JPS623500B2 - - Google Patents
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- JPS623500B2 JPS623500B2 JP8420178A JP8420178A JPS623500B2 JP S623500 B2 JPS623500 B2 JP S623500B2 JP 8420178 A JP8420178 A JP 8420178A JP 8420178 A JP8420178 A JP 8420178A JP S623500 B2 JPS623500 B2 JP S623500B2
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 1
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はビデオデイスクの再生装置などに用
いられるアーム装置に関するものである。
いられるアーム装置に関するものである。
ビデオ信号が螺旋状の記録ラインに記録された
ビデオデイスクが開発されている。このビデオデ
イスクが使用されるときには、再生装置のターン
テーブル上面に載置されて回転させられ、その記
録ラインをピツクアツプ用の針がトレースするこ
とによつてビデオ信号の再生がなされる。すなわ
ち、第1図において1は再生装置本体であり、タ
ーンテーブル2上にはビデオデイスク3を載置で
きる。この再生装置本体1には、ターンテーブル
2の回転面に平行で、図示矢印D←→Eの方向へ平
行移動するアーム装置4が設けられている。この
アーム装置4は、その一端側が、再生装置本体内
に設けられているキヤリツジ装置によつて駆動さ
れるもので、図示の待機位置A、プレイ開始位置
B、プレイ完了位置Cへと移動することができ
る。
ビデオデイスクが開発されている。このビデオデ
イスクが使用されるときには、再生装置のターン
テーブル上面に載置されて回転させられ、その記
録ラインをピツクアツプ用の針がトレースするこ
とによつてビデオ信号の再生がなされる。すなわ
ち、第1図において1は再生装置本体であり、タ
ーンテーブル2上にはビデオデイスク3を載置で
きる。この再生装置本体1には、ターンテーブル
2の回転面に平行で、図示矢印D←→Eの方向へ平
行移動するアーム装置4が設けられている。この
アーム装置4は、その一端側が、再生装置本体内
に設けられているキヤリツジ装置によつて駆動さ
れるもので、図示の待機位置A、プレイ開始位置
B、プレイ完了位置Cへと移動することができ
る。
前記アーム装置4は、再生装置本体がプレイ操
作されてそのプレイ開始位置Bへ移動してくる
と、アーム装置4内から、ピツクアツプ用針を降
下せしめてデイスクの記録ラインに摺接させるこ
とができる。この針昇降手段は電磁界による磁性
材に対する反発あるいは吸引力を利用したもので
ある。
作されてそのプレイ開始位置Bへ移動してくる
と、アーム装置4内から、ピツクアツプ用針を降
下せしめてデイスクの記録ラインに摺接させるこ
とができる。この針昇降手段は電磁界による磁性
材に対する反発あるいは吸引力を利用したもので
ある。
演奏状態の再生装置にあつては、電気的な制御
系として時間軸変動補正装置が動作する。この補
正装置は、デイスクの回転にともなうピツクアツ
プ用針の相対的なトレース速度を定安化させるも
ので、針をトレースラインに沿つて前後移動制御
するものである。この時間軸変動補正装置は、第
2図に示すように構成されている。すなわち、信
号再生装置11から得られる低域変換
(1.53MHz)された色信号は、5.11MHzのキヤリ
アが加えられる変調器12に導入される。この変
調器12に対する5.11MHzのキヤリアは、電圧
制御発振器13によつてつくられており、
3.58MHzのカラー同期信号に対する位相制御い
わゆるAPCループも形成している。したがつ
て、前記変調器12から得られる3.58MHzのカ
ラー同期信号は、位相検波器14に導入され、安
定した3.58MHzの基準信号を出力している局部
発振器15の出力信号と位相比較される。両信号
の差電圧は、前記電圧制御発振器13の制御電圧
として利用されるとともに、適当な周波数特性補
正がなされてアームストレツチヤ装置18に加え
られる。つまり、前記位相検波器14の出力は、
デイスク19の回転にともなうピツクアツプ用針
20の相対的なトレース速度に対する時間軸変動
周波数範囲の変化として検出されるように、ラグ
リード型ローパスフイルタ16、アクテイブロー
パスフイルタ17を介して前記アームストレツチ
ヤ装置18に導入される。たとえばデイスク19
と針20の相対速度が70Hzであるとすれば、この
周波数を中心にした検波出力の変動をとりだし
て、針20を記録ラインに対して前進あるいは後
退させるものである。
系として時間軸変動補正装置が動作する。この補
正装置は、デイスクの回転にともなうピツクアツ
プ用針の相対的なトレース速度を定安化させるも
ので、針をトレースラインに沿つて前後移動制御
するものである。この時間軸変動補正装置は、第
2図に示すように構成されている。すなわち、信
号再生装置11から得られる低域変換
(1.53MHz)された色信号は、5.11MHzのキヤリ
アが加えられる変調器12に導入される。この変
調器12に対する5.11MHzのキヤリアは、電圧
制御発振器13によつてつくられており、
3.58MHzのカラー同期信号に対する位相制御い
わゆるAPCループも形成している。したがつ
て、前記変調器12から得られる3.58MHzのカ
ラー同期信号は、位相検波器14に導入され、安
定した3.58MHzの基準信号を出力している局部
発振器15の出力信号と位相比較される。両信号
の差電圧は、前記電圧制御発振器13の制御電圧
として利用されるとともに、適当な周波数特性補
正がなされてアームストレツチヤ装置18に加え
られる。つまり、前記位相検波器14の出力は、
デイスク19の回転にともなうピツクアツプ用針
20の相対的なトレース速度に対する時間軸変動
周波数範囲の変化として検出されるように、ラグ
リード型ローパスフイルタ16、アクテイブロー
パスフイルタ17を介して前記アームストレツチ
ヤ装置18に導入される。たとえばデイスク19
と針20の相対速度が70Hzであるとすれば、この
周波数を中心にした検波出力の変動をとりだし
て、針20を記録ラインに対して前進あるいは後
退させるものである。
したがつて、前記針20を駆動するための装置
が必要となるが、これは、従来、第3図に示すよ
うな装置である。すなわち、第3図において、4
はターンテーブル上面を水平に径方向へ水平移動
制御される角箱状のアーム装置である。この装置
4内には、アームストレツチヤ装置18、針カー
トリツジ34が収容されている。前記アームスト
レツチヤ装置18は、その内部に可動軸23、こ
の可動軸23の後端に同軸的に設けられた筒状の
コイル支持体24及びこのコイル支持体外周に巻
回されたコイル25、前記コイル支持体24の中
に一部が挿入され定位置に固定された永久磁石2
8、前記可動軸23の先端にとりつけられた針ア
ーム吸着磁石31等を有する。更にまた、アーム
ストレツチヤ装置18の内部において、前記可動
軸23は、その軸方向への移動がある程度許容で
きるようにその中間部が紙製の軸支持体29,3
0によつて同軸的に支持されている。前記軸支持
体29,30はスピーカのコーン紙の原理で可動
軸23が軸方向へ移動するのを許容する。前記可
動軸23は、端子32,33及びこれと前記コイ
ル25を接続するリード線26,27に制御信号
が加えられることによつて、前後移動制御される
ものである。
が必要となるが、これは、従来、第3図に示すよ
うな装置である。すなわち、第3図において、4
はターンテーブル上面を水平に径方向へ水平移動
制御される角箱状のアーム装置である。この装置
4内には、アームストレツチヤ装置18、針カー
トリツジ34が収容されている。前記アームスト
レツチヤ装置18は、その内部に可動軸23、こ
の可動軸23の後端に同軸的に設けられた筒状の
コイル支持体24及びこのコイル支持体外周に巻
回されたコイル25、前記コイル支持体24の中
に一部が挿入され定位置に固定された永久磁石2
8、前記可動軸23の先端にとりつけられた針ア
ーム吸着磁石31等を有する。更にまた、アーム
ストレツチヤ装置18の内部において、前記可動
軸23は、その軸方向への移動がある程度許容で
きるようにその中間部が紙製の軸支持体29,3
0によつて同軸的に支持されている。前記軸支持
体29,30はスピーカのコーン紙の原理で可動
軸23が軸方向へ移動するのを許容する。前記可
動軸23は、端子32,33及びこれと前記コイ
ル25を接続するリード線26,27に制御信号
が加えられることによつて、前後移動制御される
ものである。
前記可動軸23の先端に設けられた針アーム吸
着磁石31に対しては、針アーム35の後端の鉄
片36が吸着されている。前記針アーム35の後
端は、ダンパ37を介して前記鉄片36に取付け
られており、先端にはピツクアツプ用の針20を
有する。また針アーム35の先端は、線条の弾力
性を有する湾曲リード線38の一端によつて支持
されている。この湾曲リード線38の他端は、針
カートリツジ34の固定部の端子39,40によ
つて挾まれて保持されている。通常は図の如く針
20は、針カートリツジ34の開口部近くに位置
するように、前記湾曲リード線38によつて引き
下げられているが、演奏の際には、針アーム35
の適当な位置に設けられた磁性体に対して、電磁
界による反発力が与えられるため、針アーム35
の先端側は、前記湾曲リード線38を引き伸ばす
ように降下され、アーム装置筐体21の開口から
も突出してデイスクの記録ラインに摺接すること
ができる。
着磁石31に対しては、針アーム35の後端の鉄
片36が吸着されている。前記針アーム35の後
端は、ダンパ37を介して前記鉄片36に取付け
られており、先端にはピツクアツプ用の針20を
有する。また針アーム35の先端は、線条の弾力
性を有する湾曲リード線38の一端によつて支持
されている。この湾曲リード線38の他端は、針
カートリツジ34の固定部の端子39,40によ
つて挾まれて保持されている。通常は図の如く針
20は、針カートリツジ34の開口部近くに位置
するように、前記湾曲リード線38によつて引き
下げられているが、演奏の際には、針アーム35
の適当な位置に設けられた磁性体に対して、電磁
界による反発力が与えられるため、針アーム35
の先端側は、前記湾曲リード線38を引き伸ばす
ように降下され、アーム装置筐体21の開口から
も突出してデイスクの記録ラインに摺接すること
ができる。
上記のように針カートリツジ34の針20がデ
イスクの記録ラインに対して摺接し、そのピツク
アツプ信号たとえばデイスクと針間の静電容量の
変化が前記湾曲リード線38を介してピツクアツ
プ回路に加えられている際、第2図で説明したア
ームストレツチヤループが制御動作すると、前記
コイル25に電流が流れ可動軸23が駆動され、
その移動は、針20に対して矢印の如く伝達され
る。これによつて時間軸変動が補正される。
イスクの記録ラインに対して摺接し、そのピツク
アツプ信号たとえばデイスクと針間の静電容量の
変化が前記湾曲リード線38を介してピツクアツ
プ回路に加えられている際、第2図で説明したア
ームストレツチヤループが制御動作すると、前記
コイル25に電流が流れ可動軸23が駆動され、
その移動は、針20に対して矢印の如く伝達され
る。これによつて時間軸変動が補正される。
上述のようにアーム装置4は針カートリツジ3
4、アームストレツチヤ装置18を収容する必要
があるが、この場合、アームストレツチヤ装置1
8の針アーム吸着磁石31は、針カートリツジ3
4のケースに設けられた開口341を介してカー
トリツジ内に挿入されて配置される。したがつ
て、アーム装置4にあつては、針カートリツジ3
4及びアームストレツチヤ装置18を第3図に示
すような状態で保持固定できる機能と、これらの
針カートリツジ34、アームストレツチヤ装置1
8を新しいものと交換できるような機能が要求さ
れる。
4、アームストレツチヤ装置18を収容する必要
があるが、この場合、アームストレツチヤ装置1
8の針アーム吸着磁石31は、針カートリツジ3
4のケースに設けられた開口341を介してカー
トリツジ内に挿入されて配置される。したがつ
て、アーム装置4にあつては、針カートリツジ3
4及びアームストレツチヤ装置18を第3図に示
すような状態で保持固定できる機能と、これらの
針カートリツジ34、アームストレツチヤ装置1
8を新しいものと交換できるような機能が要求さ
れる。
そこで従来のアーム装置4は、第4図に示すよ
うに上面が開口した角箱状の筐体41と、その開
口を開閉できる蓋体42から成り、蓋体42の回
動部近くにはリンク機構によるアームストレツチ
ヤケース押え装置43が収納されている。前記蓋
体42は、長手方向一端部が軸44によつて回動
自在に支持されるもので、図示矢印F方向へ閉じ
る場合、ケース押え装置43のリンク棒45を回
動させてアームストレツチヤ装置18を図示矢印
H方向へ移動させ、先の第3図のような状態とす
ることができる。そして、前記蓋体42は、閉じ
られたとき、その回動先端部に設けられたねじ穴
46,47が利用されて、前記筐体41に設けら
れた取付片48,49に螺子によつて固定され
る。また、蓋体42が図示矢印G方向へ開かれた
ときは、リンク棒45はスプリング50の力によ
つて起き上り、アームストレツチヤ装置43は、
図示矢印I方向へ移動でき、アーム装置筐体から
針カートリツジの取離しが可能となる。
うに上面が開口した角箱状の筐体41と、その開
口を開閉できる蓋体42から成り、蓋体42の回
動部近くにはリンク機構によるアームストレツチ
ヤケース押え装置43が収納されている。前記蓋
体42は、長手方向一端部が軸44によつて回動
自在に支持されるもので、図示矢印F方向へ閉じ
る場合、ケース押え装置43のリンク棒45を回
動させてアームストレツチヤ装置18を図示矢印
H方向へ移動させ、先の第3図のような状態とす
ることができる。そして、前記蓋体42は、閉じ
られたとき、その回動先端部に設けられたねじ穴
46,47が利用されて、前記筐体41に設けら
れた取付片48,49に螺子によつて固定され
る。また、蓋体42が図示矢印G方向へ開かれた
ときは、リンク棒45はスプリング50の力によ
つて起き上り、アームストレツチヤ装置43は、
図示矢印I方向へ移動でき、アーム装置筐体から
針カートリツジの取離しが可能となる。
上述した従来のアーム装置によると、リンク機
構を用いており、構造が複雑で部品点数も多くな
る。またアーム装置自体が重くなつたり、蓋体を
閉じて固定するのにねじ廻し等の工具を必要とし
たりする欠点がある。
構を用いており、構造が複雑で部品点数も多くな
る。またアーム装置自体が重くなつたり、蓋体を
閉じて固定するのにねじ廻し等の工具を必要とし
たりする欠点がある。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構造の蓋体ロツク手段及び回動手段を
有するアーム装置を提供することを目的とするも
のである。
で、簡単な構造の蓋体ロツク手段及び回動手段を
有するアーム装置を提供することを目的とするも
のである。
以下この発明の一実施例を図面を参照して詳細
に説明する。すなわち、第5図に示すアーム装置
はビデオデイスクの再生装置に使用されるもの
で、アーム装置筐体51とこの筐体の長方形状の
開口部52を閉鎖できる蓋体60と、筐体内に収
容される針カートリツジ70、アームストレツチ
ヤ装置71等からなる。前記アーム装置筐体51
は、外観角柱状であり、その一端側に蓋体60の
取付部を備えている。この取付部においては、長
手方向に平行で筐体を形成する側壁511,51
2に対してその長手方向へ細長に長孔53,54
が形成されている。この長孔53,54は、筐体
51の底板513側であつて開口面から適当な間
隔離れている。そして前記長孔53,54間に軸
55が挿入されており、軸55の両端には、前記
蓋体60の支持部61,62、(62は図示せ
ず)が軸支されている。更に前記軸55の中間部
は、筐体内においてたとえば反発コイルバネ等の
弾性体58によつて図示矢印K方向へ押されてい
る。また、前記軸55には筐体内において、アー
ムストレツチヤ装置71の一部が係合しており、
前記軸55が長孔53,54の長手方向へ平行移
動するのに伴つて前記アームストレツチヤ装置7
1は図示矢印K←→J方向へ摺動することができ
る。更に前記アーム装置筐体51には、蓋係止片
56,57が形成されている。この蓋係止片5
6,57は、前記蓋体60の回動先端に略対応し
た位置に設けられるもので、前記側壁511,5
12の開口側縁部が一部切開かれることによつて
形成されている。
に説明する。すなわち、第5図に示すアーム装置
はビデオデイスクの再生装置に使用されるもの
で、アーム装置筐体51とこの筐体の長方形状の
開口部52を閉鎖できる蓋体60と、筐体内に収
容される針カートリツジ70、アームストレツチ
ヤ装置71等からなる。前記アーム装置筐体51
は、外観角柱状であり、その一端側に蓋体60の
取付部を備えている。この取付部においては、長
手方向に平行で筐体を形成する側壁511,51
2に対してその長手方向へ細長に長孔53,54
が形成されている。この長孔53,54は、筐体
51の底板513側であつて開口面から適当な間
隔離れている。そして前記長孔53,54間に軸
55が挿入されており、軸55の両端には、前記
蓋体60の支持部61,62、(62は図示せ
ず)が軸支されている。更に前記軸55の中間部
は、筐体内においてたとえば反発コイルバネ等の
弾性体58によつて図示矢印K方向へ押されてい
る。また、前記軸55には筐体内において、アー
ムストレツチヤ装置71の一部が係合しており、
前記軸55が長孔53,54の長手方向へ平行移
動するのに伴つて前記アームストレツチヤ装置7
1は図示矢印K←→J方向へ摺動することができ
る。更に前記アーム装置筐体51には、蓋係止片
56,57が形成されている。この蓋係止片5
6,57は、前記蓋体60の回動先端に略対応し
た位置に設けられるもので、前記側壁511,5
12の開口側縁部が一部切開かれることによつて
形成されている。
前記蓋体60は横断面コ字形であつて、前記取
付部側の端部においては、両側壁601,602
の一部が天板部603に対してさらに垂直に延圧
して形成され、前記支持部61,62を形成す
る。なお蓋体60の側壁601,602の間隔は
前記アーム装置筐体51の側壁511,512を
両外側から挾むことのできる程度に設定されてい
る。前記蓋体60の回動先端部には、前記筐体の
蓋係止片56,57に係合するための切欠部6
3,64が形成されている。この切欠部63,6
4は、側壁601,602の長手方向縁部に形成
されている。また、この切欠部63,64が形成
された部分の側壁601,602は、適当にその
幅l1が広がつており、また、切欠の開口に向つて
その幅l1が徐々に縮少される如く傾斜辺部65,
66が形成されている。更にまた切欠部63,6
4において、前記筐体の開口側の辺は切欠の幅を
深さ方向へ縮少するような傾斜面67,68が形
成されている。この傾斜面67,68は、切欠部
63,64に対して係止片56,57が係合した
場合、蓋体が図示矢印K方向へ付勢されればされ
る程蓋体を開口に押付けるように作用するもので
ある。
付部側の端部においては、両側壁601,602
の一部が天板部603に対してさらに垂直に延圧
して形成され、前記支持部61,62を形成す
る。なお蓋体60の側壁601,602の間隔は
前記アーム装置筐体51の側壁511,512を
両外側から挾むことのできる程度に設定されてい
る。前記蓋体60の回動先端部には、前記筐体の
蓋係止片56,57に係合するための切欠部6
3,64が形成されている。この切欠部63,6
4は、側壁601,602の長手方向縁部に形成
されている。また、この切欠部63,64が形成
された部分の側壁601,602は、適当にその
幅l1が広がつており、また、切欠の開口に向つて
その幅l1が徐々に縮少される如く傾斜辺部65,
66が形成されている。更にまた切欠部63,6
4において、前記筐体の開口側の辺は切欠の幅を
深さ方向へ縮少するような傾斜面67,68が形
成されている。この傾斜面67,68は、切欠部
63,64に対して係止片56,57が係合した
場合、蓋体が図示矢印K方向へ付勢されればされ
る程蓋体を開口に押付けるように作用するもので
ある。
なお、前記アーム装置筐体52に対しては、第
3図、第5図に示したように針カートリツジ7
0、アームストレツチヤ装置71が縦方向へ並べ
て収容されるもので、針カートリツジ70に対し
ては図示しないが筐体内において、図示矢印K方
向へ摺動するのを規制する係止手段が設けられて
いる。また、前記アームストレツチヤ装置71の
可動軸72はその先端に磁石73を有するもの
で、動作時はその部分が第3図で説明したように
針カートリツジの穴を介して挿入される。
3図、第5図に示したように針カートリツジ7
0、アームストレツチヤ装置71が縦方向へ並べ
て収容されるもので、針カートリツジ70に対し
ては図示しないが筐体内において、図示矢印K方
向へ摺動するのを規制する係止手段が設けられて
いる。また、前記アームストレツチヤ装置71の
可動軸72はその先端に磁石73を有するもの
で、動作時はその部分が第3図で説明したように
針カートリツジの穴を介して挿入される。
この発明によるアーム装置は上記の如く構成さ
れるもので、蓋体60が完全に開かれたときは第
6図に示すように長孔54に対して蓋体60の支
持部62の延在方向が長孔54と同方向になる。
このため軸55の位置は、支持部62の長さによ
つて設定される。したがつて、このときは、前記
アームストレツチヤ装置71の可動軸72の先端
が第5図に示すように針カートリツジ70から抜
けでる程度に設定されている。
れるもので、蓋体60が完全に開かれたときは第
6図に示すように長孔54に対して蓋体60の支
持部62の延在方向が長孔54と同方向になる。
このため軸55の位置は、支持部62の長さによ
つて設定される。したがつて、このときは、前記
アームストレツチヤ装置71の可動軸72の先端
が第5図に示すように針カートリツジ70から抜
けでる程度に設定されている。
次に蓋体60を閉じる場合は、第7図に示すよ
うに蓋体60の天板部603の内面が筐体51の
後部側壁514の上縁部に当接しすべるから、弾
性体58が圧縮され、軸55は長孔54にガイド
されて図示矢印J方向へ適当な範囲スライドす
る。そして天板部603が前記後部側壁514の
縁部を通りすぎると、第8図に示すように蓋体6
0が図示矢印K方向へ弾性体58によつて押され
る。またこのとき、蓋体60の切欠部63は蓋係
止片56に係合できる。更にこの状態では、前記
アームストレツチヤ装置71の可動軸先端も針カ
ートリツジ71の所定の穴に挿入される。
うに蓋体60の天板部603の内面が筐体51の
後部側壁514の上縁部に当接しすべるから、弾
性体58が圧縮され、軸55は長孔54にガイド
されて図示矢印J方向へ適当な範囲スライドす
る。そして天板部603が前記後部側壁514の
縁部を通りすぎると、第8図に示すように蓋体6
0が図示矢印K方向へ弾性体58によつて押され
る。またこのとき、蓋体60の切欠部63は蓋係
止片56に係合できる。更にこの状態では、前記
アームストレツチヤ装置71の可動軸先端も針カ
ートリツジ71の所定の穴に挿入される。
次に蓋体60を開く場合は、蓋体60を一旦後
方(図示矢印J方向)へ押し下げることによつ
て、切欠部63と蓋係止片56との係合を解くこ
とができる。また同時にアームストレツチヤ装置
71の可動軸先端も針カートリツジ70の所定穴
から引き出される。そして、蓋体60を先の第7
図に示したような状態にもつてゆき、開くことが
できる。なお、第6図乃至第8図において図にあ
らわれない長孔、支持部、切欠部、係止片等にお
いても同様な動作が得られる。
方(図示矢印J方向)へ押し下げることによつ
て、切欠部63と蓋係止片56との係合を解くこ
とができる。また同時にアームストレツチヤ装置
71の可動軸先端も針カートリツジ70の所定穴
から引き出される。そして、蓋体60を先の第7
図に示したような状態にもつてゆき、開くことが
できる。なお、第6図乃至第8図において図にあ
らわれない長孔、支持部、切欠部、係止片等にお
いても同様な動作が得られる。
なおこの発明は上記した実施例に限定されるも
のではなく、弾性体の種類及び取付箇所は、第9
図に示すように張引スプリング58′として、こ
れを一端が軸55の端部、他端が筐体51の側壁
511に形成された取付片515に係止するよう
に構成しても先の実施例と同様な効果を奏する。
のではなく、弾性体の種類及び取付箇所は、第9
図に示すように張引スプリング58′として、こ
れを一端が軸55の端部、他端が筐体51の側壁
511に形成された取付片515に係止するよう
に構成しても先の実施例と同様な効果を奏する。
以上説明したこの発明によると、従来のものに
比して構成が極めて簡素となり、組立も容易であ
る。また、軸とアームストレツチヤ装置を連動す
るように構成したので、アームストレツチヤ装置
の可動軸の挿脱(カートリツジに対する)が自動
的に安全に行われ可動軸の損傷、曲がり等の事故
を生じることがない。また、筐体に対して筐体は
90゜方向へ開いたままで保持できる構造としてい
るためカートリツジの着脱作業がやりやすい。更
にまた、蓋体は筐体の開口を閉じると弾性体の付
勢力によつて自動的にロツクされるため、従来の
如く締付けねじとか工具を要せず、扱いが便利で
ある。また、弾性体と切欠部の斜面部との作用に
よつて蓋体は開口を閉じる方向へ働くので、自然
に蓋が開くような事故は生じない。
比して構成が極めて簡素となり、組立も容易であ
る。また、軸とアームストレツチヤ装置を連動す
るように構成したので、アームストレツチヤ装置
の可動軸の挿脱(カートリツジに対する)が自動
的に安全に行われ可動軸の損傷、曲がり等の事故
を生じることがない。また、筐体に対して筐体は
90゜方向へ開いたままで保持できる構造としてい
るためカートリツジの着脱作業がやりやすい。更
にまた、蓋体は筐体の開口を閉じると弾性体の付
勢力によつて自動的にロツクされるため、従来の
如く締付けねじとか工具を要せず、扱いが便利で
ある。また、弾性体と切欠部の斜面部との作用に
よつて蓋体は開口を閉じる方向へ働くので、自然
に蓋が開くような事故は生じない。
このようにこの発明は簡単な構成の蓋体ロツク
手段及び回動手段を有するアーム装置を提供する
ことができる。
手段及び回動手段を有するアーム装置を提供する
ことができる。
第1図はビデオデイスクの再生装置を示す概略
説明図、第2図はアームストレツチヤループの説
明図、第3図、第4図は従来のアーム装置の断面
図、及び斜視図、第5図はこの発明の一実施例を
示す斜視図、第6図、第7図、第8図は第5図の
アーム装置の動作説明図、第9図はこの発明の他
の実施例を示す斜視図である。 51……筐体、53,54……長孔、55……
軸、56,57……蓋係止片、58,58′……
弾性体、60……蓋体、61,62……支持部、
63,64……切欠部、67,68……傾斜面、
70……針カートリツジ、71……アームストレ
ツチヤ装置。
説明図、第2図はアームストレツチヤループの説
明図、第3図、第4図は従来のアーム装置の断面
図、及び斜視図、第5図はこの発明の一実施例を
示す斜視図、第6図、第7図、第8図は第5図の
アーム装置の動作説明図、第9図はこの発明の他
の実施例を示す斜視図である。 51……筐体、53,54……長孔、55……
軸、56,57……蓋係止片、58,58′……
弾性体、60……蓋体、61,62……支持部、
63,64……切欠部、67,68……傾斜面、
70……針カートリツジ、71……アームストレ
ツチヤ装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一側面に開口を有した箱状の筐体と、 この筐体内に配設した針カートリツジと、 この針カートリツジを所定方向に押圧可能で、
この針カートリツジの一端に設けられた開口穴に
その先端部を挿脱する可動軸を有したアームスト
レツチヤ装置と、 このアームストレツチヤ装置の前記押圧方向と
ほぼ同方向に細長く、前記筐体の側壁に形成され
た長孔と、 この長孔に軸受けされ、前記アームストレツチ
ヤ装置を前記押圧方向の前後に駆動する軸と、 この軸を前記押圧方向に付勢する弾性体と、 前記筐体の開口を開閉するための蓋体と、 この蓋体と一体でありこの蓋体の開閉動作に連
動して前記軸を前記押圧方向の前後に駆動可能で
あり、前記蓋体が開いた状態で前記可動軸の先端
部を前記開口穴から脱出させ、前記蓋体が閉じた
状態で前記弾性体の付勢力により前記可動軸の先
端部を前記開口穴に挿入させる支持部と、 前記蓋体と前記筐体に設けられ、前記蓋体が前
記筐体の開口を閉じた状態で前記弾性体の付勢力
によりこの蓋体と筐体を係合せしめる係合手段と
を具備したことを特徴とするアーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8420178A JPS5512536A (en) | 1978-07-11 | 1978-07-11 | Arm unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8420178A JPS5512536A (en) | 1978-07-11 | 1978-07-11 | Arm unit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5512536A JPS5512536A (en) | 1980-01-29 |
JPS623500B2 true JPS623500B2 (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=13823856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8420178A Granted JPS5512536A (en) | 1978-07-11 | 1978-07-11 | Arm unit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5512536A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4536274A (en) * | 1983-04-18 | 1985-08-20 | Diamond Shamrock Chemicals Company | pH and CO2 sensing device and method of making the same |
US5493716A (en) * | 1994-04-14 | 1996-02-20 | Motorola, Inc. | Method of operating a radio |
JP4171869B2 (ja) * | 2001-09-05 | 2008-10-29 | ソニー株式会社 | ヘテロダイン受信機 |
-
1978
- 1978-07-11 JP JP8420178A patent/JPS5512536A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5512536A (en) | 1980-01-29 |
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