JPS6233410Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233410Y2 JPS6233410Y2 JP13895984U JP13895984U JPS6233410Y2 JP S6233410 Y2 JPS6233410 Y2 JP S6233410Y2 JP 13895984 U JP13895984 U JP 13895984U JP 13895984 U JP13895984 U JP 13895984U JP S6233410 Y2 JPS6233410 Y2 JP S6233410Y2
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- JP
- Japan
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- circuit
- microphone
- noise
- input
- voltage
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する分野の説明〕
本考案は、音声スイツチが騒音により誤動差す
るのを防止する装置に関する。
るのを防止する装置に関する。
拡声電話機や一部のインタホン等にはハウリン
グ防止のため音声スイツチが使用されている。音
声スイツチは、送話入力・受話入力のレベル比較
を行なうことにより送話入力が到来しているか受
話入力が到来しているか(またはどちらが大きな
レベルか)を判定し信号の到来していない方(ま
たはレベルの小さい方)の通話路に損失をそう入
してハウリングを防止するという機能を持つ。そ
う入損失の値は拡声電話機の場合40〜50dBに達
する場合もあり、このような損失がそう入されれ
ば実質的に切断と同様であつて、その通話路の信
号を聞きとることはできない。従つて、もし送話
側の騒音入力により受話側に大きな損失がそう入
された場合には受話の信号を聞きとることができ
ない。このような音声スイツチの騒音による誤動
作を防止するため、従来主として送話側の入力信
号に対し以下の3方法が必要に応じて採用されて
きた。(i)騒音と音声のレベルの時間的変動の激し
さの相違を利用して音声スイツチの動作しきい値
を騒音レベル以上とする。(ii)音声スイツチの立上
り時間を通話品質を損なわない範囲で長くしそれ
以下の持続時間の衝撃性騒音では誤動作しないよ
うにする。(iii)音声と騒音のスペクトルの差に着目
し制御回路に周波数特性を与えて騒音が通りにく
いようにする。
グ防止のため音声スイツチが使用されている。音
声スイツチは、送話入力・受話入力のレベル比較
を行なうことにより送話入力が到来しているか受
話入力が到来しているか(またはどちらが大きな
レベルか)を判定し信号の到来していない方(ま
たはレベルの小さい方)の通話路に損失をそう入
してハウリングを防止するという機能を持つ。そ
う入損失の値は拡声電話機の場合40〜50dBに達
する場合もあり、このような損失がそう入されれ
ば実質的に切断と同様であつて、その通話路の信
号を聞きとることはできない。従つて、もし送話
側の騒音入力により受話側に大きな損失がそう入
された場合には受話の信号を聞きとることができ
ない。このような音声スイツチの騒音による誤動
作を防止するため、従来主として送話側の入力信
号に対し以下の3方法が必要に応じて採用されて
きた。(i)騒音と音声のレベルの時間的変動の激し
さの相違を利用して音声スイツチの動作しきい値
を騒音レベル以上とする。(ii)音声スイツチの立上
り時間を通話品質を損なわない範囲で長くしそれ
以下の持続時間の衝撃性騒音では誤動作しないよ
うにする。(iii)音声と騒音のスペクトルの差に着目
し制御回路に周波数特性を与えて騒音が通りにく
いようにする。
しかし(i)は定常騒音に有効であるが、騒音レベ
ルが増すとしきい値が上昇して小レベルの音声入
力では動作せず話頭切断などが生じて通話品質が
劣化する。(ii)で広範囲の衝撃性騒音に対処しよう
とするとやはり話頭切断などで通話品質が劣化す
る。(iii)は、通話帯域内に勢力を有する騒音に対し
て効果は小さい。このため、例えば、自動車内な
どのように、騒音のレベルが大きくしかもかなり
激しくレベル変動し、かつ持続時間の比較的長い
衝撃性騒音(警笛、対向車の音など)が混在して
いる場合には殆んど無力であつた。
ルが増すとしきい値が上昇して小レベルの音声入
力では動作せず話頭切断などが生じて通話品質が
劣化する。(ii)で広範囲の衝撃性騒音に対処しよう
とするとやはり話頭切断などで通話品質が劣化す
る。(iii)は、通話帯域内に勢力を有する騒音に対し
て効果は小さい。このため、例えば、自動車内な
どのように、騒音のレベルが大きくしかもかなり
激しくレベル変動し、かつ持続時間の比較的長い
衝撃性騒音(警笛、対向車の音など)が混在して
いる場合には殆んど無力であつた。
本考案は、これらの欠点を改善することを目的
に為されたもので、送話用のマイクロホンの他に
騒音検出用のマイクロホンを用い、両者のマイク
ロホンの入力レベルがほぼ同等のときには騒音入
力と見做し、送話用のマイクロホンのレベルが大
きいときには送話の音声と見做す回路とを組合せ
ることにより音声スイツチの騒音による誤動作を
防止する装置を提供しようとするものである。
に為されたもので、送話用のマイクロホンの他に
騒音検出用のマイクロホンを用い、両者のマイク
ロホンの入力レベルがほぼ同等のときには騒音入
力と見做し、送話用のマイクロホンのレベルが大
きいときには送話の音声と見做す回路とを組合せ
ることにより音声スイツチの騒音による誤動作を
防止する装置を提供しようとするものである。
以下図面について詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例であつて、1Tは送
話入力端子、1Rは受話入力端子、2Tは送話通
話路そう入損失回路、2Rは受話通話路そう入損
失回路、3Tは送話出力端子、3Rは受話出力端
子、4Tは送話補助可変損失回路、4Rは受話補
助可変損失回路、5Tは送話整流平滑回路、5R
は受話整流平滑回路、6は比較回路、7は送話用
マイクロホン(複数でもよい)、8は騒音検出用
マイクロホン(複数でもよい)、9,10は整流
平滑回路、11は比較回路、12はスイツチ回路
である。
話入力端子、1Rは受話入力端子、2Tは送話通
話路そう入損失回路、2Rは受話通話路そう入損
失回路、3Tは送話出力端子、3Rは受話出力端
子、4Tは送話補助可変損失回路、4Rは受話補
助可変損失回路、5Tは送話整流平滑回路、5R
は受話整流平滑回路、6は比較回路、7は送話用
マイクロホン(複数でもよい)、8は騒音検出用
マイクロホン(複数でもよい)、9,10は整流
平滑回路、11は比較回路、12はスイツチ回路
である。
この動作は以下の通りである。
先ず1T,1R,2T,2R,3T,3R,4
T,4R,5T,5R,6は音声スイツチの基本
構成回路であり、音声スイツチの動作は概略つぎ
の通りである。入力端子1T,1Rの信号レベル
を比較回路6により比較し、送話入力端子1Tの
信号レベルが大きいときには損失回路2Tの損失
を零に、損失回路2Rの損失をハウリングを防止
するに必要な値とする(これを送話状態と称す
る)。逆に受話入力端子1Rの信号レベルの方が
大きいときには損失回路2Rの損失を零に、損失
回路2Tの損失をハウリング防止に必要な値とす
る。(これを受話状態と称する)。ここで補助可変
損失回路4T,4Rは音声スイツチの動作を安定
させるためのもので設計によつては省略可能であ
る。つぎに誤動作防止に関する部分は8,9,1
0,11,12であり動作は次の通りである。騒
音はマイクロホン7,8に同等に印加され、送話
音声は送話用マイクロホン7の方が騒音検出用マ
イクロホン8より大きく印加されるようにする。
マイクロホン7,8の入力は整流平滑回路9,1
0で包絡線成分に近い電圧が取り出され比較回路
11で比較される。マイクロホン7,8のレベル
差があらかじめ設定された値より小さい場合には
騒音入力であるとしてスイツチ12をオフ
(OFF)とする。このようにすれば、騒音入力に
より比較回路6が比較動作を行なうことはないか
ら騒音による誤動作はない。一方マイクロホン
7,8のレベル差があらかじめ設定された値より
も大きい場合には音声入力であるとしてスイツチ
12を(ON)とする。そうすれば、入力端子1
Tと1Rのレベルの比較が比較回路6で行なわれ
通常の音声スイツチの動作が行なわれる。
T,4R,5T,5R,6は音声スイツチの基本
構成回路であり、音声スイツチの動作は概略つぎ
の通りである。入力端子1T,1Rの信号レベル
を比較回路6により比較し、送話入力端子1Tの
信号レベルが大きいときには損失回路2Tの損失
を零に、損失回路2Rの損失をハウリングを防止
するに必要な値とする(これを送話状態と称す
る)。逆に受話入力端子1Rの信号レベルの方が
大きいときには損失回路2Rの損失を零に、損失
回路2Tの損失をハウリング防止に必要な値とす
る。(これを受話状態と称する)。ここで補助可変
損失回路4T,4Rは音声スイツチの動作を安定
させるためのもので設計によつては省略可能であ
る。つぎに誤動作防止に関する部分は8,9,1
0,11,12であり動作は次の通りである。騒
音はマイクロホン7,8に同等に印加され、送話
音声は送話用マイクロホン7の方が騒音検出用マ
イクロホン8より大きく印加されるようにする。
マイクロホン7,8の入力は整流平滑回路9,1
0で包絡線成分に近い電圧が取り出され比較回路
11で比較される。マイクロホン7,8のレベル
差があらかじめ設定された値より小さい場合には
騒音入力であるとしてスイツチ12をオフ
(OFF)とする。このようにすれば、騒音入力に
より比較回路6が比較動作を行なうことはないか
ら騒音による誤動作はない。一方マイクロホン
7,8のレベル差があらかじめ設定された値より
も大きい場合には音声入力であるとしてスイツチ
12を(ON)とする。そうすれば、入力端子1
Tと1Rのレベルの比較が比較回路6で行なわれ
通常の音声スイツチの動作が行なわれる。
第2図は第1図の実施例の誤動作防止部分の動
作を定性的に説明する図であつて、E0はスイツ
チ回路12の出力電圧、Enはマイクロホン8の
入力電圧、Etはマイクロホン7の入力電圧であ
る。即ち、EoはEnが一定値を越えるまでEtを出
力する。またEnが大きくなり一定値を越えると
比較回路11の動作によりスイツチ回路12がオ
フとなりEoは零レベルとなる。
作を定性的に説明する図であつて、E0はスイツ
チ回路12の出力電圧、Enはマイクロホン8の
入力電圧、Etはマイクロホン7の入力電圧であ
る。即ち、EoはEnが一定値を越えるまでEtを出
力する。またEnが大きくなり一定値を越えると
比較回路11の動作によりスイツチ回路12がオ
フとなりEoは零レベルとなる。
第3図は本考案の他の実施例であり、第1図に
おいて送話整流平滑回路5Tとスイツチ回路12
を省略し、比較回路11の機能を差動増幅回路1
3でおきかえたものである。即ち、マイクロホン
8,整流回路9,10、および差動増幅器13か
らなる部分は誤動作防止を行なうものであつて、
第1図の実施例の場合と同様に、騒音は送話用マ
イクロホン7と騒音検出用マイクロホン8に同等
に印加され、送話音声はマイクロホン7の方がマ
イクロホン8より大きく印加されるようにする。
ここで、マイクロホン7,8への入力が騒音であ
るのか、あるいは音声であるのかの判別は9およ
び10において整流平滑化されたマイクロホン7
および8のレベル比較により行なう。騒音入力の
場合にはマイクロホン7,8それぞれの入力のレ
ベル差が小さいように設置すれば差動増幅回路1
3の出力は小さくなり、比較回路6の動作しきい
値を越えないようにでき、したがつて比較回路6
が動作しないようにできる。音声入力の場合、マ
イクロホン7,8のレベル差が大きいため差動増
幅回路13の出力が十分大きく比較回路6により
比較動作が行なわれ、音声スイツチは正常に動作
する。
おいて送話整流平滑回路5Tとスイツチ回路12
を省略し、比較回路11の機能を差動増幅回路1
3でおきかえたものである。即ち、マイクロホン
8,整流回路9,10、および差動増幅器13か
らなる部分は誤動作防止を行なうものであつて、
第1図の実施例の場合と同様に、騒音は送話用マ
イクロホン7と騒音検出用マイクロホン8に同等
に印加され、送話音声はマイクロホン7の方がマ
イクロホン8より大きく印加されるようにする。
ここで、マイクロホン7,8への入力が騒音であ
るのか、あるいは音声であるのかの判別は9およ
び10において整流平滑化されたマイクロホン7
および8のレベル比較により行なう。騒音入力の
場合にはマイクロホン7,8それぞれの入力のレ
ベル差が小さいように設置すれば差動増幅回路1
3の出力は小さくなり、比較回路6の動作しきい
値を越えないようにでき、したがつて比較回路6
が動作しないようにできる。音声入力の場合、マ
イクロホン7,8のレベル差が大きいため差動増
幅回路13の出力が十分大きく比較回路6により
比較動作が行なわれ、音声スイツチは正常に動作
する。
第4図は第3図の実施例の誤動作防止部分の動
作を定性的に説明する図であつて、Esは差動増
幅回路13の出力電圧である。EsはEtとEnとの
差、即ちEnの増大に伴つてEtが漸減するような
出力となる。したがつて、送話入力レベルが一定
のときは、騒音レベルが小さい程比較回路6への
入力が大きくなり、騒音レベルに応じて切換感度
を自動的に変更することになる。
作を定性的に説明する図であつて、Esは差動増
幅回路13の出力電圧である。EsはEtとEnとの
差、即ちEnの増大に伴つてEtが漸減するような
出力となる。したがつて、送話入力レベルが一定
のときは、騒音レベルが小さい程比較回路6への
入力が大きくなり、騒音レベルに応じて切換感度
を自動的に変更することになる。
つぎにマイクロホン7,8に関して説明する。
一般に、騒音はその源が一カ所とは限らず多方向
から到来することが多いし源までの距離も大きい
場合が多い。これに対し送話音はその源がマイク
ロホンに近く、しかもその源が一カ所に限られる
場合がある。例えば自動車の運転者が運転席で送
話する場合、テレビ電話機で通話者がカメラに写
る状態で送話している場合などである。これらの
場合を想定すれば、マイクロホンの設置として次
の4通りがある。(i)送話用に指向性マイクロホン
(複数のマイクロホンを用いて指向性を合成する
場合も含む、以下同様)、騒音検出用に指向性マ
イクロホンを用いる。(ii)送話用に無指向性マイク
ロホン、騒音検出用に無指向性マイクロホンを用
いる。(iii)送話用に指向性マイクロホン、騒音検出
用に無指向性マイクロホンを用いる。(iv)送話用に
無指向性マイクロホン、騒音検出用に指向性マイ
クロホンを用いる。ここで送話用に指向性マイク
ロホンを用いるときには送話音を受音しやすいよ
うに指向性を利用し、無指向性マイクロホンを用
いるときは送話者に近づけて送話音を受音しやす
くする。また騒音検出用に指向性マイクロホンを
使用するときには送話音を受音しにくいように指
向性を利用し、無指向性マイクロホンを使用する
ときには、送話者より離して送話音を受音しにく
くする。以上の設置方法によりマイクロホン7,
8に印加される騒音のレベル差を小さく、送話音
声のレベル差を大きくすることが可能であり、こ
れらの設置方法と前記回路とを組合せることによ
り騒音による音声スイツチの誤動作を防止するこ
とができる。
一般に、騒音はその源が一カ所とは限らず多方向
から到来することが多いし源までの距離も大きい
場合が多い。これに対し送話音はその源がマイク
ロホンに近く、しかもその源が一カ所に限られる
場合がある。例えば自動車の運転者が運転席で送
話する場合、テレビ電話機で通話者がカメラに写
る状態で送話している場合などである。これらの
場合を想定すれば、マイクロホンの設置として次
の4通りがある。(i)送話用に指向性マイクロホン
(複数のマイクロホンを用いて指向性を合成する
場合も含む、以下同様)、騒音検出用に指向性マ
イクロホンを用いる。(ii)送話用に無指向性マイク
ロホン、騒音検出用に無指向性マイクロホンを用
いる。(iii)送話用に指向性マイクロホン、騒音検出
用に無指向性マイクロホンを用いる。(iv)送話用に
無指向性マイクロホン、騒音検出用に指向性マイ
クロホンを用いる。ここで送話用に指向性マイク
ロホンを用いるときには送話音を受音しやすいよ
うに指向性を利用し、無指向性マイクロホンを用
いるときは送話者に近づけて送話音を受音しやす
くする。また騒音検出用に指向性マイクロホンを
使用するときには送話音を受音しにくいように指
向性を利用し、無指向性マイクロホンを使用する
ときには、送話者より離して送話音を受音しにく
くする。以上の設置方法によりマイクロホン7,
8に印加される騒音のレベル差を小さく、送話音
声のレベル差を大きくすることが可能であり、こ
れらの設置方法と前記回路とを組合せることによ
り騒音による音声スイツチの誤動作を防止するこ
とができる。
以上説明したように本考案の装置を用いれば、
騒音による音声スイツチの誤動作を防止すること
ができるから、従来通話困難であつた比較的騒音
レベルの大きい場所での拡声電話機等による通話
が可能となる。特に走行中の自動車内で運転者が
通話する拡声電話機の場合には、送話者の位置が
固定されるため送話用マイクロホンと騒音検出用
マイクロホンの配置が容易であり、しかもかなり
高レベルの騒音の存在により通話困離な場合が多
いので、本考案を適用すれば極めて有効である。
騒音による音声スイツチの誤動作を防止すること
ができるから、従来通話困難であつた比較的騒音
レベルの大きい場所での拡声電話機等による通話
が可能となる。特に走行中の自動車内で運転者が
通話する拡声電話機の場合には、送話者の位置が
固定されるため送話用マイクロホンと騒音検出用
マイクロホンの配置が容易であり、しかもかなり
高レベルの騒音の存在により通話困離な場合が多
いので、本考案を適用すれば極めて有効である。
また、第3図の実施例によれば、差動増幅回路
を用いているので、送話入力レベルが一定のとき
は騒音レベルが小さいほど差動増幅回路の出力が
大きくなり、騒音量に応じて送・受の通話路そう
入損失の切換感度が自動的に変更されるため、誤
差動が一層少なくなる利点を得られる。
を用いているので、送話入力レベルが一定のとき
は騒音レベルが小さいほど差動増幅回路の出力が
大きくなり、騒音量に応じて送・受の通話路そう
入損失の切換感度が自動的に変更されるため、誤
差動が一層少なくなる利点を得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図、
第2図は第1図の実施例の動作説明図、第3図は
本考案の他の実施例を示す構成説明図、第4図は
第3図の実施例の動作説明図である。 1T……送話入力端子、1R……受話入力端
子、2T……送話通話路そう入損失回路、2R…
…受話通話路そう入損失回路、3T……送話出力
端子、3R……受話出力端子、4T……送話補助
可変損失回路、4R……受話補助可変損失回路、
5T……送話整流平滑回路、5R……受話整流平
滑回路、6……比較回路、7……送話用マイクロ
ホン、8……騒音検出用マイクロホン、9……整
流平滑回路、10……整流平滑回路、11……比
較回路、12……スイツチ回路、13……差動増
幅回路。
第2図は第1図の実施例の動作説明図、第3図は
本考案の他の実施例を示す構成説明図、第4図は
第3図の実施例の動作説明図である。 1T……送話入力端子、1R……受話入力端
子、2T……送話通話路そう入損失回路、2R…
…受話通話路そう入損失回路、3T……送話出力
端子、3R……受話出力端子、4T……送話補助
可変損失回路、4R……受話補助可変損失回路、
5T……送話整流平滑回路、5R……受話整流平
滑回路、6……比較回路、7……送話用マイクロ
ホン、8……騒音検出用マイクロホン、9……整
流平滑回路、10……整流平滑回路、11……比
較回路、12……スイツチ回路、13……差動増
幅回路。
Claims (1)
- 送話者に向けて配置した第1のマイクロホン
と、送話音を受音しにくいように配置した第2の
マイクロホンと、前記第1のマイクロホンと前記
第2のマイクロホンの出力レベルの差に応じた第
1の電圧を発生する差動増幅回路と、相手側通話
者からの受話入力信号レベルに応じた第2の電圧
を発生する信号レベル検出回路とを備え、かつ前
記第1の電圧と前記第2の電圧とを比較する電圧
比較回路の出力により、送話路および受話路にそ
れぞれ挿入した損失回路の挿入減衰量を差動的に
制御するように構成したことを特徴とする音声ス
イツチ誤動作防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13895984U JPS60111164U (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 音声スイツチ誤動作防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13895984U JPS60111164U (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 音声スイツチ誤動作防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60111164U JPS60111164U (ja) | 1985-07-27 |
JPS6233410Y2 true JPS6233410Y2 (ja) | 1987-08-26 |
Family
ID=30697348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13895984U Granted JPS60111164U (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | 音声スイツチ誤動作防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60111164U (ja) |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP13895984U patent/JPS60111164U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60111164U (ja) | 1985-07-27 |
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