JPS6231610A - ベルト表面付着物除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はベルトコンベヤの乗り継ぎシュート部の改良に
関するものである。

（従来の技術） 従来、ベルトコンベヤ乗り継ぎシュート下部後面の落下
防止板は、ベルト進行方向に対し直角に取付けられてい
たため、ベルトに付着した粉が、落下防止板で掻き取ら
れ、落下防止板後方すなわちテールドラム側に堆積し、
ついにはテールドラム周辺に粉が落下するといった欠点
があった。

又、粉が堆積しテールドラム側に落下する際、テールド
ラムにかみ込み、ベルトが蛇行し、ベルトの耳部を損傷
するといつた問題があった。

（解決しようとする問題点） 前記した如くベルトに付着した粉が落下防止板で掻き取
られても、落下防止板後方に堆積落下しないようにする
。

（問題を解決するだめの手段） シュート下部後面の落下防止板を略Ｖ字型に形成させ、
該Ｖ字型の落下防止板の頂部をベルトの進行と逆方向に
向け、かつベルトの中央部で前記Ｖ字型落下防止板の開
放部の先端部が他の落下防止板の先端部と間隙を有する
ように取付けるか、又は該間隙部の後方に別のＶ字型落
下防止板を１ケ以上単独に取付け、該落下防止板の下部
に弾性板を設けた。

（実施例） 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

ベルトコンベヤ乗り継ぎシュート１の後方に略Ｖ字型に
形成した落下防止板３，３′を側面落下防止板２，２′
にボルト、ナツトあるいは溶接等で固定する。

ベルトに付着した粉を落下防止板３，３′下部に取付け
た弾性板８で掻き取った後、粉がベルト進行方向にスム
ーズに流れ込むように、落下防止板３．３′の先端（７
字型の開放部の先端部３−　ａ　、３’−ａをいう）に
間隙を設けている。

間隙を設けた部分はシュート１を伝って落下する搬送物
が飛散しないように落下防止板３，３′の先端が交叉（
ベルトの長て方向に間隙を設ける）する如く取付けるこ
とが望ましい。

略Ｖ字型に取付けた落下防止板３，３′の取付角度１０
を小さくすると弾性板８とベルト５との摩擦抵抗がベル
ト進行方向に対しては小さくなる。

しかし巾の広いベルトでは、前記取付角度を小さくする
とそれだけ落下防止板３，３′の長さを長りシナければ
間隙部（ベルト巾方向の間隙）が広くなります。弾性板
とベルトとの摩擦抵抗を少なくし、落下防止板３，３′
の強度を考慮に入れると、巾の広いベルトでの間隙部も
広くなるため、前記間隙部の後方に略Ｖ字型落下防止板
４を取付ける。

略Ｖ字型落下防止板４の下部には、落下防止板３．３′
と同様に弾性板を取付け、ベルトに付着した微粉を除去
し、ベルト進行方向に微粉を流す。

間隙部後方に略Ｖ字型落下防止板４を１ケまたはベルト
巾方向に並列に２ヶ取付けてもよい。なお略Ｖ字型落下
防止板４の取付固定方法は図示していないが、前記した
如くの作用を具備すればよい。

（効果） 従来発生していたテール部に掻き取られた粉が堆積しテ
ールドラム周辺に落下する際、テールドラムにかみ込み
、ベルトの蛇行やベルト耳部の損傷といったトラブル防
止が可能となり、又テールドラム周辺に粉が落下しない
ので回収作業が削減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の斜視図、第２．第３図は平面図である
。 １：シュート　　　　２：側面落下防止板３：落下防止
板　　　４：落下防止板 ５：テール部　　　　６：テールドラム７：ヘッドドラ
ム　　８：弾性板 ９：ベルト　　　　　１０：７字の角度１１：頂部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ベルトコンベヤ乗り継ぎシュートにおいて、シュー
   ト下部後面に略Ｖ字型に形成した落下防止板（３）の頂
   部（１１）をベルトの進行と逆方向に向け、かつベルト
   の中央部でそれぞれの落下防止板（３）、（３）′の先
   端部（３−ａ、３′−ａ）に間隙を有する如く取付け、
   前記落下防止板下部に弾性板を設けたベルト表面付着物
   除去装置。 ２）ベルトコンベヤ乗り継ぎシュートにおいてシュート
   下部後面に略Ｖ字型に形成した落 下防止板（３）の頂部（１１）をベルトの進行と逆方向
   に向け、かつベルトの中央部でそれぞれの落下防止板（
   ３）、（３）′の先端部（３−ａ、３′−ａ）に間隙を
   有する如く取付け、該間隙部の後向に略Ｖ字型に形成し
   た落下防止板（４）を１ケ以上単独に設け、前記落下防
   止板（３）、（４）の下部にそれぞれ弾性板を設けたベ
   ルト表面付着物除去装置。