JPS6235041B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235041B2 JPS6235041B2 JP54068768A JP6876879A JPS6235041B2 JP S6235041 B2 JPS6235041 B2 JP S6235041B2 JP 54068768 A JP54068768 A JP 54068768A JP 6876879 A JP6876879 A JP 6876879A JP S6235041 B2 JPS6235041 B2 JP S6235041B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- piston
- piston shaft
- upper stopper
- bush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/02—Burettes; Pipettes
- B01L3/021—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
- B01L3/0217—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
- B01L3/0224—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type having mechanical means to set stroke length, e.g. movable stops
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、端管を有するシリンダ部分を底端
に連結したハンドル部分を形成するフレームと、
押ボタンおよびピストン軸によりバネの作用に抗
して下方に押下げできるように該シリンダ部分内
に嵌合させたピストンとを有し、該ピストンは上
記バネによりその上限位置に戻されるようにして
あり、内ネジつき上部止めブツシユはピストン軸
の周部の対応する外ネジにネジ止めされていて、
上記ピストンの上限位置を定めるようにしてあ
り、上記フレームおよび上部止めブツシユに共同
作用する手段例えば溝−突起手段を形成して、ピ
ストン軸の方向に上部止めブツシユがフレームに
関して移動することは許容されるがフレームと上
部止めプツシユとが相対回動運動することは阻止
されるようにし、それにより押ボタンを回動させ
た時に、ピストンの上限位置を規定する上部止め
プツシユがネジ連結部によりピストン軸に関して
上下方向に移動してピペツト容積を調節するよう
にした、可変容積を有するピペツトに関する。
に連結したハンドル部分を形成するフレームと、
押ボタンおよびピストン軸によりバネの作用に抗
して下方に押下げできるように該シリンダ部分内
に嵌合させたピストンとを有し、該ピストンは上
記バネによりその上限位置に戻されるようにして
あり、内ネジつき上部止めブツシユはピストン軸
の周部の対応する外ネジにネジ止めされていて、
上記ピストンの上限位置を定めるようにしてあ
り、上記フレームおよび上部止めブツシユに共同
作用する手段例えば溝−突起手段を形成して、ピ
ストン軸の方向に上部止めブツシユがフレームに
関して移動することは許容されるがフレームと上
部止めプツシユとが相対回動運動することは阻止
されるようにし、それにより押ボタンを回動させ
た時に、ピストンの上限位置を規定する上部止め
プツシユがネジ連結部によりピストン軸に関して
上下方向に移動してピペツト容積を調節するよう
にした、可変容積を有するピペツトに関する。
本発明の目的は、単チツプ、単チヤンネル型ピ
ペツトまたは多チツプ、多チヤンネル型ピペツト
即ちシリーズピペツトとも呼ばれるピペツトであ
つてもよく、構造が簡単で、作動が的確であり、
周期的または段階的にきわめて正確に調節できる
ようにした、可変容積を有するピペツトを提供す
ることにある。
ペツトまたは多チツプ、多チヤンネル型ピペツト
即ちシリーズピペツトとも呼ばれるピペツトであ
つてもよく、構造が簡単で、作動が的確であり、
周期的または段階的にきわめて正確に調節できる
ようにした、可変容積を有するピペツトを提供す
ることにある。
本発明によるピペツトは、
ハンドル部を構成するフレーム1と、該ハンド
ル部の底端に連結された端管を有するシリンダ部
と、該シリンダ部中に嵌入され、かつ、押ボタン
2及びピストン軸3によりバネ14のバネ力に抗
して押し下げられ得ると共に、バネ14により上
限位置に原位置復帰されるピストン13と、前記
ピストン軸3の周部に形成されたネジ10に対応
するように配された内ネジ付きの上部止めブツシ
ユ11とを有し、前記ピストン13の上限位置が
前記上部止めブツシユによつて決定されるように
構成され、そして前記上部止めブツシユ11とフ
レーム1とが溝−突起手段等の共働手段を有し、
この共働手段は前記ブツシユ11と前記フレーム
1とが相対的に回転することを阻止し、かつ、前
記フレーム1との関係で上部止めブツシユ11の
前記ピストン軸3方向への移動を許容し、これに
よつて、押ボタン2を回転させたとき、ピストン
13の上限位置を決定する上部止めブツシユ11
がピペツト容積を調節するように前記ピストン軸
3との関係で上下に前記ネジ結合によつて移動さ
れ得ることから成る容積可変のピペツトであつ
て、前記フレーム1の側部に該フレーム1を貫通
し、かつ、目盛22を形成された縦スリツト26
を形成し、前記ピストン軸3の底端に延長部分2
0が形成され、該延長部分20に形成された穴2
1中にはバネ25で外方へ押圧された球状24が
装着され、あるいは該延長部分20の円筒状外周
面には該球体に相当する手段として弾性付与突起
18が形成され、これによつて、前記押ボタン2
が回転させられている間に、前記球体24あるい
はこれに相当する手段が上部止めブツシユ11の
溝すなわちスリツト12の側面に係合し、前記ピ
ペツトフレーム1のスリツト26に至つたとき押
ボタン2とピストン軸3をそこに位置決め固定
し、前記球体24あるいはこれに相当する手段の
前記スリツト内の位置によつて、ピペツトされる
べき調節可能な容積を周期的あるいは段階的に表
示し、これが目盛22から読み取られ得るように
したことを特徴とする。
ル部の底端に連結された端管を有するシリンダ部
と、該シリンダ部中に嵌入され、かつ、押ボタン
2及びピストン軸3によりバネ14のバネ力に抗
して押し下げられ得ると共に、バネ14により上
限位置に原位置復帰されるピストン13と、前記
ピストン軸3の周部に形成されたネジ10に対応
するように配された内ネジ付きの上部止めブツシ
ユ11とを有し、前記ピストン13の上限位置が
前記上部止めブツシユによつて決定されるように
構成され、そして前記上部止めブツシユ11とフ
レーム1とが溝−突起手段等の共働手段を有し、
この共働手段は前記ブツシユ11と前記フレーム
1とが相対的に回転することを阻止し、かつ、前
記フレーム1との関係で上部止めブツシユ11の
前記ピストン軸3方向への移動を許容し、これに
よつて、押ボタン2を回転させたとき、ピストン
13の上限位置を決定する上部止めブツシユ11
がピペツト容積を調節するように前記ピストン軸
3との関係で上下に前記ネジ結合によつて移動さ
れ得ることから成る容積可変のピペツトであつ
て、前記フレーム1の側部に該フレーム1を貫通
し、かつ、目盛22を形成された縦スリツト26
を形成し、前記ピストン軸3の底端に延長部分2
0が形成され、該延長部分20に形成された穴2
1中にはバネ25で外方へ押圧された球状24が
装着され、あるいは該延長部分20の円筒状外周
面には該球体に相当する手段として弾性付与突起
18が形成され、これによつて、前記押ボタン2
が回転させられている間に、前記球体24あるい
はこれに相当する手段が上部止めブツシユ11の
溝すなわちスリツト12の側面に係合し、前記ピ
ペツトフレーム1のスリツト26に至つたとき押
ボタン2とピストン軸3をそこに位置決め固定
し、前記球体24あるいはこれに相当する手段の
前記スリツト内の位置によつて、ピペツトされる
べき調節可能な容積を周期的あるいは段階的に表
示し、これが目盛22から読み取られ得るように
したことを特徴とする。
すなわち、本発明は、押ボタン2とピストン1
3とをつなぐピストン軸3のネジ部10に、バネ
14で上昇付勢されたピストン13の上限をフレ
ーム1の内周と協働して規定する上部止めブツシ
ユ11を螺合させ、この上部止めブツシユ11を
フレーム1に対し回転不能になし、押ボタン2を
回転させると、ピストン軸13とブツシユ11と
のネジ結合で、該ピストン軸13と伴にピストン
13がプツシユ11にし軸方向に往復動してピス
トン13の軸方向可動ストロークが変化し、容積
が調節される。
3とをつなぐピストン軸3のネジ部10に、バネ
14で上昇付勢されたピストン13の上限をフレ
ーム1の内周と協働して規定する上部止めブツシ
ユ11を螺合させ、この上部止めブツシユ11を
フレーム1に対し回転不能になし、押ボタン2を
回転させると、ピストン軸13とブツシユ11と
のネジ結合で、該ピストン軸13と伴にピストン
13がプツシユ11にし軸方向に往復動してピス
トン13の軸方向可動ストロークが変化し、容積
が調節される。
フレーム1の側部に、軸方向に延びるスリツト
26と、該スリツト26に沿つた目盛22とを配
し、前記ブツシユ11には溝12を該スリツト2
6と同列の配し、前記ピストン軸13の下端部に
は、該溝12を通して該スリツト26に臨まされ
るボール24や突起19などからなる目盛指示部
材と、該目盛指示部材を溝12に向け付勢して該
溝12の側部に係合されるコイルバネ25やはく
型バネ17などからなる付勢部材とを設け、目盛
指示部材がピストン軸13について回転し且つ軸
方向移動して、該目盛指示部材がスリツト26に
臨んだとき溝12の側部に係合して押ボタン2及
びピストン軸3をロツクし且つ該目盛指示部材の
スリツト26内の位置からそのときの容積が読取
れる。
26と、該スリツト26に沿つた目盛22とを配
し、前記ブツシユ11には溝12を該スリツト2
6と同列の配し、前記ピストン軸13の下端部に
は、該溝12を通して該スリツト26に臨まされ
るボール24や突起19などからなる目盛指示部
材と、該目盛指示部材を溝12に向け付勢して該
溝12の側部に係合されるコイルバネ25やはく
型バネ17などからなる付勢部材とを設け、目盛
指示部材がピストン軸13について回転し且つ軸
方向移動して、該目盛指示部材がスリツト26に
臨んだとき溝12の側部に係合して押ボタン2及
びピストン軸3をロツクし且つ該目盛指示部材の
スリツト26内の位置からそのときの容積が読取
れる。
したがつて、本発明によれば、容積の調節に、
ピストン軸13とブツシユ11とのネジ結合およ
び該結合部におけるネジピツチを利用したもので
あり、そのため押ボタン2を回せば、定ピツチで
段階的あるいは周期的に、ピストン13の軸方向
の位置決めがなされ、かつそのときの容積値が表
示されるから、押ボタン2を回転させるだけで容
積の可変と上部止めブツシユ11の位置決めとを
なすことができ、容積の調節作業を正確かつ速や
かに行なうことができ、しかも当該ネジ結合部に
おけるネジピツチの設定で精密さの向上を図るこ
とができることとなる。
ピストン軸13とブツシユ11とのネジ結合およ
び該結合部におけるネジピツチを利用したもので
あり、そのため押ボタン2を回せば、定ピツチで
段階的あるいは周期的に、ピストン13の軸方向
の位置決めがなされ、かつそのときの容積値が表
示されるから、押ボタン2を回転させるだけで容
積の可変と上部止めブツシユ11の位置決めとを
なすことができ、容積の調節作業を正確かつ速や
かに行なうことができ、しかも当該ネジ結合部に
おけるネジピツチの設定で精密さの向上を図るこ
とができることとなる。
次に図面を参照して、本発明の好ましい実施例
を具体的に詳述する。
を具体的に詳述する。
第2図に示した可変容積のピペツトは、ハンド
ル部分を形成するフレーム1を具えている。フレ
ーム1の底端には先端管5を有する円筒部分4が
ネジ止めしてある。先端管5の底端は、測定され
る液を吸込むための使いすて先端容器(図示しな
い)を取付けられるように設計されている。円筒
部分4の内部にはピストン13が収容されてお
り、ピストン13の回りにはピストン13を上方
に押圧するコイルバネ14が配設されている。円
筒部分4の上端に形成した環状溝にはピストン1
3に当接するように封止リング6が収容されてい
る。封止リング6はコイルバネ14の下端により
押圧されるデイスク7により上記環状溝中に保持
されている。フレーム1の内部の環状肩部8に
は、ピストン軸3の回りに配設した第2のコイル
バネ9が当接している。フレーム1の上端には滑
りブツシユ15が較正ナツト16により取付けて
あり、コイルバネ9の上端はブツシユ15の下端
に当接している。
ル部分を形成するフレーム1を具えている。フレ
ーム1の底端には先端管5を有する円筒部分4が
ネジ止めしてある。先端管5の底端は、測定され
る液を吸込むための使いすて先端容器(図示しな
い)を取付けられるように設計されている。円筒
部分4の内部にはピストン13が収容されてお
り、ピストン13の回りにはピストン13を上方
に押圧するコイルバネ14が配設されている。円
筒部分4の上端に形成した環状溝にはピストン1
3に当接するように封止リング6が収容されてい
る。封止リング6はコイルバネ14の下端により
押圧されるデイスク7により上記環状溝中に保持
されている。フレーム1の内部の環状肩部8に
は、ピストン軸3の回りに配設した第2のコイル
バネ9が当接している。フレーム1の上端には滑
りブツシユ15が較正ナツト16により取付けて
あり、コイルバネ9の上端はブツシユ15の下端
に当接している。
第2図に示すように、内ネジを有する上部止め
ブツシユ11はピストン軸3の周面に形成したネ
ジ部分10にその内ネジ部分が螺合している。上
部止めブツシユ11は、ピストン軸3およびピス
トン13がそれぞれの上端位置にある時に環状肩
部8の下面に当接するので、上部止めブツシユ1
1によりピストン13の上限位置が規定される。
上部止めブツシユ11がフレーム1の内部におい
て回動できないようにするため、上部止めブツシ
ユ11の外周には、フレーム1の上下方向の突起
19が係合するための上下方向の溝12が形成し
てある。溝−突起装置を逆の配置に、即ち溝12
をフレーム1に、突起19は上部止めブツシユ1
1にそれぞれ形成しても差支えない。
ブツシユ11はピストン軸3の周面に形成したネ
ジ部分10にその内ネジ部分が螺合している。上
部止めブツシユ11は、ピストン軸3およびピス
トン13がそれぞれの上端位置にある時に環状肩
部8の下面に当接するので、上部止めブツシユ1
1によりピストン13の上限位置が規定される。
上部止めブツシユ11がフレーム1の内部におい
て回動できないようにするため、上部止めブツシ
ユ11の外周には、フレーム1の上下方向の突起
19が係合するための上下方向の溝12が形成し
てある。溝−突起装置を逆の配置に、即ち溝12
をフレーム1に、突起19は上部止めブツシユ1
1にそれぞれ形成しても差支えない。
押しボタン2に連結したピストン軸3の下端は
延長部としての膨大部分20となつており、膨大
部分20に形成した盲孔21には球体24が収容
されている。球体24はバネ25により外方に附
勢されている。フレーム1の側面には、外面に窓
23を形成した長手方向のスリツト26が形成さ
れている。スリツト26はフレーム1を貫通して
形成され、目盛22を具えている。押ボタン2を
回動させると膨大部分20は押ボタン2およびピ
ストン軸3とともに回動し、球体24はスリツト
26中に周期的に押込まれて溝12の周囲壁部に
突当り、回動方向においてピストン軸を所定位置
にロツクする。このロツクはどちらかの方向に押
ボタンをやや大きな力で回動させることによつて
解除されれる。
延長部としての膨大部分20となつており、膨大
部分20に形成した盲孔21には球体24が収容
されている。球体24はバネ25により外方に附
勢されている。フレーム1の側面には、外面に窓
23を形成した長手方向のスリツト26が形成さ
れている。スリツト26はフレーム1を貫通して
形成され、目盛22を具えている。押ボタン2を
回動させると膨大部分20は押ボタン2およびピ
ストン軸3とともに回動し、球体24はスリツト
26中に周期的に押込まれて溝12の周囲壁部に
突当り、回動方向においてピストン軸を所定位置
にロツクする。このロツクはどちらかの方向に押
ボタンをやや大きな力で回動させることによつて
解除されれる。
膨大部分20にはコイルバネ25および球体2
4の代りに、それと同等の作用をする他の部分ま
たは要素を配設してもよい。第4図の実施例にお
いて膨大部分20′は、はく型のバネ17と、バ
ネ17にはめ合わされた球体24の代りとなる突
起18とを具えた形状を有する。球体24または
突起18はスリツト26中においてのその位置に
従つて、ピペツトにより測定され得る容積を表示
する。その容積は目盛22から読取りでき、周期
的あるいは段階的に調節することができる。
4の代りに、それと同等の作用をする他の部分ま
たは要素を配設してもよい。第4図の実施例にお
いて膨大部分20′は、はく型のバネ17と、バ
ネ17にはめ合わされた球体24の代りとなる突
起18とを具えた形状を有する。球体24または
突起18はスリツト26中においてのその位置に
従つて、ピペツトにより測定され得る容積を表示
する。その容積は目盛22から読取りでき、周期
的あるいは段階的に調節することができる。
他方では、上部止めブツシユ11の外面に標点
または標線を設け、押ボタン2を回動させた時そ
の標点または標線が窓23中において目盛22に
沿つて移動するようにしてもよい。その場合ブツ
シユ11の溝12は目盛22のスリツト26と合
致しない。
または標線を設け、押ボタン2を回動させた時そ
の標点または標線が窓23中において目盛22に
沿つて移動するようにしてもよい。その場合ブツ
シユ11の溝12は目盛22のスリツト26と合
致しない。
押ボタン2を回動すると押ボタン2は上部止め
ブツシユ11に対して上方または下方に移動し、
バネ14によりピストン軸3の膨大部20に押付
けられているピストン13をそれに即応して移動
させる。従つてピストン13の行程長さが増減で
きる。
ブツシユ11に対して上方または下方に移動し、
バネ14によりピストン軸3の膨大部20に押付
けられているピストン13をそれに即応して移動
させる。従つてピストン13の行程長さが増減で
きる。
ピペツト操作が終了したら、押ボタン2を押す
ことにより、上部止めブツシユ11とピストン1
3とは、押ボタン2と共に、押ボタン2が滑りブ
ツシユ15に突当るまで下行する。それから更
に、フレーム1の先端から延長している滑りブツ
シユ15の長さ分だけ押ボタン2およびピストン
13を更に押下げることができる。ピストン13
の運動の上限はフレーム1の肩部8であり、ピス
トン13がその上限位置に到達すると上部止めブ
ツシユ11はその肩部8に当接する。
ことにより、上部止めブツシユ11とピストン1
3とは、押ボタン2と共に、押ボタン2が滑りブ
ツシユ15に突当るまで下行する。それから更
に、フレーム1の先端から延長している滑りブツ
シユ15の長さ分だけ押ボタン2およびピストン
13を更に押下げることができる。ピストン13
の運動の上限はフレーム1の肩部8であり、ピス
トン13がその上限位置に到達すると上部止めブ
ツシユ11はその肩部8に当接する。
第1図は本発明によるピペツトの側面図、第2
図はその側断面図、第3図は第2図のa−a線断
面図、第4図は第1図のピペツトのピペツト容積
表示機構の一部を改変した実施例を示す第3図と
同様の断面図である。 符号の説明、1……フレーム、2……押ボタ
ン、3……ピストン軸、7……デイスク、8……
環状肩部、10……ネジ部分(外ネジ)、11…
…上部止めブツシユ、13……ピストン、14…
…コイルバネ、18……突起、20……膨大部
分、22……目盛、24……球体、25……コイ
ルバネ、26……貫通スリツト。
図はその側断面図、第3図は第2図のa−a線断
面図、第4図は第1図のピペツトのピペツト容積
表示機構の一部を改変した実施例を示す第3図と
同様の断面図である。 符号の説明、1……フレーム、2……押ボタ
ン、3……ピストン軸、7……デイスク、8……
環状肩部、10……ネジ部分(外ネジ)、11…
…上部止めブツシユ、13……ピストン、14…
…コイルバネ、18……突起、20……膨大部
分、22……目盛、24……球体、25……コイ
ルバネ、26……貫通スリツト。
Claims (1)
- 1 ハンドル部を構成するフレーム1と、該ハン
ドル部の底端に連結された端管を有するシリンダ
部と、該シリンダ部中に嵌入され、かつ、押ボタ
ン2及びピストン軸3によりバネ14のバネ力に
抗して押し下げられ得ると共に、該バネ14によ
り上限位置に原位置復帰されるピストン13と、
前記ピストン軸3の周部に形成されたネジ10に
対応するように配された内ネジ付きの上部止めブ
ツシユ11とを有し、前記ピストン13の上限位
置が前記上部止めブツシユによつて決定されるよ
うに構成され、そして前記上部止めブツシユ11
とフレーム1とが溝−突起手段等の共働手段を有
し、この共働手段は前記ブツシユ11と前記フレ
ーム1とが相対的に回転することを阻止し、か
つ、前記フレーム1との関係で上部止めブツシユ
11の前記ピストン軸3方向への移動を許容し、
これによつて、押ボタン2を回転させたとき、前
記ピストン13の上限位置を決定する上部止めブ
ツシユ11がピペツト容積を調節するように前記
ピストン軸3との関係で上下に前記ネジ結合によ
つて移動され得ることから成る容積可変のピペツ
トにおいて、前記フレーム1の側部に該フレーム
1を貫通し、かつ、目盛22を形成された縦スリ
ツト26を形成し、前記ピストン軸3の底端に延
長部分20が形成され、該延長部分20に形成さ
れた穴21中にはバネ25で外方へ押圧された球
体24が装着され、あるいは該延長部分20の円
筒状外周面には該球体に相当する手段として弾性
付与突起18が形成され、これによつて、前記押
ボタン2が回転させられている間に、前記球体2
4あるいはこれに相当する手段が上部止めブツシ
ユ11の溝すなわちスリツト12の側部に係合
し、前記ピペツトフレーム1のスリツト26に至
つたとき押ボタン2とピストン軸3をそこに位置
決め固定し、前記球体24あるいはこれに相当す
る手段の前記スリツト内の位置によつて、ピペツ
トされるべき調節可能な容積を周期的あるいは段
階的に表示し、これが目盛22から読み取られ得
るようにしたことを特徴とする容積可変のピペツ
ト。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI781764A FI57542C (fi) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | Volymreglerbar pipett |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54161965A JPS54161965A (en) | 1979-12-22 |
JPS6235041B2 true JPS6235041B2 (ja) | 1987-07-30 |
Family
ID=8511766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6876879A Granted JPS54161965A (en) | 1978-06-02 | 1979-06-01 | Variable volume pipet |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4284604A (ja) |
JP (1) | JPS54161965A (ja) |
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