JPS6232099A - 建築構築物の色彩選定方法 - Google Patents
建築構築物の色彩選定方法Info
- Publication number
- JPS6232099A JPS6232099A JP60171385A JP17138585A JPS6232099A JP S6232099 A JPS6232099 A JP S6232099A JP 60171385 A JP60171385 A JP 60171385A JP 17138585 A JP17138585 A JP 17138585A JP S6232099 A JPS6232099 A JP S6232099A
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- JP
- Japan
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- color
- background
- architectural structure
- architectural
- transparent
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- Pending
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Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、橋梁、鉄塔等、建築構築物に塗られる色彩
の選定方法に関するものである。
の選定方法に関するものである。
建築構築物の色彩を選択するにあたっては、その建築構
築物の形状と規模、さらに位置する場所とその背景を照
らし合わせて、いかに景観に調和させ、心理面での影響
を配慮するかが、非常に重要な課題ではあるが、その手
法が確立されていなかったため、既存色、嗜好色で決め
られることが多かった。
築物の形状と規模、さらに位置する場所とその背景を照
らし合わせて、いかに景観に調和させ、心理面での影響
を配慮するかが、非常に重要な課題ではあるが、その手
法が確立されていなかったため、既存色、嗜好色で決め
られることが多かった。
従来、建築構築物の色彩は、透明な合成樹脂フィルムに
建築構築物の形状を線画し、その周囲を灰色に覆った後
、色票に重ね合わせて透明な前記形状部から色票の色を
透かして観ることにより選定されていた。この方法では
、背景となる部分が灰色の単一色からなるため、建築構
築物の形状と色彩の関係は明らかとなるが、前記建築構
築物の位置する場所と、それに伴う背景が明確でないた
め、周囲の環境と調和し、人に違和感を与えない色彩を
選定することが非常に困難である。
建築構築物の形状を線画し、その周囲を灰色に覆った後
、色票に重ね合わせて透明な前記形状部から色票の色を
透かして観ることにより選定されていた。この方法では
、背景となる部分が灰色の単一色からなるため、建築構
築物の形状と色彩の関係は明らかとなるが、前記建築構
築物の位置する場所と、それに伴う背景が明確でないた
め、周囲の環境と調和し、人に違和感を与えない色彩を
選定することが非常に困難である。
また、選定された色彩が実際に塗装された場合にどのよ
うに見えるかの予測ができず、完成まで事前評価ができ
なかった。さらに、景観を破壊する、重圧感を感じるな
どと、利用者、住民の批判を受けることもあった。
うに見えるかの予測ができず、完成まで事前評価ができ
なかった。さらに、景観を破壊する、重圧感を感じるな
どと、利用者、住民の批判を受けることもあった。
そこで、この発明は、このような事情に鑑みてなされた
もので、建築構築物の机上での色彩選定段階に建築構築
後の色彩が背景の季節を通して確認できる建築構築物の
色彩選定方法を提供することを目的とする。
もので、建築構築物の机上での色彩選定段階に建築構築
後の色彩が背景の季節を通して確認できる建築構築物の
色彩選定方法を提供することを目的とする。
発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討を重
ね、研究の結果、この発明を完成した。
ね、研究の結果、この発明を完成した。
この発明は、単一色の色彩からなる色票を多数用意し、
それとともに、建築構築物にあたるところは透明にされ
、その透明部を囲む前記建築構築物の背景となるところ
はカラー印刷にされた背景形状フィルムを用意して、前
記背景形状フィルムの裏面に前記色票のいずれかを重ね
合わせ、前記透明部から色票の色を透かして観ることに
より、建築構築後の色彩を背景との調和を確認しながら
選定するようにすることを特徴とする建築構築物の色彩
選定方法をその要旨とする。
それとともに、建築構築物にあたるところは透明にされ
、その透明部を囲む前記建築構築物の背景となるところ
はカラー印刷にされた背景形状フィルムを用意して、前
記背景形状フィルムの裏面に前記色票のいずれかを重ね
合わせ、前記透明部から色票の色を透かして観ることに
より、建築構築後の色彩を背景との調和を確認しながら
選定するようにすることを特徴とする建築構築物の色彩
選定方法をその要旨とする。
以下、これをその実施例をあられす図面に基づいて詳し
く説明する。
く説明する。
第1図は、背景形状フィルムの作成方法をあられす断面
図であり、第2図は、背景形状フィルムの1例をあられ
す正面図である。背景形状フィルム1の作成は、透明な
合成樹脂からなる表フィルム2に建築構築物となる透明
部8を残して背景のみ、赤、黄、青、黒で多色刷して4
色オフセット印刷部3とする。この印刷段階で、建築構
築物の影となる部分および付属物(排水バイブ等)は、
透明部8に濃淡をつけた陰影用黒色オフセット印刷部7
によってあられされる。この印刷は、前記4色オフセン
ト印刷する際の黒色印刷する時と同時に行うことができ
る0次に、建築構築物の影および付属物となる陰影用黒
色オフセフ)印刷部7を含めた透明部8を除いて、4色
刷オフセット印刷部3の上から白ベタでオフセット印刷
を行い、白ベタオフセット印刷部4を形成する。さらに
、白ベタオフセント印刷部4より透明部分を幅で約1龍
広くした版を用いて白のシルクスクリーン印刷を行い、
白色シルクスクリーン印刷部5を形成する。白ベタの印
刷を行うのは、色票の色が背景部となる4色オフセット
印刷部3に透過し、背景色に影響を与えないようにする
ためである。まず、オフセット印刷により白ベタの印刷
をするが、オフセット印刷は印刷精度が高く版ズレの精
度が少ないという利点があるが、インクの乗りが悪く、
色の透過を十分には防げないため、白ベタのシルクスク
リーン印刷を重ねるのである。この印刷方法は、版の伸
縮があり、約1龍弱の版ずれが避は難く印刷精度は低い
がインクを厚付けできるため色票の色が背景部に透過し
に<<、かつ、インクが剥離しにくいという利点がある
。このように双方の長所で短所が互いに補えることから
オフセット印刷とシルクスクリーン印刷の両方を行うの
である。4色オフセット印刷部3の上に先に白ベタオフ
セット印刷を行うのは、上記のように印刷精度が優れて
いるため、端縁での重なりが目立たないからである。最
後に、裏フィルム6を貼り付けることにより印刷された
背景部等をあられすインクの剥離を防止し、背景形状フ
ィルム1に耐久性を持たせる。背景形状フィルム1の透
明部8であられされる建築構築部は橋梁、鉄塔でも良く
、ビルディングでも良い、背景部は山間、田園、都市、
および海浜地区のいずれかの地区別に描いておくのが良
く、また、同一地区でも春、夏、秋および冬のいずれか
の季節ごとに分けて描いておくのが良い。このようにす
れば1年を通して、その建築構築物の色彩を確認するこ
とができるからである。
図であり、第2図は、背景形状フィルムの1例をあられ
す正面図である。背景形状フィルム1の作成は、透明な
合成樹脂からなる表フィルム2に建築構築物となる透明
部8を残して背景のみ、赤、黄、青、黒で多色刷して4
色オフセット印刷部3とする。この印刷段階で、建築構
築物の影となる部分および付属物(排水バイブ等)は、
透明部8に濃淡をつけた陰影用黒色オフセット印刷部7
によってあられされる。この印刷は、前記4色オフセン
ト印刷する際の黒色印刷する時と同時に行うことができ
る0次に、建築構築物の影および付属物となる陰影用黒
色オフセフ)印刷部7を含めた透明部8を除いて、4色
刷オフセット印刷部3の上から白ベタでオフセット印刷
を行い、白ベタオフセット印刷部4を形成する。さらに
、白ベタオフセント印刷部4より透明部分を幅で約1龍
広くした版を用いて白のシルクスクリーン印刷を行い、
白色シルクスクリーン印刷部5を形成する。白ベタの印
刷を行うのは、色票の色が背景部となる4色オフセット
印刷部3に透過し、背景色に影響を与えないようにする
ためである。まず、オフセット印刷により白ベタの印刷
をするが、オフセット印刷は印刷精度が高く版ズレの精
度が少ないという利点があるが、インクの乗りが悪く、
色の透過を十分には防げないため、白ベタのシルクスク
リーン印刷を重ねるのである。この印刷方法は、版の伸
縮があり、約1龍弱の版ずれが避は難く印刷精度は低い
がインクを厚付けできるため色票の色が背景部に透過し
に<<、かつ、インクが剥離しにくいという利点がある
。このように双方の長所で短所が互いに補えることから
オフセット印刷とシルクスクリーン印刷の両方を行うの
である。4色オフセット印刷部3の上に先に白ベタオフ
セット印刷を行うのは、上記のように印刷精度が優れて
いるため、端縁での重なりが目立たないからである。最
後に、裏フィルム6を貼り付けることにより印刷された
背景部等をあられすインクの剥離を防止し、背景形状フ
ィルム1に耐久性を持たせる。背景形状フィルム1の透
明部8であられされる建築構築部は橋梁、鉄塔でも良く
、ビルディングでも良い、背景部は山間、田園、都市、
および海浜地区のいずれかの地区別に描いておくのが良
く、また、同一地区でも春、夏、秋および冬のいずれか
の季節ごとに分けて描いておくのが良い。このようにす
れば1年を通して、その建築構築物の色彩を確認するこ
とができるからである。
これらを組合わせた種々の背景形状フィルム1の中より
、その建築構築物の立地に最も似た背景形状フィルム1
を選び、これに種々の色票を重ね合わせ、透明部8から
色票の色を透かして観ることによって、建築構築後の色
彩および背景との調和がより確認しやすくなる。この背
景形状のフィルム1の太きをは、A4版に2種類入るの
が、背景と建築構築物との調和を判断するのに好ましい
が、A5版に1種類でも良く、その大きさにはこだわら
ない。
、その建築構築物の立地に最も似た背景形状フィルム1
を選び、これに種々の色票を重ね合わせ、透明部8から
色票の色を透かして観ることによって、建築構築後の色
彩および背景との調和がより確認しやすくなる。この背
景形状のフィルム1の太きをは、A4版に2種類入るの
が、背景と建築構築物との調和を判断するのに好ましい
が、A5版に1種類でも良く、その大きさにはこだわら
ない。
この発明にかかる建築構築物の色彩選定方法は、以上に
みてきたように、色彩怒覚確認に用いる背景形状フィル
ムの背景が赤、黄、青、黒等の多色オフセット印刷など
で多色刷りされているため、環境色(背景色〉と建築構
築物の選定色の調和が実際の状況に似た条件で確認でき
る。このことにより最適な色彩が求められ、また、同地
区においての建築構築物と季節変化における環境色との
色彩調和が確認でき、かつ、背景と建築構築物の規模の
調和も取れる。建築構築物色彩選定に当たって、候補色
が簡単に選べるなどの効果があり、これによって、いか
なる地区であろうとも人に違和感を与える建築構築物の
色彩を選定することがなくなり、需要者の予測どおりの
色彩に合致し、従来、需要者と塗料メーカーの間で発生
しがちであった種々の問題が無くなるなど極めて有効で
ある。
みてきたように、色彩怒覚確認に用いる背景形状フィル
ムの背景が赤、黄、青、黒等の多色オフセット印刷など
で多色刷りされているため、環境色(背景色〉と建築構
築物の選定色の調和が実際の状況に似た条件で確認でき
る。このことにより最適な色彩が求められ、また、同地
区においての建築構築物と季節変化における環境色との
色彩調和が確認でき、かつ、背景と建築構築物の規模の
調和も取れる。建築構築物色彩選定に当たって、候補色
が簡単に選べるなどの効果があり、これによって、いか
なる地区であろうとも人に違和感を与える建築構築物の
色彩を選定することがなくなり、需要者の予測どおりの
色彩に合致し、従来、需要者と塗料メーカーの間で発生
しがちであった種々の問題が無くなるなど極めて有効で
ある。
第1図は、背景形状フィルムの断面をわかりやすくあら
れす断面図であり、第2図は、建築構築物とその建築構
築物が位置する環境をあられす背景形状フィルムの1例
となる正面図である。 1・・・背景形状フィルム 2・・・透明フィルム 3
・・・4色オフセット印刷部 4・・・白ベタオフセッ
ト印刷部 5・・・白色シルクスクリーン印刷部 6・
・・ 1裏フイルム 7・・・陰影用黒色オフセッ
ト印刷部8・・・透明部
れす断面図であり、第2図は、建築構築物とその建築構
築物が位置する環境をあられす背景形状フィルムの1例
となる正面図である。 1・・・背景形状フィルム 2・・・透明フィルム 3
・・・4色オフセット印刷部 4・・・白ベタオフセッ
ト印刷部 5・・・白色シルクスクリーン印刷部 6・
・・ 1裏フイルム 7・・・陰影用黒色オフセッ
ト印刷部8・・・透明部
Claims (4)
- (1)単一色の色彩からなる色票を多数用意し、それと
ともに、建築構築物にあたるところは透明にされ、その
透明部を囲む前記建築構築物の背景となるところはカラ
ー印刷にされた背景形状フィルムを用意して、前記背景
形状フィルムの裏面に前記色票のいずれかを重ね合わせ
、前記透明部から色票の色を透かして観ることにより、
建築構築後の色彩を背景との調和を確認しながら選定す
るようにすることを特徴とする建築構築物の色彩選定方
法。 - (2)背景形状フィルムにあらわされた建築構築物の背
景となるところが、環境別に印刷されている特許請求の
範囲第1項記載の建築構築物の色彩選定方法。 - (3)環境が、建築構築物の配置される地区単位に大別
され、前記地区のそれぞれが各季節ごとに分類されてい
る特許請求の範囲第2項記載の建築構築物の色彩選定方
法。 - (4)背景形状フィルムの建築構築物にあたる透明部内
に前記建築構築物の影となる部分、およびその付属物が
、濃淡のある黒色で印刷されている特許請求の範囲第1
項ないし第3項のいずれかに記載の建築構築物の色彩選
定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60171385A JPS6232099A (ja) | 1985-08-03 | 1985-08-03 | 建築構築物の色彩選定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60171385A JPS6232099A (ja) | 1985-08-03 | 1985-08-03 | 建築構築物の色彩選定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232099A true JPS6232099A (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=15922189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60171385A Pending JPS6232099A (ja) | 1985-08-03 | 1985-08-03 | 建築構築物の色彩選定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6232099A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010211129A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Kikusui Chemical Industries Co Ltd | 建築用シミュレーションシート及び建築用シミュレーションキット |
WO2023013571A1 (ja) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | 東レ株式会社 | 印刷物の製造方法、印刷用インキセットおよび印刷物 |
-
1985
- 1985-08-03 JP JP60171385A patent/JPS6232099A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010211129A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Kikusui Chemical Industries Co Ltd | 建築用シミュレーションシート及び建築用シミュレーションキット |
WO2023013571A1 (ja) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | 東レ株式会社 | 印刷物の製造方法、印刷用インキセットおよび印刷物 |
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