JPS597672Y2 - 配管工事用止水栓 - Google Patents
配管工事用止水栓Info
- Publication number
- JPS597672Y2 JPS597672Y2 JP1976065259U JP6525976U JPS597672Y2 JP S597672 Y2 JPS597672 Y2 JP S597672Y2 JP 1976065259 U JP1976065259 U JP 1976065259U JP 6525976 U JP6525976 U JP 6525976U JP S597672 Y2 JPS597672 Y2 JP S597672Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing material
- shaped
- stop valve
- water stop
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pipe Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は配管工事用止水栓の考案に係り、配管工事をな
すに当って作業を一時中止し、或いは配管設定操作をな
すような場合に、当該管体内に外部の湧水や土砂類等が
侵入することを防止し、又は管路内流体の流出を防止す
るような目的で管路端部に施される止水栓の構或を簡易
化すると共に緊締操作力を軽減せしめ、しかもパッキン
グ材の安定且つ的確な接合を図ってシール効果を高める
ことのできるようにしたものである。
すに当って作業を一時中止し、或いは配管設定操作をな
すような場合に、当該管体内に外部の湧水や土砂類等が
侵入することを防止し、又は管路内流体の流出を防止す
るような目的で管路端部に施される止水栓の構或を簡易
化すると共に緊締操作力を軽減せしめ、しかもパッキン
グ材の安定且つ的確な接合を図ってシール効果を高める
ことのできるようにしたものである。
配管工事をなすに当って作業を一時中止し、或いは配管
設定操作をなすような場合に、当該管体内に外部の湧出
水や土砂類等が侵入することを防止し、或いは管路内流
体の流出を防止するために止水栓を用いることは頗る有
意であり、斯様な止水栓として従来から種々のものが用
いられているが、これら従来のものにおいてはその締付
け操作が容易でなく、しかもそのシール作用は密実なゴ
ム等の弾性材の復元力に抗した条件下でなされるもので
あるだけに必ずしも充分に得ることができず、更には管
径の変化に対する順応範囲が狭いので多数の止水栓を準
備しなければならない等の不利、欠点がある。
設定操作をなすような場合に、当該管体内に外部の湧出
水や土砂類等が侵入することを防止し、或いは管路内流
体の流出を防止するために止水栓を用いることは頗る有
意であり、斯様な止水栓として従来から種々のものが用
いられているが、これら従来のものにおいてはその締付
け操作が容易でなく、しかもそのシール作用は密実なゴ
ム等の弾性材の復元力に抗した条件下でなされるもので
あるだけに必ずしも充分に得ることができず、更には管
径の変化に対する順応範囲が狭いので多数の止水栓を準
備しなければならない等の不利、欠点がある。
本考案は前記したような従来のものの不利、欠点を解消
するように工夫されたものであって、その実施態様を添
附図面に示すものについて説明すると、本考案において
は管内に挿入し得るように比較的小径とされた円板状受
板１と管体端縁外に位置した適宜に係止するようにされ
た比較的大径の円板状押板２を用い、これらの円板状受
板１と円板状押板２との間に内腔１０を有し断面がＣ型
をなした円環状パッキング材３を介装するものであり、
然してこれら両円板１，２における中心部には緊締杆４
とこれに螺合した蝶ナットのような緊子５より戒る緊締
手段を設け、然して上記したような両円板１，２におけ
る周側部近くに前記Ｃ型のパッキング材３における内側
部を両側から受入れるための両円板１，２面に４５゜以
下の傾斜又は彎曲面６，７を対設し、前記円環状パッキ
ング材３の側面にそれらの傾斜又は彎曲面６，７に即応
した接合面１６， １７を形或したものである。
するように工夫されたものであって、その実施態様を添
附図面に示すものについて説明すると、本考案において
は管内に挿入し得るように比較的小径とされた円板状受
板１と管体端縁外に位置した適宜に係止するようにされ
た比較的大径の円板状押板２を用い、これらの円板状受
板１と円板状押板２との間に内腔１０を有し断面がＣ型
をなした円環状パッキング材３を介装するものであり、
然してこれら両円板１，２における中心部には緊締杆４
とこれに螺合した蝶ナットのような緊子５より戒る緊締
手段を設け、然して上記したような両円板１，２におけ
る周側部近くに前記Ｃ型のパッキング材３における内側
部を両側から受入れるための両円板１，２面に４５゜以
下の傾斜又は彎曲面６，７を対設し、前記円環状パッキ
ング材３の側面にそれらの傾斜又は彎曲面６，７に即応
した接合面１６， １７を形或したものである。
上記したような本考案によるものの管端部に対する適用
状態は管体８の内部にその受板１とパッキング材３を挿
入した状態で緊締手段による緊締圧縮をパッキング材３
に加えるものであり、このような緊締操作によってパッ
キング材３は従来のものにおける如きパッキング材全体
の拡径作用とは異り単に内腔を有するＣ型パッキング材
３の折曲現象による外側膨出作用を利用してシール関係
を形或することができるのでその緊締圧縮時における抵
抗が甚だ低いものとなり、しかも各円板部材１，２の周
側部近くに形或された傾斜又は彎曲６，７は上記折曲現
象形或時においてパッキング材３の中間部が内側方向に
凹入することを好ましいバランス条件下で有効に阻止す
るので新曲変形による外側方向膨出量が甚だ大きいもの
となり、従って管径の変化に対しても相当の範囲でよく
追随し夫々に好ましいシール関係を形或することが可能
である。
状態は管体８の内部にその受板１とパッキング材３を挿
入した状態で緊締手段による緊締圧縮をパッキング材３
に加えるものであり、このような緊締操作によってパッ
キング材３は従来のものにおける如きパッキング材全体
の拡径作用とは異り単に内腔を有するＣ型パッキング材
３の折曲現象による外側膨出作用を利用してシール関係
を形或することができるのでその緊締圧縮時における抵
抗が甚だ低いものとなり、しかも各円板部材１，２の周
側部近くに形或された傾斜又は彎曲６，７は上記折曲現
象形或時においてパッキング材３の中間部が内側方向に
凹入することを好ましいバランス条件下で有効に阻止す
るので新曲変形による外側方向膨出量が甚だ大きいもの
となり、従って管径の変化に対しても相当の範囲でよく
追随し夫々に好ましいシール関係を形或することが可能
である。
比較的大径の押板２は管体８の端縁９に的確に係止する
ことは第１図に示す通りであり、緊締手段における緊子
５として蝶螺子の如きを利用することにより緊締のため
に殊更に工具等を使用する必要なく十作業で円滑な緊締
及び解脱を形威し得るし、作業時間も充分に短縮するこ
とができる。
ことは第１図に示す通りであり、緊締手段における緊子
５として蝶螺子の如きを利用することにより緊締のため
に殊更に工具等を使用する必要なく十作業で円滑な緊締
及び解脱を形威し得るし、作業時間も充分に短縮するこ
とができる。
以上説明したような本考案によるときは受板、押板及び
円環状パッキング材と単なる蝶ナットの如きによる簡易
な緊締手段より或る簡単な構成で足り、又その蝶ナット
の如きに対する指頭などによる軽易な緊締操作力によっ
て好ましい管端部でのシール状態を形或することができ
るものであって、即ち上記したような傾斜又は彎曲面に
よりパッキング材の接合面を緊締することにより該パッ
キング材中間部の半径方向内側への凹入を有効に防止し
て該中間部を外側に膨出せしめ、適切なバランス維持条
件下で有効なシール関係を形或することが可能であり、
相当の管径変化にも即応させ得ると共にそのシール状態
を安定化し得るものであるから実用上その効果の大きい
考案である。
円環状パッキング材と単なる蝶ナットの如きによる簡易
な緊締手段より或る簡単な構成で足り、又その蝶ナット
の如きに対する指頭などによる軽易な緊締操作力によっ
て好ましい管端部でのシール状態を形或することができ
るものであって、即ち上記したような傾斜又は彎曲面に
よりパッキング材の接合面を緊締することにより該パッ
キング材中間部の半径方向内側への凹入を有効に防止し
て該中間部を外側に膨出せしめ、適切なバランス維持条
件下で有効なシール関係を形或することが可能であり、
相当の管径変化にも即応させ得ると共にそのシール状態
を安定化し得るものであるから実用上その効果の大きい
考案である。
図面は本考案の実施態様を示すものであって、第１図は
本考案によるものを管端に装着緊締した状態の断面図、
第２図はその部分切欠正面図、第３図はそのパッキング
材についての部分的な切断側面図である。 然してこれらの図面において、１は比較的小径の円板状
受板、２は比較的大径の円板状押板、３は断面Ｃ型の円
環状パッキング、４は緊締手段の一要素たる緊締杆、５
はそのもう１つの要素たる緊子、６，７は上記両円板１
，２に形戒された傾斜又は彎曲面、１０はパッキング３
の内腔を示すものである。
本考案によるものを管端に装着緊締した状態の断面図、
第２図はその部分切欠正面図、第３図はそのパッキング
材についての部分的な切断側面図である。 然してこれらの図面において、１は比較的小径の円板状
受板、２は比較的大径の円板状押板、３は断面Ｃ型の円
環状パッキング、４は緊締手段の一要素たる緊締杆、５
はそのもう１つの要素たる緊子、６，７は上記両円板１
，２に形戒された傾斜又は彎曲面、１０はパッキング３
の内腔を示すものである。
Claims (1)
- 比較的小径の円板状受板と比較的大径の円板状押板との
間に内腔を有する断面Ｃ型の円環状パッキング材を介装
すると共にこれら受板及び押板の中間部を緊締手段によ
り緊締し得るようにしたものにおいて、前記受板と押板
の周側部近くに上記円環状パッキング材の側面を受入れ
る傾斜又は彎曲面を対設し、しかも該円環状パッキング
材の側面にそれら傾斜又は彎曲面に即応した接合面を形
或して或を配管工事用止水栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976065259U JPS597672Y2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | 配管工事用止水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976065259U JPS597672Y2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | 配管工事用止水栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52156324U JPS52156324U (ja) | 1977-11-28 |
| JPS597672Y2 true JPS597672Y2 (ja) | 1984-03-08 |
Family
ID=28530113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976065259U Expired JPS597672Y2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | 配管工事用止水栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597672Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7347014B2 (ja) * | 2019-08-29 | 2023-09-20 | 株式会社Ihi | 閉止装置及び配管閉止ユニット |
-
1976
- 1976-05-24 JP JP1976065259U patent/JPS597672Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52156324U (ja) | 1977-11-28 |
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