JPS6234279Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234279Y2 JPS6234279Y2 JP2047981U JP2047981U JPS6234279Y2 JP S6234279 Y2 JPS6234279 Y2 JP S6234279Y2 JP 2047981 U JP2047981 U JP 2047981U JP 2047981 U JP2047981 U JP 2047981U JP S6234279 Y2 JPS6234279 Y2 JP S6234279Y2
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- JP
- Japan
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- pressure
- air chamber
- liquid
- pressure measuring
- gas
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- Expired
Links
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、流管内を流れる液体の圧力を測定す
るための圧力測定装置に関し、特に高温液体が流
れる流管に適用して好適な圧力測定装置に関する
ものである。
るための圧力測定装置に関し、特に高温液体が流
れる流管に適用して好適な圧力測定装置に関する
ものである。
流管内を流れる流体の圧力を測定する方法とし
ては各種の方法があるが、その一つに圧力伝達媒
体としてシリコンオイルを使つたダイヤフラムシ
ール圧力計を流管に付設する方法がある。しかる
に、このようなダイヤフラムシール圧力計による
方法は、流体が高温液体である場合、計測を長期
間にわたつて行なうには問題がある。すなわち、
被測定液体の温度が200℃以上であると、ダイヤ
フラム内に封入されてるシリコンオイルが徐々に
ではあるが変質してしまい、長期間にわたつて正
確な圧力伝達がなされなくなるという不具合があ
る。これは測圧用ダイヤフラムを介してシリコン
オイルが加熱されるために、比重ならびに蒸気圧
などが変化し、この変化が圧力計をして誤差を起
こさせる原因となるからである。
ては各種の方法があるが、その一つに圧力伝達媒
体としてシリコンオイルを使つたダイヤフラムシ
ール圧力計を流管に付設する方法がある。しかる
に、このようなダイヤフラムシール圧力計による
方法は、流体が高温液体である場合、計測を長期
間にわたつて行なうには問題がある。すなわち、
被測定液体の温度が200℃以上であると、ダイヤ
フラム内に封入されてるシリコンオイルが徐々に
ではあるが変質してしまい、長期間にわたつて正
確な圧力伝達がなされなくなるという不具合があ
る。これは測圧用ダイヤフラムを介してシリコン
オイルが加熱されるために、比重ならびに蒸気圧
などが変化し、この変化が圧力計をして誤差を起
こさせる原因となるからである。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、流管の管壁に気室を形成する立上り部と、こ
の気室の上流側に気体パージ口を設けるという、
きわめて簡単な構成により、高温液体が流れる流
管内の圧力を長期にわたつて安定に計測できる圧
力測定装置を提供するものである。以下、その構
成などを図に示す実施例によつて詳細に説明す
る。
で、流管の管壁に気室を形成する立上り部と、こ
の気室の上流側に気体パージ口を設けるという、
きわめて簡単な構成により、高温液体が流れる流
管内の圧力を長期にわたつて安定に計測できる圧
力測定装置を提供するものである。以下、その構
成などを図に示す実施例によつて詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る圧力測定装置の要部を示
す断面図と気体パージ口の断面図である。これら
の図において、符号1で示すものは高温液体2が
流れる流管を示し、本実施例では流管1a,1b
間に介装した例を示す。3はこの流管1の上壁に
枝管状に形成された立上り部で、この立上り部3
によつてその内部に気室4を形成している。この
立上り部3の上部開口端には、測圧用ダイヤフラ
ム5内に圧力伝達媒体としてのシリコンオイル6
を封入した圧力検出端7が設けられている。そし
て、この圧力検出端7は、キヤピラリー8を介し
て圧力計本体9の一方のダイヤフラム室9aに接
続され、他方のダイヤフラム室9bは大気圧測定
口9cによつて大気に開放されている。
す断面図と気体パージ口の断面図である。これら
の図において、符号1で示すものは高温液体2が
流れる流管を示し、本実施例では流管1a,1b
間に介装した例を示す。3はこの流管1の上壁に
枝管状に形成された立上り部で、この立上り部3
によつてその内部に気室4を形成している。この
立上り部3の上部開口端には、測圧用ダイヤフラ
ム5内に圧力伝達媒体としてのシリコンオイル6
を封入した圧力検出端7が設けられている。そし
て、この圧力検出端7は、キヤピラリー8を介し
て圧力計本体9の一方のダイヤフラム室9aに接
続され、他方のダイヤフラム室9bは大気圧測定
口9cによつて大気に開放されている。
11は流管1の流壁に開口された気体パージ口
で、この気体パージ口11は前記気室4の上流
側、すなわち矢印で示す液体の流れ方向に対して
上流側に設けられている。一般に流管中を流れる
液体2内には気体が包まれているから、通常は前
記気室4内に気体を捕捉できるが、気体をほとん
ど含まない液体の場合あるいは短時間内に気室4
に気体を捕捉させたい場合は、この気体パージ口
11から不活性ガス12を供給する。
で、この気体パージ口11は前記気室4の上流
側、すなわち矢印で示す液体の流れ方向に対して
上流側に設けられている。一般に流管中を流れる
液体2内には気体が包まれているから、通常は前
記気室4内に気体を捕捉できるが、気体をほとん
ど含まない液体の場合あるいは短時間内に気室4
に気体を捕捉させたい場合は、この気体パージ口
11から不活性ガス12を供給する。
第2図は他の実施例を示す装置の断面図で、こ
の実施例は圧力計としてブルドン管形圧力計を使
つた例を示す。すなわち、前記実施例が圧力計の
測圧素子としてのダイヤフラム5を気室4に臨ま
せたのに対し、本実施例ではブルドン管13を気
室蓋体14に螺着し、その測圧子を気室4に臨ま
せたものである。そして、その他の部分について
は前記第1図に示す実施例と変るところはない。
したがつて、同一部分については同一の符号を付
し詳細な説明は省略する。
の実施例は圧力計としてブルドン管形圧力計を使
つた例を示す。すなわち、前記実施例が圧力計の
測圧素子としてのダイヤフラム5を気室4に臨ま
せたのに対し、本実施例ではブルドン管13を気
室蓋体14に螺着し、その測圧子を気室4に臨ま
せたものである。そして、その他の部分について
は前記第1図に示す実施例と変るところはない。
したがつて、同一部分については同一の符号を付
し詳細な説明は省略する。
本考案の装置は上述のように構成されているか
ら、流管1内を流れる高温液体2中には気体パー
ジ口11から気体12が放出され、この気体12
は流れと共に上昇し気室4内に貯溜される。した
がつて、液体2の圧力は気室4内の気体を介して
測圧素子、すなわち測圧用ダイヤフラム5または
ブルドン管13の測圧子に作用することになる。
このため、測圧素子には液体2が直接接触せず、
しかも測圧素子に対する液体2の熱の伝達経路
は、主に環状の立上り部3となるから、この立上
り部3による放熱作用とが相まつてシリコンオイ
ル7あるいはブルドン管の高温化を阻止すること
ができる。すなわち、気室4内の気体による対流
伝達は、立上り部3の熱伝達に較べてきわめて低
く、したがつて立上り部3の長さlを長くすれ
ば、立上り部3の外周面からの大気放熱のみで、
ダイヤフラム5の表面温度をシリコンオイルに影
響を及ぼさない温度、例えば200℃以下に保つこ
とができるし、またブルドン管等の圧力計におい
ては、定格温度以下の条件で使用できる。
ら、流管1内を流れる高温液体2中には気体パー
ジ口11から気体12が放出され、この気体12
は流れと共に上昇し気室4内に貯溜される。した
がつて、液体2の圧力は気室4内の気体を介して
測圧素子、すなわち測圧用ダイヤフラム5または
ブルドン管13の測圧子に作用することになる。
このため、測圧素子には液体2が直接接触せず、
しかも測圧素子に対する液体2の熱の伝達経路
は、主に環状の立上り部3となるから、この立上
り部3による放熱作用とが相まつてシリコンオイ
ル7あるいはブルドン管の高温化を阻止すること
ができる。すなわち、気室4内の気体による対流
伝達は、立上り部3の熱伝達に較べてきわめて低
く、したがつて立上り部3の長さlを長くすれ
ば、立上り部3の外周面からの大気放熱のみで、
ダイヤフラム5の表面温度をシリコンオイルに影
響を及ぼさない温度、例えば200℃以下に保つこ
とができるし、またブルドン管等の圧力計におい
ては、定格温度以下の条件で使用できる。
以上説明したように本考案によれば、高温液体
中に気体を供給することによつてダイヤフラム等
の測圧素子に直接液体が接触しないから、圧力伝
達媒体液を変質させることなく、長期間にわたつ
て安定した圧力測定を行なうことができる。ま
た、測圧素子への液体の付着ないし固化というこ
とがなく、したがつて感応性を一定に維持できる
という利点もある。
中に気体を供給することによつてダイヤフラム等
の測圧素子に直接液体が接触しないから、圧力伝
達媒体液を変質させることなく、長期間にわたつ
て安定した圧力測定を行なうことができる。ま
た、測圧素子への液体の付着ないし固化というこ
とがなく、したがつて感応性を一定に維持できる
という利点もある。
第1図は本考案に係る装置の一実施例を示す要
部の断面図と気体パージ口の断面図、第2図は他
の実施例を示す断面図である。 1……流管、2……液体、3……立上り部、4
……気室、11……気体パージ口。
部の断面図と気体パージ口の断面図、第2図は他
の実施例を示す断面図である。 1……流管、2……液体、3……立上り部、4
……気室、11……気体パージ口。
Claims (1)
- 流管の上壁に気室を形成する立上り部を設ける
と共に、この気室に測圧素子を臨ませ、かつ前記
気室の上流側管壁に気体パージ口を設けたことを
特徴とする高温液体流管内の圧力測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2047981U JPS6234279Y2 (ja) | 1981-02-16 | 1981-02-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2047981U JPS6234279Y2 (ja) | 1981-02-16 | 1981-02-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57134648U JPS57134648U (ja) | 1982-08-21 |
JPS6234279Y2 true JPS6234279Y2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=29818384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2047981U Expired JPS6234279Y2 (ja) | 1981-02-16 | 1981-02-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6234279Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0515072Y2 (ja) * | 1985-10-01 | 1993-04-21 | ||
JPS62138733A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-22 | Mitsubishi Metal Corp | 閉鎖空間の圧力測定方法とその装置 |
-
1981
- 1981-02-16 JP JP2047981U patent/JPS6234279Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57134648U (ja) | 1982-08-21 |
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