JPS6236447A - 塩化ビニリデン組成物及びそれからつくられたフイルム - Google Patents

塩化ビニリデン組成物及びそれからつくられたフイルム

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JPS6236447A
JPS6236447A JP61152833A JP15283386A JPS6236447A JP S6236447 A JPS6236447 A JP S6236447A JP 61152833 A JP61152833 A JP 61152833A JP 15283386 A JP15283386 A JP 15283386A JP S6236447 A JPS6236447 A JP S6236447A
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glycerin
polymer
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マービン・アール・ヘイブンズ
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WR Grace and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩化ビニリデン重合体または共重合体からつく
られたフィルムに関する。さらに詳細には本発明は塩化
ビニリデン共重合体フィルムの可塑化された層を有する
単層及び多層の包装用フィルムの酸素透過度を低下させ
熱的安定性を強化する方法または組成物に関する。
塩化ビニリデン共重合体、以後これを一般に「サラン」
と称する、からつくられた熱可塑性の包装用フィルムは
永年に亙すチーズ、生肉及び加工肉、及び広範囲の他の
食品を含む食品製品及び非食品製品を包装するのに使用
されてきた。このようなフィルムの例はアーサーφエフ
・スポーカ(Arthur F−5porka)の18
58年12月の米国特許第2゜919.059号に記載
されている。この特許には予備成形したフィルムの隣接
した積層面の向き合った表面中の固有の引力を使用する
ことにより積層または多層フィルムをつくることができ
るように、ポリエチレン・フィルムの表面を処理しその
密着剪断強さを強化して製造されたセロファン−サラン
−ポリエチレン及びポリエチレン−サラン−ポリエチレ
ンの積層フィルムが記載されている。
サランの層を有する多層フィルムを製造する最近のもっ
と一足すべき方法は1878年9月5日付けのウィリア
ム・ジー・ベヤード・ジュニア−(Wi 11iam 
G、 Ba1rd、 Jr、)等の米国特許第4,11
2,181畦に記載されている。この特許においては筒
状のフィルムを同時押出しする方法が記載され、該筒の
壁面は少なくとも3個の層を有し、その中心の層がサラ
ンである。次にこの筒状のフィルムを捕捉バブル法によ
り二軸配向させる。
多層のサランフィルムを製造する他の満足すべき方法は
サラン障壁層をもった多層の二軸配向したフィルムにつ
いて述べた1973年6月26日付けのハリス拳ジェイ
・ブラックス(Harris J、 Bra冨)等の米
国特許第3,741,253号に記載されている。この
フィルムはポリエチレンまたはエチレン/酢酸ビニル共
重合体の基質を筒の形で同時押出を行い、照射して交叉
結合させ、膨らませて筒の形にし、サランの押出し層を
膨張した筒の上に被覆し、次に他のエチレン/酢酸ビニ
ル共重合体をサランの上に被覆する押出被覆法によりつ
くられる。冷却後多層の筒状構造物を平らにし、ロール
に巻取る。後で筒を膨張させ、高温の水浴の中に通し、
ここでその配向温度に加熱し、この浴から引き出す際こ
れを膨らませてバブルにしてフィルムを二軸配向させる
。バルブを迅速に冷却して配向を固定させる。この方法
により酸素透過性の低い収縮可能な障壁性フィルムが得
られる。またサラン層にそれを劣化させる傾向をもった
照射を行うことなく、交叉結合したフィルムが得られる
利点もある。
ブラックス等の上記特許の障壁層は塩化ビニリデンと塩
化ビニルとの可塑化された共重合体である。この共重合
体は懸濁重合共重合体tOW及び乳化重合共重合体90
にの混合物である。乳化重合共重合体は約70にの塩化
ビニリデンと30%の塩化ビニルから成り、懸濁重合共
重合体は約80%の塩化ビニリデンと20%の塩化ビニ
ルから成っている。
このような共重合体は米国ミシガン州ミツドランド(M
idland)のダウ争ケミカル争コンパニイ(Dow
Chemical Company)から市販されてい
る。
工業的な速度でうまく押出しを行うためには。
上記の塩化ビニリデン共重合体の混合物を安定化し可塑
化しなければならない、満足子べき安定剤/可塑剤の組
み合わせはシェル・ケミカル・コンパニ4 (Shel
l Chemical Company)からエポン(
EPON)樹脂828として市販されているエポキシ樹
脂、エピクロロヒドリン/ビスフェノール、及びモンサ
ント・ケミカル・コンパニイ(Monsanto Ch
e腸1Cal Company)からサンティサイザー
(Santicizer)−141として市販されてい
る燐酸2−エチルヘキシルジフェニルである。他の公知
の安定剤の中にはエポキシ化された亜麻仁油及びエポキ
シ化された大豆油及びクエン酩塩が含まれる。非常に満
足すべき可塑化された包装品は上記の塩化ビニリデン大
玉合体混合物において約4zのエポン828と約2zの
サンティサイザー−141を用いてつくられる。
マリオ参ギリオ・トス(Mario Gillio−T
ag)等の1975年8月5日付けのカナダ特許第98
8.1389号においては、多層の熱可塑性包装用フィ
ルムのサラン障壁層の障壁性に対する可塑剤の効果が記
載されている。第1にギリオ・トス等の特許には塩化ビ
ニリデンの均質重合体は押出温度において非常に迅速に
分解するので、通常の押出法ではフィルムにすることが
できないと記載されている。第2に塩化ビニリデンを少
量の一種またはそれ以上の他の単量体、例えば塩化ビニ
ル、アクリル酸メチル等と共重合させることにより、適
当な可塑剤と混合すると、伸張させて配向し収縮可能な
フィルムにし得るフィルムを押出すことができる共重合
体を製造することが可能である。配向したフィルムは熱
収縮性であり、包装の目的に、特に食品の包装に広く使
用される。上記のように、塩化ビニリデン共重合体は満
足に押出して配向フィルムにするためには可塑化する必
要がある。可塑剤の割合が多いほど重合体の押出しと配
向が容易になり、最終製品の摩耗耐性が良好になる。他
方、最終製品の酸素透過性は可塑剤の含量と共に増加す
るが、多くの目的、特に食品の包装には酸素透過性は低
くしなければならない、最近包装産業界の要求は大きく
なり、現在の工業的な基準では透過度は100cc/2
4時間/腸2/1気圧より低いことが期待され、この単
位で50より低いことが極めて望まれている。
従って本発明の目的は可塑剤の量が少なくても押出すこ
とができ、従って酸素透過度を低下させ改善させ得る塩
化ビニリデン組成物を提供することである。
酸素及びガスの透過度を低下させることにより障壁層の
厚さ、従って障壁フィルムに必要とされるサランの量は
減少する。またサラン層の厚さを減少させることができ
るから、本発明の他の目的はサラン層は有効なガス障壁
層となり得るほど厚いが、多層フィルム中でサラン層に
隣接した交叉結合可能な層に使用される照射によって著
しくは悪影テを受けないほど十分に薄いフィルムを提供
することである。
本発明の他の目的は塩化ビニリデン共重合体の熱的安定
性を改善し、押出中の劣化の傾向を減少させることであ
る。
一般的ぽ文献に記載されている熱可塑性重合体用の可塑
剤の中にはグリセリンが含まれる。事実米国コネティ力
−2ト州ウェスト−ボート(West P。
rt)のテクノミック・パブリッシング・コンパニ4 
(Technomic Publishing Com
pany)1978年発行の「ウィチントンズ・ディク
ショナリ・オウ゛φプラスチ4−/クス(Whitti
ngton’s Dictionary of Pla
stics)Jにはグリセリンについて次のように記載
されている。「プラスチックス工業におけるその用途に
は、アルキッド樹脂(グリセリンと2タル酸無水物のエ
ステル)の製造、セロファンの製造、及びウレタン重合
体の製造が含まれる。」グリセリンはまたエチレン/ビ
ゾルアルコール共重合体の可塑剤としても使用されてお
り、グリセリンモノオレエートのようなグリセリン化合
物は1981年6月23日付けのジョセフφダヴリュー
・バーレイ(Josepf W、 Burley)等の
米国特許第4,274,999号記載ようにハロゲン化
ビニリデン重合体の安定用添加剤として使用されている
。また1978年9月19日付けのシー・ダヴリュー・
ジェロー(c,LGerow)の米国特許第4,115
,334号には、多塩基酸と七ノーまたはジグリセリド
及び塩化ビニリデン共重合体の帯電防止性組成物を帯電
防止剤として使用することが記載されている。その特定
の実施例にグリセリン誘導体が使用されているが、特定
の組み合わせが記載されているだけであり、従って本発
明の他の目的はグリセリンを単独で使用するサランの改
善された安定剤/可塑剤組成物を提供することである。
本発明において驚くべきことにはグリセリンを加えると
塩化ビニリデン共重合体の押出し及びそれによって得ら
れるフィルムにいくつかの相乗的な改善が得られること
が見出だされた。可塑化作用が増強されるため通常の可
塑剤を減少させることができ、これを減少させると酸素
に対する障壁性が改善される。ざらに可塑化が改善され
る結果剪断加熱が減少し、加工中重合体の劣化が減少す
る。これによって熱で誘起される劣化を防ぐのに通常必
要とされる添加剤を減少させたり変性させたすすること
ができ、その結果さらに酸素に対する障壁性が改善され
る。またすべての事実はグリセリンが塩化ビニリデン共
重合体と緊密に混合しているのではなく、第2の別の相
をつくっていることを示している。これによってさらに
酸素に対する障壁性が改善される。何故ならば緊密に混
合した液体添加剤だけが酸素に対する障壁性に負の影響
を及ぼすと考えられるからである。このような効果が合
成されて押出し速度及び配向速度を実用的な値に保ち、
且つ酸素障壁性を改善することができる。同様に押出し
速度及び配向速度を改善し、同時に塩化ビニリデン共重
合体の薄い層を用いて必要な酸素障壁性を与えることが
できる。
可塑剤及び安定剤を使用して塩化ビニリデン共重合体配
合物を押出す際の全体としての熱的安定性を決定する普
通の方法は、一対の加熱したロールの間または加熱した
混合室の内部で配合物をつくる方法である。剪断及び加
熱によって誘起される劣化により黒化した重合体が認め
られるようになる時間は熱的安定性の促進試験において
可塑剤/安定剤の組み合わせの有効性の目安となる。工
業的に使用できる塩化ビニリデン共重合体の可塑剤/安
定剤の組み合わせは300″Fのプラベンダー(Bra
bender)配合機のような混合室中における熱的安
定時間が10〜15分でなければならない。
予想外にも4重量%のエポン828と2重量%のサンテ
ィサイザー141の配合物に約1重量%のグリセリンを
加えると、熱的安定性を15分から40十分に増加する
ことが見出だされた。さらにグリセリンを1重量%加え
ると、エポン828及びサンティサイザー141を1重
量%に減少させても熱的安定性は15分の値が保持され
る。成る場合にはサンティサイザー141を除去するこ
とができる。酸素障壁性は厚さl ミル当り10〜1i
cc/m’ /24時間/l気圧から5〜8 cCrt
s2/24時間/l気圧に改善される。
従って本発明の一具体化例においては1.0〜4、0%
のエピクロロヒドリン/ビスフェノールAエポキシ樹脂
、0〜2.0%のサンティサイザー−141、及び0,
5〜2.0%のグリセリンから成り、残りが一種または
それ以1−の塩化ビニリデン共重合体である押出しII
f能な塩化ビニリデン重合体組成物が提供される。別法
としてエポキシ化されたオイルはエポキシ化された亜麻
仁油及びエポキシ化された大豆油であり、これを最高8
重量%の量で含ませることができる。
本発明の他の具体化例においては、本発明は第1及び第
2の表面層から成り、この表面層の間に塩化ビニリデン
共重合体層が配置され、塩化ビニリデン共重合体層は上
記のようにグリセリンを含んでいる多層重合体フィルム
に関する。
さらに他の具体化例においては、本発明は塩化ビニリデ
ン共重合体及びエポキシ樹脂から成る混合物をつくり、
0.5〜1.5にのグリセリンを加え、該混合物を配合
し、しかる後該混合物からフィルムをつくる工程から成
るエポキシ樹脂で可塑化した塩化ビニリデン重合体フィ
ルムの画素透過性を低下させ熱的安定性を改善する方法
に関する。
さらに他の具体化例においては、上記配合物は燐酸2−
エチルヘキシルジフェニル及び/又はピロ燐酸四ナトリ
ウム、酸化マグネシウム、エポキシ化した亜麻仁油、エ
ポキシ化した大豆油及び他の可塑剤を含んでいる0本発
明のさらに他の具体化例においては、上記のようにサラ
ン層中にグリセリンを使用して多層フィルムを照射し交
叉結合回旋な層を交叉結合させる。このような交叉結合
可ス莞な層はサラン層の他に表面層または内部層である
ことができ、好ましくはエチレン/酢酸ビニル共重合体
、分岐したポリエチレン、線状低密度及び非常に低密度
のポリエチレン及びそれらの配合物であることができる
本明細書において下記の言葉は下記の意味をもつものと
する。
「重合体」は重合生成物を意味し、均質重合体、単重合
体、共重合体、相互重合体、三元重合体、ブロック共重
合体、グラフト共重合体及び付加共重合体を含むが、こ
れだけに限定されるものではない。
「可塑剤」はフィルムまたはフィルム層に混入してフィ
ルムの可撓性、加工性、または押出性を増加させる物質
または材料を意味する。これらの物質には単量体の可塑
剤及び重合体の可塑剤の両方が含まれ、一般に樹脂中の
通常の分子間力を減少させ、高分子を他の高分子の上で
自由に滑らせる作用をする材料である。エポキシ基を有
する他の公知の可塑剤1例えばエピクロロヒドリン/ビ
スフェノールAエポキシ樹脂、エポキシ化した亜麻仁油
及びエポキシ化した大豆油も分子間力を減少させること
により可塑剤として作用し、また)ICIに対する除去
剤として作用する。
「配向した」または「配向」という言葉は高温のプラス
チックス製品を伸張し、次いで冷却して分子の形状を再
配向させ、機械的性質を改善する工程をいう、一方向に
おける伸張は一軸方向の配向と呼ばれ、二方向における
配向は一軸方向の配向と呼ばれる。配向した熱可塑性の
フィルムにおいてはプラスチックス・シートの中に内部
応力が残存し、シートを配向温度以上の温度に再加熱す
ることによりこれを緩和することができる0次いで材料
は伸張配向する前のもとの寸法に収縮する傾向がある。
「塩化ビニリデン重合体」または「塩化′ビニリデン共
重合体」或いは「サラン」は少なくとも1種の他のビニ
ル型単量体1例えば塩化ビニル及び塩化メチルと共重合
した塩化ビニリデンを意味する。
「障壁性」とは特定の材料がガスに対し非常に低い透過
度をもっていることを示す熱可塑性材料の性質を意味す
る0本明細書記載の主な障壁材料は「サラン」商標の塩
化ビニリデン共重合体、及び「EvAL」、rEVOH
J tりはrHEVAJ ト略称される加水分解された
エチレン/酢酸ビニル共重合体である。
上記のギリオ・トス等及びブランクス等の特許において
は1.[業的規模で配向及び押出しを行うためにはサラ
ン障壁層中において比較的高い可塑剤/安定剤の含−−
1が必要であることが記載されている0例えばギリオ・
トスの特許においては、この目的に対して7〜12重量
%の可塑剤が必要であると記載されている。ブランクス
等の特許においては実施例3において可塑剤/安定剤の
最低含量は2zのエポン樹脂と2zのサンティサイザー
−141の組合せであることが記載されている。ブラン
クス等の特許の特許請求の範囲においては、特許請求の
範囲3においてエポキシ樹脂の含量の請求範囲として2
〜10重量%が記載されている。これとは対照的に本発
明においては、0.5〜1.5zのグリセリンと組み合
わせて使用した場合、エポキシ含量を1%に低下させ得
ることが発見された。このことは極めて予想外のことで
ある。何故ならばブランクス等の方法でつくられる現在
の工業的フィルムにおいては、エポキシ含量4z、サン
ティサイザー−141含量約2zにおいて押出性、配向
性及び障壁性の間に最適のバランスが得られるからであ
る。グリセリンを含ませることにより可塑剤/安定剤の
含量を以前に必要とされた量の最高25%まで低下させ
得ることが示された。
対照試料としてブランクスの特許に従ってフィルムをつ
くった。特記しな限り以下の実施例においてフィルム試
料はすべてこの方法でつくられた三層フィルムである。
外側の層は同じものであり、異っている点は内部の即ち
サラン層の組成だけである。
グリセリンを添加すると可塑剤に対し相乗作用が得られ
、サラン樹脂の中への透過度を著しく増加させることが
でき、また成る場合にはグリセリン単独でも適当であり
満足な可塑剤であり得ると考えられる。このことの説明
の一つとして、溶解度パラメータがサランより高い僅か
な材料の一つであり、グリセリンが存在すると可塑剤が
塩化ビニリデン共重合体の内部でより効果的に作用し、
塩化ビニリデンによってつくられた障壁が壊されること
がないと考えられる。他のポリヒドロキシ化合物1例え
ばエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチ
レングリコール、ブタントリオール、及びマニトールも
グリセリンと同じような有利な結果を生じるが、改善の
程度は同じではない。
本発明で得られる改善された障壁特性の他の利点は、薄
いサラン障壁層を使用した場合、照射により交叉結合さ
せた多層フィルムが望ましい時にサランを少量の照射量
で照射するだけでよい点である。サランは照射量が4メ
ガラッド以上の場合には黒化して劣化する傾向がある。
サランの照射量を減少させるので、従来得ることができ
なかった多数の交叉結合したフィルムの組み合わせが得
られる。
本発明で得られる一つの著しい結果はサランフィルムの
障壁性及び熱的安定性が下記表Aに示されるように同時
に改善されることである0表Aは3種のフィルム試料に
対しサラン層の樹脂の組成、熱的安定性及び酸素透過度
を示す。
表A フィルム 参照  12 サラン樹脂(重量%)   94   97   9B
(ダウXU32019.OO) エポン828(重量%)    4  2  2サンテ
イサイザー    211 一+al(屯に%) グリセリン(!If量%)   0   0    l
熱的安定性(分)     28   14   24
酸素透過速度      3.9   L、9  1.
8(cc/s2/24時間1 1気圧、/ミル) (AS丁M  03985−81) 参照フィルムの酸素透過度は3.9であり、サラン層の
樹脂配合物の熱的安定性は26分であって、こレハブラ
ベンダー・プラスティグラフ混合室内において300 
’Fで配合物に黒化が認められるまでの時間である。可
塑剤/安定剤の含量を全部で6zからフィルムlの3z
に低下すると、酸素透過度は1.9に低下するが、熱的
安定性は14分に落る。フィルム2の欄に示すように、
フィルム1.[1成物にグリセリンを1z添加すると、
熱的安定性は10分も劇的に増加するが酸素透過度はさ
らに1.8に低下する。即ち障壁性が良好でしかも熱的
に安定なフィルムが得られるという驚くべき結果がグリ
セリンの添加によって生じる。
表Bには種々のポリヒドロキシ化合物を含むサラン層樹
脂組成物を掲げ、各組成物の熱的安定性を示した。各試
料においてエポン828及びサンティサイザー−141
の含量は夫々1zに保ち、サランの割合は97%の一定
値に保った。
再び表Bに示すように、約1.0%のグリセリンを含ま
せることにより熱的安定性は著しく増加し。
ポリヒドロキシ添加剤を加えないでも試料8では約10
分も増加する。
通常の鉱物性添加剤の効果を表Cに掲げるが、この表は
ピロ燐酸四ナトリウムとグリセリンとを゛ 組み合わせ
ると熱的安定性が驚くほど改善されることを示している
表  C 樹脂配合物試料番号 成)(平部%)    1234 酸化マグネシウム   1.0 1.0ピロ燐酸四ナト
リウム       1.0 1.0グリセリン   
   o  t、o   o  t、。
五践工之ヱ■通     9398  97  913
熱的安定性(分)     to   18  10 
42十基質サラン樹脂は2zのエポン828 、12の
サンティサイザー−141及び97%のダウ82B樹脂
を含んでいた。グリセリンとピロ燐酸四ナトリウムとを
組み合わせると、他の組み合わせに比べ熱的安定性が極
端に増加する。特に熱的安定性は配合物にグリセリンを
加えた試料2及び4の両方で増加したことに注目された
い。
下記表りはグリセリンと通常のサラン安定剤を組み合わ
せた効果を示す、その結果は3種の組み合わせに対しグ
リセリンを加えた時と加えない時について対にして示さ
れている。
表り 樹脂配合物試料 成分(重ダ%)    la、 lb  2a、2b 
  3a、3bエポン8211     440000
グリセリン     010101 サラン(ダウ926)   94 93 94 93サ
ラン(ダウ             9786U85
401.00) 熱的安定性     IEf 34+  12 18 
 1420上記表で比較を行うと、夫々の場合グリセリ
ンを加えると熱的安定性が増加するが、グリセリンをエ
ポン828と組み合わせた試料1bに対してその増加は
著しい。
基質サラン樹脂配合物を同じにしてグリセリン含量を変
えた場合の熱的安定性に対する効果を下記表Eに示す。
表E グリセリン   OO,10,51,01,52,0基
質サラン樹脂配合物はエポン8284%、サンティサイ
ザー−1412$ 、 ダウ468(サラン)1oz及
びダウ926(サラン)84zから成っていた。グリセ
リンを加えるにつれて連続的に熱的安定性が改善するこ
とが明白に示されており、その濃度が0.5〜1.5x
の場合に有利な増加が得られることが認められる。濃度
が2zよりも高いと得られるフィルムの表面は油を帯び
た感触を示す傾向をもち、フィルムに添加する目的にお
ける最適の濃度は約0.5〜約2.01の範囲である。
表Fにおいてはブラックス等の特許によりつくられた現
在市販されているフィルムをフィルム1として示し、こ
れから市販しようとするフィルムをフィルム2〜5とし
て示す、フィルム2〜5はグリセリンlzを含み、フィ
ルム5はさらに1zのピロ燐酸四ナトリウムを含んでい
る。この結果グリセリンを加えると障壁性及び熱的安定
性が改善されることが示されている。
表F エポン828      4  1  2  4  3
サンテイサイザー141  2  1  1  0  
0グリセリン      01111 ピロ燐酸四ナトリウム 0000  1サラン(ダウ4
88)    10 10 10 10 10太二ヱヱ
L久挫虹   8687 8685 85熱的安定性(
分)    14 14 18 28 30÷#素透過
性     10.8 5.8 5.2  B、5 4
.8cc/m’ /24時間/気圧/ミル)グリセリン
を含む各フィルムではグリセリンを含まないフィルム1
に比べ酸素透過性が改善され、エポン828を12より
多く含むフィルムの熱的安定性は著しく改善されること
が示されている。
以−りの説明から本発明の方法及び生成物は優れた結果
を与えることがわかるであろう0以上の説明には多くの
詳細点が示されているが、このような詳細点は単に例示
のためであり本発明を限定するものではない。本発明の
精神及び範囲は特許請求の範囲だけに限定されるもので
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)1.0〜8.0重量%の可塑剤、(b)0.
    5〜2.0重量%のグリセリンを含み、(c)残りが少
    なくとも一種の塩化ビニリデン共重合体であることを特
    徴とする押出し可能な塩化ビニリデン重合体組成物。 2、エピクロロヒドリン/ビスフェノールAエポキシ樹
    脂、エポキシ化された亜麻仁油、及びエポキシ化された
    大豆油から成る群から選ばれた可塑剤を1.0〜4.0
    重量%含んでいる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3、燐酸2−エチルヘキシルジフェニルを1.0〜4.
    0重量%含んでいる特許請求の範囲第1項記載の組成物
    。 4、ピロ燐酸四ナトリウムを0〜4.0%含んでいる特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 5、2重量%のエピクロロヒドリン/ビスフェノールA
    エポキシ樹脂、1重量%の燐酸2−エチルヘキシルジフ
    ェニル及び1重量%のピロ燐酸四ナトリウムを含んでい
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 6、(a)第1及び第2の表面層、及び (b)該表面層の間に配置された塩化ビニリデン重合体
    層から成り、該塩化ビニリデン重合体層は(1)1.0
    〜4.0%のエピクロロヒドリン/ビスフェノールAエ
    ポキシ樹脂、 (2)0.5〜2.0%のグリセリンを含み、(3)残
    りが少なくとも一種の塩化ビニリデン重合体から成って
    いる多層重合体フィルム。 7、塩化ビニリデン層は0〜4.0%のピロ燐酸四ナト
    リウムを含んでいる特許請求の範囲第6項記載のフィル
    ム。 8、塩化ビニリデン層は燐酸2−エチルヘキシルジフェ
    ニルを1〜4重量%含んでいる特許請求の範囲第6記載
    のフィルム。 9、該表面層はポリオレフィン材料から成っている特許
    請求の範囲第6記載のフィルム。 10、ポリオレフィン材料はエチレン/酢酸ビニル共重
    合体、分岐した低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエ
    チレン及び非常に低密度のポリエチレン、並びにこれら
    の配合物から成る群から選ばれる特許請求の範囲第6項
    記載のフィルム。 11、多層フィルムの少なくとも片方の層が二軸配向さ
    れている特許請求の範囲第10項記載のフィルム。 12、特許請求の範囲第6項記載の(b)の(1)〜(
    3)の成分を夫々約1重量%含んでいる特許請求の範囲
    第11項記載のフィルム。 13、多層フィルムの二つの層が配向している特許請求
    の範囲第11項記載のフィルム。 14、多層フィルムは4.0MRの放射線を照射されて
    交叉結合させられている特許請求の範囲第6項記載のフ
    ィルム。 15、(a)塩化ビニリデン共重合体及びエポキシ樹脂
    から成る混合物をつくり、 (b)該混合物の0.5〜1.5%のグリセリンを該混
    合物に加え、 (c)該混合物を配合し、 (d)該配合した樹脂を押出してフィルムにすることを
    特徴とする 可塑化されて塩化ビニリデン重合体フィルムの酸素透過
    度を低下させ熱的安定性を改善する方法。 16、配合した混合物を重合体基質フィルムの上に被覆
    押出しすることにより押出工程を行う特許請求の範囲第
    15項記載の方法。 17、配合した混合物を二つの他の重合体層の間に同時
    押出しすることにより押出工程を行う特許請求の範囲第
    16項記載の方法。 18、塩化ビニリデン重合体は5〜40重量%の塩化ビ
    ニルを含む塩化ビニリデンと塩化ビニルとの共重合体で
    あり、エポキシ樹脂はエピクロロヒドリン/ビスフェノ
    ールAであって1.0〜4.0%の燐酸2−エチルヘキ
    シルジフェニルを含んでいる特許請求の範囲第17項記
    載の方法。 19、4.0MRより少ない照射量で多層フィルムを照
    射する工程を含む特許請求の範囲第19項記載の方法。 20、混合物の約1%の量のピロ燐酸四ナトリウムを加
    える工程を含む特許請求の範囲第18項記載の方法。 21、該塩化ビニリデン共重合体混合物は2種以上の塩
    化ビニリデン共重合体を含んでいる特許請求の範囲第1
    7項記載の方法。
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