JPS6232481A

JPS6232481A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPS6232481A
Application number: JP60172004A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Watanabe; 毅渡辺
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-08-05
Filing date: 1985-08-05
Publication date: 1987-02-12
Anticipated expiration: 2010-01-11
Also published as: JPH071414B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は転写材搬送装置、詳細には例えば、電子写真複
写機、プリンターなど静電転写プロセスを利用する画像
形成装置の転写材搬送装置に関するものである。

〔従来の技術〕

走行する像担持体表面に可転写トナー像を形成し、該像
担持体と同期走行する紙を主とする転写材を像担持体表
面のトナー像に近接ないし接触させて、このトナー像を
転写材に転移させた後、転写材を像担持体から分離させ
て適宜の搬送手段を経て定着部位に搬送するように構成
し念画像形成装置は従来から周知である。

ところで、トナー像を転写材に固定する定着装置として
は従来から種々のものが提案されてｂるが、近来、１対
のローラを互【て圧接し、少なくとも一方のローラを加
熱してトナーを転写材に融解固着させる加熱・加圧方式
、あるいけ加熱手段全件わず圧力のみで固着させる圧力
定着方式がひろく実用されている。

すなわち、このような画像形成袋ｅを、転写材の側から
みると、転写材は像担持体に近接する転写位置でこれと
同期走行するために搬送作用が与えられ、ついで分離後
には搬送ベルトなどの搬送手段によっても搬送作用が転
写材に作用し、さらに定着部位においても圧接するロー
ラ対の間を通過することによって搬送作用が転写材に働
くことになシ、少なくとも５ケ所で転写材ＫＦｉ搬送力
が作用することＫなる。

もちろん、これら各部における搬送力が１画像形成装置
が大型であるか転写材がきわめて小さくて１各独立　転
写材に作用する場合には格別問題はないが、念とえば、
電子写真複写機にみるように１近年における機器の急激
な小型化が進行すると、通常最も多用されているＡ４版
サイズ以下の紙などを転写材とするような場合にあって
も、転写後の転写材の先端が定着部位におけるロー２対
に達しているのに、後端が未だ転写部位に存在するよう
な状態が生ずることをまぬかれなり。

このような状態となると、前述のような、転写材に搬送
力を付与する各部分が互に影響し合うようＫなり、これ
が、転写材に静電吸着カで単に付着しているにすぎない
不安定なトナー像を乱し念りする不都合が生ずる。

九とえば、転写材が定着部位の圧接ローラ対に進入すれ
ば、その瞬間、該ローラ対Ｋががる負荷が大きくなるの
でロー２の回転数が急激に低下し、これが転写材を像担
持体の転写部位の方向に押し戻す傾向となシ、像担持体
と転写材の同期が一時的にくずれて転写に悪影響をあた
えるととＫなる。

また、と〈Ｋ圧力定着手段をとる場合には、よく知られ
ているように互に圧接するローラ対は、その全長に亘っ
て転写材に対する押圧力全可及的に均一にする念めに１
両ローラの軸梓が少許角度交叉するように配量されてｂ
るものがあることはよく知られている。ところが、この
ような場合、ローラ間に転写材が挾持されると、転写材
の巾方向（ローラの長手方向）Ｋ一様な搬送作用が働か
ず、本来の進行方向からずれる傾向となる。このため、
上流側（転写材の走行方向にみて）において転写材の一
方の側縁が彎曲変形し、これが転写材自体の弾性と相ま
って転写部にある転写材部分に像担持表面との間にずれ
を生じて画質に悪影響を及ぼすおそれがある。

さらＫ、この種の画像形成装置においては、搬送手段の
上部にはできるだけ広い空間をもうけて、転写材がみだ
シに装置内各部に衝突したルすることがないように構成
するのが普通であるが、装置が小型化すると、このよう
なことも困難とな）、彎曲し九転写材が内部部材に衝突
おそれがでてくる。

以上の様な欠点を回避する次めに１周囲に針状突起を形
成し九拍車状のコロによる手段をもうけることが提案さ
れている。しかし、転写材が装置に比べて小さい場合に
は好適であるが、前述のように転写材が転写部から定着
部にわたって存在する様な場合には、拍車状のコロなど
では力が弱いので、厚手の転写紙、プラスチックシート
など腰の強い転写材では押えきれないなどの欠点を有す
る。

又、他の方法として、押圧コロを搬送路中に設けること
が提案されている。しかし、未定着トナーが押圧コロに
付着し転写材上にその跡が生じた力した。

〔発明の目的〕

本発明はこの様な現状に鑑みてなされたものであって、
搬送部において転写材を充分に押圧支持するととＫよっ
て、定着部に生ずる転写材の不整走行の影響が転写部に
達することを確実に阻止するとともに１未定着トナーが
押圧部材に付着し九カすることを防止する様な転写材□
送装置を提供することくある。

〔実施例〕

第１図は圧力定着装置をそなえた複写機に本発明を適用
し九実施例を示す概略側面図である。

矢印ム方向に回転する円筒状に形成された像担持体（感
光体）１の表面に形成された可転写トナー像に１不図示
の供給手段よ）供給される転写材が転写部４にてトナー
像を受容する。その後、感光体１よシ転写材は分離して
搬送ベル）６にのって図示左方に進行し、ついで、互す
に圧接するロー２対９ｍ、９１１をそなえ九定着装置９
を通過して装置外へ排出される。

なお、感光体１の周辺には静電潜像形成部２、静′！！
！潜像を可視像化する現像部３、転写部４、クリナ一部
５、などが配設されている。

以上の様な構成のものに、更に搬送系中に押圧コロ８を
適所に配し、不図示のバネなどで下コロ７に圧接し、押
圧コロ８と下コロ７とが対になり矢印方向に回転して転
写材を押えて搬送する。

第２図は搬送系の平面図であって、中央に転写材搬送の
念めの巾広ベルト６があシ、その両側に転写材を押圧し
て回動する対の押圧コロ部材がメカ、不図示の駆動源に
よって互いに同期走行して搬送する。なお、押圧コロの
周りには転写材全支持する支持ガイド１０が配設されて
いる。

下コロ７ａ　、　７ｂの表面には前記押圧コロ８ａ、８
ｂが当接している。

本発明による搬送装置は以上の様に構成されてお夛、以
下これらＫついて若干の実施例につ込て説明する。

搬送ベルト６は１０１２Ω・α以上の体積抵抗を持つゴ
ムベルトでメジ、表面形状は平型でもよいし、搬送性を
向上させる九めに凹凸形状でも良い。

下コロ７ａ、７ｂは芯金の周辺に１．０〜５．０鴎の厚
さのゴムなどの弾性を有する弾性層と芯金との２層構成
あるいは剛体のみを成している。

押圧コロ８はコイルバネなどによって約４００「はどの
圧接力によって下コロ７に押圧している。押圧コロの表
面は０．１〜１０．０μの粗さの表面粗度である。この
範囲内に粗さをおさえることで押圧コロ８の表面に付着
するトナーは極めて少ない。

通常、トナーは平均粒径１０．０μ内外である。

そのため、押圧コロ８の表面が１０．０μ以上であると
、隙間などにトナーが入夛こみ、転写材上のトナーを剥
ぎとシ易くなる。押圧コロ８上にトナーが付着するとト
ナー同志の凝集力などＫよル、更にトナーが剥ぎとられ
る。従って、未定着上にトナーの剥ぎとられ念跡が残り
、不良画像となる。そのため、押圧コロ表面Ｆｉｌｏ、
。

μ以下にしなければならない。更に、０．１μ以下にす
ると、表面が滑らかすぎて、転写材上を滑シ、相対速度
がズして画像上乱れ念ものになる。故に１表面粗度は０
．１〜１０．０μ以内である。望ましくは、０．１〜５
．０μであればその効果は更に望ましいものとまる。

押圧コロ８の材質としてはスチール、黄鋼、ステンレス
鋼などの金属はもとより、ポリアセタール樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリアミド樹脂などプラスチック剛体でも
良い、更に、金属を芯全部とし、プラスチックを表面層
とする二重構成でも同様である。

第３図は本発明の他の実施例を示すものであシ、下コロ
の代わりに支持材１１がアシ、支持材１１の上に回動可
動なベルトがあシ、そのベルト６の上を押圧コロ８が圧
接する。転写材は押圧コロ８とベルト６との間を通過す
る。

第、４図も又、他の実施例２示すものであシ、このもの
において搬送部は固定状の搬送ガイド１２に形成されて
いて、押圧コロ８が当接する部分のみが平担状になって
いて、その他の部分は表面に凹凸部１２ａ（第５図）が
形成されてお夛、凸部はガイドとなる。

ここで、表面粗さは、Ｊ工Ｓの１０点平均あらさくＲ２
）（、Ｔ工ＥｉＢＯ６０１〕によるものでアル。

すなわち第６図に示すように、断面極線から基準長さｌ
だけ抜き取った部分の平均線Ａに平行な直線で高い方か
ら５番目の山頂（図中■で示す）を通るものと深い方か
ら３番目の谷底（図中■′で示す）を通るものの、２直
線の間隔全マイクロメータ（μｍ）で表わしたもので、
基準長さｌ　＝　ｏ、２５鴎とした。また、ピッチは、
凸部が両側の凹部に対して０．１μ以上の高さのものを
一つの山として数え、基準長さ０．２５ｍの中にある山
の数によ〕、求めた。

本発明は転写部から離れて定着部に達するまでの搬送部
において搬送される転写材を回動する押圧コロによって
押圧搬送するもので、かつ押圧コロの表面がある範囲内
の粗さになっているものである。

この様な構成手段にすることによシ、椴送される転写材
はその先端ないし近傍に曲進傾向が生じ九シしても押圧
コロの部分でこれら全吸収して影響が転写部に波及する
ことが阻止できる。

更忙、該押圧コロの未定着面に接触する表面粗さをある
範囲内にしであることよシ、転写材から押圧コロへのト
ナーの付着あるいは転写材のズレによる画偉の乱れなど
を生ずることがないという効果がある。従って、良質な
画伸が得られる。

〔発明の効果〕

本発明に係る搬送装置は上述の通シの構成であるので、
シートの搬送がスムースに行なわれるととも釦、トナー
の付着が防止できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る搬送装置の実施例の側面図、第２
図は同じく平面図、第５図は他の実施例の側面図、第４
図は更に他の実施例の側面図、第５図は第４図０Ａ−Ａ
矢印方向の断面図、第６図は表面粗さ曲線を示す図であ
る。４・・・転写部６・・・搬送ベルト７＃・・下コロ８・・・押圧コロ９・・・定着装置

Claims

【特許請求の範囲】

（１）未定着トナーを担持して搬送される転写材の未定
着面を押圧する回動押圧手段を有する転写材搬送装置に
おいて該回動押圧手段の未定着面と接触する表面の粗さがｄ＝０．１〜１０．０μの凹凸粗面であること
を特徴とする転写材搬送装置。
（２）該回動押圧手段表面の凹凸のピッチがｐ＝２〜５
０μである前記特許請求の範囲第（１）項に記載の転写
材搬送装置。