JPS6232614A - 精度検査方法及び該検査機能を有する露光装置 - Google Patents

精度検査方法及び該検査機能を有する露光装置

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JPS6232614A
JPS6232614A JP60171419A JP17141985A JPS6232614A JP S6232614 A JPS6232614 A JP S6232614A JP 60171419 A JP60171419 A JP 60171419A JP 17141985 A JP17141985 A JP 17141985A JP S6232614 A JPS6232614 A JP S6232614A
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大野 康一
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    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はマスクやレチクル等のパターン像を感光性基板
上にステップ・アンド・リピート方式で転写するための
露光装置、所謂ステッパーにおいて、その位置合わせ精
度を自己診断(セルフ・チェック)する機能を持たせた
装置に関する。
(発明の背景) 近年、超LSIの製造ラインでは多数の縮小投影型露光
装置、所謂ステッパーが使われている。
ステッパーの役割はシリコンのウェハ上の定められた位
置に、定められた線幅のレジストパターンを作成するこ
とである。この「定められた位置」を実現する為には高
精度の位置合わせ技術が必要とされ、また「定められた
線幅」を実現する為には、高解像の縮小投影レンズが必
要とされる。ステッパーの場合、位置合わせに関する要
素として、投影光学系の露光フィールド(ショット)内
の座標系に対する露光像の位置合わせと、ウェノ・ステ
ージのステップ送り機構、及びアライメント系により形
成されるショット(チップ)配列の座標系に対する露光
像の位置合わせとに大別できる。露光フィールド内の座
標系に対する像の位置合わせ誤差としては、投影光学系
の倍率誤差、光学系のディストーション(像歪み)、及
びレチクル装着時の回転誤差等が要因となっている。ま
たチップ配列の座標系に対する位置合わせ誤差としては
、ステージのステッピング誤差、アライメント誤差、ウ
ェハステージの回転誤差等が要因であり、さらにウェハ
をグローバルアライメントする場合は、ステージのスケ
ーリング誤差、直交度、真直度等の誤差も含まれる。い
ずれの位置合わせ誤差も、ウェー・上に複数の層を重ね
合わせて形成するための重ね合わせ露光の精度を低下さ
せる原因となる。
そこで従来は、露光装置の重ね合わせ精度を検査するた
めに、実際の回路パターン、又は基準マークを有する2
枚のレチクルを用いて、ためし焼き用のウェハ上に重ね
合わせ露光を行ない、そのウェハを現像した後、ウェハ
上に残存したレジストパターンを別の高精度な検査装置
、(線幅測定装置等)を使って測定し、重ね合わゼ精度
を求めていた。この場合、高精度な検査装置の使用が必
須である。このような検査装置は高価でおり、ステッパ
ーのような製造装置とはちがって、常時稼動させるもの
でもない。l−かしながら、ステッパーを用いた半導体
素子の製造ラインを作る場合は、そのラインに付属して
検査装置が必要となり、コスト高になっていた。さらに
検査装置で測定された重ね合わせ誤差に基づいて、重ね
合わせ露光時の精度を管理しようとする場合も、はなは
だわずられしくなくなり、ステッパーのみならず、検査
装置の精度も管理しなければならなかった。このため、
より簡単に検査する方法が望まれていた。
さらに、ためし焼きによる重ね合わせ露光の際に、2枚
のレチクル全必要とし、2枚のレチクルの夫々に形成さ
れたパターン(基準マーク等)同志の配置誤差や線幅の
誤差、及びレチクル交換に伴なうレチクルアライメント
誤差等が重ね合わせ精度に含まれてしまうため、露光装
置自身の重ね合わせ精度が正確に検査できないといった
欠点もあった。
(発明の目的) 本発明は、ステップ・アンド・リピート方式の露光装置
の重ね合わせ精度、すなわち位置合わせ精度やステッピ
ング精度をその露光装置自身が備えている位置合わせ用
のセンサーのみを用いて容易に測定する方法、所謂セル
フ・チェック機能を備えた露光装置を得ることを目的と
する。
(発明の概要) 本発明は、2次元移動可能なステージ(3)と、そのス
テージ上に保持された感光基板(ウェハWA)に形成さ
れたアライメント用のマークを検出するアライメントセ
ンサー(X−LSA系、Y−LSA系)とを備え、マス
クのパターン像をウェハWA上の所望位置に位置決めし
て露光する装置(ステツバ−)において、 前記マークをウェノ・WA上に形成するための原画パタ
ーン(パターン領域PA)を有するマスク(レチクルR
1)t−保持する保持手段(レチクルホルダ)と、パタ
ーン領域PAの像をウエノMAに露光して第1のマーク
(KXl、KYI、MX、MY)を形成する第1露光制
御手段(ステップ100)と、その第1マーク(MX、
MY)をアライメントセンサー(X−LSA系、Y−L
SA系)で検出することにより、第1露光制御手段(ス
テップ100)による被露光位置を検出する検出手段(
ステップパターン領域PAO像とウエノ・WAとを相対
的にずらして重ね合わせ露光し、ウニ・・WA上に第2
のマーク(KX2、KY2)を形成する第2露光制御手
段(ステップ103,104)と、アライメントセンサ
ー(X−LSA系、Y−LSA系)と共同して第1マー
ク(KXl、KYI )と第2マーク(KX2、KY2
 )の間隔(ΔX′、Δy’ >を計測する間隔測定手
段(ステップ106)と、その間隔(ΔX°、Δy’)
と前記のずらしt(ΔX、Δy)ととの差を位置合わせ
精度として検出する精度検出手段(ステップ107)と
を設けることを技術的要点としている。
さらに本発明は、上記ステージとアライメントセンサー
とを備え、マスクのパターン像をウニ・・WA上の所望
位置に順次位置決めして露光する装置において、 上記のレチクルホルダと、前記ステージをステッピング
させて原画パターンの像をウェノ・WA上の設計位置に
順次露光し、第1のマーク(KXI、KX2)を形成す
る第1露光制御手段(ステップ110)と、前記ステー
ジをステッピングさせて前記設計位置に対して予め定め
られた量(ΔX。
Δy)だけ、レチクルの原画パターン像とウニ・・WA
とを相対的にずらした位置に、順次再露光し、ウェハW
A上に第2のマーク(KX2、KY2)を形成する第2
露°光制御手段(ステップ111,112)と、アライ
メントセンサー(X−LSA系、Y−LSA系)と共同
して第1マークと第2マークの間隔(ΔX′、Δy’)
を計測する間隔測定手段(ステップ114)と、その間
隔(ΔX′、Δy’ )とすらし量(ΔX、Δy)との
差を、ステージ単体の位置合わせ精度として検出する精
度検出手段(ステップ115)とを設けることを技術的
要点としている。
(実施例) 第1図は本発明の実施例によるチェック方法の手順を模
式的に示すフローチャート図であり、第2図はその方法
を実施するのに好適な縮小投影を露光装置(ステッパー
)の概略的な構成を示す斜視図、第3図はそのステッパ
ーのアライメントセンサーのウニへ面(投影レンズの結
像平面)上での配置を示す平面図である。
まず第2図を用いて本実施例のステッパーの構成を説明
する。
投影原版となるレチクルRは、その投影中心が投影レン
ズ1の光軸を通るように位置決めされて、不図示のレチ
クルホルダ上に装着される。投影レンズ1はレチクルR
に描かれた回路パターン像を115、又は1/1oに縮
小して、ウェハWA上に投影する。ウェハホルダー2は
ウェハWAを真空吸着するとともにX方向とX方向に2
次元移動するステージ3に対して微小回転可能に設けら
れている。またステージ3のX方向の移動はモータ5の
駆動によって行なわれ、X方向の移動はモータ6の駆動
によって行なわれる。ステージ3の直交する2辺には、
反射平面がX方向に伸びた反射ミラー7と、反射平面が
X方向に伸びた反射ミラー8とが各々固設されている。
レーザ光波干渉測長器(以下単にレーザ干渉計と呼ぶ)
9は反射ミラー8にレーザ光を投影して、ステージ3の
X方向の位置(又は移動量)を検出し、レーザ干渉計1
0は反射ミラー7にレーザ光を投影して、ステージ3の
X方向の位置(又は移動量)を検出する。
投影レンズ1の側方には、ウェハWA上の位置合わせ用
のマークを検出(又は観察)するためK、オフアクシス
゛方式のウェハアライメント顕微鏡(以下、WAMと呼
ぶ)20.21が設けられている。尚、WAM21は第
1図では投影レンズlの後にあり、図示されていない。
WAM20,21はそれぞれ投影レンズ1の光軸AXと
平行な光軸を有し、X方向に細長く伸びた帯状のレーザ
スポット光YSP、  θSPをウェノ・WA上に結像
する。
(スポット光YSPは第1図では図示せず。)これらの
スポット光YSP、#SPはウェノ・WA上の感光剤(
フォトレジスト)を感光させない波長の光であり、本実
施例では微小な振幅でX方向に振動している。そしてW
AM20.21はマークからの散乱光や回折光を受光す
る光電素子と、その光電信号をスポット光の振動周期で
同期整流する回路とを有し、スポット光θ5p(ysp
)のX方向の振動中心に対するマークのX方向のずれ量
に応じたアライメント信号を出力する。従ってWAM2
0.21は所謂スポット光振動走査型の光電顕微鏡と同
等の構成のものである。
さて、本装置には投影レンズ1を介してウエノ・WA上
のマークを検出するレーザステップアライメント(以下
LSAと呼ぶ)光学系が設けられている。不図示のレー
ザ光源から発生して、不図示のエクスバンダー、シリン
ドリカルレンズ等を通ってきたレーザ光束LBはフォト
レジストを感光させない波長の光で、ビームスプリッタ
−30に入射して2つの光束に分割される。その一方の
レーザ光束はミラー31で反射され、ビームスプリッタ
−32を通過して、結像レンズ群33で、横断面が帯状
のスポット光になるように、収束された後、レチクルR
と投影レンズ1との間に回路パターンの投影光路を遮光
しないように配置された第1折り返しミラー34に入射
する。第1折り返しミラー34はレーザ光束をレチクル
Rに向けての 上方に反射する。そのレーザ光束はレチクルR4e下側
に設けられて、レチクルRの表面と平行な反射平面を有
するミラー35に入射して、投影レンズ1の入射踵の中
心に向けて反射される。ミラー35からのレーザ光束は
投影レンズ1によって収束され、ウェハWA上にX方向
に細長く伸びた帯状のスポット光LYSとして結像され
る。スポット光LYSはウェハWA上でX方向に伸びた
回折格子状のマークを相対的にX方向に走査して、その
マークの位置を検出するために使われる。スポット光L
YSがマークを照射すると、マークからは回折光が生じ
る。それら光情報は再び投影レンズ1、ミラー35、ミ
ラー34、結像レンズ群33、及びビームスプリッタ−
34に戻り、ビームスプリッター3檜で反射されて、集
光レンズと空間フィルターから成る光学素子36に入射
する。
この光学素子36はマークからの回折光(1次回折光や
2次回折光)を透過させ、正反射光(0次光)を遮断し
て、その回折光をミラー37を介して光電素子38の受
光面に集光する。光電素子38は集光した回折光の光量
に応じた光電信号を出力する。以上、ミラー31、ビー
ムスプリッタ−32、結像レンズ群33、ミラー34.
35、光学素子36、ミラー37、及び光電素子38は
、ウェハWA上のマークのX方向の位置を検出するスル
ーザレンズ方式のアライメント光学系(以下、Y−LS
A系と呼ぶ)を構成する。
一方、ビームスプリッタ−30で分割された別のレーザ
光束は、ウェノ・WA上のマークのX方向の位置を検出
するスルーザレンズ方式のアライメント光学系(以下、
X−LSA系と呼ぶ)に入射する。X−LSA系はY−
LSA系と全く同様に、ミーy−41、ビームスプリッ
タ−42、結像レンズ群43、ミラー44.45、光学
素子46、ミラー47、及び光電素子48から構成され
、ウェハWA上にX方向に細長く伸びた帯状のスポット
光LXSを結像する・ 主制御装置11150は、光電素子38.48からの光
電信号、WAM20.21からのアライメント信号、及
びレーザ干渉計9,10からの位置情報とを入力して、
位置合せのための各徨演算処理を行なうとともに、モー
タ5,6を駆動するための指令を出力する。この主制御
装#50はマイクロコンピュータやミニコンピユータ等
の演算処理部を備えており、その演算処理部には重ね合
わせ精度(位置合わせ精度)を測定するための装置制御
用のソフトウェアや、精度計算用のソフトウェア等が含
まれている。
LSA系によるマーク位置検出は、例えば特開昭59−
187208号公報に開示されているようなりCl3り
光方式により行なわれる。これは光電素子38.48か
らの回折光強度に応じた光電信号を、レーザ干渉計9.
10からステージ3の単位移動(例えば0.02pm)
のたびに出力される測長用のパルスでサンプリングし、
そのサンプリング値(光強度)をメモリに順次記憶する
ことによって行なわれる。そしてメモリに取り込まれた
回折光の強度分布波形のデータから演算によつ−Cマー
クの中心位置を検出するものである。この検出方式はス
ポット光LYS%LXSがマークと一致するようにステ
ージ3を位置決め及び停止させる必要はなく、単にマー
クがスポット光LYS。
LXSによって1度だけ相対走査されるようにステージ
3を移動させるだけで、マークの位置(スポット光とマ
ークとが一致したときのステージ3の位置)が検出でき
る。
第3図は上記WAM20.21と、Y−LSA系、X−
LSA系によるスポット光# SP、YSP。
LYS、LXSの投影レンズ1の結像面(ウエノ・WA
の表面と同一)における配置関係2示す平面図である。
第3図において、光軸AXを原坐とする座標系xyを定
めたとき、X軸とy軸はそれぞれステージ3の移動方向
を表わす。第3図中、光軸AXを中心とする円形の領域
はイメージフィールドifであり、その内側の矩形の領
域はレチクルRの有効パターン領域の投影像P【である
。スポット光LYSはイメージフィールドif内で投影
像Prの外側の位置で、かつX軸上に一致するよりに形
成され、スポット光LXSもイメージフィールドif内
で投影像Prの外側の位置で、y軸上に一致するように
形成される。一方、2つのスポット光θsp、yspの
倣動中心はX軸からy方向に距離Yoだけ離れた線分(
X軸と平行)を上に一致するように、かつそのX方向の
間隔DxがウェハWAの直径よりも小さな値になるよう
に定められている。本装置ではスポット光θSp、ys
pはy軸に対して左右対称に配置されており、主制御装
置50は光軸AXの投影点に対するスポット光asp、
YSPの各位置に関する情報を記憶している。また主制
御装置50は、光軸AXの投影点に対するスポット光L
YSのX方向の中心位置(距離XI)とスポット光LX
Sのy方向の中心位置(距離yi)に関する情報も記憶
している。
これらの位置情報は、重ね合わせ精度の検査時に、ステ
ージ3の移動位置を制御するための基準値となるもので
ある。
次に、第2図に示した装置を用いて、その装置の重ね合
わせ精度をチェックする方法を、第1図を参照して説明
する。第1図のフローチャートの各ステップは主制御装
置50によって実行される。
検査に先立って第1図中に示したようなレチクルR1を
用意する。レチクルR1のパターン領域PAの中心を原
点として座標系xyを定めたとき、パターン領域PAの
周辺のX軸、y軸上の夫々には、ウニ・・WA上に投影
露光されるような回折格子マークRY、RXが形成され
ている。さらにパターン領域PAの中央部には同様にX
軸、y軸上の夫夫に回折格子マークKY、KXが形成さ
れている。
回折格子マークKY、KXは、マークRY、RXと全く
同じ形状、寸法のものである。このようなレチクルR1
f、第1図のようにステッパーのレチクルホルダ(不図
示)に装着し、不図示のレチクルアライメントセンサー
を用いて、パターン領域PAの中心に投影レンズ1の光
軸AXが通るように、レチクルR1の位置決めを行なう
次にペア・シリコン等の表面にフォトレジストを塗布し
たウェハWAiウェノ1ホルダ2上の所定の位置に真空
吸着し、ステップ100に示すように、ステップ・アン
ド・リピート方式により、レチクルR1のパターン領域
PA(マークKY、KX)とマークRY、 RX との
像をウェハWA上にファースト・プリント(第1層転写
)として露光する。その後、そのウエノ・WAを現像す
ると、ウェハWA上にはパターン領域PAに対応したレ
ジストパターンによる領域P A’がマトリックス状に
配列して形成される。その1つの領域P A’  を拡
大してみると、レジストパターンによる微小凹凸が集合
した回折格子マークMX、MY(マークRX、RYの転
写像)が領域PA’の周辺に形成され、領域PA’の中
央部にはレジストパターンによる微小凹凸が集合した回
折格子マークKXI。
KYl(マークKX、KYの転写像)が形成される。尚
、レチクルR1上のマーク配置に対してウェハWA上の
マーク配置が左右、上下に反転するのは、投影光学系を
用いたからである。
次に、ウェハWAをステップ101に示すように、再び
フォトレジストを塗布してステッパーのウェハホルダー
2上の所定の位置にセットし、ウェハWA上の離れた2
ケ所に形成されたマークの夫々を、WAM20.21に
よって検出するようにステージ3のxyX方向位置とホ
ルダ2の回転位置とを調整する位置合わせ、所謂グロー
バルアライメントを行なう。
次に、ステップ・アンド・リピート方式の重ね合わせ露
光を行なう訳であるが、レチクルR,はステップ100
のときの状態でステッパーに装着したままにしておく。
まずステップ102に示すように、1つのパターン領域
PA″への重ね合わせ露光に先立って、X−LSA系に
よるスポット光LXSとマークMX(!:をX方向に相
対考査して、スポット光LXSとマークMXとが一致し
たときのステージ3のX方向の位[Axi検出し、引き
続いてY−LSA系によるスポット光LYSとマークM
YとtyX方向相対走査して、スポット光LYSとマー
クMYとが一致したときのステージ3のX方向の位置A
yを検出する。この検出位置(Ax、Ay)は主制御装
置50内に記憶される。
次にステップ103に示すように、検出位置(Ax、A
y)に対してX方向にΔX(例えば−20μm)、X方
向にAy(例えば−20μm)だけステージ3がシフト
(オフセット)するような位置(Ax+Δx、Ay+Δ
y )を算出する。このシフト量ΔX、Ayは予め決め
られた微小量でよい。
そして主制御装置50は、レーザ干渉計9.10で計測
されるステージ3の位置が、算出された位置(AX+Δ
x、Ay+Δy)と一致するようにモータ5.6を制御
してステージ3を位置決めする。
そしてその位置で、ステップ104に示すようにウェハ
WAへのセカンド・プリント(第2層転写)としてレチ
クルR1の投影像を重ね合わせ露光する。以上のステッ
プ102.103をウェハWAの各領域PA’について
同様に行ない、ステップ・アンド・リピート方式でレチ
クルR1の投影像の重ね合わせ位Itを(ΔX、Ay)
だけずらして露光する。露光の終了したウェハWAは現
像され、セカンド・プリントで転写されたレチクルR,
のレジストパターンが形成される。このときウェハWA
上にはレチクルR1のマークKX、KYの夫夫に対応し
た回折格子マークKX2、KY2が形成される。ここで
マークKX2は先に形成されたマークKXIに対してX
方向にΔX′だけずれて位置し、マークKY2は先に形
成されたマークKY1に対してX方向にΔy′だけずれ
て位置するものとする。
このようなレジストパターンが形成されたウェハWAi
、ステップ105に示すように、再びホルダ2上の所定
の位置にセットされ、グローバルアライメントが行なわ
れる。
次に、ステップ106に示すように、主制御装置50は
ステージ3を移動させてX−LSA系のスポット光LX
SとマークKX1.KX2とを相対走査し、マークKX
1とK X 2の夫々からの回折光のX方向の強度分布
波形を取り込む。そして、この強度分布波形から2つの
マークKXIとKX2のX方向の間隔ΔX′を算出する
。同様にY−L、SA系を用いて2つのマークKY1と
KY2のX方向の間隔Δy°を算出する。
次に主制御装置50は、ステップ107に示すように、
設計上のシフト量ΔX、Ayと実測値としての間隔ΔX
′、Δy′との偏差の絶対値を求める。この偏差が重ね
合わせ露光時における重ね合わせ精度(又は位置合わせ
精度)である。この精度は主制御装置50内に記憶され
、実際の半導体素子製造時の管理データとして使われる
以上本実施例ではレチクルR1上の中央部に一対のマー
クKX、KYのみを設けたが、パターン領域PA内の複
数の位置に一対のマークKX、KYを設けるようにすれ
ば、ウェハWA上の1つの領域P A’内の多数点にお
ける重ね合わせ精度が計測でき、領域PA’内の各点に
おける精度のちがいから、投影レンズ1のディストーシ
ョンが検出可能となる。またウェハWA上の複数の領域
PA’の夫々について重ね合わせ精度を求め、それから
平均偏差(δ値)を求めるようにしてもよい・本実施例
によれば、ファースト・プリントとセカンド・プリント
とでレチクル交換が行なわれず、レチクルは装置に装着
されたままであるから、X−LSA系、Y−LSA系に
よるマーク位置の検出誤差と、ステージ3の位置決め誤
差とを含んだアライメント誤差に起因した重ね合わせ精
度が評価できる。
また本実施例ではセカンド・プリント時のウェハWAア
ライメントの際、マークMX、MYを検出したが、精度
計測用のマークKXI、KY、を検出しても同様の効果
が得られる。ただし第1図に示したようなパターン領域
PA’の周辺のマークMX、MYは、実素子の製造時の
マーク打込み配置と同じにしであるため、本実施例のよ
うにマークMX、MYi検出してアライメントを行々う
ことは、実素子製造時のアライメント状態をそのまま再
現していることになり、より実際的fx、Wt度チェッ
クが行なえるといった利点がある。
さらに、本実施例では、ステップIC〕3に示したよう
に、ずらし方向は一通りにしたが、ウニ・・WA上の異
なる領域PA’毎にずらし方向、あるいはすらしtを変
化させて重ね合わせ露光を行なった後、各領域PA’毎
に精度を求め、その平均を求めるようにしてもよい。尚
、アライメントセンサーとしては本実施例のような方式
に限られるものではなく、そのステッパーに付属してウ
ェハマークを検出できるものであれば、どのような形式
のものであっても同様の効果が得られる。またステッパ
ー形式であれば、プロキシミテイ方式のX線露光装置に
おいても同様に実施可能である。
次に不発明の第2の実施列によるステッピング′NI摩
の検査方法を第4図に示したフローチャート図に基づい
て説明する。この検査のために用意するレチクルは第1
図に示したものと全く同じでよいが、マークKX、KY
の周辺には所定の寸法で遮光領域が形成されている。
まず主制御装置50は、ステップ110に示すように、
レチクルR1のパターン領域PAの寸法に応じたショッ
ト(チップ)配列データに基づいてステージ3をステッ
ピングサセテ、パターン領域PAの投影像をステップ・
アンド・リピート方式でウェハWAに露光する。露光が
完了したらレチクルR1とウェハWAとは共にそのまま
の状態にしておく。これによってフォトレジスト内には
マークKX、KYの潜像が形成される。
そしてステップ111に示すように、主制御装置50は
ステップ110で用いたショット配列データの各シ冒ッ
トの位置を1,7方向に夫々ΔX、Δyだけ修正する演
算を行なう。このずらし量ΔX、Δyは予め定められた
値であり、主制御装置50内に記憶されている。
次に主制御装置50は、ステップ112に示すように修
正されたショット配列データに従って、ステージ3をス
テッピングさせて、レチクルR。
のパターン領域PAの投影像をウェハWA上のフォトレ
ジスト内の潜像に重ね合わせるようにして再露光する。
この際、ステップ110で露光されたマークKX、KY
に対応した潜像の周辺は末露光部となっており、この末
露光部に、ステップ112でマークKX、KYの投影像
が露光されることになる。ウェハWAへの再露光が完了
したら、そのウェハWAをステッパーからアノロードし
て現像する。現像後のウェハWA上のショット領域PA
’の夫々には、ステップ110で転写されたマークKX
I、KY、とステップ112で転写されたマークKX2
、KY2とがそれぞれ間隔Δ l、Δy′だけ離れて形
成される。
次にステップ113に示すように、そのウェハWAをホ
ルダ2上の所定位置に載置し、ウェハのグローバルアラ
イメントを行なう。
そしてステップ114に示すように、X−LSA系、Y
−LSA系を用いてマークKX、とKX2の間隔Δx′
、及びマークKY1とKY2の間隔Δy゛を計測する。
次に主制御装置50はステップ115に示すように、予
め定められたずらし量(ΔX、Δy)と実測した間隔(
Δ l、Δy’)との差の絶対値を、ステッピング精度
として算出する。
本実施例によれば、レーザ干渉計、9,10及び干−夕
5.6により制御されるステージ3単体の位置合わせ精
度、すなわちステッピング精度が容易に検査できる。
(発明の効果) 以上本発明によれば、高価な検査装置を必要とせずに露
光装置の重ね合わせ(位置合わせ)精度やステージのス
テッピング精度をセルフ・チェックできるとともに、精
度検査用のレチクル(マスク)を2枚用意する必要がな
いので、検査にかかるコストも低減できるといった効果
がある。さらに1枚のレチクルのみをセットした状態で
重ね合わせ露光を行なうので、レチクルアライメント誤
差が本質的に含まれず、より厳密な精度測定ができると
いった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による露光装置のセルフ・チェ
ックの手順を模式的に示すフローチャート図、第2図は
本発明の実施例に好適な縮小投影型露光装置の概略的な
構成を示す斜視図、第3図はウェハアライメントセンサ
ーとしてのスポット光の投影結像面上での配置を示す平
面図、第4図は本発明の第2の実施例によるスデノビン
グn度のセルフ・チェックの手順を模式的に示すフロー
チャート図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1・・・・・・投影レンズ、  3・・・・・・ステー
ジ、50・・・・・・主制御装置、 R1■ζ1・・・
・・レチクル。 WA・・・・・・ウェハ、  RX%RY、KX、KY
、、、、−。 レチクル上のマーク、 MX、MY、KX1%KYl・・・・・・第1のマーク
、KX2、KY2・・・・・・第2のマーク。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2次元移動可能なステージと、該ステージ上に保
    持された感光基板に形成されたアライメント用のマーク
    を検出するアライメントセンサーとを備え、マスクのパ
    ターン像を感光基板上の所望位置に順次位置決めして露
    光する装置において、前記マークを感光基板上に形成す
    るための原画パターンを有するマスクを保持する保持手
    段と;前記原画パターンの像を感光基板に露光して第1
    のマークを形成する第1露光制御手段と;該第1マーク
    を前記アライメントセンサーで検出することにより、前
    記第1露光制御手段による被露光位置を検出する検出手
    段と;該検出された被露光位置に対して予め定められた
    量だけ、前記マスクの原画パターン像と感光基板とを相
    対的にずらして重ね合わせ露光し、感光基板上に第2の
    マークを形成する第2露光制御手段と;前記アライメン
    トセンサーと共同して前記第1マークと第2マークの間
    隔を計測する間隔測定手段と;該間隔と前記予め定めら
    れたずらし量との差を、位置合わせ精度として検出する
    精度検出手段とを備えたことを特徴とするセルフ・チェ
    ック機能を有する露光装置。
  2. (2)2次元移動可能なステージと、該ステージ上に保
    持された感光基板に形成されたアライメント用のマーク
    を検出するアライメントセンサーとを備え、マスクのパ
    ターン像を感光基板上の所望位置に順次位置決めして露
    光する装置において、前記マークを感光基板上に形成す
    るための原画パターンを有するマスクを保持する保持手
    段と;前記ステージをステッピングさせて、前記原画パ
    ターンの像を感光基板上の設計位置に順次露光し、第1
    のマークを形成する第1露光制御手段と;前記ステージ
    をステッピングさせて、前記設計位置に対して予め定め
    られた量だけ、前記マスクの原画パターン像と感光基板
    とを相対的にずらした位置に、順次再露光し、感光基板
    上に第2のマークを形成する第2露光制御手段と;前記
    アライメントセンサーと共同して前記第1マークと第2
    マークの間隔を計測する間隔測定手段と;該間隔と前記
    予め定められたずらし量との差を、前記ステージ単体の
    位置合わせ精度として検出する精度検出手段とを備えた
    ことを特徴とするセルフ・チェック機能を有する露光装
    置。
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