JPS6234689A - クラツド材の製造方法 - Google Patents
クラツド材の製造方法Info
- Publication number
- JPS6234689A JPS6234689A JP17461185A JP17461185A JPS6234689A JP S6234689 A JPS6234689 A JP S6234689A JP 17461185 A JP17461185 A JP 17461185A JP 17461185 A JP17461185 A JP 17461185A JP S6234689 A JPS6234689 A JP S6234689A
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- JP
- Japan
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- alloy plate
- alloy
- laminated
- superplastic
- joint
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、超塑性合金板とその他の合金板からクラッド
を製造する場合に良好な接合界面が得られるようにした
クラッド材の製造方法に関するものである。
を製造する場合に良好な接合界面が得られるようにした
クラッド材の製造方法に関するものである。
[従来の技術]
配管等の被制振機器の制振材として、例えば特願昭58
−247289号明細書或いは実願昭58−20437
2号明細書等に示すように、超塑性合金板とその他の合
金板とを面接合させたものが提案されている。しかして
、超塑性合金板とその他の合金板と“を面接合させてク
ラッド材を製造する場合、従来は超塑性合金板とその他
の合金板に夫々所要の表面処理を施し、しかる後各合金
板を積層・固定し、次いで熱間圧延を行い、熱間圧延後
に所要の熱処理を行ってクラッド材を製造していた。
−247289号明細書或いは実願昭58−20437
2号明細書等に示すように、超塑性合金板とその他の合
金板とを面接合させたものが提案されている。しかして
、超塑性合金板とその他の合金板と“を面接合させてク
ラッド材を製造する場合、従来は超塑性合金板とその他
の合金板に夫々所要の表面処理を施し、しかる後各合金
板を積層・固定し、次いで熱間圧延を行い、熱間圧延後
に所要の熱処理を行ってクラッド材を製造していた。
[発明が解決しようとする問題点]
しかるに、上述の従来方法では、熱間圧延を行うために
加熱が必要であるが、その加熱途中で超塑性合金板或い
はその他の合金板の接合面上に酸化層が生じてしまい、
良好な接合界面を得ることができなかった。
加熱が必要であるが、その加熱途中で超塑性合金板或い
はその他の合金板の接合面上に酸化層が生じてしまい、
良好な接合界面を得ることができなかった。
本発明は上述の実情に鑑み、超塑性合金板とその他の合
金板から成るクラッド材を製造する場合に良好な接合界
面が得られるようにすることを目的としている。
金板から成るクラッド材を製造する場合に良好な接合界
面が得られるようにすることを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
本発明は積層・固定した超塑性合金板とそれ以外の合金
板との接合面を外部から絶縁し、しかる後熱間圧延を行
う構成を有している。
板との接合面を外部から絶縁し、しかる後熱間圧延を行
う構成を有している。
[作 用]
積層・固定された超塑性合金板とそれ以外の合金板とは
、冷間圧延或いは真空容器内への封入若しくは積層・固
定した百合金板接合面外周の溶接により、両会金板接合
面が外部から絶縁され、この状態で熱間圧延が行われる
ため両会金板接合面は均一で良好な状態になる。
、冷間圧延或いは真空容器内への封入若しくは積層・固
定した百合金板接合面外周の溶接により、両会金板接合
面が外部から絶縁され、この状態で熱間圧延が行われる
ため両会金板接合面は均一で良好な状態になる。
[実 施 例]
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
。
。
第1図は本発明の第1実施例で、面接合しようとする超
塑性合金板1と超塑性合金板以外の合金板2の表面を、
夫々エミリー紙、金属ワイヤーブラシ等で研磨、浄化し
、しかる後合金板1と2を重ね合わせたうえワイヤー、
リベット、容器等適宜の手段で固定し、積層・固定した
合金板1.2を圧延lll3によって冷間圧延すること
により合金板1,2の接合面を外部から絶縁し、続いて
加熱炉等で加熱のうえ圧延機4によって熱間圧延し、熱
間圧延後は合金板1.2の界面強度を上昇させるために
所要の熱処理を行い、クラッド材が製造される。
塑性合金板1と超塑性合金板以外の合金板2の表面を、
夫々エミリー紙、金属ワイヤーブラシ等で研磨、浄化し
、しかる後合金板1と2を重ね合わせたうえワイヤー、
リベット、容器等適宜の手段で固定し、積層・固定した
合金板1.2を圧延lll3によって冷間圧延すること
により合金板1,2の接合面を外部から絶縁し、続いて
加熱炉等で加熱のうえ圧延機4によって熱間圧延し、熱
間圧延後は合金板1.2の界面強度を上昇させるために
所要の熱処理を行い、クラッド材が製造される。
このように合金板1.2の接合面が圧着されたまま高温
で接合されるため、合金板1,2の接合面は研磨された
表面状態が然間圧延時まで保持され、従って接合面に酸
化層が生じず、良好な接合界面を得ることができる。
で接合されるため、合金板1,2の接合面は研磨された
表面状態が然間圧延時まで保持され、従って接合面に酸
化層が生じず、良好な接合界面を得ることができる。
接合界面の状態を第4図及び第5図の写真により説明す
ると、第4図及び第5図は何れも超塑性合金板としてZ
n−22(wt%)A7合金を使用し、又超塑性合金板
以外の合金板としてA1合金を使用している。而して、
第4図は本発明の方法により接合したもので接合条件は
冷間で15%圧延後、350℃の雰囲気下に15分間加
熱、保持した後、35%圧延を行った例であり、第5図
は従来の方法により接合したもので接合条件は350℃
の雰囲気下に10分間加熱、保持した後、50%圧延を
行った例である。
ると、第4図及び第5図は何れも超塑性合金板としてZ
n−22(wt%)A7合金を使用し、又超塑性合金板
以外の合金板としてA1合金を使用している。而して、
第4図は本発明の方法により接合したもので接合条件は
冷間で15%圧延後、350℃の雰囲気下に15分間加
熱、保持した後、35%圧延を行った例であり、第5図
は従来の方法により接合したもので接合条件は350℃
の雰囲気下に10分間加熱、保持した後、50%圧延を
行った例である。
第5図に示す従来方法では、上部の黒色で示されている
7 n−22(wt%)A1合金と白色で示さている下
部のA1合金との接合界面に黒色線状の界面が明瞭に表
われているのに対し、第4図に示す本発明方法では、上
部のZ n−22(wt%)A1合金と下部のA1合金
との接合界面には線状の界面は観察されず、従って両会
金板は均一な接合が行われている。超塑性合金としては
、上記のもの以外にAj−33(W℃%)Cu合金、[
31−44(wt%)Sn合金等がある。
7 n−22(wt%)A1合金と白色で示さている下
部のA1合金との接合界面に黒色線状の界面が明瞭に表
われているのに対し、第4図に示す本発明方法では、上
部のZ n−22(wt%)A1合金と下部のA1合金
との接合界面には線状の界面は観察されず、従って両会
金板は均一な接合が行われている。超塑性合金としては
、上記のもの以外にAj−33(W℃%)Cu合金、[
31−44(wt%)Sn合金等がある。
第2図は本発明の第2実施例で、前記実施例では合金板
1.2を積層・固定後圧延機3により冷間圧延した後加
熱し、熱間圧延しているのに対し、本実施例では合金板
1.2を積層・固定後容器5内に封入し、該容器5内部
を真空にした後、合金板1.2を加熱し、しかる後熱間
圧延を行っている。このように合金板1,2を真空封入
して外部から合金板1.2の接合面を絶縁しているため
、研磨された接合面の表面状態が然間圧延時まで保持さ
れ、第゛1図の場合と同様、均一で良好な接合界面が得
られる。
1.2を積層・固定後圧延機3により冷間圧延した後加
熱し、熱間圧延しているのに対し、本実施例では合金板
1.2を積層・固定後容器5内に封入し、該容器5内部
を真空にした後、合金板1.2を加熱し、しかる後熱間
圧延を行っている。このように合金板1,2を真空封入
して外部から合金板1.2の接合面を絶縁しているため
、研磨された接合面の表面状態が然間圧延時まで保持さ
れ、第゛1図の場合と同様、均一で良好な接合界面が得
られる。
第3図は本発明の第3実施例で、合金板1,2を積層・
固定後接台面の外周を溶接6し、接合面を外部から絶縁
してい°る。このようにしても研磨された接合面の表面
状態が然間圧延時まで保持され、均一で良好な接合界面
が得られる。
固定後接台面の外周を溶接6し、接合面を外部から絶縁
してい°る。このようにしても研磨された接合面の表面
状態が然間圧延時まで保持され、均一で良好な接合界面
が得られる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。
[発明の効果]
本発明のクラッド材の製造方法によれば、(D 熱間圧
延前に合金板の接合界面を外部から絶縁しているため接
合界面が酸化せず、従って均一で良好な接合界面を得る
ことができる、<n> 接合界面が清潔なため接合界
面の接着強度が高い、 ■ 接合界面に酸化層がないため接合後に拡散処理をす
ることにより界面状態を容易に制御できる、 ■ 従来方法に比較して接合界面が良好になるため低い
圧下率でも接合が可能となる、(V) 界面強度に優
れた超塑性合金板と仙台金板のクラッド材の製造が可能
となり、超塑性合金板の強度の上昇が可能となる、 等、種々の優れた効果を秦し得る。
延前に合金板の接合界面を外部から絶縁しているため接
合界面が酸化せず、従って均一で良好な接合界面を得る
ことができる、<n> 接合界面が清潔なため接合界
面の接着強度が高い、 ■ 接合界面に酸化層がないため接合後に拡散処理をす
ることにより界面状態を容易に制御できる、 ■ 従来方法に比較して接合界面が良好になるため低い
圧下率でも接合が可能となる、(V) 界面強度に優
れた超塑性合金板と仙台金板のクラッド材の製造が可能
となり、超塑性合金板の強度の上昇が可能となる、 等、種々の優れた効果を秦し得る。
第1図は本発明のクラッド材−の製造方法の第1実施例
の説明図、第2図は同第2実施例の説明図、第3図は同
第3実施例の説明図、第4図は本発明の方法で接合した
クラッド材接合界面の説明用写真、第5図は従来の方法
で接合したクラッド材接合界面の説明用写真である。 図中1は超塑性合金板、2は超塑性合金板以外の合金板
、3.4は圧延機、5は容器、6は溶接を示す。 特 許 出 願 人 石川島播磨重工業株式会社 手続補正書(方式) 1.事件の表示 昭和60年 特 許 願 第174611号2、発明の
名称 クラッド材の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 (009)石川島播@重工業株式会社 4、代理人。 東京都千代田区内神田三丁目5番3号 (外1名) 5、補正命令の日付 昭和60年10月9日 (発送日60・10・29)t
「“ −− 乙補正の内容 明細書の図面の簡単な説明の欄の補正 第8頁第2°行乃至同第5行における 「第4図は・・・である。」 を下記の如く補正する。 「第4図は本発明の方法で接合したクラッド材接合界面
にあける金属組織を示す写真、第5図は従来の方法で接
合したクラッド材接合界面における金属組織を示す写真
である。」 以上
の説明図、第2図は同第2実施例の説明図、第3図は同
第3実施例の説明図、第4図は本発明の方法で接合した
クラッド材接合界面の説明用写真、第5図は従来の方法
で接合したクラッド材接合界面の説明用写真である。 図中1は超塑性合金板、2は超塑性合金板以外の合金板
、3.4は圧延機、5は容器、6は溶接を示す。 特 許 出 願 人 石川島播磨重工業株式会社 手続補正書(方式) 1.事件の表示 昭和60年 特 許 願 第174611号2、発明の
名称 クラッド材の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 (009)石川島播@重工業株式会社 4、代理人。 東京都千代田区内神田三丁目5番3号 (外1名) 5、補正命令の日付 昭和60年10月9日 (発送日60・10・29)t
「“ −− 乙補正の内容 明細書の図面の簡単な説明の欄の補正 第8頁第2°行乃至同第5行における 「第4図は・・・である。」 を下記の如く補正する。 「第4図は本発明の方法で接合したクラッド材接合界面
にあける金属組織を示す写真、第5図は従来の方法で接
合したクラッド材接合界面における金属組織を示す写真
である。」 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)積層・固定した超塑性合金板とそれ以外の合金板と
の接合面を外部から絶縁し、しかる後熱間圧延を行うこ
とを特徴とするクラッド材の製造方法。 2)積層・固定した超塑性合金板とそれ以外の合金板と
の接合面を外部から絶縁するために、積層・固定した超
塑性合金板とそれ以外の合金板を冷間圧延する特許請求
の範囲第1)項に記載のクラッド材の製造方法。 3)積層・固定した超塑性合金板とそれ以外の合金板と
の接合面を外部から絶縁するために、積層・固定した超
塑性合金板とそれ以外の合金板を真空容器内に封入する
特許請求の範囲第1)項に記載のクラッド材の製造方法
。 4)積層・固定した超塑性合金板とそれ以外の合金板と
の接合面を外部から絶縁するために、積層・固定した超
塑性合金板とそれ以外の合金板の接合面外周部を溶接し
た特許請求の範囲第1)項に記載のクラッド材の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17461185A JPS6234689A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | クラツド材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17461185A JPS6234689A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | クラツド材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6234689A true JPS6234689A (ja) | 1987-02-14 |
Family
ID=15981614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17461185A Pending JPS6234689A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | クラツド材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6234689A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02160620A (ja) * | 1988-12-15 | 1990-06-20 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 半水石膏の水和方法 |
CN102896404A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-01-30 | 河北钢铁集团有限公司 | 层压金属复合坯料的制备方法 |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP17461185A patent/JPS6234689A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02160620A (ja) * | 1988-12-15 | 1990-06-20 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 半水石膏の水和方法 |
JPH0581529B2 (ja) * | 1988-12-15 | 1993-11-15 | Mitsui Toatsu Chemicals | |
CN102896404A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-01-30 | 河北钢铁集团有限公司 | 层压金属复合坯料的制备方法 |
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