コネクタに形成されるロック用凹溝
にロック用アーム１４をロックさせる。

２１は第１のコネクタ１１と嵌合する第２の光コネクタ
であり、第１の光コネクタエレメント１２と接続する第
２の光コネクタエレメント２２を内蔵している。２３は
ロック用アーム１４の先端部とロックするための凹溝で
ある。２４は円筒状スリーブ、２５はコネクタ取付体（
図示なし）に取り付るための取付部、２６はコイルバネ
、２７は光ファイバ、２８は取付体である。

次に、第２図を用いて光コネクタの口７り機構の動作に
ついて説明する。

ここで、第２図（ａ）は光コネクタのロック前の状態を
示す側断面図、第２図（ｂ）は光コネクタのロック時の
状態を示す側断面図、第２図（ｃ）は光コネクタのロッ
ク完了状態の側断面図である。

図中、第１図と同一のものについては同じ番号が付され
ており、それらの部品の説明は省略する。

そこで、１６は第１の光コネクタエレメント１２に接続
側に向かうて付勢力を与えるコイルバネ、１７は第１の
光コネクタ１１の上面及び下面に設けられる係止用突起
、１８はロック用ハウジング１３の内側に形成され、前
記係止用突起１７と係止する係止用凹所であり、光コネ
クタの接続側に設けられる第１の係止用凹所１８−１と
電子回路パンケージ１５側に設けられる第２の係止用凹
所１８−２が並設される。

１９はこの第１の光コネクタハウジング１３を電子回路
パッケージ１５へ取り付けるための取付部であり、２０
は光ファイバである。

一方、第２の光コネクタ２１においては、２４は光コネ
クタエレメント間の位置合わせを行うための円筒状スリ
ーブ、２６は第２の光コネクタニレメン１−１２に接続
側に向かつて付勢力を与えるコイルバネ、２７は光ファ
イバ、２８は第２の光コネクタを取り付けるための取付
体である。

第２図（ａ）においては、第１の光コネクタ１１はその
係止用突起１７を第１の係止用凹部１８−１に係合して
いる状態にある。

この第２図（ａ）に示される状態から電子回路パッケー
ジ１５を左へ移動させて、第２図（ｂ）に示されるよう
に固定位置にある第２の光コネクタ２１に接合させる。

この状態で第１の光コネクタエレメント１２と第２の光
コネクタエレメント２２とが接続される。この状態から
更に、電子回路パッケージ１５を押しこむことにより、
第１の光コネクタの係止用突起１７は第２の係止用凹所
１８−２へ保合する。

その際にロック用アーム１４はロック用ハウジング１３
の端部１８ａにより押圧されて倒されてその先端が第２
光コネクタのロック用凹溝２３に嵌り合い、両者は口７
りされて、光コネクタの接続は完了する。

また、ロックを解除する時は電子回路パッケージ１５を
接続時と逆の方向−＼引っ張り、第２０係止用凹所１８
−２から第１の光コネクタ１１の係止用突起１７の保合
を外す、その係止用突起１７が第１の係止用凹所１８−
１のところまで移動するとロック用アーム１４はロック
用凹溝２３から離れて外側に開き、ロックが解除され、
第１の光コネクタ１１と第２の光コネクタ２１は取り外
すことができるようになる。

このように構成されるので、第１の光コネクタの係止用
突起とそれが係止する係止用凹所との間にはコイルバネ
の反発力、つまりコネクタの離脱力は全く作用すること
はなく、そのａｍ力はロック用アームとロック用凹溝と
の間で確実にロックすることができる。

（発明の効果）以上詳細に説明したように、本発明によれば、第１の光
コネクタと第２の光コネクタを接続させ、両者をロック
してなる光コネクタのロック機構において、前記第１の
光コネクタには非嵌合時にはその一端が外側へ広がるロ
ック用アームと係止用突起とを設け、該係止用突起に係
止し、かつ光コネクタの接続方向に並設される第１及び
第２の係止用凹所と、前記ロック用アームに作用する端
部とを具備するロック用ハウジングを配置し、前記第２
の光コネクタには前記ロック用アームの先端が掛かり合
う凹溝とを形成するようにしたので、単なる一方向の押
圧力を加えるだけで光コネクタの接続を容易に行うこと
ができ、しかもロックは完全であり、常に安定した接続
状態を維持することができ、信頼性の高い接続を行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光コネクタのロック機構の斜視図
、第２図は同光コネクタのロック機構の動作説明図、第
３図は従来の光コネクタのロック機構の斜視図である。１１・・・第１の光コネクタ、１２・・・第１の光コネ
クタエレメント、１３・・・ロック用ハウジング、１４
・・・ロック用アーム、１５・・・電子回路パッケージ
、１６・・・コイルバネ、１７・・・係止用突起、１８
−１・・・第１の係止用凹所、１８−２・・・第２の係
止用凹所、１９・・・固定部、２０、２７・・・光ファ
イバ、２１・・・第２の光コネクタ、２２・・・第２の
光コネクタエレメント、２３・・・ロック用凹溝、２４
・・・円筒状スリーブ、２５・・・取付部、２６・・・
コイルバネ、２８・・・コネクタ取付体。

Claims

【特許請求の範囲】

第１の光コネクタと第２の光コネクタを接続させ、両者
をロックしてなる光コネクタのロック機構において、前
記第１の光コネクタには非嵌合時にはその一端が外側へ
広がるロック用アームと係止用突起とを設け、該係止用
突起に係止し、かつ光コネクタの接続方向に並設される
第１及び第２の係止用凹所と、前記ロック用アームに作
用する端部とを具備するロック用ハウジングを配置し、
前記第２の光コネクタには前記ロック用アームの先端が
掛かり合う凹溝とを形成するようにしたことを特徴とす
る光コネクタのロック機構。