JPS6233951B2 - - Google Patents
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- JPS6233951B2 JPS6233951B2 JP56086057A JP8605781A JPS6233951B2 JP S6233951 B2 JPS6233951 B2 JP S6233951B2 JP 56086057 A JP56086057 A JP 56086057A JP 8605781 A JP8605781 A JP 8605781A JP S6233951 B2 JPS6233951 B2 JP S6233951B2
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- JP
- Japan
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- squeegee
- gear
- cross
- shaft
- screen plate
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 claims description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 5
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F15/00—Screen printers
- B41F15/14—Details
- B41F15/44—Squeegees or doctors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F15/00—Screen printers
- B41F15/08—Machines
- B41F15/0804—Machines for printing sheets
- B41F15/0813—Machines for printing sheets with flat screens
- B41F15/0827—Machines for printing sheets with flat screens with a stationary squeegee and a moving screen
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Screen Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はスクリーン版が前後移動し、このス
クリーン版の前進移動に同調して同版の下面に印
刷用紙を送り込むとともに、一定位置で昇降する
スキージの下降にともないスクリーン版を加圧し
て印刷を行うスクリーン印刷機において、同スキ
ージに対し印圧を与える加圧装置に関するもので
ある。
クリーン版の前進移動に同調して同版の下面に印
刷用紙を送り込むとともに、一定位置で昇降する
スキージの下降にともないスクリーン版を加圧し
て印刷を行うスクリーン印刷機において、同スキ
ージに対し印圧を与える加圧装置に関するもので
ある。
第１図〜第３図に示す従来のシリンダ型スクリ
ーン印刷機の概略を説明すると、バキユームシリ
ンダ１の支軸上にシリンダ駆動歯車２を支持し、
同駆動歯車２にかみ合う扇形状のセクター歯車３
を揺動可能に軸支している。このセクター歯車３
はクランク軸４に取付けられたクランクレバー５
の回転によりクランクロツド６を介して揺動さ
れ、この揺動により前記バキユームシリンダ１は
一定ストローク正逆回動される。このバキユーム
シリンダ１の両端部にはラツク駆動歯車７を取付
けている。
ーン印刷機の概略を説明すると、バキユームシリ
ンダ１の支軸上にシリンダ駆動歯車２を支持し、
同駆動歯車２にかみ合う扇形状のセクター歯車３
を揺動可能に軸支している。このセクター歯車３
はクランク軸４に取付けられたクランクレバー５
の回転によりクランクロツド６を介して揺動さ
れ、この揺動により前記バキユームシリンダ１は
一定ストローク正逆回動される。このバキユーム
シリンダ１の両端部にはラツク駆動歯車７を取付
けている。
前記バキユームシリンダ１の上方に設けられた
一対のスライドガイドシヤフト８には四隅のスラ
イドメタル９を介してラツク枠１０を前後移動可
能に支持し、同ラツク枠１０の両側に取付けたラ
ツク１１を前記ラツク駆動歯車７にかみ合わせて
いる。このラツク枠１０内にはスクリーン版１２
を装着した版枠１３を取付けている。前記バキユ
ームシリンダ１の正逆回動に伴うラツク駆動歯車
７の正逆回動により、前記ラツク枠１０はスライ
ドガイドシヤフト８に沿つて前後方向へ往復移動
される。
一対のスライドガイドシヤフト８には四隅のスラ
イドメタル９を介してラツク枠１０を前後移動可
能に支持し、同ラツク枠１０の両側に取付けたラ
ツク１１を前記ラツク駆動歯車７にかみ合わせて
いる。このラツク枠１０内にはスクリーン版１２
を装着した版枠１３を取付けている。前記バキユ
ームシリンダ１の正逆回動に伴うラツク駆動歯車
７の正逆回動により、前記ラツク枠１０はスライ
ドガイドシヤフト８に沿つて前後方向へ往復移動
される。
印刷用紙Ｐは紙送り機構１４によりスクリーン
版１２下方のＡ点に送り込まれ、その後バキユー
ムシリンダ１とともに回動する紙くわえ爪１５に
挾持されながらバキユームシリンダ１の外周面に
沿つてＢ点に到達する。このバキユームシリンダ
１はＡ〜Ｂ点間で印刷用紙Ｐを吸着するようにな
つている。紙くわえ爪１５がＢ点にて印刷用紙Ｐ
を離すと、バキユームシリンダ１に巻き付いた印
刷用紙Ｐへの吸着が解除され、その後印刷用紙Ｐ
は排紙機構１６により排出される。
版１２下方のＡ点に送り込まれ、その後バキユー
ムシリンダ１とともに回動する紙くわえ爪１５に
挾持されながらバキユームシリンダ１の外周面に
沿つてＢ点に到達する。このバキユームシリンダ
１はＡ〜Ｂ点間で印刷用紙Ｐを吸着するようにな
つている。紙くわえ爪１５がＢ点にて印刷用紙Ｐ
を離すと、バキユームシリンダ１に巻き付いた印
刷用紙Ｐへの吸着が解除され、その後印刷用紙Ｐ
は排紙機構１６により排出される。
印刷は上記作動途中で行われる。すなわち、印
刷用紙Ｐが紙くわえ爪１５により挾持されてバキ
ユームシリンダ１の頂点Ｃを通過するとき、スク
リーン版１２の上方に設けたスキージ１７が下降
し、バキユームシリンダ１の正回転に同調して前
進移動している前記スクリーン版１２を加圧して
印刷用紙Ｐに印刷を行う。このとき、スクリーン
版１２の上方に前記スキージ１７と並べて設けた
ドクター１８は上昇位置にある。
刷用紙Ｐが紙くわえ爪１５により挾持されてバキ
ユームシリンダ１の頂点Ｃを通過するとき、スク
リーン版１２の上方に設けたスキージ１７が下降
し、バキユームシリンダ１の正回転に同調して前
進移動している前記スクリーン版１２を加圧して
印刷用紙Ｐに印刷を行う。このとき、スクリーン
版１２の上方に前記スキージ１７と並べて設けた
ドクター１８は上昇位置にある。
印刷用紙Ｐを排出した後、前記バキユームシリ
ンダ１が逆回転し、これに同調してスクリーン版
１２は後退移動する。このとき、前記スキージ１
７は上昇するとともに、前記ドクター１８は下降
してスクリーン版１２上のインキをならす。
ンダ１が逆回転し、これに同調してスクリーン版
１２は後退移動する。このとき、前記スキージ１
７は上昇するとともに、前記ドクター１８は下降
してスクリーン版１２上のインキをならす。
前記スキージ１７及びドクター１８は、第３図
に示すように、中央部にて回動可能に軸支された
昇降レバー１９の両端部にスキージ昇降支柱２０
及びドクター昇降支柱２１を介してそれぞれ取付
けられている。前記クランク軸４上には凹部２２
ａと凸部２２ｂとからなる円板カム２２を取付
け、同カム２２の回転によりカムレバー２３上の
カムローラ２４、ロツド２５及び連動レバー２６
を介して前記昇降レバー１９を往復回動させ、前
記両支柱２０，２１を昇降させるようになつてい
る。
に示すように、中央部にて回動可能に軸支された
昇降レバー１９の両端部にスキージ昇降支柱２０
及びドクター昇降支柱２１を介してそれぞれ取付
けられている。前記クランク軸４上には凹部２２
ａと凸部２２ｂとからなる円板カム２２を取付
け、同カム２２の回転によりカムレバー２３上の
カムローラ２４、ロツド２５及び連動レバー２６
を介して前記昇降レバー１９を往復回動させ、前
記両支柱２０，２１を昇降させるようになつてい
る。
前記スキージ昇降支柱２０の一側には同支柱２
０に沿つてラツク支柱２７を昇降可能に支持し、
その下端部のラツク２８をピニオン２９とかみ合
わせている。モータ付減速機３０の正逆回転はチ
エーン３１を介して前記ピニオン２９に伝達さ
れ、ラツク支柱２７を昇降させる。ラツク支柱２
７の下部と前記スキージ昇降支柱２０の上部との
間には引張スプリング３２を掛装しており、スキ
ージ昇降支柱２０を常には下降方向へ付勢してい
る。
０に沿つてラツク支柱２７を昇降可能に支持し、
その下端部のラツク２８をピニオン２９とかみ合
わせている。モータ付減速機３０の正逆回転はチ
エーン３１を介して前記ピニオン２９に伝達さ
れ、ラツク支柱２７を昇降させる。ラツク支柱２
７の下部と前記スキージ昇降支柱２０の上部との
間には引張スプリング３２を掛装しており、スキ
ージ昇降支柱２０を常には下降方向へ付勢してい
る。
そして、前記カム２２の凹部２２ａがカムロー
ラ２４と接したときには、スキージ昇降支柱２０
が前記スプリング３２の付勢により下降してスキ
ージ１７が下降するとともに、ドクター昇降支柱
２１が上昇してドクター１８も上昇する。このと
き、前記引張スプリング３２の弾性力によつてス
キージ１７による印刷圧が決められる。
ラ２４と接したときには、スキージ昇降支柱２０
が前記スプリング３２の付勢により下降してスキ
ージ１７が下降するとともに、ドクター昇降支柱
２１が上昇してドクター１８も上昇する。このと
き、前記引張スプリング３２の弾性力によつてス
キージ１７による印刷圧が決められる。
又、前記カム２２の凸部２２ｂがカムローラ２
４と接したときには、スキージ１７がスプリング
３２の付勢に抗して上昇するとともに、ドクター
１８が下降する。
４と接したときには、スキージ１７がスプリング
３２の付勢に抗して上昇するとともに、ドクター
１８が下降する。
前記モータ付減速機３０によりラツク支柱２７
を上昇させると、ラツク支柱２７の上端部がスキ
ージ昇降支柱２０の上部に固定した係合片３３に
当接して同支柱２０も上昇し、スキージ１７は大
幅に上昇する。この上昇によつて、版枠１３の取
付け及び取外し、スクリーン版１２の洗浄等が比
較的に容易となつたが、ドクター１８が障害とな
り、版枠１３の交換時、スクリーン版１２の洗浄
時になお煩雑さが伴つた。
を上昇させると、ラツク支柱２７の上端部がスキ
ージ昇降支柱２０の上部に固定した係合片３３に
当接して同支柱２０も上昇し、スキージ１７は大
幅に上昇する。この上昇によつて、版枠１３の取
付け及び取外し、スクリーン版１２の洗浄等が比
較的に容易となつたが、ドクター１８が障害とな
り、版枠１３の交換時、スクリーン版１２の洗浄
時になお煩雑さが伴つた。
また、スキージ１７によるスクリーン版１２へ
の加圧は引張スプリング３２の弾性力によつて決
まるので、印刷スピードが早くなるにつれ、特に
加圧始めつまり刷り始めに引張スプリング３２の
振動による衝撃がスキージ１７に生じて、印刷面
に波状の刷りむらができる原因となつていた。
の加圧は引張スプリング３２の弾性力によつて決
まるので、印刷スピードが早くなるにつれ、特に
加圧始めつまり刷り始めに引張スプリング３２の
振動による衝撃がスキージ１７に生じて、印刷面
に波状の刷りむらができる原因となつていた。
この発明の目的は印刷時においてはスクリーン
版に対し安定した強いスキージ圧を加えるように
して刷りむらを完全に除去することができ、さら
には版枠１３の交換、スクリーン版１２の洗浄が
容易に行い得るスキージ加圧装置を提供すること
にある。
版に対し安定した強いスキージ圧を加えるように
して刷りむらを完全に除去することができ、さら
には版枠１３の交換、スクリーン版１２の洗浄が
容易に行い得るスキージ加圧装置を提供すること
にある。
以下、この発明を具体化した一実施例を従来例
との相違点を中心に第４図及び第５図に従つて説
明すると、前記ラツク枠１０（第２図参照）の両
側において機台４２に対し昇降可能に支持した一
対のスキージ昇降支柱４１の上端部間にはスキー
ジ１７を上下移動調節可能に取付け、下端部には
ラツク４３を形成して支軸４４の両端部に固定し
たピニオン４５にかみ合わせている。支軸４４の
中央部には差動歯車装置４６を取付けている。
との相違点を中心に第４図及び第５図に従つて説
明すると、前記ラツク枠１０（第２図参照）の両
側において機台４２に対し昇降可能に支持した一
対のスキージ昇降支柱４１の上端部間にはスキー
ジ１７を上下移動調節可能に取付け、下端部には
ラツク４３を形成して支軸４４の両端部に固定し
たピニオン４５にかみ合わせている。支軸４４の
中央部には差動歯車装置４６を取付けている。
この差動歯車装置４６は、回動部材としてのケ
ース４７の四面にベアリング４８を嵌め込み、こ
のベアリング４８に第一及び第三かさ歯車４９，
５１、一対の第二かさ歯車５０，５０をそれぞれ
ケース４７の内側で対向させて支持し、第二かさ
歯車５０，５０を第一及び第三かさ歯車４９，５
１にかみ合わせて構成している。前記支軸４４は
互いにかみ合わない第一及び第三かさ歯車４９，
５１に貫通され、第一かさ歯車４９に対しベアリ
ング５２を介して相対回動可能となつているとと
もに、第三かさ歯車５１に対し固定されている。
前記カム２２の変位により連動するレバー２６は
前記第一かさ歯車４９に固定され、引張スプリン
グ５３により一方向へ付勢されている。ケース４
７にはスプロケツト５４を固定し、これに前記モ
ータ付減速機３０からのチエーン３１を掛装して
いる。
ース４７の四面にベアリング４８を嵌め込み、こ
のベアリング４８に第一及び第三かさ歯車４９，
５１、一対の第二かさ歯車５０，５０をそれぞれ
ケース４７の内側で対向させて支持し、第二かさ
歯車５０，５０を第一及び第三かさ歯車４９，５
１にかみ合わせて構成している。前記支軸４４は
互いにかみ合わない第一及び第三かさ歯車４９，
５１に貫通され、第一かさ歯車４９に対しベアリ
ング５２を介して相対回動可能となつているとと
もに、第三かさ歯車５１に対し固定されている。
前記カム２２の変位により連動するレバー２６は
前記第一かさ歯車４９に固定され、引張スプリン
グ５３により一方向へ付勢されている。ケース４
７にはスプロケツト５４を固定し、これに前記モ
ータ付減速機３０からのチエーン３１を掛装して
いる。
前記各スキージ昇降支柱４１の上端部には一対
のドクター昇降レバー５５を回動可能に軸支し、
同レバー５５の先端部にはドクター取付台５６を
回動可能に軸支している。この両レバー５５の中
央部間にはストツパピン５７を回動可能に軸支し
て下方へ延設している。そして、ドクター１８は
両取付台５６間に取付けられている。
のドクター昇降レバー５５を回動可能に軸支し、
同レバー５５の先端部にはドクター取付台５６を
回動可能に軸支している。この両レバー５５の中
央部間にはストツパピン５７を回動可能に軸支し
て下方へ延設している。そして、ドクター１８は
両取付台５６間に取付けられている。
次に、スキージ１７及びドクター１８の昇降作
用について述べる。
用について述べる。
さて、前記クランク軸４が回転して円板カム２
２の凸部２２ｂがカムローラ２４に接すると、レ
バー２６が引張スプリング５３の付勢に抗して傾
動し、第一かさ歯車４９が第５図のＰ矢印方向へ
一定角度回動する。この回動は第二かさ歯車５０
を介して第三かさ歯車５１に反Ｐ矢印方向の回動
として伝達され、支軸４４及びピニオン４５も同
方向へ回動する。このピニオン４５の回動により
スキージ昇降支柱４１が下降し、スキージ１７は
スクリーン版１２を加圧する。
２の凸部２２ｂがカムローラ２４に接すると、レ
バー２６が引張スプリング５３の付勢に抗して傾
動し、第一かさ歯車４９が第５図のＰ矢印方向へ
一定角度回動する。この回動は第二かさ歯車５０
を介して第三かさ歯車５１に反Ｐ矢印方向の回動
として伝達され、支軸４４及びピニオン４５も同
方向へ回動する。このピニオン４５の回動により
スキージ昇降支柱４１が下降し、スキージ１７は
スクリーン版１２を加圧する。
スキージ昇降支柱４１が下降すると、前記スト
ツパピン５７の下端部が機台４２に当接し、これ
を支点として両レバー５５が傾動するため、ドク
ター取付台５６が上昇してドクター１８も上昇す
る。
ツパピン５７の下端部が機台４２に当接し、これ
を支点として両レバー５５が傾動するため、ドク
ター取付台５６が上昇してドクター１８も上昇す
る。
一方、円板カム２２の凹部２２ａがカムローラ
２４に接すると、レバー２６が引張スプリング５
３の付勢により傾動して第一かさ歯車４９が反Ｐ
矢印方向へ一定角度回動し、スキージ昇降支柱４
１が上昇してスキージ１７も上昇する。スキージ
昇降支柱４１が上昇すると、ドクター取付台５６
がその自重で下降してドクター１８も下降する。
２４に接すると、レバー２６が引張スプリング５
３の付勢により傾動して第一かさ歯車４９が反Ｐ
矢印方向へ一定角度回動し、スキージ昇降支柱４
１が上昇してスキージ１７も上昇する。スキージ
昇降支柱４１が上昇すると、ドクター取付台５６
がその自重で下降してドクター１８も下降する。
このように、カム２２の回転によりスキージ１
７及びドクター１８は交互に昇降をくり返す。
７及びドクター１８は交互に昇降をくり返す。
版枠１３の取付け及び取外し、スクリーン版１
２の洗浄のために、スキージ１７及びドクター１
８を同時に10〜20cm程度上昇させる場合には、前
記モータ付減速機３０によりチエーン３１を介し
てスプロケツト５４をＰ矢印方向へ回動させる
と、ケース４７も同方向へ回動し、第二かさ歯車
５０を介して第一及び第三かさ歯車４９，５１が
同方向へ回動しようとする。ところが、引張スプ
リング５３の付勢により連動レバー２６の傾動が
阻止されているため第一かさ歯車４９はほぼ固定
状態にあり、その反発力により一方の第二かさ歯
車５０がＱ矢印方向へもう一方が反Ｑ矢印方向へ
回動されて、第三かさ歯車５１にその回動が伝達
される。
２の洗浄のために、スキージ１７及びドクター１
８を同時に10〜20cm程度上昇させる場合には、前
記モータ付減速機３０によりチエーン３１を介し
てスプロケツト５４をＰ矢印方向へ回動させる
と、ケース４７も同方向へ回動し、第二かさ歯車
５０を介して第一及び第三かさ歯車４９，５１が
同方向へ回動しようとする。ところが、引張スプ
リング５３の付勢により連動レバー２６の傾動が
阻止されているため第一かさ歯車４９はほぼ固定
状態にあり、その反発力により一方の第二かさ歯
車５０がＱ矢印方向へもう一方が反Ｑ矢印方向へ
回動されて、第三かさ歯車５１にその回動が伝達
される。
すなわち、第一かさ歯車４９の歯数Ｚ49、第三
かさ歯車５１の歯数をＺ51、第一かさ歯車４９の
回転数をｎ49、第三かさ歯車５１の回転数をｎ5
１、ケース４７の回転数をｎ47としたとき、 関係式 ｎ51＝（１＋Ｚ４９／Ｚ５１）ｎ47−Ｚ４９
／Ｚ５１ｎ49 が成り立つ。このときＺ49＝Ｚ51であるため、前
記関係式はｎ51＝2n47−ｎ49となる。ｎ49＝０と
考えると、ｎ51＝2n47となり、第三かさ歯車５１
はケース４７と同方向へ２倍回転されることにな
る。従つて、支軸４４及びピニオン４５もＰ矢印
方向へ回動され、スキージ昇降支柱４１を必要量
上昇させることができる。
かさ歯車５１の歯数をＺ51、第一かさ歯車４９の
回転数をｎ49、第三かさ歯車５１の回転数をｎ5
１、ケース４７の回転数をｎ47としたとき、 関係式 ｎ51＝（１＋Ｚ４９／Ｚ５１）ｎ47−Ｚ４９
／Ｚ５１ｎ49 が成り立つ。このときＺ49＝Ｚ51であるため、前
記関係式はｎ51＝2n47−ｎ49となる。ｎ49＝０と
考えると、ｎ51＝2n47となり、第三かさ歯車５１
はケース４７と同方向へ２倍回転されることにな
る。従つて、支軸４４及びピニオン４５もＰ矢印
方向へ回動され、スキージ昇降支柱４１を必要量
上昇させることができる。
なお、前記第二かさ歯車５０は片方だけ設けて
もよいが、バランスを良くするため前記実施例の
ように両方あるのが望ましい。又、前記実施例で
は交差軸歯車としてかさ歯車４９，５０，５１を
用いたが、ケース４７の回動により第二交差歯車
５０を介して支軸４４上の第一及び第三交差軸歯
車４９，５１を相対回動させ得れば、例えばフエ
ースギヤ等の交差軸歯車を使用することも可能で
ある。さらに、円板カム２２に代えて他の各種カ
ムを使用してもよい。前記実施例においては、ベ
アリング４８，５２を用いて支軸４４上に差動歯
車装置４６を支持したが、この支持構造に限定さ
れるものではない。
もよいが、バランスを良くするため前記実施例の
ように両方あるのが望ましい。又、前記実施例で
は交差軸歯車としてかさ歯車４９，５０，５１を
用いたが、ケース４７の回動により第二交差歯車
５０を介して支軸４４上の第一及び第三交差軸歯
車４９，５１を相対回動させ得れば、例えばフエ
ースギヤ等の交差軸歯車を使用することも可能で
ある。さらに、円板カム２２に代えて他の各種カ
ムを使用してもよい。前記実施例においては、ベ
アリング４８，５２を用いて支軸４４上に差動歯
車装置４６を支持したが、この支持構造に限定さ
れるものではない。
以上詳述したように、本発明にかかるスキージ
加圧装置においては、印刷時においては、カム２
２の変位差によつてスキージ昇降支柱４１に所定
の下降変位を与えることにより、スキージ１７に
よるスクリーン版１２への印圧を行つているの
で、引張スプリング３２の弾性力を一切利用する
ことなく、カム２２の変位による強力な加圧を得
るとともに、カム２２の選定若しくはスキージ１
７の取付位置の上下移動調節によつて加圧力の調
節を容易に行うこともでき、加圧始めにスキージ
１７に生ずる衝撃振動がなく、印刷面に波状の刷
りむらができなくなる効果がある。
加圧装置においては、印刷時においては、カム２
２の変位差によつてスキージ昇降支柱４１に所定
の下降変位を与えることにより、スキージ１７に
よるスクリーン版１２への印圧を行つているの
で、引張スプリング３２の弾性力を一切利用する
ことなく、カム２２の変位による強力な加圧を得
るとともに、カム２２の選定若しくはスキージ１
７の取付位置の上下移動調節によつて加圧力の調
節を容易に行うこともでき、加圧始めにスキージ
１７に生ずる衝撃振動がなく、印刷面に波状の刷
りむらができなくなる効果がある。
又、この発明はスクリーン版の交換時、スクリ
ーンの洗浄時において、差動歯車装置４６を利用
したので、カム２２が静止したとき第一交差軸歯
車４９の正逆回動を阻止する力が働いても、ケー
ス４７を回動させれば、その力に関係なく第二及
び第三交差軸歯車５０，５１及び支軸４４だけが
回動して、スキージ昇降支柱４１を大幅に昇降さ
せることができ、版枠１３の取付け及び取外し、
スクリーン版１２の洗浄等が容易になる効果があ
る。
ーンの洗浄時において、差動歯車装置４６を利用
したので、カム２２が静止したとき第一交差軸歯
車４９の正逆回動を阻止する力が働いても、ケー
ス４７を回動させれば、その力に関係なく第二及
び第三交差軸歯車５０，５１及び支軸４４だけが
回動して、スキージ昇降支柱４１を大幅に昇降さ
せることができ、版枠１３の取付け及び取外し、
スクリーン版１２の洗浄等が容易になる効果があ
る。
第１図はシリンダ型スクリーン印刷機の概略機
構図、第２図はラツク枠の前後移動機構を示す概
略斜視図、第３図は従来のスキージ加圧装置を示
す概略機構図、第４図は本発明のスキージ加圧装
置を示す概略機構図、第５図は本発明に用いた差
動歯車装置を上方から見た断面図である。 バキユームシリンダ１、ラツク枠１０、スクリ
ーン版１２、スキージ１７、ドクター１８、カム
２２、スキージ昇降支柱４１、ラツク４３、支軸
４４、ピニオン４５、差動歯車装置４６、ケース
（回動部材）４７、かさ歯車（交差軸歯車）４
９，５０，５１、引張スプリング５３、ドクター
昇降レバー５５、印刷用紙Ｐ。
構図、第２図はラツク枠の前後移動機構を示す概
略斜視図、第３図は従来のスキージ加圧装置を示
す概略機構図、第４図は本発明のスキージ加圧装
置を示す概略機構図、第５図は本発明に用いた差
動歯車装置を上方から見た断面図である。 バキユームシリンダ１、ラツク枠１０、スクリ
ーン版１２、スキージ１７、ドクター１８、カム
２２、スキージ昇降支柱４１、ラツク４３、支軸
４４、ピニオン４５、差動歯車装置４６、ケース
（回動部材）４７、かさ歯車（交差軸歯車）４
９，５０，５１、引張スプリング５３、ドクター
昇降レバー５５、印刷用紙Ｐ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ スクリーン版１２が前後移動し、このスクリ
ーン版１２の前後移動に同調して同版１２の下面
に印刷用紙Ｐを送り込むとともに、一定位置で昇
降するスキージ１７の下降にともないスクリーン
版１２を加圧して印刷を行うスクリーン印刷機に
おいて、カム２２の変位に連動して正逆回動する
第一交差軸歯車４９と、この歯車４９にかみ合う
第二交差軸歯車５０を回動可能に支持し、自らも
回動可能に支持された回動部材４７と、前記第二
交差歯車５０にかみ合う第三交差歯車５１を固定
した支軸４４と、前記スキージ１７を支持し、か
つ前記支軸４４の正逆回動に連動して昇降される
スキージ昇降支柱４１と、同スキージ昇降支柱４
１上端部に取付けられ、かつスキージ昇降支柱４
１の昇降にともなつてスキージ１７と交互に上下
動されるドクター１８とを備え、前記カム２２の
変位差により前記交差軸歯車４９，５０，５１及
び支軸４４を介してスキージ１７にてスクリーン
版１２を加圧するように構成し、さらには回動部
材４７に固着され、かつ駆動モータ３０に連結さ
れて、前記スキージ１７及びドクター１８を同時
に所定量上昇させるためのスプロケツト５４を設
けたことを特徴とするスクリーン印刷機における
スキージの加圧装置。 ２ 前記各交差軸歯車４９，５０，５１はかさ歯
車である特許請求の範囲第１項に記載のスクリー
ン印刷機におけるスキージの加圧装置。 ３ 前記第一交差軸歯車４９は前記第三交差軸歯
車５１に対向させて支軸４４に対し回動可能に支
持され、前記回動部材４７は支軸４４並びに第一
及び第三交差軸歯車４９，５１に対し回動可能に
支持され、前記第二交差軸歯車５０は一対であつ
て、互いに対向させて第一及び第三交差軸歯車４
９，５１にかみ合わされている特許請求の範囲第
２項に記載のスクリーン印刷機におけるスキージ
の加圧装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56086057A JPS57201658A (en) | 1981-06-04 | 1981-06-04 | Squeezee pressurizing device in screen press |
| GB8130321A GB2099757B (en) | 1981-06-04 | 1981-10-07 | Screen printing machines |
| US06/329,173 US4376412A (en) | 1981-06-04 | 1981-12-10 | Squeegee pressing device in a screen printing machine |
| DE3206295A DE3206295C2 (de) | 1981-06-04 | 1982-02-22 | Betätigungsmechanismus für eine Druckrakel und eine Farbverteilrakel einer Siebdruckmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56086057A JPS57201658A (en) | 1981-06-04 | 1981-06-04 | Squeezee pressurizing device in screen press |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57201658A JPS57201658A (en) | 1982-12-10 |
| JPS6233951B2 true JPS6233951B2 (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=13876059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56086057A Granted JPS57201658A (en) | 1981-06-04 | 1981-06-04 | Squeezee pressurizing device in screen press |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4376412A (ja) |
| JP (1) | JPS57201658A (ja) |
| DE (1) | DE3206295C2 (ja) |
| GB (1) | GB2099757B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63174527U (ja) * | 1986-10-13 | 1988-11-11 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2943893C2 (de) * | 1979-10-31 | 1984-12-20 | Gerhard Ing.(grad.) 4800 Bielefeld Klemm | Vorrichtung zum Bedrucken von Warenbahnen mit einer Siebdruckstation |
| DE3334444A1 (de) * | 1983-09-23 | 1985-04-11 | Gerhard 4800 Bielefeld Klemm | Siebdruckmaschine |
| JPS6446227U (ja) * | 1987-09-17 | 1989-03-22 | ||
| JPH0832442B2 (ja) * | 1988-05-02 | 1996-03-29 | 桜精機株式会社 | シリンダ型スクリーン印刷機のグリッパ開閉装置 |
| US4919043A (en) * | 1988-10-04 | 1990-04-24 | American Screen Printing Company | Web tech drive assembly for stencil carriage |
| JP2506222B2 (ja) * | 1990-06-26 | 1996-06-12 | 桜精機株式会社 | シリンダ型スクリ―ン印刷機の版枠移動装置 |
| US6397742B1 (en) * | 1999-09-30 | 2002-06-04 | Becmar Corporation | Single plane screen printer |
| CN102848706A (zh) * | 2012-09-14 | 2013-01-02 | 胡和萍 | 一种用于丝网印刷机的导轮装置 |
| CN106079864B (zh) * | 2016-08-15 | 2018-07-17 | 徐州市苏文机械设备制造有限公司 | 一种光伏太阳能硅板印刷机的刮刀头 |
| CN109435436B (zh) * | 2018-10-19 | 2020-09-04 | 诸暨市云傲机械配件厂 | 一种大型木板丝印设备 |
| CN114379200A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-04-22 | 升辉新材料股份有限公司 | 一种基于高分子膜技术的印刷装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5170383A (en) * | 1974-12-17 | 1976-06-17 | Shiro Ichinose | Sukuriinpurintoki niokeru shokosochi |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2017706A (en) * | 1935-10-15 | Method of amd apparatus fob mount | ||
| US2105572A (en) * | 1935-09-05 | 1938-01-18 | Solar Lab | Stenciling apparatus |
| US2369290A (en) * | 1942-05-18 | 1945-02-13 | Robert F Foard | Means for screen printing on cloth |
| US2606492A (en) * | 1948-06-12 | 1952-08-12 | James A Black | Silk screen stenciling machine |
| US3885493A (en) * | 1973-04-03 | 1975-05-27 | Precision Screen Machines | Printing head construction for use in a screen printing machine |
-
1981
- 1981-06-04 JP JP56086057A patent/JPS57201658A/ja active Granted
- 1981-10-07 GB GB8130321A patent/GB2099757B/en not_active Expired
- 1981-12-10 US US06/329,173 patent/US4376412A/en not_active Expired - Lifetime
-
1982
- 1982-02-22 DE DE3206295A patent/DE3206295C2/de not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5170383A (en) * | 1974-12-17 | 1976-06-17 | Shiro Ichinose | Sukuriinpurintoki niokeru shokosochi |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63174527U (ja) * | 1986-10-13 | 1988-11-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2099757B (en) | 1984-12-12 |
| JPS57201658A (en) | 1982-12-10 |
| GB2099757A (en) | 1982-12-15 |
| DE3206295C2 (de) | 1986-11-06 |
| DE3206295A1 (de) | 1982-12-30 |
| US4376412A (en) | 1983-03-15 |
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