JPH03134047A - 塩化ビニリデンコポリマー加工助剤及び塩化ビニリデンコポリマーの押出可撓性包装用フィルム - Google Patents

塩化ビニリデンコポリマー加工助剤及び塩化ビニリデンコポリマーの押出可撓性包装用フィルム

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JPH03134047A
JPH03134047A JP1268871A JP26887189A JPH03134047A JP H03134047 A JPH03134047 A JP H03134047A JP 1268871 A JP1268871 A JP 1268871A JP 26887189 A JP26887189 A JP 26887189A JP H03134047 A JPH03134047 A JP H03134047A
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Japan
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weight
vinylidene chloride
film
pvdc
copolymer
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JP1268871A
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English (en)
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Walter Berndt Mueller
ウォルター・バーンデット・ミュラー
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WR Grace and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 塩化ビニリデンコポリマー(以降これを総称してPVD
Cと表記する。かがる材料は、米国で一般的になっては
いるが登録商標ではない「サラン(saran) 」と
しても公知である)でできた可撓性熱可塑性包装用フィ
ルムは、長年にわたり、チーズ、生鮮品及び加工肉を含
む食品や、他の広範囲にわたる食品及び非食品を包装す
るために使用されてきている。
PVDC層を有する多層フィルムを製造する方法は19
78年9月5日付けBa1rd、 Jrらの米国特許筒
4,112゜181号に開示されている。この特許は、
チューブの壁が少なくとも3つの層を有し、中央の層が
PVDC層であるチューブ状フィルム(tubular
 film)を同時押出する方法を説明している。次い
でチューブ状フィルムは、インフレーション法によって
二軸に配向される。
多層サランフィルムを製造する他の申し分のない方法は
、1973年6月26日付けBraxらの米国特許筒3
,741,253号に開示されており、この特許は、サ
ランバリヤー層を有する二軸配向多層フィルムを説明し
ている。このフィルムは、ポリエチレンまたはエチレン
−酢酸ビニルコポリマーのごときポリマーの単数または
複数の基質層をチューブの形態に押出し、照射によって
架橋し、膨張させる押出被覆法によって製造される。サ
ラン層は、膨張したチューブ材料上に押出被覆し、この
サラン上に単数または複数の他のポリマー層を同時また
は順次に押出被覆する。冷却後、この多層チューブ楕遺
物を平らにつぶして巻き取る0次いでチューブを膨張さ
せ、その配向温度にまで加熱し、そうしてフィルムを二
軸配向する。バブルを急激に冷却して配向を定着させる
。この方法で、酸素透過性の低い熱収縮性バリヤーフィ
ルムが製造される。また、サラン層を、サランを劣化さ
せ易い照射に暴露せずども架橋フィルムの長所が与えら
れる。 Braxらの特許の実施例におけるバリヤー層
は、塩化ビニリデン及び塩化ビニルの可塑化コポリマー
である。
PVCDが工業生産的速度でうまく押出されるためには
、塩化ビニリデンコポリマーが安定化及び可塑化される
必要があることは常則である。可塑剤−安定剤の好結果
を得る組合せは、液体安定剤が5hell Cheee
ical Companyが商品名エポン(EPON)
樹脂828として販売しているエポキシ樹脂エビクロル
しドリン/ビスフェノール^、及び可塑剤がHon5a
nto Chemical Co、が商品名サンチサイ
ザ−(Santicizer)141として販売してい
る2−エチル−ヘキシル−ジフェニル−ホスフェートの
組合せである。他の公知の液体安定剤としては、エポキ
シ化あまに油及びエポキシ化大豆油のごときエポキシ化
合物並びにシトレートを挙げることができる。
かなりの好結果が得られ満足の行く可塑剤/安定剤の取
合せは、l’VcD中にエポン828約4重量%及びサ
ンナサイザー141約2重量%を使用するものである。
誤解のないように、当業界ではエポキシ化合物が安定剤
でなくて可塑剤を指すことがあることに留意されたい。
G11lio−tosらの1975年6月5日発行カナ
ダ特許第968.689号には、包装用熱可塑性多層フ
ィルム中のサランバリヤー層のバリヤー特性に及ぼすセ
バシン酸ジブチルのごとき可塑剤の影響が記述されてい
る。第1にG11lio(osらの特許は、塩化ビニリ
デンのホモポリマーは、押出湯度では極めて敏速に分解
するので、通常の押出法ではフィルムに変換することが
できないと開示している。第2に、塩化ビニリデンと、
塩化ビニル、アクリル酸メチル等の他のモノマー1種以
上を少量とを共重合することによって、適当な可塑剤と
混合すると、熱収縮性フィルムを得るなめに延伸するこ
とにより配向され得るフィルムに押出することができる
コポリマーを製造することが可能である。配向された熱
収縮性PVDCフィルムは包装、特に食品包装のため横
幅広く使用されている。 G11li*−tosらが述
べたように、塩化ビニリデンコポリマーは、工業生産速
度で押出され、配向フィルムに延伸され得るには可塑化
されることが必要である。可塑剤の割合が大きい程粘性
が小さくなり、ポリマーを押出及び配向するのが容易に
なり、最終製品の誤用に対する抵抗性がよくなる。他方
で、可塑剤の含有量が大きくなると最終製品の酸素透過
性も増大するが、多数の目的、特に食品を包装するため
には酸素透過性が低いことが重要である。近年では包装
工業の需要が次第(こ高まっており、最近の実際の工業
生産では、室温の大気中で24時間に1m2当たり10
0cc、mil厚さ未満の透過性が期待されており、透
過性が50未満であれば非常に望ましい。
酸素透過性のテストは^STM D3985により実施
される。
Lustigら(譲受人Viskase)の米国特許第
4,714゜838号(1987年12月22日)は重
要である。この特許は、PVDCのコモノマーが5〜1
5重量%のアクリル酸メチルであるPVDCのバリヤー
層を有する二軸延伸熱収縮性多層フィルムを開示してい
る。この特許は、PVDC−M^に対してセバシン酸ジ
ブチルまたはエポキシ化大豆油といった通常の可塑剤を
使用することを論じている。
旧sazumiら(譲受人にureha)の1982年
3月16日発行米国特許第4,320,175号も重要
であり、これは、粘度を0.030〜0.0504:小
さくシタPvDCカらなルPvDC層を粘度を0.05
0〜0.075ニ小さくシタPvDCカらなるPVDC
層へ熱圧積層することを示している。エポキシ化合物を
PVDCのための可塑剤として使用している。
以下の特許もPVD(:のための種々の添加剤を示して
おり重要である。 Miyoshiら(譲受人へ5ah
i Dow)の1983年8月30日発行米国特許第4
.401,788号は、アニオン性界面活性剤、非イオ
ン性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤を含むPVD
Cラテックスを示している。 Trumbullら(譲
受人Dos)の1982年11月23日発行米国特許第
4,360,612号は、アルキルアリールスルホン酸
のアルカリ金属塩を含有する押出PVDCフィルムを示
している。 Johnson(譲受人Dow)の198
3年11月29日発行米国特許第4,418,168号
は、エポキシ化大豆油及びエポキシ化あまに油といった
液体可塑剤中にピロリン酸四ナトリウム(TSPP)を
分散させた液をその上に被覆することにより安定化した
粒状pvocを示している。Wiley(譲受人Dos
)の1940年6月25日発行米国特許2,205,4
49号及び1943年5月25日発行米国特許第2,3
20,112号は、酸化フェノキシプロピレンで可塑化
されたPVDC(’ 449)第1列の第48行〜第4
9行)トジー(α−フェニル−エチル〉エーテルで可塑
化されたPVDC(’112の第2列の第16行)とを
示している。優先口1986年2月20日、発行日19
87年12月12日の西独特許第3,605.4’05
号は、PVDCニア7ffiヲfi安定化スるためにP
VDCコア層の両側のEV^接着層がTSPPを含有す
る、PVDCコア層を含む5層フィルムを示している。
 Peterson(譲受人Dow)の1970年8月
18日発行米国特許第3,524,795号は多層PV
DCフィルムを示しており、第4列の第55行〜第59
行にPVDC用の典型的な可塑剤はクエン酸アセタール
トリブチル、エポキシ化大豆油及びセバシン酸ジブチル
であると記述している。
一般的な文書及び参考文献に挙げられる熱可塑性樹脂用
の可塑剤はグリセロールまたはグリセリンである。PV
DC用の可塑剤の組合せとして、上記エポキシ樹脂とグ
リセリンとがHavensの米国特許第4,686,1
48号に開示されている。
本発明の目的は、可塑剤及び/または安定剤の含有量を
低下させるかまたは可塑剤及び/または安定剤を含まず
に押出され得る、酸素透過性が低下して向上した塩化ビ
ニリデンコポリマー組成物を提供することである。
酸素及び気体の透過性を低下することによって、サラン
バリヤー層の厚みを小さくでき、従って、バリヤーフィ
ルムに要するサランの量を少なくなできる。サラン層の
厚みを小さくできるので、本発明の別の目的は、サラン
層が有効な気体バリヤーではあるが、多層フィルム中に
サラン層のほかにも存在する架橋性の架橋層に対して使
用される電子ビーム放射によっていかなる有意な程度に
も悪影響を受けないように充分薄いフィルムを提供する
ことである。即ち、サラン層を含む多層フィルムはサラ
ン層に変色のない又はあっても最少の後照射することが
できる。
本発明の更に別の目的は、塩化ビニリデンコポリマーの
熱安定性を向上し、押出の間に劣化する傾向を小さくし
、従って優れた溶融剪断安定性を提供することである。
1つの長所は、高粘度サランまたは、高粘度サラン及び
低粘度サランの混合物が優れた熱安定性を有することで
ある。185℃148秒−1で約15000ポアズまた
はそれ以上の見掛けの粘度を有する高粘度PVDCを使
用することができ、しかも、165℃148秒−1で約
10000ポアズまたはそれ以下の見掛けの粘度を有す
る低粘度PVDCのものに匹敵し得る熱安定性が見られ
る。
凡曹し11歴 本発明は、 (a)有機シリコンポリマー約0.1〜2重量%、及び (b)主要部分が塩化ビニリデンである少なくとも1種
の塩化ビニリデンコポリマー を含有する押出可能な塩化ビニリデンコポリマー組成物
を提供する。
更に本発明は、 (a)第1及び第2のポリマーフィルム層、及び(b)
(i)約061〜2重量%の有機シリコンポリマー及び (ii)主要部分が塩化ビニリデンである少なくとも1
種の塩化ビニリデンコポリマー を含有する前記第1層と第2層との間に置かれたバリヤ
ー層 とを包含する押出多層ポリマーフィルムを提供する。必
要によってはこの多層フィルムに、塩化ビニリデンコポ
リマー層の変色を最少にするようなまたは変色させない
ような、約0.5〜6.014Rの放射線量の電子ビー
ムを照射することができる。更に、塩化ビニリデンコポ
リマーは通常のエポキシ液体安定剤を含まずともよい。
i肌立■1 驚いたことに有機シリコンポリマーを添加すると、塩化
ビニリデンコポリマーの押出及びそれによって製造され
るフィルムに幾分向上が見られる。
熱安定性が強化されると通常の可塑剤/安定剤の量を低
減することが可能となり、可塑剤/安定剤の量が低下す
ると酸素バリヤー特性が向上する。
更に、優れた熱安定性は塩化ビニリデンコポリマーの劣
化につながる加工中の剪断熱の生成を少なくする。この
ことから、熱に誘導される劣化を防止するのに通常必要
とされる添加物の低減または変更が可能となり、これが
更に酸素バリヤー層の向上につながる。また、熱安定性
の増大は溶融剪断安定性の増大に直接関係する。即ち、
これらの効果が総じて、酸素バリヤー特性が向上すると
ともに、押出速度及び配向率が維持され得る。更なる長
所は、ポリマー有機シリコンが、グリセロールのように
は金属性押出機を腐食しないことである。
サラン層を含む多層フィルムを電子ビーム照射すると、
サランが黒ずんで劣化することは公知である0本発明か
ら得られる優れたバリヤー特性の別の有益性は、より薄
いサランバリヤー層が使用されるので、放射線照射架橋
多層フィルムが所望であるならば放射線にS露するサラ
ンが少なくてよいことである0本発明では放射線に暴露
されるサランの質量が小さくなるので、今までは不可能
であった多数の組合せの架橋フィルムが入手可能である
可塑剤及び安定剤といった添加物を含む塩化ビニリデン
コポリマー混合物の押出に対する総合熱安定性を決定す
る一般的な方法は、1対の加熱ローラ間または加熱混合
チャンバ内で混合物を加工することを含む、明らかに黒
色化したポリマーを生成するのに要する剪断及び熱誘導
性劣化の時間は、可塑剤/安定剤のごとき併用添加剤の
熱安定性を促進する上での有効性の尺度となる。市販の
許容可能な塩化ビニリデンコポリマー併用添加物は、3
00’F(149℃)のプラベンダーブレンダ(Bra
bender blender)のような混合チャンバ
内で10〜15分間またはそれ以上の熱安定時間を示す
べきである。
予期せずして、有機シリコンポリマー約0.5重量%を
エポン828約4重量%及びサンナサイザー141約2
重量%(合計6重量%)の混合物に加えると、熱安定性
が約20分から40分へと増大することが判った。有機
シリコンをたった0、2重量%加えるだけでも、熱安定
性は約20分に維持し且つエポン828及びサンチサイ
ザ−141の量を合計6重量%から5重量%に低減する
ことができる。更に、有機シリコンポリマーを1重量%
加えると、エポン828及びサンチサイザー141の量
を3〜4重量%に低減し、しかも熱安定性を26十分に
向上することができる。エポン828及びサンチサイザ
ー141を除外できる場合さえある。
従って本発明は、エピクロルヒドリン/ビスフェノール
式エポキシ樹脂O〜4.0重量%と、2−エチル−ヘキ
シル−ジフェニル−ホスフェート0〜4.0重量%と、
有機シリコンポリマー約0.01〜2.0重量%、好ま
しくは約0.1〜1.2重量%、より好ましくは約0.
2〜1.0重量%と、1種以上の塩化ビニリデンコポリ
マー残り100重量%になるまでとを含有する押出可能
な塩化ビニリデンポリマー組成物を提供する。
更に本発明は、第1及び第2ポリマー層と、上記のよう
な有機シリコンポリマーを含む前記2つのポリマー層の
間に置かれた塩化ビニリデンコポリマー層とを包含する
多層ポリマーフィルムを提供する。更に、(a)フィル
ム層を放射線照射し、PVDC及び他のフィルム層を押
出被覆し、多層フィルム全体を電子ビーム照射してもよ
いし、または(b)多層フィルムを同時押出し、多層フ
ィルム全体を電子ビーム照射してもよい、必要によって
は照射前または照射後のいずれかに多層フィルムを延伸
配向して熱収縮性にすることができる。
多層フィルム全体またはそのうちの1つの層の照射は高
エネルギー電子を使用して行なうことができる0、好ま
しくは、最高約6メガラド(MR)までの放射線量の電
子を使用する。照射源は、所望の放射線量を供給し得る
出力電力を有する約150キロボルトから約6メガボル
トの範囲で稼働する任意の電子ビーム発生機とすること
ができる。電圧は適当なレベル、例えばi 、ooo 
、oooまたは2,000,000または3,000,
000またはe、ooo、oooまたはより高くもしく
はより低くに調整すること・ができる。フィルム照射用
の多数の装置が当業者には公知である。
照射は通常、最高的68Rまでの放射線量、典型的には
約0.5〜6.0MR1好ましくは約1〜4MRの放射
線量で実施される。照射は都合良くは室温で実施するこ
とができるが、例えば0〜60℃のより高い温度でもよ
り低い温度でもよろしい。
更に本発明は、塩化ビニリデンコポリマーと、有機シリ
コンポリマー約0.01〜2重量%、好ましくは約0.
1〜1.2重量%とを含有する混合物を調製するステッ
プと、前記混合物をブレンドするステップと、次いでこ
の混合物からフィルムを押出するステップとを含む、塩
化ビニリデンコポリマーフィルムの酸素透過性を低下さ
せ且つ熱安定性を向上する方法を提供する。より好まし
くは、有機シリコンポリマーは0.2〜1.0重量%と
する。
更に前記混合物は、2−エチルヘキシルジフェニルホス
フェート及び/またはピロリン酸四ナトリウム、酸化ポ
リエチレン及び/または抗酸化剤酸化マグネシウム、エ
ポキシ化あまに油、エポキシ化大豆油並びに他の可塑剤
を含有することができる0本発明は更に、架橋性層を架
橋するために、前記のようなサラン層中に有機シリコン
ポリマーを含有する多層フィルムの照射を含む、かかる
架橋性層は、サラン層以外にも表面層または内側層とす
ることができ、好ましくは、エチレン−酢酸ビニルコポ
リマー(EV^)、分校状ポリエチレン(PE)、線状
低密度及び極低密度ポリエチレン(LLDPE及びVL
DPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、エチレン
−アクリル酸ブチルコポリマー(EB^)、エチレン−
プロピレンコポリマー(EPC)及びこれらの混合物で
ある。
前記G11lio−tosらの特許には、工業生産速度
で配向及び押出を実施し得るためには、サランバリヤー
層中の可塑剤−安定剤の含有量を比較的高くすることが
必要であることが記述されていた。
G11lio−tosらの特許の実施例は、このために
7〜12重量%の範囲の可塑剤を記述している。 Br
axらの特許においては、記述されたなかで最低の可塑
剤−安定剤含有量は、実施例■のエポン(エポキシ樹脂
)2重量%とサンチサイザ−141(エチル−ヘキシル
−ジフェニル−ホスフェート)2重量%との併用である
。 Braxらの特許請求の範囲には、エポキシ樹脂含
有範囲は2〜10重量%の範囲であると請求項3に記載
されている。これに反して、ポリマー有機シリコンを使
用する場合には、エポキシ含有量及び/またはエチル−
ヘキシル−ジフェニル−ホスフェート含有量をより小さ
くまたは除外することさえできる。Braxらの方法に
従って製造される現在の市販フィルムにおいては、押出
性、配向性及びバリヤー特性の最適な調和は、エポン含
有量約4重量%及びサンナサイザー141含有量約2重
量%のときに得られるのに対して、これは全く予想しな
かったことである。
本発明においては任意のポリマー有機シリコンまたはそ
の混合物を使用することができるが、好ましいものは、
限定的ではないが、ポリシロキサンを含む。好ましいポ
リシロキサンは、ポリジメチルシロキサン、ポリジメチ
ルジフェニルシロキサン及びポリメチルアルキルアリー
ルシロキサンである。
非常に好ましい有機シリコンは、Lln 1onCar
bideが商品名UCARSIL” P^−1で販売の
オルガノ変性ポリジメチルシリコンである。これは、U
nion Carbide Corporation、
5peciality Chew+1calsDivi
sion、Tarrytown、New York、1
0591の一8^、Fraser及び−、B、Herc
lleによる表題“UCARSIL@PA−I Pro
cessing Aid For Extrusion
 GradePolyolefins”の販売パンフレ
ットに記述されている。
JLLt−it義 本明細書中、以下の用語は次の意味を有すると理解され
たい。
「ポリマー」とは重合の生成物を意味し、限定的ではな
いが、ホモポリマー、モノポリマー、コポリマー、イン
ターポリマー(interpolymer)、ターポリ
マー、ブロックコポリマー、グラフトコポリマー及び付
加コポリマーを含む。
「可塑剤」とは、フィルムの可視性、加工性または押出
性を増大するためにフィルムまたはフィルム層中に配合
される物質または材料を意味する。
これらの物質にはモノマー可塑剤及びポリマー可塑剤の
両方が含まれ、一般的に、樹脂中の平常の分子間力を小
さくし、高分子が相互により自由に滑動することを可能
とすることにより機能する材料である。
「配向」とは、高温の可塑性材料を延伸し、次いで延伸
した状態で急激に冷却して分子配列を整列し、機械的特
性を向上する過程を指す、1方向に延伸することを一軸
配向と称し、2方向に延伸することを二軸配向と称する
。配向された熱可塑性可撓性フィルムにおいては、塑性
シート中に、シートを配向されたときの温度よりも高い
温度に再度加熱することによって解放され得る内部応力
が残留している6次いで材料は、延伸配向される前のも
との寸法に収縮して戻る傾向がある。従って「配向」可
撓性フィルムは「熱収縮性」可撓性フィルムであり、「
配向」と「熱収縮性」とは本明細書中では交換可能に使
用される。
「配向」または「熱収縮性」材料は、本明細書において
は、室温以上の適当な温度(例えば96℃)にまで加熱
されたときに、^STM D 2732によれば少なく
とも1つの直線方向で約5%またはそれ以上自由に収縮
する材料と定義される。
「塩化ビニリデンポリマー」または「塩化ビニリデンコ
ポリマー」または「サラン」またはrPVDC,とは、
限定的ではないが、塩化ビニル、01〜C,アルキルア
クリレート(例えばアクリル酸メチル)、01〜C@ア
ルキルメタクリレート及びアクリロニトリルを含む少な
くとも1種の他のモノマーと共重合された塩化ビニリデ
ンを意味する0本明細書で使用する略語として、pvo
cは塩化ビニリデンコポリマーを意味し、PVDC−M
^は塩化ビニリデン/アクリル酸メチルコポリマーを意
味し、PVDC−VClは塩化ビニリデン/塩化ビニル
コポリマーを意味する。
本明細書中、「押出」とは、チューブ法、平面(pla
nar)法またはこれらの組合せによる同時押出、押出
被覆またはこれらの組合せを含むものとする。
「バリヤー」とは、特定の材料が気体、例えば酸素に対
して非常に低い透過性を示す熱可塑性材料の特性を指す
。本明細書において関係する主なバリヤー材料は、rP
VDC,と表される塩化ビニリデンコポリマーである。
他の公知のバリヤー材料は、省略形rEVAL、または
rEVOH,まタハrHEVAJテ表される加水分解エ
チレン−酢酸ビニルコポリマーであり、本発明のフィル
ムは必要によって、EVOHを含有する層を1つ以上含
むことができる。
「オルガノ」または「有機」とは、分子中に炭素原子を
含む化合物を意味する。
「シリコン」とは、分子中にケイ素原子を含む化合物を
意味する。
「シロキサン」とは、分子中にケイ素原子及び酸素原子
の両方を含む化合物を意味する。
こ        t・ !d    定1 PVDC−HA   Dos Chemica! Co
mpanyが商品名XU32Q27.01として販売の
塩化ビニリデンとアクリル酸メチルとのコポリマ ー、VDC約91.5重量%及びMA約8.5重量%か
らなり、165℃148秒−1で約19000ポアズの
高い見掛けの粘度を有する。
PVDC−VCISolvayが商品名PV864とし
て販売の塩化ビニリデンと塩化ビニルとのコポ リマー、165℃148秒−1で約7800ボアLAS
T TAB SPP 酸化PE 抗酸化剤 DNS ズの低い見掛けの粘度を有する。
可塑剤、 Mon5antoが商品名サンチサイザ−1
41として販売の2−エチル−ヘキシル−ジフェニルホ
スフェート。
液体安定剤、 5hellが商品名エポン828として
販売のエピクロルヒドリン/ ビスフェノール八エポキシ樹脂。
固体安定剤、 Mon5anto販売のピロリン酸四ナ
トリウム。
八1liedが商品名^C629^とじて販売の酸化ポ
リエチレン。
C1ba Geigyが商品名!rganox 101
0として販売のもの。
υn1on Carbideが商品名tlcARsIL
@P^−1として販売のポリシロキサン、オル ガノ変性ポリジメチルシリコン、 LDPEまたはLL
DPE用加工助削加 工助剤 PVDCの試料を安定剤、可塑剤及び/またはDNSと
、300″F(149℃)のブラベンダープラスチグラ
フ(Brabender Plastigraph)混
合チャンバ内で混合した。混合物が明らかに黒ずむ時間
を測定することにより熱安定度を決定した。(試料1.
2及び3に対しては、第2の混合物が黒ずむ時間を測定
し、2つの時間を表に示した)、この結果を下記の表1
にまとめた′。
人工 試料 PVDC PLAST TAB DMS 熱安定度(分) 1      PVDC−HA コントロール    94 20.18 PVDC−M^ 93.8 0.2 18.20 PVDC−台^ 94.8 0.2 22.18 PVDC−M^ 94.8 0.2 8 PVDC−M^ 93.5 0.5 0 PVDC−M^ 5 8 ア PVDC−M^ 6 0 PVDC−14^ 6 6 試料2〜4から判るように、DNSを0.2重量%加え
るだけで可塑剤/安定剤の含有量を6重量%(試料2)
から5重量%(試料3及び4)に低減することができ、
しかも熱安定度は約20分に維持された。
この時間は、可塑剤/安定剤を6重量%含みDNSを含
まないコントロール試料1と同じ時間であった。
試料5から判るように、可塑剤−安定剤含有量を5〜6
重量%としてDNSの量を0.2重量%から0.5重量
%に増加すると、熱安定度が約20分く試料2〜4)か
ら約40分(試料5)へと2倍になった。
試料6から判るように、DNSの量を0.2重量%(試
料2〜4)から1重量%に増加すると、可塑剤/安定剤
含有量が5〜6重量%のレベル(試料2〜4)から4重
量%(試料6)に低減しても熱安定度は約20分(試料
2〜4)から28分(試料6)に増大した。
また、DNSを1重量%含み、可塑剤または安定剤の一
方または他方を除き、残りの方をたった3重量%含む(
試料7及び8)と、可塑剤/安定剤を合計6重量%含み
DNSを含まないコントロール試料1が熱安定度約20
分を示したのと比較して、熱安定度は30分く試料7)
及び26分(試料8)に増大した。
え1透1 可塑剤及びDNSを含むが、今度は液体可塑剤エポンに
代えてTSPPを加えたPV[lC試料を実施例Iと同
様に作製した。この結果を下記の表■にまとめた。
宍」− 試料  PVDCPLAST  TSPP  DMS 
 熱安定度(分)6 PVDC−M^ 96.5 0.5 6 3     PVDC−HA    3  0.5  
1    4095.5 この時間は、PVDC−M^中に多めのDNS(1重量
%)を可塑剤と一緒に使用したときに熱安定度が26分
であった(表Iの試料8)のと類似の時間である。
罠簾贋1 今度は液体安定剤及び可塑剤いずれも加えず、DNSに
加えてTSPP及び抗酸化剤を加え、実施例Iト同様4
::PVDC試料を作製しり、PVDCにDNS、 T
SPP及び抗酸化剤を同量加えた。しかしながら、一部
の試料でPVDC−14^の一部をPVDC−VCNに
置き換えた。
この結果を下記の表■にまとめた。
表Hの試料1と表1の試料8とを比較すると、可塑化P
VDC−H八中にDNへをTSPPと一緒に使用すると
、DNSの量を減少することができ(0,5重量%)、
熱安定度は28分に維持される(表■試料1)ことが判
る。
煮l 試料 PVDC PVDC−N^ 97.35 TSPP  抗酸化剤 DNS  熱安定度(分)2 
 0.15  0.5   36 PVDC−M^ 96.5 PVDC−VCl 5 0.15 0.5 6 PVDC−M^ 47.35 PVDC−VIJ 0 0.15 0.5 2 4      PVDC−M^   2   0.15
   0.5     6422.35 PVDC−VCl 5 第1に、表■の試料1及び2と表1及び■の任意の試料
とを比較すると、少量(0,15)の抗酸化剤をDNS
及びTSPPと一緒に使用すると、可塑剤及び液体安定
剤を使用せずども優れた熱安定度(時間36分)が得ら
れることが判る。
第2に、表■の試料3及び4と表■の試料1及び2とを
比較するト、PVDC−11AをPVDC−VC4C4
二5量%未満の量で置き換えると、熱安定度が72分及
び64分に増大したことが判る。サランの粘性が小さい
程より安定になることが公知であるので、PvDC−H
^をPVDC−VClで置き換えると熱安定度が増大す
ることが期待される。使用したPVDC−VC4’の粘
度は使用したPVDC−M^の粘度よりも小さかった。
従って試料3及び4の優れた熱安定度から、低粘度サラ
ンを高粘度サランと最高約50重量%までの量で混合す
ることができ、この混合物は依然として低粘度サランに
期待される熱安定度を有することが強調される。
火11九ヱ 前記したように、低粘度サランは高粘度サランよりも優
れた熱安定度を有する。従って、DNSが、低粘度サラ
ンの既に優れた熱安定度を更に向上するか調査すること
が望まれた。そのために、PVDC−HAトPVDC−
VC1トノ混合物に代えテpvoc−vc1を使用し、
液体安定剤及び可塑剤は使用せずに、実施例■と同様に
試料を作製した。まず、TSPP、抗酸化剤及び酸化P
EをPVDC−VCNに加えた0次いで、更に少量(0
,2重量%)ノDNSを含むPVDC−VCl、TSP
P、抗酸化剤及び酸化PEの類似の混合物を調製した。
この結果を下記の表■にまとめた。
表丘 試l  PVDCTSPP  抗酸化剤 酸化PE  
DNS  熱安定度(分)1  PVDC−V(t’ 
 2   0.2    0.2  0   7097
.6 2  PVDC−VC4’  2   0.2    
0.2 0.2   9097.4 pvoc−vclにDNSを加えることにより熱安定度
が70分から90分へと更に向上した。従って、低粘度
サランにDNSを加えると既に優れた熱安定をより向上
した。
火JIM PVDC−VCl)一部(表■の試F12 ) ヲPV
DC−MA装置き換えても尚優れた熱安定度が維持され
るか調査することが望まれた。従って、実施例■の試料
2と同様に同量のTSPP、抗酸化剤、酸化PE及びD
NSヲ使用シ、PVDC−VC1ノ一部をPVDC−M
^と置き換えて試料を作製した。この結果を下記の表V
にまとめた。
表y 試料PVDCTSPP  抗酸化剤M化PE  DMS
  熱安定度(分)1   PVDC−VCl2   
0.2   0.2   0.2  8087.4 PVDC−M^ 0 PVDC−VCI! 77.4 PVDC−M^ 0 0.2 0.2 62 0 表Vの試料1と表■の試料1とを比較すると、D14S
が存在(表■の試料1)することによりPVDC−VC
lをPVDC−HAで10重量%はど置き換えられるだ
けでなく、熱安定度を70分(表■の試料1)から80
分く表Vの試料1)へと向上させたことが判る。
更に表Vの試料2から、PVDC−VClを20重量%
はどPVDC−M^で置き換えても60分間の優れた安
定度が維持されたことが判る。
前記実施例をまとめると、 PVDC中のDNSは、通
常併用される可塑剤/液体安定剤、即ちサンナサイザー
141/エポン828の低減を可能とし、一方または他
方を除外することもできる。 PVDC中にDNSをT
SPPと一緒に使用すると、両方とも省略することがで
き、PVDC中にDNSを酸化PE及びTSPPの両方
と一緒に使用すると、更に安定度が得られる。また、D
NSを使用すると、高粘度PVDCを使用することもで
き、しかも低粘度PVDCのものに匹敵し得る熱安定度
が得られる。
■ フィルム バリヤー層を含む多層フィルムを同時押出した。
バリヤー層?1PVDC−VCN 97.6重量%、T
SPP 2重量%、Irganox抗酸化剤0.2重量
%及びDNS 0.2重量%を含有した0表示したよう
に、多層フィルムは別の多層フィルム、布またはスチロ
ホームにコロナ積層(corona laminate
)または熱積層(therIl+al lyIamin
ate) L、以下のフィルムを製造した。
ンブル1      ウェブ 腹分 EPC EV^ EV^ EV^ EV^ バリヤー EV^ 8    EV^ コロナ 9   EV^ 10   EV^ 11   バリヤー 12   EPC 13EV^ コロナ 14   EV^ 15   EV^90重量%及び鉱油10重量%16 
  EV^ 本能の多層フィルムへ積層するためにコロナ結合する前
に、多層フィルム1/2/3及び14/15/16にそ
れぞれ98R及び6MRの電子ビームを照射した。
ンプル2   バリヤーフィルム 腹分 ナイロン 接着剤 贋 弧 効。
EV^80重量% 及び赤色着色剤濃縮物20重量% EV^ バリヤー EV^95重量%及び防曇剤5重量% EV^95重量%及び防曇剤5重量% ンプル3 フオームトレー 炙公 LDPE EV^ バリヤー EV八へ0重量%及び 粘着防止剤濃縮物20重量% スチロホーム100T@1l(0,25cm)EV^8
0重量%及び 粘着防止剤濃縮物20重量% EV^ 9 0 贋 バリヤー EV^ LLDPE 腹芳 LLDPE90重量%及び 粘着防止剤濃縮物10重量% 2    EV^ 3  バリヤー 4   EV^ 5   EV^ 6  接着剤 7  ナイロン ンブル51ツドフイルムl1ddin  fil+層 
 七 1  配向及びヒートセットされたポリプロピレン コロナ 2    EV^ 3    LLDPE 4  接着剤 5   EVOH 6接着剤 7   LLDPE 8   EV^ コロナ 9   EV^ 10   LLDPE 11  、EV^ 12   EV^ 13   バリヤー 14   防曇剤を含むEV^50重量%及びEV^5
0重量% 15    Melthene  M  1352以上
のサンプル1〜5は、PVDCが通常の組合せの可塑剤
/安定剤、即ちエポン828/サンチサイザー141を
含まないPVDCフィルムがうまく押出されることを示
す。
夾JLLYI Bairdらの米国特許第4,112,181号に従っ
て、PVDC−M^コア層がTSPP 2重量%、C1
ba Geigy製の抗酸化剤IrHanox 101
0を0.2重量%、A11ied製の酸化ポリエチレン
^C629^を0.2重量%及びUnionCarbi
de製のUCARSIL P^−1(DNS)を0.2
重量%を含有する構造EV八/PVDC−M^/EV^
を有する3層フィルムを同時押出した。フィルムを二軸
延伸配向し、次いでIMRの電子ビームを照射した。配
向面のPVDC層の厚さは約2.5m1lであり、一方
、従来のフィルムを典型的に製造するとPVDC層の配
向面の厚さは3.5m1lであった。サラン層は押出に
際して優れた溶融剪断安定性を示し、且つ照射後の変色
を最小にすべきである。
夾11九■ 今度4.tPVDc−MAニ代えテPVDC−VC1を
使用し、実代表的な具体的態様及び詳細を説明のために
示したが、本発明を離れずとも上記態様には多数の変形
が可能である。
施例■の方法を繰り返した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(a)有機シリコンポリマー約0.01〜2重量
    %、及び (b)主要部分が塩化ビニリデンである少なくとも1種
    の塩化ビニリデンコポリマー を含有する押出可能な塩化ビニリデンコポリマー組成物
    。 (2)前記シリコンポリマーがポリシロキサンを含む請
    求項1に記載の組成物。 (3)エピクロルヒドリン/ビスフェノールAエポキシ
    樹脂、エポキシ化あまに油、エポキシ化大豆油またはこ
    れらの混合物から選択される安定剤を約0.1〜4.0
    重量%の範囲で含有する請求項1に記載の組成物。 (4)酸化ポリエチレン約0.1〜4.0重量%、抗酸
    化剤約0.1〜4.0重量%、2−エチルヘキシルジフ
    ェニルホスフェート約0.1〜4.0重量%、ピロリン
    酸四ナトリウム約0.1〜4.0重量%またはこれらの
    混合物から選択される添加剤を含有する請求項1に記載
    の組成物。 (5)ピロリン酸四ナトリウム約0.1〜3重量%、抗
    酸化剤約0.1〜3重量%及び酸化ポリエチレン約0.
    1〜3重量%を含有する請求項1に記載の組成物。 (6)(a)第1及び第2のポリマーフィルム層と、(
    b)(i)有機シリコンポリマー約0.01〜2重量%
    、及び (ii)主要部分が塩化ビニリデンである少なくとも1
    種の塩化ビニリデンコポリマー を含有する、前記第1層と第2層との間に配置されたバ
    リヤー層 とを包含する押出多層ポリマーフィルム。 (7)前記シリコンポリマーがポリシロキサンを含む請
    求項6に記載のフィルム。 (8)エピクロルヒドリン/ビスフェノールAエポキシ
    樹脂、エポキシ化あまに油、エポキシ化大豆油またはこ
    れらの混合物から選択される安定剤を約0.1〜4.0
    重量%の範囲で含有する請求項6に記載のフィルム。 (9)前記塩化ビニリデン層が、ピロリン酸四ナトリウ
    ム約0.1〜4.0重量%、酸化ポリエチレン約0.1
    〜4.0重量%、抗酸化剤約0.1〜4.0重量%、2
    −エチルヘキシルジフェニルホスフェート約0.1〜4
    .0重量%またはこれらの混合物から選択される添加剤
    を含有する請求項6に記載のフィルム。 (10)前記多層フィルムが、放射線量約0.5〜約6
    MRの電子ビームで照射されている請求項6に記載のフ
    ィルム。 (11)前記第1及び第2の層がポリオレフィン材料か
    らなる請求項6に記載のフィルム。 (12)前記ポリオレフィン材料が、エチレン/酢酸ビ
    ニルコポリマー、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリ
    エチレン、線状極低密度ポリエチレン、エチレン/アク
    リル酸ブチルコポリマー、エチレン/プロピレンコポリ
    マーまたはこれらの混合物から選択される請求項11に
    記載のフィルム。 (13)前記多層フィルムが延伸配向されている請求項
    6に記載のフィルム。 (14)(a)ピロリン酸四ナトリウム約0.1〜4重
    量%、 (b)有機シリコンポリマー約0.01〜2重量%、及
    び (c)主要部分が塩化ビニリデンであり且つエポキシ化
    合物を含まない少なくとも1種の塩化ビニリデンコポリ
    マー を含有する押出可能な塩化ビニリデンコポリマー組成物
    。 (15)(a)有機シリコンポリマー約0.01〜1重
    量%、及び (b)主要部分が塩化ビニリデンである少なくとも1種
    の塩化ビニリデンコポリマー を含有する塩化ビニリデンコポリマー混合物を押出する
    ことを包含する、インフレーション法によるチューブ押
    出の際の塩化ビニリデンコポリマーの熱安定性を向上さ
    せる方法。(16)前記シリコンポリマーがポリシロキ
    サンを含む請求項15に記載の方法。 (17)前記塩化ビニリデンコポリマーが、165℃1
    48秒^−^1で約15000ポアズまたはそれ以上の
    見掛けの粘度を有する高粘度塩化ビニリデンである請求
    項15に記載の方法。
JP1268871A 1988-08-16 1989-10-16 塩化ビニリデンコポリマー加工助剤及び塩化ビニリデンコポリマーの押出可撓性包装用フィルム Pending JPH03134047A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002220504A (ja) * 2001-01-29 2002-08-09 Asahi Kasei Corp 熱収縮性積層包装フイルム用バリヤー層組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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