JPS6230188A - コ−ルタ−ルの処理方法 - Google Patents
コ−ルタ−ルの処理方法Info
- Publication number
- JPS6230188A JPS6230188A JP16945185A JP16945185A JPS6230188A JP S6230188 A JPS6230188 A JP S6230188A JP 16945185 A JP16945185 A JP 16945185A JP 16945185 A JP16945185 A JP 16945185A JP S6230188 A JPS6230188 A JP S6230188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pitch
- hydrocracking
- catalyst
- fraction
- coal tar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、コークス炉から副生ずるコールタールの処理
方法に関する。
方法に関する。
(従来の技術)
コークス炉から副生ずるコールタールを蒸留した際の留
分別の沸点範囲と収率は第1表に示す通りである0 第1表 第1表から明らかなように、コールタール蒸留人品の大
部分はピッチであり、コールタールに対して55係の収
率で得らnる0さらに、このピッチとアントラセン油と
を合わせるとコールタールの約80係に達し、コールタ
ール蒸留製品のほとんどが重質油であることが認めらn
るO しかしながら、現在化学原料として注目さ几ている留分
て今後生産増が望まnているものは、アントラセン油ま
たは洗浄油以下の中・軽質油分であ乙、tと9げ一アン
トラセン油中に合寸nでいるアントラセンは高級染料、
バルブ用蒸解剤の原料として注目さnている。また、洗
浄油中のジメチルナブタンン類はそのまま熱媒ちるいは
溶剤として使用さnており、特に2,6−シメチルナフ
タレンは高級プラスチック原料として注目さnている。
分別の沸点範囲と収率は第1表に示す通りである0 第1表 第1表から明らかなように、コールタール蒸留人品の大
部分はピッチであり、コールタールに対して55係の収
率で得らnる0さらに、このピッチとアントラセン油と
を合わせるとコールタールの約80係に達し、コールタ
ール蒸留製品のほとんどが重質油であることが認めらn
るO しかしながら、現在化学原料として注目さ几ている留分
て今後生産増が望まnているものは、アントラセン油ま
たは洗浄油以下の中・軽質油分であ乙、tと9げ一アン
トラセン油中に合寸nでいるアントラセンは高級染料、
バルブ用蒸解剤の原料として注目さnている。また、洗
浄油中のジメチルナブタンン類はそのまま熱媒ちるいは
溶剤として使用さnており、特に2,6−シメチルナフ
タレンは高級プラスチック原料として注目さnている。
さらに、ナフタリン油中のナフタレンは現在有機化学品
の基礎原料であり、その製品としては可塑剤、染料、医
薬、防虫剤、界面活性剤等がちり、巾広い用途を有する
とともにその使用量も多く、今後も生産増加が期待さn
る。
の基礎原料であり、その製品としては可塑剤、染料、医
薬、防虫剤、界面活性剤等がちり、巾広い用途を有する
とともにその使用量も多く、今後も生産増加が期待さn
る。
一方、アントラセン油までの留分を除去したピッチにつ
いては、その性状が常温では固体であり、ハンドリング
が困難なこと等から用途が限ら扛ている。また、生産量
が多いことと相俟って使用量はごく限らnたもので−あ
る。このため、ピッチの使用量がアントラセン油の生成
量を決定しているのが現状であり、アントラセン油の生
成量を増加させるためには、ピッチの有効利用を図る必
要がある。
いては、その性状が常温では固体であり、ハンドリング
が困難なこと等から用途が限ら扛ている。また、生産量
が多いことと相俟って使用量はごく限らnたもので−あ
る。このため、ピッチの使用量がアントラセン油の生成
量を決定しているのが現状であり、アントラセン油の生
成量を増加させるためには、ピッチの有効利用を図る必
要がある。
また、洗浄油までの留分の収率な増加させるために、洗
浄油までの留分を蒸留し、残部のいわゆるロードタール
な粘結剤あるいは燃料として利用することも行なわ1て
いるが、前述のようにロードタールはコールタールの8
0%ヲ占めており、その使用量にも限度があるため、ロ
ードタール使用量が洗浄油以下の蒸留量を決定している
。
浄油までの留分を蒸留し、残部のいわゆるロードタール
な粘結剤あるいは燃料として利用することも行なわ1て
いるが、前述のようにロードタールはコールタールの8
0%ヲ占めており、その使用量にも限度があるため、ロ
ードタール使用量が洗浄油以下の蒸留量を決定している
。
このように、コールタールから中・軽質油分の収率を増
加させるためには、重質油分の有効利用が必要不可欠の
条件である。
加させるためには、重質油分の有効利用が必要不可欠の
条件である。
そこで、石炭系重質油を水素化分解処理して中・軽質油
分を生成することが、たとえば特開昭59−18708
8号公報、特開昭60−65091号公報、特開昭60
−67591号公報、特開昭60−71687号公報等
により開示さ几ている。こnらの方法は、沸点270°
C以下のいわゆる洗浄油留分を除去したロードタールあ
るいはカットタールに対して水素化分解処理を施すもの
である。
分を生成することが、たとえば特開昭59−18708
8号公報、特開昭60−65091号公報、特開昭60
−67591号公報、特開昭60−71687号公報等
により開示さ几ている。こnらの方法は、沸点270°
C以下のいわゆる洗浄油留分を除去したロードタールあ
るいはカットタールに対して水素化分解処理を施すもの
である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記の方法によると、沸点270°C以
上の留分から沸点270℃以下の留分を生成する割合は
約30係と少なく、前記のように、70%を占める沸点
270°C以上の留分の処理を考慮する必要があった。
上の留分から沸点270℃以下の留分を生成する割合は
約30係と少なく、前記のように、70%を占める沸点
270°C以上の留分の処理を考慮する必要があった。
また、この水素化分解後の沸点270℃の留分から沸点
270〜350℃のアントラセン油を製造するためには
、沸点270〜350 ’Cの留分全体を水素化分解工
程に循環することになるので、水素化分解工程の反応装
置の規模を犬きくする必要があった。
270〜350℃のアントラセン油を製造するためには
、沸点270〜350 ’Cの留分全体を水素化分解工
程に循環することになるので、水素化分解工程の反応装
置の規模を犬きくする必要があった。
さらに、沸点270〜350°Cの留分が水素化さnる
ので、消費する水素コストおよび生成した水素化物の脱
水素に要するコストも嵩むものであった。
ので、消費する水素コストおよび生成した水素化物の脱
水素に要するコストも嵩むものであった。
また、沸点270〜350℃の留分から、ガス、水とと
もに沸点270℃未満の留分が生成するので、沸点27
0〜350℃留分の生成を目的とする場合には、収率が
低下することとなつ九〇 一方、コールタールの水素化分解反応に使用さnる触媒
に関しては、一般に、 ■ 高活性で高価なCo、MoあるいはN i −M
。
もに沸点270℃未満の留分が生成するので、沸点27
0〜350℃留分の生成を目的とする場合には、収率が
低下することとなつ九〇 一方、コールタールの水素化分解反応に使用さnる触媒
に関しては、一般に、 ■ 高活性で高価なCo、MoあるいはN i −M
。
等の触媒と
■ 低活性で廉価な鉄系の使い捨て触媒、に分類さnる
が、そnぞnにつぎのような問題があった。すなわち、
■を用いる場合には、軽質油収率は高く、製品性状も良
好であるが、触媒表面への炭素質の析出等によυ触媒活
性を失い、触媒寿命は極めて短いため、触媒再生工程が
必要となる0しかし、その再生も充分でなく、高価な触
媒の補充を行なわなけ汎ばならず、軽質油のコストが割
高となっている。
が、そnぞnにつぎのような問題があった。すなわち、
■を用いる場合には、軽質油収率は高く、製品性状も良
好であるが、触媒表面への炭素質の析出等によυ触媒活
性を失い、触媒寿命は極めて短いため、触媒再生工程が
必要となる0しかし、その再生も充分でなく、高価な触
媒の補充を行なわなけ汎ばならず、軽質油のコストが割
高となっている。
−!た、■を用いる場合、■と比べて軽質油収率は低く
製品品質も若干劣る。しかしながら、触媒を使い捨てる
ことができるので、触媒再生工程は必要でない。ところ
が、触媒活性が低いため、触媒使用量が多く、この触媒
使用量が軽質油コストに影響するのはいうまでもなl/
′1゜そこで、本発明の目的は、アントラセン油までの
中・軽質油を効率良く生成すると同時にピッチ収率を減
少し、コールタールの有効利用を図ることができ、また
、水素および触媒の使用量を減少してコスト節減を図る
ことができるコールタールの処理方法を提供することに
ある。
製品品質も若干劣る。しかしながら、触媒を使い捨てる
ことができるので、触媒再生工程は必要でない。ところ
が、触媒活性が低いため、触媒使用量が多く、この触媒
使用量が軽質油コストに影響するのはいうまでもなl/
′1゜そこで、本発明の目的は、アントラセン油までの
中・軽質油を効率良く生成すると同時にピッチ収率を減
少し、コールタールの有効利用を図ることができ、また
、水素および触媒の使用量を減少してコスト節減を図る
ことができるコールタールの処理方法を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために、本第1の発明は、沸点3
50℃以下の留分を除去し、残部のピッチを触媒の存在
下に水素化分解し、生成物を減圧蒸留することを特徴と
するものである。
50℃以下の留分を除去し、残部のピッチを触媒の存在
下に水素化分解し、生成物を減圧蒸留することを特徴と
するものである。
また、本第2の発明は、沸点350℃未満の留分を除去
し、残部のピッチを触媒の存在下に水素化分解し、生成
物を減圧蒸留し、得られた沸点350°C以上の留分な
再び水素化分解にもどすことを特徴とするものである。
し、残部のピッチを触媒の存在下に水素化分解し、生成
物を減圧蒸留し、得られた沸点350°C以上の留分な
再び水素化分解にもどすことを特徴とするものである。
本発明におけるコールタールとしては、石炭乾留時に副
生ずる低温タールや高温タール等を用いることができる
。
生ずる低温タールや高温タール等を用いることができる
。
(作用)
本発明において、予め沸点350℃未満のいわゆるアン
トラセン油までの留分を除去しておくのは、つぎのよう
な、本発明者らの知見による。すなわち、本発明者らは
、予め沸点350℃未満の留分を除去しておくことによ
り、水素化分解効率を向上させることができるとともに
、ピッチ収率を低下させることができることを知見した
。さらに詳細に述べると、コールタールの主成分である
芳香族化合物の水素化反応では環数の多い化合物種水素
化さC易いことを見出し、さらに、芳香族化合物の水素
化分解反応では、反応温度が充分に高けnば水素化さ几
易い化合物程分解し易く、分解生成物はみかけ上逐次的
に環数が減少していくことを見出した。
トラセン油までの留分を除去しておくのは、つぎのよう
な、本発明者らの知見による。すなわち、本発明者らは
、予め沸点350℃未満の留分を除去しておくことによ
り、水素化分解効率を向上させることができるとともに
、ピッチ収率を低下させることができることを知見した
。さらに詳細に述べると、コールタールの主成分である
芳香族化合物の水素化反応では環数の多い化合物種水素
化さC易いことを見出し、さらに、芳香族化合物の水素
化分解反応では、反応温度が充分に高けnば水素化さ几
易い化合物程分解し易く、分解生成物はみかけ上逐次的
に環数が減少していくことを見出した。
沸点350℃以下の留分な予め除去することにより、ピ
ッチ中には2環の化合物の割合が減少し、主成分は3環
以上の芳香族化合物となるC3環以上の化合物は前述の
ように2環の化合物と比べて水素化さ几易く、水素化分
解し易い。
ッチ中には2環の化合物の割合が減少し、主成分は3環
以上の芳香族化合物となるC3環以上の化合物は前述の
ように2環の化合物と比べて水素化さ几易く、水素化分
解し易い。
このように、水素化分解し易い化合物を濃縮しておくこ
とにより、効率的に水素化分解反応を行なうことができ
る。
とにより、効率的に水素化分解反応を行なうことができ
る。
(発明の具体例)
以上さらに本発明を詳述すると、本発明に従って、前記
沸点350℃以上のピッチを第1A図のように触媒の存
在下で水素化分解反応させる。
沸点350℃以上のピッチを第1A図のように触媒の存
在下で水素化分解反応させる。
反応温度としては450〜500℃、また水素圧は10
0〜200kg/dあるいはそn以上が望ましい。
0〜200kg/dあるいはそn以上が望ましい。
反応温度が450℃未満であると水素化反応は進行する
けしども水素化分解反応は進行せず、中・軽質油の収率
が低いからである。一方、反応温度が500℃以上では
ガスの副生量が多くかつコーキングトラブルを生じ易い
からである。
けしども水素化分解反応は進行せず、中・軽質油の収率
が低いからである。一方、反応温度が500℃以上では
ガスの副生量が多くかつコーキングトラブルを生じ易い
からである。
また、水素圧がl OOkg/c++!未満であると、
芳香環の水素化反応が進行しにくく、水素化反応に引き
続く分解反応も進行しにくいために、中軽質油の収率が
低いからでちる。他方水素圧があまり高くなると、高価
な水素の消費量が増加するとともに耐圧設備に要するコ
ストが割高となる。
芳香環の水素化反応が進行しにくく、水素化反応に引き
続く分解反応も進行しにくいために、中軽質油の収率が
低いからでちる。他方水素圧があまり高くなると、高価
な水素の消費量が増加するとともに耐圧設備に要するコ
ストが割高となる。
本発明に用いらnる触媒としては、鉄系触媒が望ましい
0ピツチの水素化分解反応に使用さnる触媒は被毒さn
易く、lた多量に必要とさnるので容易に入手できかつ
安価な鉄系触媒が望ましいのである。
0ピツチの水素化分解反応に使用さnる触媒は被毒さn
易く、lた多量に必要とさnるので容易に入手できかつ
安価な鉄系触媒が望ましいのである。
この鉄系触媒としては、赤泥、鉄鉱石、製鉄所の石炭ガ
ス化炉等の廃棄物等の鉄系化合物がピッチに対して1〜
10%使用さnる。助触媒として硫黄化合物を鉄系化合
物と同様ピッチに対して1〜10チ使用することが特に
好ましい。
ス化炉等の廃棄物等の鉄系化合物がピッチに対して1〜
10%使用さnる。助触媒として硫黄化合物を鉄系化合
物と同様ピッチに対して1〜10チ使用することが特に
好ましい。
水素化分解後のピッチは、蒸留により、アントラセン油
までの留分とピッチ留分に分離さ几るO 分離さnた中・軽質油とピッチは製品として取り出さn
る。
までの留分とピッチ留分に分離さ几るO 分離さnた中・軽質油とピッチは製品として取り出さn
る。
第1B図に示すように、分離さnたピッチを再び水素化
分解工程に循環することもできる。
分解工程に循環することもできる。
この場合には、ピッチの収率の激減と中・軽質油収率、
触媒効率の向上、さらに操業トラブルの減少を図ること
ができる。
触媒効率の向上、さらに操業トラブルの減少を図ること
ができる。
水素化分解後のピッチの水素化分解反応において、原料
ピッチに及ばな込もののさらに中・軽質油を生成するこ
とができる0 また、水素化分解後のピッチ中に含まnている触媒につ
いても、触媒活性が残存していることが認めらnた。
ピッチに及ばな込もののさらに中・軽質油を生成するこ
とができる0 また、水素化分解後のピッチ中に含まnている触媒につ
いても、触媒活性が残存していることが認めらnた。
さらに、水素化分解後のど、チのガスクロ分析を実施し
たところ、水素化ピレン等水素化物が存在することが認
めらn几oこのような水素化物には水素倶与性があり、
コーキング予防に有効であることが知らnでいる。
たところ、水素化ピレン等水素化物が存在することが認
めらn几oこのような水素化物には水素倶与性があり、
コーキング予防に有効であることが知らnでいる。
(実施例)
さらに、本発明を実施例にて説明する。
コールタールから沸点350℃未満の留分を除去した重
質油を水素化分解用原料とした。この元素分析値を第2
表に示す0 この沸点350℃以上のピッチを0.5 kg/Hrの
処理能力を有する水素化分解装置を用いて、第3表に示
す反応条件で水素化分解し、定常になった時の物質収支
を第4表に実施例として示除去したロードタールを原料
として水素化分解した場合の物質収支を比較例として第
4表に併せて示す。
質油を水素化分解用原料とした。この元素分析値を第2
表に示す0 この沸点350℃以上のピッチを0.5 kg/Hrの
処理能力を有する水素化分解装置を用いて、第3表に示
す反応条件で水素化分解し、定常になった時の物質収支
を第4表に実施例として示除去したロードタールを原料
として水素化分解した場合の物質収支を比較例として第
4表に併せて示す。
比較例では沸点270°C以下の中・軽質油の収率は実
施例と比べて大きい。しかしながら、比較例に示したロ
ードタール中には沸点270〜350℃のアントラセン
油が約30壬含まnておシ、この30係を除去してピッ
チベースで物質収支を求めた結果を第5表に比較例とし
て示す0但しアントラセン油留分は変化しないと仮定し
た。
施例と比べて大きい。しかしながら、比較例に示したロ
ードタール中には沸点270〜350℃のアントラセン
油が約30壬含まnておシ、この30係を除去してピッ
チベースで物質収支を求めた結果を第5表に比較例とし
て示す0但しアントラセン油留分は変化しないと仮定し
た。
第5表よシアントラセン油留分を除去したことにより
■ ピッチ収率の減少
■ 中・軽質油収率、特にアントラセン油留分の収率の
向上の効果が認めらnる0 さらに、水素化分解後のピンチを水素化分解し几結果を
第6表に実施例として示す0比較例には原料ピッチを無
触媒で水素化分解した際の物質収支を示した。
向上の効果が認めらnる0 さらに、水素化分解後のピンチを水素化分解し几結果を
第6表に実施例として示す0比較例には原料ピッチを無
触媒で水素化分解した際の物質収支を示した。
第6表の結果より、水素化分解後のピッチは第4表に示
した触媒存在下でピッチを水素化分解した結果と比べて
劣るものの無触媒で水素化分解した結果と比べて優nて
いることが認めらnる〇 第7表には水素化分解後のピッチを再び水素化分解工程
に循環し、定常状態になった際の物質収支を示す。なお
、循環量はピッチの水素化分解後の沸点350℃以上の
留分量としたO第7表より、水素化分解後のピッチを水
素化分解工程に循環することにより、ピッチ収率が減少
し中・軽質油収率が向上することが認めらnる。
した触媒存在下でピッチを水素化分解した結果と比べて
劣るものの無触媒で水素化分解した結果と比べて優nて
いることが認めらnる〇 第7表には水素化分解後のピッチを再び水素化分解工程
に循環し、定常状態になった際の物質収支を示す。なお
、循環量はピッチの水素化分解後の沸点350℃以上の
留分量としたO第7表より、水素化分解後のピッチを水
素化分解工程に循環することにより、ピッチ収率が減少
し中・軽質油収率が向上することが認めらnる。
第2表
第3表
第 4 表
第 5 表
第 6 1表
第 7 表
(発明の効果)
上記したように、本発明によnば、ピッチ収率を大幅に
減少させることができ、その結果、ピッチネックたよる
コールタールの蒸留量制限の問題が緩和さnる。さらに
、本発明は、中・軽質油の収率向上と相俟ってコールタ
ールからの化成製造に資するところが犬きく、工業的に
きわめて有益である0
減少させることができ、その結果、ピッチネックたよる
コールタールの蒸留量制限の問題が緩和さnる。さらに
、本発明は、中・軽質油の収率向上と相俟ってコールタ
ールからの化成製造に資するところが犬きく、工業的に
きわめて有益である0
第1A図は本発明の一実施例を示す工程図、第1B図は
本発明の池の実施例を示す工程図である。 第1A図 第1B図 循 櫂ピッ牛 手続主甫正書岨発) 昭和61年6月24日 昭和60年 特許側 第169451号2、発明の名称 コールタールの処理方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名称 (211)住友金属工業株式会社4、代理人
■101 7、補正の内容
本発明の池の実施例を示す工程図である。 第1A図 第1B図 循 櫂ピッ牛 手続主甫正書岨発) 昭和61年6月24日 昭和60年 特許側 第169451号2、発明の名称 コールタールの処理方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 名称 (211)住友金属工業株式会社4、代理人
■101 7、補正の内容
Claims (2)
- (1)沸点350℃以下の留分を除去し、残部のピッチ
を触媒の存在下に水素化分解し、生成物を減圧蒸留する
ことを特徴とするコールタールの処理方法 - (2)沸点350℃以下の留分を除去し、残部のピッチ
を触媒の存在下に水素化分解し、生成物を減圧蒸留し、
得られた沸点350℃以上の留分を再び水素化分解工程
にもどすことを特徴とするコールタールの処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16945185A JPS6230188A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | コ−ルタ−ルの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16945185A JPS6230188A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | コ−ルタ−ルの処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6230188A true JPS6230188A (ja) | 1987-02-09 |
Family
ID=15886843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16945185A Pending JPS6230188A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | コ−ルタ−ルの処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6230188A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107541243A (zh) * | 2016-06-27 | 2018-01-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种煤焦油加氢的方法 |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP16945185A patent/JPS6230188A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107541243A (zh) * | 2016-06-27 | 2018-01-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种煤焦油加氢的方法 |
CN107541243B (zh) * | 2016-06-27 | 2019-05-17 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种煤焦油加氢的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2067217A (en) | Treatment of fluid cracking catalyst | |
JPH08319489A (ja) | 重質原油および蒸留残渣油の留出油への転化方法 | |
JPH0115559B2 (ja) | ||
US2238726A (en) | Conversion of carbon oxides into higher hydrocarbons | |
US4139453A (en) | Hydrorefining an asphaltene- containing black oil with unsupported vanadium catalyst | |
US3617505A (en) | Hydroconversion of asphaltenes with a coke promoter | |
US3483118A (en) | Hydrorefining a hydrocarbonaceous charge stock with a molten lewis acid and molybdenum sulfide | |
JPS6230188A (ja) | コ−ルタ−ルの処理方法 | |
JPS6254791A (ja) | コ−ルタ−ルの処理方法 | |
US3663452A (en) | Hydrogenation catalyst | |
JPS62192487A (ja) | コ−ルタ−ルの処理方法 | |
JPS6254792A (ja) | コ−ルタ−ルの処理方法 | |
JPS6241287A (ja) | コ−ルタ−ルの処理方法 | |
JPS6241288A (ja) | コ−ルタ−ルの処理方法 | |
JPH05310611A (ja) | 2−メチルナフタレンの製造方法 | |
US1990708A (en) | Production of valuable hydrocarbons | |
US3483117A (en) | Hydrorefining of metal-containing black oils with a molten lewis acid and a molybdenum halide | |
JPS61203198A (ja) | 石炭の液化方法 | |
CN212152198U (zh) | 一种煤焦油分段预处理装置 | |
JP2784076B2 (ja) | 石炭液化方法 | |
BE886770A (fr) | Procede de cracking catalytique fluide d'huiles residuaires de distillation | |
JPS59145288A (ja) | 軽油の水添精製法 | |
JPH0367551B2 (ja) | ||
Bhan et al. | Hydrotreat used lube oil | |
US3619411A (en) | Process of converting high-boiling hydrocarbon to lower-boiling fluid products |