JPS6231154A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS6231154A
JPS6231154A JP60169808A JP16980885A JPS6231154A JP S6231154 A JPS6231154 A JP S6231154A JP 60169808 A JP60169808 A JP 60169808A JP 16980885 A JP16980885 A JP 16980885A JP S6231154 A JPS6231154 A JP S6231154A
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capacitor
diode
electrode layer
region
layer
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JP60169808A
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English (en)
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Akihisa Uchida
明久 内田
Ichiro Mitamura
三田村 一郎
Keiichi Higeta
恵一 日下田
Katsumi Ogiue
荻上 勝己
Kunihiko Yamaguchi
邦彦 山口
Takeo Shiba
健夫 芝
Taijo Nishioka
西岡 泰城
Noriyuki Sakuma
憲之 佐久間
Hiroshi Jinriki
博 神力
Kiichiro Mukai
向 喜一郎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/411Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger using bipolar transistors only
    • G11C11/4116Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger using bipolar transistors only with at least one cell access via separately connected emittors of said transistors or via multiple emittors, e.g. T2L, ECL
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • H10B10/10SRAM devices comprising bipolar components

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、半導体技術さらには半導体装置における容
量およびダイオードの形成に適用して有効な技術に関し
、例えばバイポーラ型スタティックRAMにおけるメモ
リセルの形成に利用して有効な技術に関する。
[背景技術] 従来、バイポーラ型メモリのメモリセルの構成としては
、第7図に示すようなエミッタ結合形メ牟リセルが一般
的であった。これに対し、第7図に示すセル内のダイオ
ードdl+d2と並列にコンデンサC1*C2を接続す
ることにより、読出し速度の高1化を図るとともにメモ
リセルの動作余裕度を向上させて耐α線強度を高くする
ようにしたメモリセル(第5図参照)が提案されている
(特開昭53−43485号)。
上記出願の実施例には、ダイオードd1.d2をショッ
トキバリアダイオードで形成し、かつこれと並列に接続
されるコンデンサをショットキバリアダイオードの寄生
容量で形成したものが示されている。しかしながら、こ
のショットキバリアダイオードの寄生容量を利用して並
列なコンデンサを形成する方法にあっては、コンデンサ
として比較的大きな容量が必要であるため、ショットキ
バリアダイオードの占有面積が大きくなる。その結果、
バイポーラメモリの高集積化が難しいという欠点があっ
た。
そこで、エミッタ結合形メモリセルにおけるショットキ
バリアダイオードと並列に接続されるコンデンサとして
、遷移金属の酸化物を誘電体として用いたものを利用す
ることにより、メモリセルの占有面積を低減できるよう
にした発明が提案されている(特開昭59−14904
7号)。
しかしながら、この発明に示されている実施例では、第
8図に示すように同一の半導体領域10の片側の表面に
陽極電極25を接触させて、ショットキバリアダイオー
ドを形成する。そして、残る反対側の半導体領域10の
表面には遷移金属酸化物からなる絶縁膜17を形成し、
その上に上記陽極電極25を延設させることによってコ
ンデンサを形成している。このような同一半導体領域1
0上にショットキバリアダイオードとコンデンサを形成
する方法にあっては、所望の順方向電圧V2を有するシ
ョットキバリアダイオードを形成するために、不純物濃
度を低くしてやる必要がある。
しかし、半導体領域10の濃度を下げると、コンデンサ
の部分ではコンデンサと直列に抵抗が入ることになるた
め、読出し速度が遅くなってしまう。
一方、半導体領域10の不純物濃度を高くして、コンデ
ンサと直列に入る抵抗成分の抵抗値を下げるようにする
と、ショットキバリアダイオードの側では所望の順方向
電圧が得られなくなるという不都合がある。
[発明の目的] この発明の目的は、互いに並列に接続されたダイオード
とコンデンサを有するメモリセルにおける読出し速度の
高速化および動作余裕度の向上を図ることにある。
この発明の他の目的は、互いに並列に接続されたダイオ
ードとコンデンサを有する半導体装置の高集積化を図る
ことにある。
この発明の他の目的は、互いに並列に接続されたダイオ
ードとコンデンサを有する半導体装置における歩留まり
の向上を図ることにある。
この発明の他の目的は互いに並列に接続されたダイオー
ドとコンデンサを有する半導体装置の耐熱性を向上させ
ることにある。
この発明の他の目的は、互いに並列に接続されたダイオ
ードとコンデンサを有する半導体装置における素子の特
性のバラツキを低減することにある。
この発明の他の目的は、互いに並列に接続されたダイオ
ードとコンデンサを有する半導体装置におけるデバイス
の信頼性を向上させることにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明かにな
るであろう。
[発明の概要] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、分離領域で囲まれた高濃度埋込層の上の半導
体領域内に比較的濃度の低い半導体領域と濃度の高い半
導体領域を設け、このうち高濃度の半導体領域の表面に
はタンタルオキサイド(Ta20s)のような誘電率の
高い遷移金属酸化物からなる絶縁膜を介して高融点金属
層を形成してコンデンサとする。また、上記低濃度の半
導体領域の表面の絶縁膜己は開口部を設けてその内側に
φBの小さな金属層を形成し、この金属層の上にバリア
電極層を形成してショットキバリアダイオードとする。
これによって、別個の半導体領域にそれぞれコンデンサ
とダイオードを形成する場合に比べて占有面積を少くな
くして高集積化を図るとともに、同一濃度の半導体領域
の上に同一構造(もしくは材料)の電極を有するコンデ
ンサとダイオードを形成した場合に比べて、コンデンサ
の周波数特性およびダイオードの順方向電圧特性等を大
幅に改善して、メモリセルの読出し速度の高速化と動作
余裕度の向上を図るとともに、耐熱性を向上させかつ特
性のバラツキを小さくするという上記目的を達成するも
のである。
以下図面を用いてこの発明を具体的に説明する。
[実施例] 第1図には、本発明をエミッタ結合形メモリセルにおい
て負荷抵抗と並列に接続されるショットキバリアダイオ
ードおよびコンデンサの形成に適用した場合の一実施例
が示されている。
P型車結晶シリコンのような半導体基板1の上には1周
囲をトレンチアイソレーション領域のような分離領域9
で囲まれた高濃度のN+型埋込層2が形成されている。
N+型埋込層2上には、低濃度のN型半導体領域11と
高濃度のN生型半導体領域12がそれぞれ形成されてい
る。  ゛半導体基板1の表面上に形成された絶縁膜1
3と14には、上記高濃度N+型半導体領域12に対応
した位置に開口部15が形成されている。この開口部1
5の内側からその周縁にかけては、タンタルオキサイド
(T a 205)のような遷移金属酸化物からなる誘
電率の高い絶縁膜17の上に、タングステンやモリブデ
ンのような高融点金属もしくはそれらのシリコン化合物
(WSi、Mo5i)等からなる電極層18が形成され
、この電極層18とN+型半導体領域12との間に、単
位面積当りの静電容量の大きなコンデンサが構成されて
いる。
一方、N+型埋込層2上の低濃度N型半導体領域11表
面の絶縁膜4,13.14には、比較的小さなコンタク
トホール20が形成され、このコンタクトホール20の
内側の半導体領域11の表面には、白金もしくはパラジ
ウムのような金属を蒸着してから熱処理を施すことによ
り形成されたPtSi、Pd2SiのようなφBの小さ
なメタルシリサイドからなる電極層21・が設けられて
いる。
さらに、この実施例では、上記コンデンサの側の電極層
18の上(電極層18の外側では絶縁膜14の上)に、
PSG (リン・シリケート・ガラス)膜のような絶縁
膜19が形成され、この絶縁膜19には、上記電極層I
8と21に対応して開口部22が形成されている。そし
て、上記開口部20の内側の電極層21の表面に接触す
るように、チタンタングステン(Tie)やTiN、T
iSiのようなチタンを含む金属化合物からなるバリア
電極層23が形成されて、ショットキバリアダイオード
が構成されている。このバリア電極層23の一端は上記
コンデンサの上方まで延設され、上記開口部22にてコ
ンデンサの電極層18に接触されている。また、上記バ
リア電極層23の上にはアルミニウム層24が形成され
、バリア電極層23とアルミニウム層24とによって、
ショットキバリアダイオードの陽極側電極とコンデンサ
の一方の電極との接続が行なわれている。
上記実施例においては、トレンチアイソレーション領域
9で囲まれたN中型埋込層2の上に、電極構造の異なる
コンデンサとショットキバリアダイオードが形成されて
いる。そのため、コンデンサとショットキバリアダイオ
ードをそれぞれ別個の位置に形成する場合に比べて、分
離領域の分だけ高集積化が可能となる。しかも、各々電
極構造が異なるので、コンデンサの部分では例えば特性
劣下につながる耐熱性を良くするような電極材料を用い
、またショットキバリアダイオードの部分では電流−電
圧特性が最もメモリセルに適した特性を示すような電極
材料を使用する。これにより、同一電極を有するコンデ
ンサとダイオードに比べて、各素子の特性を各々独立に
向上させることができ、従来のように一方の特性を向上
させようとすると、他方の素子の特性が悪くなるという
ようなことがない。
また、上記実施例では、コンデンサが形成される半導体
領域12の不純物濃度が、ダイオードが形成される半導
体領域11の不純物濃度よりも高くされていS、従って
、ダイオードの部分では半導体領域11を低濃度に抑え
ることにより所望の順方向電圧vFを得ることができる
。しかも、コンデンサの部分では半導体領域12の濃度
を高くすることにより、コンデンサと直列に接続される
抵抗の値を小さくすることができる。これによって、コ
ンデンサの高周波特性が良好になる。
上記実施例では、コンデンサが形成される半導体領域1
2とダイオードが形成される半導体領域11の下端がN
+型埋込層2に接触されている。
そのため、コンデンサとダイオードの並列接続を簡単に
行なえるとともに、このN+型埋込層2を第6図に示す
マルチエミッタ・トランジスタq1(もしくはq2)ト
ランジスタのコレクタ領域としてのN+型埋込層2に連
続させてやれば、トランジスタ(11((12)と、コ
ンデンサCI  (e2)およびダイオードd、(d2
)とを接続するための配線抵抗を減らすことができる。
さらに、上記実施例では、コンデンサの電極層18とし
て高融点金属を用いているので、耐熱性に優れ、プロセ
スの途中で加えられる熱から非常に薄く形成された誘導
体としての絶縁膜17を保護して、電極層18と絶縁膜
(Ta20s)17との反応を防止できる。また、特に
電極層18としてタングステンを、また絶縁膜17とし
てタンタルオキサイドを用いた場合、タングステンはタ
ンタルオキサイドと非常に反応しにいくので、電極層1
8と下方の半導体領域12との短絡が生じにくくなる。
また、上記実施例では、ショットキバリアダイオードの
電極接触用の開口部20がトレンチアイソレーション領
域9の端部すなわちバーズビークの部分から離れた位置
に形成されている。従って、分離領域のバーズビークを
利用して自己整合的に開口部20を形成する場合に比べ
て、マスクの合せ余裕の分だけ集積度が下がるおそれが
ある。しかしながら、基板表面の絶縁膜に対する開口部
は、ドライエツチングを利用して形成すればかなり小面
積に形成してやることができる。
一方、上記開口部20をバーズビークを利用してウェッ
トエツチングで形成すると、ウェットエツチングの条件
によって、開口部の面積が大きくばらついてしまう。し
かも、バーズビーク自体がその形成プロセスの条件によ
って成長の度合が異なるため、バーズビークを利用して
開口部を形成する場合には、開口部のばらつきが大きく
なる。
しかるに、ショットキバリアダイオードはその面積によ
って順方向電圧V、が変動する。従って。
ショットキバリアダイオードの面積すなわち開口部20
の大きさを小さくするほどプロセスのばらつきによる順
方向電圧vFの変動が大きくなる。
そのため、バーズビークを利用して開口部を構成する方
法ではショットキバリアダイオードの面積をそれほど小
さくすることができない。
これに対し、上記実施例のようにバーズビークから離し
て開口部20を形成しておけば、プロセスによる開口部
の面積すなわちvFのばらつきも小さくできる。
しかも、本発明者らが知得したところによると、ショッ
トキバリアダイオードを構成する半導体領域11の表面
に接触される金属のφBが小さければ、開口部20の面
積をかなり小さくしてもメモリセルの動作に必要な所望
の順方向電圧vFが得られる。そこで、上記実施例では
、半導体領域11の表面の電極層21として、φBが0
.9eV以下の白金シリサイド(PtSi)やパラジウ
ムシリサイド(PdzSi)を用いることによって開口
部20の面積を小さくできるようにしている。
従って、ドライエツチングによって小さな開口部20を
形成してやれば、バーズビークを利用して開口部20を
形成する場合に比べて集積度が下がることはなく、むし
ろ集積度を向上させることさえ可能となる。その上、プ
ロセスによる開口部20の面積のばらつきもかなり小さ
くなるので。
ショットキバ1)アダイオードの順方向電圧Vアのばら
つきも小さくなる。
さらに、上記実施例では、ショットキバリアダイオード
のバリア電極23がコンデンサ形成領域(12)の上方
まで延設されているため、絶縁膜19上からはがれにく
いという利点がある。すなわち、上記実施例の構造にお
いて、コンデンサの電極層18とショットキバリアダイ
オードのバリア電極23との接続を行なう場合、上記の
ごとくバリア電極23を延設させる方法以外にも、例え
ばコンデンサの電極層18をダイオードの上方へ延設さ
せてバリア電極層に接触させる方法と、上層のアルミニ
ウム層24で直接コンデンサの電極層18とバリア電極
23間を接続する方法が考えられる。しかし、チタンタ
ングステンのようなチタンを含む金属もしくは半導体層
は、PSG膜のような絶縁膜となじみ易いことが知られ
ている。
従って、上記実施例のように、バリア電極23をコンデ
ンサの上方へ延設させて接続を図る方法が。
その接続用配線層の絶縁膜19からのはがれのおそれは
最も少ないという利点がある。
なお、バリア電極23をコンデンサ側へ延設して、コン
デンサの電極を兼ねるようにする方法も考えられる。し
かし、この方法は、タングステンのような高融点金属を
コンデンサの電極材料とした上記実施例に比べて、耐熱
性および誘電体としての絶縁膜(タンタルオキサイド層
)17の保護の面で劣る。
また、上記実施例では、コンデンサの電極層18の上に
PSG膜のような絶縁膜19が形成され。
これに形成された開口部22にて、ダイオードの側から
延設されたバリア電極層23が接触されるようになって
いる。これによって、配線形成用マスクの合せ余裕を小
さくして高集積化を図っても、配線間短絡による歩留り
の低下が防止される。
つまり、コンデンサの電極層18の上に絶縁膜19がな
い場合に、アルミ配線形成用マスクの合せ余裕を充分に
とらないと、マスクずれによってアルミのバターニング
の際に、第1図に破線で示すごとく、電極層18とこれ
に隣接するアルミ配線AQとし間隔が狭くなって短絡が
生じるおそれがある。これに対し、上記実施例では、コ
ンデンサの電極層18の上に絶縁膜19が形成されてい
るため、アルミ配線層間がプロセスで許容される最小寸
法に保たれている限り、多少マスクずれを起こしても、
アルミ配線層AQとコンデンサの電極層18との間は絶
縁膜19で隔絶されるので、配線層間の短絡は生じない
次に、第1図に示すような構造のコンデンサおよびダイ
オードを形成するためのプロセスの一実施例を第2図を
用いて説明する。
先ず、P型車結晶シリコンからなる半導体基板1の表面
に、酸化シリコン膜等をマスクにして選択的にN型不純
物を導入して、N+型埋込層2を形成する。N+型埋込
層2の上には気相成長法によりN−型エピタキシャル層
3を形成した後、熱酸化を行なって酸化シリコン膜4を
形成する。それから、酸化シリコン膜4の上に窒化シリ
コン膜をCVD法等により被着した後、この窒化シリコ
ン膜をマスクにして素子の境界(コンデンサおよびダイ
オードの周囲)に相当する部分に、異方性ドライエツチ
ング等によって、上記N中型埋込層2を貫通して半導体
基板1の表面まで達するような溝を構成する。そして、
溝の底部にイオン打込み法によってP型不純物を導入し
て、チャンネルストッパ層5を形成する。
しかる後、熱酸化を行なって溝の内壁に酸化シリコン膜
を形成し、さらに必要に応じて窒化シリコン膜等の被着
を行なったりして、溝内に絶縁膜6を形成する。それか
ら、ポリシリコンを全面的に被着した後、エッチバック
を行なって絶縁膜5の内側の溝内にポリシリコン7を残
す。そして、熱酸化を行なってポリシリコン7の表面に
酸化シリコン膜8の蓋をしてから、マスクとなった窒化
シリコン膜を除去すると、トレンチアイソレーション領
域9によって分離された素子形成領域10が形成されて
、第2図(A)に示す状態となる。
次に、窒化シリコン膜等をマスクにして、コンデンサを
形成すべき部分のエピタキシャル層3内に、イオン打込
み法等によってN型不純物を導入し、N+型埋込層2ま
で達するような高濃度のN“型半導体領域12を形成す
る。しかる後、フォトレジスト被膜等をマイクにしてイ
オン打込法によって、ショットキバリアダイオードが形
成されるべきエピタキシャル層3内にN型不純物を導入
し、比較的低濃度のN型半導体領域11を形成して第2
図(B)の状態となる0図面ではN型半導体領域11が
N+型埋込層2まで達しているが、必ずしもN+型埋込
層2まで達する必要はない。
上記N小型半導体領域12は、第4図に示すトランジス
タのコレクタ引上げ口となるN+型半導体領域33と同
時に形成することができる。これによってプロセスが簡
略か化される。
なお、この実施例では、ダイオードを形成するためのN
型半導体領域11の構成をコンデンサを構成するための
N+型半導体領域12の形成の後で行なっているが、N
+型半導体領域12の形成をN型半導体領域11の形成
の後で行なうようにしてもよい。また、N−型エピタキ
シャル層のままにしておいてもよい。
第2図(B)の状態の後は、基板表面全体に窒化シリコ
ン膜13とPSG膜14をCVD法により全面的に被着
する。それから、ドライエツチングによって、上記N+
型半導体領域12に対応して上記PSG膜14とその下
の窒化シリコン膜13に開口部15を形成する。そして
、次に熱酸化を行なって、開口部15の内側に露出され
た酸化シリコン膜4の上記エツチングによるダメージを
回復させる。なお、ウェットエツチングにより開口部1
5を形成してもよく、この場合、熱酸化は必ずしも行な
う必要はな・い。しかる後、開口部15の内側の酸化シ
リコン膜4にこれよりもひと回り小さな開口部16を形
成して、第2図(C)の状態になる。
次に、前洗浄を行なってから、タンタルオキサイド(T
a20g)のような絶縁膜17を75A程度の厚みで全
面的に被着した後、熱処理を施す。
これによって、N+型半導体領域12の表面の極めて薄
い絶縁膜17に生じているピンホールが熱酸化膜で塞が
れる。それから、タングステンのような高融点金属から
なる電極層18を全面的に被着した後、ドライエツチン
グによって上記電極層(W層)18とその下の絶縁膜(
Ta20B膜)17を選択的に除去し、N+型半導体領
域12の表面とその周縁にのみ電極層18と絶縁膜17
を残し、第2図(D)の状態となる。
しかる後、基板表面にPSG膜のような層間絶縁膜19
をCVD法により全面的に被着する。そして、熱処理を
行なって絶縁膜(PSG膜)19を焼き締めてから、シ
ョットキバリアダイオードが形成されるN型半導体領域
11の表面の上記絶縁膜19、PSG膜14、窒化シリ
コン膜13、および酸化シリコン膜4にコンタクトホー
ル20を形成する。このコンタクトホール20の形成は
、第41!Iに示すトランジスタの部分のベース、エミ
ッタ、コレクタの各領域に対するコレクタホール20b
〜20eの形成と同時に行なうことができる。
一コンタクトホール20を形成した後は、基板上にパラ
ジウム(もしくは白金)を全面的に蒸着してから、25
0℃の温度で10分間熱処理を行なう。すると、コンタ
クトホール20の内側のN型半導体領域11の表面のパ
ラジウムのみシリコンと反応してパラジウムシリサイド
(Pd2Si)からなる薄い電極層21が形成される。
次に、ウェットエツチングを行なうと、コンタクトホー
ル20の内側の電極層(Pd2S iM)21以外の未
反応パラジウムが除去されて、第2図(E)の状態とな
る。
それから、コンデンサの部分の電極層(W層)18に対
応して、その上の絶縁膜(PSG膜)19をドライエツ
チングによって選択的に除去して開口部22を形成する
。そして、基板表面上にアルミニウム層24を全面的に
被着する。しかる後、ドライエツチングによって、上記
アルミニウム層24およびその下のチタンタングステン
層(23)に対して同時にパターニングを行なって配線
層を形成すると、第1図に示す断面図と同じ状態となる
なお、上記状態の後は、アルミニウム層24の上に窒化
シリコン膜やプラズマCVD法による酸化シリコン膜の
ような層間絶縁膜を形成し、これにスルーホールを形成
した後5二層目のアルミニウム層を被着する。それから
、パターニングを行ない、最後にファイナルパッシベー
ション膜を形成して完成状態とされる。
上記実施例のプロセスでは、コンデンサが形成されるN
中型半導体領域12の表面の薄い絶縁膜(Ta2es)
17の上に高融点金属からなる電極層(W層)18を形
成してから、ダイオードが形成されるN型半導体領域1
1の表面に、コンタクトホール20を形成して電極層(
Pd2Si層)21の形成を行なっている。そのため、
コンタクトホール2oを形成する際のエツチング液もし
くはエツチングガスによる絶縁@(Ta2es)17の
損傷を防止できる。また、電極層(W層)18が、N型
半導体領域11の表面に蒸着されたパラジウムに熱処理
を施して電極層(Pd2Si層)21を形成する際に加
えられる熱等から、薄い絶縁膜(Ta20s)17を保
護する作用をなす。
そのため、コンデンサの部分の耐熱性が向上され、電極
層(W層)18と下方のN+型半導体領域12との短絡
も発生しにくくなる。
さらに、上記実施例のプロセス、では、コンデンサの電
極層(W層)18の上に絶縁膜(PSG膜)19を形成
し、これに開口部22を形成してこの関口部にてダイオ
ードの側から延設された電極層(TiW層)21をコン
デンサの電極層18に接触させるようにしている。その
ため、配線形成用マスクの合せ余裕が少なくても、電極
層(W層)18とこれに隣接したアルミニウム配線層と
の短絡が防止され、歩留りが向上されるようになる。
しかも、上記実施例では、ダイオードの電極のコンタク
トホール20をドライエツチングによって形成している
ので、コンタクトホール20を力1なり小さく形成する
ことができる。そのためコンタクトホール20を分離領
域の端部から離して形成してもダイオードの占有面積は
大きくならなに’sまた、コンタクトホール20が分離
領域の端部を基準にして形成される場合に比べて、開ロ
面積力1一定になりダイオードの特性のばらつきも小さ
くなる。
次に、上記のような構造のダイオードおよびコンデンサ
を、第5図に示すようなエミッタ結合形メモリセルに適
用した場合のメモリセルのレイアウトの一例について第
3図を用いて説明する。
第3図に示すようなレイアウトに従って配設された逆S
字状のメモリセルが複数個互b1に隣接する左右のメモ
リセルと噛み合うような形で密接して配設されることに
より、ワード線の方向に沿ったメモリ行が構成される。
また、このようなメモリ行が上下方向に複数行配設され
ることにより。
マトリックス状のメモリアレイが構成される。
第3図において、符号5BD1,5BD2で示されてい
るのは、ショットキバリアダイオードd1、d2の形成
領域で、このショットキバリアダイオード形成領域5B
D1,5BD2に隣接してコンデンサelyc2の形成
領域HiC1,HiC2が設けられている。また上記ダ
イオード形成領域5BD1,5BD2の一辺に、これと
連続するように抵抗r2y rlの形成領域R2,R1
が各々設けられている。実施例ではダイオード形成II
域S B Di  (S B D2 )とコンデンサ形
成領域Hi C1(Hi C2)および抵抗形成領域R
2(R1)は全体としてL字状をなすように配設されて
いる。上記ショットキバリアダイオード形成領域S B
 D 1  (S B D 2 )からコンデンサ形成
領域Hi C1’ (Hi C2)にかけて延設された
バリアミ極層23および一層目のアルミニウム層24が
、抵抗形成領域R2(R1)の上方にも延設されている
。これによって、コンデンサcx  (C2)の電極と
、ショットキバリアダイオードd1 (d2)のアノー
ド側端子および抵抗r2 (rx)の一方の端子との接
続が行なわれる。
抵抗形成領域R2tR1に連続して、略り字状をなすト
ランジスタq1p q2の形成領域Qi+Q2が設けら
れている。このトランジスタ形成領域Ql−Q2の上記
抵抗形成領域R2,R,どの隣接部分には、ポリシリコ
ン層ps11 、ps21を介してデータ線り、Dに接
続される一方のエミッタ領域Eil+E21がそれぞれ
形成されている。データ線り、Dは、一層目のアルミニ
ウム層により形成されている。
トランジスタ形成領域Q1−Q2の他端には、それぞれ
コレクタ引出し領域CN、、CN2が設けられている。
そして、このコレクタ引出し領域CN、、CN2に隣接
する反対側のトランジスタの形成領域Q2.Ql内にベ
ース・コンタクト穴B2.B1がそれぞれ設けられてい
る。上記コレクタ引出し領域CN1.CN2は、特に制
限されないが、ポリシリコン層PS1□、PS22を介
してベース・コンタクト穴B2+B1の上に形成された
ベース引出し電極At、□、A12□に接続されている
。これによって、トランジスタq1とq2のベース・コ
レクタの交差結合が行なわれる。上記ベース引出し電極
A 112 、 A l 22は、一層目のアルミニウ
ム層によって形成される。
さらに、上記コレクタ引出し領域CN、(CN2)とベ
ース・コンタクト穴B1 (B2)との間には、第2の
エミッタ領域E12(E2□)が設けられている。この
エミッタ領域E1□、E22の上には、ポリシリコン層
PS13+ PS23がそれぞれ形成されている。ポリ
シリコン層PS。
3とPS23は、一層目のアルミニウム層A13によっ
て互いに接続されている。C0NT1とC0NT2は、
アルミニウム層At3とポリシリコン層P S 13 
v P S 23との接触穴である。
上記のようなレイアウトに従って形成されたメモリセル
の上方に、データ線り、Dと直交するように、二層目の
アルミニウム層からなるワード線Wとスタンバイ電流I
stが流されるスタンバイ線STとが、互いに並行して
配設される。
上記ワード線Wには、スルーホールTH,にてショット
キバリアダイオードdz  (d2)のアノード端子と
してのアルミニウム層Altt(A121)が接続され
る。なお、アルミニウム層At2、は、隣接するメモリ
セル内のショットキバリアダイオードd1のアルミニウ
ム層A l 11と一体に形成されることにより、ワー
ド線Wに接続される。
一方、スタンバイ線STにはスルーホールTH2にて、
第2エミツタE12pE22の共通接続アルミニウム層
A13が接触され、エミッタE12またはB22の一方
にスタンバイ電流が流れる。
さらに、上記のようなメモリセルの周縁および対称的な
素子の境界にトレンチ・アイソレーション領域T−IS
Oが形成されて、素子間分離が行なわれている。すなわ
ち、第5図においてそれぞれ鎖線F1tF2で囲まれて
いる素子が、それぞれトレンチ・アイソレーション領域
T−ISOによって囲まれてお互いに分離されている。
なお。
第1図は第3図におけるI−I線に沿った断面を示す。
第4vRには、第3図におけるrV−IV線に沿った断
面が示されている。
同図において、31は第5図に示すメモリセルのトラン
ジスタq1 (もしくは(12)のベース領域となるP
+型半導体領域、32a、32bはトランジスタC11
((12)のエミッタ領域となるN“型半導体領域、モ
して33はトランジスタq1(q2)のコレクタ引上げ
口となるN中型半導体領域である。
特に制限されないが、この実施例では、エミッタ領域3
2a直下と32b直下のベース厚を変えることにより、
各々のh+−g (直流電流増幅率)が最適になるよう
にされている。
また、ショットキバリアダイオードdx  (もしくは
d2)を構成するN型半導体領域11は、トランジスタ
q1 (+12)のコレクタ領域となるN“型埋込層2
の上に形成され、このN型半導体領域11とベース領域
31との間には、負荷抵抗r2 (もしくはrl)とな
る浅いP−型半導体領域34が形成されている。P−型
半導体領域34とN型半導体領域11との境界には、ア
ルミ電極との接触抵抗を減らすため、P+型半導体領域
35が形成されている。
ショットキバリアダイオードti1 (d2)となるN
型半導体領域11から負荷抵抗r2の端子となるP+型
半導体領域35の表面にかけての絶縁膜13,14.1
9にコンタクトホール20が形成され、このコンタクト
ホール20には、ショットキバリアダイオードのバリア
電極層23とアルミ電極層24が形成されれダイオード
d□ (d2)のアノード側端子と抵抗r2 (rl)
の一方の端子との接続が行なわている。また、ベース領
域31の表面の絶縁膜13.14に形成されたコンタク
トホール20bには、ベース引出し電極となるアルミ電
極24bが形成されている。
一方、エミッタ領域32a、32bおよびコレクタ引出
し口33に対応して、基板表面の絶縁膜13.14に形
成されたコンタクトホール20c〜20eには、ポリシ
リコン電極36a〜36cが形成され、このポリシリコ
ン電極36a〜36Cの上に絶縁膜19を介してアルミ
電極24c〜24eが形成されている。
[効果] (1)半導体基板の一生面上に形成された同一の半導体
領域に、少くなくとも電極構造の異なるコンデンサとダ
イオードを形成してなるので、ダイオードとコンデンサ
を各々独立に所望の特性を有するように形成できるとい
う作用により、ダイオードおよびコンデンサを有するメ
モリセルの動作速度および動作余裕度が向上される。し
かも、集積度が低下されることがないという効果がある
(2)半導体基板の一生面上に形成された同一の半導体
領域に、少くなくとも電極構造の異なるコンデンサとダ
イオードを形成するとともに、ダイオードの形成領域の
不純物濃度よりもコンデンサ形成領域の不純物濃度の方
が高くなるように形成したので、コンデンサと直列に接
続される抵抗の値が小さくなるという作用により、コン
デンサの高周波特性が改善され、メモリセルの動作速度
が高速化されるという効果がある。
(3)ダイオードの形成領域およびコンデンサ形成領域
の下部は、半導体基板内に形成された高濃度埋込層によ
って互いに接続され、さらにこの埋込層は半導体基板の
他の部分に形成された縦型バイポーラトランジスタのコ
レクタ領域としての高濃度埋込層に接続されてなるので
、ダイオードおよびコンデンサとトランジスタの接続用
配線の抵抗値が減少されるという作用により、メモリセ
ルの動作速度が高速化されるという効果がある。
(4)半導体基板の一生面上に形成された同一の半導体
領域に、少くなくとも電極構造の異なるコンデンサとダ
イオードを形成するとともに、コンデンサ形成領域の表
面には、遷移金属の酸化物からなる絶縁膜を介して高融
点金属からなる電極層が形成されてなるので、高融点金
属によってその下方の誘電体としての絶縁膜が保護され
るという作用により、耐熱性が向上され、歩留りが良好
となるとい効果がある。
(5)半導体基板の一生面上に形成された同一の半導体
領域に、少くなくとも電極構造の異なるコンデンサとダ
イオードを形成するとともに、ダイオード形成領域の表
面には周囲の分離領域の端部から離れた位置に電極接触
用開口部が形成され、その開口部の内側の半導体表面に
はφBが0.9eV以下の金1シリサイドからなる電極
層が形成され、その上にバリア電極層が形成されてなる
ので、小面積でかつばらつきの少ないダイオードが形成
されるという作用により、メモリセルの集積度が向上さ
れるとともに、ダイオードの特性のばらつきが減少され
、デバイスの信頼者が向上されるという効果がある。
(6)半導体基板の一生面上に形成された同一の半導体
領域に、少くなくとも電極構造の異なるコンデンサとダ
イオードを形成するとともに、ダイオードのバリア電極
層はチタンを含む導電材料で形成され、かつバリア電極
層は上記コンデンサ形成領域の上方まで延設され、コン
デンサの電極層と接触されてなるので、ダイオードとコ
ンデンサを接続する配線層がはがれにくくなるという作
用により、歩留りおよびデバイスの信頼性が向上される
という効果がある。 。
(7)半導体基板の一主面上に形成された同一の半導体
領域に、少くなくとも電極構造の異なるコンデンサとダ
イオードを形成するとともに、高融点金属からなる上記
コンデンサの電極層の上には、絶縁膜が形成され、この
絶縁膜の上に上記ダイオードのバリア電極層が延設され
て、絶縁膜に形成された開口部にてコンデンサの電極層
にバリア電極層が接触されてなるので、配線層を形成す
るマスクの合せ余裕を小さくしても、コンデンサの電極
層に対するアルミ配線層の短絡が防止されるという作用
により、高集積化が可能となり、かつ歩留りが向上され
るという効果がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが1本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば上記実施例では、
本発明を、第5図に示すようなエミッタ結合形メモリセ
ルにおけるショットキバリアダイオードとコンデンサの
形成に適用した場合の一実施例について説明したが、こ
の発明は、第5図のようなメモリセルに限定されない。
例えば、ショットキバリアダイオードと並列にコンデン
サをそれぞれ接続する代わりに、第6図に示すように、
2つのトランジスタq1+ 92のコレクタ端子間(も
しくはベース端子間)に一つコンデンサcmを接続する
ことにより同様の効果を得るようにした発明が提案され
ている。この発明は、第6図に示すようなメモリセル内
のコンデンサcmやショットキバリアダイオードdl+
d2を形成する場合に適用することができる。
[利用分野] 以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
を、その背景となった利用分野であるエミッタ結合形メ
モリセルにおける負荷抵抗側のショットキバリアダイオ
ードとコンデンサに適用した場合について説明したが、
この発明はそれに限定されず、ダイオードとコンデンサ
を必要とする半導体集積回路一般に利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るダイオードとコンデンサの構造
の一実施例を示す断面図。 第2図(A)〜(E)は1本発明に係るダイオードとコ
ンデンサの製造方法の一実施例を工程順に示す断面図、 第3図は、本発明に係るダイオードとコンデンサをメモ
リセルに利用した場合のメモリセルのレイアウトの一実
施例を示す平面説明図、第4図は、第3図におけるIV
−IV線に沿った断面図、 第5図は、本発明が適用されるのに好適なメモリセルの
構成例を示す回路図、 第6図は、本発明が適用可能な他のメモリセルの構成例
を示す回路図。 第7図は、従来のバイポーラ型スタティックRAMにお
けるメモリセルの一般的な構成例を示す回路図、 第8図は、従来のメモリセルを構成するダイオードとコ
ンデンサの構造の一例を示す断面図である。 1・・・・半導体基板、2・・・・N+型埋込層、3・
・・・N−型エピタキシャル層、6・・・・絶縁膜(酸
化シリコン膜)、7・・・・ポリシリコン、8・・・・
酸化シリコン膜、9・・・・トレンチ・アイソレーショ
ン領域、11・・・・ダイオード形成領域(N型半導体
領域)、12・・・・コンデンサ形成領域(N+型半導
体領域)、13,14.19・・・・絶縁膜、15,1
6,22・・・・開口部、17・・・・絶縁膜(コンデ
ンサの誘電体)、18・・・・コンデンサの電極層、2
0・・・・電極層、23・・・・バリア電極層、24・
・・・アルミニウム層、31・・・・ベース領域、32
a、32b・・・・エミッタ領域、33・・・・コレク
タ引出し口、’11+ 92・・・・マルチエミッタ・
トランジスタ、dl、d2・・・・ショットキ・バリア
・ダイオード、rlyr2・・・・負荷抵抗、D、D・
・・・データ線、W・・・・ワード線、Q 1 、 Q
 2・・・・トランジスタ形成領域、5BD1,5BD
2・・・・ショットキ・バリア・ダイオード形成領域、
R1,R2・・・・抵抗形成領域。 第  1   図 第  2  図 (A) 第  2  図 第  2  図 (E) 第  4  図 第  5  図 第  6  図 手続補正書(帥) 昭和 6% 10月25日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の一主面上に形成された同一の半導体領
    域に、少くなくとも電極構造の異なるコンデンサとダイ
    オードが、コンデンサの電極は絶縁膜を介して、またダ
    イオードの電極は絶縁膜を介さずに、上記半導体領域上
    に各々形成されてなることを特徴とする半導体装置。 2、上記ダイオードおよびコンデンサが形成された半導
    体領域は、ダイオードの形成領域の不純物濃度よりもコ
    ンデンサ形成領域の不純物濃度の方が高くなるようにさ
    れてなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    半導体装置。 3、上記ダイオードの形成領域およびコンデンサ形成領
    域の下部は、半導体基板内に形成された高濃度埋込層に
    よって互いに接続され、さらにこの埋込層は半導体基板
    の他の部分に形成された縦型トランジスタのコレクタ領
    域としての高濃度埋込層に接続されてなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の半導体
    装置。 4、上記コンデンサ形成領域の表面には、遷移金属の酸
    化物からなる絶縁膜を介して高融点金属からなる電極層
    が形成されてなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項、第2項もしくは第3項記載の半導体装置。 5、上記ダイオード形成領域の表面には周囲の分離領域
    の端部から離れた位置に電極接触用開口部が形成され、
    その開口部の内側の半導体表面にはφ_Bが0.9eV
    以下の金属シリサイドからなる電極層が形成され、その
    上にバリア電極層が形成されてなることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項、第2項、第3項もしくは第4項記
    載の半導体装置。 6、上記バリア電極層はチタンを含む導電材料で形成さ
    れ、かつバリア電極層は上記コンデンサ形成領域の上方
    まで延設され、コンデンサの電極層と接触されてなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の半導体装置
    。 7、高融点金属からなる上記コンデンサの電極層の上に
    は、絶縁膜が形成され、この絶縁膜の上に上記ダイオー
    ドのバリア電極層が延設されて、絶縁膜に形成された開
    口部にてコンデンサの電極層にバリア電極層が接触され
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の半
    導体装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59131469U (ja) * 1983-02-21 1984-09-03 千住金属工業株式会社 折畳みドア−の吊設装置
US4926378A (en) * 1987-03-18 1990-05-15 Hitachi, Ltd. Bipolar static RAM having two wiring lines for each word line

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