JPS6231317A - ガス絶縁支持装置 - Google Patents
ガス絶縁支持装置Info
- Publication number
- JPS6231317A JPS6231317A JP16789285A JP16789285A JPS6231317A JP S6231317 A JPS6231317 A JP S6231317A JP 16789285 A JP16789285 A JP 16789285A JP 16789285 A JP16789285 A JP 16789285A JP S6231317 A JPS6231317 A JP S6231317A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- conductor
- insulator
- insulated
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- Pending
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- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガス絶縁機器及び管路気中絶縁送電線等にお
いて、ガスの絶縁耐力向上のための機能をもつ ガス絶
縁支持装置に関する。
いて、ガスの絶縁耐力向上のための機能をもつ ガス絶
縁支持装置に関する。
Ａ 先行技術
ガス絶縁機器における固体絶縁物は 高い電圧を加えら
れた導体を相互に隔離支持し、ガス中における電気的絶
縁状態を保持する役割を荷っている。この固体絶縁物表
面に沿った経路で、ガスの電気的破壊が最も起り易く、
このため絶縁物の表面距離を長くするようにひだをつけ
るなどの手段が講じられてきた。
れた導体を相互に隔離支持し、ガス中における電気的絶
縁状態を保持する役割を荷っている。この固体絶縁物表
面に沿った経路で、ガスの電気的破壊が最も起り易く、
このため絶縁物の表面距離を長くするようにひだをつけ
るなどの手段が講じられてきた。
一方、絶縁媒体であるガスには、絶縁耐力の高いＳＦ６
等のガス、あるいはより高い耐力をもつ混合ガス等が用
いられることが多いが、大気を利用する場合もある。必
要な絶縁耐力を与えるには、それに対抗して絶縁距離×
ガス圧力を高くする必要がある。距離を大きくすると装
置が大きくなるため、大気中における場合を除いてガス
絶縁機器では圧力を増加することにより必要な絶縁耐力
を得ることが一般的であった。しかし絶縁耐力はガス圧
力に比例しては向上せず、飽和する傾向を示す。この傾
向は電界の不平等性が強い程著しい。
等のガス、あるいはより高い耐力をもつ混合ガス等が用
いられることが多いが、大気を利用する場合もある。必
要な絶縁耐力を与えるには、それに対抗して絶縁距離×
ガス圧力を高くする必要がある。距離を大きくすると装
置が大きくなるため、大気中における場合を除いてガス
絶縁機器では圧力を増加することにより必要な絶縁耐力
を得ることが一般的であった。しかし絶縁耐力はガス圧
力に比例しては向上せず、飽和する傾向を示す。この傾
向は電界の不平等性が強い程著しい。
このため、可能な限り電界を平等にすることにより絶縁
耐力の向上を図ってきた。しかし固体絶縁物を介して支
持された導体間では、絶縁物の誘電率がガスの誘電率と
異るため、平等電界を得ることが不可能であり、導体と
絶縁物の接触部の隙間の存在、また導体表面の微細な突
起等、電界の不平等性を与える原因を除き得ないまま、
ガスの絶縁距離×ガス圧力を大きくして必要な絶縁耐力
を得てきた。
耐力の向上を図ってきた。しかし固体絶縁物を介して支
持された導体間では、絶縁物の誘電率がガスの誘電率と
異るため、平等電界を得ることが不可能であり、導体と
絶縁物の接触部の隙間の存在、また導体表面の微細な突
起等、電界の不平等性を与える原因を除き得ないまま、
ガスの絶縁距離×ガス圧力を大きくして必要な絶縁耐力
を得てきた。
Ｂ 本発明の理由と構成
ガス絶縁耐力の飽和現象は、■発電子が電界で加速され
エネルギーを得てガス分子に衝突してガス分子を活性化
あるいは解離し、高いガス密度のため活性化分子、解離
原子、分子の拡散が妨げられ、局部的に閉じこめられた
まま次第にその密度が増加し、二次電子生成数の増加も
手伝って絶縁耐力を低下させることによる。このような
原因に対してこれまでほどんど注意が払われていなかっ
た。電子衝突で活性化されたガスを排除し、常に基底状
態にあるガスに置きかえることにより、ガス絶縁耐力の
ガス圧力に対する飽和特性は大幅に改善することができ
る。本発明によるガス絶縁支持装置は、絶縁支持用の固
体絶縁物および導体を含めて構成され、局部的に破壊の
起り易い部分のガスを排除する機能を持たせることによ
り、ガス絶縁機器の機能を向上させるものである。
エネルギーを得てガス分子に衝突してガス分子を活性化
あるいは解離し、高いガス密度のため活性化分子、解離
原子、分子の拡散が妨げられ、局部的に閉じこめられた
まま次第にその密度が増加し、二次電子生成数の増加も
手伝って絶縁耐力を低下させることによる。このような
原因に対してこれまでほどんど注意が払われていなかっ
た。電子衝突で活性化されたガスを排除し、常に基底状
態にあるガスに置きかえることにより、ガス絶縁耐力の
ガス圧力に対する飽和特性は大幅に改善することができ
る。本発明によるガス絶縁支持装置は、絶縁支持用の固
体絶縁物および導体を含めて構成され、局部的に破壊の
起り易い部分のガスを排除する機能を持たせることによ
り、ガス絶縁機器の機能を向上させるものである。
Ｃ 実施例
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第１図に示す同軸管路気中送電線において、外部導体１
中、中空内部導体２が絶縁体３によって絶縁支持されて
いる。絶縁物との境界付近の外部導体には小孔４が、ま
た内部導体にも小孔５がそれぞれ多数設けられており、
これらの小孔を通して、導体と絶縁物接合部近傍のガス
がポンプ６によって引き出される。またポンプ６を通っ
たガスは、支持絶縁物の中間の部分に送り込まれ、ガス
は全体として常に循環状態に置かれる。ポンプを含むガ
ス回路に直列に、再結合、脱励起のための適当な補助装
置を挿入することもできる。電界の平等性を保持するた
め、第２図に示すように絶縁物に接した導体の裏側に凹
部を形成し、そこから小孔を介してガスを引き出すなど
の方法も考えられる。
中、中空内部導体２が絶縁体３によって絶縁支持されて
いる。絶縁物との境界付近の外部導体には小孔４が、ま
た内部導体にも小孔５がそれぞれ多数設けられており、
これらの小孔を通して、導体と絶縁物接合部近傍のガス
がポンプ６によって引き出される。またポンプ６を通っ
たガスは、支持絶縁物の中間の部分に送り込まれ、ガス
は全体として常に循環状態に置かれる。ポンプを含むガ
ス回路に直列に、再結合、脱励起のための適当な補助装
置を挿入することもできる。電界の平等性を保持するた
め、第２図に示すように絶縁物に接した導体の裏側に凹
部を形成し、そこから小孔を介してガスを引き出すなど
の方法も考えられる。
強制的なガス循環装置を用いず、対流を利用してガスの
交換を図る方法の例を第３図に示してある。懸垂碍子の
頂部の導体が結合剤２により磁器絶縁物３に固定されて
いるが、導体３にキャップ４をかぶせて１〜４間に隙間
を適当に作り、この隙間を通る対流を利用してガス交換
を図るものである。具体的にはさらに種々の方法が考え
られる。
交換を図る方法の例を第３図に示してある。懸垂碍子の
頂部の導体が結合剤２により磁器絶縁物３に固定されて
いるが、導体３にキャップ４をかぶせて１〜４間に隙間
を適当に作り、この隙間を通る対流を利用してガス交換
を図るものである。具体的にはさらに種々の方法が考え
られる。
Ｄ 効果
活性化ガスの排除により、ガス絶縁耐電圧の飽和特性を
修正して高い絶縁耐力をもたせることを目的としたもの
で、ガス絶縁機器装置の高耐圧化、小形化に大きい寄与
をするものである。
修正して高い絶縁耐力をもたせることを目的としたもの
で、ガス絶縁機器装置の高耐圧化、小形化に大きい寄与
をするものである。
第１図は管路気中送電線路においてガス循環を行った実
施例を示す。 １・・外部導体、 ２・・中空内部導体、 ３・・支持
絶縁物、 ４・・外部導体小孔、 ５・・内部導体小孔
、６・・ポンプ 第２図は導体、絶縁物接触部における均一なガス排除法
を示す例である。 １・・支持絶縁物、 ２・・導体、 ３・・導体にあけ
られた小孔 第３図は懸垂碍子頂部の導体に対流用キャップを設けた
例を示す。
施例を示す。 １・・外部導体、 ２・・中空内部導体、 ３・・支持
絶縁物、 ４・・外部導体小孔、 ５・・内部導体小孔
、６・・ポンプ 第２図は導体、絶縁物接触部における均一なガス排除法
を示す例である。 １・・支持絶縁物、 ２・・導体、 ３・・導体にあけ
られた小孔 第３図は懸垂碍子頂部の導体に対流用キャップを設けた
例を示す。
Claims (3)
- （１）ガス中において高電圧を印加された導体を、電気
的に絶縁支持する装置において、導体と固体絶縁物の接
する部分、また電界の強い部分のガスを常に排除するこ
とにより、ガスの絶縁耐力を高めたガス絶縁支持装置 - （２）導体と固体絶縁物が接する部分近くのガスをポン
プ等により引出し、ガスの再結合、脱励起化を図った後
、絶縁支持物から離れた、電界が相対的に低い部分に放
出し、ガスを循環させる機能を備えたガス絶縁支持装置 - （３）特にポンプ等を用いず、対流等を利用して、導体
と固体絶縁物とが接する部分近くのガスを、他へ流出さ
せる機能をもつガス絶縁支持装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16789285A JPS6231317A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ガス絶縁支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16789285A JPS6231317A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ガス絶縁支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6231317A true JPS6231317A (ja) | 1987-02-10 |
Family
ID=15857999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16789285A Pending JPS6231317A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ガス絶縁支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6231317A (ja) |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP16789285A patent/JPS6231317A/ja active Pending
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