JPS6236567Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6236567Y2
JPS6236567Y2 JP13074884U JP13074884U JPS6236567Y2 JP S6236567 Y2 JPS6236567 Y2 JP S6236567Y2 JP 13074884 U JP13074884 U JP 13074884U JP 13074884 U JP13074884 U JP 13074884U JP S6236567 Y2 JPS6236567 Y2 JP S6236567Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole saw
tapered surface
center drill
conical
conical disk
Prior art date
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JP13074884U
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JPS6146114U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 ・ 産業上の利用分野 本考案は、ガス管、水道管などに円形の穴を穿
孔するホルソー(円形刃)であつて、チツプ(く
り抜き片)が管内に落下しないように、ホルソー
内にチツプの保持機構を付加したものに関して新
規な提案を行なうものである。
・ 従来例の構成とその問題点 第3図は従来のチツプの保持機構付ホルソーを
示し、01はホルソー、02はホルソー01内に
取り付けた永久磁石にして、穿孔によりくり抜か
れた管のチツプ03をこの永久磁石02に吸着さ
せることにより管内に落下するのを防止するよう
に構成したものである。
この従来例は、チツプ03を確実に保持する点
においては優れているが、チツプ03を保持する
機構が永久磁石02のため、切粉がこの永久磁石
02に付着して度々掃除を行なわなければならな
いという不便があり、又、ホルソー01の切れ味
が永久磁石02の磁力の影響を受けて悪化すると
いう欠点がある。
・ 本考案の目的 本考案は、上記従来例の問題点を除去するもの
であり、切り粉が付着せず、切れ味が良く、確実
にチツプを保持することの出来るチツプの保持機
構付ホルソーを提案するのが目的である。
・ 本考案の構成 本考案は、上記目的を達成するために、ホルソ
ーの内面にハ字状のテーパー面とこのテーパー面
の下に左右が段違いのストツパーを形成すると共
にホルソーの中心にセンタードリルを傾き及び出
入り自在に取り付け、このセンタードリルの一部
に前記テーパー面と同一形状の円錐面を有し、前
記テーパー面とストツパー間に遊び係合している
円錐状円板を固定し、更にこの円錐状円板の上面
とホルソー内上面との間に円錐状円板をテーパー
面から離れる方向に賦勢しているスプリングを装
入した構成のチツプの保持機構付ホルソーを提案
する。
次に上記構成のホルソーについてその作用を説
明すると、無負荷において、センタードリルはホ
ルソーの中心において傾斜及び出入り自在に取り
付けられており、然もスプリングにより円錐形円
板部分がテーパー面と離れる方向に賦勢されてお
り、更にテーパー面とストツパー間は左右におい
て段違いのため、円錐形円板はこのスプリングに
より押されて傾き、この結果センタードリルも傾
いている。
そこで、穿孔を開始するためにセンタードリル
を管の表面に押し当てると、センタードリルは遊
び分引込み、この引込みにより円錐形円板の円錐
面がテーパー面に当接し、円錐形円板は水平に変
位する。この結果、センタードリルがホルソーの
中心において垂直になり、次にホルソーによる穿
孔が進行する。穿孔が進み、管の肉厚からセンタ
ードリルが突き抜けると、センタードリルはスプ
リングにより再び下方に突出する。ホルソーによ
る穿孔が終了し、ホルソーを引き上げようとする
と、センタードリルには最初の無負荷の状態にお
ける傾きの力がスプリングによりかかつているの
で、ホルソーの内面においてチツプをセンタード
リルが押えてしまう。この結果、チツプは管内に
落下しない。
・ 実施例 第1,2図は上記本考案の一実施例を示し、1
はホルソー、2は刃先、3はホルソー1の内面に
形成したハ字状のテーパー面、4,5はテーパー
面3の下方に突出させたストツパーにして、この
ストツパー4,5のうち4側はテーパー面3に近
く、5側はテーパー面3から離れて段違いになつ
ている。
6はホルソーを取り付けた主軸14の中心に設
けた六角部、7は前記六角部6内に遊び嵌合して
いる六角頭部8を上端に形成し、中間に前記テー
パー面3と同一形状の円錐面10を形成した円錐
形円板9を固定して取り付けたセンタードリル、
11はセンタードリル7の刃先、11aは頚部で
ある。
12は円錐形円板9をテーパー面3から離れる
方向(下方)に賦勢しているスプリング、13は
チツプを示す。
次に上記実施例についてその作用を説明する
と、無負荷の状態においてセンタードリル7は、
スプリング12により下方に押し出されている円
錐形円板9の第1図中左端がストツパー4に係合
し、右端がストツパー5に係合しているため、ス
トツパー4,5の段違いの作用により中心線aに
対して傾斜している。
そこで穿孔が開始され、第2図に示すようにセ
ンタードリル7の刃先11が管15の表面に押し
当てられると、センタードリル7はスプリング1
2に抗してその遊び分引込み、円錐形円板9の円
錐面10がテーパー面3に当接し、円錐形円板9
は水平に変位する。この結果、センタードリル7
は第2図に示すように垂直になり、センタードリ
ルとしての機構を維持し、穿孔が進む。
センタードリル7が突き抜け、ホルソー1によ
る穿孔が終了し、ホルソー1を引き上げようとす
ると、最初の無負荷の状態(第1図)と同じよう
にスプリング12がセンタードリル7に傾きの力
を加える。この結果、チツプ13は第1図一点鎖
線に示すようにホルソー1の内面において側壁1
aとの間に保持される。
・ 本考案の効果 本考案は以上のように、センタードリル7の傾
きの作用でチツプ13を保持するため、従来の永
久磁石による保持方式に比較して、ホルソー1内
に切粉が付着したりしないと共にホルソー1が磁
力の影響を受けて切れ味が悪くなるという心配も
ない。
又、センタードリル7の刃先11に頚部11a
があるため、傾斜によるチツプ13の保持が不十
分であつても、この頚部11aにチツプ13が引
掛かり、二重に安全性が保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は無負荷状態の本考案に係るホルソーの
断面図、第2図は穿孔開始時のホルソーの断面
図、第3図は永久磁石を取り付けた従来のホルソ
ーの断面図である。 1……ホルソー、3……テーパー面、4,5…
…ストツパー、7……センタードリル、9……円
錐形円板、10……円錐面、12……スプリン
グ、13……チツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホルソーの内面にハ字状のテーパー面とこのテ
    ーパー面の下に左右が段違いのストツパーを形成
    すると共にホルソーの中心にセンタードリルを傾
    き及び出入り自在に取り付け、このセンタードリ
    ルの一部に前記テーパー面と同一形状の円錐面を
    有し、前記テーパー面とストツパー間に遊び係合
    している円錐状円板を固定し、更にこの円錐状円
    板の上面とホルソー内上面との間に円錐状円板を
    テーパー面から離れる方向に賦勢しているスプリ
    ングを装入した構成のチツプの保持機構付ホルソ
    ー。
JP13074884U 1984-08-29 1984-08-29 チツプの保持機構付ホルソ− Granted JPS6146114U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13074884U JPS6146114U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 チツプの保持機構付ホルソ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13074884U JPS6146114U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 チツプの保持機構付ホルソ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6146114U JPS6146114U (ja) 1986-03-27
JPS6236567Y2 true JPS6236567Y2 (ja) 1987-09-17

Family

ID=30689347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13074884U Granted JPS6146114U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 チツプの保持機構付ホルソ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS6146114U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6146114U (ja) 1986-03-27

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