JPS6234251Y2 - - Google Patents

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JPS6234251Y2
JPS6234251Y2 JP1983021564U JP2156483U JPS6234251Y2 JP S6234251 Y2 JPS6234251 Y2 JP S6234251Y2 JP 1983021564 U JP1983021564 U JP 1983021564U JP 2156483 U JP2156483 U JP 2156483U JP S6234251 Y2 JPS6234251 Y2 JP S6234251Y2
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JP
Japan
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pendulum
brake plate
plate
braking
optical system
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JP1983021564U
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JPS58138014U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動水準儀の光学系内に設けた補
償用振子の制動装置の改良に関するものである。
自動水準儀の光学系内には、重力方向と一定関
係を保つために吊られたレンズ又は反射鏡、プリ
ズムを取付けた補償用振子が存在する。この振子
は外部からの種々な振動に対して充分安定する必
要があり、そのために振子の制動装置を設ける必
要がある。
出願人は、先に実用新案登録第1033941号(実
用新案出願公告昭48−24269)にかかる自動水準
儀の振子の制動装置の考案をした。この考案は第
3図、第4図に示すように振子1の制動方向と平
行に制動板5を振子に取付け、長方形の磁石6,
7を互に磁極が逆になるように該制動板をはさん
で対接させ、磁石の相対する辺の両側6′,7′は
夫々集中磁化させて構成した自動水準儀の補償用
振子の制動装置であり、2は鏡枠、3は吊糸、4
は外筐であつて、上記の考案においては、磁石の
磁化を対接辺の角6′及7′に集中磁化させること
により、漏洩磁束を激減させ、制動空間に磁束を
集中させることができるため、制動効果を飛躍的
に向上させることができた。
然し乍ら上記公知の制動装置の振子は第3図に
於て前後方向に振られる。同時に左右方向にも振
られることになる。而して上記考案の集中磁化に
よる制動は上記振子の左右方向の振揺のため、完
全な制動力が働くまでに時間がかかる欠点があつ
た。即ち上記振子の前後方向、左右方向の振揺は
ベクトル合成となつて、現われるからである。こ
の考案は振子の左右方向の振揺を無くすことがで
き従つて前後方向のみの振揺とすることができ制
動を迅速におこなうことができ且制動力を強化す
ることができる自動水準儀の振子の制動装置を提
供することを目的とするものである。
図面に示す実施例についてこの考案を説明すれ
ば次の通りである。
第1図において11は対物レンズであり、その
後方に反射鏡12、反射鏡12の上方にプリズム
13、反射鏡12及びプリズム13の後方に無焦
点レンズ14、その後方に焦点鏡15、その後方
に接眼レンズ16を位置させた視準光学系を構成
する。猶プリズム13と無焦点レンズ14との間
に筐体20から吊糸19により振子18を垂下
し、振子18には対物レンズ11の光軸上に反射
鏡17が固定されている。上述の振子18は制動
装置により制動される。
本考案の制動装置は、第2図に示すように2箇
の希土類金属を材質とする磁石21,22を鉄板
23上に平行に配置固定する。而して上記磁石が
望遠鏡光学系内において光学系軸(X−X)と直
交するように位置させる。
第2図は振子18の下面に制動板取付子26を
垂下し、その先端に制動板24を固定し、制動板
24の上方に制動板24と間隔を存して鉄板27
を外筐20に固定し、その孔28に上記制動板取
付子26を貫通させる。第2図の場合は第2図点
線に示す磁場を形成する。
本考案においては、希土類金属を材質とする2
ケの磁石21,22と鉄板23とにより形成され
たコ状磁石は光軸X−Xの方向に対し、磁極をN
極、S極と配列し、制動板を水平方向に配し、前
記制動板24を介して制動し、更に鉄板を配置し
て磁力線の透磁力をを大にした。即ち磁力線は磁
石21から出て制動板24を通過し、鉄板27に
入り込み制動板24の反対側から出て再び制動板
24を通過し、磁石22に入り磁力線ループを形
成する。さらに鉄板27を磁石21,22と対向
して配置したことにより磁極間の空間隙(エアー
ギヤツプ)を小さくして磁力線の減少を少くし、
制動板24の動作と反対の反力が制動板24に働
くようにした。
振子18が前後方向(P−P方向)に振揺す
る。この場合前記の如く磁場が形成されているた
め、振子は左右方向の振揺を制動されると共に前
後方向の振揺が制動される。従つて振子は振揺さ
れない状態で垂下され制動が迅速となるのみなら
ず、制動板の動作と反対に2倍の反力即ち制動力
が働き、制動効果を2倍に高めることにより、そ
の制動力は強化される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は視準光学系の光路図、第2図は本装置
の実施例の斜視図、第3図は公知の振子の制動装
置の正面図、第4図は公知の磁石の配置図であ
る。 18……振子、20……筐体、21,22……
磁石、23……鉄板、24……制動板、25……
間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動水準儀の磁石制動装置において、希土類金
    属を材質とする2ケの磁石の磁極を鉄板上に平行
    に配置し、望遠鏡光学系内においては、前記磁石
    が望遠鏡光学系軸と直角方向に向くように配置さ
    れ、外筐から吊つた補償振子の下面に制動板取付
    子を垂下し、その先端に制動板を取付け、制動板
    の上方に制動板と間隔を保持して鉄板を外筐に取
    付け、その孔に上記制動板取付子を貫通させてな
    る自動水準儀の振子の制動装置。
JP2156483U 1983-02-18 1983-02-18 自動水準儀の振子の制動装置 Granted JPS58138014U (ja)

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JP2156483U JPS58138014U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動水準儀の振子の制動装置

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JP2156483U JPS58138014U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動水準儀の振子の制動装置

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Publication Number Publication Date
JPS58138014U JPS58138014U (ja) 1983-09-17
JPS6234251Y2 true JPS6234251Y2 (ja) 1987-09-01

Family

ID=30033681

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JP2156483U Granted JPS58138014U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動水準儀の振子の制動装置

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JPS58138014U (ja) 1983-09-17

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