JPS6023160Y2 - 耐熱性器物への多色図柄絵付装置 - Google Patents

耐熱性器物への多色図柄絵付装置

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JPS6023160Y2
JPS6023160Y2 JP15955779U JP15955779U JPS6023160Y2 JP S6023160 Y2 JPS6023160 Y2 JP S6023160Y2 JP 15955779 U JP15955779 U JP 15955779U JP 15955779 U JP15955779 U JP 15955779U JP S6023160 Y2 JPS6023160 Y2 JP S6023160Y2
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JP
Japan
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heat
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pad
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JP15955779U
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JPS5676435U (ja
Inventor
祐三 中村
康広 橋村
典理 平谷
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日本写真印刷株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、曲面体を呈する耐熱性器物、殊にお皿、お茶
碗等の三次曲面を呈する耐熱性器物・\の多色図柄絵付
装置に関するものであり、更に詳しくは、感熱性転写箔
の図柄を一旦パッドに受容させた後該パッドから耐熱性
器物に転移させることにより、曲面体を呈する耐熱性器
物に多色図柄を容易に且つ効率よく給付する装置に関す
るものである。
〈従来技術とその解決すべき問題点〉 従来、立体物品の文字、図柄を印刷する装置として転写
印刷装置が汎用されている。
この転写印刷装置としては、例えば、剥離性を有する基
体シート上に図柄層、接着剤層等を積層してなる感熱性
転写箔を、立体物品に、前記接着剤層と前記立体物品と
が接するように載置し、前記基前体シート側から熱ロー
ル、熱盤等で加熱加圧することによって、前記図柄層を
立体物品に転移させる装置がある。
この転写印刷装置は、感熱性転写箔を連続巻き取り状と
しておくことによって連続作業が可能となり、生産性よ
く良好な印刷を施すことができるという特長を有すもの
である。
しかしながら、この転写印刷装置は、感熱性転写箔と立
体物品とを直接接触させることによって転写印刷を行う
ことであるから、立体物品の平面部や円筒状の立体物品
の二次曲面等には良好な印刷を施すことができるものの
、お皿、お茶碗等の三次曲面を呈する物品の表面に対し
ては、良好な印刷を施すことができるものである。
何故なら、感熱性転写箔と立体物品とを密着させる際、
感熱性転写箔にしわが入り、三次曲面を呈する物品表面
に密着させることができないからである。
三次曲面を呈する立体物品に文字、図柄を印刷する装置
としては、パッドによる間接転写印刷装置が考案されて
いる。
この間接転写印刷装置としては、例えば、まず版にイン
キを受容させた後ドクターで版上の余分なインキをかき
取り、しかる後版面のインキをパッドに受容させ、更に
パッドのインキを立体物品表面に転移させることにより
、立体物品に図柄を形成する装置がある。
この間接転写印刷装置は、インキ媒体であるパッドが、
弾力性に冨むため、立体物品が多少湾曲していても良好
な印刷を施すことができる特長を有するものである。
しかしながら、の間接転写印刷装置は、図柄−色につい
てひとつの版を必要とするものである。
従つ、多色図柄を給付する場合1、複数の版を必要とす
るので装置は複雑化し且つ大型化する。
また色の位置合わせを行わねばならず、多色図柄を絵付
する装置としては不適当なものであった。
一方、前記した感熱性転写箔を、前記パッドによる間接
転写印刷装置に適用することによって、立体物品に絵付
する方法が考えられるが、前記間接転写印刷装置の版の
代わりに前記感熱性転写箔を用いて給付することは不可
能であった。
何なら、前記間接転写印刷装置のパッドは、前記感熱性
転写箔の図柄を受容すことができず、たとえ前記感熱性
転写箔のパッド側に接着剤層を設け、パッドに図柄を受
容させても前記図柄を立体物品に転移することは不可能
であるからである。
そして今日、感熱性転写箔を用いて立体物品、殊に三次
曲面を呈する立体器物に多色図柄を容易に且つ効率よく
給付する装置は、未だ考案されていないのである。
く考案の目的〉 本考案者は、前記現状に鑑み、種々研究開発の結果、感
熱性転写箔を用いて曲面体を呈する耐熱性器物表面に多
色図柄を容易に且つ効率よく給付する装置を考案腰ここ
にそれを提供するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 即ち、本考案は、(a)感熱性転写箔1を予熱するため
のヒーター2を内蔵する転写箔載置台と、(b)器物4
を所定の位置に固定するための手段を有する器物載置台
3と、(C)前記感熱性転写箔1の図柄を受容した後前
記器物4に転移するためのパッド5と、(d)前記パッ
ド5を固定的に保持し、該パッド5を、前記転写箔載置
台とその上方との間及び前記器物載置台3とその上方と
の間を移動可能にする昇降用シリンダー9と、(e)前
記昇降用シリンダー9を固定的に保持し、前記パッド5
を、転写箔載置台上に固定された感熱性転写箔1と器物
載置台3上に固定された器物4とに対し、交互に対峙可
能にする移動用シリンダー10とからなることを特徴と
する耐熱性器物への多色図柄給付装置である。
以下、本考案を図面に基づいて更に詳しく説明する。
転写箔載置台は、感熱性転写箔1を予熱するためのヒー
ター2を内蔵しており、図柄面を上にして載置された感
熱性転写箔1を下側から予熱できるように構成されてい
る。
この転写箔載置台上に、感熱性転写箔1を載置する方法
としては、種々な方法が考えられる。
例えば、 (イ)予め所定の大きさに断裁された感熱性転写箔1を
、手で一枚毎に載置する方法。
(ロ)第3図に示ように、ロール状の感熱性転写箔1が
セットされた送りリール6と巻き取りり−ル7とを有す
る転写箔送り手段11により、感熱性転写箔1の図柄が
丁度転写箔載置台上に位置するように1ピツチずつ連続
的に送られそして巻き取られるようにする方法。
(ハ)予め所定の大きさに断裁された感熱性転写箔1を
、吸引機構を備えた転写箔供給手段により、転写箔載置
台上の所定の位置に一枚毎に載置する方法。
等がある。
前記転写箔載置台は、その台上に感熱性転写箔1が載置
された後、該感熱性転写箔1を固定するための手段を有
するのが好ましい。
このようにする手段としては、真空吸引による固定手段
が好適であり、例えば、感熱性転写箔1を転写箔載置台
上に位置決めして載置した後、転写箔載置台上に設けら
れた吸引機構で吸引するとによって前記転写箔1を固定
するようにするとよい。
このようにすることによって、転写される図柄を常々一
定の条件でパッドに受容させることができる。
なお、前記(ロ)の場合、前記転写箔送り手段11が、
感熱性転写箔1の固定手段を兼ねることができる。
つまり、転写箔送り手段11に転写箔昇降手段8を設け
、感熱性転写箔1を送る時に転写箔載置台から離して感
熱性転写箔1の送りを円滑にし、感熱性転写箔1を予熱
し感熱性転写箔1の図柄をパッド5表面に転移させる時
には転写箔載置台に密着させるようにすることができる
また、前記(ハ)の場合も、前記転写箔供給手段が、感
熱性転写箔1の固定手段を兼ねることができる。
しかしながら、感熱性転写箔1の固定をより確実にする
ためには、前記真空固定手段等を転写箔載置台上に設け
ておくのが好ましいことは言うまでもない。
器物載置台3は、器物4を固定るための手段を有してお
り、器物4を所定の位置に載置できるように構成されて
いる。
この器物載置台3は、予熱された器物4の温度下降を抑
えるため、その上に固定された器物4を加熱熱するため
のヒーターを内蔵させておいてもよい。
バラ5は、予熱された感熱性転写箔1に圧接されること
により感熱性転写箔1の図柄を受容し、更に器物4に圧
接されることによりパッド5表面に受容した前記図柄を
器物4に転移することができるように構成されでいる。
昇降用シリンダー9は、前記パッド5を固定的に保持し
、該パッド5を上下動可能にするように構成されている
即ち、前記パッド5を、次の(i)〜(V)のように往
復運動させるようにしている。
(i) 転写箔載置台上に図柄面を上にして固定され
た感熱性転写箔1の前記図柄と圧接する (ii) 前記感熱性転写箔1から離脱する。
(iii) 器物載置台3上に固定された器物4と圧
接する。
(iv) 前記器物4から離脱する。
(v) 前記(i)〜(iv)を繰り返す。
移動用シリンダー10は、前記昇降用シリンダー9を固
定的に保持し、前記パッド5を、転写箔載置台上に固定
された感熱性転写箔1と器物載置台3上に固定された器
物4とに対し、交互に対峙可能にするように構成されて
いる。
即ち、パッド5と感熱性転写箔1とを圧着させる際には
、パッド5と転写箔載置台とを対峙させ、パッド5と器
物4とを圧着させる際には、パッド5と器物載置台3と
を対峙させるように、前記昇降用シリンダー9に固定さ
れたパッド5を移動するように構成されている。
本装置に用いられる感熱性転写箔1は、パッド5と器物
4とに対する図柄の接着性が異なるように構成されたも
のである。
即ち、前記感熱性転写箔1は、パッド5と感熱性転写箔
1との圧接後には図柄はパッド5に受容され、器物4と
パッドとの圧接後にはパッド5表面の図柄は器物4に転
移されるように構成されたものである。
このような感熱性転写箔1を得るには、例えば、2温度
により接着力の大小が異なるような2薄層を図柄の上下
に各々1層設けるとよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上述べたような構成からなる給付装置であ
るから、次のような効果を有するものである。
即ち、転写箔載置台上で感熱性転写箔を予熱することが
でき、また該転写箔載置台上で感熱性転写箔の図柄を弾
力性を有するパッド表面に転移することができるように
構成されたものであり、更に、パッド表面に転移した図
柄を器物固定手段により固定された器物に転移すること
ができるように構成されたものであるから、多色図柄を
容易に且つ効率よく、しかも図柄の位置ズレ等の問題も
なく鮮明な図柄を絵付てきるものであり、各種曲面体を
呈する耐熱性器物、殊に三次曲面を呈する耐熱性器物へ
の絵付に広く利用され得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は平面一部破断
図、第2図は側面図、第3図は第2図の矢視ん1図で転
写箔送り手段の側面図、第4図はパッドが感熱性転写箔
の図柄を受容する際のパッドと感熱性転写箔と転写箔載
置台との状態の断面図をそれぞれ示す。 図中1・・・・・・感熱性転写箔、2・・・・・・ヒー
ター、3・・・・・・器物載置台、4・・・・・・器物
、5・・・・・・パッド、6・・・・・・送りリール、
7・・・・・・巻き取りリール、8・・・・・・転写箔
昇降手段、9・・・・・・昇降用シリンダー、10・・
・・・・移動用シリンダー、11・・・・・・転写箔送
り手段、12・・・・・・ガイドローラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1(a)感熱性転写箔1を予熱するためのヒーター2を
    内蔵する転写箔載置台と、 (b) 器物4を所定の位置に固定するための手段を
    有する器物載置台3と、 (C) 前記感熱性転写箔1の図柄を受容した後記器
    物4に転移するためのパッド5と、 (d) 前記パッド5を固定的に保持し、該パッド5
    を、前記転写箔載置台とその上方との間及び前記器物載
    置台3との上方との間を移動可能にする昇降用シリンダ
    ー9と、 (e) 前記昇降用シリンダー9を固定的に保持し、
    前記パッド5を、転写箔載置台上に固定された感熱性転
    写箔1と器物載置台3上に固定された器物4とに対し、
    交互に対峙可能にする移動用シリンダー10と、 からなることを特徴とする耐熱性器物への多色図柄絵付
    装置。 2 感熱性転写箔1が、送りリール6によって転写箔載
    置台上に送られ、巻き取りリール7によって巻き取られ
    るようにしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の耐熱性器物への多色図柄絵付装置。 3 転写箔載置台が、感熱性転写箔1を所定の位置に固
    定するための手段を有することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の耐熱性器物への多色図柄絵付
    装置。 4 感熱性転写箔1と転写箔載置台との固定を、転写箔
    真空固定手段を用いて行うようにしたとを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の耐熱性器物への多色
    図柄給付装置。 5 感熱性転写箔1と転写箔載置台との固定を、転写箔
    真空固定手段を用いて行うようにしたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の耐熱性器物への多
    色図柄絵付装置。 6 器物載置台3が、器物4を予熱するためのヒーター
    を内蔵したものであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の耐熱性器物への多色図柄給付装置
JP15955779U 1979-11-16 1979-11-16 耐熱性器物への多色図柄絵付装置 Expired JPS6023160Y2 (ja)

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JPS5676435U JPS5676435U (ja) 1981-06-22
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