JPS62123764A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPS62123764A JPS62123764A JP60262434A JP26243485A JPS62123764A JP S62123764 A JPS62123764 A JP S62123764A JP 60262434 A JP60262434 A JP 60262434A JP 26243485 A JP26243485 A JP 26243485A JP S62123764 A JPS62123764 A JP S62123764A
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- Japan
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- capacitor
- diode
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- semiconductor region
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
この発明は、半導体技術さらには半導体装置における容
量およびダイオードの形成に適用して有効な技術に関し
、例えばバイポーラ型スタティックRAMにおけるメモ
リセルの形成に利用して有効な技術に関する。
量およびダイオードの形成に適用して有効な技術に関し
、例えばバイポーラ型スタティックRAMにおけるメモ
リセルの形成に利用して有効な技術に関する。
[背景技術]
従来、バイポーラ型メモリのメモリセルの構成としては
、第6図に示すようなエミッタ結合形メモリセルが一般
的であった。これに対し、第6図に示すセル内のダイオ
ードd1.d2と並行にコンデンサci+ c、を接続
することにより、読出し速度の高速化を図るとともにメ
モリセルの動作余裕度を向上させて耐α線強度を高くす
るようにしたメモリセル(第5図参照)が提案されてい
る(特開昭53−43485号)。
、第6図に示すようなエミッタ結合形メモリセルが一般
的であった。これに対し、第6図に示すセル内のダイオ
ードd1.d2と並行にコンデンサci+ c、を接続
することにより、読出し速度の高速化を図るとともにメ
モリセルの動作余裕度を向上させて耐α線強度を高くす
るようにしたメモリセル(第5図参照)が提案されてい
る(特開昭53−43485号)。
上記出願の実施例には、ダイオードd□l d2をショ
ットキバリアダイオードで形成し、かつこれと並行に接
続されるコンデンサをショットキバリアダイオードの寄
生容量で形成したものが示されている。しかしながら、
このショットキバリアダイオードの寄生容量を利用して
並列なコンデンサを形成する方法にあっては、コンデン
サとして比較的大きな容量が必要であるため、ショット
キバリアダイオードの占有面積が大きくなる。その結果
、バイポーラメモリの高集積化が難しいという欠点があ
った。
ットキバリアダイオードで形成し、かつこれと並行に接
続されるコンデンサをショットキバリアダイオードの寄
生容量で形成したものが示されている。しかしながら、
このショットキバリアダイオードの寄生容量を利用して
並列なコンデンサを形成する方法にあっては、コンデン
サとして比較的大きな容量が必要であるため、ショット
キバリアダイオードの占有面積が大きくなる。その結果
、バイポーラメモリの高集積化が難しいという欠点があ
った。
そこで、エミッタ結合形メモリセルにおけるショットキ
バリアダイオードと並行に接続されるコンデンサとして
、遷移金属の酸化物を誘電体として用いたものを利用す
ることにより、メモリセルの占有面積を低減できるよう
にした発明が提案されている(特開昭59−14904
7号)。
バリアダイオードと並行に接続されるコンデンサとして
、遷移金属の酸化物を誘電体として用いたものを利用す
ることにより、メモリセルの占有面積を低減できるよう
にした発明が提案されている(特開昭59−14904
7号)。
しかしながら、この発明に示されている実施例では、第
7図に示すように同一の半導体領域10の片側の表面に
陽極電極25を接触させて、ショットキバリアダイオー
ドを形成する。そして、残る反対側の半導体領域1oの
表面には遷移金属酸化物−からなる絶縁膜17を形成し
、その上に上記陽極電極25を延設させることによって
コンデンサを形成している。このような同一半導体領域
10上にショットキバリアダイオードとコンデンサを形
成する方法にあっては、所望の順方向電圧VFを有する
ショットキバリアダイオードを形成するために、不純物
濃度を低くしてやる必要がある。
7図に示すように同一の半導体領域10の片側の表面に
陽極電極25を接触させて、ショットキバリアダイオー
ドを形成する。そして、残る反対側の半導体領域1oの
表面には遷移金属酸化物−からなる絶縁膜17を形成し
、その上に上記陽極電極25を延設させることによって
コンデンサを形成している。このような同一半導体領域
10上にショットキバリアダイオードとコンデンサを形
成する方法にあっては、所望の順方向電圧VFを有する
ショットキバリアダイオードを形成するために、不純物
濃度を低くしてやる必要がある。
しかし、半導体領域10の濃度を下げると、コンデンサ
の部分ではコンデンサと直列に抵抗が入ることになるた
め、読出し速度が遅くなってしまう。
の部分ではコンデンサと直列に抵抗が入ることになるた
め、読出し速度が遅くなってしまう。
一方、半導体領域10の不純物濃度を高くして、コンデ
ンサと直列に入る抵抗成分の抵抗値を下げるようにする
と、ショットキバリアダイオードの側では所望の順方向
電圧が得られなくなるという不都合がある。
ンサと直列に入る抵抗成分の抵抗値を下げるようにする
と、ショットキバリアダイオードの側では所望の順方向
電圧が得られなくなるという不都合がある。
[発明の目的コ
この発明の目的は、互いに並列に接続されたダイオード
とコンデンサを有するメモリセルにおける読出し速度の
高速化および動作余裕の向上を図ることにある。
とコンデンサを有するメモリセルにおける読出し速度の
高速化および動作余裕の向上を図ることにある。
この発明の他の目的は、互いに並列に接続されたダイオ
ードとコンデンサを有する半導体装置の高集積化を図る
ことにある。
ードとコンデンサを有する半導体装置の高集積化を図る
ことにある。
この発明の他の目的は、互いに並列に接続されたダイオ
ードとコンデンサを有する半導体装置の耐熱性を向上さ
せることにある。
ードとコンデンサを有する半導体装置の耐熱性を向上さ
せることにある。
この発明の他の目的は、互いに並列に接続されたダイオ
ードとコンデンサを有する半導体装置のプロセスの簡略
化を図ることにある。
ードとコンデンサを有する半導体装置のプロセスの簡略
化を図ることにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
[発明の概要]
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、°比較的深い分離領域で囲まれた高濃度埋込
層の上の半導体領域内に、互いに比較的浅い分離領域で
分離された濃度の低い半導体領域と濃度の高い半導体領
域を設け、このうち高濃度の半導体領域の表面にはタン
タルオキサイド(Ta20、)のような誘電率の高い遷
移金属酸化物からなる絶縁膜を介して高融点金属層を形
成してコンデンサとする。また、上記低濃度の半導体領
域の表面にはバリア高さφBの小さな三元系金属からな
る電極層を形成して、ショットキバリアダイオードとす
る。これによって、別個の半導体領域にそれぞれコンデ
ンサとダイオードを形成する場合に比べて占有面積を少
なくして高集積化を図るとともに、同一濃度の半導体領
域の上に同一構造(もしくは材料)の電極を有するコン
デンサとダイオードを形成した場合に比べて、コンデン
サの周波数特性およびダイオードの順方向電圧特性等を
大幅に改善しC、メモリセルの読出し速度の高速化と動
作余裕度の向上を図るとともに、ショットキバリアダイ
オードの電極として二元系金属を用いた場合のように上
方のアルミニウム配線層との間にバリア電極層を入れる
必要をなくして、プロセスを簡略化できるようにするも
のである。
層の上の半導体領域内に、互いに比較的浅い分離領域で
分離された濃度の低い半導体領域と濃度の高い半導体領
域を設け、このうち高濃度の半導体領域の表面にはタン
タルオキサイド(Ta20、)のような誘電率の高い遷
移金属酸化物からなる絶縁膜を介して高融点金属層を形
成してコンデンサとする。また、上記低濃度の半導体領
域の表面にはバリア高さφBの小さな三元系金属からな
る電極層を形成して、ショットキバリアダイオードとす
る。これによって、別個の半導体領域にそれぞれコンデ
ンサとダイオードを形成する場合に比べて占有面積を少
なくして高集積化を図るとともに、同一濃度の半導体領
域の上に同一構造(もしくは材料)の電極を有するコン
デンサとダイオードを形成した場合に比べて、コンデン
サの周波数特性およびダイオードの順方向電圧特性等を
大幅に改善しC、メモリセルの読出し速度の高速化と動
作余裕度の向上を図るとともに、ショットキバリアダイ
オードの電極として二元系金属を用いた場合のように上
方のアルミニウム配線層との間にバリア電極層を入れる
必要をなくして、プロセスを簡略化できるようにするも
のである。
以下図面を用いてこの発明を具体的に説明する。
[実施例]
第1図には、本発明をエミッタ結合形メモリセルにおい
て負荷抵抗と並行に接続されるショットキバリアダイオ
ードおよびコンデンサの形成に適用した場合の一実施例
が示されている。
て負荷抵抗と並行に接続されるショットキバリアダイオ
ードおよびコンデンサの形成に適用した場合の一実施例
が示されている。
P型車結晶シリコンのような半導体基板1の上には、周
囲をトレンチアイソレーション領域のような分離領域9
で囲まれた高濃度のN+型埋込層2が形成されている。
囲をトレンチアイソレーション領域のような分離領域9
で囲まれた高濃度のN+型埋込層2が形成されている。
、N+型埋込層2上には、低濃度のN型半導体領域11
と高濃度のN+型半導体領域12がそれぞれ形成され、
N型半導体領域11とN+型半導体領域12との間には
、N型埋込層2に接するような深さにされた浅いトレン
チアイソレーション領域9が形成され、両生導体領域1
.1.12間を分離している。
と高濃度のN+型半導体領域12がそれぞれ形成され、
N型半導体領域11とN+型半導体領域12との間には
、N型埋込層2に接するような深さにされた浅いトレン
チアイソレーション領域9が形成され、両生導体領域1
.1.12間を分離している。
半導体基板1の表面上に形成された酸化シリコン膜4に
は開口部4aが、また、その上の絶縁膜13と14には
、開口部15が上記高濃度N+型半導体領域12に対応
した位置にそれぞれ形成されている。この開口部15の
内側からその周縁にかけては、タンタルオキサイド(T
azos)のような遷移金属酸化物からなる誘電率の高
い絶縁膜17が形成されている。そして、この絶縁膜1
7の上には、タングステンやモリブデンのような高融点
金属もしくはそれらのシリコン化合物(WSi、Mo5
i)等からなる電極層18が形成され、これによって、
電極層18とN+型半導体領域12との間に、単位面積
当りの静電容量の大きなコンデンサが構成されている。
は開口部4aが、また、その上の絶縁膜13と14には
、開口部15が上記高濃度N+型半導体領域12に対応
した位置にそれぞれ形成されている。この開口部15の
内側からその周縁にかけては、タンタルオキサイド(T
azos)のような遷移金属酸化物からなる誘電率の高
い絶縁膜17が形成されている。そして、この絶縁膜1
7の上には、タングステンやモリブデンのような高融点
金属もしくはそれらのシリコン化合物(WSi、Mo5
i)等からなる電極層18が形成され、これによって、
電極層18とN+型半導体領域12との間に、単位面積
当りの静電容量の大きなコンデンサが構成されている。
一方、N+型埋込層2上の低濃度N型半導体領域11表
面の絶縁膜13.14にはコンタクトホール20が形成
され、このコンタクトホール20の内側の半導体領域1
1の表面には、PtA1□Siのようなシリコンに対す
るバリア高さφBの小さな三元系金属からなる電極層2
1とアルミニウム層24が設けられている。この電極層
21は、例えば半導体領域11の表面に先ず白金シリサ
イド(Pt、Si)層を形成した後、アルミニウム層2
4を蒸着してからシンタリング(400℃程度の温度で
熱処理)を施すことによって、アルミニウムと白金シリ
サイドとを反応させて形成することができる。
面の絶縁膜13.14にはコンタクトホール20が形成
され、このコンタクトホール20の内側の半導体領域1
1の表面には、PtA1□Siのようなシリコンに対す
るバリア高さφBの小さな三元系金属からなる電極層2
1とアルミニウム層24が設けられている。この電極層
21は、例えば半導体領域11の表面に先ず白金シリサ
イド(Pt、Si)層を形成した後、アルミニウム層2
4を蒸着してからシンタリング(400℃程度の温度で
熱処理)を施すことによって、アルミニウムと白金シリ
サイドとを反応させて形成することができる。
すなわち、この実施例では、上記コンデンサの側の電極
層18の上(電極層18の外側では絶縁膜14の上)に
、PSG (リン・シリケート・ガラス)膜のような絶
縁膜19が形成され、この絶縁膜19に上記電極WJ2
1に対応して開口部20が形成される。そして、上記P
SG膜1膜上9上ルミニウム層24が形成され、開口部
20内にて上記コンデンサのショットキバリアダイオー
ドの極層21との接続が行われるようになっている。
層18の上(電極層18の外側では絶縁膜14の上)に
、PSG (リン・シリケート・ガラス)膜のような絶
縁膜19が形成され、この絶縁膜19に上記電極WJ2
1に対応して開口部20が形成される。そして、上記P
SG膜1膜上9上ルミニウム層24が形成され、開口部
20内にて上記コンデンサのショットキバリアダイオー
ドの極層21との接続が行われるようになっている。
上記実施例においては、トレンチアイソレーション領域
9で囲まれたN+型埋込層2の上に、電極構造の異なる
コンデンサとショットキバリアダイオードが形成されて
いる。そのため、コンデンサとショットキバリアダイオ
ードをそれぞれ別個の位置に形成する場合に比べて、分
離領域の分だけ高集積化が可能となる。
9で囲まれたN+型埋込層2の上に、電極構造の異なる
コンデンサとショットキバリアダイオードが形成されて
いる。そのため、コンデンサとショットキバリアダイオ
ードをそれぞれ別個の位置に形成する場合に比べて、分
離領域の分だけ高集積化が可能となる。
また、上記実施例では、コンデンサが形成される半導体
領域12の不純物濃度が、ダイオードが形成される半導
体領域11の不純物濃度よりも高くされている。従って
、ダイオードの部分では半導体領域11を低濃度に抑え
ることにより所望の順方向電圧VFを得ることができる
。しかも、コンデンサの部分では半導体領域12の濃度
を高くすることにより、コンデンサと直列に接続される
抵抗の値を小さくすることができる。これによって、コ
ンデンサの高周波特性が良好になる。
領域12の不純物濃度が、ダイオードが形成される半導
体領域11の不純物濃度よりも高くされている。従って
、ダイオードの部分では半導体領域11を低濃度に抑え
ることにより所望の順方向電圧VFを得ることができる
。しかも、コンデンサの部分では半導体領域12の濃度
を高くすることにより、コンデンサと直列に接続される
抵抗の値を小さくすることができる。これによって、コ
ンデンサの高周波特性が良好になる。
さらに、N+型半導体領域12を形成するためにはN型
不純物をドープしてからN+型埋込層2に達するように
深く熱拡散させる必要があるが、そのときコンデンサが
形成される半導体領域12とダイオードが形成される半
導体領域11との間にトレンチアイソレーション領域9
がないと、横方向にも拡散するので、コンデンサ側のN
”型半導体領域12とダイオードの電極層との接触を
防止するには、予めN+型埋込層2上の半導体領域の面
積を大きくしておかなければならない。これとともに、
N型不純物の打込みマスクと、N型半導体領域11の開
口部を形成するマスクとの合せ余裕も持たせておかなけ
ればならない。従って。
不純物をドープしてからN+型埋込層2に達するように
深く熱拡散させる必要があるが、そのときコンデンサが
形成される半導体領域12とダイオードが形成される半
導体領域11との間にトレンチアイソレーション領域9
がないと、横方向にも拡散するので、コンデンサ側のN
”型半導体領域12とダイオードの電極層との接触を
防止するには、予めN+型埋込層2上の半導体領域の面
積を大きくしておかなければならない。これとともに、
N型不純物の打込みマスクと、N型半導体領域11の開
口部を形成するマスクとの合せ余裕も持たせておかなけ
ればならない。従って。
コンデンサ形成領域およびダイオード形成領域の占有面
積がかなり大きくなる。
積がかなり大きくなる。
これに対し、上記実施例では、N型半導体領域11とN
+型半導体領域12との間が浅いトレンチアイソレーシ
ョン領域9で分離されているため、横方向への不純物の
拡散を考える必要がない。
+型半導体領域12との間が浅いトレンチアイソレーシ
ョン領域9で分離されているため、横方向への不純物の
拡散を考える必要がない。
そのため、N1半導体領域12の面積を小さくすること
ができるとともに、N型不純物打込みマスクの合せ余裕
を考慮する必要もない。これによって、N4型埋込層2
およびその上の半導体領域の面積すなわちダイオードお
よびコンデンサの占有面積が大幅に低減され、高集積化
が可能となる。
ができるとともに、N型不純物打込みマスクの合せ余裕
を考慮する必要もない。これによって、N4型埋込層2
およびその上の半導体領域の面積すなわちダイオードお
よびコンデンサの占有面積が大幅に低減され、高集積化
が可能となる。
さらに、上記実施例では、ショットキバリアダイオード
の電極層21として三元系の金属を用いるため、その上
にアルミニウム電極を直接形成することができる。その
ため、電極ff121の上にバリア電極層を形成する工
程が不要になってプロセスが簡略化される。
の電極層21として三元系の金属を用いるため、その上
にアルミニウム電極を直接形成することができる。その
ため、電極ff121の上にバリア電極層を形成する工
程が不要になってプロセスが簡略化される。
すなわち、従来はショットキバリアダイオードが形成さ
れる半導体領域(11)の表面に白金シリサイド(Pt
Si)やパラジウムシリサイド(Pd、Si)のような
メタルシリサイド層を形成してφBを下げようとする場
合には、後から形成されるアルミニウム電極との間で共
晶反応を起こしてφBがOになってしまう現象を防止す
るため、メタルシリサイド層とアルミニウム層との間に
チタンタングステンのようなバリア電極層を入れてやっ
ていた。しかるに1発明者らは、PtA12Siのよう
な三元系の金属を用いてダイオードの電極層を形成して
やれば、バリア電極が不要であり、しかも0.72eV
のようなφBが得られることを知得し、これに基づいて
上記実施例のような電極構造を得た。
れる半導体領域(11)の表面に白金シリサイド(Pt
Si)やパラジウムシリサイド(Pd、Si)のような
メタルシリサイド層を形成してφBを下げようとする場
合には、後から形成されるアルミニウム電極との間で共
晶反応を起こしてφBがOになってしまう現象を防止す
るため、メタルシリサイド層とアルミニウム層との間に
チタンタングステンのようなバリア電極層を入れてやっ
ていた。しかるに1発明者らは、PtA12Siのよう
な三元系の金属を用いてダイオードの電極層を形成して
やれば、バリア電極が不要であり、しかも0.72eV
のようなφBが得られることを知得し、これに基づいて
上記実施例のような電極構造を得た。
なお、上記実施例では三元系金属としてPtA12Si
を挙げているが、それ以外にもバリア電極を不要とする
三元系金属を用いることができる。
を挙げているが、それ以外にもバリア電極を不要とする
三元系金属を用いることができる。
また、PtA12Siのような金属にざらに銅(Cu)
を含ませたものでショットキバリアダイオードの電極層
を形成することも可能である。
を含ませたものでショットキバリアダイオードの電極層
を形成することも可能である。
次に、上記のような構造のダイオードおよびコンデンサ
を、第5図に示すようなエミッタ結合形メモリセルに適
用した場合のメモリセルのレイアウトの一例について第
2図を用いて説明する。
を、第5図に示すようなエミッタ結合形メモリセルに適
用した場合のメモリセルのレイアウトの一例について第
2図を用いて説明する。
第2図に示すようなレイアウトに従って配設されたメモ
リセルを複数個互いに隣接する上下のメモリセルと突き
合わせるような形で密接して配設することにより、ワー
ド線方向に沿ったメモリ行が構成される。また、このよ
うなメモリ行が左右方向に複数行配設されることにより
、マトリックス状のメモリアレイが構成される。
リセルを複数個互いに隣接する上下のメモリセルと突き
合わせるような形で密接して配設することにより、ワー
ド線方向に沿ったメモリ行が構成される。また、このよ
うなメモリ行が左右方向に複数行配設されることにより
、マトリックス状のメモリアレイが構成される。
第2図において、符号SBD□、SBD、で示されてい
るのは、ショットキバリアダイオードd l ld2の
形成領域で、このショットキバリアダイオード形成領域
5BD1,5BD2に隣接して抵抗r21r工の形成領
域R2,R1が各々設けられている。
るのは、ショットキバリアダイオードd l ld2の
形成領域で、このショットキバリアダイオード形成領域
5BD1,5BD2に隣接して抵抗r21r工の形成領
域R2,R1が各々設けられている。
この実施例ではダイオード形成領域SBD、(SB D
2)の上方に形成された一層目のアルミニウム層24が
、抵抗形成領域R2(R1)の上方にも延設されコンタ
クトホールC0NT□、C0NT2にて半導体表面のP
−型拡散層34(第4図参照)に接触されている。これ
によって、ショットキバリアダイオードd工(d2)の
アノード側端子および抵抗r、 (ri)の一方の端子
と接続が行われる。
2)の上方に形成された一層目のアルミニウム層24が
、抵抗形成領域R2(R1)の上方にも延設されコンタ
クトホールC0NT□、C0NT2にて半導体表面のP
−型拡散層34(第4図参照)に接触されている。これ
によって、ショットキバリアダイオードd工(d2)の
アノード側端子および抵抗r、 (ri)の一方の端子
と接続が行われる。
ダイオード形成領域5BD4,5BD2と抵抗形成領域
R,,R工に連続して、略コの字状をなすトランジスタ
q□、q2の形成領域Q□、Q2が設けられている。こ
のトランジスタ形成領域Q、、Q、の上記抵抗形成領域
R2,R工との隣接部分にはエミッタ領域E工□、E2
.が形成され、エミッタ領域Eit+Eztの上にはポ
リシリコン層PS11.PS2゜がそれぞれ形成されて
いる。
R,,R工に連続して、略コの字状をなすトランジスタ
q□、q2の形成領域Q□、Q2が設けられている。こ
のトランジスタ形成領域Q、、Q、の上記抵抗形成領域
R2,R工との隣接部分にはエミッタ領域E工□、E2
.が形成され、エミッタ領域Eit+Eztの上にはポ
リシリコン層PS11.PS2゜がそれぞれ形成されて
いる。
トランジスタ形成領域Q、、Q2の他端には、それぞれ
コレクタ引出し領域CN□、CN2が設けられている。
コレクタ引出し領域CN□、CN2が設けられている。
そして、このコレクタ引出し領域CN□、CN2に隣接
する反対側のトランジスタの形成領域Q2.Q工内にベ
ース・コンタクト六B2. B1がそれぞれ設けられて
いる。上記コレクタ引出し領域CN□、CN2は、特に
制限されないが、ポリシリコン層PS42.ps、□を
介してベース・コンタクト六B2.B、の上に形成され
たベース引出し電極A1□2+AIL2に接続されてい
る。これによって、トランジスタq1と92のベース・
コレクタ間の交差結合が行われる。上記ベース引出し電
極A1□2.A1□2は、一層目のアルミニウム層によ
って形成される。
する反対側のトランジスタの形成領域Q2.Q工内にベ
ース・コンタクト六B2. B1がそれぞれ設けられて
いる。上記コレクタ引出し領域CN□、CN2は、特に
制限されないが、ポリシリコン層PS42.ps、□を
介してベース・コンタクト六B2.B、の上に形成され
たベース引出し電極A1□2+AIL2に接続されてい
る。これによって、トランジスタq1と92のベース・
コレクタ間の交差結合が行われる。上記ベース引出し電
極A1□2.A1□2は、一層目のアルミニウム層によ
って形成される。
さらに、上記コレクタ引出し領域CN工(CN 2とベ
ース・コンタクト六Bよ(B2)との間には、第2のエ
ミッタ領域E工2(E2□)が設けられている。このエ
ミッタ領域E12.E2□の上には、ポリシリコン層P
S□、、PS2.がそれぞれ形成されている。ポリシリ
コン層PS13とps2.は、一層目のアルミニウム層
A1□、によって互いに接続されている。
ース・コンタクト六Bよ(B2)との間には、第2のエ
ミッタ領域E工2(E2□)が設けられている。このエ
ミッタ領域E12.E2□の上には、ポリシリコン層P
S□、、PS2.がそれぞれ形成されている。ポリシリ
コン層PS13とps2.は、一層目のアルミニウム層
A1□、によって互いに接続されている。
ダイオード形成領域SBD、(SBD2)を挟んで、抵
抗形成領域R2(R,)と反対側には、エミッタ領域E
4、(E2□)と隣接して、コンデンサ形成領域Hi
CL (Hi C2)が設けられている。このコンデン
サ形成領域Hi C1(Hi C2)を覆うように形成
されたコンデンサの電極層18は、セル外側すなわちダ
イオード形成領域SBD工(SB D、)の側方へ向か
って延設されている。そして、抵抗形成領域R2(R,
)およびダイオード形成領域SBD工(S B B2)
を覆うように形成された上記アルミニウム層24が、コ
ンデンサ形成領域Hi C1(Hi Cz)の側に延設
され、上記電極層18と重なり合うようにされており、
開口部19aにて互いに接続されている。
抗形成領域R2(R,)と反対側には、エミッタ領域E
4、(E2□)と隣接して、コンデンサ形成領域Hi
CL (Hi C2)が設けられている。このコンデン
サ形成領域Hi C1(Hi C2)を覆うように形成
されたコンデンサの電極層18は、セル外側すなわちダ
イオード形成領域SBD工(SB D、)の側方へ向か
って延設されている。そして、抵抗形成領域R2(R,
)およびダイオード形成領域SBD工(S B B2)
を覆うように形成された上記アルミニウム層24が、コ
ンデンサ形成領域Hi C1(Hi Cz)の側に延設
され、上記電極層18と重なり合うようにされており、
開口部19aにて互いに接続されている。
また、上記コンデンサ形成領域Hi C1(H1C2)
′およびこれと隣接するエミッタ領域E1□(B21)
の上方に、一層目のアルミニウム層からなるデータ!D
(D)が配設され、ポリシリコン層p S−0(P
521)に接触されている。
′およびこれと隣接するエミッタ領域E1□(B21)
の上方に、一層目のアルミニウム層からなるデータ!D
(D)が配設され、ポリシリコン層p S−0(P
521)に接触されている。
さらに、上記のようなレイアウトに従って形成されたメ
モリセルの上方に、データ線り、Dと直交するように、
二層目のアルミニウム層からなるワード線Wとスタンバ
イ電流が流されるスタンバイ線STとが、互いに並行し
て配設される。
モリセルの上方に、データ線り、Dと直交するように、
二層目のアルミニウム層からなるワード線Wとスタンバ
イ電流が流されるスタンバイ線STとが、互いに並行し
て配設される。
上記ワード線Wには、スルーホールTH工にてショット
キバリアダイオードd□(d2)のアノード端子として
のアルミニウム層A11l−(Al□1)が接続される
。なお、アルミニウムA12□は、隣接するメモリセル
内のショットキバリアダイオードd工のアルミニウム層
A1□1と一体に形成されることにより、ワード線Wに
接続される。
キバリアダイオードd□(d2)のアノード端子として
のアルミニウム層A11l−(Al□1)が接続される
。なお、アルミニウムA12□は、隣接するメモリセル
内のショットキバリアダイオードd工のアルミニウム層
A1□1と一体に形成されることにより、ワード線Wに
接続される。
一方、スタンバイ線STにはスルーホールTH2にて、
第2エミッタE1□、E2□の共通接続用アルミニウム
層A13が接触され、エミッタE1□またはE2□の一
方にスタンバイ電流が流れる。
第2エミッタE1□、E2□の共通接続用アルミニウム
層A13が接触され、エミッタE1□またはE2□の一
方にスタンバイ電流が流れる。
さらに、上記のようなメモリセルの周縁および対称的な
素子の境界にN+埋込層を貫通するような深いトレンチ
・アイソレーション領f4T−ISOが形成されて、素
子間分離が行われているとともに、ダイオード形成領域
SBD、(SBD2)とコンデンサ形成領域Hi C1
(Hi、 C,)との境界に、前記実施例で示した浅い
トレンチアイソレーション領域q工(第2図のハツチン
グの入っている箇所)が形成されている。すなわち、第
5図において鎖線F1. F、で囲まれている素子が、
それぞれトレンチアイソレーション領域T−ISOによ
って囲まれてお互いに分離されている。なお、第1図は
第2図におけるI−I線に沿った断面を示す。
素子の境界にN+埋込層を貫通するような深いトレンチ
・アイソレーション領f4T−ISOが形成されて、素
子間分離が行われているとともに、ダイオード形成領域
SBD、(SBD2)とコンデンサ形成領域Hi C1
(Hi、 C,)との境界に、前記実施例で示した浅い
トレンチアイソレーション領域q工(第2図のハツチン
グの入っている箇所)が形成されている。すなわち、第
5図において鎖線F1. F、で囲まれている素子が、
それぞれトレンチアイソレーション領域T−ISOによ
って囲まれてお互いに分離されている。なお、第1図は
第2図におけるI−I線に沿った断面を示す。
上記実施例においては、第3図に断面構造を示すように
コンデンサの電極層18をN+型半導体領域12(コン
デンサ形成領域HiC)の外側に延設させ、かつ電極層
18の上にPSGS上膜を被着し、上記電極延設部に対
応して開口部19aを形成してダイオード側から延設さ
れたアルミニウム層24と接触させである。そのため、
コンデンサの電極層18を構成する高融点金属が、その
上に蒸着されたアルミニウム層24と反応しても。
コンデンサの電極層18をN+型半導体領域12(コン
デンサ形成領域HiC)の外側に延設させ、かつ電極層
18の上にPSGS上膜を被着し、上記電極延設部に対
応して開口部19aを形成してダイオード側から延設さ
れたアルミニウム層24と接触させである。そのため、
コンデンサの電極層18を構成する高融点金属が、その
上に蒸着されたアルミニウム層24と反応しても。
接触がコンデンサの外側で行われているので反応がN+
型半導体領域12の表面まで達することがない。しかも
、N+が半導体領域12の表面の電極層18の上方はP
SG膜19で被覆されている。
型半導体領域12の表面まで達することがない。しかも
、N+が半導体領域12の表面の電極層18の上方はP
SG膜19で被覆されている。
従って、半導体領域12の上方にて電極層18とアルミ
ニウム層24との接触を図るようにした場合に比べて大
幅にコンデンサ部分の耐熱性が向上される。
ニウム層24との接触を図るようにした場合に比べて大
幅にコンデンサ部分の耐熱性が向上される。
さらに、上記実施例では、コンデンサとなるN1型半導
体領域12の上方のPSG膜1膜上9上データ線D (
D)となるアルミニウム配線層が形成されている。その
ため、上記のごとくコンデンサの電極層18を外側に延
設させてアルミニウム層24との接触を図るようにして
も何らセル面積が増大されることがなく、むしろセル面
積を低減することができる。
体領域12の上方のPSG膜1膜上9上データ線D (
D)となるアルミニウム配線層が形成されている。その
ため、上記のごとくコンデンサの電極層18を外側に延
設させてアルミニウム層24との接触を図るようにして
も何らセル面積が増大されることがなく、むしろセル面
積を低減することができる。
つまり、従来のショットキバリアダイオードを有するエ
ミッタ結合形のメモリセルでは、一般にデータ線り、D
下に素子の形成されていない比較的大きな未形成領域が
生じていた。これに対し、上記実施例では、データ線下
に積極的にコンデンサを形成し、アルミニウム層との接
触は外側で行うようにしているそのため、余分な未形成
領域がほとんど生じなくなって、その分だけセル面積が
低減され、高集積化が可能となる。
ミッタ結合形のメモリセルでは、一般にデータ線り、D
下に素子の形成されていない比較的大きな未形成領域が
生じていた。これに対し、上記実施例では、データ線下
に積極的にコンデンサを形成し、アルミニウム層との接
触は外側で行うようにしているそのため、余分な未形成
領域がほとんど生じなくなって、その分だけセル面積が
低減され、高集積化が可能となる。
第4図には、第2図におけるIV−IV線に沿った断面
が示されている。
が示されている。
同図において、31は第5図に示すメモリセルのトラン
ジスタワ工(もしくはqz)のベース領域となるP+型
半導体領域、32a、32bはトランジスタワ工(q2
)のエミッタ領域となるN+型半導体領域、そして33
はトランジスタqx (qz)のコレクタ引き上げ口と
なるN+型半導体領域である。
ジスタワ工(もしくはqz)のベース領域となるP+型
半導体領域、32a、32bはトランジスタワ工(q2
)のエミッタ領域となるN+型半導体領域、そして33
はトランジスタqx (qz)のコレクタ引き上げ口と
なるN+型半導体領域である。
特に制限されないが、この実施例では、エミッタ領域3
2a直下と32b直下のベース厚を変えることにより、
各々のhFE(直流電流増幅率)が最適になるようにさ
れている。
2a直下と32b直下のベース厚を変えることにより、
各々のhFE(直流電流増幅率)が最適になるようにさ
れている。
また、ショットキバリアダイオードd□(もしくはd2
)を構成するN型半導体領域11は、トランジスタq□
(q2)のコレクタ領域となるN+型埋込層2の上に形
成され、このN型半導体領域11とベース領域31との
間には、負荷抵抗r2(もしくはr□)となる浅いP−
型半導体領域34が形成されている。半導体領域11と
34との間には、トレンチアイソレージ3ン領域9が設
けられている。このトレンチアイソレーション領域9は
、第2図に示すように、途中で深いトレンチアイソレー
ションから浅いトレンチアイソレーション(ハツチング
で示す箇所)に変わるようにされている。これによって
半導体領域11とトランジスタワ工のコレクタ領域とを
接続するN+型埋込層2の断面積を変え、ダイオードd
1と直列に入る抵抗の値を調節するようになっている。
)を構成するN型半導体領域11は、トランジスタq□
(q2)のコレクタ領域となるN+型埋込層2の上に形
成され、このN型半導体領域11とベース領域31との
間には、負荷抵抗r2(もしくはr□)となる浅いP−
型半導体領域34が形成されている。半導体領域11と
34との間には、トレンチアイソレージ3ン領域9が設
けられている。このトレンチアイソレーション領域9は
、第2図に示すように、途中で深いトレンチアイソレー
ションから浅いトレンチアイソレーション(ハツチング
で示す箇所)に変わるようにされている。これによって
半導体領域11とトランジスタワ工のコレクタ領域とを
接続するN+型埋込層2の断面積を変え、ダイオードd
1と直列に入る抵抗の値を調節するようになっている。
さらに、この実施例では、ベース領域31とコレクタ引
出し口33との間にも浅いトレンチアイソレーション領
域9が形成されている。
出し口33との間にも浅いトレンチアイソレーション領
域9が形成されている。
ショットキバリアダイオードd□(d2)となるN型半
導体領域11から負荷抵抗となるP−型半導体領域34
の表面にかけての絶縁膜13.14゜19上にアルミニ
ウム層24が形成され、コンタクトホール20にてショ
ットキバリアダイオードの電極層21と接触されている
。そして、アルミニウム層24の延長部が図示しない箇
所でP−型半導体領域34の表面に接触されることによ
ってダイオードd□(d2)のアノード側端子と抵抗r
z(r□)の一方の端子との接続が行われている。
導体領域11から負荷抵抗となるP−型半導体領域34
の表面にかけての絶縁膜13.14゜19上にアルミニ
ウム層24が形成され、コンタクトホール20にてショ
ットキバリアダイオードの電極層21と接触されている
。そして、アルミニウム層24の延長部が図示しない箇
所でP−型半導体領域34の表面に接触されることによ
ってダイオードd□(d2)のアノード側端子と抵抗r
z(r□)の一方の端子との接続が行われている。
また、ベース領域31の表面の絶縁膜13.14に形成
されたコンタクトホール20bには、ベース引出し電極
となるアルミ電極24bが形成されている。
されたコンタクトホール20bには、ベース引出し電極
となるアルミ電極24bが形成されている。
一方、エミッタ領域32a、32bおよびコレクタ引出
し口33に対応して、基板表面の絶縁膜13.14に形
成されたコンタクトホール20c〜20eには、ポリシ
リコン電極36a〜36cが形成され、このポリシリコ
ン電極36a〜36Cの上に絶縁膜19を介してアルミ
電極24c〜24eが形成されている。
し口33に対応して、基板表面の絶縁膜13.14に形
成されたコンタクトホール20c〜20eには、ポリシ
リコン電極36a〜36cが形成され、このポリシリコ
ン電極36a〜36Cの上に絶縁膜19を介してアルミ
電極24c〜24eが形成されている。
[効果]
(1)比較的深い分離領域で囲まれた高濃度埋込層の上
の半導体領域内に、互いに比較的浅い分離領域で分離さ
れた濃度の低い半導体領域と濃度の高い半導体領域を設
け、このうち高濃度の半導体領域の表面にはタンタルオ
キサイド(Tazos)のような誘電率の高い遷移金属
酸化物からなる絶縁膜を介して高融点金属層を形成して
コンデンサとしたので、ダイオードとコンデンサを各々
独立に所望の特性を有するように形成できるという作用
により、ダイオードおよびコンデンサを有するメモリセ
ルの動作速度および動作余裕度が向上される。しかも、
集積度が低下されることがないという効果がある。
の半導体領域内に、互いに比較的浅い分離領域で分離さ
れた濃度の低い半導体領域と濃度の高い半導体領域を設
け、このうち高濃度の半導体領域の表面にはタンタルオ
キサイド(Tazos)のような誘電率の高い遷移金属
酸化物からなる絶縁膜を介して高融点金属層を形成して
コンデンサとしたので、ダイオードとコンデンサを各々
独立に所望の特性を有するように形成できるという作用
により、ダイオードおよびコンデンサを有するメモリセ
ルの動作速度および動作余裕度が向上される。しかも、
集積度が低下されることがないという効果がある。
(2)比較的深い分離領域で囲まれた高感度埋込層の上
の半導体領域内に、互いに比較的浅い分離領域で分離さ
れた濃度の低い半導体領域と濃度の高い半導体領域を設
け、このうち高濃度の半導体領域の表面にはタンタルオ
キサイド(Tazos)のような誘電率の高い遷移金属
酸化物からなる絶縁膜を介して高融点金属層を形成して
コンデンサとしたので、境界のトレンチアイソレーショ
ンで高濃度半導体領域からの横方向の不純物拡散が防止
されるという作用により、コンデンサおよびダイオード
の形成領域の面積が低減され、高集積化が可能になると
いう効果がある。
の半導体領域内に、互いに比較的浅い分離領域で分離さ
れた濃度の低い半導体領域と濃度の高い半導体領域を設
け、このうち高濃度の半導体領域の表面にはタンタルオ
キサイド(Tazos)のような誘電率の高い遷移金属
酸化物からなる絶縁膜を介して高融点金属層を形成して
コンデンサとしたので、境界のトレンチアイソレーショ
ンで高濃度半導体領域からの横方向の不純物拡散が防止
されるという作用により、コンデンサおよびダイオード
の形成領域の面積が低減され、高集積化が可能になると
いう効果がある。
(3)比較的深い分離領域で囲まれた高感度埋込層の上
の半導体領域内に、互いに比較的浅い分離領域で分離さ
れた濃度の低い半導体領域と濃度の高い半導体領域を設
け、このうち高濃度の半導体領域の表面にはタンタルオ
キサイド(Ta20.)のような誘電率の高い遷移金属
酸化物からなる絶縁膜を介して高融点金属層を形成して
コンデンサとし、上記低濃度の半導体領域の表面にはφ
Bの小さな三元系金属からなる電極層を形成して、ショ
ットキバリアダイオードとしたので、上方のアルミニウ
ム配線層との間にバリア電極層を入れる必要がないとい
う作用により、プロセスが簡略化されるという効果があ
る。
の半導体領域内に、互いに比較的浅い分離領域で分離さ
れた濃度の低い半導体領域と濃度の高い半導体領域を設
け、このうち高濃度の半導体領域の表面にはタンタルオ
キサイド(Ta20.)のような誘電率の高い遷移金属
酸化物からなる絶縁膜を介して高融点金属層を形成して
コンデンサとし、上記低濃度の半導体領域の表面にはφ
Bの小さな三元系金属からなる電極層を形成して、ショ
ットキバリアダイオードとしたので、上方のアルミニウ
ム配線層との間にバリア電極層を入れる必要がないとい
う作用により、プロセスが簡略化されるという効果があ
る。
(4)コンデンサの電極層をN+型半導体領域(コンデ
ンサ形成領域)の外側に延設させ、かつこの電極層の上
にPSG膜を被着し、上記延設部に対応して開口部を形
成してダイオード側から延設されたアルミニウム層と接
触させるようにしたので、コンデンサの電極層を構成す
る高融金属が、その上に蒸着されたアルミニウム層と反
応しても、接触がコンデンサの外側で行われているので
、反応がN+型半導体領域の表面まで達することがない
という作用により、コンデンサ部分の耐熱性が向上され
るという効果がある。
ンサ形成領域)の外側に延設させ、かつこの電極層の上
にPSG膜を被着し、上記延設部に対応して開口部を形
成してダイオード側から延設されたアルミニウム層と接
触させるようにしたので、コンデンサの電極層を構成す
る高融金属が、その上に蒸着されたアルミニウム層と反
応しても、接触がコンデンサの外側で行われているので
、反応がN+型半導体領域の表面まで達することがない
という作用により、コンデンサ部分の耐熱性が向上され
るという効果がある。
(5)コンデンサの電極層をN+型半導体領域(コンデ
ンサ形成領域)の外側に延設させ、かつこの電極層の上
にPSG膜を被着し、上記延設部に対応して開口部を形
成してダイオード側から延設されたアルミニウム層と接
触させるとともに、コンデンサとなるN+型半導体領域
の上方のPSG膜上に、データ線となるアルミニウム配
線層を形成してなるので、素子の未形成領域がほとんど
生じなくなるという作用により、そのセル面積が低減さ
れ、高集積化が可能となるという効果がある。
ンサ形成領域)の外側に延設させ、かつこの電極層の上
にPSG膜を被着し、上記延設部に対応して開口部を形
成してダイオード側から延設されたアルミニウム層と接
触させるとともに、コンデンサとなるN+型半導体領域
の上方のPSG膜上に、データ線となるアルミニウム配
線層を形成してなるので、素子の未形成領域がほとんど
生じなくなるという作用により、そのセル面積が低減さ
れ、高集積化が可能となるという効果がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
[利用分野]
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるエミッタ結合形メモ
リセルにおける負荷抵抗側のショットキバリアダイオー
ドとコンデンサに適用した場合について説明したが、こ
の発明はそれに限定されず、ダイオードとコンデンサを
必要とする半導体集積回路一般に利用することができる
。
をその背景となった利用分野であるエミッタ結合形メモ
リセルにおける負荷抵抗側のショットキバリアダイオー
ドとコンデンサに適用した場合について説明したが、こ
の発明はそれに限定されず、ダイオードとコンデンサを
必要とする半導体集積回路一般に利用することができる
。
第1図は、本発明に係るダイオードとコンデンサの構造
の一実施例を示すもので第2図におけるI−I線に沿っ
た断面図、 第2図は、本発明に係るダイオードとコンデンサをメモ
リセルに利用した場合のメモリセルのレイアウトの一実
施例を示す平面説明図。 第3図は、第2図における■−■線に沿った断面図、 第4図は、第2図におけるIV−IV線に沿った断面図
、 第5図は、本発明が適用されるのに好適なメモリセルの
構成例を示す回路図、 第6図は、従来のバイポーラ型スタティックRAMにお
けるメモリセルの一般的な構成例を示す回路図、 第7図は、従来のメモリセルを構成するダイオードとコ
ンデンサの構造の一例を示す断面図である。 1・・・・半導体基板、2・・・・N+型埋込層、4・
・、・絶縁膜、9.9’、9”・・・・トレンチアイソ
レーション領域、11・・・・ダイオード形成領域(N
型半導体領域)、12・・・・コンデンサ形成領域(N
+型半導体領域)、13,14.19・・・・絶縁膜、
15.20・・・・開口部、17・・・・絶縁膜(コン
デンサの誘電体)、18・・・・コンデンサの電極層、
21・・・・電極層、24・・・・アルミニウム層、3
1・・・・ベース領域、32a。 32b・・・・エミッタ領域、33・・・・コレクタ引
出し口、q□+ q2・・・・マルチエミッタ・トラン
ジスタ、d□l d2・・・・ショットキ・バリア・ダ
イオード、ril r2・・・・負荷抵抗、D、D・・
・・データ線、W・・・・ワード線、Q、、Q2・・・
・トランジスタ形成領域、SBD工、SBD、・・・・
ショットキ・バリア・ダイオード形成領域、R1゜R2
・・・・抵抗形成領域、HiC:1.HiC2・・・・
コンデンサ形成領域。 第 1 図 第 3 図 第 4 図
の一実施例を示すもので第2図におけるI−I線に沿っ
た断面図、 第2図は、本発明に係るダイオードとコンデンサをメモ
リセルに利用した場合のメモリセルのレイアウトの一実
施例を示す平面説明図。 第3図は、第2図における■−■線に沿った断面図、 第4図は、第2図におけるIV−IV線に沿った断面図
、 第5図は、本発明が適用されるのに好適なメモリセルの
構成例を示す回路図、 第6図は、従来のバイポーラ型スタティックRAMにお
けるメモリセルの一般的な構成例を示す回路図、 第7図は、従来のメモリセルを構成するダイオードとコ
ンデンサの構造の一例を示す断面図である。 1・・・・半導体基板、2・・・・N+型埋込層、4・
・、・絶縁膜、9.9’、9”・・・・トレンチアイソ
レーション領域、11・・・・ダイオード形成領域(N
型半導体領域)、12・・・・コンデンサ形成領域(N
+型半導体領域)、13,14.19・・・・絶縁膜、
15.20・・・・開口部、17・・・・絶縁膜(コン
デンサの誘電体)、18・・・・コンデンサの電極層、
21・・・・電極層、24・・・・アルミニウム層、3
1・・・・ベース領域、32a。 32b・・・・エミッタ領域、33・・・・コレクタ引
出し口、q□+ q2・・・・マルチエミッタ・トラン
ジスタ、d□l d2・・・・ショットキ・バリア・ダ
イオード、ril r2・・・・負荷抵抗、D、D・・
・・データ線、W・・・・ワード線、Q、、Q2・・・
・トランジスタ形成領域、SBD工、SBD、・・・・
ショットキ・バリア・ダイオード形成領域、R1゜R2
・・・・抵抗形成領域、HiC:1.HiC2・・・・
コンデンサ形成領域。 第 1 図 第 3 図 第 4 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の一主面上に形成された同一の半導体領
域の表面の一部には直接電極層が形成されてダイオード
とされるとともに、他の部分の表面には絶縁膜を介して
、電極層が形成されてコンデンサとされ、上記ダイオー
ドおよびコンデンサが形成された半導体領域は、ダイオ
ード形成領域の不純物濃度よりもコンデンサ形成領域の
不純物濃度の方が高くなるようにされ、かつ両方の半導
体領域の間には分離領域が形成されてなることを特徴と
する半導体装置。 2、上記ダイオードの形成領域の表面の電極層は三元系
の金属からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の半導体装置。 3、上記コンデンサ形成領域の表面には、遷移金属の酸
化物からなる絶縁膜を介して高融点金属からなる電極層
が形成されてなることを特徴とする特許請求の範囲第1
項もしくは第2項記載の半導体装置。 4、高融点金属からなる上記コンデンサの電極層は、コ
ンデンサ形成領域の外側に延設され、かつ電極層の上に
は絶縁膜が形成され、上記電極層の延設部に対応して上
記絶縁膜に形成された開口部にて上方のアルミニウム層
と接触されてなることを特徴とする特許請求の範囲第1
項、第2項もしくは第3項記載の半導体装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60262434A JPS62123764A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 半導体装置 |
US06/860,413 US4809052A (en) | 1985-05-10 | 1986-05-07 | Semiconductor memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60262434A JPS62123764A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62123764A true JPS62123764A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17375731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60262434A Pending JPS62123764A (ja) | 1985-05-10 | 1985-11-25 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62123764A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4956692A (en) * | 1987-11-09 | 1990-09-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device having an isolation oxide film |
US5021852A (en) * | 1989-05-18 | 1991-06-04 | Texas Instruments Incorporated | Semiconductor integrated circuit device |
US5051795A (en) * | 1989-11-21 | 1991-09-24 | Texas Instruments Incorporated | EEPROM with trench-isolated bitlines |
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