JP2001160846A - 着信音量スムーズトーン制御方法およびこれを用いた携帯電話 - Google Patents

着信音量スムーズトーン制御方法およびこれを用いた携帯電話

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JP2001160846A
JP2001160846A JP34209799A JP34209799A JP2001160846A JP 2001160846 A JP2001160846 A JP 2001160846A JP 34209799 A JP34209799 A JP 34209799A JP 34209799 A JP34209799 A JP 34209799A JP 2001160846 A JP2001160846 A JP 2001160846A
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volume
unit
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control
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JP34209799A
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Masumi Isono
真清 磯野
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、着信を検出してからの経過時間お
よび/または着信音の音量レベルを無段階に近い細かい
レベル単位で制御して着信音量を徐々に強く大きくして
いくスムーズトーン機能を実現する着信音量スムーズト
ーン制御方法およびこれを用いた携帯電話を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 電波の送受信を行う無線工程と、操作や
設定の状態を表示するための表示工程と、前記無線工程
からの着信を検出する制御、入力操作による情報や着信
があった時の情報を前記表示工程に表示する制御、およ
び入力された情報の設定値により音の大きさを変化させ
る着信音量スムーズトーン制御を行う制御工程と、キー
入力により操作や設定を行うためのキー入力工程と、着
信音を鳴らす発音工程を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信音制御技術に
係り、特に着信を検出してからの経過時間および/また
は着信音の音量レベルを無段階に近い細かいレベル単位
で制御して着信音量を徐々に強く大きくしていくスムー
ズトーン機能を実現する着信音量スムーズトーン制御方
法およびこれを用いた携帯電話に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話は、車、電車、路上あるいは建
物内にいても、その場所で自由に通話ができることから
契約者が増大している。特に車などで高速移動中に、通
話ができることから車内に持ち込んで携帯する場合が多
い。しかしながら、車で運転中に着信があった場合、片
手で携帯電話を取り上げ応答し、通話を行うのは非常に
危険であり、通話中の事故が多く報告されている。この
ような状況から、車を運転中に携帯電話を安全に使うこ
とができるハンズフリー機能の要求は高い。
【0003】ハンズフリー機能は、ハンドルから手を離
すことはないので、運転中の通話について安全を確保で
きる。また、ハウリングなどを抑える回路が搭載されて
いるので、聴きづらいという問題も解決でき、聴きづら
いために神経を車の運転から通話の方に集中させること
もなく、この点からも安全が確保される。
【0004】しかしながら、着信があった場合にはスピ
ーカより突然大きな音で呼出音が鳴動するため、一瞬、
運転に影響を与え、安全性が損なわれるという問題があ
った。また、着信に応答する場合、携帯電話の多数ある
ボタンのうち、着信応答のボタンを探す必要があり、そ
の場合には視線を車の前方から携帯電話に移さなければ
ならず、安全性に問題が生じていた。さらに長時間、車
で使用する場合、携帯電話用に充電装置が用意されてい
る場合もあるが、通常は充電装置を装備していない。そ
のため、シガライタがハンズフリー回路に占有されてし
まい携帯電話を充電できないという問題点があった。
【0005】このような問題点を解決することを目的と
する従来技術としては、例えば、特開平10−1360
63号公報に記載のものがある。すなわち、特開平10
−136063号公報に記載の従来技術は、着信時には
徐々に呼出音の音量を上げるようにするとともに、視線
を前方から逸らすことなく応答、発信できるようにする
ことにより、運転時の安全性をさらに向上させることが
でき、同時にシガライタにより携帯電話の充電もできる
ようにしたハンズフリー装置を提供することを目的とす
るものであって、携帯電話機などの移動電話機のイヤホ
ンマイク端子に接続するイヤホンマイクケーブルと、イ
ヤホンマイク端子のイヤホン側とマイク側との間に設け
られ、着信応答、終話、発信を行うスイッチ手段と、イ
ヤホンマイク端子のイヤホン側の入力を増幅しスピーカ
端子に出力する第1の増幅部と、イヤホン側に入力され
る呼出音を検波し、検波した信号を時間経過とともにレ
ベルを増加させる検波レベル増加手段と、検波レベル増
加手段の出力により第1の増幅部のゲインを制御するゲ
インコントロール部と、マイクからの入力を増幅し、イ
ヤホンマイク端子のマイク側に出力する第2の増幅部を
含み、待ち受け状態では第1の増幅部のゲインを0また
は小さくしておき、呼出音が到来したとき、一定時間後
に第1の増幅部のゲインを所定値まで増加させ、イヤホ
ン側およびマイク側が無音状態になって一定時間経過し
たとき増幅部のゲインを待ち受け状態のときのゲインに
戻すように構成され、さらに、シガライタに接続される
シガライタプラグと、シガライタプラグの+端子とイヤ
ホン端子のマイク側との間に接続された電源回路とを有
し、シガライタプラグから送出される直流電源電流を当
該ハンズフリー装置に供給するとともにイヤホンマイク
端子のマイク側に重畳し、移動電話機の充電回路に供給
するように構成され、スイッチ手段は、音声認識回路を
有し、音声入力により着信応答、終話、発信を行うハン
ズフリー装置である。
【0006】このようなハンズフリー装置によれば、突
然、呼出音が大きく鳴り出すことはなく、当初小さく、
少し時間をおいて呼出音が大きくなるため、運転中の利
用者は呼出音に驚くことはない。また、前方から視線を
逸らさずに着信応答のスイッチを操作できるので、従来
のハンズフリーに比較し、安全性が大幅に向上する。ま
た、携帯電話機もハンズフリー装置に接続されることに
よりバッテリーが自動的に充電されるので、車内に充電
装置を設置する必要はなく、意識することなく携帯電話
機のバッテリーが充電できるといった効果が開示されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のハンズフリー装置を携帯電話では、着信があっ
たときの着信音量を数秒単位のある一定時間である決ま
った音量レベルを段階的に大きくしていく機能(ステッ
プトーン機能)を実現できるものの、今日では、多くの
携帯電話が着信メロディ機能を持つようになり、ユーザ
ーも通常の着信パターン音よりもさまざまな着信メロデ
ィ音を設定をしていることの方が多くなってきているた
め、従来のようなステップトーン機能では、メロディに
関係なく音量レベルが大きくなっていき、ユーザーの耳
には不自然に聞こえてしまうという問題点があった。
【0008】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、着信を検出してか
らの経過時間および/または着信音の音量レベルを無段
階に近い細かいレベル単位で制御して着信音量を徐々に
強く大きくしていくスムーズトーン機能を実現する着信
音量スムーズトーン制御方法およびこれを用いた携帯電
話を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、着信を検出してからの経過時間および/または
着信音の音量レベルを無段階に近い細かいレベル単位で
制御して着信音量を徐々に強く大きくしていくスムーズ
トーン制御工程を有することを特徴とする着信音量スム
ーズトーン制御方法に存する。また、請求項2に記載の
発明の要旨は、着信を検出してからの経過時間および/
または着信音としての着信メロディ音の音量レベルを無
段階に近い細かいレベル単位で制御し、着信があった時
に着信メロディ音量を徐々に強く大きくしていき、当該
着信メロディ音がユーザーの耳に自然に聞こえてくるよ
うに制御するスムーズトーン制御工程を有することを特
徴とする着信音量スムーズトーン制御方法に存する。ま
た、請求項3に記載の発明の要旨は、電波の送受信を行
う無線工程と、操作や設定の状態を表示するための表示
工程と、前記無線工程からの着信を検出する制御、入力
操作による情報や着信があった時の情報を前記表示工程
に表示する制御、および入力された情報の設定値により
音の大きさを変化させる着信音量スムーズトーン制御を
行う制御工程と、キー入力により操作や設定を行うため
のキー入力工程と、着信音を鳴らす発音工程を有するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の着信音量スム
ーズトーン制御方法に存する。また、請求項4に記載の
発明の要旨は、着信を検出してからの経過時間および/
または着信音の音量レベルを無段階に近い細かいレベル
単位で制御して着信音量を徐々に強く大きくしていくス
ムーズトーン制御手段を有することを特徴とする携帯電
話に存する。また、請求項5に記載の発明の要旨は、着
信を検出してからの経過時間および/または着信音とし
ての着信メロディ音の音量レベルを無段階に近い細かい
レベル単位で制御し、着信があった時に着信メロディ音
量を徐々に強く大きくしていき、当該着信メロディ音が
ユーザーの耳に自然に聞こえてくるように制御するスム
ーズトーン制御手段を有することを特徴とする携帯電話
に存する。また、請求項6に記載の発明の要旨は、電波
の送受信を行うアンテナ部および無線部と、操作や設定
の状態を表示するための表示部と、前記無線部からの着
信を検出する制御、入力操作による情報や着信があった
時の情報を前記表示部に表示する制御、および入力され
た情報の設定値により音の大きさを変化させる着信音量
スムーズトーン制御を行う制御部と、キー入力により操
作や設定を行うためのキー入力部と、着信音を鳴らす音
源部およびスピーカ部を備えていることを特徴とする請
求項4または5に記載の携帯電話に存する。また、請求
項7に記載の発明の要旨は、前記キー入力部から入力さ
れた操作を前記制御部で解析して着信音の設定を変更
し、前記キー入力部から入力された操作が着信音の設定
を変更する操作であった場合は着信音量の設定値の選択
画面を前記表示部にて表示し、前記キー入力部から入力
された操作が着信音の設定を変更する操作でなかった場
合は設定を終了し、前記キー入力部より入力された着信
音量のレベルを前記制御部で解析し、当該解析結果がレ
ベル0〜6であった場合はレベル0〜6の固定音量レベ
ルであるレベル0〜6を着信音量レベルとして前記制御
部に設定し、また、ステップトーンであった場合はステ
ップトーンを着信音量レベルとして前記制御部に設定
し、また、スムーズトーンであった場合はスムーズトー
ンを着信音量レベルとして前記制御部に設定することで
着信音量の設定の処理を実行する構成を有することを特
徴とする請求項6に記載の携帯電話に存する。また、請
求項8に記載の発明の要旨は、着信音量の設定の完了に
続いて、前記アンテナ部および前記無線部から着信情報
の有無をチェックし、前記アンテナ部および前記無線部
から着信情報があり、かつ、前記制御部にて着信があっ
たと判断した場合は前記表示部にて着信表示を行い、現
在設定されている着信音量の設定レベルを前記制御部で
判断し、前記アンテナ部および前記無線部から着信情報
がない場合は着信時の動作を終了し、前記判断結果がレ
ベル0〜6であった場合はレベル0〜6のそれぞれの固
定音量レベルで前記音源部および前記スピーカ部から着
信音を鳴動させ、また、前記判断結果がステップトーン
であった場合はステップトーンで前記音源部および前記
スピーカ部から着信音を鳴動させ、前記判断結果がスム
ーズトーンであった場合はスムーズトーンで前記音源部
および前記スピーカ部から着信音を鳴動させ、前記キー
入力部および前記制御部より着信に対する応答動作があ
った場合は着信音の鳴動を停止させることで着信処理を
実行する構成を有することを特徴とする請求項6または
7に記載の携帯電話に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の特徴は、着信を検出して
からの経過時間および/または着信音の音量レベルを無
段階に近い細かいレベル単位で制御し、着信があった時
に着信音量を徐々に強く大きくしていく機能(スムーズ
トーン機能)を備えることで、着信メロディ音でもユー
ザーの耳に自然に聞こえてくるようにできる点にある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。
【0011】図1は本発明の一実施の形態に係る携帯電
話の構成を説明するための機能ブロック図である。図1
において、11はアンテナ部、12は無線部、13は制
御部(スムーズトーン制御手段)、14は表示部、15
はキー入力部、16は音源部、17はスピーカ部、20
は携帯電話を示している。
【0012】図1を参照すると、本実施の形態の携帯電
話20は、電波の送受信を行うアンテナ部11および無
線部12と、無線部12からの着信を検出する制御、入
力操作による情報や着信があった時の情報を表示部14
に表示する制御、および入力された情報の設定値により
音の大きさを変化させる着信音量スムーズトーン制御を
行う制御部13(スムーズトーン制御手段)と、操作や
設定の状態を表示するための表示部14と、キー入力に
より操作や設定を行うためのキー入力部15と、着信音
を鳴らす音源部16およびスピーカ部17を備えてい
る。
【0013】次に本実施の形態の携帯電話20の動作
(着信音量スムーズトーン制御方法)について説明す
る。図2は本発明の一実施の形態に係る着信音量スムー
ズトーン制御方法における着信音量の設定の処理を説明
するためのフローチャートである。
【0014】図2を参照すると、本実施の形態では、ま
ず、着信音量の設定を行うため、キー入力部15から入
力された操作を制御部13(スムーズトーン制御手段)
で解析し、着信音の設定を変更する(ステップS2
1)。キー入力部15から入力された操作が着信音の設
定を変更する操作であった場合(ステップS21のYe
s)は、着信音量の設定値の選択画面を表示部14にて
表示する(ステップS22)。一方、キー入力部15か
ら入力された操作が着信音の設定を変更する操作でなか
った場合(ステップS21のNo)は、設定を終了す
る。ステップS22に続いて、キー入力部15より入力
された着信音量のレベルを制御部13(スムーズトーン
制御手段)で解析(ステップS23)し、その結果がレ
ベル0〜6であった場合(ステップS23の「レベル0
〜6」)は、レベル0〜6の固定音量レベルであるレベ
ル0〜6を着信音量レベルとして制御部13(スムーズ
トーン制御手段)に設定(ステップS24)する。ま
た、ステップトーンであった場合(ステップS23の
「ステップトーン」)は、後述するステップトーンを着信
音量レベルとして制御部13(スムーズトーン制御手
段)に設定(ステップS25)する。また、スムーズト
ーンであった場合(ステップS23の「スムーズトー
ン」)は、後述するスムーズトーンを着信音量レベルと
して制御部13(スムーズトーン制御手段)に設定(ス
テップS26)する。
【0015】続いて、上記ステップS24〜ステップS
26で設定されたそれぞれの設定値や設定完了の表示を
表示部14にて表示(ステップS27)させた後に、設
定を終了する。以上により、着信音量の設定を完了す
る。
【0016】図3は本発明の一実施の形態に係る着信音
量スムーズトーン制御方法における着信時の動作(着信
処理)を説明するためのフローチャートである。図3を
参照すると、本実施の形態では、着信音量の設定の完了
に続いて、アンテナ部11および無線部12から着信情
報の有無をチェック(ステップS31)し、アンテナ部
11および無線部12から着信情報があり、かつ、制御
部13(スムーズトーン制御手段)にて着信があったと
判断した場合(ステップS31のYes)は、表示部1
4にて着信表示(ステップS32)を行い、現在設定さ
れている着信音量の設定レベルを制御部13(スムーズ
トーン制御手段)で判断(ステップS33)する。アン
テナ部11および無線部12から着信情報がない場合
(ステップS31のNo)は着信時の動作(着信処理)
を終了する。
【0017】ステップS33の判断結果がレベル0〜6
であった場合(ステップS33の「レベル0〜6」)は、
レベル0〜6のそれぞれの固定音量レベルで音源部16
およびスピーカ部17から着信音を鳴動(ステップS3
4)させる。
【0018】また、ステップS33の判断結果がステッ
プトーンであった場合(ステップS33の「ステップト
ーン」)は、ステップトーンで音源部16およびスピー
カ部17から着信音を鳴動(ステップS35)させる。
具体的には、着信が入ってから約3秒おきに音量レベル
約65〜85dBsplまで4dBspl間隔で段階的
にある程度長い時間の経過とともに音量をレベル1個分
毎にステップして増加していく着信音を音源部16およ
びスピーカ部17から鳴動させる(ステップS35)。
【0019】そして、ステップS33の判断結果がスム
ーズトーンであった場合(ステップS33の「スムーズ
トーン」)は、スムーズトーンで音源部16およびスピ
ーカ部17から着信音を鳴動(ステップS36)させ
る。具体的には、着信が入ってから、約0.75秒おき
に音量レベル約65〜85dBsplまで1dBspl
間隔でかなり短い時間の経過とともに音量を無段階的に
少しずつ増加していくスムーズな着信音を音源部16お
よびスピーカ部17から鳴動させる(ステップS3
6)。
【0020】そして、キー入力部15および制御部13
(スムーズトーン制御手段)より着信に対する応答動作
があった場合(ステップS37)は、着信音の鳴動を停
止させ終了する(ステップS38)。
【0021】図4は従来のステップトーンの経過時間と
着信音量レベルとの関係を示すグラフである。図4にお
いて、横軸は経過時間(単位は[秒])、縦軸は着信音
量レベル(単位は[dBspl])である。図4のグラ
フは一例ではあるが、従来からあるステップトーンであ
った場合は、着信が入ってから約3秒おきに音量レベル
約65〜85dBsplまで4dBspl間隔で段階的
にある程度長い時間の経過とともに音量をレベル1個分
毎にステップして増加していく着信音を鳴動させてい
る。
【0022】図5は本発明の着信音量スムーズトーン制
御方法を実行した場合のステップトーンの経過時間と着
信音量レベルとの関係を示すグラフである。図5におい
て、横軸は経過時間(単位は[秒])、縦軸は着信音量
レベル(単位は[dBspl])である。本実施の形態
の着信音量スムーズトーン制御方法では、スムーズトー
ンであった場合は、図5のグラフに示すように、着信が
入ってから約0.75秒おきに音量レベル約65〜85
dBsplまで1dBspl間隔でかなり短い時間の経
過とともに音量を無段階的に少しずつ増加していくスム
ーズな着信音を音源部16およびスピーカ部17から鳴
動(前述のステップS36)させる。そして、キー入力
部15および制御部13(スムーズトーン制御手段)よ
り着信に対する応答動作があった場合(前述のステップ
S37)は、着信音の鳴動を停止させ終了(前述のステ
ップS38)する。
【0023】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、着信を検出してからの経過時間および/または着信
音の音量レベルを無段階に近い細かいレベル単位で制御
し、着信があった時に着信音量を徐々に強く大きくして
いく機能(スムーズトーン機能)を備え、着信メロディ
音でもユーザーの耳に自然に聞こえてくるようになる着
信音制御を実現することができるといった効果を奏す
る。一方、従来技術のハンズフリー装置を携帯電話で
は、着信があったときの着信音量を数秒単位のある一定
時間である決まった音量レベルを段階的に大きくしてい
く機能(ステップトーン機能)を実現できるものの、今
日では、多くの携帯電話が着信メロディ機能を持つよう
になり、ユーザーも通常の着信パターン音よりもさまざ
まな着信メロディ音を設定をしていることの方が多くな
ってきているため、従来のようなステップトーン機能で
は、メロディに関係なく音量レベルが大きくなってい
き、ユーザーの耳には不自然に聞こえてしまうという問
題点があった。
【0024】なお、本発明が上記実施の形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態
は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構成
部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0025】
【発明の効果】本発明は、着信音の音量レベルおよび着
信を検出してからの経過時間を無段階に近い細かいレベ
ル単位で制御し、着信があった時に着信音量をだんだん
と強く大きくしていく機能(スムーズトーン)を備え、
着信メロディ音でもユーザーの耳に自然に聞こえてくる
ようになる着信音制御を実現することができるといった
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る携帯電話の構成を
説明するための機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る着信音量スムーズ
トーン制御方法における着信音量の設定の処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態に係る着信音量スムーズ
トーン制御方法における着信時の動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】従来のステップトーンの経過時間と着信音量レ
ベルとの関係を示すグラフである。
【図5】本発明の着信音量スムーズトーン制御方法を実
行した場合のステップトーンの経過時間と着信音量レベ
ルとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
11…アンテナ部 12…無線部 13…制御部 14…表示部 15…キー入力部 16…音源部 17…スピーカ部 20…携帯電話

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信を検出してからの経過時間および/
    または着信音の音量レベルを無段階に近い細かいレベル
    単位で制御して着信音量を徐々に強く大きくしていくス
    ムーズトーン制御工程を有することを特徴とする着信音
    量スムーズトーン制御方法。
  2. 【請求項2】 着信を検出してからの経過時間および/
    または着信音としての着信メロディ音の音量レベルを無
    段階に近い細かいレベル単位で制御し、着信があった時
    に着信メロディ音量を徐々に強く大きくしていき、当該
    着信メロディ音がユーザーの耳に自然に聞こえてくるよ
    うに制御するスムーズトーン制御工程を有することを特
    徴とする着信音量スムーズトーン制御方法。
  3. 【請求項3】 電波の送受信を行う無線工程と、 操作や設定の状態を表示するための表示工程と、 前記無線工程からの着信を検出する制御、入力操作によ
    る情報や着信があった時の情報を前記表示工程に表示す
    る制御、および入力された情報の設定値により音の大き
    さを変化させる着信音量スムーズトーン制御を行う制御
    工程と、 キー入力により操作や設定を行うためのキー入力工程
    と、 着信音を鳴らす発音工程を有することを特徴とする請求
    項1または2に記載の着信音量スムーズトーン制御方
    法。
  4. 【請求項4】 着信を検出してからの経過時間および/
    または着信音の音量レベルを無段階に近い細かいレベル
    単位で制御して着信音量を徐々に強く大きくしていくス
    ムーズトーン制御手段を有することを特徴とする携帯電
    話。
  5. 【請求項5】 着信を検出してからの経過時間および/
    または着信音としての着信メロディ音の音量レベルを無
    段階に近い細かいレベル単位で制御し、着信があった時
    に着信メロディ音量を徐々に強く大きくしていき、当該
    着信メロディ音がユーザーの耳に自然に聞こえてくるよ
    うに制御するスムーズトーン制御手段を有することを特
    徴とする携帯電話。
  6. 【請求項6】 電波の送受信を行うアンテナ部および無
    線部と、 操作や設定の状態を表示するための表示部と、 前記無線部からの着信を検出する制御、入力操作による
    情報や着信があった時の情報を前記表示部に表示する制
    御、および入力された情報の設定値により音の大きさを
    変化させる着信音量スムーズトーン制御を行う制御部
    と、 キー入力により操作や設定を行うためのキー入力部と、 着信音を鳴らす音源部およびスピーカ部を備えているこ
    とを特徴とする請求項4または5に記載の携帯電話。
  7. 【請求項7】 前記キー入力部から入力された操作を前
    記制御部で解析して着信音の設定を変更し、 前記キー入力部から入力された操作が着信音の設定を変
    更する操作であった場合は着信音量の設定値の選択画面
    を前記表示部にて表示し、前記キー入力部から入力され
    た操作が着信音の設定を変更する操作でなかった場合は
    設定を終了し、 前記キー入力部より入力された着信音量のレベルを前記
    制御部で解析し、当該解析結果がレベル0〜6であった
    場合はレベル0〜6の固定音量レベルであるレベル0〜
    6を着信音量レベルとして前記制御部に設定し、また、
    ステップトーンであった場合はステップトーンを着信音
    量レベルとして前記制御部に設定し、また、スムーズト
    ーンであった場合はスムーズトーンを着信音量レベルと
    して前記制御部に設定することで着信音量の設定の処理
    を実行する構成を有することを特徴とする請求項6に記
    載の携帯電話。
  8. 【請求項8】 着信音量の設定の完了に続いて、前記ア
    ンテナ部および前記無線部から着信情報の有無をチェッ
    クし、前記アンテナ部および前記無線部から着信情報が
    あり、かつ、前記制御部にて着信があったと判断した場
    合は前記表示部にて着信表示を行い、現在設定されてい
    る着信音量の設定レベルを前記制御部で判断し、前記ア
    ンテナ部および前記無線部から着信情報がない場合は着
    信時の動作を終了し、 前記判断結果がレベル0〜6であった場合はレベル0〜
    6のそれぞれの固定音量レベルで前記音源部および前記
    スピーカ部から着信音を鳴動させ、また、前記判断結果
    がステップトーンであった場合はステップトーンで前記
    音源部および前記スピーカ部から着信音を鳴動させ、前
    記判断結果がスムーズトーンであった場合はスムーズト
    ーンで前記音源部および前記スピーカ部から着信音を鳴
    動させ、 前記キー入力部および前記制御部より着信に対する応答
    動作があった場合は着信音の鳴動を停止させることで着
    信処理を実行する構成を有することを特徴とする請求項
    6または7に記載の携帯電話。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2418567A (en) * 2004-09-24 2006-03-29 Nec Technologies Ringer volume control for mobile radio communications device.
JP2008099000A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Sharp Corp 無線通信端末および無線通信端末を制御するプログラム

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