JPS6233340B2 - - Google Patents

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JPS6233340B2
JPS6233340B2 JP53084611A JP8461178A JPS6233340B2 JP S6233340 B2 JPS6233340 B2 JP S6233340B2 JP 53084611 A JP53084611 A JP 53084611A JP 8461178 A JP8461178 A JP 8461178A JP S6233340 B2 JPS6233340 B2 JP S6233340B2
Authority
JP
Japan
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knitted fabric
piston
cylinder
knitting machine
circular knitting
Prior art date
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Expired
Application number
JP53084611A
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English (en)
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JPS5423767A (en
Inventor
Ronaatei Furansesuko
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RONAATEI SpA
Original Assignee
RONAATEI SpA
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Publication date
Priority claimed from IT2577377A external-priority patent/IT1084343B/it
Priority claimed from IT2161478A external-priority patent/IT1108735B/it
Application filed by RONAATEI SpA filed Critical RONAATEI SpA
Publication of JPS5423767A publication Critical patent/JPS5423767A/ja
Publication of JPS6233340B2 publication Critical patent/JPS6233340B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/88Take-up or draw-off devices for knitting products
    • D04B15/92Take-up or draw-off devices for knitting products pneumatic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二重シリンダ型の丸編み機における編
物伸張装置に関し、特に、ニードルシリンダの1
つに対して軸方向に移動するピストンを有し、か
つ編まれている間編物を伸張するために編物を引
き付ける保持手段を含み、この保持手段をニード
ルシリンダと編物とともに回転させるようにした
流体駆動型の編物伸張装置に関する。
一般の同じ型の装置がイタリアの特許第718780
号の明細書に述べられている。その特許によれ
ば、ピストンは編み機の上部ニードルシリンダの
上に固定して配置された円筒状のチエンバのなか
で移動するようになつている。ピストンに設けら
れた棒状のロツドは上部シリンダのなかを通つて
延び、かつ、該ロツドの下端には、編まれている
編物にかみ合うように、下方に傾斜している放射
状の鋭いフインガを備えたカツプ状の保持エレメ
ントが回転できるように設けられている。
編物を形成している間、圧縮された流体は円筒
状のチエンバから放出され、そしてピストンは自
身の重さによつて下方に移動し、かくして、カツ
プのフインガの端を編物に突きさすことによつて
編まれている編物を伸張状態におく。編物の完成
によつて、ピストンは円筒状のチエンバの中へ流
体を圧縮することによつて上昇し、最初の状態に
戻る。
しかし乍ら、このような構成では、編まれる編
物の先が保持エレメントのフインガに引つかけら
れると、編み作業の進行にともなつて、該編物の
先端部は下部ニードルシリンダの内部下方に移動
し、編物を伸張状態におく。このことから、編ま
れている編物の長さは下部ニードルシリンダのニ
ードルの位置から下降する保持エレメントの位置
までの寸法に本質的に等しく決められる。したが
つて、完成される編物に長尺のものを得るために
は、可成の高さ(長さ)の円筒状のチエンバやそ
れに対応する高さのニードルシリンダを備えるべ
く要求される。そのチエンバの高さはピストンの
ストローク長、即ち引つ張られるべき編物の長さ
に本質的に等しくなる。このことは、編み機の全
長に相当な増加を生ぜしめる。
また、このような構成では、編物の編み作業が
終了すると、上記保持エレメントのフインガから
編物の先端を外し、下部ニードルシリンダの下端
部に設けられた開口から編物を放出せねばならな
い。さらに、加えて、編み作業の途中や終了時
に、ストツキング等を裏返しの状態におくことが
できないから、作業途中におけるかかとの部分の
編み作業は勿論、終了時におけるつま先の閉じ込
みや裏返しの状態で編物の放出ができない。
米国の特許第3750426号の明細書に示された装
置は、上記イタリアの特許と同じように、ピスト
ンが編み機の上部ニードルシリンダの上に固定し
て設けられた円筒状のチエンバのなかで移動する
ようになつているが、このピストンから下方に長
く延びている棒状のロツドが横振れを少なくする
ために数本用いられている点に相違がある。これ
等のロツドの下には複数のポインタ(フインガに
相当)の付された円錐状のボデーが編物の先を保
持するために設けられており、本質的にはイタリ
アの特許に示された装置と変りがない。したがつ
て、この装置も同じような欠点を有することが理
解できよう。
米国特許第3797280号の明細書に示された装置
は、上部ニードルシリンダの上に同心的に固定さ
れた第1のピストンシリンダと、第1のピストン
シリンダのステムに支持されて下方に長く延びて
いる第1のロツド対とのほかに、さらに第1のピ
ストンシリンダと同心的に固定された第2のピス
トンシリンダと、第2のピストンシリンダのステ
ムに支持され、上部ニードルシリンダに固定され
たボデーに設けられた孔を通して上記第1のロツ
ド対に平行に延びている第2のロツド対とを備
え、上記第1のロツド対と第2のロツド対の下端
にそれぞれ編物を引つかけるための第1および第
2のボデーを設けることによつて、上記第1およ
び第2のピストンシリンダによりそれぞれ第1お
よび第2のボデーを交互に駆動しわけるようにし
たものである。このような構成によれば、編物が
伸張状態で編まれている途中で、第1のピストン
が上方に戻るとき、伸張作用を第2のピストンに
よつて用意することができるし、その逆の操作も
可能である。結果としてピストン用チエンバの高
さ(長さ)とピストンのストローク長を全体的に
幾らかは減少させることができる。
しかし乍ら、編み機の高さの逓減を与えるこの
付加的な手段は、編物に対して連続的な伸張を確
保するが、編物を引き付ける手段を備えるべく、
ロツドの2つのセツトのほかに2つのピストン用
チエンバと2つのピストンの配置によつて複雑な
構成と複雑な操作を余儀なくされる。
さらに、編物の伸張時に保持用ボデーのフイン
ガに必要以外のところを引つかけて、編物に損傷
を与える率が高くなつたり、ストツキングなどの
つま先の閉じ込みが不可能なことや、編み終つた
編物を下部ニードルシリンダの下端部に設けられ
た開口から放出せねばならないなどの欠点があつ
た。
本発明の第1の目的は、上記従来技術により得
られるような欠点を除去し、高さ寸法を大幅に短
かく、しかも簡単で経済的な構造と操作の容易性
を兼ね備えた二重シリンダ型の丸編み機における
編物伸張装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、上記第1の目的に適合
する条件のもとで、編まれた編物を従来のものと
比べて裏返した状態でニードルシリンダの中を通
し、装置の上部、または下部から放出させること
を可能にするとともに、ソツクスやストツキング
のかかとの部分の編み作業やつま先の閉じ込みに
対する作業性を容易にし、作業時間とコストの逓
減を計ることのできる二重シリンダ型の丸編み機
における編物伸張装置を提供することにある。
本発明は、上部および下部のニードルシリンダ
を有し、これ等ニードルシリンダに同心な円筒状
のチエンバと、該円筒状チエンバのなかで摺動す
る流体駆動型ピストンとを含む丸編み機における
編物伸張装置において、前記ピストンに固定され
て前記2つのニードルシリンダの1つのなかに少
なくとも部分的に延び、かつ両端の開口された中
空のロツドと、前記上部と下部のニードルシリン
ダの間のステイツチ形成領域に配置され、前記中
空のロツドの断面寸法より小さい断面寸法をも
ち、編物とともに回転することのできる編物の保
持手段と、前記ピストンを駆動する前記円筒状の
チエンバのなかへ加圧流体を導入したり、そこか
ら加圧流体を放出する手段とを備え、そのなか
で、前記編物保持手段には、前記中空のロツドの
内側に間隔をとつて配置されたチユーブラーメン
バーと、前記中空のロツドおよび前記チユーブラ
ーメンバーに同心のロツキングメンバーとを含
み、該チユーブラーメンバーと該ロツキングメン
バーのうちの一方が他方に向けてこれ等の間の編
物をロツクするために軸方向に駆動され、前記中
空のロツドが、ニードルにより編まれて前記ロツ
キングメンバーと二重チユーブラーメンバーとの
間でロツクされている編物を伸張するために前記
ステイツチ形成領域を通過するように駆動される
ことを特徴とする。
この型の装置によれば、例えば、中空のロツド
は編み機の上部ニードルシリンダのなかで移動
し、チユーブラーメンバーとロツキングメンバー
とを含み構成された編物保持手段のうち、ロツキ
ングメンバーは下部ニードルシリンダのなかを通
じて回転できるように支持され、編物の伸張は、
編む領域において、編まれた編物の最初の部分と
ニードルで編まれている部分を保持し、既に編ま
れた編物の中間位置を中空のロツドに頼らせるこ
とによつて得られる。この方法において、利点
は、ピストンに要求される最大ストローク長を、
製造されるべき製品の最大長の半分に本質的に等
しく選ぶことができる点にあり、それによつて、
構造や操作を複雑にすることなく、編み機の全体
の高さを大幅に減少することができる。ピストン
それ自体を含み、ピストンロツドの中空構造は、
これが上部ニードルシリンダ内に配置されても、
編物を上部シリンダを介して放出できるようにな
つている。これによれば、放出前編物は裏返えし
の状態におかれるから、例えばストツキングのつ
ま先のステイツチ閉じのごとき後に続く作業を効
率よく行うことができ、製造工数とコストの短縮
が可能となる。
本発明の特徴と利点は次の本発明による好まし
い実施例の詳細な説明によつて明らかになるであ
ろう。
次に、本発明について実施例を挙げ、図面を参
照して説明する。
第1図は本発明による第1の実施例の編物伸張
装置における上部ニードルシリンダ側の構造を示
す軸断面図、並びに第2図は同じく下部ニードル
シリンダ側の構造を示す軸断面図である。これ等
の図を参照するとそこにはストツキング用二重シ
リンダ型丸編み機の下部ニードルシリンダ41お
よび上部ニードルシリンダ42が見られる。上部
シリンダ42は編み機の動力手段によつて動かさ
れるギヤー43を介して回転駆動され、下部シリ
ンダ41は図には示されていない手段によつて回
転される。参照記号44は編み機の固定部分を示
しており、シリンダ41および42に同心的な固
定チユーブ46を保持し、更にチユーブ46を介
して編物放出用吸込みダクト47に連絡させるた
めのベル形状の支持部45をシリンダ42の上部
でマウントしている。チユーブ46の直径はシリ
ンダ41および42の直径より大きく、その長さ
は伸張されるべき編物の長さの半分の長さに本質
的に等しい。
上部シリンダ42のなかには、ギヤー43に固
く係合し、シリンダ42の高さに沿つて本質的に
延びているブツシング48が同心的に配されてい
る。ブツシング48の内径はチユーブ46の内径
より小さい。ブツシング48の頂上は支持部45
の中央の円筒状の開口を部分的に貫通しているス
リーブメンバー50に固く取付けられ、ブツシン
グ48の下部には固定されたシンカーを支持して
いるボデー49がついている。スリーブ50の頂
上と支持部45との間には環状のシール51があ
る。
チユーブ46の内側にはスリーブメンバー50
により下部で閉じられている円筒状のチエンバ5
2が形成されており、そのなかで、ピストン53
が中空ロツド54を必要な位置におくために動か
される。このロツドは円筒状のチエンバ52の部
分でのみ動くのでなく、ブツシング48の全長を
通して駆動範囲を広げている。ロツド54は両端
が開かれており、またピストン53をとおつて延
びている。ロツド54の長さは、ブツシング48
の長さにスリーブメンバー50とチユーブ46の
長さを加えたものに等しく、その直径は下部シリ
ンダ41のなかに入るように選ばれている。ロツ
ド54の周端部に固定されているピストン53の
上側、すなわち、円筒状のチエンバ52の端部は
開かれており、編物を吸い上げ、そして放出する
ための上述のダクト47に通している。
少なくとも1つの垂直のガイドロツド、または
バー55が円筒状のチエンバ52の内部に配さ
れ、チエンバ52とピストン53の軸からずれた
位置で、一端がスリーブ50に取付けられてい
る。ピストン53には、ガイドロツド55を通す
ための貫通部56をもち、編み機が動作状態にあ
るとき、ピストンはこのロツド55によつて回転
駆動される。
チエンバ52は、ピストン53用のストロー
ク・エンドリング58の下に取付けられたチエン
バの下部に通ずるダクト57によつて、流体加圧
源と圧力放出口とに交互に結合しており、編み機
のプログラムに従つて図示されていないバルブシ
ステムを通じて加圧と減圧の交互の制御が行われ
る。
チエンバ52は、ピストン側において、ベアリ
ング61を介してピストン53により回転できる
ように支えられているところの環状のエレメント
60にマウントされたリングシール59によつて
密にシールされている。この方法によつて、リン
グシール59はピストンとともに回転することな
く、固定されたチユーブ46と安定な接触状態を
保ち、それによつて、寿命が改善される。反対の
側では、チエンド52はスリーブメンバー50の
内側に占める部分63に設けられたリングシール
62によつて、シール、またはガスケツト51に
より付加的にシールされている。これは、またロ
ツド54に対するガイドメンバーとして働く。
吸込みダクト47に面しているピストン53の
部分には、ロツキング・レバー68の一端67が
挿入できるような環状のくぼみ66を形成するた
めの外縁リング65がベアリング64を介して軸
支されている。ロツキング・レバー68はチユー
ブ46に固定された支持ボデー69に回転できる
ように支えられており、第1図および第1図にお
ける上部を拡大して示した第3図に見られるごと
く、効力を発しない位置からレバー68を駆動さ
せるための作動アーム70をもつている。これ等
の図に見られる位置では、レバー端67は環状の
くぼみ66に挿入されており、効力を発しない位
置にピストン53を保持している。作動アーム7
0の動作によりレバー端67が外縁リング65か
ら外れると、ピストン53は動作可能状態にな
る。また、スプリング71は効果を発しない位置
にレバー68を保持するために設けられていて、
効力を発する位置にレバー68を駆動させるに
は、ボーデン・ケーブル72を介して、例えば編
み機のプログラミング・ドラムからの制御によつ
て行われるであろう。
ピストン53には、例えば、編物に加えられる
張力を調節するために、1つ、またはそれ以上の
くぼみ73を設け、このなかに複数のスモール・
ボール74を入れることによつて、全体の重さを
変えることができる。
さらに、編物に加えられる張力を調節するため
に、複数のおもりが、第1図および第3図に見ら
れるように、デイスク75の形成によつて用意さ
れるということに注目されるであろう。このデイ
スク75は例えばスクリユー76の手段によつて
ピストン自体に支持される。
上部ニードルシリンダ42のなかには中空ロツ
ド54とチユーブラーメンバー77が配されてい
る。チユーブラーメンバー77は中空ロツド54
と直径を異ならせ、空隙を挾んで設けられてお
り、ピストン53から離れた側のシリンダ42の
下部に沿つて延びている。さらに、チユーブラー
メンバー77は、円筒状のチエンバ52の上部ま
で沿つて延びガイドロツド55用の通路79をも
つている環状のデイスク78に取付けられてお
り、編み機が動作すると、環状のデイスク78と
チユーブラーメンバー77は、シリンダ41と4
2に共通する軸のまわりを回転する。この実施例
において、環状のデイスク78はベアリング81
を介して支持物、またはキヤリヤー・リング80
によつて支えられている。リング80はチエンバ
52を制約しているチユーブ46のヘツド82に
固定され、そのヘツド82は、例えば接続バー、
またはリンクロツド83を介して編み機の固定部
分44に固く取付けられている。この方法によつ
て、チユーブラーメンバー77は軸線上に回転可
能に固定され、編む領域と吸込、かつ放出ダクト
47との間の接続チユーブとして編まれた編物を
内部を通して送出するための機能を果している。
編む領域における編物の保持手段は、チユーブ
ラーメンバー77と、チユーブラーメンバー77
に同心のロツキングメンバー、またはヘツド84
とで構成され、このうちのロツキングメンバー8
4は編む領域に続く位置に設けられ、かつチユー
ブラーメンバー77の内径より小さい断面を有す
る円周部分とチユーブラーメンバー77の内径寸
法にほぼ等しい断面を有する円周部分とをもつて
形成された本質的に、切頭体、または頭を切りと
つた円錐状の形をしている。このチユーブラーメ
ンバー77の内径にほぼ等しい径を有する円周部
には、チユーブラーメンバー77の肉厚部が係合
する環状の肩部85をもつている。メンバー84
の最も径の大きい部分は中空ロツド54の内径よ
り幾らか小さく、そこには下部シリンダ41の主
要部をとおつて延びているところの保護チユーブ
86が取付けられている。メンバー84とチユー
ブ86は、下部シリンダ41をとおつて延び、ピ
ストン89に突き当つている支持バー、またはロ
ツド88によりベアリング87を介して回転可能
に軸支されている。ロツド88はシリンダ91の
なかに形成されたチエンバ90のなかで回転する
ことができ、そのチエンバ90は下部シリンダ4
1に同心であり、かつガイドチユーブ92の内側
に設けられた1つのガイド兼支持ボデー93によ
つて下部シリンダ41に固く取付けられている。
このガイド兼支持ボデー93の内側には軸方向の
ギヤツプ94を備えており、このなかで、ロツド
88は回転することができ、そして軸の方向に摺
動することができる。円筒状のチエンバ90に続
くボデー93に形成されたシート95には、円筒
状のチエンバ90の下部の方へロツド88を押し
つけるように、ピストン89に対して作用するコ
イル・スプリング96が適用されている。ロツド
88の下端の位置は、ガイド兼支持ボデー93の
上部で、ロツド88に取付けられたスリーブボデ
ー97との係合によつて制約をうけている。ロツ
ド88のこのような位置決めによつて、ロツキン
グメンバー84の上端は下部シリンダ41におけ
るシンカー組立面と高さがほぼ等しくなる。スリ
ーブボデー97はそれ自体ベアリング98を介し
てチユーブ86に対するサポートとして働く。な
お、第4図は、上記第1図および第2図における
編む領域(ステイツチ形成領域)近辺の構造を拡
大して示したものである。
チエンバ90は、下部シリンダ41から離れた
側で、流体加圧源と放出口とへ交互にダクト99
をとおして通じている。そのような交互結合は、
編み機のオペレーシヨン・プログラムによつて制
御される。図示されていないバルブユニツトによ
つて遂行される。
第1図乃至第4図に見られる編物伸張装置の動
作について、ストツキング製造の例を図示してい
る第5a図乃至第5d図を参照して以下に説明す
る。
編むことの開始に際して、関連する種々の機能
が第1,2および3図に見られる位置に示されて
おり、また第5a図にはその概要が見られる。ま
ず、ピストン53は、レバー68によることのほ
かにチエンバ52のなかの流体圧力によつて上昇
位置に保持される。次に、編物100が編まれて
くると、吸込み方式がダクト47をとおして動作
し、編まれた編物の部分がダクト47に連結して
いるチユーブラーメンバー77のなかへ扱い上げ
られる。編物の長さが十分になると、流体圧力が
ダクト99を介して円筒状のチエンバ90に加え
られ、かくして、ピストン89を上方にあげ、同
時に、環状の肩部85がチユーブラーメンバー7
7の下部エツジに掛かるまで、ロツキングメンバ
ー84を上昇させ、第5b図のようにメンバー8
4と77の間で編物をロツクする。ロツキングメ
ンバー84は編物とともに回転する。この段階
で、ピストン89の位置がチエンバ90の圧力に
よつて維持されている間、ダクト47による吸込
みは停止される。そして、ピストン53はレバー
68によつて動作可能な状態に復旧される。その
後に、流体の圧力は、ピストン53と中空ロツド
54をともに徐々に下方へ下げるために、チエン
バ52からだんだんと抜かれる。それから、中空
ロツド54の下部は編物に接触し、ステイツチ形
成領域を通つて降下する。かくして、編物が編ま
れるように編物を下方へ引つ張る。その間編物は
引き続いてチユーブラーメンバー77とロツキン
グメンバー84との間に保持され、ニードルによ
る編み作業を続けることによつてさらに下方へ引
つ張られる(第5c図)。この際の編物の伸張作
用は、ピストン53を駆動するチエンバ52が十
分に排気されている間、ピストン53とロツド5
4の合成された重量によつて遂行される。
編物が編まれているとき、ピストン53と中空
ロツド54とは、編物の長さの増加分の半分に本
質的に等しい長さだけ降下するから、それによつ
て、ピストンのストローク長は編物の全長の半分
に本質的に等しければ十分であるということが判
る。
ストツキングのかかとの部分を編む間、ピスト
ン53はチエンバ52に対して圧力流体を供給す
ることによつて上方に引き上げられる。ロツキン
グメンバー84は、また、チユーブラーメンバー
77から離れる。そして、すでに編まれた編物の
部分は、かかとの形成の間前述の吸込みによつて
チユーブラーメンバー77のなかへ引込まれる。
ストツキングの足の部分を編むには、脚部を編
む際にすでに説明した方法で編物に伸張を加える
ことによつて行われる。
製品の編み工程の完了で、チエンバ52内に
は、第1図および第3図に見られるように、ピス
トン53を効力のない位置へもつてゆくように、
流体の圧力が加えられる。それから、チエンバ9
0内に圧縮された流体は、ロツキングメンバー8
4がチユーブラーメンバー77から離れ、編まれ
た編物がロツクから解除されるように、チエンバ
90から放出される(第5d図)。ニードルから
解除されたのち、編まれた製品はダクト47をと
おり吸込まれ、裏返えされた状態で放出される。
この装置によれば、ロツキングレバー68と外
縁リング65とが備えられているため、チエンバ
52内には、ピストン53を上武位置に保持する
初期の編み作業の間、流体の圧力を加えておく必
要がない。これは、ロツキングレバー68の操作
によりピストン53を上部位置に完全に保持する
ことができるからである。かくして、レバー68
の操作によりピストン53を復旧させ、初期の編
み作業の後に編物のうえに中空のロツド54を降
下させることを許すことによつて、簡単に編物の
伸張作用に移行させることができる。
ピストン53によつて作動されるマイクロスイ
ツチ101は、ピストン53の上昇を周知の回路
をとおして自動的に制御するために役立てられ、
そして機械の軸方向の寸法に関係する特別に長い
製品に対しては編み操作を再び続けさせることが
できるであろう。類似のマイクロスイツチをチエ
ンバ52の上部に備えることもできるであろう。
第6図は本発明による第2の実施例の編物伸張
装置における上部ニードルシリンダ側の構造を主
として示す軸断面図、第7図は第6図の装置の異
なつた編み段階を見せている部分拡大軸断面図で
ある。これ等の図を参照すると、そこにはストツ
キング用の二重シリンダ型丸編み機における下部
ニードルシリンダ1と上部ニードルシリンダ2が
見られる。上部ニードルシリンダ2は、下部ニー
ドルシリンダ1が図に見られない手段を介して回
転されている間、ギヤー3を介し、編み機の動力
手段により回転駆動される。参照記号4はブラケ
ツト5を支持している編み機の固定部分を示して
おり、シリンダ1および2に同心的なチユーブ6
を保持し、更にチユーブ6を介して編物放出用の
吸込ダクトに連通している。編み機は、ストツキ
ングの裏返えしの操作、すなわち引き続くステイ
ツチ閉じの段階が得られるよう、編物の編まれた
部分を吸い上げることができるようになつてい
る。
上部シリンダ2のなかには、固定されたシンカ
ー8を支えているブツシング7が同心的に収容さ
れている。このブツシング7はギヤー3に固定さ
れたプレート9によつて支えられ、ベヤリング1
0を介して編み機の固定部により回転可能に支え
られている。フツシング7の内側は円筒状のチエ
ンバ11を限定しており、このなかでピストン1
2が動作する。チエンバ11は流体、好ましくは
空気の加圧源に通じている。このために、ブツシ
ング7には、その下部に1つ、またはそれ以上の
放射状の開口13をもつている。この開口は、チ
エンバ11と、ブツシング7の下部と上端シリン
ダ2との間に形成された外側チエンバ14との間
を連通している。チエンバ14は、回転フレート
9と回転ギヤー3との間に形成された環状のチエ
ンバ16に空隙15を介して連通している。環状
のチエンバ16は、プレート9に形成された1
つ、またはそれ以上の通路17を通じて、共通の
環状のマニホルド、またはヘツダ19に向けられ
ているプレート9の多くの放射状の通路18と連
絡している。後者は、編み機の固定部4に接して
設けられた部分21に取付けられた1つ、または
それ以上の固定ダクト20と連結され、図に示さ
れていない圧縮された流体源と流体除去用の出口
に対して交互に、示されていない該当するバルブ
を通じて結合されている。
中空のロツド22はピストン12にかたく取付
けられ、その両端は開かれている。ロツド22の
外径は下部シリンダ1に固定して配されたガイド
チユーブ23の内径より小さく、それによつて、
ロツド22はチユーブ23の内部へ降下できるよ
うになつている。記号24と25は、ピストン1
2とそれぞれ中空のロツド22とブツシング7と
の間を密にシールするべく用意されたシール手段
を示している。縮められた内径をもつた下部7a
はロツド22のガイドメンバーを形成している。
シール24と25の設定は、ブツシング7とシリ
ンダ1,2の回転とともにピストン12と中空ロ
ツド22の摩擦回転を確実にする。
編物26との接触のために考えられたロツド2
2の下端部は編物を損傷から防ぐために特にまる
みを持たせてある。ロツド22は、また、軽いパ
イプでつくられ、それに対して、環状のデイスク
で構成されたピストン12が溶接されている。
この伸張装置には、2つのニードルシリンダの
間に存在するステイツチ形成領域において、最初
に編まれる編物の部分を保持する手段をもつてい
る。このような手段は、第1図乃至第4図におけ
る実施例に見られるように、シリンダ1,2と同
心で、かつロツド、またはバー28によつて回転
可能に支持されているロツキングメンバー27を
含んで構成されている。バー28は下部シリンダ
1の内部を通り、第1図乃至第4図の実施例と同
じように軸方向に移動させることができる。ロツ
キングメンバー27は、中空のロツド22のなか
で、そこから間隔をもつて軸方向に延びているチ
ユーブラーメンバー29と協働する。チユーブラ
ーメンバー29はその上部でブツシング7を介し
て回転可能に支持されている。
バー28に対するロツキングメンバー27の結
合はベアリング32によつて行われる。ロツキン
グメンバー27の直径寸法はチユーブラーメンバ
ー29のそれとほぼ同じに選ばれ、これによつ
て、ロツキングメンバー27とチユーブラーメン
バー29との間で編物のロツクを可能とする。チ
ユーブラーメンバー29の外径寸法は、中空のロ
ツド22の内径寸法より小さい。重み33はピス
トン12上に固定される。
第6図および第7図の実施例の動作は、第1図
乃至第4図の実施例と本質的に変わらない。
ストツキングの最初の編み作業の間、ピストン
12とロツド22は、第1図に見られるごとくピ
ストンストロークの上限位置にあり、チエンバ1
1に加えられた流体圧力によつてそこに保持され
る。ニードル34により編まれた編物は図に見ら
れない吸込手段によつてチユーブラーメンバー2
9のなかへ吸い込まれる。この状態で、編物の長
さが予定された長さに達するまで編み作業が続け
られる。編物が予定の長さに達すると、ロツキン
グメンバー27は、第1図乃至第4図の実施例に
おけるように、編物をロツクするためにチユーブ
ラーメンバー29とかみ合わされる。続いて、チ
エンバ11のなかの流体圧力は徐々に低げられ、
ピストン12とロツド22はこれ等自体の重さ、
またはこれ等の重さと付加された重み33の合成
重量に応じて下降し、ロツド22の下端が編物2
6に接触する。最初に編まれた編物の部分、すな
わちストツキングのエツヂ、またはふち26a
は、ロツド22が下方への移動の前にチユーブラ
ーメンバー29とロツキングメンバー27との間
でロツクされる。かくして、一方がメンバー27
と29との間に保持され、他方がニードル34に
より編まれている編物の上にロツド22とピスト
ン12の重量とが加えられる。そして、吸込作用
は一時停止される。
編み作業の進行にともなつて、張力により編物
が維持されている間に、ロツド22は次第に下つ
てきて、チエンバ11の容積は完全に縮められ
る。編物26はロツド22のまるみのある端で滑
りながら、編み作業が進められる。注目すること
は、ロツド22とピストン12とによつて進めら
れるストロークの長さが編まれるものの長さの約
半分に設定されることである。
編み作業は、編まれるストツキングがかかとの
部分に達するまでの全脚部に対して進められる。
この作業が終ると、ロツド22をともなつたピス
トンはチエンバ11に流体圧力を加えることによ
つて上昇する。そして、ロツキングメンバー27
はチユーブラーメンバー29から離れ、吸込作用
が回復する。これによつて、ストツキングはかか
との部分を編むためにチユーブラーメンバー29
のなかに向けて引つ張られる。
かかとの部分の完了によつて、チエンバ11に
おける流体圧力は徐々に低下し、前と同じ編み方
が続けられる。上方への吸込作用は停止される。
ストツキングの完成により、ピストン12とロ
ツド22は再び上昇し、メンバー27と29とは
離れ、上方への吸込作用は再び始められる。そし
て、もし、必要とするならば、前に説明したよう
に、かかとの部分の編み方と同じようにストツキ
ングのつま先を仕上げたのち、ストツキングはニ
ードルから外されてメンバー29のなかを通り収
集バスケツトの中へ集められる。メンバー29内
への吸込みにより、ストツキングは自然に裏返え
しの状態になるから、上記のごときストツキング
のつま先を仕上げる際に、ストツキングをわざわ
ざ裏返えしにする手間がはぶける。
この実施例によれば、円筒状のチエンバ11は
ニードルシリンダ2のなかにもこれに沿うように
長く延びているから、ピストンのストローク長が
編み機の低い位置から有効に得られることにな
り、それだけ編み機の軸方向の寸法を低減するこ
とができる。
以上第1図乃至第4図、または第6図および第
7図の説明により明らかなように、編物100、
または26の最初の部分の保持は、まず編物がチ
ユーブラーメンバー77、または29の中へ吸込
まれることによつて用意され、それから中空のロ
ツド54、または22の軸方向への降下による編
物への接触に先だつて、ロツキングメンバー8
4、または27によりロツクされる。さらにま
た、このような方法によれば、編物は、編まれた
部分の保持によるも、それを引きちぎられること
の危険性を無くしている。
以上によつて、上部ニードルシリンダの主要部
に移動する中空のロツドを備えている装置につい
て説明したが、これとは配置を逆に、すなわち下
部ニードルシリンダ側にピストンとともに動作す
る中空のロツドとチユーブラーメンバーとを配置
し、上部ニードルシリンダ側にロツキングメンバ
ーとこれを支持するロツドとを備えることによつ
ても得られるであろうことは言うまでもない。こ
の構造によれば、動作に際し、流体が編物の伸張
段階の間チエンバから引抜かれるように制御さ
れ、かかとの部分の作業にかかるか、またはスト
ツキングが放出される段階になると上記の制御は
解除される。
上記の実施例において説明された装置では、ま
た、引き締める編み糸なしに、より合わせること
によつてストツキングのつま先を閉じるべく役立
てられる。実際には、つま先の閉じ作業におい
て、中空のロツドは全く引つ込められ、編物は保
持手段から離される。そのなかで、2つのニード
ルシリンダは1つの適切な回転のもとにおかれ
る。また、理解できるように、中空のロツドがピ
ストンのストロークのリミツトに達するたび毎
に、そのロツドを元に帰すことによつて、長いス
トツキング・パンツを製造することも可能であ
る。
なお、上記により説明された以外に、本発明に
は付加的に多くの変形が含まれる。例えば、最初
の編む段階とかかとを編む段階において、編物を
吸い上げることの代わりに対向するニードルシリ
ンダを通して編物へ空気を吹付けることが可能で
あるだろう。幾つかのロツドが単一のガイドロツ
ド55の代わりに備えられるであろう。また、ロ
ツキングメンバー84は軸方向に固定して保持さ
れ、チユーブラーメンバー77がロツキングメン
バー84にかみ合うよう軸方向に動かすことがで
きるであろう。
さらに本発明の変形として、ロツキングメンバ
ー84には環状の肩部85を備えることなく、そ
の側面で直接チユーブラーメンバー77をかみ合
わせることができる。チユーブ86は、編物を伸
張しないとき、ロツド88のまわりに巻きつくこ
とを防ぐために、編物のガイド機能を果たすもの
であるから、チユーブ86を除いてもよいことが
判るであろう。また、チユーブラーメンバー77
を固定し、その先に回転可能な下部を付加するこ
とができる。さらに、ロツキングメンバー84を
円柱形状にし、そのベースの一端でチユーブラー
メンバー77の端との間に編物をロツクさせるこ
とができる。
以上の説明により明らかなように、本発明によ
れば、編まれた編物の部分を保持手段を構成する
チユーブラーメンバーとロツキングメンバーとの
間でロツクし、ピストンに固定された中空のロツ
ドの端を上記ロツクされた編物の部分とニードル
により編まれている部分との間に当接させ、編物
に伸張を与えるように構成することによつて、ピ
ストンの全ストーク長が製品の長さのほぼ半分の
長さで得られるから、編み機の高さ寸法を大幅に
短かくすることができる。さらに、編まれた編物
をチユーブラーメンバーの中を裏返しの状態で放
出させることを可能にするとともに、ソツクスや
ストツキングのかかとの部分の編み作業や、つま
先の閉じ込みに対する作業性を容易にし、作業時
間とコストの逓減が計られる点、得られる効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第1の実施例の編物伸張
装置における上部ニードルシリンダ側の構造を示
す軸断面図、第2図は、第1図に対応する下部ニ
ードルシリンダ側の構造を示す軸断面図、第3図
は、第1図の上部ニードルシリンダにおける上部
を拡大して示す軸断面図、第4図は、第1図およ
び第2図における編む領(ステイツチ形成領域)
近辺の構造を拡大して示す軸断面図、第5a図、
5b図、5c図および5d図は、第1図乃至第4
図の編物伸張装置の動作をそれぞれ段階的に見せ
ている図、第6図は本発明による第2の実施例の
編物伸張装置における上部ニードルシリンダ側の
構造を主として示す軸断面図、第7図は、第6図
の装置に異つた編み段階を見せている部分拡大軸
断面図である。 記号の説明、1,41は下部ニードルシリン
ダ、2,42は上部ニードルシリンダ、3,43
はギヤー、6,46はチユーブ、7はブツシン
グ、9はプレート、11,52は円筒状のチエン
バ、12,53はピストン、13は放射状の開
口、14は外側チエンバ、15は空隙、16は環
状のチエンバ、17は通路、19はマニホルド、
20は固定ダクト、22,54は中空のロツド、
23はガイドチユーブ、26,100は編物、2
7,84はロツキングメンバー、28,88はロ
ツド、29,77はチユーブラーメンバー、33
はおもり、34はニードル、86は保護チユー
ブ、45はベル状サポート、47は吸込ダクト、
55はガイドロツド、57はダクト、59はリン
グシール、61はベアリング、66は環状のくぼ
み、68はロツキングレバー、73はくぼみ、7
4はスモールボール、85は環状の肩部、90は
チエンバ、99はダクトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上部および下部のニードルシリンダを有し、
    これ等ニードルシリンダに同心な円筒状のチエン
    バと、該円筒状チエンバのなかで摺動する流体駆
    動型ピストンとを含む丸編み機における編物伸張
    装置において、前記ピストンに固定されて前記2
    つのニードルシリンダの1つのなかに少なくとも
    部分的に延び、かつ両端の開口された中空のロツ
    ドと、前記上部と下部のニードルシリンダの間の
    ステイツチ形成領域に配置され、前記中空のロツ
    ドの断面寸法より小さい断面寸法をもち、編物と
    ともに回転することのできる編物の保持手段と、
    前記ピストンを駆動する前記円筒状のチエンバの
    なかへ加圧流体を導入したり、そこから加圧流体
    を放出する手段とを備え、そのなかで、前記編物
    保持手段には、前記中空のロツドの内側に間隔を
    とつて配置されたチユーブラーメンバーと、前記
    中空のロツドおよび前記チユーブラーメンバーに
    同心のロツキングメンバーとを含み、該チユーブ
    ラーメンバーと該ロツキングメンバーのうちの一
    方が他方に向けてこれ等の間の編物をロツクする
    ために軸方向に駆動され、前記中空のロツドが、
    ニードルにより編まれて前記ロツキングメンバー
    と前記チユーブラーメンバーとの間でロツクされ
    ている編物を伸張するために前記ステイツチ形成
    領域を通過するように駆動されることを特徴とす
    る二重シリンダ型の丸編み機における編物伸張装
    置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記チユーブラーメンバーが編み機の固定部
    により軸方向に固定され、かつ回転可能に支持さ
    れていることを特徴とする二重シリンダ型の丸編
    み機における編物伸張装置。 3 特許請求の範囲第1、若しくは2項に記載の
    装置において、前記チユーブラーメンバーが前記
    円筒状のチエンバのなかに収容された環状のデイ
    スクによつて支えられ、該環状のデイスクには該
    環状のデイスクを回転駆動するためのロツドをう
    ける少なくとも1つの通路が設けられていること
    を特徴とする二重シリンダ型の丸編み機における
    編物伸張装置。 4 特許請求の範囲第1、2、若しくは3項に記
    載の装置において、前記ロツキングメンバーが前
    記ステイツチ形成領域に続く位置に設けられ、小
    さい断面寸法を有する円周部と前記チユーブラー
    メンバーの内側断面寸法にほぼ等しい寸法を有す
    る円周部とをもつて形成された本質的に円錐台形
    状のボデーからなることを特徴とする二重シリン
    ダ型の丸編み機における編物伸張装置。 5 特許請求の範囲第1、2、3、若しくは4項
    に記載の装置において、前記ロツキングメンバー
    が前記チユーブラーメンバーの端の円周に対応
    し、該端にかみ合うように適合されている環状の
    肩部をもつていることを特徴とする二重シリンダ
    型の丸編み機における編物伸張装置。 6 特許請求の範囲第1、2、3、4、若しくは
    5項に記載の装置において、前記ロツキングメン
    バーには、対応するニードルシリンダの少なくと
    も内側部分に沿つて延びるように、防護チユーブ
    が固定されていることを特徴とする二重シリンダ
    型の丸編み機における編物伸張装置。 7 特許請求の範囲第1、2、3、4、5、若し
    くは6項に記載の装置において、前記ロツキング
    メンバーが前記ステイツチ形成領域で軸方向に移
    動することを特徴とする二重シリンダ型の丸編み
    機における編物伸張装置。 8 特許請求の範囲第7項に記載の装置におい
    て、前記ニードルシリンダに同心的に延びている
    流体により動作する1つのシリンダのなかで、摺
    動的に動作する1つのピストンを有し、前記ロツ
    キングメンバーが該ピストンに固定された1つの
    支持ロツドによつて軸方向に移動できるように支
    えられていることを特徴とする二重シリンダ型の
    丸編み機における編物伸張装置。 9 特許請求の範囲第1、2、3、4、5、6、
    7、若しくは8項に記載の装置において、さら
    に、前記2つのニードルシリンダに同心で、前記
    円筒状のチエンバを限定している固定されたチユ
    ーブと、前記ステイツチ形成領域から離れた位置
    で、前記チユーブラーメンバーの内部に連通して
    いる吸込ダクトとを含み、前記固定チユーブのな
    かに、中心より離れた位置で前記ピストンを通し
    て延びている該ピストン用の少なくとも1つのガ
    イドロツドが配置され、前記2つのニードルシリ
    ンダと回転するために固く取付けられていること
    を特徴とする二重シリンダ型の丸編み機における
    編物伸張装置。 10 特許請求の範囲第9項に記載の装置におい
    て、さらに、前記2つのニードルシリンダと回転
    するために固く取付けられ、前記固定されたチユ
    ーブを回転できるように支持しているブツシング
    と、該ブツシングと前記固定されたチユーブとの
    間にあり、該ブツシングと回転するスリーブメン
    バーと、該スリーブメンバーを回転できるように
    支持している前記固定されたチユーブ用の固定サ
    ポートとを含み、前記ガイドロツドが前記スリー
    ブメンバーに固定されていることを特徴とする二
    重シリンダ型の丸編み機における編物伸張装置。 11 特許請求の範囲第9、若しくは10項に記
    載の装置において、さらに、前記ピストンにより
    回転できるように支持されている環状のエレメン
    トと、該環状のエレメントに取付けられたシール
    リングとを含むことを特徴とする二重シリンダ型
    の丸編み機における編物伸張装置。 12 特許請求の範囲第9、10、若しくは11
    項に記載の装置において、さらに、前記吸込ダク
    トに続く側に前記ピストンにより回転できるよう
    に支持され、前記ピストンに1つの環状のくぼみ
    を形成させている外縁リングと、前記ピストンと
    前記ロツドとを不動作状態に保持するために前記
    環状のくぼみのなかへ移動することのできるロツ
    キングレバーとを含み、該ロツキングレバーが該
    くぼみのなかにあるときは編物が伸張状態にない
    ようにしたことを特徴とする二重シリンダ型の丸
    編み機における編物伸張装置。 13 特許請求の範囲第9、10、11、若しく
    は12項に記載の装置において、前記固定された
    チユーブと前記ピストンが前記上部ニードルシリ
    ンダの上側に配置され、該ピストンにはボール状
    をした重みを収容するための少なくとも1つのく
    ぼみが設けられていることを特徴とする二重シリ
    ンダ型の丸編み機における編物伸張装置。 14 特許請求の範囲第1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10、11、12、若しくは1
    3項に記載の装置において、さらに、前記中空の
    ロツドを囲み、かつ回転することのできるブツシ
    ングを含み、該ブツシングが前記円筒状のチエン
    バを限定していることを特徴とする二重シリンダ
    型の丸編み機における編物伸張装置。 15 特許請求の範囲第14項に記載の装置にお
    いて、前記ブツシングが1つの回転プレートによ
    り支持され、かつ該回転プレートに設けられ、該
    プレートに形成された1つの共通環状ヘツダに通
    ずる少なくとも1つの通路に連通する少なくとも
    1つの放射状開口を、前記ステイツチ形成領域に
    続く個所に備え、前記環状ヘツダが流体加圧源お
    よび流体放出口に交互に結合するための少なくと
    も1つのダクトに通じていることを特徴とする二
    重シリンダ型の丸編み機における編物伸張装置。
JP8461178A 1977-07-14 1978-07-13 Stretching device of knitted cloth in drouble cylinder type circular knitting machine Granted JPS5423767A (en)

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