JPS6233126B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6233126B2
JPS6233126B2 JP2994080A JP2994080A JPS6233126B2 JP S6233126 B2 JPS6233126 B2 JP S6233126B2 JP 2994080 A JP2994080 A JP 2994080A JP 2994080 A JP2994080 A JP 2994080A JP S6233126 B2 JPS6233126 B2 JP S6233126B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
reel
binding arm
binding
support shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP2994080A
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English (en)
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JPS56131107A (en
Inventor
Hitoshi Satomi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiban Co Ltd
Original Assignee
Nichiban Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nichiban Co Ltd filed Critical Nichiban Co Ltd
Priority to JP2994080A priority Critical patent/JPS56131107A/ja
Publication of JPS56131107A publication Critical patent/JPS56131107A/ja
Publication of JPS6233126B2 publication Critical patent/JPS6233126B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、テープリールから引き出されたテー
プを結束腕の起倒動により、被結束物を巻回し、
かつ結束させる結束装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の結束装置に関しては、たとえば
特公昭54−36560号公報に記載された発明が存在
する。
この装置は、第4図に示すように、基台31の
ブラケツト32に軸33が回転自在に支持されて
おり、この軸33の一方に摩擦クラツチ(図示
略)を介してテープリール34を連結するととも
に、軸33の他方に第1プーリ35を連結させて
いる。
また、第1プーリ35とベルト36を介して連
結する第2プーリ37が設けられており、第2プ
ーリ37は連結腕38に連結している。さらに、
結束腕38には扇形歯車39を固設するととも
に、第2プーリ37と連結した軸40と一体に回
転する歯車41との間に中間歯車42を介在さ
せ、第2プーリ37は外周に偏心量Lの偏心ベル
ト溝43を備えた構成となつている。
この構成から結束腕38が起立位置にあるとき
は、被結束物の挿入時にテープが無理なくテープ
リール34から引出されるようにベルト36を弛
緩させる。さらに、結束腕38が傾倒動作に入つ
たときには、偏心する第2プーリ37の回転によ
りベルト36を緊張せしめて、テープリール34
に巻戻し回転を行なうことができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記装置においては、テープリ
ールは機台に対して固定された状態となつてお
り、結束腕およびテープリールの各々を機台に据
え付けるブラケツトが必要となる。このため、結
束腕とテープリール間が長くなり、かつテープリ
ール巻戻し機構もその構成要素が多く複雑となる
ので、組立調整が面倒であり、かつ装置の小型化
が難しいという問題点があつた。
また、巻戻し機構はベルト伝動であるため、ベ
ルトの伸び、プーリ組付等の影響で各プーリ間距
離のわずかな相違により、プーリに対してベルト
を弛緩又は緊張させる状態が変化し、操作上不安
定となる。したがつて、テープリールの巻戻し機
構を備えてもテープに常に所定の緊張力を保持す
ることが難しかつた。
さらに、テープを緊張状態に切換えるタイミン
グはベルトとプーリの対応関係により決まるの
で、素早い応答はできず、しかもベルトを弛緩状
態から緊張させる際、結束腕の回転トルクは無負
荷からベルトの緊張による負荷が作用するので、
この回転トルクが重くなる。それ故、結束腕の操
作がスムーズでないという問題点があつた。
このような問題点を解消するため、本発明は結
束腕にテープリールを設け、結束腕の動きととも
に転動する転動子の回転を利用してテープリール
を巻戻す構成としたことにより、リール逆転手段
を簡易化し、かつ組付作業を容易にして、結束緊
締力の向上とテープのたるみや絡みつきの防止を
図るとともに操作性の良い結束装置を提供するこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は機台に起倒
動可能に枢着した結束腕にテープリールを回転可
能に取付け、前記結束腕の枢着点を中心として結
束腕の回動方向に延びる案内板に係合し、前記結
束腕の回動とともに前記案内板の案内面に沿つて
回転する転動子を有し、前記結束腕の傾倒時に前
記転動子とリールの支持軸とをクラツチを介して
連結させテープリールに巻戻し力を与えるリール
逆転手段を設けてなることを特徴としている。
(作用) このような構成としたことにより、結束腕の起
倒動とともに転動子が案内板の案内面に沿つて回
転し、この回転力をクラツチを介してリール支持
軸に伝達することになるので、テープリールに巻
戻し方向の回転力が与えられることになる。
この結果、被結束物を巻回するためテープリー
ルから引出されたテープは、結束腕の動きに素早
く応答して常に転動子の回転によつて決められた
テープ逆転力を受け、しかもこの逆転力は結束腕
を操作する回転トルクには影響しないので、結束
腕の作動をスムーズに緊締力を向上させることに
なる。
また、結束腕の起立動作時には転動子の回転
は、クラツチを介してリールの支持軸に伝達され
ることがない。それ故、テープリールが不必要な
テープを締出さずにすみ、テープがゆるんだり、
絡まつたりすることがなくなる。
(実施例) 以下図示実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
第1図及び第2図において、1は機台で、該機
台1の端部上に支持体2が固定され、該支持体2
には支軸3を介して結束腕4が起倒動可能に枢着
され、該結束腕4はばね5で起立側に付勢されて
いる。結束腕4の図示しない先端部には、テープ
切断刃、テープ押圧体等の結束関係部品が取付け
られ、結束腕4の先端部に対応する機台1の図示
しない他端部上にテープ端保持部、テープ圧着台
等の結束関係部品が取付けられている。ここで
は、機台1上の支持体2とテープ圧着台との間に
図示しない被結束物載置台が配設されている。
結束腕4は互いに平行に延びる二つの側板6,
7を有しており、ここでは、両側板6,7間にテ
ープガイド用の複数個のローラ8が配設されてい
る。
結束腕4にはテープリール9が回転可能に取付
けられている。ここでは、一方の側板6に突出部
6Aが形成され、この突出部6Aに固定されたブ
ツシユ10に、支軸3と平行なリール支持軸11
が回転可能に支持され、該リール支持軸11にテ
ープリール9が回転可能に支持されている。
テープリール9とリール支持軸11との間には
摩擦クラツチ12が設けられている。この摩擦ク
ラツチ12は、ここでは、リール支持軸11の軸
方向溝11Aに摺動可能に係合された押圧板13
と、テープリール9に設けられた受圧部14と、
リール支持軸11に螺合された調整ねじ15と、
該調整ねじ15と押圧板13との間に介装された
押圧ばね16とを有しており、調整ねじ15の操
作によつてばね力を調整することにより、リール
支持軸11とテープリール9との間の摩擦結合力
を調整することができる。
結束腕4と機台1とテープリール9との間に
は、結束腕4が機台1側に傾倒動する間、テープ
リール9にテープ巻戻し方向(第1図中時計方
向)への回転を与えるリール逆転手段17が設け
られている。このリール逆転手段17について説
明すると、機台1には案内板18が固定され、こ
の案内板18には、支軸3の軸心を円弧中心とす
る円弧状案内部19が形成され、リール支持軸1
1に、結束腕4の起倒動作に伴つて該円弧状案内
部19上を転動する転動子20が回転自在に取付
けられている。ここでは円弧状案内部19及び転
動子20には互に噛合する歯20A,19Aが形
成されている。
転動子20にはリール支持軸11と平行な方向
に複数個のピン21が突設されており、リール支
持軸11には、ピン21と噛合可能な歯溝22A
を有する摺動子22が、一方クラツチ23を介し
て一方向転可能に且つ摺動可能に取付けられてい
る。一方クラツチ23は、摺動子22がリール支
持軸11に対して第1図中時計方向に回転すると
きは、両者22,11を結合して摺動子22の回
転22をリール支持軸11に伝え、且つ、摺動子
22が反時計方向に回転するときは、両者22,
11を離脱させて摺動子22のみ回転させる役割
りを果す。一方クラツチ23はリール支持軸11
に形成された軸方向溝11Bに摺動可能に係合し
ており、摺動子22と一方クラツチ23とが一緒
にリール支持軸11上を摺動し得るものとなつて
いる。その摺動ストロークは、摺動子22の歯溝
22Aが転動子20のピン21に対し係合、離脱
し得るだけのストロークで十分である。摺動子2
2は常時ばね24で転動子20側に押圧されてい
る。
摺動子22の外周には環状溝22Bが形成され
ており、この環状溝22Bにレバー25の一方の
端部25Aが係合し、該レバー25の中間部は側
板6の突出部6Aに支持された軸26に枢支され
ている。レバー25の他方の端部25Bは案内板
18に設けられた板カム27に当接されている。
板カム27のカム面28は支軸3の軸心を中心と
するを円弧線に沿つて延びており、結束腕4の起
倒動に伴つてレバー25の端部25Bがカム面2
8上を摺動するものとなつている。カム面は、第
3図に示すように第1カム面28Aと、第2カム
面28Bと、両カム面28A,28B間を繋ぐ傾
斜カム面28Cとからなつており、第1カム面2
8Aは、結束腕4が起立位置にあるときに、摺動
子22の歯溝22Aを転動子20のピン21から
離脱させる役割りを果し、第2カム面28Bは、
結束腕4が傾倒動作に入つている間、両者22
A,21を噛合させる役割りを果す。
上記構成の結束装置において、テープリール9
に多重に巻着されたテープ、例えば片面粘着性テ
ープTは、その非粘着面側がローラ8に当接され
ガイドされて該テープTの引出端部が結束腕4の
先端部に導かれ、更に、該先端部から引出されて
機台1上のテープ端保持部に保持されている。
被結束物を結束するときは、結束腕4を起立さ
せた状態で、結束腕4の先端部と機台1との間か
らテープTを押して被結束物を載置台上に乗せ
る。従つて、テープTには引張力が生じるが、結
束腕4が起立位置にあるときは、第2図に示すよ
うに、転動子22の歯溝22Aと転動子20のピ
ン21とが離脱しているため、テープリール9と
リール支持軸11と摺動子22とが自由に回転し
得る状態にあるため、テープTの引張力に応じて
テープリール9が無理なく回転し、テープTの引
張力に応じてテープリール9が無理なく回転し、
テープTは必要量だけ引出される。従つて、テー
プTがテープ端保持部から抜け出ることはない。
その後、結束腕4を機台1側に傾倒させると、
被結束物の周りにテープTが巻回されるが、該テ
ープTの巻回端部を圧着するまでの間、結束腕4
の傾倒動に伴なつて、レバー25の端部25Bが
第1カム面28A上から傾斜カム面28C上を経
て第2カム面28B上へと移動する結果、摺動子
22が転動子20側に移動して、歯溝22Aとピ
ン21とが噛合する。一方、結束腕4の傾倒動に
伴つて、転動子20は案内板18の円弧状案内部
19上を転動する結果、転動子20の第1図中時
計方向回転が、摺動子22及び一方クラツチ23
を介してリール支持軸11に伝わり、更に、該リ
ール支持軸11から摩擦クラツチ12を介してテ
ープリール9に伝わる。このため、テープリール
9は第1図中時計方向即ち、テープTを巻戻す方
向に回転し、巻回余剰のテープTを巻戻すと共
に、巻回テープに緊締力を生じさせる。なお、こ
の緊締力は、摩擦クラツチ12のばな力の調整に
よつて自由に調整し得る。
結束腕4の先端部が最下位置に達すると、被結
束物へのテープTの巻回、該巻回端部の圧着、及
び該圧着部近傍のテープTの切断が完了する。
次に、結束腕4を上方に引上げると、テープT
の新たな端部がテープ端保持部に保持される。一
方、結束腕4が上方動(第1図中反時計方向回
転)する間、転動子20は反時計方向に回転し、
且つ、転動子20と摺動子22とが噛合つている
ため、摺動子22も第1図中反時計方向に回転す
るが、一方クラツチ23の働きのため、摺動子2
2の反時計方向回転はリール支持軸11に伝達さ
れず、このため、テープリール9が不必要な量の
テープTを繰出すことはない。こうして、結束腕
4が起立位置まで復帰すると、摺動子22と転動
子20との噛み合いが外れて初期状態に戻る。
以上一実施例につき説明したが、本発明は上記
実施例のみに限定されるものではなく、例えば次
のような変形例も包含する。
案内板の円弧状案内部と転動子とは摩擦伝達
機構をなすもの、即ち、歯溝を省略したもので
あつてもよい。
摩擦クラツチ12及び一方クラツチ23は特
許請求の範囲を逸脱しない態様であるなら、結
束腕とテープリールとの間の回転伝達機構途中
に設けてもよい。
上記実施例におけるリール逆転手段17は、
結束腕起立時に回転伝達機構の途中を接続する
ためのピン21、転動子22、レバー25、板
カム27等を有しているが、この回転伝達切離
し手段としては他のいかなる態様のものであつ
てもよく、また、結束腕とテープリールとの間
の回転伝達機構途中のいかなる場所に設けても
よい。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように、結束腕にテープ
リールを設け、結束腕と機台とテープリールとの
間に、結束腕の傾倒動に関連してテープリールに
テープ巻戻し方向の回転を与えるリール逆転手段
を設けたから、次のような効果を奏する。
テープを被結束物の周りに巻回させる際に、
巻回余剰のテープをテープリール自体に巻戻さ
せることができ、単に、緊締結束できるのみな
らず、テープのうちテープリールから引出され
ている部分にたるみが生じることを防止でき、
そのたるみによつてテープが周囲に絡みついた
りすることを防止できることとなる。特に、粘
着テープを使用するときは、テープのたるみに
よつてテープの粘着面同士が貼りついたり、テ
ープが周囲の部品、例えばテープガイド等に貼
りついて巻きついたりする虞れをなくすること
ができる。
結束腕に設けたテープリールにリール逆転手
段を設けるから、テープリールを機台に支持さ
せるものに比して、回転伝達用の構成部品数を
削減することができ、構造の簡素化、組付作業
の容易化、コストダウン等を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す結束装置の要
部正面図。第2図は第1図におけるA−A線断面
図。第3図は第1図におけるB−B線断面図。第
4図は従来例の結束装置のリール巻戻し機構を示
す側面図である。 1……機台、4……結束腕、9……テープリー
ル、11……テープリールの支持軸、18……案
内板、20……転動子、23……一方向クラツ
チ、17……リール逆転手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機台に起倒動可能に枢着した結束腕に、テー
    プリールを回転可能に取付け、前記結束腕の枢着
    点を中心として結束腕の回動方向に延びる案内板
    に係合し、前記結束腕の回動とともに、前記案内
    板の案内面に沿つて回転する転動子を有し、前記
    結束腕の傾倒時に前記転動子とリールの支持軸と
    をクラツチを介して連結させ、テープリールに巻
    戻し力を与えるリール逆転手段を設けてなる結束
    装置。
JP2994080A 1980-03-10 1980-03-10 Bundling device Granted JPS56131107A (en)

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