JPS6234649Y2 - - Google Patents

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JPS6234649Y2
JPS6234649Y2 JP18166882U JP18166882U JPS6234649Y2 JP S6234649 Y2 JPS6234649 Y2 JP S6234649Y2 JP 18166882 U JP18166882 U JP 18166882U JP 18166882 U JP18166882 U JP 18166882U JP S6234649 Y2 JPS6234649 Y2 JP S6234649Y2
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JP
Japan
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tool
chuck
cylinder
insertion hole
spindle
Prior art date
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JP18166882U
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JPS5986903U (ja
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ツールの長さおよび外径寸法を測
定するツールプリセツタのチヤツク装置に関する
ものである。
マシニングセンタのツールマガジンにセツトさ
れるツールは、第1図に示すように、シヤンク1
の端にテーパシヤンク2を形成し、このテーパシ
ヤンク2の端にプルスタツド3が設けてある。
このようなツールは、通常、切削部の長さ寸法
および外径寸法を測定したのち、マシニングセン
タのツールマガジンにセツトするようにしてお
り、その寸法測定に際してツールプリセツタを使
用している。
ここで、ツールプリセツタは、第2図に示すよ
うに、プリセツタテーブル10の一側部にツール
支持用スピンドル22を設け、上記テーブル10
の上面にはスピンドル22の方向に移動可能なベ
ース11を載置し、このベース11から起立する
支柱12に沿つて昇降可能なブラケツト13にツ
ール切削部の長さ測定用インジケータ14と直径
測定用インジケータ15とを取付け、前記ベース
11をテーブル10の他側部に設けた横送りハン
ドル16で移動せしめ、ブラケツト13をその側
部に支持した昇降用ハンドル17で上下動させる
ようにしている。
このツールプリセツタを使用するツール切削部
の寸法測定は、スピンドル22の内側に第1図で
示すツールのテーパシヤンク2を挿入してツール
切削部をスピンドル22上に起立させたのち、横
送りハンドル16および昇降用ハンドル17の回
動操作によりベース11およびブラケツト13を
移動せしめ、それぞれのインジケータ14,15
の接触子14′,15′がツール切削部に当接した
とき、ハンドルの回動操作を停止してそのときの
高さ目盛18および直径目盛19を読み取るよう
にする。
ところで、ツール切削部の寸法測定において、
スピンドル22に挿入したツールの支持が不安定
であると、寸法測定が不正確になるため、一般に
はスピンドル22の内側下部にチヤツク30を取
付け、このチヤツク30でツールのプルスタツド
3を挾持して引き下げるようにしている。しか
し、従来のチヤツク30は手動操作であるため、
チヤツキングに手間がかかり、またツールの引き
下げ力に強弱が生じて測定条件が一定せず、測定
誤差が大きいという欠点がある。
そこで、この考案は上記の欠点を解決し、ツー
ルの支持が簡単で、しかもツールに一定の引き下
げ力を付与することができるようにしたチヤツク
装置を提供することを目的としている。
この考案の構成は、スピンドルの内側下部に設
けたチヤツクをスピンドルに対して回り止めされ
た筒体と、この筒体の内側にスライド可能に挿入
され、かつこの筒体に対して回り止めされたコレ
ツトとで形成し、前記筒体の下端にシリンダを取
付け、このシリンダ内のピストンをコレツトに連
結し、上記ピストンの上下動によりコレツトを昇
降動させてスピンドルの内側に挿入したツールの
プルスタツドをコレツト上部で挾持して引き下げ
るようにしたものである。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第3図および第4図に示すように、スピンドル
支持体20は、プリセツタテーブル10の側部に
取付けられる。この支持体20は、スピンドル挿
入孔21を備え、このスピンドル挿入孔21にツ
ール支持用の筒状スピンドル22を挿入して回転
可能に支持してある。
スピンドル22の内側には、シヤンク挿入孔2
3と、この挿入孔23の下方にチヤツク挿入孔2
4とが同心に形成され、上記チヤツク挿入孔24
にチヤツク30が設けてある。
チヤツク30は、筒体31の内側にコレツト3
2を挿入しており、上記筒体31がチヤツク挿入
孔24に挿入され、スピンドル22の内周下部か
ら内方に突出するピン33を筒体31の外周下部
に形成した縦長孔34に挿入して上記筒体31の
昇降量を制限し、かつスピンドル22に対して回
り止めしてある。また、筒体31の外周下部には
ねじ35が形成され、このねじ35にねじ合わせ
た昇降用ナツト36がスピンドル22の下部に回
転可能に、かつ軸方向に非可動に支持され、上記
ナツト36を回動すると、筒体31が上下動する
ようになつている。
前記コレツト32の外周下部には縦長孔37が
形成され、この縦長孔37に挿入したピン38を
筒体31で支持してコレツト32の軸方向の移動
量を制限し、かつコレツト32を筒体31に対し
て回り止めしてある。このコレツト32は上端か
ら下端部に至る軸方向のスリツト39を複数形成
して先端部の開口を縮径可能な構成としてあり、
その開口の内周にプルスタツド3に対する係合用
のフランジ40を形成し、かつ外周に環状突出部
41を設け、この突出部41の下端をテーパ42
としている。
いま、コレツト32を引き下げて上端の環状突
出部41を筒体31の内周上端に設けた環状膨出
部42に係合させると、コレツト32の上端が縮
径し、またコレツト32を引き上げて環状突出部
41を環状膨出部42に対して非係合の位置まで
上昇させると、コレツト32の上端が自己の弾力
で第3図の鎖線イで示すように拡径するようにな
つている。
前記コレツト32の内側には、突き上げ棒43
が同心に設けられ、コレツト32の上方向の移動
時にスピンドル22で支持されたツールのプルス
タツド3の下面に上記突き上げ棒43が衝合して
ツールを押し上げるようになつている。
筒体31の下端にはシリンダ50が接続され、
このシリンダ50の内側にピストン51が設けら
れ、上記ピストン51の上面から起立するロツド
52がコレツト32に接続されている。シリンダ
50の内側は上記ピストン51によつて上室53
と下室54とに仕切られ、その上室53に連通す
る第1通路55の流出入ポート56がロツド52
に同心に形成され、上記ポート56にクツシヨン
リング57が取付けてある。一方ピストン51の
上面にはクツシヨンリング57の内側に侵入可能
な突出部58が形成してあり、ピストン51が上
昇して突出部58がリング57の内側に侵入する
と、上室53の内部の流体は絞り通路59から第
1通路55に流れるようになつており、その絞り
通路59に絞り弁60が設けてある。また、下室
54には第2通路61が連通し、この第2通路6
1と前記第1通路55の端部は、シリンダ50の
下部に接続したロータリージヨイント62の外周
下部で開口している。ロータリージヨイント62
の外周にはロツド63が接続され、そのロツド6
3の先端をプリセツタの側面に固定したブロツク
64の縦溝65に挿入してロータリージヨイント
62を回り止めしている。
実施例で示すチヤツク装置は上記の構造から成
り、このチヤツク装置は、スピンドル22のシヤ
ンク挿入孔23に被測定用ツールのテーパシヤン
ク2を挿入したのち、チヤツク30を操作してツ
ールのプルスタツド3を挾持し、かつ引き下げて
ツールを支持するものである。
いま、スピンドル22のシヤンク挿入孔23に
ツールのテーパシヤンク2を挿入すると、プルス
タツド3が第3図の鎖線位置イで示すコレツト3
2の先端部内側に臨むようになる。そこで、シリ
ンダ50の第1通路55に流体を供給してピスト
ン51を下降させると、このピストン51と共に
コレツト32が下降する。コレツト32の突出部
41が筒体31の膨出部42の内側に嵌り込む位
置までコレツト32が下降すると、コレツト32
の先端の開口が縮径してフランジ40がプルスタ
ツド3の上面外周に係合し、上記コレツト32の
下降によつてツールが引き下げられ、テーパシヤ
ンク2の外周がシヤンク挿入孔23の内周に密着
する。その密着力は、第1通路55に供給する流
体の供給圧力に関係し、上記供給圧力を設定圧力
に保持することによつて、ツールに一定した引き
下げ力を付与することができ、常に一定の支持条
件のもとでツール切削部の寸法測定を行なうこと
ができる。
ところで、ツールの寸法測定の際、スピンドル
22を回動する必要があり、上記スピンドル22
を回転すると、シリンダ50も共に回るが、この
シリンダ50に接続したロータリージヨイント6
2は回り止めされているため、流体供給用ホース
がねじれる等の不都合がなく、ツールの寸法測定
を確実に行なうことができる。
なお、寸法測定ののち、第2通路61に流体を
供給してピストン51を上昇させると、コレツト
32が上昇してプルスタツド3の挾持を解除し、
ピストン51の突出部58がクツシヨンリング5
7の内側に侵入して絞り通路59から流体が流れ
るとピストン51が緩速度で移動し、そのとき突
き上げ棒43がプルスタツド3の下面に当接して
これを押し上げ、ツールの取り外しを容易とす
る。
以上のように、この考案は、チヤツクを構成す
る筒体の下端にシリンダを取付け、このシリンダ
の内部に設けたピストンを筒体の内側に挿入した
プルスタツド挾持用のコレツトに接続し、上記シ
リンダの内部に流体を供給して上記コレツトを上
下動させるようにしたので、スピンドルの内側に
挿入したツールを簡単に保持することができ、し
かも流体の供給圧を設定圧に保持することによつ
てツールに一定した引き下げ力を付与することが
できるので、常に一定の支持条件のもとでツール
切削部の寸法測定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はツールのシヤンク部を示す正面図、第
2図は同上ツールの切削部の寸法を測定するツー
ルプリセツタの一部切欠正面図、第3図はこの考
案に係るチヤツク装置の一実施例を示す縦断正面
図、第4図は同上の底面図である。 22……スピンドル、23……シヤンク挿入
孔、24……チヤツク挿入孔、30……チヤツ
ク、31……筒体、32……コレツト、50……
シリンダ、51……ピストン、52……ロツド、
62……ロータリージヨイント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転可能に支持された筒状スピンドルの内側上
    部にシヤンク挿入孔を形成し、かつこの挿入孔の
    下方にチヤツク挿入孔を設け、上記シヤンク挿入
    孔に挿入したツールシヤンクのプルスタツドをチ
    ヤツク挿入孔に設けたチヤツクで挾持して引き下
    げるようにしたツールプリセツタにおいて、前記
    チヤツクをチヤツク挿入孔にスライド可能に挿入
    され、かつスピンドルに対して回り止めされた筒
    体と、この筒体の内側にスライド可能に挿入さ
    れ、かつ筒体に対して回り止めされたプルスタツ
    ド挾持用のコレツトとで形成し、前記筒体の端部
    にはロータリジヨイントを有するシリンダを取付
    け、このシリンダ内部に設けたピストンのロツド
    を前記コレツトに連結し、上記ピストンによつて
    仕切られたシリンダ内部の上室および下室に連通
    する通路をロータリージヨイントの外周部で開口
    せしめ、上記ロータリージヨイントを非回転に支
    持したことを特徴とするツールプリセツタにおけ
    るチヤツク装置。
JP18166882U 1982-11-30 1982-11-30 ツ−ルプリセツタにおけるチヤツク装置 Granted JPS5986903U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18166882U JPS5986903U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 ツ−ルプリセツタにおけるチヤツク装置

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JP18166882U JPS5986903U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 ツ−ルプリセツタにおけるチヤツク装置

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Publication Number Publication Date
JPS5986903U JPS5986903U (ja) 1984-06-12
JPS6234649Y2 true JPS6234649Y2 (ja) 1987-09-03

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ID=30393613

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JP18166882U Granted JPS5986903U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 ツ−ルプリセツタにおけるチヤツク装置

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DE3447595A1 (de) * 1984-12-28 1986-07-03 Maho Werkzeugmaschinenbau Babel & Co, 8962 Pfronten Werkzeug-spannvorrichtung fuer insbesondere fraes- und bohrmaschinen

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JPS5986903U (ja) 1984-06-12

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