JPS6233918B2 - - Google Patents

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JPS6233918B2
JPS6233918B2 JP55500185A JP50018580A JPS6233918B2 JP S6233918 B2 JPS6233918 B2 JP S6233918B2 JP 55500185 A JP55500185 A JP 55500185A JP 50018580 A JP50018580 A JP 50018580A JP S6233918 B2 JPS6233918 B2 JP S6233918B2
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JP
Japan
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detergent
cartridge
housing
solid
nozzle
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JP55500185A
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JPS55501049A (ja
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Jeimusu Rii Koopurando
Piitaa Jeemusu Fueenhorutsu
Supensaa Burian Raason
Deyuan Reroi Sarumonson
Mikaeru Dee Ueitsuku
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Ecolab Inc
Original Assignee
Economics Laboratory Inc
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Publication date
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Publication of JPS55501049A publication Critical patent/JPS55501049A/ja
Publication of JPS6233918B2 publication Critical patent/JPS6233918B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0047Detergents in the form of bars or tablets
    • C11D17/0052Cast detergent compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/42Details
    • A47L15/44Devices for adding cleaning agents; Devices for dispensing cleaning agents, rinsing aids or deodorants
    • A47L15/4436Devices for adding cleaning agents; Devices for dispensing cleaning agents, rinsing aids or deodorants in the form of a detergent solution made by gradually dissolving a powder detergent cake or a solid detergent block
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F21/00Dissolving
    • B01F21/20Dissolving using flow mixing
    • B01F21/22Dissolving using flow mixing using additional holders in conduits, containers or pools for keeping the solid material in place, e.g. supports or receptacles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/04Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties combined with or containing other objects
    • C11D17/041Compositions releasably affixed on a substrate or incorporated into a dispensing means

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

請求の範囲 1 (a)壁面に装着され、吹付け位置とこの下方に
位置する集収域とを有する内部キヤビテイならび
に前記キヤビテイから出る液体の流れに方向づけ
できるように、前記キヤビテイの集収域に設けら
れた排出口と、この排出口とは別に設けられた閉
塞可能な入口を有するハウジングと、(b)前記ハウ
ジング内に入口を介して着脱自在に収容され、固
形ブロツク洗剤を、少くとも一つの表面を露出さ
せるように保持する洗剤カートリツジ手段と、(c)
前記ハウジングに対し、予め決められた固定され
た位置に、前記カートリツジ手段を、取外し自在
に維持し、前記保持された固形ブロツク洗剤を前
記露出表面が、前記キヤビテイ内に位置するよう
にさせるカートリツジ位置決め手段と、(d)前記キ
ヤビテイ内に延設するよう装着され、前記保持さ
れた固形ブロツク洗剤の前記露出表面のほぼ全体
に向けて、液体の加圧噴霧を方向づけできるよう
にし、その結果、ノズルで方向づけされた噴霧の
水力作用によつて、前記露出表面において、前記
固形ブロツク洗剤の一部が溶解し、濃縮洗剤溶液
が形成され、その溶液は、重力によつて、前記排
出口を通つて流れ出す、噴霧形成ノズル手段と、 を設けて成る、固形ブロツク洗剤用調合機。 2 前記カートリツジ位置決め手段は、前記ハウ
ジング内に設けられ、前記入口を通つて受け入れ
たカートリツジ手段を、前記キヤビテイ内の、前
記予め決められた位置に案内する案内手段を有す
る特許請求の範囲第1項に記載の固形ブロツク洗
剤用調合機。 3 前記カートリツジ手段は、前記固形ブロツク
洗剤を、拘置自在に保持する受器形コンテナーを
有し、かつ、前記案内手段は、前記コンテナー
を、前記キヤビテイ内の前記予めきめられた固定
位置へ案内できるよう、前記受器形コンテナーと
共働自在に、滑動自在に係合する構造設定がなさ
れている、特許請求の範囲第2項に記載の固形ブ
ロツク洗剤用調合機。 4 前記入口は、前記キヤビテイの上部部分で開
口しており、かつ、前記案内手段が、前記入口を
通つて受け入れた前記カートリツジ手段と、共働
自在に、滑動自在に係合し、その結果、前記案内
手段が、前記キヤビテイ内の前記予め決められた
固定位置へ、前記カートリツジ手段が下降するの
を滑動自在に方向づける特許請求の範囲第2項に
記載の固形ブロツク洗剤用調合機。 5 前記カートリツジ位置決め手段は、前記予め
決められた位置で、前記カートリツジ手段と共働
自在に係合し、前記拘置自在に保持された固形ブ
ロツク洗剤の前記露出表面が、上方へ向うように
傾斜する特許請求の範囲第1項に記載の固形ブロ
ツク洗剤用調合機。 6 前記固形ブロツク洗剤の露出表面が、ほぼ平
坦であり、かつ、前記カートリツジ位置決め手段
が、垂直軸に対して0度と90度の範囲にわたるあ
る予め決められた角度をなして、前記露出表面を
維持している、特許請求の範囲第5項に記載の固
形ブロツク洗剤用調合機。 7 前記固形ブロツク洗剤の露出面が、ほぼ平坦
であり、かつ、前記ノズル手段が、長手方向の噴
射軸の回りで、ほぼ均等に、前記噴霧を放射し、
さらにかつ、前記ノズル手段が、前記長手方向の
噴射軸が、ほぼ、前記露出表面の全般的平面に対
し垂直であるように、装着されている、特許請求
の範囲第5項に記載の固形ブロツク洗剤用調合
機。 8 前記カートリツジ手段が、前記固形ブロツク
洗剤を拘置自在に保持する構造設定された受器形
コンテナーを設けて成る、特許請求の範囲第1項
に記載の固形ブロツク洗剤用調合機。 9 前記拘置自在に保持された固形ブロツク洗剤
が、受器形コンテナーの形と実質的に同じ外面形
状を有する、特許請求の範囲第8項に記載の固形
ブロツク洗剤用調合機。 10 前記拘置自在に保持された固形ブロツク洗
剤の少くとも一つの部分が、固形鋳込み洗剤型の
形のものであり、かつ、前記受器形コンテナーの
少くとも一つの部分が、前記固形鋳込み洗剤を成
形するのに使用された、そのような鋳型を設けて
成る、特許請求の範囲第8項に記載の固形ブロツ
ク洗剤用調合機。 11 前記鋳型が、前記固形鋳込み洗剤を、その
洗剤の前記露出表面を除いたすべての表面につい
て、これを取囲み、かつ、これと接触した状態に
ある、特許請求の範囲第10項に記載の固形ブロ
ツク洗剤用調合機。 12 前記受器形コンテナーが、複数個の異なる
チヤンバを設けて成り、しかも各チヤンバは、コ
ンテナーに相対的に固定された位置において、固
形ブロツク洗剤を保持し、前記ブロツク洗剤の前
記各塊のそれぞれ一つの表面を露出するようにし
ており、かつ、前記ノズル手段が、前記固形ブロ
ツク洗剤の前記各塊のそれぞれの前記露出表面
の、実質的にその全体に向けて、前記加圧噴霧
を、同時に方向づけして吹き付ける、特許請求の
範囲第8項に記載の固形ブロツク洗剤用調合機。 13 前記チヤンバの前記複数個の中の少くとも
2つが、相互に続いている仕切り壁部を有してい
る、特許請求の範囲第12項に記載の固形ブロツ
ク洗剤用調合機。 14 前記カートリツジ手段が、入手可能な塩素
の源を包含する、少くとも一つの3次元の固形ブ
ロツク洗剤を、拘置自在に保持するのに適した第
2受器形コンテナーを、さらに包含する、特許請
求の範囲第8項に記載の固形ブロツク洗剤用調合
機。 15 前記カートリツジ手段が、脱泡剤を包含す
る、少くとも一つの3次元の固形ブロツク洗剤
を、拘置自在に保持するのに適した第2受器形コ
ンテナーを、さらに包含する、特許請求の範囲第
8項に記載の固形ブロツク洗剤用調合機。 16 前記ノズル手段が、前記第2受器形コンテ
ナー内の、前記拘置自在に保持された固形ブロツ
ク洗剤に向けて、前記加圧噴霧を、さらに方向づ
けして吹き付けるよう装着されている、特許請求
の範囲第14項又は第15項に記載の固形ブロツ
ク洗剤用調合機。 17 前記カートリツジ位置決め手段は、前記第
1の受器形コンテナーによつて拘置自在に保持さ
れた前記ブロツク洗剤が、ほぼ上方に向く方向に
位置決めされ、また、水平軸に対して0度から90
度の間の、予め決められた固定した角度で、位置
決めされるように、前記予め決められた固定位置
で、前記カートリツジ手段と、共働自在に係合
し、かつ、前記第2受器形コンテナーが、前記第
1受器形コンテナーの位置に比べ、相対的にやや
低い位置で、動作自在に配置されている、特許請
求の範囲第14項又は第15項に記載の固形ブロ
ツク洗剤用調合機。 18 前記カートリツジ手段が、固形ブロツク洗
剤の第2固形塊を、そのコンテナに関して、拘置
自在に保持するに適した第2受器形コンテナー
を、さらに包含し、かつ、前記第1および第2受
器形コンテナは、液体の通る多孔性の壁部材で仕
切られている、特許請求の範囲第8項に記載の固
形ブロツク洗剤用調合機。 19 前記受器形コンテナーが、取外し自在の使
い拾て品目を設けて成る、特許請求の範囲第8項
に記載の固形ブロツク洗剤用調合機。 20 前記洗剤カートリツジ手段が、前記予め決
められた固定位置に配置されている時、前記受器
形コンテナーは、これの内部に、液体の蓄積を防
ぐ手段を、さらに包含する、特許請求の範囲第8
項に記載の固形ブロツク洗剤用調合機。 21 前記液体蓄積防止手段が、前記受器形コン
テナーの1つの拘置側面を限定する壁部材を設け
て成り、しかも、前記洗剤カートリツジ手段が、
前記ハウジングに対し、前記予め決められた固定
位置に、動作自在に布置されている時、前記壁部
材が、前記受器形コンテナーの最低配置部分から
の、液体の流れ通路を限定するように、前記壁部
材が前記受器形コンテナーと共働関係を持つ構造
に設定されている、特許請求の範囲第20項に記
載の固形ブロツク洗剤用調合機。 22 前記カートリツジ手段が、前記ハウジング
の前記入口において、前記ハウジングと共働自在
に、嵌合自在に係合するよう構造が設定されてお
り、その結果、前記カートリツジ手段が、前記ハ
ウジングに対して、前記予め決められた固定位置
に布置されている時、前記カートリツジ手段が、
前記内部キヤビテイから前記入口を通つて、外へ
出る噴霧を効果的に阻止できることになる、特許
請求の範囲第21項に記載の固形ブロツク洗剤用
調合機。 23 前記ノズル手段は、付勢指令を受けた場
合、前記ノズルに至る加圧液体の流れを選択的に
阻止できるように、前記ノズルに連結されている
バルブ手段と、を具備し、また前記カートリツジ
位置決め手段は、前記入口の閉鎖状態を感知し、
前記入口が、前記内部キヤビテイに対し開放状態
になつている時は、前記バルブ手段に指令して、
前記ノズルに至る液体の流れを阻止させるよう
に、前記バルブ手段に前記付勢指令を与えるよう
に、前記バルブ手段に連結されている安全スイツ
チ作用手段を具備する、特許請求の範囲第1項に
記載の固形ブロツク洗剤用調合機。 24 前記安全スイツチ作用手段が、前記内部キ
ヤビテイ内の前記カートリツジ手段の相対的位置
を感知するために共働自在に布置された手段を設
けて成り、それによつて、前記カートリツジ手段
が、前記内部キヤビテイ内で前記予め決められた
固定位置に動作自在に布置されていない時、前記
ノズルに至る液体の流れを阻止するため、前記バ
ルブ手段に前記付勢指令を与えることができるよ
うにしている、特許請求の範囲第23項に記載の
固形ブロツク洗剤用調合機。 技術分野 本発明は固形ブロツク形状の洗剤配合物を即ち
洗剤の塊りを、濃密な洗剤溶液に転換する洗剤調
合機に関する。 発明の背景 従来洗剤を丸く固めて、これに水を噴射させ
て、洗剤溶液を作るようにしたものが知られてい
る。このような従来のものでは、常時一定の濃度
の洗剤溶液を得ることができず、また工業的使用
には適さなかつた。 本発明は、先行技術による、液状、粉末状およ
びたどん形の洗剤を使用する調合機が抱えてい
る、前述の多くの欠点を解決するものである。本
発明による洗剤調合機は、固体鋳込み洗剤、洗剤
ケーク、および、他の形状の固形洗剤の如き、固
形ブロツク形洗剤化合物を、必要とする量に比例
して、溶解し、それによつて、洗濯機(調合機遠
隔配置方式または、調合機直接もしくは近接装置
方式のいずれの洗濯機でも可)に使用する濃縮洗
剤溶液を調合するものである。本発明による洗剤
調合機は、要求にもとずく方法においても、また
は、液圧リンク方式のバイパス方法によつても、
いずれの場合でも、高度に濃縮した洗剤溶液を作
る、簡単な、効率的な、危険性のない、しかも信
頼性の高い技術を提供するものである。本発明に
よる洗剤調合機で作られた濃縮洗剤溶液は、固形
洗剤のブロツクが完全に変換されてしまうまで、
一貫して本質的に均質であり、また、洗剤の仕込
み装置は、ユーザーが迅速にかつ安全にこれを交
換することができる。 発明の要約 本発明は、ブロツク形状をした固形洗剤混合物
から、濃縮洗剤溶液を作る洗剤調合機に関する。
この調合機は、堅固な表面に緊着装着するハウジ
ングを有し、このハウジングは、装着表面に対
し、あらかじめ決められた位置を維持している。
本発明の1つの実施例は、垂直な壁面に装着する
設計になつている。しかし、ハウジングは、その
他の形状のおよび角度的に傾斜した姿勢の緊着表
面に装着できるよう、いずれも十分に設計されて
いる。本発明による洗剤調合機は、濃縮洗剤溶液
の供給先である洗濯機にぢかに装着できるし、ま
たは、そのような洗濯機に隣接して装置できる
し、さらにまたは、そのような洗濯機と離れた位
置に装着することもできることになつている。 調合機のハウジングは、内部キヤビテイと、そ
の内部キヤビテイ内に開口している、入口および
排出口と、を限定している。入口は、洗剤の塊り
少くとも1つの表面が、キヤビテイ内で露出さ
れ、かつ実質的にキヤビテイ内に封じ込められ
る、そのような方法で、洗剤を内部キヤビテイ内
に受け入れるのに適した形状のものである。排出
口は、この調合機で作られた濃縮洗剤溶液が、内
部キヤビテイから出され、後で洗濯機にすぐ使用
できるようにする、通路が開けるように適切な形
状と寸法であれば構わない。そのような排出口
は、下方に置かれた、調合機の集収器または槽の
中に、洗濯機の洗いタンク槽の中に、流体を流す
コンジツト管の中に、または、その他適切な手段
の中に、それらいずれかに向つて、この調合機で
作られた濃縮液が、輸送自在に運べるよう、ぢか
に開口して構わない。 ノズル手段は、ハウジングのキヤビテイ内に延
設するよう装着されていて、それによつて、予め
決められたパターンと方向をもつた加圧噴霧が、
キヤビテイ内に向けられ、すなわち、キヤビテイ
内の洗剤の塊りを、露出表面に、水力作用と侵食
作用を及ぼして、これを溶解できるようにしてい
る。 調合機のハウジング内の拘置手段は、入口を通
つて、キヤビテイ内に持ち込まれた、洗剤の仕込
み分を受け入れるために布置されている。拘置手
段は、受け入れた洗剤を、キヤビテイ内で固定し
た位置に、位置づけ、かつ、拘置自在に保持し、
それによつて、洗剤の露出表面を、ノズル手段
と、共働できるように予め決められた整合を保つ
状態に位置決めをなし、その結果、ノズル手段か
ら噴き出す噴出パターンが、保持された洗剤の全
露出表面上に、概ね均等に当ることになる。本発
明の1つの実施例では、ハウジングのキヤビテイ
内で、洗剤の仕込み分が、予め決められた固定位
置に、適切に布置されていない時は何時でも、ノ
ズル手段から流れる流体の流れを阻止できる。安
全スイツチ手段を設けている。 本発明の1つの実施例においては、洗剤の仕込
み分が、カートリツジ手段によつて拘置自在に保
持されていて、そのカートリツジ手段が、固形ブ
ロツク洗剤の少くとも1つの表面を露出させるよ
うに、その洗剤を保持している。本発明のこの実
施例においては、カートリツジ手段は、ハウジン
グの入口に挿入できるよう設計されている。拘置
手段は、カートリツジ手段を受け入れ、かつ、カ
ートリツジ手段を、その手段に対する固定位置
に、解除自在に維持するように布置されており、
それによつて、保持されている洗剤の露出表面
が、キヤビテイ内に実質的に包まれた状態で、し
かも、ノズル手段に対し予め決められた固定位置
に収まつた状態で、位置を定めている。本発明の
好ましい実施例においては、カートリツジ手段
の、洗剤保持部分の全体が、実質的に、ハウジン
グの内部キヤビテイ内に挿入できるよう設計され
ているが、しかし、その他のカートリツジ手段
は、本発明の原理に従つて設計されているもの
で、その形態では、カートリツジ手段の1部分
は、例えば、カートリツジ手段自体が、内部キヤ
ビテイを限定している、ハウジングのその1部を
形成するような方法で、ハウジングの外側に位置
している。 カートリツジ手段は、洗剤を拘置自在に保持で
きる使い捨て式のカートリツジ部材を有すること
ができ、この部材は、洗剤調合機が、鋳込み形の
固形洗剤化合物を使用する場合、特に有益であ
り、その場合は、使い捨て式のカートリツジ部材
は、鋳込み洗剤が製造される実際の鋳型を包含す
ることができる。 その別の方法としては、挿入可能な洗剤カート
リツジ部材が使用される場合であるが、そのカー
トリツジ部材は再使用可能である。そのような例
では、洗剤カートリツジ部材は、少くとも固形ブ
ロツク洗剤の1仕込み分を、拘置自在に受け入れ
かつ保持するよう設計されているもので、また、
それによつて、仕込んだ洗剤が消費されかつ枯渇
した状態になると、必要または要求された時、す
ぐ、新しい仕込み分によつて置き換えられるよう
になる。 本発明は、噴霧が、露出洗剤表面の上方のある
位置から向けられる形の設計に対しては勿論、露
出洗剤表面の下方のある位置から、露出洗剤表面
に向つて、噴霧が向けられる形の設計に対し、そ
の双方に適用するものである。本発明の好ましい
実施例では、ノズル手段は、一般的に、露出洗剤
表面の上方に布置されており、かつ、それによつ
て、ノズル手段の、長手方向の噴霧軸は、一般的
に、露出洗剤表面の平均的平面に対し直角をなす
形となる。本発明の好ましい実施例においては、
露出洗剤表面は、キヤビテイ内で、予め決められ
たある固定した角度、水平面に対し10度から90度
の範囲内の角度で、維持されており、その結果、
ノズル手段からの噴霧が、その露出表面に直接ぶ
つかる水力作用と、露出洗剤表面に、重力で、滝
状に流下する、変換ずみの噴霧液体の侵食作用
と、の双方によつて、固形洗剤を溶解することに
なる。 洗剤用のカートリツジ手段の種々の形態が、本
発明の範囲内で設計できることは理解されるはず
である。ノズル手段が、露出洗剤表面の下方に布
置されている洗剤調合機にあつては、カートリツ
ジ手段は、洗剤を支持自在に保持するように、ま
たは、濃縮洗剤溶液を集収するために、下方に置
いてある集収槽の中へ、洗剤の粒子が落ちるのを
防ぐように、それらいずれかの目的を叶えるよう
に、洗剤の下方に装着させた、スクリーン網部材
を有することが好ましい。 カートリツジ手段の1つの実施例では、洗剤の
露出表面の上に一杯に位置させている、網部材が
含まれており、それによつて、拘置自在と保持さ
れている洗剤の固形粒子が、キヤビテイの排出口
に向つて、直接通過しないように、その固形粒子
の封じ込めを果している。 挿入可能なカートリツジ手段の好ましい設計で
は、固形洗剤化合物の、複数個の各種の洗剤の塊
りを、拘置自在に保持できる、複数個の受器を設
けて成つている。かかる複数個の受器は、不相溶
性の洗剤化合物を保持できるように、形状と寸法
が設計されており、それによつて、ノズル手段か
らの加圧噴霧が、受器の相対的寸法と、その受器
が保持している固形洗剤のその特定の化合物とに
左右されるが、所望の比例関係を保つた状態で、
複数の受器のそれぞれから、固形洗剤を、同時に
溶解することになる。 本発明は、洗剤用の、特定の形態の調合機のハ
ウジングと拘置手段とを組合わせて、説明するこ
とになるが、それ以外の形態のものも、本発明の
原理と範囲内において、設計できることが理解さ
れるはずである。さらに、本発明の好ましい実施
例では、拘置自在に保持された洗剤の各1個当
り、わずかに1表面だけを露出させている調合機
について述べるはずであるが、本発明の原理は、
拘置自在に保持された洗剤の多数表面が、ノズル
手段から出る噴霧パターンに対し、同時に露出さ
せられる、各種の調合機の形態まで拡げることが
できるものである。さらに、本発明は、拘置自在
に保持されている洗剤の露出表面について、特定
の向きが図解で説明されている、好ましい実施例
に関して、説明されるはずであるが、本発明の原
理は、その好ましい実施例のかかる図解の範囲を
越えて、拡大できるものであり、かつ、ここに添
付の、請求の範囲によつてのみ制限されるもので
ある。同様に、具体的な、安全機能の回路および
技術が、本発明の好ましい実施例に関して述べら
れるはずであるが、それ以外の安全制御手段およ
び技術も、本発明の範囲内で、同等に考案するこ
とができるはずであり、それら手段および技術に
よつて、本装置の操作員またはユーザーに対し、
調合機を危険性のないものになしうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理に従つて、構造を設定
した、固形洗剤調合機の斜視図、第2図は、洗剤
の1仕込み分を保持する、カートリツジ手段であ
つて、かつ第1図で開示したものの、1実施例の
分解斜視図、第3図は、洗剤の1仕込み分を保持
する、カートリツジ手段で、かつ第1図で開示し
たものの、第2実施例の斜視図、第4図は、第1
図で開示した、固形洗剤調合機の上部平面図、第
5図は、第1図で開示した、固形洗剤調合機の、
一部を破断図で示した正面図、第6図は、第1図
で開示した、固形洗剤調合機の底部平面図、第7
図は、第1図で開示した、固形洗剤調合機の側面
図、第8図は、第5図で開示した、固形洗剤調合
機を、同図の線8−8で切断した断面図、第9図
は、本発明の固形洗剤調合機の、ノズル噴霧を制
御する、安全制御機構の一例を説明する、系統
図、および、第10図は、第8図で開示した、洗
剤調合機の一部の部分図であり、それによつて、
カートリツジ手段によつて保持されている、固形
洗剤の仕込み分の特長についての他の実施例を示
すものである。
【発明の詳細な説明】
添付の図を引照して、本発明の原理に従つて全
体的構造が設定されている、ブロツク形の固形洗
剤混合物用の洗剤調合機を符号20で示してい
る。図に示した調合機の実施例は、比較的小形の
洗濯の用途向きに適した1つの型式のものであ
り、その場合、洗剤調合機は、洗濯機に直接装着
されるかまたは洗濯機に極く隣接して装着されて
おり、その結果、その調合機で作られた濃縮洗剤
溶液は、重力で、洗濯機自体の洗いタンク(図示
せず)中へ流れ込むことになる。各図に示す特定
の実施例は、本発明を用いる実施例および用途の
多くのもののうちの1例に過ぎないこと、およ
び、本発明が、ここに開示したこれら実施例に制
限されるものでないこと、これらのことは理解さ
れるはずである。 調合機20は、ハウジング21をそなえ、これ
は、高苛性の洗剤溶液にさらされても耐え得る材
料のうち適切なあらゆる材料で作られており、ま
た、不銹鋼または型成形のプラスチツク材料で作
られることが好ましい。ハウジング21には、垂
直な表面である壁部15と係合し、またはそれに
装着するに適した、ほぼ平坦な背面壁部21aが
形成されている。(第7図)。背面壁部21aに
は、複数個の取付けスロツト22が形成されてお
り、洗濯機の垂直壁部または洗濯機に隣接して位
置された垂直壁部の如き、しつかりした垂直表面
に、ハウジング21を装着できるようになつてい
る。ハウジング21は、しつかりした表面であれ
ばいかなるものにでも装着ができる形態になつて
おり、垂直な表面、または、平坦な表面にだけに
限つて装着できるように制限されていないもので
あるという点は理解されるはずである。 ハウジング21は内部キヤビテイ30を有し、
この内部キヤビテイ30は、第8図に示すよう
に、上部部分に位置する吹付け域30aと下部部
分に位置する集収域30bとからなつている。 ハウジング21の上部部分には、内部キヤビテ
イ30中に開口している入口32と、内部キヤビ
テイ30中に開口し、かつ、ハウジング21の内
部キヤビテイ30の下部部分内で集収または蓄積
された濃縮洗剤溶液がハウジング21を通つて通
過する通路を形成する、排出口34とが形成され
ている(第5図および第6図)。ハウジング21
は、排出口34を中に形成したホースクランプ延
出部35を有し、この延出部35の外周には、コ
ンジツトまたはホースが係合可能なように複数の
リブが形成され、また延出部35は排出口34か
ら出る水の方向を定めるように形成されている
(図示せず)。排出口34の具体的な形状が、各図
で開示された本発明の実施例において図解されて
いるが、調合機20の全体の形態如何によつて、
他の形態の排出口が製作可能である。例えば、調
合機自体が、その調合機で作られる濃縮洗剤溶液
を集収するのに、下側に設置するタンクを有する
場合、内部キヤビテイ30の底面部分の全体を排
出口34とし、下側にあるタンクの中にぢかに開
口するようにしても良い(例えば、1977年5月3
日、Moffat他に対し付与された米国特許第
4020865号に説明されている如き排出口構造を参
照のこと)。同様に、以下さらに詳述する如く、
入口32は、多様の構造を採用することができ、
かつ、内部キヤビテイ30の上部部分の中に開口
するように、布置されることは必ずしも必要では
ない。例えば、底部仕込み式調合機においては、
入口は、調合機ハウジングの底部に配置させるこ
とができ、また、かかる調合機の排出口を有する
こともできる。 ハウジング21の上部正面壁部21bは、水平
面に対しある角度で傾斜して、入口32から下方
に突き出ている。各図に示す本発明の実施例にお
いては、上部正面壁部21bが、水平面に対し、
ほぼ60度の角度を有している。上部正面壁部21
bは、ハウジング21の第1下部壁部21cでそ
の下端が終わり、かつ、それに連続しており、ま
た、第1下部壁部21cは、水平面に対し、わず
かに傾斜しており、かつ、上部正面壁部21bの
平面に概ね平行な平面まで延びている。下部正面
壁部21dは、ハウジングの底部壁部21eで終
わり、かつ、それに連続しており、底部壁部21
eを貫通して排出口34が形成されている。各図
において、底部壁部21eは、概ね平坦である
が、しかし、この底部壁部21eは、多様な構造
を採用できる(ランプ型式またはじようご型式の
如く)ものであり、かつ、ハウジングの下部集収
域30b内に蓄積した液体を、排出口34に向わ
せるようになつている。 前記背面壁部21aは、底部壁部21eと、上
部壁部21fとの間に延設され、上部壁部21f
は、入口32まで延出し、かつ、この入口32を
一端を形成している。第8図の断面図を見ると、
内部キヤビテイ30の中で、上部正面壁部21
b、第1下部壁部21c、背面壁部21a、およ
び、上部壁部21fとの間で、前記上部吹付け域
30aを形成しており、一方、内部キヤビテイ3
0の中で、下部正面壁21dと背面壁部21a
と、底部壁部21eとの間で前記集収域30bを
形成している。 さらに、ハウジング21は、底部壁部21e
と、上部壁部21fとの間で垂直に延出し、ま
た、背面壁部21aと、正面壁部21b、第1下
部壁21c、下方壁部21dとの間で側方に延出
し、互いに対向した1対の側方壁部21gを有す
る。 側方壁部21gは、内部キヤビテイ内で延出
し、互いに上部正面壁部21bと平行な平面に互
いに所定間壁を有して位置したフランジ24を有
する。フランジ24は、入口32から、底部壁部
21eに向つて下方に延出するように設けられて
おり、また、正面壁部21bと共働して、内部キ
ヤビテイ内に、互いに対面したチヤンネルを形成
するように配置され、これらチヤンネルにカート
リツジ40が、滑動自在に装着される。 調合機21の入口32の中で、取外し可能に挿
入するのに適したカートリツジ40の一例を、第
2図を参照して説明する。カートリツジ40は、
固定位置に、固形洗剤混合物のブロツクを取外し
可能に保持するのに適した受器またはコンテナー
型式の部材であると基本的に言える。ここで引照
しているように、いわゆる〓固形ブロツク〓洗剤
混合物という語は、鋳込み洗剤、ケーク洗剤、凝
集形洗剤、またその他、本質的に塊の形をした固
形洗剤の如きもので、その製造法にかかわりな
く、いかなる形であれ、幾何学的形状または塊形
の固形洗剤を意味する(固形〓粉末〓洗剤または
〓液体〓洗剤と区別されている如く)。カートリツ
ジ40は、底部表面41と、下部周辺側壁部分4
2と、中間張出し域43と、および上部周辺側壁
部44とを有する。カートリツジ40は、保持さ
れている洗剤の塊りの少くとも1つの広い表面を
露出させるのに適した構造であれば、いかなる幾
何学的構造でもこれを採用することができるが、
第2図に示すカートリツジは、ほぼ矩形である。
下部周辺側壁部42は、符号42aで示す1側壁
が、底部表面41に対し垂直に延出していないこ
とを除き、底部表面41と中間張出し域43との
間に延出している。非垂直の側壁42aは、ハウ
ジング21の、上部正面壁部21bと第1下部壁
部21cとの間で限定されている傾斜角に対応す
る、角度で底部表面41に対して傾斜している、
(第8図参照)。カートリツジ40の中間張出し域
43は、底部表面41にほぼ平行な平面である。
上部周辺側壁部44は、中間張出し域43から上
方に突出しており、この場合、その周辺側壁部の
3つの側壁は中間張出し域に対しほぼ垂直をなし
ている。別の側壁、即ち第4側壁44aは、中間
張出し域43の平面に対して傾斜しており、その
内角は、調合機のハウジング21の、下部正面壁
部21dと底部壁部21eとの間で形成される内
角と実質的に等しい(第8図参照)。 中間張出し域の一部分43aは、下部および上
部周辺側壁部分の側壁42aと44aとの間に位
置され、また、カートリツジ40の中間張出し域
43の部分の幅に比べて、若干幅広である(上部
および下部の周辺側壁部の対応する部分の間で測
定した場合)。複数の突出部45が、中間張出し
域の一部分43aから上方に突出しており、これ
らの上部表面は、ほぼ一平面に位置している。 下部周辺側壁42は、底部表面41と共働し
て、第1受器形コンテナー46を形成し、洗剤混
合物100を保持できるようにしている(第8図
参照)。本発明の好ましい実施例において、第1
受器形コンテナー46が、カートリツジ40の受
器形コンテナー46の中へぢかに仕込まれる、固
形〓鋳込み〓洗剤混合物を保持しており、コンテ
ナー46が、洗剤混合物100が製造される、そ
の鋳型を形成している。カートリツジ40のコン
テナー46内で、洗剤混合物100の仕込みは、
中間張出し域43と同一平面か、またはそれより
僅か下方に、その平坦な上表面100aが位置す
るようになされる。上表面100aは、ノズル手
段からの噴霧にさらされるように位置されてお
り、このことについては後で詳述する。 中間張出し域の拡大した一部分43aが、第2
受器形コンテナー47の底部表面を形成している
(第2図および第8図参照)。スクリーン部材50
は、中間張出し域43(拡大した一部分43aに
おいてではなく)と、同時にまた、第1受器形コ
ンテナー46および第2受器形コンテナー47と
の双方に対し、それぞれその上に重ねられるよう
に、下側にある中間張出し域の一部分43aに対
し間隔を設けた位置関係において、突出部45
と、に装着ができる構造になつている。スクリー
ン部材50は、ほぼ平坦な第1平坦部50a(第
2図)と、ほぼ平坦な第2平坦部50bと、連結
壁部50cとを有している。第1平坦部50a
は、対面している上部周辺側壁44の間にぴつた
り嵌るように寸法が設定され、かつ、中間張出し
域の一部分43aを除き、中間張出し域43の3
つの連続した域に装着できる構造になつており、
そこで、カートリツジ40の第1受器形コンテナ
ー46の上に実質的に重ね置きができる。 スクリーン部材50の第2平坦部50bは、第
1平坦部50aの平面と平行に、かつ、その上方
に間隔を設けて収まつていて、また、中間張出し
域の一部分43aと、カートリツジ40の第2受
器形コンテナー47との上方に、概ね重ね置きで
きるように、複数の突出部45に装着できる構造
になつている。スクリーン部材50の連結壁部5
0cは、スクリーン部材50の第1平坦部50a
と、第2平坦部50bの双方との間に内角を形成
しており、それらの内角は、下部周辺側壁部の一
部分42aが、底部表面41との間、およびカー
トリツジ40の中間張出し域の一部分43aとの
間で形成するそれらの内角と実質的に同じ角度で
ある。スクリーン部材50の連結壁部50cが、
カートリツジ40に装着された場合は、相互連結
壁部50cは、スクリーン部材50の、第1平坦
部50aとの間、および第2平坦部50bとの間
で、内角を形成するが、それらの内角は、下部周
辺側壁部の一部42aが、底部表面41との間、
およびカートリツジ40の中間張出し域の一部分
43aとの間で形成する、それらの内角と実質的
に同じ角度である。スクリーン部材50の連結壁
部50cが、カートリツジ40に装着された場合
は、連結壁部50cは、下部周辺側壁部の一部分
42aと実質的に同一平面をなして重なり、か
つ、下部周辺側壁部の一部分42aの延長部を形
成し、それらによつて、拡大中間張出し域の一部
分43aと上部周辺側壁部の一部分44aと、拡
大中間張出し域の一部分43aと連続して延びて
いる上部周辺側壁部44の、相互に対面している
部分とでもつて、第2受器形コンテナー47を規
定することになる。 カートリツジ40は、高苛性の洗剤溶液にさら
されてもこれに耐えうる材料で形成され、ポリエ
チレンまたはポリプロピレンの如き、型成形プラ
スチツク材で作ることが好ましい。カートリツジ
は、固形ブロツク洗剤と一緒でも、1つの商品と
して販売することもできるので、カートリツジ4
0全体、またはその各部分は、それらによつて拘
置自在に保持されている洗剤の仕込み分を消費し
て了つた後では、それらを捨てることもできる。
カートリツジが、使い捨て品目である場合は、ス
クリーン部材50は、中間張出し域43と、複数
の突出部45とに、永久的に溶接または接着させ
ることもできる。 代りに、カートリツジ40は、再使用品目とす
ることもでき、その場合多分不銹鋼で作られるこ
とになろうが、そこでは、スクリーン部材50
は、カートリツジのさまざまな受器によつて拘置
自在に保持されている洗剤の再仕込みができるよ
うに、下側にあるカートリツジ40に、分離可能
に固定させることができる。スクリーン部材50
は、高苛性の洗剤溶液にさらされてもこれに耐え
ることができる材料であれば、いかなる材料を使
用しても構わないが、好ましい実施例において
は、プラスチツク材料を使用することが好まし
い。スクリーン部材50の網目サイズは、カート
リツジの受器形コンテナーによつて拘置自在に保
持されている固形ブロツク洗剤の固体粒子が、ス
クリーンを通過することを阻止できるほど小さい
寸法でしかも、固形ブロツク洗剤の露出表面に向
けて吹き付けられる加圧噴霧パターンが、スクリ
ーンを通過する際、比較的妨害を与えないように
大きな寸法であるようになつている。一般的に、
スクリーン部材50の網目サイズは、大きくても
精々排出口34の最大寸法を越えない程度にすべ
きであり、それは、スクリーンを通過するかも知
れない、固形ブロツク洗剤の塊または細片が、排
出口34を通つて流れる濃縮洗剤溶液の自由な流
れをつまらせることがないようにするためであ
る。 カートリツジ40の第1受器形コンテナー46
は、洗浄作用に使用する主たる固形洗剤を保持で
きる構造になつている。第1受器形コンテナー4
6の好ましい用法は、1978年2月7日出願の出願
番号第875784号(Fernholz他)の継続出願に記
載のものと同様な、固形〓鋳込み〓ブロツク洗剤
を拘置自在に保持できるようにすることであろう
が、しかし、洗剤の他の形のものも、第1受器形
コンテナー46によつて拘置自在に保持すること
ができる。第2受器形コンテナー47は、第2洗
剤混合物102(第10図を参照のこと)の細長
い塊、または、塩素源(例えば次亜塩素酸塩ナト
リウム)、または、脱泡洗剤混合物(一連番号第
875784号の継続出願を参照のこと)の如き、第2
固形洗剤混合物の、複数の、枕形塊、たどん形
塊、タブレツト、またはペレツトなど、を拘置自
在に保持できる構造になつている。第2受器形コ
ンテナー47によつて拘置自在に保持されてい
る、第2洗剤混合物のたどん形塊またはタブレツ
ト形のものが、第8図で参照番号103を付けて
図示してある。 第2図および第8図に図示するカートリツジ4
0は、2つの異なる洗剤混合物を分離して保持で
きる2つの受器形コンテナーを有しているが、カ
ートリツジ40は、分離可能に異つた複数個のコ
ンテナーを必ずしも必要ではない。例えば、カー
トリツジは、固形洗剤混合物の単一の塊りまたは
ブロツクを拘置自在に保持できる単一の受器形コ
ンテナーを設けて成ることもできる。固形洗剤混
合物は、均一であるか、または、出願番号第
875784号の継続出願に見られる如き、塩素源、脱
泡剤、その他の如き、〓コアー〓、〓ポケツト〓、ま
たは、異なる洗剤混合物から成る全てのセクシヨ
ンを含むことができる。それとは別に、カートリ
ツジ40は、第3図に示す如く、2つの受器形コ
ンテナーを有するよう改造することができるが、
そこでは、第1受器形コンテナー46は、分離用
壁部48の手段によつて仕切られ、それによつ
て、固形ブロツク洗剤混合物の、2つの異なる
塊、または、幾何学的形状の塊を拘置自在に保持
する1対の受器形コンテナー46aと46bとを
規定することになる。 洗剤混合物拘置手段の構造について、その多く
のものが、本発明の原理と範囲の内で考案するこ
とができる点は理解されるはずであり、そこで、
カートリツジ40は、かかる拘置手段用構造の、
可能なものの1つにすぎないのである。カートリ
ツジ40を使用する思想の範囲内で、カートリツ
ジを支持する部材について、多くの形状と構造の
ものが可能である。カートリツジ40の受器形コ
ンテナーでは、ほぼ矩形形状のものが開示されて
いるが、筒形、三角形、各種の多角形のもの、多
数のその他規則的または不規則な形状のもの、こ
れらも採用できるはずである。さらに、拘置自在
に保持されている固形ブロツク洗剤混合物100
の広い露出表面100aが、ほぼ平坦な表面とし
て開示されているが、そのような露出表面につい
ては他の構造および形状のものが可能であり、し
かも、例えば、凹形、凸形、球形、ピラミツド
形、円錐形などの形状のものに制限されない。さ
らに、露出表面100aが、カートリツジ40の
外側周辺境界と同一の拡がりをもつて位置するも
のとして(例えばカートリツジの中間張出し域4
3と同一平面をなす)図示してあるが、洗剤用の
支持手段は、洗剤と、必ずしもその全ての側面で
係合するものではなく、1つの側面で係合しさえ
すればよいのである。 主要な考えは、支持手段は、洗剤を実際に拘置
自在に保持し、かつ、その支持手段に相対的に、
その洗剤の位置を維持すること、であり、それに
よつて、洗剤の露出表面が、たとえどこを向いて
いようとも、ノズル手段から出て、吹き付けられ
る噴霧パターンに対し、相対的に固定された予め
決められた位置に、その露出表面を維持すること
ができるのである。この詳細は以下述べることと
する。 各図に示された洗剤調合機の好ましい実施例に
おいて、カートリツジ40の高さおよび幅は、第
1図に示す如く、ハウジング21の入口32を介
して中に、挿入できる寸法に設定されている。カ
ートリツジ40の相対面して布置されている側面
上にある、中間張出し域43の下部部分は、ハウ
ジング21の側方壁部21gのフランジ部24
に、滑動自在に係合するように、およびフランジ
部24によつて方向づけがなされるように、構造
が設定されており、その結果、側方壁部21gの
フランジ部24は、カートリツジ40を、入口3
4を通つて受入れた位置から、ハウジングに対し
て予め決められた位置に至るまで、共働自在に案
内することになる(第8図の図示のとおり)。カ
ートリツジ40が、調合機の入口の中に挿入され
た場合(第1図および第8図を参照のこと)、カ
ートリツジ40は、重力の作用のもとで、下降
し、かつ、フランジ部24によつて方向づけされ
て、内部キヤビテイ30の中へ入り込み、下部周
辺側壁部42aが、ハウジング21の第1下部壁
部21cと定着係合するに至つて、その下降が止
む。カートリツジ40が、かかる固定した、予め
決められた定着位置に位置された場合、定着した
カートリツジ40の〓頂上〓部分に配置されてい
る上部周辺側壁部44aは、フランジ部24と、
ハウジング21の上部壁部21fと、に共働自在
に係合し、それによつて、内部キヤビテイ30の
上部吹付け域30aから、入口32を通つて、液
噴霧が外へ出るのを阻止できる。各図に示す実施
例では、カートリツジ自体を、安全スイツチ装置
(後述する)と共働させて使用し、それによつ
て、ノズル噴霧を内部キヤビテイ内でおこなわせ
ているが、それ以外の閉鎖手段、例えば、エラス
トマーシール、シールド、デフレクター、すべり
閉鎖手段、または、蝶番付きドアーや蓋(図示せ
ず)これらが、ハウジング21の内部キヤビテイ
30内でノズル噴霧をおこなわせるのに使用でき
る。 上部周辺側壁44aの上部にはハンドルを構成
する半円形の突起部44bが形成されており、人
差指または中指を、ハンドルの中空部分に挿入す
ることにより、カートリツジ40を保持し、また
は、ハウジング21からカートリツジ40を取外
したりすることが容易になつている。 第1図および第8図において、導管60が、ハ
ウジング21の上部壁部21fに固着されてお
り、かつ、その壁部を貫いて、内部キヤビテイ3
0の上部吹付け域30aの中に突出ている。前記
ノズル61が、ねじ込みにより、また、その他の
方法で、内部キヤビテイ30の中に延設している
導管60の端末に、適切に固着されており、ま
た、その位置に布置されていて、それによつて、
カートリツジ40の、様々な受器チヤンバ内にあ
る洗剤の、それぞれ露出した固形洗剤のブロツク
表面の全体を実質的にねらつて、予め決められた
形状の噴霧パターンを吹付けるようにしている。
ノズル61は、内部キヤビテイ30の中で、カー
トリツジ40の〓固定〓位置に相対して、方向が
定められていて、それによつて、ノズルからの長
手方向の噴射軸62が、固形ブロツク状の洗剤混
合物100の、露出表面100aにほぼ垂直に位
置されるようになつている。噴霧ノズルは、導管
60を経て送られた水性液体(水であることが好
ましい)の加圧噴霧を、あらかじめ決められたパ
ターンで、しかも、カートリツジ40によつて拘
置自在に保持されている固形ブロツク洗剤の実質
的に全露出表面に、直接に打ち当てるように設計
してあるそのパターンで、吹付けできる形状構造
に適しているものであればどのようなものでも構
わない。各図に示す本発明の実施例では、特定の
噴霧ノズルが、いわゆる「方形の」噴霧パターン
(長手方向の噴霧軸62にほぼ直角をなす平面で
見た場合)を作つており、ノズルから放射された
噴霧パターンを、第2受器形コンテナー47によ
つて拘置自在に保持されている固形ブロツク洗剤
の露出表面をねらうことは勿論、実質的に全露出
表面100aをねらつて、方向づけできるように
なつている。導管60は、サイホンブレーカ63
を経て延びており、また、動作に際しては、一般
的に5psiから70psiの範囲で、適切に加圧された
水の供給源に連結されている。また、安全弁64
(第9図)は、ソレノイド弁であることが好まし
いが、ノズル61と、加圧水源との間に挿入され
ていて、導管60を通つてノズル61に至る水の
流れを選択的に阻止できるようにしている(第9
図を参照のこと)。 安全スイツチ装置70が、ハウジング21内に
装着されており、内部キヤビテイ30内のカート
リツジ40の動作上の位置を感知できるようにし
ている。この安全スイツチ装置70は内部キヤビ
テイ30内の集収域30b内の固定位置に、装着
用ブラケツト71を使つて装着されている、リー
ドスイツチ部材を設けて成る(第8図を参照のこ
と)。 カートリツジ40の上部周辺側壁部44aには
カプセル封入のマグネツト72が挿入され、支持
されている。マグネツト72の位置と、リードス
イツチ70は、相互に対向して位置されている。
リードスイツチ70は、カートリツジ40が、ハ
ウジング21の内部キヤビテイ30の中で、予め
決められた固定位置に(第8図の図示の如き)完
全に受入れられた時だけに限つて、マグネツトの
磁束によつて活動状態にさせられる。この場合、
ハウジング21の入口32は、所定の位置に収ま
つたカートリツジ40によつて、実質的に閉鎖さ
れている。第9図を参照して、リードスイツチ7
0は、マグネツト72によつて活動状態にされ、
それによつて、信号伝送路73を使つて(および
他のすべての適切な回路手段を使つて、(図示せ
ず))、安全弁64を付勢するようにし、そこで、
安全弁64を開成させる。この結果、カートリツ
ジ40が、ハウジング21の内部キヤビテイ30
内で、その予め決められた位置に、定着している
時だけに限つて、加圧液が流れるようになる。マ
グネツト72が、リードスイツチ70と作動上の
関連状態から離れると、リードスイツチは、消勢
状態となり、安全弁64に適切な付勢の信号(ま
たは消勢の信号)を与えることになり、導管60
を通つてノズル61に到る加圧液体の流れが阻止
される。 具体的な安全制御スイツチ作用配置が、ノズル
61に到る加圧液体の流れを選択的に阻止する点
について、説明して来たが、かかる安全スイツチ
作用の機構については多くの形態を工夫すること
が可能であるが、これらはまた本発明の範囲に入
るものである、これらの点は理解されるはずであ
る。例えば、マイクロスイツチの如き、機械的ス
イツチ作用形態が採用できるはずであり、またさ
らに、光学的センサー、水銀スイツチセンサー、
または純粋に、機械的リンク機構の検知およびバ
ルブ作動手段なども使用できよう。さらに、かか
る安全制御手段の主たる目的が、ノズル61から
噴出する噴霧が、入口32から外部へ、偶然に吹
出すことを防ぐことにあるので、かかるスイツチ
検知手段の相対的位置決め法については、当業者
によつて、所期の目的を達成するように容易に変
化をつけられるものである。 好ましい実施態様の動作 本発明による固形洗剤調合機の作動は比較的簡
単であり、その大要は次記のとおりである。第4
図ないし第9図に示す如く、本発明の好ましい実
施例において、カートリツジ40は、固形ブロツ
クの洗剤混合物を保持し、かつ、カートリツジ内
の固形洗剤が、いつたん、調合機内の噴霧作用に
よつて消滅したならば、カートリツジ自体が、ハ
ウジングから急速に取外されて捨てられるよう
な、使い捨て品目として設計されている。好まし
い実施例において、第1受器形コンテナー46に
よつて拘置自在に保持されている固形ブロツクの
洗剤混合物100は、その製造時、第1受器形コ
ンテナー46の中でぢかに成形された固形鋳込み
ブロツク洗剤の塊を包含し、または、洗剤のさら
に大きな塊りから、第1受器形コンテナー46の
拘置形状に合わせるように切断することができ
る。洗剤100は、洗剤調合機が使用されている
洗濯機の洗浄作動に必要とされる、主たる洗剤化
合物(一般的に高アルカリ性物質)を包含する。 第2受器形コンテナー47は、タブレツトまた
はペレツトの形状に成形した洗剤の相対的にさら
に小さな仕込み分を収容している。洗剤調合機の
好ましい食器洗い用途(すなわち、皿洗い用途)
では、固形ブロツク洗剤のタブレツト103は、
次亜塩素酸塩カルシウム、またはその他の活性塩
素源で構成されており、かつ、それが水溶液に接
触するようになつた時、塩素供給が始まる。ま
た、タブレツトには、脱泡洗剤化合物を含むか、
または、それによつて全部が占められることもあ
ろう。それとは別に、もし望まれるならば、塩素
と脱泡剤化合物またはそのいずれかが、さらに大
形の洗剤100に含まれることもあり、また、そ
れらが第2受器形コンテナー47内でタブレツト
の形で、両者混合されることもあり、さらにま
た、さらに大きな固形洗剤100の中で、隔離挿
入物またはコアーとして成形されることもあり、
なおまた、第1受器形コンテナー46か、第2受
器形コンテナー47か、いずれかの中で、分離固
形ブロツクとして成形されることもある。一般的
に、単一のカートリツジ40内に収容されている
固形洗剤の密度および成分の選択、および、固形
洗剤相互間の相対的大きさの決め方は、それら洗
剤の露出表面にノズル噴霧が吹き付けられた際、
適切な所望の混合が結果として得られるような、
選択がなされ、かつ寸法決めがなされる。また、
固形洗剤それぞれの具体的な仕上げ方は、それぞ
れの塊に関して、それぞれの溶解度が、若干均等
であるように工夫されており、それによつて、カ
ートリツジ40のすべての受器が、一般的に均等
にからになることになる。 調合機にカートリツジ40を仕込むやり方は、
簡単でありかつ比較的フールプルフ方式である。
操作員がハンドルを構成する突起部44bを使つ
て、満杯のカートリツジ40をつかみ、そして単
に、その前方端末(すなわち、44a,43aお
よび42a部分)を、調合機ハウジング21の入
口32に位置整合させ、ついで、入口32の中
に、カートリツジ部材40を落し込むのであつて
各図で示すとおりである。ハウジング21の側方
壁部21gのフランジ部24は、カートリツジ4
0の、相対応する中間張出し域43と、自動的に
共働自在に係合し、それによつて、ハウジング2
1の内部キヤビテイ30内でカートリツジ40
を、滑動自在に案内し、かつ、位置決めし、その
結果、固形洗剤100の広い表面100aが、カ
ートリツジ40が、ハウジング21内に完全に挿
入され、ノズル61に対して予め決められた固定
位置に定着した時に、安定状態となる。 もし、操作員が万一うつかりして、カートリツ
ジ40を、逆さにしたり、または後向きにして、
入口32に入れた場合は、カートリツジ40が独
特な構造をしているので、ハウジング21の側方
壁部21gのフランジ部24に、カートリツジ
が、うまく係合しない、そこで、カートリツジ
が、内部キヤビテイ30内の予め決められた位置
に向つて、降下して行くことを防止できる。 カートリツジ40が、ハウジング21の内部キ
ヤビテイ30内の予め決められた位置に定着する
ようになつた時、マグネツト72が、リードスイ
ツチ70と共働的に作動する位置に来て、それに
よつて、安全弁64を作動させ、導管60を通つ
て、ノズル61に到る液体の流れの通路を開くこ
とになる。万一、カートリツジ40が逆さになつ
て入口にうつかり入れられた場合は、または、同
じく後向きに入れられた場合は、マグネツト72
は、リードスイツチ70の、作動帯域、または、
いわゆる「安全」近辺帯域に入ることはありえな
い。そこで、そのような状態では、リードスイツ
チ70およびそれに連結している関連回路(図示
せず)が働いて、導管60を通つて、ノズル61
に通じる液体の流れを阻止するように、安全弁6
4を付勢するのである。それ故、カートリツジ4
0が、本来の方向および姿勢で、ハウジング21
の内部キヤビテイ30内に、完全に挿入されない
ならば、または、その状態になるまでは、ノズル
61から出る噴霧は阻止され、そこで、入口32
から、危険のおそれのある噴霧の飛び出しが阻止
されることになる。カートリツジ40が、ハウジ
ング21内に完全に挿入され、予め決められた固
定位置に、いつたん定着したとなると、そのカー
トリツジ40がその部材の上部および下部周辺側
壁部44および42、ならびに中間張出し域43
でもつて、ノズル61からの噴霧が、入口32か
ら飛び出すという危険な吹出しを防止することに
なる。 カートリツジ40が、内部キヤビテイ30内
で、予め決められた固定位置に、いつたん、適切
に挿入されたならば、カートリツジ40内で、各
種の受器によつて、拘置自在に保持されている。
固形洗剤のその塊は、予め決められた速度で、ノ
ズル61から出る加圧噴霧によつて溶解される。
この洗剤調合機を使用している洗濯機自体内にあ
る適切な制御手段によつて指令された時、ノズル
61に、加圧水の供給がなされる。例えば、「要
求」に基ずく方式が採用されているなら、
Nystuenに付与された米国特許第3680070号で、
本発明の共通の譲渡人の所有になるもの、に述べ
てある如き、電子制御ネツトワークが、ノズル6
1に選択的に加圧水を供給するのに使用すること
ができよう。それとは別に、前述の如き、液圧バ
イパス法も、その他すべての適切な制御機構同様
に、採用できよう。 ノズル61に、加圧液体の流れが、いつたん、
適用されたならば、ノズルは、予め決められた形
態の、噴霧パターンを作り出す。この噴霧パター
ンは、第2受器形コンテナー47内に収容されて
いる固形洗剤のクブレツト103の露出表面に対
しては勿論、固形洗剤100の上部露出表面10
0aの実質的に全体にわたつて、均等に向けられ
るものである。噴霧パターンは、スクリーン部材
50の網目を通過し、そして、拘置自在に保持さ
れている固形洗剤の露出表面に直接当たり、噴霧
自体の水力作用を利用して、それぞれの露出表面
において、固形洗剤の一部分を溶解することにな
る。洗剤100の露出表面100aを叩いた後、
その噴霧(も早や液体に変換している)は、重力
によつて、露出表面100aを流下し、露出表面
100aにおいて、侵食作用によつて、さらに洗
剤を溶解することになる。濃縮溶液が、スクリー
ン部材50の連結壁部50cに達した途端、その
濃縮溶液は、第2受器形コンテナー47内に保持
されている。固形洗剤のタブレツト103の上方
および内部を滝となつて流れ落ち、それから、適
切な量の塩素または脱泡剤成分を解し、それらの
全てが、濃縮洗剤溶液として、溶液の形で、ハウ
ジング21の下部集収域30bに流れ落ちること
になる。その「集収された」濃縮洗剤溶液は、重
力によつて、排出口34および延出部35を通つ
て流れ、適切な導管、または、下側にある洗いタ
ンクの中にぢかに、入ることになり、引続いて洗
濯機で使用できるようになつている。固形洗剤1
00の露出表面100aを通過する溶液の侵食作
用の外に、第2受器形コンテナー47内に収容さ
れている固形洗剤のタブレツトは、さらに、ノズ
ル61から吹付けられる噴噴の水力作用によつて
ぢかに溶解される。 本発明は、ノズル61が露出表面の下方に装着
されている、かかる調合機の形態に適用している
が、溶解しようとする固形洗剤の上方を蔽うよう
な位置に、ノズル61を位置決めすること、また
は、固形洗剤の露出表面を、水平に対してある角
度をなして(10度と90度の間の角度が好まし
い)、配置すること、しかもそれらによつて、水
力による溶解を、露出表面を溶液が流れ落ちるこ
とによつて生じる侵食溶解で補完する、かかる位
置決めおよび配置が一般的に好ましい。各図に示
す本発明の好ましい実施例においては、水平に対
して約60度の、露出表面100aの傾斜が、流下
する水に適切な滞留時間を与え、その一方で、調
合機にとつて、十分に小さな応答時間(すなわ
ち、ノズル61から噴射された直後から、その噴
射によつて作られた濃縮洗剤溶液の大部分が、排
出口34から放出される時までの、その経過時
間)を維持できることが分かつている。 カートリツジ40の上部および下部周辺側壁部
の一部44aおよび42aは勿論、ハウジング2
1の第1下部壁部21cは、水平面に対し、若干
傾けられており(調合機および封入されたカート
リツジ部材が、使用位置に装着された時)、それ
によつて、調合機からのすべての液状溶液が確立
に排出できるようにしている(噴射による濃縮液
または合成濃縮洗剤溶液のいずれも)。どんな液
体であれ、これらの表面と接触するようになつた
場合は、その液体は、内部キヤビテイ30の集収
域30bの方へ向つて方向づけされるのである。 カートリツジ40の各種の受器内で、収容され
ている固定洗剤の仕込み分が無くなつた時はいつ
でも、入口32を通つて、内部キヤビテイ30か
ら、からになつたカートリツジを滑動自在に取外
し、かつ、からのカートリツジを完全に仕込んだ
カートリツジ40と簡単に入れ換えることによつ
て、カートリツジが迅速に変換できる。先に検討
した如く、そのカートリツジの交換に先だつて、
ハウジング21の中に、物理的に、再充填ができ
うる使い捨て可能なカートリツジ。(が考えられ
る) かかる再使用可能なカートリツジの用法におい
ては、カートリツジ内に収められる高苛性の洗剤
を、ポリビニールアルコールの如き水溶性覆いで
もつて包装し、それによつて、カートリツジに仕
込むのに使われた固形洗剤を取扱う作業者の手を
保護することが望ましい。その代りに、カートリ
ツジ40は、ハウジング21の全体部分の一部を
形成する拘置手段であつて、かつ、ノズル噴霧パ
ターンに対して、所要の予め決められた位置に、
固形洗剤の仕込み分を拘置自在に保持できる、適
切な受器拘置手段を有するか、かかる適切な拘置
手段によつて、置換えることができよう。 各図に示すカートリツジ40は、ハウジング2
1の内部キヤビテイ30内で完全に挿入可能であ
るカートリツジを示しているが、それ以外の調合
機ハウジング構造が、本発明の範囲内で採用する
ことができよう。その場合、入口32は、ハウジ
ング21の1つまたは2つ以上の壁にある空所ま
たは穴部を包含することになろうし、また、カー
トリツジの構造は、ハウジング自体を構成する一
部として仕組まれることになろうし、それによつ
て、カートリツジ自体が、所定の位置に適切にク
ランプどめされた際、すなわち、予め決められた
固定定着位置に適切に位置決めされた際、カート
リツジ自体が、ノズル61から噴射された噴霧が
入口32から外へ飛出す危険を防止することにな
り、さらに、本発明の原理に従つて作られた調合
装置の他の構造では、入口32用に、ドアーまた
は補助閉鎖手段を採用することもできよう。ま
た、入口32および排出口34のそれぞれが、実
際的に、同じ開口部、例えば、「底積み込み」式
調合装置の場合がその例であるが、を包含するこ
ともできよう。また、本発明の好ましい実施例に
おいては、噴射式洗濯機を引照して一般的に述べ
られて来たが、この思想は、織物洗濯機は勿論、
浸漬形洗濯機にも同様に適合させうるものである
点は、当業に通じる者には、理解されることであ
り、かつ、明らかなことであろう。 先の説明から、本発明が、先行技術による洗剤
調合機につきまとつた多くの問題または欠点を解
決するものであることが理解されるはずである。
本発明による調合機は、調合機が収容した洗剤の
仕込み分の全体にわたつて、洗剤濃度に均等性を
与える方法によつて、一般的に不相溶性の洗剤化
合物を、効率的にかつ安全に調合するのに特に適
している。固形ブロツクの形で、固形洗剤を使用
することによつて、液体洗剤および粉末の形の固
形洗剤を使用しおよび調合することに関係して生
じる、取扱い上の問題、分離の問題、誤用の問
題、安全の問題、およびその他の問題が除去され
または最少限に少くされる。洗剤を仕込みについ
ての交換可能なおよび使い捨て可能なカートリツ
ジシステムによつて、さらに調合機の使用を簡単
化し、また、安全と次元を高めている。 本発明を色々模様替えできることは、当業に通
じている者にとつては、先の説明によつて、明ら
かであろう。本説明は、本発明において明白に開
示された個個の実施例の具体的例を提供しようと
するものである。したがつて、本発明は、説明ず
みの実施例に制限されるものではなく、または、
ここに掲げる具体的な要素の使用に制限されるも
のでもない。 本発明の代替的修正および変容であつて、添付
の請求の範囲の原理および広い範囲に入る、これ
らすべてのものが、本発明の範囲に入るものであ
る。
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