JP2836482B2 - 溶融金属めっきのエッジオーバーコート防止装置 - Google Patents

溶融金属めっきのエッジオーバーコート防止装置

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JP2836482B2 JP9012594A JP9012594A JP2836482B2 JP 2836482 B2 JP2836482 B2 JP 2836482B2 JP 9012594 A JP9012594 A JP 9012594A JP 9012594 A JP9012594 A JP 9012594A JP 2836482 B2 JP2836482 B2 JP 2836482B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属めっき鋼板に
向かってワイピングガスを吹き付けることによって目付
量を制御する際における溶融金属めっきのエッジオーバ
ーコートの防止装置に関する。
【0002】特に、本発明は、ワイピングノズル間にあ
って鋼板がいかなる幅方向の反りを有していても常に一
定の効果が期待できる溶融金属めっきのエッジオーバー
コートの防止装置に関する。また本発明は、スプラッシ
ュによる溶融金属のめっき鋼板端部への付着を防止する
エッジオーバーコート防止装置に関する。
【0003】
【従来の技術】すでに良く知られているように、溶融金
属めっきの目付量は、めっき鋼板の表面と裏面のワイピ
ングノズルからめっき鋼板に向けてワイピングガスを吹
き付けることにより行なわれている。しかし、過剰に溶
融金属が鋼板端部に付着するいわゆるエッジオーバーコ
ート現象の発生が避けられない。
【0004】その原因として、対向する両ワイピングノ
ズルから噴き出すワイピングガスが鋼板の両端部におい
て互いに衝突し合い、ワイピングガスの乱流が起こるた
めに、めっき鋼板の中央部に比べて端部のワイピング
能力が減少すること、めっき鋼板端部から内側へワイ
ピングガスが流入すること、めっき鋼板端部が過冷却
されることなどが考えられている。
【0005】また、ワイピングノズルから噴き出すワイ
ピングガスが、前記のようにめっき鋼板両端部の溶融金
属を吹き飛ばすいわゆるスプラッシュ現象を起こし、ワ
イピングノズルその他の目付量調整手段の目詰まり、め
っき鋼板への溶融金属の付着を起こしていた。
【0006】現在では、かかる問題を解決するために、
鋼板の幅方向の延長領域にプレートを設置して仮想の板
幅を広げるいわゆるエッジプレートを鋼板両端部に設け
ている。
【0007】例えば、特開昭50−91535 号公報に開示さ
れたエッジオーバーコート防止装置のような鋼板幅方向
または鋼板進行方向に微動調節自在としたエッジプレー
ト (邪魔板) を設置し、めっき鋼板の進行速度の変化に
より、前後または左右に振れが発生しても、溶融金属め
っき鋼板とエッジプレート (邪魔板) の間隔を1mm以下
にたえず自動的に保持しようとする構造のものである。
【0008】また、特開昭63−105955号公報に開示され
たエッジオーバーコート防止装置のようにエッジプレー
トの表裏面上にスペーサを配置して、エッジプレートの
吸引(傾き) を防止しようとする構造の装置もある。
【0009】図1は、従来の代表的エッジプレートの概
略説明図であり、溶融金属めっき鋼板が幅方向の反りを
有している場合における鋼板端部の幅方向のワイピング
ガスの流れ方向を略式で示している。
【0010】図1に示す従来のエッジプレート1は、ワ
イピングノズル3に平行に配置されており、その端部は
ワイピングノズル間を走行するめっき鋼板4の端部と一
定間隔を置いて対向している。このときめっき鋼板4に
反りが発生すると、鋼板端部とエッジプレート端部との
間隔が開いているために、鋼板端部でワイピングガスが
衝突し、ガスの乱流を起こし、エッジオーバーコートの
発生は避けられなかった。図中、矢印はワイピングノズ
ル3からのガスの流れを示す。
【0011】また、図2は、従来のエッジプレート1を
使用した時の鋼板4の端部の長手方向のワイピングガス
による溶融金属のスプラッシュ、つまり飛散状況概念図
を示しているが、図2に示す従来のエッジプレート1で
は、ガス衝突位置7におけるエッジプレート1と鋼板4
との間の距離Aが1mm以下と近接しているために、ワイ
ピングガスにより飛散した溶融金属9がエッジプレート
1に付着し、それが堆積物9へと成長する。その堆積物
9が時々エッジプレートから欠落し、めっき鋼板端部に
付着する不都合が生じていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】かくして、本発明の目
的は、溶融金属めっき鋼板が幅方向のいかなる反りを有
していても常に一定の効果が得られるエッジオーバーコ
ート防止装置を提供することである。
【0013】さらに本発明の別の目的は、スプラッシュ
による溶融金属のめっき鋼板端部への付着を防止するエ
ッジオーバーコート防止装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】ここに、本発明は、エッ
ジプレートにT字型になるようにその先端に帯状板を配
設することでエッジオーバーコートを効果的に防止でき
るとの知見に基づくものである。
【0015】
【0016】さらに本発明は、めっき鋼板側のエッジプ
レートの端面形状を円弧または傾斜面とし、かつガス衝
突位置におけるエッジプレートと鋼板との間の距離を10
〜20mmとすることによりスプラッシュによる溶融金属の
めっき鋼板端部への付着を効果的に防止できるとの知見
に基づくものである。その機構についてはまだ十分に解
明されていないが、スプラッシュによる溶融金属の一種
の逃げ角度 (領域) を与えているためと考えられる。
【0017】ここに、本発明は、対向するワイピングノ
ズル間を移動する溶融金属めっき鋼板の幅方向端面に対
向して離間設置したエッジプレートと、該エッジプレー
トの溶融金属めっき鋼板側の端部とほぼ直交して配設し
た、ワイピングノズルの離間距離を超えない幅を有する
帯状板とを備えたエッジオーバーコート防止装置であっ
て、該エッジプレートの溶融金属めっき鋼板側の端部の
形状を少なくとも一部円弧または傾斜面とし、かつワイ
ピングガスがエッジプレートに衝突するガス衝突位置に
おける該エッジプレートと溶融金属めっき鋼板との距離
を10〜20mmとし、該ガス衝突位置より鋼板長手方
向の上部における前記エッジプレートと溶融金属めっき
鋼板との最小距離を4mm以下とすることを特徴とする
溶融金属めっきのエッジオーバーコート防止装置であ
る。
【0018】本発明の別の変更例によれば、前記帯状板
の溶融金属めっき鋼板の端部に対向する面を少なくとも
一部円弧または傾斜面として構成することにより、さら
に効果的にエッジオーバコートを防止できる。この場
合、前述のガス衝突位置より下方を円弧あるいは傾斜面
として、下方にいくに従い端面からの離間距離大となる
ようにし、これより上部の端面はめっき鋼板の端面と平
行な垂直面としてもよい。
【0019】さらに、別の面からは、本発明は上述のエ
ッジプレートをワイピングガスがエッジプレートに衝突
するガス衝突位置における該エッジプレートと溶融金属
めっき鋼板との距離を10〜20mmとし、該ガス衝突位置よ
り鋼板長手方向の上部における前記エッジプレートと溶
融金属めっき鋼板との最小距離を4mm以下としながら溶
融金属めっきの付着量制御を行うエッジオーバーコート
防止方法である。
【0020】
【作用】次に、添付図面を参照して本発明をさらに具体
的に説明する。図3は、本発明にかかるエッジオーバー
コート防止装置の概略説明図であり、図中、帯状板2を
配設したエッジプレート1を使用した時の鋼板端部の幅
方向のワイピングガスの流れ方向を略式で示している。
なお、エッジオーバーコート防止装置はめっき鋼板の両
端面に対向させて設けられるが、以下にあっては説明の
都合上、鋼板の片側面のみについて云う。
【0021】図3に示す本発明にかかるエッジオーバー
コート防止装置にあっては、平行に配置されたワイピン
グノズル3の間を走行するめっき鋼板4に対し、エッジ
プレート1を両側に離間設置するとともに、このエッジ
プレートに対しほぼ直交する位置にT字型に取り付けら
れ、めっき鋼板4の端部にその表面が対向する帯状板2
を設置する。
【0022】かかる構成によれば、たとえ走行中にめっ
き鋼板4に反りが生じても、帯状体2の存在によって常
にエッジプレート側のガスと鋼板側のガスが衝突しない
ので、ガスの乱流が発生せず、エッジオーバーコートが
常に防止できるのである。
【0023】次に、図4はエッジオーバーコート防止装
の正面図、および図5はエッジオーバーコート防止装
を構成する帯状体2を取り付けたエッジプレート1の
略式斜視図である。
【0024】図4に示すように、このエッジオーバーコ
ート防止装置によれば、めっき鋼板4の端面に対向して
エッジプレート1の一部を成す帯状板2を追従ローラか
ら成る支持装置5を介して当接させて離間設置させても
よい。このときの離間距離は可及的小とするが、通常は
4mm以下であれば十分である。なお、図中、符号6は
めっき浴を示す。
【0025】図5は、このエッジオーバーコート防止装
の略式斜視図であり、エッジプレート1に対して直交
するように、帯状体2は丁度T字型になるようにその一
端に取り付けられている。エッジプレート1と垂直にな
るように固定したものである。帯状板2は幅Wを持ち、
幅Wはワイピングノズル同士の離間距離を超えない幅と
する。両ワイピングノズル3の間にあってできるだけ鋼
板端部に近接して配置するためである。
【0026】その他、特に説明しなかったが、支持装置
5に代えてエッジプレートに固定された帯状体を鋼板端
部に追従させる適宜機構をさらに設けるなどしてもよ
い。
【0027】次に、図6(a) は、本発明によりエッジプ
レート10の端面形状を少なくとも一部円弧または傾斜
面、つまりテーパー状にし、かつガス衝突位置7におけ
るエッジプレート10と鋼板4との間の距離Aを10〜20mm
としたエッジプレートを使用した時の鋼板端部の長手方
向のワイピングガスによる溶融金属の飛散状況概念図を
示している。
【0028】図6(b) は、そのときに用いたエッジプレ
ート10だけを取り出して示す略式側面図である。図示例
は、エッジプレート端面11がガス衝突位置より下方に向
かって傾斜面12を構成している場合を示す。もちろんこ
れは円弧面であってもよい。下方に向うにつれて鋼板端
面からの離間距離は大きくなっている。このガス衝突位
置より上方でのエッジプレート10の端面11の形状は、特
に制限はないが、通常は鋼板端面と平行な垂直面として
いる。
【0029】いずれの場合にあっても、ガス衝突位置よ
り上部における溶融金属めっき鋼板とエッジプレート10
との離間距離Bは、可及的小とし、例えば4mm以下とす
ることで、従来のエッジプレート1と鋼板端部のワイピ
ングガスの整流効果は変わらず、エッジオーバーコート
防止効果を損なわない。
【0030】図6(a) 、(b) に示すように、本発明にか
かるエッジプレート10では、ガス衝突位置7でのエッジ
プレート10と鋼板4との距離Aが10〜20mmと離れている
ため、ワイピングガスにより飛散した溶融金属8がエッ
ジプレートに付着し難くなる。すなわち、図2の溶融金
属堆積物9のめっき鋼板端部への付着を防止できる。
【0031】次に、図7(a) 、(b) は、それぞれ本発明
にかかるエッジオーバコート防止装置の略式正面図およ
びそれに用いるエッジプレート20の変更例の略式斜視図
である。
【0032】すなわち、本発明にかかる装置にあって
は、図7(a) に示すように、溶融金属めっき鋼板4と、
ガス衝突位置7より下部の端面11が円弧またはテーパー
状の面、つまり傾斜面を成すエッジプレート10とを、図
4の場合と同様に、鋼板4に当接した支持装置5を介し
て両端面を対向させて離間設置する。この場合も距離A
が10〜20mmに、距離Bが4mm 以下になるように、エッジ
プレート20を配置することで、効果的なエッジオーバコ
ートの防止を図ることができる。
【0033】図7(b) は、図5に示すエッジプレート20
に帯状板22を設けた場合の変更例を示す斜視図であり、
図示例では帯状板22が全体的にテーパ面となっている
が、帯状板22はガス衝突位置に相当する位置より下部だ
けがテーパ面を構成するようにしてもよい。このような
帯状板22を設けることによって鋼板に反りがみられる場
合にも効果的に機能する。これらの場合にあっても、距
離Aは10〜20mmに、距離Bは4mm以下に制限する。特に
距離Bは帯状板22が全体的な凸面あるいは上部が下部に
向ったテーパ面である場合には、その頂上部がガス衝突
位置より上部にくるようにし、その頂部と鋼板端面との
間の距離が距離Bとなる。
【0034】さらに別の変更例としては上記帯状板22を
ガス衝突位置より上部にだけ設けることも考えられる。
スプラッシュの逃げ領域をより大きくとるのである。
【0035】次に、本発明の作用効果について実施例を
参照しながらさらに具体的に詳述する。
【0036】
【実施例】(実施例1) 本例では、鋼板が幅方向に反っている場合について、従
来のエッジプレートと図4に示すエッジプレートを使用
して同一条件での金属Znの溶融金属めっきを行なっ
た。鋼板端面と帯状板表面との距離は4mmに保持し
た。めっき条件は次の通りであった。
【0037】 板厚 : 0.6mm 板幅 : 920mm 付着量(両面) : 250g/m ライン速度 : 110m/min ワイピング圧力 : 0.2kg/cm 結果は、図8の鋼板中央部と鋼板端部との付着量の比で
示しているように、図4に示すエッジプレートを使用し
た場合のほうが従来のものを使った場合より付着量の比
が小さく、エッジオーバーコートをより効果的に防止し
ていることがわかる。従来例では1.4であったものが
図4に示すエッジプレートによれば1.0にまで大幅に
エッジオーバーコートが低減できたことが分かる。この
比は1.1以内であれば実用上許容される。
【0038】なお、図中、白抜き丸は鋼板に反りがなか
った場合を示し、黒抜き丸は鋼板端部でほぼ10mmの反り
があった鋼板を使用した場合のエッジオーバーコートの
指数を示す。
【0039】(実施例2)本例では、従来のエッジプレー
トと図6に示す本発明のエッジプレートを使用して同一
条件での溶融金属めっきを行った。めっき条件は次の通
りであった。
【0040】 板厚 : 0.6 mm 板幅 : 920 mm 付着量 (両面) : 250 g/m2 ライン速度 : 110 m/min ワイピング圧力 : 0.2 kg/cm2 ガス衝突位置上部でのエッジプレートと鋼板間距離: 4
mm結果は、表1において、溶融金属堆積物が鋼板に付着
するまでの時間、および鋼板中央部と鋼板端部の付着量
の比でもって示している。ガス衝突位置でのエッジプレ
ートと鋼板間距離は、ガス衝突位置に対するエッジプレ
ートの高さを調整し、テーパ面の位置を変えることによ
って変更した。
【0041】表1より、ガス衝突位置でのエッジプレー
トと鋼板間距離が10mm未満の場合は、エッジプレートに
堆積した溶融金属が鋼板に付着し易い。一方、エッジプ
レートと鋼板間距離が20mmより大きい場合は、鋼板の端
部と中央部とにおける付着量の比が1.3 となり、エッジ
オーバーコートが発生し易くなる。
【0042】すなわち、ガス衝突位置でのエッジプレー
トと鋼板間距離が10〜20mmの場合、本発明によるエッジ
プレートで、溶融金属堆積物の鋼板への付着もなく、か
つエッジオーバーコートを防止していることがわかる。
【0043】鋼板の端部と中央部との付着量の比は1.1
以内を合格とした。
【0044】なお、図2に示す従来の垂直面をもったエ
ッジプレートを使用し、鋼板端面との距離を5mmから10
mmまで変化させたが、5mmを越えたときから上述の付着
量比は1.2 超となった。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、溶
融金属めっき鋼板がいかなる幅方向の反りを有している
場合でも、エッジプレート端部に付属する帯状板によっ
て、鋼板端部のワイピングガスの衝突が発生せず、ガス
の乱流が起こらないので、エッジオーバーコートが常に
防止できる。
【0047】また、本発明によれば、端面形状が円弧ま
たはテーパー状であって、かつガス衝突位置のエッジプ
レートと鋼板間距離を10〜20mmとしたエッジプレートに
よって、溶融金属堆積物によるめっき鋼板への付着を防
止し、かつ一定のエッジオーバーコート防止効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のエッジオーバーコート防止装置の略
式説明図である。
【図2】従来のエッジプレートを使用した時の鋼板端部
の長手方向のワイピングガスによる溶融金属の飛散状況
概念図である。
【図3】本発明にかかるエッジオーバーコート防止装置
の略式説明図である。
【図4】 エッジオーバーコート防止装置の正面図であ
る。
【図5】 エッジオーバーコート防止装置に用いるエッ
ジプレートの斜視図である。
【図6】図6(a) は、本発明により円弧またはテーパー
状、かつガス衝突位置のエッジプレートと鋼板間距離を
10〜20mmとしてエッジプレートを使用した時の鋼板端部
の長手方向のワイピングガスによる溶融金属の飛散状況
概念図であり、図6(b)はエッジプレートの略式側面図
である。
【図7】図7(a) は、本発明にかかるエッジオーバコー
ト防止装置の略式正面図、図7(b) は帯状板を設けたエ
ッジプレートの略式斜視図である。
【図8】実施例1による鋼板中央部と鋼板端部との付着
量の比を示すグラフである。
【符号の説明】
1:エッジプレート 2:帯状板 3:ワイピングノズル 4:めっき鋼板 5:支持装置 6:めっき浴 7: ガス衝突位置 10: エッジプレート 11: 端面 12: 傾斜面 (円弧面) 20: エッジプレート 22: 帯状板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向するワイピングノズル間を移動する
    溶融金属めっき鋼板の幅方向端面に対向して離間設置し
    たエッジプレートと、該エッジプレートの溶融金属めっ
    き鋼板側の端部とほぼ直交して配設した、ワイピングノ
    ズルの離間距離を超えない幅を有する帯状板とを備えた
    エッジオーバーコート防止装置であって、該エッジプレ
    ートの溶融金属めっき鋼板側の端部の形状を少なくとも
    一部円弧または傾斜面とし、かつワイピングガスがエッ
    ジプレートに衝突するガス衝突位置における該エッジプ
    レートと溶融金属めっき鋼板との距離を10〜20mm
    とし、該ガス衝突位置より鋼板長手方向の上部における
    前記エッジプレートと溶融金属めっき鋼板との最小距離
    を4mm以下とすることを特徴とする溶融金属めっきの
    エッジオーバーコート防止装置。
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