JPS6233019B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6233019B2
JPS6233019B2 JP16836680A JP16836680A JPS6233019B2 JP S6233019 B2 JPS6233019 B2 JP S6233019B2 JP 16836680 A JP16836680 A JP 16836680A JP 16836680 A JP16836680 A JP 16836680A JP S6233019 B2 JPS6233019 B2 JP S6233019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
mold
plaster
model
plaster model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16836680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5791295A (en
Inventor
Akitaka Kimura
Makoto Sakuraoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP16836680A priority Critical patent/JPS5791295A/ja
Publication of JPS5791295A publication Critical patent/JPS5791295A/ja
Publication of JPS6233019B2 publication Critical patent/JPS6233019B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エラストマー物品の加硫用金型を製
造する方法に関する。
従来、金型、例えばタイヤの金型を作るには、
第1図aのように、タイヤ1の円周を例えば12等
分別し、さらにタイヤ赤道線の片側部分のみピー
ス2(タイヤ1の1/24ピース)を対象として、第
1図bのように、ピース2のトレツド部に相当す
る外輪郭を有し、パターン溝を有しない石こう原
型3を作り、第1図cのように、トレツドパター
ンもようの設計図面を見ながらハイトゲージ等を
用いて石こう原型3の表面にトレツドパターンも
よう4,4を罫書き、第1図dのように、彫刻機
でパターン溝5,5を掘り、第1図eのように、
この石こう原型3にゴム液と硬化剤液を注型して
ゴム型6を作り、そして、このゴム型6に石こう
を注型して、第1図aで分割されたピース2の数
(例えば24個)だけパターン溝を有する石こう型
9を作つて、第1図fのように、タイヤの全体形
状のリング状に組合わせ、この組合わせ型10を
乾燥した後にアルミニユームを注型して、第1図
gにその一部断面を示すように、上下割型となつ
たアルミ金型11を完成させるのである。
ところで、上述の第1図cの罫書き作業は、タ
イヤ1の例えば1/24ピースとはいえ、曲面を有す
る上にトレツドパターンもよう4が多くの場合複
雑(第3図参照)であるから、熟練者でも長時間
(例えば1〜2日)を要し、ピースではなくタイ
ヤ1の全周を罫書く必要がある場合には、極めて
長時間(例えば30〜40日)を要するという問題が
あつた。
本発明は、エラストマー物品の外輪郭の少なく
とも一部を有する石こう原型を作成する段階と、
この石こう原型の表面に沿うようエラストマー物
品のパターンもようの展開図を描き、パターン溝
以外の部分を黒く塗りつぶす段階と、台紙に前記
展開図のパターンもようを印刷し、このパターン
もようの表面に接着剤層を設けてなる転写用紙を
前記石こう原型の表面に沿うようカツトし、次い
で該転写カツト片を前記石こう原型の表面に当て
がつて加熱もしくは加圧せしめて、パターンもよ
うを転写用紙から石こう原型に転写して罫書く段
階と、転写により罫書いたパターン溝部分を彫刻
する段階と、このパターン溝を有する石こう原型
を用いてゴム型を注型成型する段階と、このゴム
型を用いてパターン溝を有する石こう型を複数個
作成し、この複数個の石こう型を組合わせてエラ
ストマー物品の全体形状を有する組合わせ型を形
成する段階と、この組合わせ型を用いて金型を鋳
造する段階とよりなり、エラストマー物品の加硫
用金型をきわめて短時間で高精度に製造できるよ
うにしたものである。
以下、本発明の実施例を添附図面について詳細
に説明する。
先ず、従来公知方法により、タイヤの円周の1/
24分割である、トレツド部の一部外輪郭を有し、
パターン溝を有しない石こう原型3(第2図g参
照)を1個作る。
次いで、第2図aに示すように、タイヤ1の全
周の1/12のトレツド部に相当するトレツドパター
ンもよう4の展開図を石こう原型の曲面に沿うよ
うに(例えば地球儀図面の原理で)公知の自動製
図機12によつて通常の製図用紙13に書き、第
2図bに示すように、パターン溝5でない部分1
4を黒く塗りつぶす。
ついて、第2図cに示すように、この展開図に
より写真製版機15でスクリーン版を作り、台紙
16にパターンもよう4をスクリーン印刷する。
第2図dに示すように、台紙16は、ポリエス
テルフイルム、例えば“マイラーフイルム”が熱
収縮が少ないこと、耐熱性が高いことから最適で
あるが、勿論これに限定されるものではなく、例
えば、“グラシン”、“パーチメント”などの紙で
あつても良い。
厚みは25μ以下では薄いので取扱いが難しく、
30μ以上では厚いので石こう原型3の曲面に沿い
にくい。
なお、台紙16は、透明または半透明である
と、後述のインク層17が作業側からみえるので
貼合わせ作業が容易であるが、不透明であつても
良い。
台紙16上にはインク層17の下地剤を設ける
のが好ましい。下地剤17は離型機能を存し、例
えばビニール共重合体若しくはクロロプレンゴム
混合体を主成分とするものが好ましい。その理由
は台紙に印刷インクがのり易いこと、及び転写後
インク層からはぎとり易いことによる。下地剤は
台紙に直接表面処理により施してもよく、又下地
剤を貼り重ねてもよい。
台紙16上に又は台紙16上に設けた下地剤
(離型紙)層8の上に乗るインク層17は、パタ
ーン溝以外の部分をマスクする機能を有し、ポリ
アミド樹脂を主成分とする組成のものが好まし
い。
インク層17上に乗る接着剤層19は、例えば
アクリル樹脂とエポキシ樹脂との混合物の組成の
ものが好ましい。その理由はアクリル樹脂は粘着
性が良く、変色しにくいこと、又エポキシ樹脂は
接着補強性が良いためである。
尚、インク層と接着剤層とは混合体の形で共用
のものであつてもよい。
インク層17と接着剤層19とは、台紙16側
から160〜180℃で加熱、加圧したとき、石こう原
型3に接着剤層19を介してインク層17が転写
される。
接着剤層19が、加熱接着性であれば、後述の
転写カツト片を石こう原型3の曲面の所要箇所に
貼合せ作業するときの位置決め微調節がし易い。
常温接着性であればこれができない。しかし、常
温加圧接着性であつても良い。
台紙16、下地剤層18、インク層17、接着
剤層19よりなる転写用紙20は、第2図eに示
すように、トレツドパターンもよう4の曲面に沿
つてカツトし、第2図fに示すように、所望の転
写カツト片21,…,21を作る。
つぎに、第2図gに示すように、石こう原型3
の曲面3の所要箇所に転写カツト片21,…,2
1を接着剤層19を下にして貼合わせて、セロテ
ープ等22で仮固定する。
そして、160〜180℃のアイロンで台紙16側から
加熱、加圧すると、石こう原型3に接着剤層19
を介してインク層17が転写され、その後台紙1
6を剥がすと(このとき下地剤も共にはがれ
る)、第2図hに示すように、石こう原型3の表
面にトレツドパターンもようが転写されるのであ
る。
しかして、この段階以降は、従来公知方法に従
つて、石こう原型の彫刻、ゴム型の注型成型、パ
ターン溝付石こう型の複数個の注型成型、組合わ
せ型の形成、及び金型の鋳造の段階をへて、金型
が製造されるのである。
なお、トレツドパターンもよう4は、上記実施
例では省略画法で示したが、実際は第3図に示す
ような複雑なもようのものが多く、このようなト
レツドパターンもよう4の罫書き作業には特に有
効である。尚、本発明において、パターンもよう
は、形状やもようの他に、文字、図形、記号など
も含むものとする。
以上の説明からも明らかなように、本発明は、
石こう原型の作成、パターンもようの展開図の作
成、転写用紙でパターンもようの石こう原型への
転写、石こう原型の彫刻、ゴム型の注型成型、組
合わせ型の形成、金型の鋳造の各段階をへて、エ
ラストマー物品の加硫用金型を製造するようにし
たものであるから、パターンがタイヤのトレツド
パターンのように複雑な形状であつても、熟練者
でなくてもきわめて短時間に高精度でエラストマ
ー物品の加硫用金型を製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜gは、タイヤ金型の製造工程図、第
2図a〜hは、本発明に係るタイヤ金型の罫書き
工程図、第3図は実際のトレツドパターン図であ
る。 1……タイヤ、2……ピース、3……石こう原
型、4……トレツドパターン、5……パターン
溝、16……台紙、17……インク層、18……
下地剤層、19……接着剤層、20……転写用
紙、21……転写カツト片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エラストマー物品の外輪郭の少なくとも一部
    を有する石こう原型を作成する段階と、この石こ
    う原型の表面に沿うようエラストマー物品のパタ
    ーンもようの展開図を描き、パターン溝以外の部
    分を黒く塗りつぶす段階と、台紙に前記展開図の
    パターンもようを印刷し、このパターンもようの
    表面に接着剤層を設けてなる転写用紙を前記石こ
    う原型の表面に沿うようカツトし、次いで該転写
    カツト片を前記石こう原型の表面に当てがつて加
    熱もしくは加圧せしめて、パターンもようを転写
    用紙から石こう原型に転写して罫書く段階と、転
    写により罫書いたパターン溝部分を彫刻する段階
    と、このパターン溝を有する石こう原型を用いて
    ゴム型を注型成型する段階と、このゴム型を用い
    てパターン溝を有する石こう型を複数個作成し、
    この複数個の石こう型を組合わせてエラストマー
    物品の全体形状を有する組合わせ型を形成する段
    階と、この組合わせ型を用いて金型を鋳造する段
    階とよりなるエラストマー物品の加硫用金型を製
    造する方法。
JP16836680A 1980-11-28 1980-11-28 Method of patterning for molding die and vulcanizing metal mold of elastomer article by using thereof Granted JPS5791295A (en)

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JPS5791295A JPS5791295A (en) 1982-06-07
JPS6233019B2 true JPS6233019B2 (ja) 1987-07-17

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JP16836680A Granted JPS5791295A (en) 1980-11-28 1980-11-28 Method of patterning for molding die and vulcanizing metal mold of elastomer article by using thereof

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JPS59150742A (ja) * 1982-11-19 1984-08-29 Sumitomo Rubber Ind Ltd 金型用マスタ−モデルの製造方法

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JPS5791295A (en) 1982-06-07

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