JPS6346095Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6346095Y2 JPS6346095Y2 JP1983099075U JP9907583U JPS6346095Y2 JP S6346095 Y2 JPS6346095 Y2 JP S6346095Y2 JP 1983099075 U JP1983099075 U JP 1983099075U JP 9907583 U JP9907583 U JP 9907583U JP S6346095 Y2 JPS6346095 Y2 JP S6346095Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust removal
- exhaust gas
- gas duct
- dust
- removal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 82
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 11
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、排ガスダクト用ダスト除去装置の改
良に関する。
良に関する。
第1図に示すように、一般に、ボイラ等の排ガ
ス脱硝装置01においては、排ガス中のダストに
よる脱硝触媒02の目詰まり、摩耗が起こるの
で、これを防止するために上流側の排ガスダクト
03中にダスト除去装置04が設けられている。
ス脱硝装置01においては、排ガス中のダストに
よる脱硝触媒02の目詰まり、摩耗が起こるの
で、これを防止するために上流側の排ガスダクト
03中にダスト除去装置04が設けられている。
従来においては、ダクト中に格子状等のダスト
捕捉装置05を排ガス上流に向け前傾状に取り付
けその下方にホツパ06を設けて、一定径以上の
ダストを捕捉し下方へ落として捕集するもの等が
種々考案されていた。
捕捉装置05を排ガス上流に向け前傾状に取り付
けその下方にホツパ06を設けて、一定径以上の
ダストを捕捉し下方へ落として捕集するもの等が
種々考案されていた。
しかし従来のものはいずれもダスト捕集が十分
でなく、ダスト捕捉装置05自体がダストによる
摩耗のために損傷し易いという問題点があつた。
でなく、ダスト捕捉装置05自体がダストによる
摩耗のために損傷し易いという問題点があつた。
本考案は上記のごとき従来装置の問題点と解消
し、より高性能な排ガスダクト用ダスト除去装置
を供するものであり、実質的に水平に配された排
ガスダクト内に、板面をほぼ鉛直に配向して排ガ
スダクトの上流側頂部から下流側底部へ間隔を保
つて排ガスダクトを横断して複数のダスト除去板
を取り付け、ダスト除去板の下方の排ガスダクト
の底部にダスト除去用ホツパを設け、ダスト除去
板の幅を下流側に向かつて順次広くし、ダスト除
去板の上流側と下流側との間隔を下流側のダスト
除去板の幅とほぼ同じ長さとし、ダスト除去板の
下流側のものの上端を上流側のものの下端より低
くならないように配置した排ガスダクト用ダスト
除去装置を提供するものである。
し、より高性能な排ガスダクト用ダスト除去装置
を供するものであり、実質的に水平に配された排
ガスダクト内に、板面をほぼ鉛直に配向して排ガ
スダクトの上流側頂部から下流側底部へ間隔を保
つて排ガスダクトを横断して複数のダスト除去板
を取り付け、ダスト除去板の下方の排ガスダクト
の底部にダスト除去用ホツパを設け、ダスト除去
板の幅を下流側に向かつて順次広くし、ダスト除
去板の上流側と下流側との間隔を下流側のダスト
除去板の幅とほぼ同じ長さとし、ダスト除去板の
下流側のものの上端を上流側のものの下端より低
くならないように配置した排ガスダクト用ダスト
除去装置を提供するものである。
このような構成の排ガスダクト用ダスト除去装
置では、排ガスダクトはダスト除去板により水平
に見通せない流路に形成されており、上流よりほ
ぼ水平に流れて来た排ガス中のダストは、いずれ
かのダスト除去板にほぼ垂直に衝突するので、そ
の運動量を著しく減じ、効果的に下方に落下させ
る。特に排ガス中のダストは下方側を流れるダス
トほど粒径が大きく、また下方ほどダスト濃度も
高くなつており、下流側のダスト除去板ほど板幅
を広くすることで、ダストの捕集効率を上げてい
る。また、ダスト除去板の上流側と下流側との間
隔を下流側のダスト除去板の幅とほぼ同じ長さと
することで、排ガスの流路断面が小さくなるのを
防いで圧力損失の発生により排ガス流速が大きく
なるのを防ぎ、排ガスに同伴されるダスト量を少
なくすることによつてダストの捕集効率をさらに
高めている。
置では、排ガスダクトはダスト除去板により水平
に見通せない流路に形成されており、上流よりほ
ぼ水平に流れて来た排ガス中のダストは、いずれ
かのダスト除去板にほぼ垂直に衝突するので、そ
の運動量を著しく減じ、効果的に下方に落下させ
る。特に排ガス中のダストは下方側を流れるダス
トほど粒径が大きく、また下方ほどダスト濃度も
高くなつており、下流側のダスト除去板ほど板幅
を広くすることで、ダストの捕集効率を上げてい
る。また、ダスト除去板の上流側と下流側との間
隔を下流側のダスト除去板の幅とほぼ同じ長さと
することで、排ガスの流路断面が小さくなるのを
防いで圧力損失の発生により排ガス流速が大きく
なるのを防ぎ、排ガスに同伴されるダスト量を少
なくすることによつてダストの捕集効率をさらに
高めている。
ダスト除去板を板面をほぼ鉛直に配向して配置
することにより、排ガスがダスト除去板の板面に
ほぼ垂直に衝突するので、排ガスが斜めに衝突す
る場合より摩耗が少なく、このため、従来装置に
較べ摩耗による損傷を著しく減じることができる
ものである。
することにより、排ガスがダスト除去板の板面に
ほぼ垂直に衝突するので、排ガスが斜めに衝突す
る場合より摩耗が少なく、このため、従来装置に
較べ摩耗による損傷を著しく減じることができる
ものである。
本考案の好適な実施例を第2図に基づいて説明
する。
する。
1はボイラの排ガスダクトであり、水平に配置
されており、上流側はボイラに、下流側は脱硝装
置に連通している。2は排ガスダクト1の途中に
設けられたダスト除去装置であり、排ガスダクト
1内に幅方向を鉛直に、縦方向を水平に配し、排
ガスダクト1を水平に横断して取り付けられた複
数のダスト除去板3と、排ガスダクト1底部に設
けられたダスト除去用ホツパ4とから構成されて
いる。ダスト除去板3は摩耗対策上厚さ10mmない
し、それ以上の長板部材であり、排ガスダクト1
断面底部に位置するものは幅を大きく、排ガスダ
クト1断面頂部に位置するものへ順にその幅を減
じるよう設定され、かつ上記の順に排ガスダクト
1下流側から上流側へ位置している。
されており、上流側はボイラに、下流側は脱硝装
置に連通している。2は排ガスダクト1の途中に
設けられたダスト除去装置であり、排ガスダクト
1内に幅方向を鉛直に、縦方向を水平に配し、排
ガスダクト1を水平に横断して取り付けられた複
数のダスト除去板3と、排ガスダクト1底部に設
けられたダスト除去用ホツパ4とから構成されて
いる。ダスト除去板3は摩耗対策上厚さ10mmない
し、それ以上の長板部材であり、排ガスダクト1
断面底部に位置するものは幅を大きく、排ガスダ
クト1断面頂部に位置するものへ順にその幅を減
じるよう設定され、かつ上記の順に排ガスダクト
1下流側から上流側へ位置している。
排ガスダクト1断面底部に位置するダスト除去
板3−1の幅h1は、排ガスダクト1断面頂部に位
置するダスト除去板3−tの幅htの2倍であり、
排ガスダクト1断面底部に位置するダスト除去板
3−1は、その下端をダスト底面に接して取り付
けられている。ダスト除去板3の上端と上流側に
位置するダスト除去板3の下端の高さ位置は同じ
であり、各々隣合うダスト除去板3どうしの水平
方向の間隔は間隔を挟み下方に位置するダスト除
去板3の幅と等しく、即ち、第2図中のダスト除
去板3の幅h1,h2と間隔C1,C2とは同じ長さであ
る。
板3−1の幅h1は、排ガスダクト1断面頂部に位
置するダスト除去板3−tの幅htの2倍であり、
排ガスダクト1断面底部に位置するダスト除去板
3−1は、その下端をダスト底面に接して取り付
けられている。ダスト除去板3の上端と上流側に
位置するダスト除去板3の下端の高さ位置は同じ
であり、各々隣合うダスト除去板3どうしの水平
方向の間隔は間隔を挟み下方に位置するダスト除
去板3の幅と等しく、即ち、第2図中のダスト除
去板3の幅h1,h2と間隔C1,C2とは同じ長さであ
る。
ダスト除去用ホツパ4は、ダスト除去板3−1
からダスト除去板3−tを含む全てのダスト除去
板3の下方に位置する開口部4−1を排ガスダク
ト1底部に有している。
からダスト除去板3−tを含む全てのダスト除去
板3の下方に位置する開口部4−1を排ガスダク
ト1底部に有している。
このような排ガスダクト用ダスト除去装置にお
いては、排ガス6中のダスト5はダスト除去板3
にほぼ垂直に衝突するので、その運動量を著しく
減じ下方に落下し、ダスト除去用ホツパ4に捕集
される。一方、排ガスは方向を転じてダスト除去
板3を迂回して下流へ流れるが、ダスト除去板3
の幅h1,h2は上方のダスト除去板3との間隔C1,
C2と夫々等しいので、ダスト除去板3を迂回す
る際の排ガスの流速は大きく上昇することなく、
従つて排ガス中のダストを随伴することが少な
い。また排ガスダクト1内においてダストの濃度
はていぶに近いほど高く、ダスト粒度も大きい
が、本ダスト除去装置2においては、排ガスダク
ト1底部に近いほどダスト除去板3の幅が大き
く、ダスト5の落下効果が大きいので、効果的な
ダスト除去が可能となり、排ガスダクト1底部の
ダスト除去板3−1の幅が大きく下端が排ガスダ
クト1底面に接しているので、ダスト除去用ホツ
パ4からのダスト舞い上がりが防止される。さら
に、排ガス6はダスト除去板3に垂直に衝突する
ので、斜めに衝突した場合より摩耗量が少なく、
従来装置に較べ摩耗による損傷が著しく少ないも
のとなる。
いては、排ガス6中のダスト5はダスト除去板3
にほぼ垂直に衝突するので、その運動量を著しく
減じ下方に落下し、ダスト除去用ホツパ4に捕集
される。一方、排ガスは方向を転じてダスト除去
板3を迂回して下流へ流れるが、ダスト除去板3
の幅h1,h2は上方のダスト除去板3との間隔C1,
C2と夫々等しいので、ダスト除去板3を迂回す
る際の排ガスの流速は大きく上昇することなく、
従つて排ガス中のダストを随伴することが少な
い。また排ガスダクト1内においてダストの濃度
はていぶに近いほど高く、ダスト粒度も大きい
が、本ダスト除去装置2においては、排ガスダク
ト1底部に近いほどダスト除去板3の幅が大き
く、ダスト5の落下効果が大きいので、効果的な
ダスト除去が可能となり、排ガスダクト1底部の
ダスト除去板3−1の幅が大きく下端が排ガスダ
クト1底面に接しているので、ダスト除去用ホツ
パ4からのダスト舞い上がりが防止される。さら
に、排ガス6はダスト除去板3に垂直に衝突する
ので、斜めに衝突した場合より摩耗量が少なく、
従来装置に較べ摩耗による損傷が著しく少ないも
のとなる。
以上一実施例について説明したが、本考案装置
は広く一般の排ガスのダスト除去装置としても有
効である。
は広く一般の排ガスのダスト除去装置としても有
効である。
第1図は従来の排ガスダクトにおけるダスト除
去装置の縦断面説明図、第2図は本考案の排ガス
ダクト用ダスト除去装置の一実施例の縦断面説明
図である。 1:排ガスダクト、2:ダスト除去装置、3:
ダスト除去板、4:ダスト除去用ホツパ、5:ダ
スト、6:排ガス。
去装置の縦断面説明図、第2図は本考案の排ガス
ダクト用ダスト除去装置の一実施例の縦断面説明
図である。 1:排ガスダクト、2:ダスト除去装置、3:
ダスト除去板、4:ダスト除去用ホツパ、5:ダ
スト、6:排ガス。
Claims (1)
- 実質的に水平に配された排ガスダクト内に、板
面をほぼ鉛直に配向して前記排ガスダクトの上流
側頂部から下流側底部へ間隔を保つて前記排ガス
ダクトを横断して複数のダスト除去板を取り付
け、前記ダスト除去板の下方の前記排ガスダクト
の底部にダスト除去用ホツパを設け、前記ダスト
除去板の幅を下流側に向かつて順次広くし、前記
ダスト除去板の上流側と下流側との間隔を下流側
のダスト除去板の幅とほぼ同じ長さとし、前記ダ
スト除去板の下流側のものの上端を上流側のもの
の下端より低くならないように配置したことを特
徴とする排ガスダクト用ダスト除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9907583U JPS609520U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 排ガスダクト用ダスト除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9907583U JPS609520U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 排ガスダクト用ダスト除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS609520U JPS609520U (ja) | 1985-01-23 |
JPS6346095Y2 true JPS6346095Y2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=30234948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9907583U Granted JPS609520U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 排ガスダクト用ダスト除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609520U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2642409B2 (ja) * | 1988-05-26 | 1997-08-20 | バブコツク日立株式会社 | 排ガス処理プラントの運転方法 |
JPH0413440U (ja) * | 1990-05-25 | 1992-02-03 | ||
KR100313647B1 (ko) * | 1999-09-06 | 2001-11-15 | 송권규 | 집진장치 |
JP2009202142A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Mhi Environment Engineering Co Ltd | ダスト除去装置 |
JP2013027871A (ja) * | 2012-09-18 | 2013-02-07 | Mitsubishi Heavy Industries Environmental & Chemical Engineering Co Ltd | ダスト除去装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57153717A (en) * | 1981-02-17 | 1982-09-22 | Krupp Koppers Gmbh | Duster for gas |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP9907583U patent/JPS609520U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57153717A (en) * | 1981-02-17 | 1982-09-22 | Krupp Koppers Gmbh | Duster for gas |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS609520U (ja) | 1985-01-23 |
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