JPS6233357B2 - - Google Patents

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JPS6233357B2
JPS6233357B2 JP58247208A JP24720883A JPS6233357B2 JP S6233357 B2 JPS6233357 B2 JP S6233357B2 JP 58247208 A JP58247208 A JP 58247208A JP 24720883 A JP24720883 A JP 24720883A JP S6233357 B2 JPS6233357 B2 JP S6233357B2
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JP
Japan
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paper
transfer
transfer printing
sheet
continuous
Prior art date
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Application number
JP58247208A
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English (en)
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JPS60139882A (ja
Inventor
Ikuo Naruse
Takahiro Fujio
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、転写捺染方法に関する。さらに詳し
くは枚葉乾式転写捺染紙を用いて、連続式転写捺
染機にて乾式転写捺染をおこなう方法に関する。
<従来例とその問題点> 従来から乾式転写捺染紙として枚葉状転写紙と
ロール状すなわち連続状転写紙が知られており、
主に枚葉状転写紙はオフセツト印刷法やシルクス
クリーン印刷法にて印刷され、連続状転写紙はグ
ラビア印刷法やフレキン印刷法等で印刷されるの
が通例である。
また通常、枚葉状転写紙は平圧式転写捺染機に
使用され、連続状転写紙は加熱シリンダーを用い
た連続式転写捺染機を用いて、転写捺染するのが
一般的である。
枚葉転写紙の特徴として、枚葉であるが故に、
被転写体の任意の位置にセツトし、任意の部分の
みを捺染することができるということがある。す
なわち第1図a,bに示すように被転写体1上の
任意の部分に任意の形をした枚葉転写紙2を設置
し、部分的に捺染することができる。さらには枚
葉転写紙では、全面柄の中に他の色相、柄、形を
した他の図柄を転写挿入することができる。すな
わち第2図に示すように3′は第1の転写紙を示
し、31′はベース紙、32′はその上に印刷され
たインキ層を示す。3は3′の転写紙中に部分的
に設けられた第2の枚葉転写紙を示し、31はベ
ース紙、32はその上に印刷された他の色相、柄
を有するインキ層を示す。この2つの転写紙を積
層したものを4の被転写体に転写捺染すると転写
後の被転写体4の表面には、転写紙3′による絵
柄部分41′と転写紙3による他の色相、柄を有
する41なる柄が形成される。
この様な手法は転写捺染独得の染法であり、通
常多くは平圧式の乾式捺染機が使用される。
このような枚葉転写紙を使用して、被転写体の
任意の部分を転写捺染する手法を連続式の転写捺
染機を用いて捺染しようとすると以下の様な問題
がある。
すなわち、平圧式転写機では転写部分が水平で
あるために、特に転写紙を強制的に保持しなくと
も、転写紙は殆んどずれることなく、被転写体の
希望する部分に捺染することができる。これに対
し転写速度の効率化等の目的で連続式の転写機で
同様に被転写体の任意の部分を捺染しようとする
と、転写部分が水平でない故に、枚葉転写紙がズ
レ移動しやすく、何らかの方法で転写紙を強制的
に保持する必要がある。
その為の手段として枚葉転写紙をセロテープや
両面接着型テープを用いて、転写紙を固定する方
法が考えられる。すなわち第3図はセロハンテー
プで枚葉転写紙を保持した例を示すものである
が、転写紙3は4の被転写体上に5のセロテープ
で一時的に保持されている。32は転写紙3上の
絵柄を示す。
この方法では、乾熱転写時の熱圧で5のセロテ
ープに塗布された感圧接着剤が示す部分で、被転
写体上に移行し、製品の接着剤汚れを起し、問題
となる。一方、第4図は両面接着型テープ6を用
いて、枚葉転写紙をバツクペーパー1等の支持体
に固定した例を示すものであるが、転写紙3はバ
ツクペーパー1上に両面接着型テープ6で固定さ
れる。32は転写紙3上の絵柄(インキ層)を示
し、4は被転写体を示す。この場合には、加熱転
写後の被転写体4上の捺染柄41,43は、転写
紙の裏面に両面接着型テープのあるところと無い
部分で圧力差が生じ、捺染柄に発色ムラを生ずる
こととなる。
すなわち4上の43で示す部分は41で示す部
分に比べ圧力が小さい為に若干染色濃度が落ちる
こととなる。
また、前記いずれの場合にも、接着保持力が不
充分であつたりすると、転写中に転写紙が移動し
たりして種々のトラブルを起し易い。
このように、枚葉乾式転写捺染紙を用いて連続
式転写捺染機にて乾式転写捺染をしようとすると
種々のトラブルが生じ、改善策が望まれていた。
<発明の目的> 本発明はこのような問題を鑑み解決すべき発明
されたもので、極めて、実用性の高い新規な発明
である。
<発明の要旨> すなわち本発明は枚葉乾式転写捺染紙を用い
て、連続式転写捺染機にて乾式転写捺染をおこな
う方法に於て、枚葉乾式転写捺染紙と被転写体と
を、枚葉転写紙の裏面側から連続状の薄紙Aと、
被転写体の裏面側からもう一方の連続状薄紙Bと
によりサンドイツチし、連続状薄紙AとBの張力
のみにより枚葉乾式転写捺染紙と被転写体とを密
着重合させ、かかる積層重合体を連続式転写捺染
機に導入し、一定時間、加熱、加圧をおこなうこ
とにより転写捺染することを特徴とする転写捺染
法を提供するもので、従来のようにセロテープ
や、両面接着型テープを使用することなしに美麗
で商品価値の高い捺染布を得ることができる。
<具体例の説明> 以下、図面を用いて本発明を説明する。
第5図は本発明の実施例の一部を説明したもの
である。
すなわち8は連続転写捺染機本体を示し、13
は加熱シリンダー、7はエンドレスベルト、1は
連続状の薄紙巻取りAを示し、2は被転写体の裏
面より支持する連続状薄紙巻取り(バツクペーパ
ー)Bを示す。4は被転写体である布地、33は
枚葉乾式転写捺染紙が積み上げられた状態を示
し、3は33から取り出された一枚の転写紙を示
す。15は枚葉転写捺染紙位置決め定盤、14は
被転写体である布地を搬送するベルト、9は転写
終了後のバツクペーパーBを示し、10は転写終
了後の薄紙巻取Aを示す。11は転写捺染された
布地を示し、12は転写後の枚葉転写捺染紙の残
紙を示す。
すなわち積層された枚葉転写紙33から取りだ
された一枚の転写紙3は15の位置決め定盤に先
端を軽くあてることにより位置及び平行性が決定
される。その後しずかに転写紙3の重力により、
被転写布4上に乗せられた転写紙は搬送ベルト1
4で連続転写機の入口Yまで搬送される。このY
点では、枚葉転写紙の裏面より連続状薄紙Aであ
る1と被転写体4の裏面側からの連続状薄紙2の
Bにより転写紙と布地はサンドイツチされ、積層
された状態で転写機8中に導入される。ここで枚
葉転写紙3は支持薄紙A及びBのテンシヨンによ
り、被転写体4上に密着され、転写中もズレるこ
となく美しい模様が転写捺染される。従つてセロ
テープや両面接着型テープなどによる接着剤汚れ
や、染色ムラの心配が全くない。
本発明ではさらに枚葉転写紙の裏面側の連続状
薄紙A,1として連続状乾式転写捺染紙を用いる
ことにより効果を一層高めることができる。すな
わち第2図を説明する際に述べた様に第1の図柄
中に全く色相、柄の異る第2の図柄を任意に連続
的に挿入でき、他の方法では全く得ることのでき
ない美しいプリント模様を得ることができる。加
えて1の薄紙Aとして乾式転写紙を用いることに
より、次の様な利点もある。すなわち周知の様に
転写紙上の染料インキは基本的に染料とバインダ
ーから成る。ここでこの染料を転写紙上に保持す
るためのバインダーは通常熱可塑性の樹脂から成
り、枚葉転写紙を連続状転写紙で裏面から保持す
ることにより、転写時の熱圧で枚葉転写紙と連続
状転写紙が仮接着し、転写中の枚葉転写紙のズレ
は一層起り難くなる。
本発明に述べる連続状の薄紙A又はBは安価で
比較的、強度の大きいものが好ましく、具体的に
は30〜80g/m2程度のクラフト紙などを用いると
よい。
また、連続状の薄紙Aとして乾式転写紙を用い
る場合は、30〜80g/m2程度のクラフト紙に、昇
華性染料と熱可塑性樹脂バインダーを含むインキ
で印刷すれば良い。
枚葉状の転写紙としては、比較的重いベースシ
ートを用いるのが望ましく、例えば100g/m2
上のコート紙に昇華性染料を含むインキで印刷し
たものが好ましい。印刷は任意の方法によつて良
いが、枚葉印刷でなければ困難な印刷、すなわち
高級で精緻な絵柄である時、本発明はその特徴が
特に生かされる。
以上のように本発明は極めて簡単な方法によ
り、枚葉乾式転写紙を用いて転写速度の速い連続
転写機にて良好な捺染物を得るための方法を提供
するものであり、実用的見地からも優れたもので
ある。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例 (1) 坪量150g/m2なる片面コート紙上に、CI
Dispere Red 60、CI Dispevse Blue 73及び
CI Disperse Yellow 51なる3種類の分散染料
を使用したオフセツトインキ赤、藍、黄の3原
色により連続階調から成る花柄模様を印刷し
て、さらに非印刷部分を切断して縦60cm×横50
cmなる枚葉乾式転写捺染紙3を得た。
(2) 連続状薄紙Aとして幾何学模様の凸版印刷(株)
製のグラビア印刷法から成る転写紙を使用し
た。この時の用紙坪量は55g/m2で、巾は1200
m/mであつた。
(3) 被転写体4側からのバツクペーパー2として
坪量60g/m2なる未晒クラフト紙を使用した。
(4) 被転写体4として東レ(株)社製シルツクTwill
#465を使用した。
以上の材料を用いて第5図に示すルメール社製
の連続転写機にて、前記要領で200℃の温度に
て、35秒間の条件で転写捺染したところ、枚葉転
写紙のズレは全くなく、幾何学模様の中に美しい
階調花柄模様の捺染布を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来例を説明するための説明
図、第5図は本発明を説明するための説明図であ
る。 1……連続状薄紙A、2……連続状薄紙B、
3,3′……枚葉転写紙、31,31′……ベース
紙、32,32′……インキ層、4……被転写
体、41,41′,43……捺染柄、5……セロ
ハンテープ、6……両面接着型テープ、7……エ
ンドレスベルト、8……連続転写捺染機本体、9
……転写後の連続状薄紙B、10……転写後の連
続状薄紙A、11……転写後の被転写体、12…
…転写後の枚葉転写紙、13……加熱シリンダ
ー、4……搬送ベルト、15……定盤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 枚葉乾式転写捺染紙を用いて連続式転写捺染
    機にて乾式転写捺染をおこなう方法に於て、枚葉
    乾式転写捺染紙と被転写体とを、枚葉転写紙の裏
    面側から連続状の薄紙Aと、被転写体の裏面側か
    らもう一方の連続状薄紙Bとによりサンドイツチ
    し、連続状薄紙AとBの張力のみにより、枚葉乾
    式転写捺染紙と被転写体とを密着重合させ、かか
    る積層重合体を連続式転写捺染機に導入し、一定
    時間、加熱、加圧をおこなうことにより転写捺染
    することを特徴とする転写捺染法。 2 連続状の薄紙Aが、連続状の乾式転写捺染紙
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載する転写捺染法。 3 連続式転写捺染機の導入部分に枚葉乾式転写
    捺染紙位置決め定盤を設け、枚葉転写捺染紙の先
    端位置を定盤により決定した後、被転写体上に枚
    葉転写捺染紙を設置することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載する転写捺染
    法。
JP58247208A 1983-12-26 1983-12-26 転写捺染法 Granted JPS60139882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58247208A JPS60139882A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 転写捺染法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58247208A JPS60139882A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 転写捺染法

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Publication Number Publication Date
JPS60139882A JPS60139882A (ja) 1985-07-24
JPS6233357B2 true JPS6233357B2 (ja) 1987-07-20

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ID=17160049

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JP58247208A Granted JPS60139882A (ja) 1983-12-26 1983-12-26 転写捺染法

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CN102561074A (zh) * 2011-12-16 2012-07-11 上海长胜纺织制品有限公司 一种转移印花新的前处理方法

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JPS60139882A (ja) 1985-07-24

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