JPS6230634Y2 - - Google Patents

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JPS6230634Y2
JPS6230634Y2 JP1775681U JP1775681U JPS6230634Y2 JP S6230634 Y2 JPS6230634 Y2 JP S6230634Y2 JP 1775681 U JP1775681 U JP 1775681U JP 1775681 U JP1775681 U JP 1775681U JP S6230634 Y2 JPS6230634 Y2 JP S6230634Y2
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JP
Japan
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screw shaft
disc body
sealing
fitted
disc
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JP1775681U
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JPS57130097U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液体又は気体のパイプラインにおい
て、パイプ内の圧力を下げることなく分岐管を接
続する場合に一時的に用いる圧力漏洩防止栓装置
に関するものである。
(従来の技術) 内圧の働いているパイプラインの圧力を下げる
ことなく、パイプの所要位置から枝管を分岐する
場合、該分岐部に取付フランジを溶着した後専用
機すなわち不断式穿孔機が用いられることは既に
周知である。この穿孔機を用いて穿孔した後盲板
を取りつけるまでの間、上記取付フランジ内に一
時的に漏洩防止栓が挿入介設される。ところで高
圧用漏洩防止栓として開発されたものとして第8
図に示すような装置が知られているが、この装置
では、ロツクOリングプラグイ内外の圧力バラン
スをとる機構を有していて、これを操作する特定
の補助工具を必要とすること、又内圧に対抗する
ストツパー機構としては、取付フランジロに設け
られたボルト孔に螺嵌されたボルトハをねじ込む
ことによつて内部鋼製リングニがプラグ外周に形
成した溝に嵌入するようになつているので結局取
付フランジに設けられている上記ボルト孔を溶接
で閉塞し漏洩を防止しなければならない等の欠点
があり、改善が望まれていた。またボルトで連結
された2枚の鋼板にはさまれたゴムを更に強圧し
て径方向にせり出させるようにした栓機構が知ら
れているが、これはゴムの摩擦だけで抜け出しを
防止しているため内圧が作用する場合の防止栓と
して使用することはできない。
(考案が解決しようとする問題点) 要するに本考案は先に説明した高圧用漏洩防止
栓の欠点を排除するとともに更に操作性は勿論完
全なシール機能を発揮する装置を提供せんとする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のシール栓装置は、作動ねじ軸の一端に
固定した円板体とこれに対向すべく作動ねじ軸に
対し遊嵌状に取付けられた円板体および両円板体
の周縁部内側に嵌設保持されたシールゴム体から
成るシール機構a、上記作動ねじ軸とその他端に
螺嵌された作動子およびこれに遊嵌設した軸受に
基端を枢着した複数本のリンクから成る作動機構
b、上記シール機構aの円板体に突設した支承体
と円板体の外縁部上面で支承されかつ上記支承体
をガイドとし更に上記リンクの先端とそれぞれ枢
着する軸受を設けた複数の係止板から成る係止機
構cを具備する栓機構Aと、上記係止板が嵌入す
る係止条溝とシールゴム体が圧接する弧面突壁を
形成した取付フランジBによつて構成されている
ことを考案の要旨とするものである。
(作 用) 本考案シール栓装置は、上記の如く構成された
取付フランジBとこれに挿嵌して密栓せしめる栓
機構Aとからなり、特にその栓機構Aをシール機
構aとその作動機構bおよびこれら両者間に組み
込んだ係止機構cとで構成したので、挿嵌時に予
じめシール機構aのシールゴム体12の径を適当
に調整しておけば、挿嵌後には作動機構bの作動
ねじ軸1を上記シール機構aにより上記取付けフ
ランジB内に不回転保持させることができる。し
たがつて密栓時には作動機構bの作動子2のみの
回動操作が可能であり、この回動操作で作動子2
を螺進動させると作動子2に遊嵌設した軸受に枢
着連結された係止機構cとシール機構aを回動さ
せることなく所要の作動を行なわせることができ
る。すなわち、係止機構cの各係止板14は各リ
ンク7の開脚で上記取付フランジBの内面に当接
された後も移動が可能で係止条溝23に係合し、
同時にシール機構aのシールゴム体12を膨出さ
せて密栓することができるものである。
以下その実施例を示す図面に基づいて説明す
る。
すなわち本考案は、漏洩防止機構a(以下シー
ル機構という)および該シール機構aを働かせる
作動機構b更に該作動機構bにより動作する系止
機構cを具備した栓機構Aと、該栓機構Aが対応
する特定形状をなす取付フランジBとから構成さ
れるものである。ところで1は上記栓機構Aの中
心に位する作動ねじ軸であり、その外端部(圧力
が作用する内側イに対する外側ロ)には作動子2
を螺嵌している。なお該作動子2は六角ナツト部
3と管軸部4から成り、この管軸部4の内側に上
記作動ねじ軸1が螺貫するねじが設けられてお
り、更に外周には滑り軸受5を介してリンク連結
用軸受6を嵌設している。このリンク連結用軸受
6は後述する係止板に対応してその突設対数が決
定されるものであり、それぞれにリンク7の基端
を枢着している。
8および9は相対する円板体であり、内側イの
円板体8は上記作動ねじ軸1の内端に固定され、
外側の円板体9には第1図に示す如く作動ねじ軸
1が遊貫する開口10を設けるか、又は第7図に
例示する如く、作動ねじ軸1に対する軸封機構1
1を設けている。12は上記両円板体8,9の外
端部内側において嵌設保持されたタイヤ状のシー
ルゴム体であり、特に作動ねじ軸1に対する軸封
機構11を設けた場合、上記両円板体8,9とシ
ールゴム体12で区画形成される空間13は密封
状態に保持され、両円板体8,9の間隔を狭める
ことによる空気圧をシールゴム体12に対する膨
出圧力として付加させることができる。なお図示
されていないが、シールゴム体12を管状ゴムと
し、円板体8,9の挟着作用により外周方向へ膨
出させるようにしてもよいのであり、それらの選
択は内部圧力の大小に対応して行なえばよい。
14は係止板であり、実施例にあつては均等に
分割した4枚の扇形状板体から成り、個々の係止
板14は第4図に示す如く、中央上面に軸受15
を又この軸受15部から内端縁に至る切欠き長孔
16を設けている。なお該係止板14の外端縁
は、後述する取付フランジと同心円をもつて弧状
縁17に形成されている。そして上記軸受15に
は先に説明したリンク7の先端がそれぞれ枢着さ
れ、又各係止板14の切欠き長孔16には円板体
9の上面に突設した支承体18の案内突軸19を
挿嵌している。したがつて各係止板14は支承体
18および円板体9の外周部で支承され、水平を
維持したままリンク7の角度変更によつてそれぞ
れ出退動作するのである。なお20は上記支承体
18の案内突軸19に突設したねじであり、これ
にワツシヤ21を介しボルト22を螺嵌すること
によつて各係止板14の浮上りを防止しかつ水平
移動の円滑化をはかつている。
23は取付フランジBの内周壁に形成された係
止条溝であり、又同内周壁には係止条溝23に続
く弧面突壁24を形成している。なお図中25は
取付フランジBの外端縁に多数設けた音フランジ
取付用のねじ孔である。
本考案は、以上その実施例について説明したよ
うな構造であり、まず第1図に示す如く、栓機構
Aを取付フランジBのシール位置に挿入する。こ
の位置に栓機構Aを挿入した状態では、シールゴ
ム体12が取付フランジBの弧面突壁24に嵌接
し、シールゴム体12自体がもつ自己シール力
(弧面突壁24に圧着する力)によつて或程度の
強い力で嵌着された状態を維持する。ここにおい
て作動子2の六角ナツト部3にスパナを嵌め作動
子2を螺進させると、この動作によつてリンク7
が開脚し、かつ円板体8が作動ねじ軸1を介して
円板体9側へ引き寄せられる。したがつて各係止
板14が外方向に進出し、遂には第2図に示す如
くその弧状縁17が取付フランジBの係止条溝2
3に嵌入して栓機構Aの取付フランジBに対する
固定がなされ又同時にシールゴム体12が狭圧さ
れて膨出し、より強力な力で弧面突壁24に圧着
され内圧に対抗するシールが達成されるのであ
る。なお栓機構Aを抜き取る場合は作動子2を逆
方向へ回転操作することによつて固定およびシー
ル関係が解除される。
(考案の効果) 本考案によれば、作動ねじ軸1の一端に固定し
た円板体8とこれに対向する円板体9および両円
板体8,9の周縁部内側に嵌設保持されたシール
ゴム体12から成るシール機構a、上記作動ねじ
1とその他端に螺嵌された作動子2および該作動
子に嵌設した軸受6に基端を枢着した複数本のリ
ンク7から成る作動機構b、上記シール機構aの
円板体9に突設した支承体18と円板体9の外端
部上面で支承されかつ上記支承体18をガイドと
し更に上記リンク7の先端とそれぞれ枢着する軸
受15を設けた複数の係止板から成る係止機構C
を具備する栓機構Aと、上記係止板が嵌入する係
止条溝23とシールゴム体12が圧接する弧面突
壁24を形成した取付フランジBによつて構成さ
れるものであり、作動子を回転操作するだけの簡
単な操作で栓機構の固定と該機構によるシールが
達成され、その作用は円滑でしかも確実である。
なおシールゴム体の形状を選択することおよびシ
ールゴム体と円板体とから形成される空間を密封
すること等によつて内圧に対抗する所望のシール
機能を付与させることができるという特長もあ
る。また取付フランジの係止条溝のほぼ全域に対
して係止板が等しく嵌入するので栓機構の固定が
完全強固であり、更に作動子の操作に当り、先ず
シールゴム体が圧着して或程度の固定がなされる
ので作動子の回転によつてシール機構が共回りす
ることもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は栓機構を取付フランジ内へ挿入した状態を示す
縦断面図、第2図は固定とシールを行なつた状態
を示す縦断面図、第3図は平面図、第4図は係止
板単体の平面図、第5図は第1図における−
断面図、第6図は円板体と支承体の関係を示す斜
視図、第7図は作動ねじ軸に対する円板体の固定
およびシールの一例を示す部分断面図、第8図は
従来の装置を示す縦断面図である。 Aは栓機構、Bは取付フランジ、aはシール機
構、bは作動機構、cは係止機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 作動ねじ軸の一端に固定した円板体とこれに
    対向すべく作動ねじ軸に対し遊嵌状に取付けら
    れた円板体および両円板体の周縁部内側に嵌設
    保持されたシールゴム体から成るシール機構
    a、上記作動ねじとその他端に螺嵌された作動
    子およびこれに嵌設した軸受に基端を枢着した
    複数本のリンクから成る作動機構b、上記シー
    ル機構aの円板体に突設した支承体と円板体の
    外縁部上面で支承されかつ上記支承体をガイド
    とし更に上記リンクの先端とそれぞれ枢着する
    軸受を設けた複数の係止板から成る係止機構c
    を具備する栓機構Aと、上記係止板が嵌入する
    係止条溝とシールゴム体が圧接する弧面突壁を
    形成した取付フランジBによつて構成されてい
    ることを特徴とするシール栓装置。 (2) 上記作動ねじ軸に対し遊嵌状に取付けられた
    円板体の作動ねじ軸が貫く円板体と作動ねじ軸
    間に軸封機構を設けたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のシール栓装置。
JP1775681U 1981-02-09 1981-02-09 Expired JPS6230634Y2 (ja)

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JP1775681U JPS6230634Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JP1775681U JPS6230634Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JPS57130097U JPS57130097U (ja) 1982-08-13
JPS6230634Y2 true JPS6230634Y2 (ja) 1987-08-06

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JP1775681U Expired JPS6230634Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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JPS57130097U (ja) 1982-08-13

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