JPS6234095Y2 - - Google Patents

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JPS6234095Y2
JPS6234095Y2 JP7854382U JP7854382U JPS6234095Y2 JP S6234095 Y2 JPS6234095 Y2 JP S6234095Y2 JP 7854382 U JP7854382 U JP 7854382U JP 7854382 U JP7854382 U JP 7854382U JP S6234095 Y2 JPS6234095 Y2 JP S6234095Y2
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JP
Japan
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air
fuel mixture
inner cylinder
spark plug
fuel
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JP7854382U
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JPS58181120U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体燃料を気化して空気を一部予混合
した後に燃焼させる液体燃料燃焼装置に関するも
のである。
従来、回転円盤を備え、気化燃焼を起こさせる
液体燃料燃焼装置としては、特公昭53−25364号
公報に示されるものがあつた。この液体燃料燃焼
装置は、定常燃焼に至ると燃料と空気の混合気の
気化が円滑に行なわれ、青炎燃焼が進行するが、
比較的短時間の燃焼、停止の繰返し(ON−
OFF)がある時など、回転円盤外周囲の加熱が
不充分となり、不完全燃焼で煤が発生して、点火
プラグに付着し着火不良が生じることもあつた。
本考案は上記従来の欠点を解消し、点火プラグ
の放電が正常に働き、着火不良の生じることのな
い液体燃料燃焼装置を提供するものであり、回転
円盤の外周端縁と、内筒の壁面とにより混合気噴
出口を形成する燃焼装置において、回転円盤と内
筒の外方に混合気噴出口と対向するよう外筒が設
けられてなり、回転円盤及び内筒と外筒の間に点
火プラグが設けられ、点火プラグの絶縁碍子部の
上端が混合気噴出口より上方に位置され、絶縁碍
子部から上方に突出された電極棒は屈曲され、端
部の放電極部が混合気噴出口付近に位置されてな
る液体燃料燃焼装置に存する。
以下、本考案の一例について図面と共に説明す
る。第1図は本考案液体燃料燃焼装置の要部を示
す一部切欠正面図である。
1は回転羽根であり、回転モーター2に連結さ
れている。回転羽根1は、立上がつた外周壁4を
有する回転円盤3と一体になされている。回転円
盤3底面近くには、燃料管5の端部が位置されて
おり、液体燃料が少量ずつ回転円盤3上に供給さ
れる。
回転円盤3の外周壁4の内側には、内筒6の下
端部が位置されており、両者の間隙が混合気噴出
口7になされている。内筒6の上方には多孔体8
が設けられ、更に天板9と支柱10により一体に
なされている。
内筒6、多孔体8、天板9を一体になした支柱
10は基体11に固定されている。基体11は全
体の強度を保つため肉厚になされ、回転モーター
2を下方に吊設している。12はモーター覆いで
あり、下部に空気取入口13,13が形成されて
いる。回転円盤3と内筒6の外方には、外筒14
が混合気噴出口7と対向するように設けられてい
る。基体11から貫通された点火プラグ15は、
回転円盤3の外周壁4と外筒14の間に位置され
ている。点火プラグ15は、第2図に示すように
下部に絶縁碍子部16が設けられ、その上端は混
合気噴出口7より上方に位置され、好ましくは多
孔体8の下端より上方になされている。絶縁碍子
部16から上方に突出された電極棒17は、上端
部が屈曲され端部の放電極部18が下方に向けら
れている。放電極部18は混合気噴出口7付近に
位置せられている。
次に、本考案液体燃料燃焼装置の作用について
説明する。
燃料管5より液体燃料を回転円盤3に供給さ
れ、回転モーター2が駆動すると燃料は遠心力で
外周壁5の上端に向かう。又回転羽根1の回転に
より、空気取入口13,13より空気が吸込ま
れ、一部が一次空気として液体燃料を微粒霧化し
ながら混合気噴出口7から外筒14に向けて噴出
する。残りの空気は、二次空気として多孔体8か
ら外方に噴出する。
一方、点火プラグ15の放電極部18から、外
筒14や内筒6に向けて放電されると、一次空気
と微粒霧化した液体燃料の混合気は燃焼し、更に
二次空気と混合して多孔体8の下端付近から上は
青炎燃焼に移行する。燃焼により、外筒14や内
筒6などが加熱されて、液体燃料の気化は短時間
に行なわれるから、青炎燃焼は安定となる。しか
しながら、燃焼の停止の繰返しが比較的短時間に
行なわれると、外筒14、回転円盤3の下部では
温度が低くなる。そして、混合気噴出口7が噴出
する混合気の一部は下方に向かい、液体燃料の気
化が遅れ、不完全燃焼となり煤が発生することが
ある。煤は絶縁碍子部16に付着するが、電極棒
17と接触すると絶縁が破壊されて、混合気噴出
口7の下方で放電するようになり着火不良を起こ
す。しかしながら、本考案の液体燃料燃焼装置で
は絶縁碍子部16の上端が、青炎燃焼域の混合気
噴出口7より上方であるため、煤が付着せず絶縁
が破壊されず、着火不良を生じることがなくな
る。
第3図は本考案の別の例を示す一部切欠正面図
である。
第1図、第2図の実施例とは異なる点火プラグ
15aが使用されている。絶縁碍子部16は、上
端が混合気噴出口7より上方に位置されている。
電極棒17の上端付近には、接触子19が取着さ
れ、接触子19には中途より下方に屈曲された屈
曲電極棒20が接続され、下端部に放電極部18
が設けられている。放電極部18は混合気噴出口
7付近に位置せられている。屈曲電極棒20の中
途部には中間碍子部21が設けられている。中間
碍子部21は側方に延長され、天板9に固定ねじ
22で固定されている。中間碍子部21を天板9
に固定されることにより、点火プラグ15は、外
筒14と回転円盤3、内筒16の間で安定にな
り、点火プラグ15を交換する時には固定ねじ2
2を外し、接触子19を電極棒17から抜き、絶
縁碍子部16を基体11の下方に引抜くことがで
きる。
23は肉薄の気化促進板であり、環状に形成さ
れ内外の周縁部が立上げられてなり、絶縁碍子部
16の貫通孔24の周縁も立上げられている。気
化促進板23は外筒14と回転円盤3の下部間に
設けられ、早期に昇温させ、下方に向かう混合気
の燃料の気化を促進し、煤の発生、不完全燃焼を
防止するものである。
本考案液体燃料燃焼装置は上記の構成になされ
ているから、点火プラグの絶縁碍子部の上端に煤
が付着して、絶縁が破壊され、放電の場所が変動
して、着火不良を生ずることがないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図は本考案液体燃料燃焼装置の一
例を示す一部切欠正面図、第2図、第4図はそれ
ぞれ第1図、第3図の要部を示す斜視図である。 1は回転羽根、2は回転モーター、3は回転円
盤、4は外周壁、5は燃料管、6は内筒、7は混
合気噴出口、8は多孔体、9は天板、10は支
柱、11は基体、12はモーター覆い、13は空
気取入口、14は外筒、15,15aは点火プラ
グ、16は絶縁碍子部、17は電極棒、18は放
電極部、19は接触子、20は屈曲電極棒、21
は中間碍子部、22は固定ねじ、23は気化促進
板、24は貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転円盤の外周端縁と、内筒の壁面とにより、
    混合気噴出口を形成する燃焼装置において、回転
    円盤と内筒の外方に混合気噴出口と対向するよう
    外筒が設けられてなり、回転円盤及び内筒と外筒
    の間に点火プラグが設けられ、点火プラグの絶縁
    碍子部の上端が混合気噴出口より上方に位置さ
    れ、絶縁碍子部から上方に突出された電極棒は屈
    曲され、端部の放電極部が混合気噴出口付近に位
    置されてなる液体燃料燃焼装置。
JP7854382U 1982-05-27 1982-05-27 液体燃料燃焼装置 Granted JPS58181120U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7854382U JPS58181120U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 液体燃料燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7854382U JPS58181120U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 液体燃料燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58181120U JPS58181120U (ja) 1983-12-03
JPS6234095Y2 true JPS6234095Y2 (ja) 1987-08-31

Family

ID=30087749

Family Applications (1)

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JP7854382U Granted JPS58181120U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 液体燃料燃焼装置

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JP (1) JPS58181120U (ja)

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JPS58181120U (ja) 1983-12-03

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