JPH0432576B2 - - Google Patents

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JPH0432576B2
JPH0432576B2 JP56503715A JP50371581A JPH0432576B2 JP H0432576 B2 JPH0432576 B2 JP H0432576B2 JP 56503715 A JP56503715 A JP 56503715A JP 50371581 A JP50371581 A JP 50371581A JP H0432576 B2 JPH0432576 B2 JP H0432576B2
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signal
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/08Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
    • H04M9/10Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic with switching of direction of transmission by voice frequency

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

請求の範囲 1 トランシーバ110の無線信号受信機220
により受信されたオーデイオ信号のスピーカ11
2への印加及びマイクロホン111からトランシ
ーバ110の無線信号送信機222へのオーデイ
オ信号の印加を制御するトランシーバ110のス
ピーカホーン制御回路にして、 閾値より大きい無線信号受信機220により受
信されたオーデイオ信号の存在を検波し、オーデ
イオ信号が存在する時第1の所定状態を有し、オ
ーデイオ信号が存在しない場合には第2の所定状
態を有する第1出力信号を発生する第1検波手段
207、 閾値よりも大きいマイクロホン111からのオ
ーデイオ信号の存在を検波し、オーデイオ信号が
存在する時第1の所定状態を有し、オーデイオ信
号が存在しない場合には第2の所定状態を有する
第2出力信号を発生する第2検波手段206、 第1出力信号が第1所定状態を有する時には第
1所定状態を有する出力信号を発生し、第1出力
信号が第2所定状態を有した後第1の時間間隔の
間、第2所定状態を有する出力信号を発生する第
1遅延手段321〜327、 第2出力信号が第1所定状態を有する時には第
1所定状態の出力信号を発生し、第2出力信号が
第2所定状態を有した後第2の時間間隔の間、第
2所定状態を有する出力信号を発生する第2遅延
手段310〜312、 第1,第2検波手段の出力信号及び第1,第2
遅延手段出力信号に応答し、マイクロホン111
からのオーデイオ信号が存在する時は第1所定状
態を有する制御信号を発生し、トランシーバ11
0により受信されるオーデイオ信号が存在する時
は第2所定状態を有する制御信号を発生する制御
手段230、 制御信号の第1所定状態に応答し、マイクロホ
ン111からトランシーバ110までオーデイオ
信号を印加する第1スイツチング手段202、 制御信号の第2所定状態に応答し、トランシー
バ110からスピーカ112までオーデイオ信号
を印加する第2スイツチング手段212、を具え
る制御回路において、 該制御回路は、無線チヤネルから無線信号受信
機220により受信されたオーデイオ信号のスピ
ーカ112への印加、及びマイクロホン111か
らのオーデイオ信号の無線信号送信機222への
印加を制御するトランシーバ110に使用するの
に適合し、該制御回路は、バツクグラウンドノイ
ズの変化するベルの存在にて動作するオーデイオ
信号の検波回路240,241を具えるものであ
り、バツクグラウンドノイズにより第1検波手段
207及び第2検波手段206の閾値の大きさを
ダイナミツクに変化させる手段242が具えら
れ、 前記制御手段230は、第1遅延手段出力信号
の第2所定状態及び第2出力信号の第1所定状態
に応答して第1の所定状態の制御信号を発生し、
更に、第2遅延手段出力信号の第2所定状態及び
第1検波手段出力信号の第1所定状態に応答して
第2の所定状態の制御信号を発生させるのに適合
するものであり、制御手段230は、オーデイオ
信号が第1,第2検波手段207,206の両者
により検波されない場合、制御信号の状態を維持
するのに適合するものであり、 第1スイツチング手段202は、第2の所定状
態の制御信号に応答してマイクロホン111から
のオーデイオ信号を実質的に阻止するものであ
り、 第2スイツチング手段212は、第1の所定状
態の制御信号に応答してスピーカ112へのオー
デイオ信号を実質的に阻止する、ことを特徴とす
るトランシーバのスピーカホーン制御回路。
2 第1遅延手段321〜327は、無線信号受
信機からのオーデイオ信号の持続時間に比例して
第1の時間間隔を変化させる手段321〜324
を具えることを特徴とする前記第1項記載の制御
回路。
3 前記時間間隔変化手段321〜324は、30
ミリ秒と200ミリ秒の間で第1の時間間隔を変化
させることを特徴とする前記第2項記載の制御回
路。
4 第2の時間間隔は、少なくとも200ミリ秒で
あることを特徴とする前記第1項又は第3項の何
れかに記載の制御回路。
5 無線信号送信機222は、送信キー信号の第
1所定状態により使用可能となり、送信キー信号
の第2所定状態により使用禁止となり、 前記制御手段は、更に、 制御信号の第2所定状態及び第2出力信号の第
1所定状態の両者に応答して第1所定状態を有す
るか、さもなくば第2所定状態を有する送信キー
信号を発生する送信キー発生手段305、を具え
ることを特徴とする前記第1項記載の制御回路。
6 無線信号受信機220は、無線信号が存在す
る時第1所定状態を有し、無線信号が存在しない
時第2所定状態を有するスケルチ信号を発生する
手段220を具え、 制御手段は、更に、 前記第1検波手段と前記制御手段との間に挿入
され、スケルチ信号と第1出力信号とを結合し、
スケルチ信号が第2所定状態を有する時第2所定
状態の出力信号を与え、スケルチ信号が第1所定
状態にある時、第1出力信号と同一状態の出力信
号を与える手段330,331を具えることを特
徴とする前記第5項記載の制御回路。
7 制御手段230は、更に、第2検波手段20
6と送信キー発生手段305との間に挿入され、
第1所定状態の第2出力信号に応答して所定時間
間隔第1所定状態を有し、さもなければ、第2所
定状態を有する出力信号を発生するタイミング手
段340を含み、 前記送信キー発生手段305は、第1所定状態
の制御信号及び第1所定状態のタイミング手段出
力信号の両者に応答して第1所定状態を有する送
信キー信号を発生する、ことを特徴とする前記第
5項記載の制御回路。
8 無線信号受信機220と第2スイツチング手
段212との間に挿入され、所定の増幅係数によ
りそれらの間のオーデイオ信号を増幅する増幅手
段213と、無線信号受信機220と第2スイツ
チング手段212からのオーデイオ信号を加算
し、第1検波手段207に印加する手段214、
とを具えることを特徴とする前記第1項記載の制
御回路。
9 前記増幅手段213は、可変増幅係数を有す
ることを特徴とする前記第8項記載の制御回路。
背景技術 本発明は、一般的には(自動車)移動携帯無線
方式に関するものであり、更に具体的に云うとそ
のような無線方式における(を利用する)(自動
車)移動携帯無線使用者にハンドフリー(hand
−free)動作を提供するための回路に関する。
無線電話方式および陸上通信電話方式のいずれ
においても、使用者は、使用者の耳の近くに置か
れる1端にあるスピーカと使用者の口の近くに保
持される他端にあるマイクロホンを含む受話器
(ハンドセツト)によつて通話する。従つて、使
用者は一方の手しか自由にならない。というのは
もう一方の手で電話送受器を持たなければならな
いからである。使用者により大きな自由を与える
ために、陸上線電話方式用にスピーカホンが開発
されてきた。典型的には、スピーカホンは電話線
に結合されており、身体的に自由に動くことが可
能な場合には使用者はもう一方の話者と通話して
いる最中でも自由に動くことができる。一般的に
は(典型的には)そのようなスピーカホンは2人
の話者の声の音量を比較し、最も大きな音量で話
している話者を選択する。これらの従来のスピー
カホンは陸上線電話で使用する場合にはうまく機
能するが、無線機とともに使用した場合には自動
車内の周囲の雑音が大きいため正確に動作しない
ことがある。例えば、高レベルの周囲雑音がある
とそのようなスピーカホンは常にハンドフリー話
者を選択し、もう一方の話者からのすべての通話
を完全にしや断することがある。
無線送信機を作動させるとともにそこに話者の
音声信号を印加する足スイツチを用いることによ
つて、ハンドフリー動作一形態が無線方式におい
て達成されている。しかし、ハンドフリーの話者
(当事者)が通話したいと思うと、その話者は必
ず足スイツチを作動させなければならない。この
ように、ハンドフリー話者はスピーカホンの場合
と同様に動作の束縛から完全に解放されている訳
ではない。ハンドフリー話者が自動車を運転して
いる時には、動作が拘束されていないことが絶対
に必要である。足スイツチを作動させる必要が注
意の散漫を引き起こし、その結果、事故を起こし
たり、人間がけがをしたりするおそれがある。従
つて、従来のスピーカホンも送信機を作動させる
足スイツチも自動車内で必要なハンドフリー動作
を提供しない。
発明の要約 従つて、本発明の目的は、ハンドフリー話者の
動作が完全に拘束から解放されるハンドフリー音
声通信を可能にする改良された回路を提供するこ
とである。
本発明のもう1つの目的は、高レベルの周囲雑
音のある環境内でハンドフリー音声通信を可能に
する改良された回路を提供することである。
本発明の更にもう1つの目的は、2人の話者
(当事者)のスイツチングが自動的且つ公平に行
われていずれの話者(当事者)も他方の話者(当
事者)より優先されないような2話者(当事者)
間のハンドフリー音声通信を可能にする改良され
た回路を提供することである。
簡単に説明すると、本発明の改良された制御回
路は、無線チヤネルなどの通信路からスピーカな
どの利用回路へのオーデイオ(可聴周波)信号の
印加、およびマイクロホンなどのオーデイオ(可
聴周波)信号源から通信路へのオーデイオ(可聴
周波)信号の印加を制御する。この制御回路は、
オーデイオ(可聴周波)信号の存在を示す出力信
号を発生させるため、それぞれ通信路およびマイ
クロホンからのオーデイオ(可聴周波)信号に結
合される第1および第2遅延回路を含み、各出力
信号は、オーデイオ(可聴周波)信号がなくなつ
た後も所定の時間の間オーデイオ(可聴周波)信
号が存在することを示す。第1および第2遅延回
路からの出力信号は制御回路に結合され、この回
路は制御信号を発生させ、この信号はそれぞれ通
信路からのオーデイオ(可聴周波)信号をスピー
カに印加するか、又はマイクロホンからのオーデ
イオ(可聴周波)信号を通信路に印加する。第1
遅延回路の出力信号が、通信路からのオーデイオ
(可聴周波)信号が所定の時間の間存在していな
いで、マイクロホンからのオーデイオ(可聴周
波)信号が存在することを示す場合には、制御信
号はオーデイオ(可聴周波)信号をマイクロホン
から通信路に印加するための第1状態を有する。
第2遅延回路の出力信号が、マイクロホンからの
オーデイオ(可聴周波)信号が所定の時間の間存
在していないで、通信路からのオーデイオ(可聴
周波)信号が存在することを示す場合には、制御
信号の第2状態はオーデイオ(可聴周波)信号を
通信路からスピーカに印加する。このように、一
方からのオーデイオ(可聴周波)信号が検出され
ていて、他方からのオーデイオ(可聴周波)信号
が所定の時間の間存在していない場合には、通信
路からのオーデイオ(可聴周波)信号とマイクロ
ホンからのオーデイオ(可聴周波)信号との間で
は自動スイツチング(交換)が行われる。
発明の構成 本発明の構成は下記の通りである。
1 トランシーバ110の無線信号受信機220
により受信されたオーデイオ信号のスピーカ1
12への印加及びマイクロホン111からトラ
ンシーバ110の無線信号送信機222へのオ
ーデイオ信号の印加を制御するトランシーバ1
10のスピーカホーン制御回路にして、 閾値より大きい無線信号受信機220により
受信されたオーデイオ信号の存在を検波し、オ
ーデイオ信号が存在する時第1の所定状態を有
し、オーデイオ信号が存在しない場合には第2
の所定状態を有する第1出力信号を発生する第
1検波手段207、 閾値よりも大きいマイクロホン111からの
オーデイオ信号の存在を検波し、オーデイオ信
号が存在する時第1の所定状態を有し、オーデ
イオ信号が存在しない場合には第2の所定状態
を有する第2出力信号を発生する第2検波手段
206、 第1出力信号が第1所定状態を有する時には
第1所定状態を有する出力信号を発生し、第1
出力信号が第2所定状態を有した後第1の時間
間隔の間、第2所定状態を有する出力信号を発
生する第1遅延手段321〜327、 第2出力信号が第1所定状態を有する時には
第1所定状態の出力信号を発生し、第2の出力
信号が第2所定状態を有した後第2の時間間隔
の間、第2所定状態を有する出力信号を発生す
る第2遅延手段310〜312、 第1,第2検波手段の出力信号及び第1,第
2遅延手段出力信号に応答し、マイクロホン1
11からのオーデイオ信号が存在する時は第1
所定状態を有する制御信号を発生し、トランシ
ーバ110により受信されるオーデイオ信号が
存在する時は第2所定状態を有する制御信号を
発生する制御手段230、 制御信号の第1所定状態に応答し、マイクロ
ホン111からトランシーバ110までオーデ
イオ信号を印加する第1スイツチング手段20
2、 制御信号の第2所定状態に応答し、トランシ
ーバ110からスピーカ112までオーデイオ
信号を印加する第2スイツチング手段212、
を具える制御回路において、 該制御回路は、無線チヤンネルから無線信号
受信機220により受信されたオーデイオ信号
のスピーカ112への印加、及びマイクロホン
111からのオーデイオ信号の無線信号送信機
222への印加を制御するトランシーバ110
に使用するのに適合し、該制御回路は、バツク
グラウンドノイズの変化するベルの存在にて動
作するオーデイオ信号の検波回路240,24
1を具えるものであり、バツクグラウンドノイ
ズにより第1検波手段207及び第2検波手段
206の閾値の大きさをダイナミツクに変化さ
せる手段242が具えられ、 前記制御手段230は、第1遅延手段出力信
号の第2所定状態及び第2出力信号の第1所定
状態に応答して第1の所定状態の制御信号を発
生し、更に、第2遅延手段出力信号の第2所定
状態及び第1検波手段出力信号の第1所定状態
に応答して第2の所定状態の制御信号を発生さ
せるのに適合するものであり、制御手段230
は、オーデイオ信号が第1,第2検波手段20
7,206の両者により検波されない場合、制
御信号の状態を維持するのに適合するものであ
り、 第1スイツチング手段202は、第2の所定
状態の制御信号に応答してマイクロホン111
からのオーデイオ信号を実質的に阻止するもの
であり、 第2スイツチング手段212は、第1の所定
状態の制御信号に応答してスピーカ112への
オーデイオ信号を実質的に阻止する、ことを特
徴とするトランシーバのスピーカホーン制御回
路。
2 第1遅延手段321〜327は、無線信号受
信機からのオーデイオ信号の持続時間に比例し
て第1の時間間隔を変化させる手段321〜3
24を具えることを特徴とする前記第1項記載
の制御回路。
3 前記時間間隔変化手段321〜324は、30
ミリ秒と200ミリ秒の間で第1の時間間隔を変
化させることを特徴とする前記第2項記載の制
御回路。
4 第2の時間間隔は、少なくとも200ミリ秒で
あることを特徴とする前記第1項又は第3項の
何れかに記載の制御回路。
5 無線信号送信機222は、送信キー信号の第
1所定状態により使用可能となり、送信キー信
号の第2所定状態により使用禁止となり、 前記制御手段は、更に、 制御信号の第2所定状態及び第2出力信号の
第1所定状態の両者に応答して第1所定状態を
有するか、さもなくば第2所定状態を有する送
信キー信号を発生する送信キー発生手段30
5、を具えることを特徴とする前記第1項記載
の制御回路。
6 無線信号受信機220は、無線信号が存在す
る時第1所定状態を有し、無線信号が存在しな
い時第2所定状態を有するスケルチ信号を発生
する手段220を具え、 制御手段は、更に、 前記第1検波手段と前記制御手段との間に挿
入され、スケルチ信号と第1出力信号とを結合
し、スケルチ信号が第2所定状態を有する時第
2所定状態の出力信号を与え、スケルチ信号が
第1所定状態にある時、第1出力信号と同一状
態の出力信号を与える手段330,331を具
えることを特徴とする前記第5項記載の制御回
路。
7 制御手段230は、更に、第2検波手段20
6と送信キー発生手段305との間に挿入さ
れ、第1所定状態の第2出力信号に応答して所
定時間間隔第1所定状態を有し、さもなけれ
ば、第2所定状態を有する出力信号を発生する
タイミング手段340を含み、 前記送信キー発生手段305は、第1所定状
態の制御信号及び第1所定状態のタイミング手
段出力信号の両者に応答して第1所定状態を有
する送信キー信号を発生する、ことを特徴とす
る前記第5項記載の制御回路。
8 無線信号受信機220と第2スイツチング手
段212との間に挿入され、所定の増幅係数に
よりそれらの間のオーデイオ信号を増幅する増
幅手段213と、無線信号受信機220と第2
スイツチング手段212からのオーデイオ信号
を加算し、第1検波手段207に印加する手段
214、とを具えることを特徴とする前記第1
項記載の制御回路。
9 前記増幅手段213は、可変増幅係数を有す
ることを特徴とする前記第8項記載の制御回
路。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を具体化したハンドフリー制
御回路を有利に利用できる(自動車)移動無線方
式のブロツク図である。第2図は、本発明を具体
化したハンドフリー制御回路の詳細なブロツク図
である。第3図は、第2図におけるハンドフリー
制御回路の制御論理部分の詳細な回路図である。
好ましい実施例の詳細な説明 第1図には、本発明を具体化したハンドフリー
制御回路を有利に利用した(自動車)移動無線電
話方式100が示されている。IMTS(改良され
た移動電話サービス)方式のような従来の無線電
話方式では、自動車101内の話者(当事者)
は、制御端局104により陸線電話局105に相
互接続されている基地局102と移動無線110
手段により通話する。制御端局104は、基地局
102から、電話局105への電話線または中継
(回)線に相互連結されているハイブリツド13
2まで通信路を与える制御回路131を含む。制
御ダイヤリング装置113によつて移動話者(当
事者)がダイヤルした番号は制御端局104によ
つて受信され、電話線又は中継線で電話局105
に転送される。電話局105は、ダイヤルされた
電話番号を受信し、移動話者(当事者)を希望の
陸上の相手へ回送する。陸上話者(当事者)が移
動話者(相手方)の電話番号をダイヤルした場合
も同様な方法が用いられる。更に、そのような無
線電話方式は、また米国特許第3906166号および
米国特許第3962553号に説明されている種類の携
帯無線機を具えてもよい。そのような携帯無線機
は使用者が持ち運ぶことができ、使用者がどこに
いても、例えば自分の事務所からも又は自分の自
動車からも動作させることができる。制御端局1
04に対する信号通信(シグナリング)プロセス
および回路の性質の更に詳細な説明はモトローラ
サービスマニユアル68P81028E65に述べられてお
り、基地局102についてはモトローラサービスマ
ニユアル68P81033E10に、移動無線機110およ
び制御およびダイヤリング装置113については
モトローラサービスマニユアル68P81039E25,
68P81029E65および68P81037E85に説明されてお
り、これらのマニユアルはすべてイリノイ州シヤ
ンバーグのモトローラサービス出版所から出版さ
れている。
このような従来の無線電話方式は、移動無線機
110からの送信が十分に受信されることを確実
なものとするために(保証するため)広範囲な地
理的領域に配置されているサテライト受信機10
3を含んでもよい。基地局102はその地理的領
域の中心に置かれている高出力送信機120を含
むので、そこからの送信はその地理的領域内にあ
るすべての移動無線機110に達することができ
る。しかし、それよりはるかに出力の弱い送信機
をもつ移動無線機110からの送信は必ずしも常
に基地局受信機121にとどくとは限らないが、
それでもサテライト受信機103の1つによつて
受信されるであろう。
陸上話者(当事者)が受信するのと同じ種類の
電話サービスを移動話者(当事者)にも与えるた
めには、無線電話方式の各無線チヤネルを、別々
の送信周波数および別々の受信周波数をもつた二
重(duplex)無線チヤネルとする必要がある。
従つて、移動無線機110は一方の周波数で送信
し他方の周波数で受信することを同時に行い得る
ので、移動話者(当事者)と陸上話者(当事者)
の双方が同時に話し、聞くことができる。一般的
には、制御およびダイヤリング装置113は、陸
線電話器具に典型的にみられる受話器(ハンドセ
ツト)と同様な受話器を具える。移動話者(当事
者)は陸上話者(当事者)がするのと丁度同じよ
うにこの受話器を自分の耳の近くに保持する必要
がある。しかし、もし電話通話中に会話が身体的
動作の必要性なしにできるとしたら、移動話者
(当事者)にとつては、はるかにより安全であり
便利である。本発明のハンドフリー回路を利用す
ることによつて、移動話者(当事者)は、通話中
身体的動作を必要とすることなしに陸上話者(当
事者)と会話することができ、従つて自動車の安
全運転を妨げるような仕事から移動話者(当事
者)を開放する。更に、米国の一部の州には、移
動話者(当事者)は他の話者(相手)の電話番号
をダイヤルする時には自動車を止めなければなら
ないという自動車運転規則がある。この要求は移
動話者(当事者)と一般大衆双方の安全を保証す
るために課せられている。その理由は、ダイヤル
をしている間に移動話者(当事者)の注意がほか
にそれると自動車事故を起こすおそれがあるから
である。この結果、米国特許第4122203号および
第4220820号に説明されているような多数の新し
い無線電話制御およびダイヤリング装置113
は、メモリに記憶された電話番号のオンフツク自
動ダイヤリングを与える。しかし、会話をするた
めには受話器(ハンドセツト)をそのような装置
からはずさなければならない。本発明を利用する
ことにより自動車の安全性は更に高められる。と
いうのは、本発明のハンドフリー制御回路によ
り、移動話者(当事者)はハンドルから一方の手
をはなす必要なく会話することができるからであ
る。
自動車に応用する場合にハンドフリー動作を提
供するために、マイクロホン111とスピーカ1
12を別々に音声通信用に備えることができる。
その代りに、陸上通信線に応用する場合、ハンド
フリー話者の状況を正しく判断するならば、制御
およびダイヤリング装置113の受話器(ハンド
セツト)内のマイクロホンおよびスピーカが利用
されうる。ハンドフリー話者(当事者)の話を受
信するのに最適な位置にマイクロホン111を置
くためには、自動車内に分離した別個のマイクロ
ホン111を用いるのが有効である。実験による
と、自動車内にマイクロホン111を取りつける
のに最もよい場所は自動車の車内の屋根の内張り
の上で日よけ板の上か、又は日よけ板の縁のすぐ
前方であることが判つている。これらの位置は、
バツクグラウンドノイズの干渉を最小にする一
方、音声受信を最大にすることがわかつている。
これらの取り付け位置はまた或る程度の固有振動
を低下させる。全方向性電極マイクロホンカート
リツジはすぐれた性能を示す一方で費用効率もよ
いことも明らかになつている。
第2図を参照すると、本発明を実施したハンド
フリー制御回路200の詳細なブロツク図が示さ
れている。ハンドフリー制御回路200は、第1
図の移動無線機110内に置くこともできるし、
又は制御ダイヤリング装置113を移動無線機1
10とインターフエイスするため従来の無線電話
によつて利用されている分離した別の装置箱内に
置くこともできる。
第2図において、ハンドフリー制御回路200
は、マイクロホン111およびスピーカ112を
それぞれ無線送信機222および受信機220に
結びつけている。2つのオーデイオスイツチ20
2および212が具えられており、これらのスイ
ツチは、制御論理230からの制御信号に応答し
てマイクロホン111からの或るいはスピーカ1
21へのオーデイオ(可聴周波)信号を遮断する
ために開き、又は通過させるために閉じる。従つ
て、いかなる時にも1つのパス(path)は必ず
オーデイオスイツチ202および212によつて
閉じられている。好ましい実施例では、オーデイ
オスイツチ202および212は、過渡現象のな
い接合形電界効果トランジスタスイツチである。
また、各オーデイオパスは、マイクロホンオーデ
イオパスに利得段201および203を、スピー
カオーデイオパスに利得段211および213を
具える。スピーカオーデイオパスにおける増幅器
213は、スピーカ112の音量を調整するため
移動話者(当事者)が調節できる可変利得を有す
る。
マイクロホンオーデイオパスにおけるオーデイ
オ(可聴周波)信号は増幅器203から無線送信
機222に結合され、この送信機はアンテナ22
3を介して伝送するように送受切換器
(duplexer)221に無線信号を与える。アンテ
ナ223によつて受信された無線信号は、送受切
換器221によつて選択的に無線受信機220に
結合され、この受信機は、スピーカオーデイオパ
スにおける増幅器213および走査装置(スキヤ
ナ)214に印加する無線信号からオーデイオ
(可聴周波)信号を復調する。無線電話方式にお
いては、無線送信機222は会話の全期間中を通
じて一般的に使用可能になる。しかし、米国特許
第3906166号および第3962553号に説明されている
携帯無線機に用いられている送信機のような電池
で動作する送信機の電力を節約するため、無線送
信機222は、移動話者又は携帯無線話者が話を
している時間中のみ伝送キー信号により使用可能
にすることができる。
従つて、無線送信機222は通話の一部の間に
はオンにならないかもしれないので、基地局受信
機103および121は、例えば無線送信機22
2からの監視オーデイオトーンの有無を検波する
ためのスケルチ回路のようなスケルチ回路を必要
とする。移動無線電話は上述したモトローラ指導
マニユアル68P81039E25に説明されており、携帯
無線電話は1980年9月15−17日に米国ミシガン州
デイアボーンで開かれた第30回自動車技術学会年
次会議議事録に発表された“セル方式用携帯無線
電話”と題するアルバートJ.レイテイチおよびド
ナルドL.リンダーの論文に説明されている。送信
機222、送受切換器221および受信機220
を実施した代表的な回路の更に詳細な説明は、上
述したモトローラ指導マニユアル68P81039E25,
68P81029E65および68P81037E85に述べられてい
る。
第2図のハンドフリー制御回路200はまた移
動話者音声信号および陸上話者音声信号の存在を
それぞれ検波するため、移動話者および陸上話者
信号検波器206および207を具える。マイク
ロホン111が、高域レスポンスを与えない場合
には、高域フイルタ205をマイクロホン111
と移動話者信号検波器206の間に置いてもよ
い。低オーデイオ(可聴)周波数に主に集中する
自動車のバツクグラウンドノイズを取り除くた
め、マイクロホン信号は高域フイルタでろ波され
る。約300Hzの遮断周波数を有する高域フイルタ
は、この低周波バツクグラウンドノイズの大部分
をろ波する。同様な高域ろ波作用が移動無線受信
機220において典型的に行われる。移動無線受
信機220がそのような高域ろ波を含まない場合
ブロツク205に似た高域フイルタが受信機信号
をろ波するために付け加えられる。更に、そのよ
うな低周波バツクグラウンドノイズによつて特徴
づけられていない適用例においては、いずれのオ
ーデイオパスにおいてもブロツク205のような
高域フイルタは不必要である。
移動話者および陸上話者信号検波器206およ
び207は、実質上同一の回路ブロツク240−
244を含む。両ブロツク206および207
は、(一般に“ソフト”リミタと云われる)対数
増幅器240、包絡線検波器241、バレー
(valley)検波器242、加算器243および比
較器244を含む従来の回路からなる。対数増幅
器240はその増幅特性により検波器241のダ
イナミツクレンジを延長する。包絡線検波器24
1はオーデイオ(可聴周波)信号の最大値および
最小値に追従する出力を与える。バレー検波器2
42は包絡線検波器出力の最小値に追従する整流
器として動作する。バレー検波器出力は、検波器
206の場合にはマイクロホン111において、
又は検波器207の場合には受信機220におい
て存在する定常状態バツクグラウンドノイズに本
質的に対応する。加算器243は基準電圧VR
バレー検波器出力に加算する。オフセツト電圧
VRをバレー検波器出力に加算することによつて、
比較器244はバツクグラウンドノイズの存在に
よるスプリアス出力信号を発生させない。従つ
て、包絡線検波器出力が基準電圧VRの強さによ
つて定常状態バツクグラウンドノイズの限度を超
えると、比較器244は出力信号を与えるにすぎ
ない。自動車内で出会うバツクグラウンドノイズ
によるスプリアス比較器出力信号の発生をさける
ため、オフセツト電圧VRは包絡線検波器241
のレスポンス特性と一緒に選択される。比較器2
44からの出力信号は、包絡線検波器出力がオフ
セツト電圧VRだけバレー検波器出力の限度を上
廻る場合には高電圧レベルを有し、その他の場合
には制御回路230に低電圧レベルを与える。比
較器244からの高電圧レベルは、検波器206
の場合にはマイクロホン111からのオーデイオ
(可聴周波)信号が検波され、検波器207の場
合には受信機220からのオーデイオ(可聴周
波)信号が検波されたことを示す。
加算器214は、FM受信器220からのオー
デイオ(可聴周波)信号とオーデイオスイツチ2
12からのオーデイオ(可聴周波)信号との和で
ある信号を検波器207に印加する。増幅器21
3は、移動話者がスピーカ112の音量を調節す
ることができる可変利得制御を有する。従つて、
加算器214によつて検波器207に印加される
信号は、スピーカ112の音量が変化するにつれ
て変化する。スピーカ112の音量が増大するに
つれて検波器207に印加される信号レベルを増
大させることができるようにし、またその逆の場
合も可能にすることは、陸上話者の信号検波器2
07および移動話者の信号検波器206に印加さ
れる信号レベル間の平衡を維持するのに役立つ。
この結果、検波器206および207の立上り時
間および下降時間はスピーカ112の音量レンジ
にわたつてだいたい平衡化される。この構成はマ
イクロホンオーデイオパスとスピーカオーデイオ
パス間の不必要なスイツチングを回避する。更
に、この構成を用いると、スピーカ112の音量
を増加しても、ひとたびスピーカオーデイオパス
が開かれていると移動話者がマイクロホンパスを
閉鎖することがそれほど困難ではなくなる。
第2図の制御論理230は、移動話者および地
上話者信号検波器206および207からの出力
信号に応答する。制御回路230は、反転ゲート
204を介してオーデイオスイツチ212および
オーデイオスイツチ202を開閉するため制御信
号を与える(制御信号を供給し、反転ゲート20
4を介してオーデイオスイツチ212およびオー
デイオスイツチ202を開閉する)。オーデイオ
スイツチ212が開くと、オーデイオスイツチ2
02が閉じ、オーデイオスイツチ202が開くと
オーデイオスイツチ212が閉じる。制御回路2
30は、無線信号が受信機220によつて受信さ
れていない時に陸上話者信号検波器207からの
出力信号を遮断するため無線受信機220からの
スケルチ信号にも応答することができる(無線受
信機220からのスケルチ信号に応答して、陸上
話者信号検波器207からの出力信号を遮断す
る)。また、制御回路230は、移動話者が話を
している時に送信機222をターンオンさせるた
め伝送キー信号を与えることができる。
第2図の制御回路230は第3図の回路図に更
に詳しく示されている。第3図において、オーデ
イオスイツチ202および212に対する制御信
号は、NORゲート301および302からなる
ラツチにより与えられる。NORゲート302が
2進法の1(の状態)を有する場合には(1の状
態では)、オーデイオスイツチ212は閉じ、オ
ーデイオスイツチ202は開き、NORゲート3
02が2進法の0(の状態)を有する場合には
(0の状態では)、オーデイオスイツチ202は閉
じ、オーデイオスイツチ212は開く。オーデイ
オスイツチ202および212が閉じると、それ
らのスイツチはオーデイオ(可聴周波)信号を通
過させ、オーデイオスイツチ202および212
が開くと、それらのスイツチはオーデイオ(可聴
周波)信号を遮断する。陸上話者が最後に話して
いた話し手であり、陸上話者の信号検波器207
からの出力信号が遅延回路321−327によつ
て定められた所定の時間の間存在せず、移動話者
の信号検波器206からの出力信号が移動話者が
話をしていることを示す場合には、オーデイオス
イツチ202は閉じてオーデイオ(可聴周波)信
号をマイクロホン111から送信機222に通過
させる。同様に、移動話者が最後に話していた話
し手であり、移動話者の信号検波器206からの
出力信号が遅延回路310−312によつて定め
られた時間の間存在せず、陸上話者の信号検波器
207からの出力信号が、陸上話者が話をしてい
ることを示す場合には、オーデイオスイツチ21
2は閉じてオーデイオ信号を受信機220からス
ピーカ112に通過させる。
第3図を参照すると、NORゲート304から
の2進法の1(の状態)(高電圧レベル)によつて
NORゲート302は2進法の0(の状態)(低電
圧レベル)にセツトされる。検波器206からの
出力信号が移動話者の通話が検波されたことを示
す2進法の1を有し、かつ、地上話者の信号検波
器207からの出力信号が遅延回路321−32
7によつて定められた所定の時間の間2進法の0
(の状態)を有していた場合(0の状態であつた
場合)には、NORゲート304はその出力にお
いて2進法の1(の状態)を与える。NORゲート
303が2進法の1(の状態)を有する場合には
(1の状態では)、NORゲート302は2進法の
1(の状態)にセツトされてオーデイオスイツチ
212を使用可能にする。検波器207からの出
力信号が2進法の1(の状態)を有し(1の状態
で)、かつ、検波器206からの出力信号が遅延
回路310−312によつて定められた所定の時
間の間2進法の0(の状態)を有する場合には
(0の状態では)、NORゲート303はその出力
において2進法の1(の状態)を与える。遅延回
路310−312および321−327はそれぞ
れダイオード310および325によつて与えら
れる高速充電パスを有する。従つて、検波器20
6からの出力信号が2進法の1(の状態)に変化
すると、ダイオード310は抵抗311を迂回す
るので、コンデンサ312は速やかに高電圧レベ
ルにまで充電する。同様に、検波器207からの
出力信号が2進法の1(の状態)に変化すると、
ダイオード325は抵抗322およびダイオード
321および324を迂回するので、コンデンサ
327は速やかに高電圧レベルにまで充電する。
遅延回路310−312および321−327
は、検波器206および207からの出力信号が
それぞれ2進法の1(の状態)から2進法の0(の
状態)に変わる場合に高電圧レベルから低電圧レ
ベルにまで放電する時に、いずれも遅延時間間隔
を与える。従つて本発明によると、一般にブレー
クインと呼ばれる一方の話者から別の話者へのオ
ーデイオパススイツチングは、他方の話者の遅延
回路310−312又は321−327が低電圧
レベルまで放電されていれば話している話者の検
出によつて直ちに発生するであろう。しかし、そ
のオーデイオパスが現在閉じている話者が通話を
継続すれば、その者の遅延回路310−312又
は321−327は、高電圧レベルまで充電した
ままで、もう一方の話者によるブレークインを防
止する。
遅延回路310−312および321−327
に対する時間的間隔は、急速なブレークイン、最
小限のスプリアスパススイツチングおよび高バツ
クグラウンドノイズが存在する場合の動作特性の
最小限の低下に対する相反する要求を反映した妥
協の産物である。約250ミリ秒(200〜300ミリ秒
の範囲)の固定した時間的間隔が、地上話者のブ
レークインに対する遅延回路310−312にと
つて十分であることが見出されている。従つて、
好ましい実施例では、コンデンサ312およびレ
ジスタ311は約250ミリ秒の時定数を有する。
しかし、遅延回路321−327に対する時間的
間隔は、検波器207からの出力信号の持続時間
に応じた大きさ(長さ)を有する。好ましい実施
例では、遅延回路321−327は、短い持続時
間を有する陸上線話者信号検波器207からの出
力信号に対して約50ミリ秒の短い時間的間隔を与
え、長い持続時間を有する陸上線話者検波器20
7からの出力信号に対して最高約160ミリ秒まで
のより長い時間的間隔を与える。従つて、遅延回
路321−327によつて与えられる時間的間隔
は、最低50ミリ秒と最高160ミリ秒との間にある。
例えば遅延回路321−327によつて与えられ
る時間的間隔は、50ミリ秒〜160ミリ秒の範囲に
渡つて地上線話者信号検波器207からの出力信
号の持続時間に比例しうる。一般的に云つて、遅
延回路の時間的間隔は30ミリ秒から200ミリ秒に
変化しうる。制御端局104および電話局105
を通る信号遅延によりいずれかの話者の通話の停
止時におけるスプリアスオーデイオパススイツチ
ングをさけるためには、30〜50ミリ秒などの所定
の最低遅延量が常に必要である。好ましい実施例
では、コンデンサ327および抵抗器(レジス
タ)326は約50ミリ秒の時定数を有し、一方コ
ンデンサ323および抵抗器(レジスタ)322
は約160ミリ秒の時定数を有する。
本発明の上述した特徴は、第2図の無線受信機
220によつて受信された無線信号が多重伝搬路
フエージングを経験した場合に、移動話者による
マイクロホンオーデイオパスの閉鎖を容易にす
る。多重伝搬路フエージングの期間中、受信機2
20は無線信号がフエードインおよびフエードア
ウトするにつれて、陸上線話者通話の短いバース
トを発生させることがある。これらのバーストが
比較的短い場合には、移動話者は話したいと思う
時にはまだマイクロホンオーデイオパスを閉じる
ことができる。その理由は、遅延回路221−2
27の時間的間隔がこの場合にはどちらかと云う
と短いからである。
本発明の別の特徴によると、第2図の無線受信
機220からのスケルチ信号は、第3図の反転ゲ
ート331およびANDゲート330を介する
(通る)検波器207からの出力信号を遮断する
のに利用できる。このスケルチ信号は、無線信号
が無線受信機220によつて受信されていない時
にはANDゲート330に検波器207からの出
力信号を遮断させるため2進法の1(の状態)に
なり、またスケルチ信号は、無線信号が無線受信
機220によつて受信されている時にはANDゲ
ート330に検波器207からの出力信号を通過
させるために2進法の0(の状態)になる。受信
機220がスケルチ信号を与えない場合には、反
転ゲート331への入力を接地させ、ANDゲー
ト330に検波器207からの出力信号を継続的
に通過させるためジヤンパ332を用いてもよ
い。スケルチ信号は、受信機220からのノイズ
のバーストを防止するのに用いられ、このバース
トは、マイクロホンオーデイオパスを閉じようと
する移動話者による試みを遮断するように、正当
な(legitimate)陸上線話者の音声信号と同一の
方法で陸上線話者信号検波器207により検波す
ることができる。
本発明の更にもう1つの特徴によると、第3図
の制御回路230は、第2図の無線送信機222
に伝送キー信号を与えることができる。第3図に
おいて、NORゲート301が2進法の1(の状
態)を有しタイマ340のQ出力が2進法の1
(の状態)を有する場合には、NANDゲート30
5によつて与えられる伝送キー信号は2進法の0
(の状態)を有し無線送信機222を使用可能に
する。マイクロホンオーデイオパスが閉じている
と、NORゲート301は2進法の1(の状態)を
有する。タイマ340は、検波器206からの出
力信号の高い状態での変遷によつて、また、移動
話者の通話が検波されていたことを示すことによ
つて誘発される従来の単安定マルチバイブレータ
であつてもよい。タイマ340の時間存続は、連
続する語の間の間げき(gap)をブリツジするた
めに少くとも500ミリ秒を選択すべきである。
第3図の論理回路素子301−307,33
0,331および340は、1978年に米国テキサ
ス州、オースチンにあるモトローラセミコンダク
タプロダクツ社が発行した“CMOS集積回路解
説書”に説明されているCMOS集積回路のよう
な通常の(従来の)集積回路の回路素子を利用す
ることによつて組立てることができる。
本発明のハンドフリー制御回路は、当事者(話
者)が動作の完全な自由をもつことが要求される
ようなケースにおいて広範囲に有利に適用されう
る。従つて、本発明のハンドフリー制御回路は、
移動無線電話方式における移動話者に、また陸上
線電話方式における陸上線話者にハンドフリー通
信を与えるのに役立つ。本発明は周囲の雑音(バ
ツクグラウンドノイズ)が大きい環境において、
ハンドフリー通信の提供を可能にするものであ
る。更に、本発明のハンドフリー制御回路は、ど
ちらかの話者による速やかなブレークインを提供
する一方、スプリアスオーデイオパススイツチン
グを最小に押さえるものである。
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