JPS6234111A - レンズフオ−カシング装置 - Google Patents

レンズフオ−カシング装置

Info

Publication number
JPS6234111A
JPS6234111A JP17363185A JP17363185A JPS6234111A JP S6234111 A JPS6234111 A JP S6234111A JP 17363185 A JP17363185 A JP 17363185A JP 17363185 A JP17363185 A JP 17363185A JP S6234111 A JPS6234111 A JP S6234111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
lens
cam
barrel
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17363185A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kashiwara
柏原 隆司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17363185A priority Critical patent/JPS6234111A/ja
Publication of JPS6234111A publication Critical patent/JPS6234111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、投写型テレビ受像機などに用いられる拡大投
写用レンズのフォーカシング装置に関するものである。
従来の技術 近年、小型陰極線管に映出される映像を投写レンズを用
いてスクリーン上に拡大投影して大画面を得るいわゆる
投写型テレビが急速に普及しつつある。このような投写
型テレビには、スクリーン上に明るい投影像を得るため
に大口径の投写レンズが使用されている。所定の位置に
あるスフIJ +ンに投影像を結像させるためには、機
器組立て後に必ずレンズのフォーカス調整が必要であり
、調整後はフォーカスがずれないように確実に固定しな
ければならない。
第6図は従来のフォーカシング装置の一例を示したもの
である。21は外鏡筒であり、この外鏡筒21の内部に
前後方向に摺動自在および回転自在に内鏡筒22が収納
されている。内鏡筒22の外周前後2ケ所には凹形状の
溝が全周を取り巻いて形成され、この凹形溝23にOリ
ング24が装着されている。Oリング24の最大外径部
は外鏡筒21の内周壁面に摺接し、このOリング24を
介在して外鏡筒21の内洞部を内鏡筒22が前後にスラ
イドおよび回転するように構成されている。
なお、外鏡筒21の内径と内鏡筒22の外径寸法を精度
よく仕上げて良好な嵌合摺動状態を得れば、Oリング2
4は省略することが出来る。
また、外鏡筒22の外壁面には螺線状のカム孔21a、
21bが夫々1SoO離れだ回転対称位置に形成されて
いる。なお、カム孔21a、21bは、カム孔幅は異な
ることがあってもカム変位曲線は同一である。
25は内鏡筒22を回動させるだめの操作レバーでカム
孔21aを貫通して外部に突出している。
操作レバー26はカムフォロア軸を兼ねており、外径中
央部とカム孔21aの壁面とが嵌合摺接している。操作
レバー26には、先端部にこれを内鏡筒に植設するため
の雄ネジと、上部には蝶ナツト26を螺合させるための
雄ネジ部が形成されている。フォーカス調整後は、この
蝶ナツト26と内鏡筒外壁とで外鏡筒21の外壁を挟締
して内鏡筒22が動かないように固定する。
操作レバー26と反対側にもカム孔21bに嵌合摺接す
るようカムフォロワビン27が内鏡筒22外壁に植設さ
れている。
フォーカシングを行うには、操作レバー25を持って内
鏡筒を回転させれば、操作レバー25゜カムフォロアビ
ン27がカム孔21a、21bに沿って摺動し、内鏡筒
22は回転しつつ前後方向に移動する。このように、投
写レンズ全体、または一部のレンズ群を前後動させるこ
とによってフォーカス調整を行う。
さて、内鏡筒の嵌合長さに較べて、鏡筒の径が大きな場
合は、カムが外周の一ケ所のみでは片押し状態の傾向が
顕著になり、内鏡筒の前後動がぎこちない動きとなる。
とのような場合には、従来例に示したように、外周の相
対向する位置2ケ所にカムを設けて作用力の均衡を計り
、内鏡筒が滑かに移動できるように構成している。しか
るに、この場合は、共働する2ケ所のカムのカム曲線が
高い精度で一致していることが必要で、そのためには高
い加工精度が必須である。
本発明は、加工誤差により両者のカムのカム曲線に必要
以上の誤差が生じても、コジリがなく滑かなカムの摺動
を得んとするものである。
発明が解決しようとする問題点 以上述べたように構成された従来のフォーカシング装置
においては、カムの加工に高い精度が要求される。カム
とカムフォロワ軸とが密接に摺接しているほど高い加工
精度が必要であり、不満足な誤差があるとカムとカム7
オロワ軸との間にコジリが生じて滑かな摺動が損なわれ
、駆動に不必要な力を要し、調整が困難になる。このよ
うな事態を避けるため、どちらか一方のカムにはカム孔
とカム軸とが密接しないように若干の間隙をとり、カム
孔の精度に誤差が生じてもコジリが発生しないようにし
ている。しかし、このようにすると、内鏡筒を回転させ
ることで発生する駆動力は片側のカムのみに依存するた
め、やはり片押し状態となり、滑かな駆動ということに
ついては問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、互いに同じ変位曲
線であるべき駆動カム間に寸法誤差が生じてもコジリの
発生がなく且つ滑かな操作が行え、カム精度に大きな許
容度があるレンズフォーカシング装置を提供するもので
ある。
問題点を解決するだめの手段 上記したような問題点を解決干るために、本発明のレン
ズフォーカシング装置では、カム孔とカムフォロワ軸と
を直接接触させず、両者の間に弾性体を介在させ、加工
寸法誤差をこの弾性体の弾性変形にて吸収させ、カム孔
とカムフォロワ軸とのコジリの発生を無くし、滑かな駆
動を得るようにしたものである。
作  用 本発明によれば、加工誤差により両者のカム変位量に多
少の差が生じてもコジリが無く滑かな摺動が得られるも
のである。このため、カム孔とカムフォロワ軸とを直接
接触させず、径方向に弾性変形する中空の摺接スリーブ
を、カムフォロワ軸に覆挿し、との摺接スリーブがカム
孔と摺接するよう装着する。摺接スリーブのカム孔と嵌
合摺接する径部は、カム孔の幅より少し大きめの径寸法
に仕上げ、取り付けの時には、摺接径部を少し楕円状に
変形させ、カム孔に圧触するよう挿入する。
したがってカム孔と摺接スリーブとは、たえず隙間なく
密着して摺動する。この様に構成することで、両者のカ
ム孔の仕上り寸法に多少の誤差があっても、摺接スリー
ブの弾性変形部分が撓み、誤差を吸収するので、コジリ
がなく滑かな摺動が得られる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。第1図は本発明の一実施例を採用した投写レ
ンズの断面図を示したものである。
図面中において、1は外鏡筒で、外壁面には第2図に示
すように、互いに対向する位置に第1および第2のカム
孔1a、1bが穿設されている。この第1.第2のカム
孔1a、1bは同一のカム変位曲線を有する。外鏡筒1
の空洞内には内鏡筒2が前後動および回転自在に収納さ
れている。内鏡筒2の外周前後2ケ所には外鏡筒1空洞
内周壁と摺接する凸部2a、2bが形成され、外鏡筒1
と内鏡筒2どは良好な嵌合状態で摺動、回転するように
仕上げられている。
さて、内鏡筒2には左より夫々第ルンズL1゜第2レン
ズL2.・・・・・・第7レンズL7が装着されている
。また外鏡筒1の後部には第8レンズL8が装着されて
いる。フォーカシング調整は、内鏡筒2を回転摺動させ
て第7レンズL7と第8レンズL8との間隔を加減する
ことによって行う。
第3図は摺接スリーブとこの摺接スリーブ3を内鏡筒2
の外壁に植設する取付ネジ4を示したものであり、第4
図は取付ネジ4を摺接スリーブ3に挿入した時の状態を
示している。取付ネジ4と摺接スリーブ3とは上下2ケ
所で嵌合しており、中間部には空間域5が形成されてい
る。また摺接スリーブ3の中央付近には帯状凸部3aが
形成され、この部分に外側より圧力を加えると断面形状
を楕円形に変形させることができる。帯状凸部3aの径
等は第1のカム孔(又は第2のカム孔)の幅nより若干
大きい寸法に形成されている。上記第1のカム孔1aを
貫通して、内鏡筒2の外壁に植設する時には、この帯状
凸部3aを少し楕円形状に変形させて第1のカム孔1a
に圧触するよう挿置する。したがって、第1のカム孔1
aと摺接スリーブ3とは隙間なく密接するので一切ガタ
は発生しない。
さて、第2のカム孔1b側には内鏡筒2の外壁面に六角
形の角穴2Cが形成され、この角穴2Cの中に角穴2C
と同形の六角形をしたロックナツト6が挿置されている
。ロックナツト6の中央には雌ネジ孔があけられ雌ネジ
が形成されている。
ロックナツト6は、角穴2Cの中で回転は不可能である
。まだ、角穴2Cの中央には後述する駆動軸子を植設す
るだめの雌ネジ2dが形成されている。内鏡筒2を外鏡
筒1に挿置したのち、第2のカム孔1b側よυ駆動軸7
を差し入れ、上記の雌ネジ2dにねじ込んで、内鏡筒2
の外壁に植設固定する。
第5図はロックボルト8を示しだものである。
その中心部には駆動軸7が嵌入する中空孔8aが設けら
れている。ロックボルト8は、駆動軸子に挿合した時に
これを軸として回転自在である。また、先端部には雄ネ
ジ8bが形成され、これはロックナツト6に形成されて
いる雌ネジと螺合する。さらに、雄ネジ8bの上側には
第2のカム孔1bと摺接する摺接部8Cとロックボルト
8を回し込んだときにロックナツト6と共働して外鏡筒
壁面を締め付ける役目を果す段差部ad、およびフォー
カシング調整の時に指でつまむ部分である指握部8e形
成されている。
次に以上のように構成されたフォーカシング装置の動作
について説明する。
フォーカシング調整を行う時には、まずロックボルトの
指握部8eを持って左まだは右回転方向に力を加える訳
であるが、ロックボルト8と内鏡筒2は駆動軸7を介し
て連結しており、ロックボルト8を第2のカム孔1b内
に沿って摺動させると内鏡筒2は回転しつつ軸方向に前
後動する。同時に、摺接スリーブ3も第1のカム孔1a
内を摺動して内鏡筒2を軸方向に動かす分力を発生する
この摺動時において、両者のカム間に寸法誤差による変
位量の偏差が発生しても、摺接スリーブの径方向の弾性
変形によって変位量偏差を吸収できるので、従来例で述
べたようにカムフォロワビンをカム孔に密接させて摺動
させる時に生ずるようなコジリが発生しない。したがっ
て、滑かな摺動が可能であり、不要な力を要しないので
微調整が容易に行なえる。
調整後の内鏡筒2の固定は、以下のように行う。
ロックナツト6とロックボルト8は螺合している。
まだ、ロックナツト6は角孔2Cに嵌入しているので回
転は不能であり、ロックボルト8を締り方向に回すと、
雄ネジ8bの根元側に寄って来る。
この操作により、ロックナツト6とロックボルトの段差
部8dとで外鏡筒1の外壁を挟締してロックボルト8の
動きを固定する。ロックボルト8が固定されると、これ
と連結している内鏡筒2も回転不能となり、フォーカス
調整が完了する。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、カム孔とカムフォロワ
軸とを直接摺接させるのではなく両者の間に弾性体を介
在させているので、共に同一変位曲線であるべき複数の
カム間において加工誤差などにより互いの変位量に偏差
が生じてもこの弾性体の弾性変形で吸収でき、カム孔と
カムフォロワ軸とを直接摺接させている時に発生するコ
ジリを解消できる。これにより、きわめて滑らかなカム
駆動が行える。また、このように滑らかに動くために微
妙外力のコントロールが可能であり、フォーカスの微調
整が速かにしかも容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるレンズフォーカシン
グ装置を使用した投写レンズの断面図、第2図はその外
鏡筒とその外周に形成されたカム孔を示した斜視図、第
3図はその摺接スリーブと取付ネジの詳細図、第4図は
その摺接スリーブと取付ネジとを挿合した状態を示す断
面図、第6図はそのロックボルトの断面詳細図、第6図
は従来例のレンズフォーカシング装置を使用した投写レ
ンズの断面図である。 1・・・・・・外鏡筒、2・・・・・・内鏡筒、3・・
・・・・摺接スリーブ、4・・・・・・取付ネジ、6・
・・・・・ロックナツト、7・・・・・・駆動軸、8・
・・・・・ロックボルト、L1〜L8・・・・・・レン
ズ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 第3図 第5図 β

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の鏡筒と、この第1の鏡筒内部で前後方向に移動自
    在および回転自在な第2の鏡筒と、上記第1の鏡筒の周
    壁面に穿設されたフォーカシングカム孔と、上記フォー
    カシングカム孔の孔幅より若干大き目の径方向に弾性変
    形可能な径部を有する摺接スリーブと、上記摺接スリー
    ブを上記第2の鏡筒外壁に取付ける取付部材とを有し、
    上記摺接スリーブの弾性変形可能な径部を変形させて上
    記フォーカシングカム孔に挿置摺接せしめ、このフォー
    カシングカム孔に沿って摺動するようにしたことを特徴
    とするレンズフォーカシング装置。
JP17363185A 1985-08-07 1985-08-07 レンズフオ−カシング装置 Pending JPS6234111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17363185A JPS6234111A (ja) 1985-08-07 1985-08-07 レンズフオ−カシング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17363185A JPS6234111A (ja) 1985-08-07 1985-08-07 レンズフオ−カシング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6234111A true JPS6234111A (ja) 1987-02-14

Family

ID=15964191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17363185A Pending JPS6234111A (ja) 1985-08-07 1985-08-07 レンズフオ−カシング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6234111A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258010A (ja) * 1988-08-24 1990-02-27 Konica Corp 監視用ビデオカメラ
US11150436B2 (en) 2017-10-31 2021-10-19 Fujifilm Corporation Lens unit
US11181714B2 (en) 2017-09-22 2021-11-23 Fujifilm Corporation Lens unit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258010A (ja) * 1988-08-24 1990-02-27 Konica Corp 監視用ビデオカメラ
US11181714B2 (en) 2017-09-22 2021-11-23 Fujifilm Corporation Lens unit
US11150436B2 (en) 2017-10-31 2021-10-19 Fujifilm Corporation Lens unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02220014A (ja) ズームレンズ鏡筒
US4697894A (en) Connection device for connecting an associated unit to an eyepiece section of an endoscope
WO2019044150A1 (ja) レンズ鏡筒及びカムフォロア
US4397528A (en) Zoom lens assembly with single operational member and means to prohibit defocussing while zooming
JPS6234111A (ja) レンズフオ−カシング装置
US5103248A (en) Binoculars of the center focus type with lock means for locking in a state of focus
US20070297785A1 (en) Lens position adjusting device
JP2006234962A (ja) レンズ鏡筒
US6778332B2 (en) Soft focus lens barrel
JPH0233202Y2 (ja)
GB2372111A (en) High zoom ratio lens
JP4050820B2 (ja) レンズの取付位置調整機構
JPS5952402B2 (ja) ズ−ムレンズ鏡筒
JP3008741B2 (ja) カメラの鏡筒構造
US6795252B2 (en) Lens barrel
JP6759622B2 (ja) 光学要素の固定構造
JPH04307505A (ja) レンズ移動機構
JPH09311264A (ja) レンズ鏡筒
JPS6197610A (ja) レンズフォ−カシング装置
JP3010564B2 (ja) Tvカメラ用レンズ鏡胴
US4610512A (en) Mounting for zoom lens
JPH0755527Y2 (ja) レンズ鏡筒の相対摺動環におけるカム溝とローラの嵌合ガタ防止構造
JPS6131288Y2 (ja)
JP4050819B2 (ja) レンズの取付位置調整機構
JP2568567Y2 (ja) レンズ鏡筒