JPS623017A - 均質沈澱による主として球状粒子よりなる水和アルミナの製造方法 - Google Patents

均質沈澱による主として球状粒子よりなる水和アルミナの製造方法

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JPS623017A JP61058430A JP5843086A JPS623017A JP S623017 A JPS623017 A JP S623017A JP 61058430 A JP61058430 A JP 61058430A JP 5843086 A JP5843086 A JP 5843086A JP S623017 A JPS623017 A JP S623017A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] 本発明は、1μm未満若しくは11JmJ:り大きく3
μmまでのq−法を有する主として球状の非凝集粒子よ
りなる水和アルミナの製造方法に関する。
特に本発明は、均質沈澱による硫酸アルミニウムからな
る水溶液より出発する水和アルミナに関する。
[発明の背量1 水和アルミナは、先駆体と同じ形態学的及び粒子学的特
性を保持するような主として球状粒子よりなる各種の結
晶アルミナを製造するため先駆体として使用することが
できる。α−アルミナの製造は、特に本出願人により出
願された先行特許出願の明細書に記載されている。
アルミナは、その種々の結晶形態において広範囲の用途
を有し、たとえば半導体用の支持体を製造りる際及び集
積回路を充填する際の電子部品用の索材として、或いは
切断工具を製作するためのセラミック材料として、或い
は不均質触媒にあける触媒又は触媒支持体としての用途
を有する。
単分散された又は低い多分散指数をもって多分散された
球状かつ非凝集粒子として水和アルミナを製造するには
、技術文献及び特許明細書から種々の方法が知られてい
る。
ジャーナル・インオーガニック・ヌクレア・ケミストリ
ー(1973) 、第35巻、第3691−3705頁
(ロジャー・プレース及びエゴン・マチジエビック)に
は1迦未溝の寸法を有しかつ90°Cより高く100°
C程度の温度にて数時間乃至数日間の時間にわたり強制
加水分解することにより硫酸アルミニウム溶液から出発
して製造される水和された球状の単分散アルミナの製造
方法が記載されている。
この文献によれば、球状かつ単分散型として生成物を得
るには、2X10−4〜5X10−3モル/Qの範囲の
Aで3′1′濃度を有する硫酸アルミニウム溶液を用い
て操作することが極めて重要である。
球状かつ単分散の粒子としてアルミナを得るために必須
である上記の濃度で操作することにより、沈澱した水和
アルミナは、1xio−:3モル/での)門度のAl当
容合液ら出発して4日後に33m里%の最大値に達する
出発溶液のへ23町閂度を高めれば(強制加水分解時間
は同じとする)、沈澱する水和アルミナの割合は低下す
る傾向を有する。加水分解を同じ初期へで塩濃度にてよ
り艮時間行なえば、沈澱アルミナの再溶解が起こる結果
、沈澱収率がさらに低下する。
上記方法は、水和アルミナの生産性か1mg/lhr、
の程度のように極めて低いため、工業上の観点から実用
的でない。
アルミニウム5ec−ブ1ヘキシドの強制加水分解を硫
酸イオンの存在下で行なえば理論収率に達づるまで反応
収率を増大させうることも知られているが、常に極めて
低い△e3+濃度、一般に10−3モル/での程度で操
作する必要があり、これは5Qmg/ 1 hr、の程
度の生産性をもたらす。
上記種類の方法は、たとえば「アルミニウム・ヒトラス
・オキサイド・ゾル、II 、 A I! −5ec、
 −ブトキシドの加水分解による均一球状粒子の製造」
P、L、カトン及びE、マチジエビツク、ジャーナル・
オブ・コロイド・インターフェース・サイエンス、第4
8巻、第2号、1974年8月)、第291頁に記載さ
れている。この方法によれば定量的収率が得られるとし
ても常に生産性が極めて低く、極めて複雑な方法を必要
とすると共に硫酸アルミニウムよりもずっと高い価格を
有するアルミニウム化合物を使用する。
さらに、たとえば硫酸塩のようなアルミニウム塩から出
発して10%アンモニヤ水溶液の存在下に、約016モ
ル/2のHaにて得られる水和アルミナの他の製造方法
も知られている。
この種の方法は、南アフリカ特許第555.052号明
細書に示されれている。しかしながら、この方法により
得られるアルミナは、単分散粒子の形態でなく多分散粒
子の形態であり、特に沈澱か均質に生じないため凝集物
が存在する。
硫酸アルミニウムから出発し、熱の作用下で0H−1イ
オンを放出し得る物質の存在下で短時間に均質沈澱を生
せしめるように、アルミナを1する他の方法も知られて
いる。
「均質沈澱」という用語は、アルミニウム塩溶液とアル
カリ性溶液との急速接触によって生ずる局部的な過飽和
現象が生じないことを意味する。
しかしながら、この方法によってもアルミナはたとえ定
温的反応により得られたとしてし球状粒子の形態となら
ず、大抵の場合5xlO−3モル/lより高い出発A1
23層農度で操作すれば凝集物の形態となる。
さらに、硝酸アルミニウム又は硫酸アルミニウムから出
発しコハク酸、N 1−14.0 e及び尿素の存在下
でアルミナを製造する方法も知られており、これは均質
沈澱をもたらす。しかしながら、これらの場合にも、常
に凝集物が存在するため低い多分散指数を有する球状粒
子としてアルミナを得ることができない。
制御された形態を有しかつ凝集物を含まない水和アルミ
ナを工業上興味ある高収率で僻る観点から、溶液からの
沈澱を含む」−記したような方法は利用されず、異なる
技術か使用される。
この種の”ls4”?W六方法たとえばヨーロッパ特許
出願公開第117,755号公報に記載されており、こ
の方法によれば加水分解姓アルミニアム化合物の液状粒
子のエアロゾルを作成し、これを順次に水蒸気と反応さ
せて固体粒子として水和アルミ犬を得ることを含む技術
が利用される。
今回、驚くことに、小分71された又は低い多分散指数
を有する多分散された球状の非凝集粒子より主としてな
る水和アルミナを溶液からの沈澱により極めて高い収率
を与え得るよう製造しうることが判明した。
[発明の目的] したかつて、本発明の目的は、実測した多分散指数dw
/dn ≦2、特に≦1.20 (、単分散粒子)(こ
こでdwは粒子の重量平均直径でおりかつdnは数平均
直径で必る)を有する球状粒子より主としてなる水和ア
ルミナの製造方法を提供することである。
[発明の要点] 本発明によれば、この方法は、5O4−/A j23+
のモル比が少なくとも1より大きい硫酸アルミニウムか
らなる水溶液より出発しかつ沈澱を反応条件下で可溶性
でありかつ1,000,000より大きい平均分子量と
少なくとら3ミリ当ffi/(J  (nleq/g>
のイオン性とを有する陽イオン性高分子電解質の存在下
で行ない、前記沈澱を0H−1イオンを敢出しうる物質
の存在下で均質沈澱を得るような条件下に行なうことを
特徴とする。
一般に、出発溶液の八で3+淵度はO76モル7′で、
好ましくは0.4モル/2の値に達することができる。
好ましくは、陽イオン性高分子電解質は 3.5meq
/gより大きいイオン性と 1.000.000〜6、
000.000の範囲の分子量とを有する。
驚くことに、上記特性を有する本発明の陽イオン性高分
子電解質の存在下にて硫酸アルミニウムの均質沈澱を行
なうことにより、実際上単分散された球状の非凝集粒子
より主としてなる水和アルミナが得られるようなメカニ
ズムは未知である。
事実、反応溶液はたとえばアルカリ剤と反応条件におけ
る加水分解との両者から生ずるOH−イオン、Aρ3÷
イオン、アルミニウム塩から生ずる陰イオン、或いは場
合により上記5O4−/A j 3”の比に一致するよ
うなso、、 −6度を得るべく導入したその他のイオ
ン及び反応条件下で生ずる陽イオン種類など極めて多種
類のイオンを含有する。
陽イオン性高分子電解質につき上記したと同じイオン性
と分子量との組合ぜを示す陰イオン性高分子電解質を使
用しても、本発明の結果は達成しえないことが判明した
同様に、上記分子量を有するが中性の非イオンi生反復
単位のみからなる重合体を使用しても、本発明の結果は
得られない。
本発明の高分子電解質は、溶液中に含有される初期アル
ミニウムの量に相当する理論Aj203最に対し2.5
重量%より多い母で使用される。
好ましくは、3重量%より多い、特に3.3重量%の高
分子電解質の量が使用される。
使用前に本発明の高分子電解質は数ML −股に1g若
しくは2(] /lの程度の濃度で水中に溶解される。
上記より多い、たとえば10若しくは20重硲%程度の
高分子電解質の量を、粒子の形態及び粒子分15に関し
顕著な変化を生ぜしめることなく使用することもできる
一般に、高分子電解質が反応条件下で水溶液から他の相
中へ分離しない限り、それより多量の高分子電解質濃度
を使用することもできる。
本発明の高分子電解質のイオン性は、全高分子鎖に沿っ
て分布される陽イオン性基の個数に関係する。本発明の
結果をjqるには、高分子電解質活性の低下か生じない
限り、陽イオン性基を高分子鎖中に規則的に分布させる
とか必要である。
少なくとも3m8Q10に相当するイオン性基のm度が
最良の結果を与える濃度であると判明した。
好ましくは、陽イオン性基の量は4meQ/gよりも多
い。
陽イオン性高分子電解質のイオン性の定量測定は、滴定
剤として陰イオン性高分子電解質を用いる公知方法にし
たがって行なわれる。本発明に使用する方法は、「低濃
度にお(プる高分子電解質測定J  [L、に、ワンプ
及びW、W、シュスター、インダストリアル・エンジニ
アリング・ケミストリー、プロシーディング・リサーチ
・デビジョン、第14巻、第4号(1975) 、第3
12〜314頁]に報告されており、高分子電解質中に
存在する陽電荷の1g当りのミリ当ffl (meQ 
/ g)を計算することかできる。
滴定剤として使用する陰イオン性高分子電解質は、ポリ
ビニルスルホン酸のカリウム塩よりなるPVSAKと称
する市販の製品である。
さらに、高分子電解質の構造が線状になる程、電解質性
能か高くなる。分子けが等しければ、分枝鎖構造を有す
る高分子電解質の方がより低い活性を示す。しかしなが
ら、側鎖を有するン性高分子電解質も、これらが反応条
件下にて可溶性でありかつより多量に導入されれば使用
することかできる。
本発明の方法に特に適することが判明した高分子電解質
は、置換アクリルアミドに基づきかつ一般式: %式% U式中、R1、R2、R3、王は互いに同−若しくは異
なるもので必ってH11〜4個の炭素原子を有する脂肪
族炭化水素基からj式択され、Yは1]又は−CH3で
あり: Zは)」又は−〇 l−13であり; Xは隘イオン、特に塩素イオン若しくは硫酸イオンであ
り: nは整数である] を有する反復単位を含む重合体である。
上記単位を含む重合体は、慣用の反応により、たとえば
マンニッヒ反応により非イオン性ポリアクリルアミドか
ら得られる。
使用しうる他の陽イオン性高分子電解質はボリビニルア
ミンであって、これはホフマン分解反応及びそれに続く
公知技術にしたかう窒素原子の四I化により或いはビニ
ルアミンの公知方法にしたがう手合及びそれに続く窒素
の四級化によってポリアクリルアミドから得ることがで
き、前記ポリビニルアミンは一般式: %式% [式中、R4、R5、R6は上記R1と同じ意味を有し
; X、Y及びnは上記と同じで必る] を有する。
好適化合物はY、Z、T、R3及びR4がHでありかつ
R1、R2、R5、R6が互(1)に同−若しくは異な
るものであって1」、 CH3若しくは−C2ト15よ
りなる群から選択されるものである。
上記陽イオン単位を含む重合体は、ざらに一般式: %式% [式中、mは整数でありかつYは上記と同じである] の未置換アクリルアミドの中性単位をも含有することが
できる。
中性単位及び陽イオン性単位は中合体鎖に治って統計的
に分布され、イオン性及び分子量は−F記の値を有する
しかしながら、ざらに中性単位を次のもの:(al) 
十〇1−12−CH−)−,1「 [式中、R=H若しくは1〜4個の炭素原子を有する脂
肪族炭化水素基で必る]; (a2>  −E−CH2−CH±□ C−〇 ■ R7 [式中、R7はRと同じ意味をイ1する1;(a3) 
−4E−CH2−CH−E)、。
Re [式中、R8はRと同じ意味を有する];(a4)十〇
H−CI−(−]−、。
I C0OR9C00R10 [式中、R9及びR+oはRと同じ意味を有する](a
5)ポリビニルピリジンから誘導される÷Cl−12−
CH−)−; 単位 [上記式中、mは上記の意味を有する]から選択しうる
共重合体も使用することができる。
アクリルアミドの陽イオン性単位及び上記中性基を有す
る共重合体は、従来技術の方法に従って′!A造される
特に、上記イオン性単位と種類(al)の基とを含む重
合体はオレフィンCH2=CHRとアクリルアミドとの
手合によりjqられ:種類(a2)のものはアクリルア
ミドとアクリル酸エステルとの重合により得られ;種類
(a3)のものはビニルエーテルとアクリルアミドとの
共重合により19られ;種類(a4)のものはマレイン
酸とアクリルアミドとの共重合により得られ;種類(a
5)のものはアクリルアミドとビニルピリジンとの共重
合により得られる。
各種の基における上記各種の中性単位は、より多くの単
徂体が同時に重合されれば、高分子鎖中に同時に存在す
ることもでき、上記分子量及びイオン性の値はいずれの
場合にも常に厳守される。
上記中性及び陽イオン性基に含有される各種の基の組合
せは、しかしながら本発明の使用条件下にで可溶性であ
る重合体を生成するように選択される。
各種類において、1個若しくは2個の炭素原子を有する
炭化水素基か特に好適である。
ポリアミドの種類の高分子電解質は、エコフラール、プ
ラエス1〜−ル、セパランと呼ばれる市販の製品であり
、固相とエマルジョンとの両者で入手できる。
好ましくは、これらは、市販の高分子電解質の水溶液を
使用時点で1〜2g/2の濃度にて作成しかつ必要量を
取出すことにより使用される。事実、これら高分子電解
質の水溶液は短時間、一般に数日以内で安定である。
均質沈澱は、0ト1−を徐々にかつ均一に放出して溶液
の局部的過飽和を避けうるような物質を反応媒体中へ導
入することにより達成される。
上記のように01−1−イオンを放出しうる仝ゆる物質
を使用することができる。好適化合物とじては、たとえ
ば尿素及びホルムアミドを挙げることができる。 本発
明の方法においては、物質かOH−をh々出しうるよう
な温度で操作される。しかしながら、短時間に水和アル
ミナの定量的収率を得るには、OH1−イオンのh文出
ができるだけ急速に起こるような温度で操作する必要が
ある。
たとえば、尿素は60’C程度の比較的低温度のにおい
てさえ○H−イオンを放出し始める。しかしながら、約
80℃の温度で操作づると数時間程度の長ずざる時間で
アルミナの定量的収率か得られ、すなわら極めて多い尿
素量を使用する必要かあり、これはコストを増大させる
と共に均質溶液をIIるため尿素と高分子電解質との両
者を溶解させるのが困難となる。
沈澱を、極めて短時間で完結するには、90〜100°
Cの温度で操作するのが好ましい。
これら条件下において4〜12、より好ましくは6〜9
の範囲の尿素/Aj2のモル比を使用することができる
。これら条件下において、アルミナの定量的沈澱時間は
数時間、一般に1〜4時間であり、球状粒子の寸法は使
用した尿素/Aeの比に実際上無関係である。
大気圧又は減圧下で操作することかでき、後者の場合、
時間はざらに短縮される。
アルミニウム塩1としては好ましくはfiif[アルミ
ニウムか使用されるか、硫酸アルミニウムの混合物、た
とえばカリウム、ナトリウム及びアンモニウムを含有す
るしのを使用することもできる。
一般に、上記アルミニウム塩の混合物を使用することが
でき、たとえば硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム及び
硫酸カリウムの添加により得られる硫酸イオンの存在下
で操作することができる。
ざらに、硫酸アルミニウムとアルミニウムの硝酸塩、塩
化物、過塩素酸塩、酢酸塩、蟻酸塩との混合物も使用す
ることができ、ただし硫酸塩以外の塩から生ずるA 1
2 ”’−のけは導入した全アルミニウムに対し5〜1
0@量%、一般に20重県%以下である。
本発明のこれら結果は、約30モル%の/13+を塩化
物として含有しかつ残部をfil塩として含有するよう
なアルミニウム塩溶液から出発した場合、1〜1.5(
7)範fJlfl(7)SIJ4 −/ A (! 3
十の比を与えるような旧の硫酸イオンの存在下で操作し
かつ/$光明の方法にしたがって操作してら、iqられ
る水和アルミナは球状形態を示さずかつ凝集物を含有リ
ーることが見出されたので、ますます驚異的である。
AeCL3の代りにAj (NO3)3を上記温度で使
用した場合にも、同じマイナスの結果か冑られる。
本発明の方法により得られる水和アルミナは、X線粉末
分析の下で非晶質相であると思われる。
本発明の非晶質アルミナと同じ形態及び粒子分イ[を有
する種々異なる水分含有量の結晶アルミナは、本発明の
水和アルミナを公知方法にしたかう熱処理にかけて得ら
れる。特に本出願人により出願された先行イタリA7特
許出願第19142A/85号に記載された熱処理を行
うことにより、非晶質先駆体と同じ粒子学士及び形態学
上の特性を有するα相を得ることもできる。本出願人は
、本発明で得られる特定の水和アルミナを用いれば、先
駆体の球状形態を維持するαアルミナを得るために上記
イタリヤ特許出願第19142A/85 @に記載した
第1図にしたがう温度と時間との組合せにて熱処理を行
ないうろことを突き止めた。
平均寸法(dw及びdn)並びに形態学上及び粒子学士
の特性は、TEM技術による電子顕微鏡下で測定される
。dw及びdnの測定方法は、E、A、、コリンズ、J
、A、ダビッドソン及びC,A、ダニエルスにより[粒
子寸法測定の一般的方法の検討]、ジャーナル・オブ・
ペイント・テクノロジー、第47巻、第604頁(19
75年5月)に記載されている。
本発明の方法により得られる水和アルミナ粒子は、0.
06〜3迦の範囲の直径を有する。
一般に、0.1〜2IJ!rIの範囲にて最高の収率が
得られる。本発明の方法により1〜25(J / 1 
hr、の程度の生産性が容易に達成でき、一般に粒子直
径が大きい程、生産性は高くなる。
実際上、水和アルミナの球状粒子の直径は、出発溶液の
Aj1度に厳密に関係することが判明した。
たとえば、Q、1七ル/lのA It 18度から出発
しかつ本発明の好適条件下で操作づれば約0.3柳の寸
法がjqられ、その生産性は約5g/Ihr、どなる。
0.2モル/I2の出発Al濃度を使用すればアルミナ
直径は約0.5#となり、かつ生産性は約10(] /
 1 hr、となる。0,3Mの/l濃度を使用すれば
直径は0.7〜0.81J!r!の範囲となり、生産性
は15g/lhr、どなる。また、0.4MのAe濃度
を用いれば直径は0.8#となりかつ生産性は2h/1
hr、どなる。
0、025MのARJ度の溶液を使用すれば、約0.1
柳の直径が得られ、その生産性は、約2g/l hr、
どなる。
アルミナ粒子の直径はざらに反応媒体の撹拌によっても
影響され、ただし撹拌は系中に乱流を生ぜしめるように
する。
出発濃度を等しくすれば、激しい撹拌でより大きい直径
を得ることができる。
たとえば、0.2MのAでの初期濃度から出発すれば、
約1#の直径の粒子が得られる。
例として、撹拌の効果を簡単に説明する。
本発明の方法により得られるアルミナは、極めて純粋で
ある。望ましくは最小値まで減少させねばならない最高
の不純物は、本発明の方法の結果を得るのに必要な硫酸
アルミニウム溶液の使用から生ずる硫黄である。
この硫黄徂は、沈澱のR後における懸濁物の最終1)H
に厳密に依存することが判明した。
尿素の存在下で八で3+塩溶液を約100℃の温度まで
加熱することにより、pHを1.5〜2゜5の値から出
発しくAj3+塩濃度及び尿素/A13+の−しル比の
関数として)約3〜3.5の値まで徐々ではあるが暫時
増大させることかできる。水和アルミナ沈澱の形成はこ
の段階で連続的に生じ、4.5〜5.5の値までのpH
の急速上昇が起こり、その後DH上昇は著しく減速する
。約4のl)H値にて八で3+の沈澱は完結すると思わ
れ、かくして沈澱をこの目的に適した任意の技術により
、たとえば遠心分離及び濾過によって母液から分離する
ことができる。特に、後者の技術を使用する場合、粒子
を先ず凝集処理にかけて濾過を容易化させるのが有利で
ある。陰イオン性高分子電解貿の希釈溶液(0,1〜0
.5(1,1)がこの目的に特に適している。凝集生成
物は、さらにデカンテーションににり洗浄することもで
きる。この凝集処理は、個々のアルミナ粒子の粒子特性
を何ら変化させない。
A13+沈澱はpH4にて既に完結するが、しばしば4
より高いpl−1値に達することか好ましい。
何故なら、懸濁物のpHが高い程、沈澱した水酸化アル
ミニウムの純度が硫黄含有量の点で高くなるからである
この様に操作することにより、約i o o ’cで乾
燥した水和アルミナにおいて次ぎの硫黄%が得られる: pHδ (重量%) 4     6、1 (重量%) 5.5    3.7(重量%) 6      2.6(重量%) 勿論、尿素の存在下でより長時間加熱することにより、
pHをさらに上昇させることもできる。
しかしながら、アルカリを懸濁物へ直接添加してし同じ
効果が得られる。事実、pl−(4にてA jl! 3
+の沈澱が完結した際、アルカリの添加はこの時点で何
ら未制御の核形成現象を生ぜしめず、懸濁物の吐1のみ
を上昇させる。最終pHは6を越えないことを必要とす
る。何故なら、それより高いpl−1は粒子凝集及び球
形状の喪失をもたらすからである。
母液の除去後に沈澱水酸化物を8〜9.5の範囲の吐1
値かつ15〜50’Cの温度を有するアルカリ溶液中に
懸濁させて、沈澱水酸化物中の硫黄含有量をさらに減少
させることができる。
アルカリ溶液としては、水和アルミナ懸濁物の叶1が予
備選択した値に達しうるようアンモニア溶液を添加した
1〜3重量%のNf−(4HcO3溶液が有利であると
判明した。
上記処理復に得られる最終硫黄は、0.6重量%の1直
に達する。
さらに、熱処理を行って硫黄含有量をさらに減少させる
こともできる。
X線粉末スペクトルからの結果として、非晶質相で常に
得られる本発明の水和アルミナは、記述したように熱処
理によって種々の結晶形態まで変換することができる。
しかしながら、先駆体として使用する非晶質の水和アル
ミナができるだけ少量の硫黄を含有すれば、殆んど完全
な硫黄の除去が得られると判明した。
熱処理を行なうことにより、本出願人による先行特許出
願に記載されているように、先駆体と同じ粒子学ト及び
形態学上の特性を保持する粒子より主としてなるα−A
E203を1qる観点で、25ppm以下の最小硫黄呈
に達する。
[実施例] 以下、実施例により本発明につき説明J−るか、本発明
はこれらのみに限定されない。
例1 0.3(Jの市販の高分子電解質エコフラール8017
を撹拌下に40m1のl−120中へ溶解させた。この
高分子電解質は、3,000・、 000〜L 000
. oooの分子量とPVSAKでの滴定により測定し
て4.94ミリ当吊/g  (meq / (J)の陽
イオン性とを有した。 この溶液を、還流冷却器とpH
測定用電極と温度計とを装着した12フラスコ中へ導入
した。 200g/乏ノ市flfiのAg2 (SO4
)3 ・18H20(086モル/りのA!23+)を
含有する溶液1oos及び最後に32.4gの尿素を加
えた。溶液の最終容積は約600mであった。これを撹
拌しながら100℃まで加熱した。約60分間でI)H
は2.6から5.0まで上昇した。I)l−13にて既
に溶液は不透明になり始め、pHが上昇するにつれてま
すます濁った。
この懸濁物を遠心分離し、生成物を洗浄し、かつ120
°Cにて恒量になるまで数時間乾燥させた。
5.9gの水和アルミナが(qられ、これはTEM分析
にかけると平均直径約0.3卯の球状かつ均一な殆んど
単分散された粒子(dw/dn = 1.1>より主と
してなることが判明した。
第1図はこの試料の写真を示し、4850倍の倍率であ
る。粉末のX線スペクトルは、この生成物が非晶質であ
ることを示している。
1較例 1(比較試験) 還流冷却器とpH測定用電極と温度計とを装着した1e
フラスコ中に、 200MeのAj2(304)3 ・
18H20(0,6−E/L// g(7)Aj >を
含有する溶液100 m(lを導入した。水480m1
.中の尿素32.4(lの溶液を加えた。これをI!拌
することなく iooocまで加熱した。100°Cに
て溶液の1))−(は2.6でおった。60分間にわた
りpl−1は5.0まで上昇した。
沈澱物を濾過し、洗浄しかつ120℃にて数時間乾燥さ
せた。lは5.8gであり、X線分析はこれが非晶質相
よりなることを示した。TEM分析(第2図、倍率48
50倍)にて、これは極めて凝集した種々の寸法の粒子
よりなることが判明し、明確な形態学上の特性を備えず
、特に球状粒子の存在は観察されなかった。
例  2 0.3gのエコフラール8017を350−のト120
中へ撹拌下に溶解させた。この溶液を例1に記載した反
応器中へ導入し、これと共に200(J/ (!の△E
2(SO4)3−181−120を含有する溶液200
m1と64.8(]の尿素とを導入した。最終容積は約
60(7でめった。これを撹拌せずにr)l−1が5.
0の値に達するまで(約60分間)100°Cまで加熱
した。
得られた沈澱物は、遠心分離により母液から分離した後
、TFM分析の下で約0.5卯の平均直径を有する球状
の均一かつ殆んど単分散された粒子より主としてなるこ
とが判明した。試料粉末のX線スペクトルは、アルミナ
が非晶質であることを示した。
例  3 例2の試験を、同一条件下であるが43.2(lの尿素
を用いて反復した。、pl−1s、oに達するのに要す
る時間は約100分間でめった。沈澱物のTEM分析(
第3図、倍率4850倍)は、形態学上及び粒子学士の
特性に関し例2と殆んど変化を示さなかった。球状粒子
の直径は0.5庫に等しかった。X線に゛かけると、こ
の生成物は非晶質であることが判明した。
例4 同じ反応器を使用するが約50Or、 p、 m、にて
回転するプレート撹拌器を用いて、例3の試験を反復し
た。沈澱物のTEM分析は粒子の顕著な成長を示し、そ
の1法は実際」ニ約1.2迦であり、dw/dnは1,
15に等しかった。しかしながら、粒子の形態は何らの
変化も示さなかった。試料のTEM写真を第4図に示す
。X線分析は、この試料が非晶質であることを示した。
例  5 例2と同じ条件下であるが28.8gの尿素を用いて試
験を反復した。pl−15,0に達す−るのに要する時
間は約220分であった。試料のTEM分析は、例2と
比較して殆んど変化を示さなかった。粉末のX線スペク
トルは、生成物が非晶質であることを示した。
例  6 例3の試験を、同一条件下であるが100°Cまてでな
く95’Cまで溶液を加熱して反復した。  pH5,
0に達するのに要覆る時間は約240分であった。
沈澱物のTEM分析は、例3と比較して実質的な変化を
示さなかった。
例  7 0.39の高分子電解質エコフラール8017を220
dのH2O中へ撹拌下に溶解させた。
この溶液を例1に記載した反応器中へ導入し、これと共
に200(J/lの Aj2 (So/! )3 ・1
81−120を含有する溶液300dと尿素97.2g
とを導入した。この溶液(最終容積的6007 )を撹
拌せずに5,5のpH値に達するまで(約70分間)1
00 ’Cまて加熱した。沈澱物のTEM分析は、これ
か0.75pmの平均直径を有する主として球状粒子よ
りなることが判明した。
例8 0、076gの高分子電解質エコクラール8017を1
00威のH20中へ撹拌下に溶解させた。
この溶液を約60r、 p、 m、にて回転するブレー
ド)覚拌器を装着した例1に記載の反応器に導入した。
この溶液を470 、dの1120で希釈した俊、これ
に200g/12(7)/12(SO4>3 ・181
−120を含有する溶液25dと8.1g尿素とを加え
た。得られた溶液(最終容積的600m >を5.0の
叶1値に達するまで(約65分間> IFt拌下に10
0’Cまで加熱した。
沈澱物のTFM分析は、これが約0.111J!nの平
均直径を有する主として球状粒子よりなることを示した
。試料の写真を第5図に示す(倍率: 4850倍)例
9 1.2gの高分子電解質エコクラール8017を400
dのH20中へ撹拌下に溶解させた。
この溶液を、約6Or、 p、 m、にて回転するブレ
ード撹拌器を装着した例1に記載の反応器中へ注ぎ込ン
タ。200MQノAe2(304)3−13t−120
を含有する溶液200威と42.2gの尿素とを加えた
この溶液(R終容積約650d )を5.0のpl−1
値に達するまで(約90分間)撹拌下にioo’cまて
加熱した。沈澱物のTEM分析は、これが約0.451
JJnの平均直径と例3におけると同様な粒子寸法分布
とを有する主として球状粒子より4ヱることを示した。
例  10 水30(7!中の高分子電解質エコクラール8017の
0.6gの溶液と、250m1の容積を得るのに充分な
母の水中に80.0(lの八で2(SO4)3 ・18
H20を溶解づることにより得られたAj2(SO4)
3の溶液とを作成した。
これら2種の溶液を、約6Or、 p、 m、にて回転
するプレート撹拌器を装着した例1に記載の反応器中へ
移した。86.4gの尿素を加え、そしてこれを5.0
のpl−1値に達するまで(約90分間)撹拌下に10
0°Cまで加熱した。
沈澱物のTEM分析は、これが約0.8)inの平均直
径を有する主として球状粒子よりなることを示し lこ
 。
例  11−26 例2の試験を反復したが、ただし使用づる電解質の種類
及び(又は)導入量をその都度変化させた。第1表には
沈澱物のTEM分析から得られた結果を、試料が球状の
殆んど単分散した微視粒子で構成されるか或いは多分散
凝集体及び非球状粒子で構成されるかに応じてシラス(
P)又はマイナス(N、)として示した。
/″ 、/′ /′ 2、′ 第1表 例   高分子電解質   吊(q )  結果11 
   エコフラール8337  0.3    p12
    エコフラール8032  0.3    N1
3    エコフラール8032  0.6    N
14    エコフラール8032  0.9    
N15    エコフラール8038  0.3   
 N16    シアナメールp250  0.3  
  N17    エコフラール8008  0.3 
   N18    エコフラール8008  0.9
    N19  −■コククール8002  0.3
    N20    エコフラール8105  0.
3    N21    プラエストール444k  
O,3P22    プラエストール334k  O,
3P23    エコフラール8043  0.3  
  N24    エコフラール8043  0.9 
   N25    エコフラール8017 +エコフ
ラール8032 0.3+0.3P26    エコフ
ラール8017  0.1Nここで使用した高分子電解
質の特性を分子担及びイオン性につき示せば次ぎの通り
である:高分子電解質   分子砒    イオン性種
類     (100万)  種類  m e q /
gエコクラール8337 4−5   陽イオン性 4
.99エコクラール8032  (1−5陽イオン性 
2.74エコクラール8038 6−7   陽イオン
性 1.23シアナメールp250 5−6   非イ
オン性  −エコフラール8008 6−7   非イ
オン性  −よりフラール8002 7−8   陰イ
オン性  n、d。
エコフラール8105 7−8   陰イオン性 4.
75プラエス1〜−ル444k  /I   陽イオン
性 4.24プラエストール334k  3   陽イ
オン性 3.97エコクラール8043 0.25  
陽イオン性、 4,59n、 d、 =指数を測定せず
例 27(比較試験) 例2に記・伐した試験を反復したが、ただし200〃認
のVL酸アルミニ・クム溶液の代りに同じ溶液133、
6dとAj2 (NO3)3  ・9H20の225g
/で溶液66.3rnlとを使用するよう変化させた。
得られた溶液は、従って例2におけると同様な八で3+
濃度(0,2モル/で)を有し、jqられたモル比SO
4/Aj3+は1.0に等しかった。
得られた沈澱物TEM分析は、球状粒子が殆んど完全に
存在しない寸法上多分散かつ形態学上不均質の粒子の凝
集体よりなることを示した。
例 28(比較試験) 例2に記載した試験を反復したが、ただし200m1の
硫酸アルミニウム溶液の代りに同じ溶液133、6mI
!と144.9(] /′jのAj C4!3・6f−
120の溶液66.3mffとを使用するよう変化させ
た。したかつで、最終溶液は例2におけると同じへ23
千濃度(0,2モル/I2)を有し、’+fJられたモ
ル比504− / Aj 3トは1゜Oに等しかった。
得られた沈澱物のT E M分析は、球状粒子が観察で
きたが寸法上多分散でありかつ形態学上不均質の粒子の
凝集体よりなることを示した。
例  29 pI−1が反応温度にて4.0の値に達した後(約50
分間のhD熟熱時間後、直ちにスラリーの試料を扱取る
ことにより例2の試験を反復した。試料後取りの直後に
、15MのNf−13溶液を常に100℃にて5.5に
等しいp H(iaに達するまで反応器中へ導入し、別
のスラリー試料をI友取った。同様にして、NH3の添
加により吐1値を6及び7にした後、ざらに2つの試料
を恢取った。これらの汲取った試料を遠心分離し、沈澱
物を濾液からSO4””−イオンが除去されるまで水洗
した俊に120℃のオーブレ内で恒量に達するまで乾燥
させた。TEM分析により4.5.5及び6に等しい[
)H値で扱取った試料は、例2にあけると完全に同一で
ありかつ約0.5#の直径を有する球状の均一なほぼ単
分散された粒子より主としてなる結果となった。
逆に、叶4−7で扱取った試料は、初期凝集及び球形状
の喪失という現象を示した。同じ試■につぎ硫黄の%を
測定し、それらの結果は次ぎの通りでおった: 仇取り時(100℃)    S(歪量%)におけるp
l−1 46,1 5,53,7 62,6 例  30 例3の試験を同じ条件下で反復したが、ただし懸濁物の
I) t−11fi 4に達した際(100°Cにて約
80分間加熱した後)NH3の15M水溶液を加えて吐
1値を直接に5.5にし、その際約10戒の前記溶液を
使用した。沈澱物を遠心分向Eし、ビーカー中へ移して
、撹拌下に1007!のNH4ト1cO3溶液(25g
、、り中へ懸濁させながら、NH3溶液を添加してpH
を9.5の値に調整した。数分間後、これを遠心分離し
、沈澱物を1120で反復洗浄しかつ恒m (9,3g
)に達するまでオーブン内で120℃にて乾燥を行なっ
た。Sの%を乾燥物につき測定し、その結果0.6%で
あった。T E M分析は、例3のものと比較して水和
アルミナ特性が変化していないことを示した。
例  31 例30で得られた水和アルミナ2.0gを、300°C
/hr、の温度」二昇速度にて60分間にわたり910
’Cの水平炉内で焼成した。この試験中、空気流を15
に等しい空時速度にて炉内へ流入ざUた。1.28fl
lの粉末か得られ、 これはX線分析により δ−Aj
203のみからなることが判明した(標準J、C,P、
D、S、NO,1B−934> 。TEM分析は、この
δ−Aj20a粒子が出発水和酸化物の球状形態及び優
秀な単分散特性を保持することを示した。
粒子直径は、出発水酸化物よりも約10%小さかった。
例  32 例31で得られたi、ogのδ−Aj220aを本出願
人によるイタリヤ特許出願第19142A/85号明細
書に記載された方法にしたがって120秒間にわたり1
300℃にて焼成した。
0、98gの粉末が得られ、これはX線分析(標準J、
C,P、D、S、NO,10−173”)においてα−
AP203のみからなることか判明した。TEM分析は
、α−AI2203の粒子が出発δ−Aj20aの球状
形態と優秀な単分散特性とを保持することを示した。硫
黄含有量は25ppmであった。
例33 例30で得られた2、0gの水和アルミナを例32に記
載した条件下で焼成した。
1.25Qの粉末が得られ、これはX線分析の下で専ら
α−Aρ203よりなることが判明した。
TEM分析により示された粉末の形態学上及び粒子学士
の特性は、例32で得られたα−へ(!203の特性と
全く同様であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は°例1で得られた試料の倍率4850倍のTE
M分析写真でおり、 第2図は比較例1により得られた試料の倍率4850倍
のTEM分析の写真であり、第3図は例3で得られた試
料の同様な写真であり、 第4図は例4で得られた試料の同様な写真であり、 第5図は例8で得られた試料の同様な写真である。 1゛ 一−)−一〜)−へN〜)\)ζへ−−猶一第311 ・“;・ $I41!1 1μ獣 第5図 IP爪 手続捕正書(方式) %式% 事件の表示 昭和61年特 願第 58430  号補
正をする者

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)0.06〜3μmの範囲の直径を有しかつ多分散
    指数dw/dn≦2(ここでdwは重量平均直径であり
    、dnは粒子の数平均直径である)を有する主として球
    状粒子よりなる水和アルミナを製造するに際し、SO_
    4^−^−/Al^3^+の比が少なくとも1より大き
    い硫酸アルミニウムからなる水溶液から出発し、沈澱を
    反応条件下にて可溶性である陽イオン性高分子電解質の
    存在下に、水溶液から分離されかつ1,000,000
    より大きい平均分子量と1g当り少なくとも3ミリ当量 (meq/g)のイオン性とを有する相を形成しないよ
    うな濃度にて行ない、前記沈澱を反応条件下でOH^−
    イオンを放出しうる物質の存在下に均質沈澱を達成する
    ような条件下で行うことを特徴とする水和アルミナの製
    造方法。
  2. (2)多分散指数dw/dnが≦1.20である特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)出発溶液におけるAl^3^+の濃度が0.6モ
    ル/lである特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)出発溶液におけるAl^3^+度が0.4モル/
    lである特許請求の範囲第3項記載の方法。
  5. (5)陽イオン性高分子電解質が3.5meq/gより
    高いイオン性と3,000,000より大きい平均分子
    量とを有する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)陽イオン性高分子電解質を、溶液中に含有される
    出発アルミニウムに相当する理論量のアルミナに対し2
    .5重量%多い量で使用する特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
  7. (7)陽イオン性高分子電解質の濃度が3.3重量%よ
    り高い又は等しい特許請求の範囲第6項記載の方法。
  8. (8)陽イオン性高分子電解質が、一般式:▲数式、化
    学式、表等があります▼ [式中、R_1、R_2、R_3、Tは互いに同一又は
    異なるものであって水素、1〜4個の炭素原子を有する
    炭化水素基よりなる群から選択され、 Z、Yは−CH_3、Hであり、 Xは陰イオンであり、 nは整数である] を有する置換アクリルアミドに基づく反復単位を含む特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  9. (9)Y、Z及びR_3がHであり、かつR_1及びR
    _2が互いに同一若しくは異なるものであってH、−C
    H_3及び−C_2H_5よりなる群から選択される特
    許請求の範囲第8項記載の方法。
  10. (10)陽イオン性高分子電解質が、一般式:▲数式、
    化学式、表等があります▼ [式中、R_4、R_5、R_6は上記R_1と同じ意
    味を有し、Y_1はYと同じ意味を有しかつmはnと同
    じ意味を有する] を有するビニルアミンに基づく反復単位を含む特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  11. (11)R_4がHであり、かつR_5及びR_6が互
    いに同一若しくは異なるものであってH、−CH_3、
    −C_2H_5よりなる群から選択される特許請求の範
    囲第10項記載の方法。
  12. (12)高分子電解質が、イオン単位の他にさらに一般
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、m及びY_2はY及びnと同じ意味を有する] を有する未置換アクリルアミドの中性単位をも有し、前
    記イオン単位及び中性単位は高分子鎖に沿って統計的に
    分布している特許請求の範囲第8項記載の方法。
  13. (13)陽イオン性高分子電解質が、前記陽電荷単位と
    アクリルアミド以外の中性単位とを含みかつこれらが重
    合体鎖に沿って統計的に分布された共重合体よりなる特
    許請求の範囲第8項記載の方法。
  14. (14)中性単位が、次の種類: (a1)−[CH_2−CH]−_m [式中、RはH又は1〜3個の炭素原子を有する炭化水
    素基である]; (a2)▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_7はRと同じ意味を有する];(a3)▲
    数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_8はRと同じ意味を有する];(a4)▲
    数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_9及びR_1_0はRと同じ意味を有する
    ]; (a5)▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、上記種類におけるmは整数である]から選択さ
    れる特許請求の範囲第13項記載の方法。
  15. (15)均質沈澱を尿素又はホルムアミドの存在下で行
    なう特許請求の範囲第1項記載の水和アルミナの製造方
    法。
  16. (16)反応温度が90〜100℃の範囲である特許請
    求の範囲第15項記載の方法。
  17. (17)特許請求の範囲第1項記載の方法により製造さ
    れた水和アルミナ。
  18. (18)水和アルミナをα相に変換する熱処理の後の硫
    黄含有量が25ppm以下である特許請求の範囲第1項
    記載の方法により製造された水和アルミナ。
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