JPS6235663A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS6235663A
JPS6235663A JP60174138A JP17413885A JPS6235663A JP S6235663 A JPS6235663 A JP S6235663A JP 60174138 A JP60174138 A JP 60174138A JP 17413885 A JP17413885 A JP 17413885A JP S6235663 A JPS6235663 A JP S6235663A
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    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、半導体装置に関し、特に半導体装置の入力保
護回路に適用して有効な技術に関するものである。
〔背景技術〕
半導体基板に形成される集積回路を半導体装置の外部か
らのサージ電圧から保護するために、入力用のポンディ
ングパッドと内部回路の入力termi−nalとの間
に入力保護回路(静電破壊防止回路)が設けられている
入力保護回路はポンディングパッドに入る外部サージ電
圧の値を、N+型半導体領域からなる保護抵抗、および
クランプ用MO8FETによって順次下げている。これ
によ〜て、入力保護回路は、内部回路の入力部MO8F
ETのゲート電極にかかる電圧をゲート絶縁膜の破壊電
圧以下に抑えている。保護抵抗を形成するN+型半導体
頌域と半導体基板との接合の逆方向ブレークダウン電圧
が例えば約25V、そしてクランプ用MO8FETのサ
ーフェスブレークダウン電圧が例λば約十数Vである。
このため入力部のMOSFETのゲート電極に印加され
る電圧はゲート絶縁膜の破壊電圧例えば約30V以下と
なる。したがって、外部サージ電圧によって内部回路が
破壊されることはない。
入力保護回路には、上記のように、外部サージ電圧が直
接印加されるので、それ自体の破壊電圧を十分高くてる
必要がある。
なお、入力保護回路については、たとえば、日経マグロ
ウヒル社、日経エレクトロニクス、1983年1月31
日号、p138に示されている。
本発明者は、入力保護回路の破壊電圧を向上させるため
には、入力ボンディングパッドが保護抵抗である半導体
領域に接続する部分(入力コンタクト部)における接合
の破壊電圧を向上させれば良いことを見出した。しかし
ながら、さらに本発□、編者が検討したところによれば
、入力コンタクトン′ 部の破壊電圧を向上させた場合には外部サージ電圧(電
流)のエネルギーは逃げ場がないので保護抵抗を形成す
る半導体領域に流れ込み、この結果保護抵抗を破壊する
。本発明者は、入力コンタクト部からのエネルギーを他
の領域に逃がすために、入力コンタクト部に寄生MO8
FETを形成することを試みた。しかし、この場合、寄
生MO8FET自体が、大電流が流れることによって、
電流破壊し易いという問題点がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、外部から加λられたエネルギによる破
壊の生ずる電圧を向上した半導体装置を提供することK
ある。
本発明の目的は、入力保護回路に入る外部からのエネル
ギーを素子破壊を伴なわずに入力保護回路の外部に逃が
すことのできる半導体装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述およびぢ5付図面からあきやかになるで
あろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
ポンディングパッドにスイッチ素子例えばラテラルトラ
ンジスタ又はMOS F ET (gateinsul
ated  type  field  effect
transistor  )が接続される。これらのコ
レクタまたはエミッタ領域、ソースまたはドレイン領域
は、内部回路を構成するMOSFETのソースまたはド
レイン領域より深くかつ低い不純物濃度の半導体領域か
らなる。これらのコレクタまたはエミッタ領域、ソース
またはドレイン領域は、入力保護回路の抵抗の破壊を防
止し、かつ、寄生のラテラルトランジスタまたはMIS
FETの破壊をも防止する。
〔第1実施例〕 以下本発明の半導体装置の第1笑施例を第1図から第3
B図を参照して説明する。第1図は第1実施例の電気的
等価回路を示し、第2図は第1実施例の平面図、第3A
図は第2図の切断縁g−iに沿う断面図である。
第1図において、符号】は信号入力用のポンディングパ
ッドを示す。符号2は内部回路を示す。
内部回路2は、NチャネルMO8FETQNとPチャネ
ルM OS F E T Q pからなる相補型MIS
回路で構成される。第1図Iにおいて、内部回路2の入
力段のみが示され、他は省略している。
ポンディングパッドlと内部回路2との間には、入力保
護回路9及び寄生のラテラルトランジスタ10が設けら
れる。
入力保護回路9は抵抗3とダイオード形態に接続された
MO8FETQDとからなる。抵抗3の一端はポンディ
ングパッド1に接続され、他端はMISFETQ、とQ
Nのゲート電極に接続されている。抵抗3の他端と回路
の接地電位との間には、MISFETQDが接続されて
いる。MO8FETQDは電圧クランプ用ダイオードと
して働く。
寄生ラテラルトランジスタ10は、ポンディングパッド
1と基板との間に接続される。RwおよびR3は、夫々
寄生ラテラルトランジスタ】0を構成するウェル領域お
よび半導体基板の持つ抵抗である。Vsubは基板の電
位である。Vsubは、半導体装置が動作させられる間
は回路の接地電位V88(=OV)または基板バイアス
電圧VBB(=−2,5〜−3,OV)とされる。半導
体装置が動作されない間または実装前は、■、ubはフ
ローティング状態である。
第1図に示す保護回路9及び寄生ラテラルトランジスタ
は、第2図及び第3A図に示すように形成される。
P−型シリコン単結晶からなる半導体基板50表面には
、厚い(例えば9000オングストローム) S s 
Ot膜からなるフィールド絶縁膜6が形成されている。
フィールド絶縁膜6はMOSFETや抵抗等の素子を形
成すべき領域(活性領域)を規定している。フィールド
絶縁膜6下には、チャネルストッパとしてのP型半導体
領域4が形成されている。ポリシリコンからなるMO8
FETQDのゲート電極12とフィールド絶縁膜6とを
マスクとしたひ素のイオン打込みによって、N+型半導
体領域7.8が形成されている。なお、MO8FETQ
Dの形状は、その概略を示すのみにとどめている。符号
11はS10.膜からなるゲート絶縁膜である。N+型
半導体領域7は第1図に示した抵抗3を構成する。N+
型半導体領域7は、一端側の領域7aを入力コンタクト
部(バッド1と抵抗3との接続部)とし他端側の領域7
bをクランプ用MO8FETQ、のドレイン領域として
いる。N+型半導体領域8はクランプ用MO8FET4
のソース領域である。抵抗3はMO8FETQDのソー
ス又はトンイン領域と同時に形成される8半導体領域8
には、第2図に示すように、ゲート電極12が直接接続
されている。
半導体基板5の所定の領域には、フィールド絶縁膜6の
形成前にあらかじめ、リンのイオン打込みおよび拡散に
よってN″″型ウェル領域17.18が形成されている
。後述するが、ウェル領域17゜18と同時に、半導体
基板内に形成されたウェル領域内にはPチャネルMO8
FETが形成される。
ウェル領域17.18のシート抵抗は数にΩ/口程度で
ある。両つェル頒域17.18間の半導体基板表面には
厚い、たとえば、9000オングストロームのフィール
ド絶縁膜6が形成されている。
両ウェル領域17.18の表面部には、これらウェル領
域17.18と同一導電型でこれらより不純物濃度の高
いN+型半導体領域が形成されている。ウェル領域18
内には、半導体領域7(抵抗3)の入力コンタクト部7
aが形成されている。
つまり、抵抗3の一部は領域7a及び18からなる。ウ
ェル領域17内にはN 型半導体領域19aが形成され
ている。半導体領域19aは、半導体チップの外周に形
成されるガードリングとしてのN+型半導体領域19の
一部を突出させて形成したものである。半導体領域19
 、19 a!!MO8FETQDのソース又はドレイ
ン領域E同時に形成される。
寄生バイポーラトランジスタ10は、コレクタまたはエ
ミッタ領域がN−型領域17または18からなり、ベー
ス領域がP型半導体基板5及びP型チャネルストッパ4
からなる。ウェル領域17゜】8は、ペース幅に相当て
る所定の距離りをおいて平行に対向している。ウェル領
域17.18が対向する長さWは、寄生バイポーラトラ
ンジスタ10の動作時の電流集中を避けるため、所定の
長さが必要である。N+型半導体領域7as 19aは
N−型ウェル領域17.18によって夫々囲まれている
。ウェル領域18は、半導体領域7のかなり多くの部分
を囲んでいる。逆方向のブレークダウン電圧を高くする
ことによって、抵抗3内の電圧降下の大きくない部分の
接合に電流が集中しないようにするためである。Rwは
、主として、ウェル領域17.18の持つ抵抗によって
決まる。
半導体領域19は、基板の電位Vsubとされる。
一方、内部回路2を構成するNチャネル及びPチャネル
MO8FETQN及びQPは、第3B図に示すように形
成される。
MO3FETQ、は、N−型ウェル領域21内に形成さ
れる。ウェル領域21はウェル領域17と18と同一工
程で形成される。ウェル領域17.18及び21は、例
えば燐を125KeV、8X10”atoms/m’で
イオン打込みすることによって、形成される。MO8F
ETQPは、ゲート電極12(及びフィールド絶縁膜6
)をマスクとして用いたボロンのイオン打込みによって
形成されるP+型ソース、ドレイン領域を有する◇ MO8FETQNは、ホットキャリアの発生を押えるた
め、2重ドレイン構造を有する。N型半導体領域23は
、ゲート電極12をマスクとして用いて、50KeV、
 I X 10” atoms/m’でイオン打込みし
て形成する。N 型半導体領域24は、ゲート電極12
をマスクとして用いて、80KeV。
5 X 10” atoms/ Cdでイオン打込みし
て形成する。半導体領域23は、半導体領域24より低
い不純物濃度を有し、かつ半導体領域24を覆う。
内部回路を構成するNチャネルMO8FETのソース及
びドレイン領域は、半導体領域23及び24からなる。
一方、保護回路9を構成するMOSFET及び抵抗は、
半導体領域24と同一工程で形成されたN+型半導体領
域7及び8からなる。
これは、保護回路9内のPN接合のブレークダウン電圧
を内部回路2内のそれより小さくするためである。これ
によって、内部回路2に加わる電圧を小さくしている。
半導体領域19及び19aは、半導体領域24と同一工
程で形成される。しかし、半導体領域19及び19aを
、半導体領域23及び24と同一工程で形成された2つ
の半導体領域によって、形成してもよい。
符号13はたとλば、5oooオングストロームのリン
シリケートガラス(PSG)からなる層間絶縁膜である
。符号14.15及び25はアルミニウム配線であり、
アルミニウムのポンディングパッド】と同時に形成され
る。配線14は、ボ力段のMO8FETQ、及びQNに
接続(図示せず)されている。また、N“型半導体領域
19は、図示しないアルミニウム配線によって基板と同
一の電位に接続されている。半導体領域19は、図示し
ないが、半導体チップの周囲全体に渡って形成されるガ
ードリングである。ガードリンク19は、面積が大きい
ので、ポンディングパッド】からのサージ電圧(1!流
)のエネルギーを吸収するのに充分な容量を有している
。符号16はプラズマCVDによって形成した窒化シリ
コン膜からなる最終保護膜である。なお、第2図におい
て、絶縁膜11,13.16は省略しである。
本実施例によれば、第1に、入力ポンディングパッド1
はN+型半導体価域7(7a)に接続され、このN+型
半導体領域7aの下方にはN−型ウェル領域18が形成
されている。従って、入力ポンディングパッドが接続さ
れる半導体領域の下方には濃度の低いウェル領域が存在
するので、ブレークダウン電圧(基板とのPN接合部に
関して)が向上する。つまり、入力コンタクト部7aに
おけるPN接合ブレークダウン電圧がほぼ100v位に
まで向上している。
第2に、一方のウェル領域18と、他方のウェル領域】
7と、半導体基板5とでラテラル型のNPNバイポーラ
トランジスタが形成されている。
このトランジスタは低濃度のウェル領域17.18が電
流制限抵抗として働く。このため、急激に大電流が流れ
てこれを破壊することなく、入力ボンディングパッドか
らの外部サージ電圧のエネルギーを逃がすことができる
。従って、入力コンタクト部での逆方向ブレークダウン
電圧を上げ、かつ、外部サージ電圧のエネルギーを外部
に逃がすことができる。この結果、破壊耐圧の向上を達
成できる。
ポンディングパッド1にICの外部から過大なエネルギ
ー(静電エネルギー)たとえば外部サージ電圧が印加さ
れた時、本実施例は次のように働く。
まず、正の電圧がポンディングパッド1に印加された場
合について示す。
外部からのエネルギーは、入力コンタクト部7aを通っ
て、半導体領域7に入る。半導体領域7内で、入力コン
タクト部7aに近い部分径、電圧降下が小さいので、半
導体基板5と半導体領域7どの電位差は太きい。このよ
うな部分をウェル領域18で囲むことによって、そのブ
レークダウン電圧を100v程度に高めている。したが
って入力コンタクト部に近い側での抵抗3の破壊、すな
わちブレークダウン時の電流集中による接合破壊を防止
している。ウェル領域18で覆われた領域7内で、ある
程度電圧降下させられた電圧は、M OS F E T
 Q D及び抵抗3の残りの部分に加わる。
M OS F E T Q Dの5urface br
eakdownvoltage  は十数V、抵抗3(
ウェル領域18で覆われていない部分)と基板5との間
の接合のそれは約30vである。そこで、始めに、MO
8F E T Q oがbreakdown L、つづ
いて、抵抗3の一部のPN接合がbreakdownす
る。この結果、外部からのエネルギーの一部は、保護回
路9によって、吸収される。このエネルギーは基板5に
吸収される。
基板5に吸収されたエネルギーは、基板内を電流として
流れる。すなわち、寄生ラテラルトランジスタ】Oのベ
ース電流となる。基板5の抵抗R8は9〜10Ω品と大
きいので、基板電流が一定以上になると、基板5とウェ
ル領域17との間の接合が順バイアスされる。すなわち
、ラテラルトランジスタ100ベース・エミッタ(B−
E)接合が順バイアスされることにより、ラテラルトラ
ンジスタ】0が導通する。この時のサージ電圧は約10
0■である。トランジスタ10の導通時、一時的に過大
な電流が流れないように、電流は制限抵抗としてのウェ
ル領域17.18の持つ抵抗によって制限される。
以上のように、正のサージ電圧は、MO8FETQD、
抵抗3及びラテラルトランジスタIOKよって吸収され
る。正のサージ電圧は、その一部が基板5に吸収されラ
テラルトランジスタlOのペース電流となり、その大部
分は導通した後のラテラルトランジスタ10によって、
半導体領域19に吸収される。半導体領域19の面積が
大きいので、エネルギーは分散されるので、サージ電圧
を十分吸収できる。
次に、負のサージ電圧がポンディングパッド1に印加さ
れた場合について示す。
この場合、ラテラルトランジスタ10は動作しない。ダ
イオード形態のMO8FETQD及び抵抗3と基板5と
の間のPN接合が、夫々、順バイアスされる。この結果
、基板5から、MOS F ETQD及び抵抗3を通し
て、ポンディングパッド1に電流が流れる。
本実施例によれば、保護回路9に加えてラテラルトラン
ジスタ】0を設けたので、外部からのす−ジ電圧による
半導体装置の破壊を防止できる。
また、サージ電圧の5”!−1、基板に流れる成分が少
ないので、相補型MO8回路のラッチアップの防止に有
効である。
数十V程度の小さいサージ電圧であれば、保護回路9の
みで、十分そのエネルギーを吸収できる。
サージ電圧が極めて大きい場合、P型チャネルストッパ
4の有無は、ラテラルトランジスタ】0の動作にあまり
大きく影響しない。なお、チャネルストッパ4は、例え
ばポロンを60KeV、I X40”atoms/mで
・fオン打込みして形成される。
〔第2実施例〕 第4図〜第6図は本発明の第2実施例を示す。
第4図は第2の実施例の電気的等価回路を示し、第5図
は第2実施例の平面図、第6図は第5図の切断線Vl−
Vlに溢う断面図である。なお、第6図において絶縁膜
11.13.16は省略しである。
第2実施例が第1実施例と異なる点は、入力ボンディン
グパッドlが、ウェル領域17と18との間の眉間絶縁
膜】3およびフィールド絶縁膜6の上に延在しているこ
とである。その他の構成はすべて第1実施例と同様であ
り、同一符号を付しその説明を省略する。
第5図および第6図に示すように、入力ボンディングパ
ッド1の一部がウェル領域17と18との間の基板5の
上にあるフィールド絶縁膜6および層間絶縁膜13上に
配設されている。したがって、ウェル領域17.18か
らなるソース、ドレイン領域と、絶縁膜6,13からな
るゲート絶縁膜と、ポンディングパッドlからなる寄生
のMO8FET20が形成される。
一般に寄生のMOSFETのしきい値電圧は十数Vと低
い。しかし、MO8FET20のしきい値は数十7以上
と高い。さらに、MO8FET20にはウェル領域17
.18の持つ抵抗Rwが、数十〜数百Ωの抵抗として直
列接続されたことになる。したがって、十数Vという低
い電圧で大電流が流れて寄生MO8FETが破壊するこ
とはない。
なお、本発明者が、この実施例について詳細に実験した
ところ、ウェル領域17から18への電流の有無に関し
ては、MO8FET20としての働きより、寄生ラテラ
ルトランジスタ(−fなわあ10)としての働きが支配
的であることがわかった。
本発明の半導体装置は、入力ボンディングパッドから半
導体素子への入力コンタクト部のブレークダウン電圧を
高ぬ、さらに、入力コンタクト部にかかる外部サージ電
圧のエネルギーを直列抵抗(ウェル領域17.18)が
両端に接続されたスイッチング素子(寄生ラテラルNP
Nトランジスタ又は寄生MO8FET)を介して逃がし
ていることがわかる。このため、保護抵抗の破壊を免れ
ることができる。
〔効 果〕
tll  ポンディングパッドと、これに直接接続され
る半導体素子との間にスイッチング素子を接続している
。このヌイッチ素子によ−て前記半導体素子とは異なる
部分にポンディングパッドからのエネルギーを流すよう
にしている。これによhて、前記半導体素子の破壊を防
止できる。
(2)前記スイッチング素子とポンディングパッドとの
間、および前記スイッチング素子と固定電位あるいは基
板電位との間に、夫々、抵抗を直列に挿入している。こ
れによって、スイッチング素子の導通時の電流を制限し
、スイッチング素子の破壊を防止できる。
(31前記スイッチング素子を内部回路のMOSFET
のソース、ドレインを構成する領域より低濃度の領域を
用いて構成している。これによ−て、スイッチング素子
自体の破壊耐圧を向上できる。
(41前記(31と同一の構成により、スイッチング素
子の導通電圧を数十Vという高い電圧に設定できる。
(5)前記(3)と同一の構成により、前記スイッチン
グ素子に直列接続される前記抵抗の一部を、%に独立の
素子として形成することなく、前記低濃度の領域を利用
して形成できる。
(6)  前記スイッチング素子を、MOSFETをそ
の内部に形成するためのウェル領域を用いることによっ
て、特に製造プロセスを増加することなく形成できる。
(7)前記スイッチング素子を寄生の半4体素子を用い
て形成することによ〜て、特に独立の素子として形成す
る必要がない口 (8)前記スイッチング素子の一端子を、半導体チップ
の外周を囲むカードリンクに接続したことによ−て、ス
イッチング素子を流れる電流を十分に吸収できる。
(9)前記スイッチング素子を寄生のバイポーラトラン
ジスタを用いて構成し、そのベーヌ領域の幅りを制御す
ることにより、前記スイッチング素子の特性を制御でき
る。
0I111  前記スイッチング素子を寄生のMOSF
ETを用いて構成し、そのしきい値電圧およびサーフェ
スブレークダウン電圧を制御することにより、前記スイ
ッチング素子の特性を制御できる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その装旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。
例えば、第7図〜第9図に示すように、本発明を適用す
ることができる。
第7図は、第3A図に対応する断面図であり、第3A図
に示すN−型ウェル領域17を省略した例である。この
場合、制限抵抗Rwが一つ省略され、かつ領域19側で
の電界集中が急になる。したがって、上述の実施例より
はラテラルトランジスタ自体の破壊電圧が小さくされる
第8図は、第3A図に対応する断面図であり、第3A図
に示すラテラルトランジスタ10内のチャネルストッパ
4のみを省略した例である。第8図のラテラルトランジ
スタ】0の動作は、第1実施例のそれと殆んど変りない
。特に、大きいサージ電圧に対しては差がない。
第9図は、ラテラルトランジスタ10のウェル領域17
をガードリング】9と独立して形成した例である。ウェ
ル領域】7は、ウェル領域】8に対しては第1実施例と
同一の関係にある。ラテラルトランジスタ】0のコレク
タまたはエミッタ領域は、N−型半導体領域】7及びN
+型半導体領域26とからなる。領域26は半導体領域
24または領域23 and24と同一の工程で形成さ
れる。
領域26は、配線27によって、領域19aに接続され
る。配線27は、配線14等と同時に形成されたアルミ
ニウム配線である。この実施例の効果は、第1実施例と
同一である。
なお、半導体領域7ば、段かい的に、その幅を小さくし
ている。コンタクト部7aの面積を大きくして電流集中
を防いでいる。その上、コンタクト部7aと抵抗3との
幅の差が大きいので、角部への電界集中をさけるため、
その幅を少しずつ小さくしている。
内部回路2を構成するMOSFETは、第10図に示す
構成であってよい。ホットキャリアの発生を抑えるため
、NチャネルM(>5FETQNはLDD(Light
ly  Doped Drain)構造を有する。この
ために、ゲートを極】2の両側に、Sin、からなるサ
イドウオール絶縁膜28が形成される。半導体領域29
は、ゲート[極]2をマスクとした燐のイオン打込みに
よって、形成される。半導体領域30は、ゲート電極1
2及びサイドウオール絶縁膜28をマスクとした砒素の
イオン打込みによって、形成される。サイドウオール絶
縁膜28は、PチャネルMO8FETQpのゲート電極
120両側にも、形成される。P+型半導体領域31は
、ゲート電極12及びサイドウオール絶縁膜28をマス
クとしたボロンのイオン打込みによって、形成される。
この場合、半導体領域7及び8(及び]9)は、領域2
9と30のうちの高不純物濃度を持つ領域30と同一工
程で形成される。
内部回路2を構成するNチャネルMO8FETのソース
及びドレイン領域は、半導体領域7及び8と同一工程で
形成された領域のみからなっていてよい。また、他の構
造のソース、ドレイン領域であってよい。
保護回路9は他の構成であってよい。抵抗3は、コンタ
クト部のみを半導体領域7aとし、他は多結晶シリコン
からなる抵抗で構成してもよい。
MO8FETQDに代えて、PN接合ダイオードを用い
てもよい。さらに、他の素子を保護回路9を構成する素
子として加λることもできる。
ウェル領域17.18に代λて他の半導体領域を用いて
もよい。ウェル領域は、その内部にMOSFETが形成
されるため、MOSFETのソース、ドレイン領域と同
時に形成される抵抗素子よりも接合深さが深くかつ不純
物濃度が低い。したがって、ポンディングパッドに直接
接続される半導体素子を構成する半導体領域よりも、接
合深さが深く、かつ不純物濃度が低い領域は、ウェル領
域に代えて用いることができる。
また、各半導体領域は逆導電型であってもよい。
半導体領域19及び基板5の電位は、半導体装置の実装
基板への実装前または動作前はフローティングである。
一方、MO8FETQD及びQNの電位も、動作前は接
地電位に近いフローティング状態にある。
半導体領域19の電位は、半導体装置が動作中は基板5
と同を位11.tばVBB=−2,0〜−3,0V)が
望ましい。しかし、回路の接地電位vss(=OV)又
は電源電圧vcc(=5v)を、領域19に印加しても
よい。
〔利用分野〕
CMOSデバイスに本発明を適用した場合が説明された
が、ウェル領域を形成するプロセスを追加すればNチャ
ネルMO8FETのみからなる半導体装置にも適用でき
ることは明らかである。
′素子(ラテラルトランジスタまたはMOSFET)を
用いた例のみを示したが、本発明は他の機能を有するポ
ンディングパッドに対しても適用できる。
また、ポンディングパッド以外でも、半導体装置の半導
体チップ上の入出力端子に対して本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の入力保護回路等の電気的等価
回路図、 第3A図は第2図の切断線1−iVc沿う断面図、第3
B図は内部回路の構成を示す断面図、第4図は本発明の
他の実施例の電気的等価回路図、 第5図は第4図の尖施例のレイアウトを示す平面図、 第6図は第5図の切断線VI−Vlに沿う断面図、第7
図及び第8図は、夫々本発明の他の実施例を示す断面図
、 第9図は本発明の他の実施例を示す平面図、第10図は
本発明が適要される半導体装置の内部回路の構成を示す
断面図。 −QN・QP・・・内部回路のMOSFET、QD・・
・入力保護回路のMOSFET、Rw・・・ウェルの抵
抗、R8・・・基板の抵抗、10.20・・・寄生のス
イッチ用トランジスタ、5・・・P型基板、17.18
゜2】・・・N型ウェル領域、7.8.24・・・N1
型領代理人 弁理士  小 川 勝 男 第  1  図 第  2  図 第3A図 第  4  図 第  6  図 第  7  図 第  8  図 第  10 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、MISFETと、前記MISFETの破壊を防止す
    るための入力保護回路とを備えた半導体装置であって、 第1導電型の半導体基板内に形成され、前記入力保護回
    路を形成する抵抗の少なくとも一部であり、入力端子に
    接続された第2導電型の第1半導体領域と、 前記半導体基板内に形成され、前記第1半導体領域及び
    前記MISFETのソースまたはドレイン領域より深く
    、かつ低い不純物濃度を有し、前記第1半導体領域を覆
    うように形成された第2導電型の第2半導体領域と、 前記半導体基板内に形成され、前記第2半導体領域と一
    定の距離をおいて対向するように形成された第2導電型
    の第3半導体領域とを有する半導体装置。 2、前記MISFET_sのソース及びドレイン領域は
    、第2導電型であり、高い不純物濃度を有する領域と低
    い不純物濃度を有する領域とからなり、前記第1半導体
    領域は、前記高不純物濃度領域と同一工程で形成される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装
    置。 3、前記入力保護回路は、前記抵抗と、ダイオード形態
    に接続されたMISFETからなり、前記ダイオード形
    態のMISFETのソース及びドレイン領域は、前記高
    不純物濃度領域と同一工程で形成されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の半導体装置。 4、前記MISFET_sは2重ドレイン構造を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項のい
    ずれかに記載の半導体装置。 5、前記MISFET_sはLightly Dope
    dDrain構造を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項又は第3項のいずれかに記載の半導体装置。 6、前記半導体基板と前記第2及び第3半導体領域とか
    らなる半導体素子は、前記入力保護回路を構成する素子
    がブレークダウンした結果前記半導体基板内に生じた電
    流によって、導通することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の半導体装置。 7、前記入力保護回路は、前記抵抗と、ダイオード形態
    に接続されたMISFETからなり、前記ブレークダウ
    ンは、前記ダイオード形態のMISFETのサーフェス
    ブレークダウン又は前記抵抗のブレークダウンであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の半導体装置
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