JPS6233431Y2 - - Google Patents

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JPS6233431Y2
JPS6233431Y2 JP11685482U JP11685482U JPS6233431Y2 JP S6233431 Y2 JPS6233431 Y2 JP S6233431Y2 JP 11685482 U JP11685482 U JP 11685482U JP 11685482 U JP11685482 U JP 11685482U JP S6233431 Y2 JPS6233431 Y2 JP S6233431Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はCCDなどを固体撮像体に使用した
カラーカメラなどに適用して好適な信号処理回路
に関する。
背景技術とその問題点 例えば、第1図に示すような色フイルタ1を使
用した単板式のカラーーカメラでは単板の固体撮
像体から得られる赤、緑及び青の点順次信号から
所定の差信号、例えば赤、緑と青、緑の各差信号
G−R,G−Bを形成するのに、第2図に示すよ
うな信号処理回路が使用される。
端子2に供給された点順次信号は1水平走査期
間に相当する遅延時間を有する遅延素子3に供給
されて隣り合う水平ライン間のライン信号(G,
Bの点順次信号とR,Gの点順次信号)が同時化
される。同時化されたライン信号は1水平絵素ピ
ツチτHに相当する遅延時間を有する遅延素子を
含む同時化回路4,5に供給されて各ライン信号
は夫々の信号構成色成分である色信号R,G,B
に分離されて同時化される。
これらの色信号R,G,Bは夫々差動アンプ
6,7に供給されて赤と緑及び青と緑の各差信号
G−R,G−Bが交互に形成される。そしてこれ
らの差信号G−R,G−Bがマルチプレクサ8に
供給されて、一方の端子9aより差信号G−Rが
出力され、他方の端子9bより差信号G−Bが出
力される。
マルチプレクサ8は差動アンプを一対使用して
構成することができる。例えば、第3図のように
差動対のトランジスタQ1,Q2及びQ3,Q4よりな
る第1及び第2の差動アンプ11,12が設けら
れ、第1の差動アンプ11には第2図に示す差動
アンプ7の出力ある差信号G−R及びG−Bが1
水平周期ごとに交互に順次供給され、また第2の
差動アンプ12には差動アンプ6の出力である差
信号G−B及びG−Rが、同じく1水平周期ごと
に順次交互に供給される。
トランジスタQ1,Q3には夫々スイツチング回
路14,15が接続される。これらのスイツチン
グ回路14,15はいずれも図のようにトランジ
スタ対Q5,Q6及びQ7,Q8よりなる第3、第4の
差動アンプで構成され、トランジスタQ5,Q7
各コレクタが共通に接続されてこれより出力端子
9aが導出され、またトランジスタQ6,Q8のコ
レクタが共通に接続されてこれより出力端子9b
が導出される。
そして、トランジスタQ5,Q8のベースに水平
周期のスイツチングパルスSH(第4図A)が、
他方のトランジスタQ6,Q7のベースに位相反転
されたスイツチングパルスH(第4図B)が供
給される。
従つて、今一対の差動アンプ11,12に供給
される差信号が図のように、一方がG−R、他方
がG−Bで、次の水平周期では一方がG−B、他
方がG−Rであるとき、第4図に示すスイツチン
グパルスSHHを供給することによつて、端子
9aには差信号G−Rが常時出力され、他方の端
子9bには差信号G−Bが常時出力される。
ところで、このように差動アンプによつてマル
チプレクサ8を構成する場合には、差動アンプや
スイツチング回路を構成するトランジスタや、電
流源を構成する素子にバラツキがあると、出力端
子9a,9b間のDCレベルが揃わなくなるた
め、得られる差信号G−RとG−BのDCレベル
が交互に変動してしまう。このように出力差信号
間にDCオフセツトが生ずると画面上に横縞があ
らわれるので画質が著しく劣化してしまう。
そのため、従来ではこのDCオフセツトが発生
しないように、回路素子の定数のバラツキを抑え
るなどの回路設計基準を厳しくしている。しか
し、この方法でも回路素子の定数のバラツキを完
全になくすことができない。
従つて、一つの対策として出力端子9a,9b
の夫々に外部補正回路を接続してDCレベルが平
衡するように試みているが、この構成によると、
直流カツト用のコンデンサなどを設けなくてはな
らないので、IC化を困難にしてしまう。
なお、一対の差動アンプ11,12に加えられ
る入力信号(差信号入力)間にDCオフセツトが
あるときには、同時に出力差信号G−R,G−B
間にDCオフセツトが発生する。入力差信号間に
生ずるDCオフセツトは、例えば遅延素子3の温
度特性に基いて生ずる遅延素子3の出力信号と入
力信号間のレベル差(利得差)などによる場合が
多い。
温度特性に基づくDCオフセツトは温度によつ
てオフセツト量が相違するから、マルチプレクサ
8内のDCオフセツトを調整するだけでは出力差
信号間のDCオフセツトを完全に除去することが
できない。
考案の目的 そこで、この考案では差動アンプ11,12間
に発生するDCオフセツトをコンデンサなどを使
用することなく比較的簡単な構成で除去したもの
である。
考案の概要 そのため、この考案では差動アンプ11,12
のいずれか一方の信号入力段に入力差信号の電流
を制御する電流制御回路を設け、DCオフセツト
分に相当する分だけ、予め入力差信号に差をもた
せることにより上記目的を達成したものである。
実施例 第5図以下を参照してこの考案の一例を詳細に
説明する。第5図以下の実施例は、互に隣り合う
3本の水平ラインから得られる色信号に基いて形
成された差信号をマルチプレクサするようにした
ものに適用した場合である。
このように、3本の水平ラインの色信号から差
信号を形成するようにしたのは、「従来技術とそ
の問題点」の項において述べたように、遅延素子
の温度特性によるDCオフセツトをほぼ零にする
ためである。従つて、まずこのDCオフセツト動
作について第5図を参照して説明する。
この例では、1水平走査期間(1H)に相当す
る遅延時間を有する1対の遅延素子20,21が
直列接続されてその初段の遅延素子20に点順次
信号(現信号SD0)が供給され、この現信号SD0
と2H遅延された点順次信号(2H遅延信号SD2
が合成器22で加算され、これがさらにレベル調
整器23で1/2にレベルダウンされてからマルチプ レクサ8に供給される。一方、1H遅延された点
順次信号、つまり1H遅延信号SD1は直直接マル
チプレクサ8に供給される。
端子2より入力段側の温度特性をAとし、遅延
素子20,21の温度特性をB(B<0.1)と
し、入力(利得)をS0とすれば、SD0〜SD2は次
のようになる。
D0=(1+A)S0 …(1) SD1=(1+A)(1+B)S0 …(2) SD2=(1+A)(1+B)2S0 …(3) レベル調整回路23の出力は、 1/2(SD0+SD2) =1/2(1+A)(2+2B+B2)S0 ≒(1+A)(1+B)S0 …(4) ≡SD02 従つて、マルチプレクサ8に入力する一対の信
号SD02とSD1との間の利得差及びDCレベル差は
殆んどなくなる。
これに対し、第2図に示す回路では遅延素子3
の温度特性を同じくBとすれば、一方の同時化回
路4に入力する信号のレベルは(2)式であらわさ
れ、他方の同時化回路5に入力する信号のレベル
は(1)式であらわされるから、B(1+A)S0だけ
利得差をもつことになる。
このように、3本の水平ラインの出力に基いて
差信号を形成すれば、遅延素子20,21の温度
特性に基づくDCオフセツトを除去できる。
続いて、第5図の回路に基いて構成されたこの
考案に係る信号処理回路の一例を第6図を参照し
て説明する。
端子2に供給されたR,G,Bの点順次信号は
一対のサンプリングホールド回路24,25に供
給され、夫々のサンプリングタイミングを適当に
定めることによつて、一方より同時化された緑信
号Gが出力され、また他方より同時化された赤及
び青信号R,Bが線順次に出力される。同時化さ
れた緑信号G及び赤、青の線順次信号R/Bは
夫々縦属接続された一対の遅延素子20,21及
び22,23に供給されて3ライン分の同時化信
号が形成される。
これら複数の遅延素子20〜23は上述したよ
うに所定の差信号を形成する際に発生するDCオ
フセツトを除去するために設けらたもので、遅延
素子20,22に供給される現信号SD0、つまり
緑信号Gと線順次信号B/Rが差動アンプ(第5
の差動アンプ)30に夫々差動的に供給され、ま
た遅延素子21,23の出力信号である2H遅延
信号SD2、つまり線信号Gと線順次信号B/Rが
第6の差動アンプ31に夫夫差動的に供給され
る。
そして、これら差動アンプ30,31を構成す
る複数のトランジスタQa〜Qdのうち、Qa,Qc
のコレクタが共通接続されて、その出力がマルチ
プレクサ8を構成する第2の差動アンプ12の一
方の入力端子12aに入力差信号として供給され
る。
従つて、ある水平ラインでは差動アンプ30,
31の利得を調整することによつて、 1/2{B0+B2−(G0+G2)}=B′−G′ …(5) ただし、B′=1/2(B0+B2) G′=1/2(G0+G2) が入力差信号として得られ、次の水平ラインで
は、 1/2{R1+R3−(G1+G3)}=R′−G′ …(6) ただし、R′=1/2(R1+R3) G′=1/2(G1+G3) が入力差信号として得られる。
同様に、トランジスタQbとQdのコレクタ同士
が接続されてその出力が端子12bに供給される
から、この端子12bにはある水平ラインでは、 1/2{G0+G2−(B0+B2)}=G′−B′ …(7) ただし、G′=1/2(G0+G2) B′=1/2(B0+B2) が入力差信号として得られ、次の水平ラインでは 1/2{G1+G3−(R1+R3)}=G′−R′ …(8) ただし、G′=1/2(G1+G3) R′=1/2(R1+R3) が入力差信号として得られる。
一方、遅延素子20,22の出力信号である
1H遅延信号SD1、つまり緑信号G及び線順次信
号R/Bは第7の差動アンプ32に差動的に供給
されて、G−RとG−Bの差信号が1Hごとに交
互に形成されて、これがマルチプレクサ8を構成
する第1の差動アンプ11に差動的に供給され
る。
ここで、第2の差動アンプ12に供給される入
力差信号はいずれも2水平ラインおきの色信号を
演算しているので、この入力差信号と第1の差動
アンプ11に供給される入力差信号との間のDC
レベル差は殆んどない。そのため、まずマルチプ
レクサ8に対する入力オフセツトをほぼ確実に除
去することができる。
さて、この考案ではマルチプレクサ8を構成す
る第1及び第2の差動アンプ11,12のいずれ
か一方、この例では第1の差動アンプ11の入力
段に入力差信号の電流を制御する電流制御回路4
0が設けられる。
この例では第6図に示すように一対のトランジ
スタQg,Qhよりなる差動アンプで電流制御回路
40が構成され、一方、第1の差動アンプ11の
入力段に設けられた差信号形成用の第7の差動ア
ンプ32のトランジスタQeのコレクタに接続さ
れたコレクタ抵抗器r1,r2の接続中点q1(差信号
導出点)に一方のトランジスタQgのコレクタが
接続される。そして、もう1つのトランジスタ
Qfのコレクタに接続されたコレクタ抵抗器r3,r4
の接続中点q2に、他方のトランジスタQhのコレ
クタが接続される。
そして、他方のトランジスタQhのベースに基
準電源ERが接続され、一方のトランジスタQgの
ベースに可変電源ECが接続され、この可変電源
Cを調整することによつて第7の差動アンプ3
2のコレクタ電流が制御されるから、接続中点
q1,q2に得られる入力差信号の直流レベルが制御
される。入力差信号は第1の差動アンプ11に対
するベース電圧として供給されるので、入力差信
号の直流レベルに応じてトランジスタQ1を流れ
るコレクタ電流I1が制御されて出力端子9aの直
流レベルが制御される。
従つて、今回路素子のバラツキによつて、コレ
クタ電流I1とI3の関係が、I1<I3となり、スイツチ
ングトランジスタQ5,Q6のコレクタ電位の方が
他方のスイツチングトランジスタQ7,Q8のコレ
クタ電位よりも高くなつている場合には、可変電
源ECを制御してトランジスタQ1のベース電位を
高くすれば、コレクタ電流I1が増加して、I1とI3
が平衡する。これによつて、端子9a,9b間に
生ずるDCオフセツトが除去される。
なお、電流制御回路40は第5の差動アンプ3
0側に設けてもよい。端子9a,9bは接続中点
q1,q2より取るのではなく、トランジスタQe,
Qfのコレクタより直接とつてもよい。
第1図に示す色フイルタ1の構成は一例に過ぎ
ない。また色フイルタを2枚使用した2板式の固
体カラーカメラにもこの考案は適用できる。
応用例 この考案は、内容が夫々異なる第1及び第2の
信号(テレビジヨン信号とは限らない)が順次交
互に得られる信号より上記第1及び第2の信号を
分離して出力するような信号処理回路にも適用す
ることができる。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば電流制
御回路40によつて第1の差動アンプ11のコレ
クタ電流I1を間接的に制御することができるの
で、端子9a,9b間に生ずるDCオフセツトを
確実に除去できるから、画質の劣化を改善するこ
とができる。この場合、電流制御回路40は実施
例のように差動アンプで構成できるので、従来の
ようにIC化を阻害することがない。
また、電流制御回路40を設ける場合には差動
アンプ11,12の回路設計を厳密に行なう必要
がないので、設計が容易で、歩留りも向上する。
そして、この実施例のように複数個の遅延素子
を使用するときには、この遅延素子の温度特性に
基づく入力差信号のDCオフセツトもほぼ確実に
除去できるから、上記構成を併用すれば、常に
DCオフセツトを除去できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は色フイルタの一例を示す構成図、第2
図はこの考案の説明に供するカラーカメラの信号
処理回路の一例を示す系統図、第3図は信号処理
用マルチプレクサの従来例を示す接続図、第4図
はスイツチングパルスの波形図、第5図はこの考
案に適用して好適な差信号形成回路の系統図、第
6図はこの考案の一例を第5図の回路に適用した
場合の接続図である。 1は色フイルタ、8はマルチプレクサ、20〜
23は遅延素子、11,12,30〜32は差動
アンプ、14,15はスイツチング回路、40は
電流制御回路、G−R(G′−R′),G−B(G′−
B′)は差信号である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 順次交互に得られる第1及び第2の信号が夫々
    供給される第1及び第2の差動アンプと、これら
    差動アンプを構成する一方のトランジスタに夫々
    接続された第3及び第4の差動アンプよりなる第
    1及び第2のスイツチング回路と、第3及び第4
    の差動アンプを構成する一方及び他方のトランジ
    スタのコレクタ同士が接続されてこれより導出さ
    れた一対の出力端子と、上記第1及び第2の差動
    アンプの少なくともいずれか一方の差動アンプの
    入力段に接続された電流制御回路からなり、上記
    第1及び第2のスイツチング回路に周期的な制御
    信号を供給して上記出力端子に第1の信号と第2
    の信号とが分離して得られるように制御すると共
    に、上記電流制御回路を制御して上記出力端子間
    のDCオフセツトを除去するようにした信号処理
    回路。
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JPS5922583U JPS5922583U (ja) 1984-02-10
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